2020年3月期 第3四半期決算説明会2020年1月29日

株式会社SCREENホールディングス代表取締役 取締役社長 最高経営責任者（CEO）

廣江 敏朗

資料取り扱い上の注意・本資料および口頭にて提供する業績予想は、当社が発表日現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績などは様々な要因により大きく異なる可能性があります。・本資料に記載しております数字につきましては、単位未満切り捨てで処理しております。比率は四捨五入しております。・本資料では、例えば、「FY2020」と示す場合、2019年4月1日～2020年3月31日の会計期間を表します。

FY2020Q3_20200129

アジェンダFY2020 3Q 連結業績

FY2020 3Q セグメント別業績概況

財務状況

FY2020 通期業績予想

最近のニュース

ESG関連の取り組み

FY2020Q3_202001292

FY2020Q3_20200129

前年同期比で減収減益。通期予想、下方修正

3Q受注 SPE：受注タイミングのスライドにより、400億円台に留まる

FT ：中小型OLEDが入り100億円超え

2020年3月期 第3四半期のサマリー

3

FY2020 3Q 連結業績

FY2020 3Q セグメント別業績概況

財務状況

FY2020 通期業績予想

最近のニュース

ESG関連の取り組み

FY2020Q3_201901294

FY2020Q3_20200129

FY2020 3Q 連結業績（前年同期比）

（億円）

FY2019 FY2020

1Q 2Q 3Q 累計 4Q 通期 １Q 2Q 3Q 累計 前年同期比

売上高 725 975 823 2,524 1,118 3,642 582 899 778 2,260 △263 △10.4%

営業利益営業利益率

517.0%

10010.3%

364.5%

1887.5%

1079.6%

2968.1%

△44△7.6%

788.7%

395.1%

733.3%

△114△4.2pt

△60.8%

経常利益 51 101 33 186 106 292 △42 76 37 71 △114 △61.5%

親会社株主に帰属する

当期純利益 35 60 5 101 79 180 △29 53 23 47 △54 △53.4%

5

FY2020Q3_20200129

（億円）FY2019 FY2020

1Q 2Q 3Q 累計 4Q 通期 １Q 2Q 3Q 累計 前年同期比売上高 725 975 823 2,524 1,118 3,642 582 899 778 2,260 △263 △10.4%

SPE 471 657 582 1,711 813 2,525 412 656 515 1,584 △126 △7.4%GA 114 124 115 354 128 482 98 129 115 343 △10 △3.0%FT 103 150 100 354 137 492 48 80 124 252 △101 △28.7%PE 32 39 20 92 31 123 21 26 17 65 △26 △28.8%その他および調整 2 4 4 12 6 19 2 6 4 13 1 14.7%

営業利益営業利益率

517.0%

10010.3%

364.5%

1887.5%

1079.6%

2968.1%

△44△7.6%

788.7%

395.1%

733.3%

△114△4.2pt

△60.8%

SPE 37 78 49 165 93 258 △0 65 42 107 △57 △34.9%GA 2 2 2 6 4 11 △2 11 0 10 3 58.2%FT 9 19 △5 23 14 37 △35 5 2 △27 △51 -PE 5 5 △0 9 △2 7 △0 0 △1 △1 △11 -その他および調整 △3 △4 △8 △16 △2 △18 △5 △4 △4 △14 1 -

経常利益 51 101 33 186 106 292 △42 76 37 71 △114 △61.5%

親会社株主に帰属する

当期純利益 35 60 5 101 79 180 △29 53 23 47 △54 △53.4%

SPE：半導体製造装置事業 GA：グラフィックアーツ機器事業FT：ディスプレー製造装置および成膜装置事業 PE：プリント基板関連機器事業

FY2020 3Q 連結業績（前年同期比）

6

FY2020Q3_20200129

■セグメント別売上高 ■地域別売上高

売上高2,260億円

GA：343億円 (15.2%)

PE：65億円 (2.9%)

FT：252億円 (11.2%)

SPE：1,584億円 (70.1%)

その他：13億円 (0.6%)

FY2020 3Q累計 連結業績

欧州 133億円 (5.9%)その他地域 43億円 (1.9%)

日本 502億円 (22.2%)

北米 380億円(16.8%)

アジア・オセアニア1,201億円 (53.1%)

台湾 545億円(24.1%)

韓国 108億円 (4.8%)

中国 486億円 (21.5%)

その他 60億円 (2.7%)

売上高2,260億円

7

FY2020Q3_20200129

0

1,000

2,000

SPE GA FT PE 受注残高

（億円）

FY2018 FY2019 FY2020

3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

受注高 1,187 1,161 692 934 837 694 885 850 709SPE 883 725 506 580 663 513 600 625 453GA 122 153 109 134 111 118 117 113 113FT 143 246 46 192 46 36 141 88 115PE 37 36 30 26 15 25 25 22 27受注残高 1,773 1,786 1,756 1,719 1,738 1,321 1,627 1,584 1,520SPE 1,196 1,103 1,138 1,061 1,143 843 1,031 1,000 937GA 65 50 45 56 53 43 62 47 45FT 484 597 540 582 528 427 521 529 520PE 26 33 31 18 13 7 12 7 17

連結受注高/受注残高の四半期推移

（億円）

8

FY2020 3Q 連結業績

FY2020 3Q セグメント別業績概況

財務状況

FY2020 通期業績予想

最近のニュース

ESG関連の取り組み

FY2020Q3_202001299

FY2020Q3_20200129

今後の主な取り組みや状況（市場見通しなど）

セグメント別業績概況＜SPE＞

SPE市場：CY2020のWFEの見方は、５G、サーバー、産業機器、車載など向けの需要拡大を受け、CY2019比+5%程度を見込む

ファウンドリー：微細化投資の加速→新規プロセス導入、スムーズなキャパ増強投資へ、迅速なソリューション提供に注力

ロジック：量産・微細化投資が堅調に推移→最先端ノードへの移行で顧客と密接に連携、既存ノードの量産追加投資も確実に受注

メモリー：本格的な投資再開タイミングの想定はCY2020半ば以降と変わらず→NAND、DRAM投資再開に期待

画像素子：ハイエンドスマホのマルチカメラ化に伴い、設備投資意欲は旺盛→顧客ニーズに迅速に対応、数量成長に期待

その他：IoT(5G、車載含む)、AI関連、IGBTをはじめとするパワー半導体の300mm化投資に注目。中国市場の設備投資は今後も継続と予想

10

FY2020Q3_20200129

概況・売上：前年同期比減少も、引続きファウンドリー、ロジックおよび画像素子は

増加トレンド、一方、メモリーの減少幅が大きい・営業利益：売上の減少などにより、前年同期比で減少

セグメント別業績概況 ＜SPE＞

FY2019 FY2020増減

3Q累計 3Q累計

売上高 1,711 1,584 △126 △7.4%

営業利益営業利益率

1659.7%

1076.8%

△57△2.9pt

△34.9%

FY2020 FY2020増減

2Q 3Q

売上高 656 515 △141 △21.5%

営業利益営業利益率

6510.0%

428.2%

△23△1.8pt

△35.4%

（億円）

（億円）

前年同期比

前四半期比

11

セグメント別業績概況＜SPE＞

FY2020Q3_20200129

19 17

3 8

17 13

22 10

15

18

24 34

0%

50%

100%

ファウンドリー

ロジック

Flash

DRAM

画像素子

その他

■地域別（仕向地ベース） ■アプリケーション(デバイス)別

10 4

74

1320

94

23

18

2132

17 18

0%

50%

100%

日本

台湾

中国

韓国

北米

欧州

その他

2,525億円

FY2019通期

FY20203Q累計

FY2019通期

FY2020３Q累計

連結・地域別売上高比率／単独・アプリケーション（デバイス）別売上高比率

1,584億円

12

セグメント別業績概況＜SPE＞

FY2020Q3_20200129

25%

5%SU-320060%

その他40%

5%

65%

■洗浄装置 製品別売上高比率（FY2020 3Q累計）

バッチ式洗浄装置その他枚葉式洗浄装置SU-3200枚葉式洗浄装置

コーター・デベロッパーその他

枚葉式洗浄

コーター・デベロッパーその他

バッチ式洗浄

※上記比率は、5%刻みの「約」表記

SU-3200

単独・売上高比率

13

セグメント別業績概況＜SPE＞

FY2020Q3_20200129

16 17 22 21 19 20 17 18 193 1

1 6 5 7 8 10 1215 2128 13

11 1026

211

2329

21

22

1017

6

5

12

1811

1719

12

19 11

10

17

26 2111

19

4327 32

55

29

0%

50%

100%

FY20183Q 4Q

FY20191Q 2Q 3Q 4Q

FY20201Q 2Q 3Q

単独・受注高比率

・アプリケーション別：２Q比、ファウンドリーは減少。画像素子は堅調・地域別（3Q累計）：ファウンドリー最大手を抱える台湾の他日本、中国も好調・3Q受注(連結)：受注タイミングのスライドもあり、453億円に留まる

10 3

55

1615

8

3

19

17

24

35

18 22

0%

50%

100%

FY2019通期

FY20203Q累計

その他ロジック DRAMファウンドリー 画像素子Flash日本 中国北米

台湾欧州

韓国

その他

■地域別 ■アプリケーション（デバイス）別・四半期推移

14

セグメント別業績概況＜SPE＞

FY2020Q3_20200129

概況

FY2019 FY2020増減

3Q累計 3Q累計

売上高 354 343 △10 △3.0%

営業利益営業利益率

61.9%

103.0%

31.2pt

58.2%

FY2020 FY2020増減

2Q 3Q

売上高 129 115 △14 △10.8%

営業利益営業利益率

119.0%

00.8%

△10△8.2pt

△91.7%

前四半期比

（億円）

（億円）

前年同期比

・前年同期比、減収増益。固定費削減などが増益に寄与・インクを中心とするポストセールスの売上は順調に増加

セグメント別業績概況 ＜GA＞

15

FY2020Q3_20200129

概況

FY2019 FY2020増減

3Q累計 3Q累計

売上高 354 252 △101 △28.7%

営業利益営業利益率

236.6%

△27△11.1%

△51△17.7pt

-

FY2020 FY2020増減

2Q 3Q

売上高 80 124 44 55.0%

営業利益営業利益率

56.8%

21.7%

△3△5.1pt

△60.5%

前四半期比

（億円）

（億円）

前年同期比

・前年同期比、減収減益。売上の減少や変動費率の上昇により営業利益は低位・3Qの受注(連結)は、OLED中心に115億円

セグメント別業績概況 ＜FT＞

16

FY2020Q3_20200129

概況

FY2019 FY2020増減

3Q累計 3Q累計

売上高 92 65 △26 △28.8%

営業利益営業利益率

910.6%

△1△2.9%

△11△13.4pt

-

FY2020 FY2020増減

2Q 3Q

売上高 26 17 △8 △33.1%

営業利益営業利益率

00.5%

△1△8.6%

△1△9.1pt

-

前四半期比

（億円）

（億円）

・前年同期比、減収減益・受注環境では、スマホ関連投資の停滞は底を打ち、回復基調に。車載向けは安定

前年同期比

セグメント別業績概況 ＜PE＞

17

FY2020 3Q 連結業績

FY2020 3Q セグメント別業績概況

財務状況

FY2020 通期業績予想

最近のニュース

ESG関連の取り組み

18FY2020Q3_20200129

FY2020Q3_20200129

1,111 1,176 1,213

99 134 128

1,063 1,168 1,263

854

1,008 869

531 321 365

0

2,000

4,000

FY2018 FY2019 FY20203Q

現金及び預金

売上債権

たな卸資産

その他流動資産

固定資産1,708 1,791 1,814

667 519 435

131 553 765

1,151 945 825

FY2018 FY2019 FY20203Q

仕入債務

有利子負債

その他負債

純資産

自己資本比率 47.0%（FY2019 4Q） → 47.2%（FY2020 3Q）

財務状況：連結貸借対照表

（億円）

3,6583,8093,840

※「『税効果会計に係る会計基準』の⼀部改正」等を連結会計年度FY2019の期⾸から適⽤しており、連結会計年度FY2018の実績については当該会計基準等を遡って適⽤した後の数値を記載しています

3,8093,658

■資産 ■負債および純資産

19

3,840

FY2020Q3_20200129

△201

△281

153

△12△57

△177

△12△82

98

302

△72

146

△ 400

△ 200

0

200

400

FY20193Q

FY20193Q累計

FY20203Q

FY20203Q累計

営業CF 投資CF 財務CF

連結キャッシュ・フロー

＊ FCF：フリーキャッシュ・フロー

たな卸資産の増加や仕入債務の減少などの支出項目が、売上債権の減少や税金等調整前四半期純利益、減価償却費などの収入項目を上回り、12億円の支出

営業CF

研究開発設備等の有形固定資産を取得などにより、82億円の支出

配当金の支払いの一方で、短期借入金による調達を行い、146億円の収入

財務CF

投資CF

（億円）

FCF＊△458億円

FCF＊△95億円

財務状況

20

財務状況

FY2020 通期業績予想

最近のニュース

ESG関連の取り組み

FY2020 3Q 連結業績

FY2020 3Q セグメント別業績概況

21FY2020Q3_20200129

FY2020Q3_20200129

（億円）

FY2019実績

FY2020

上期実績下期予想 通期予想

7月発表 10月発表 1月発表 7月発表 10月発表 1月発表

売上高 3,642 1,481 1,790 1,808 1,788 3,240 3,290 3,270SPE 2,525 1,069 1,140 1,221 1,246 2,190 2,290 2,315GA 482 227 240 232 227 455 460 455FT 492 128 330 282 247 460 410 375PE 123 47 65 62 57 110 110 105その他 19 8 15 11 11 25 20 20

営業利益営業利益率

2968.1%

342.3%

25014.0%

21611.9%

965.3%

2507.7%

2507.6%

1304.0%

SPE 258 65 175* 185* 100* 220* 250* 165*

GA 11 9 25* 20* 10* 30* 30* 20*

FT 37 △30 60* 30* 5* 30* 0* △25*

PE 7 △0 5* 0* 0* 0* 0* 0*

その他 △18 △9 △15* △20* △20* △30* △30* △30*

経常利益 292 34 230 191 81 225 225 115親会社株主に帰属する当期純利益 180 23 175 146 61 170 170 85注）FY2020 下期想定為替レート>> 1USドル＝105円、1ユーロ＝115円 期末配当予想>> 46円想定為替感応度（通期営業利益ベース）>> 対USドル：0.8億円、対ユーロ：0.4億円

FY2020 業績予想*セグメント別営業利益予想：5億円刻みの「約」表記

22

FY2020Q3_20200129

営業利益増減分析（FY2020 通期予想）

注）利益要因は、5億円刻みの「約」表記

■FY2020 1月発表予想（FY2019実績比）

■FY2020 10月発表予想（FY2019実績比）

23

（億円） （億円）増加 減少 合計 増加 減少 合計

FY2020Q3_20200129

営業利益増減分析（FY2020 通期予想）

注）利益要因は、5億円刻みの「約」表記

■FY2020 1月発表予想（10月予想比）

24

（億円）増加 減少 合計

財務状況

FY2020 通期業績予想

最近のニュース

ESG関連の取り組み

FY2020 3Q 連結業績

FY2020 3Q セグメント別業績概況

25FY2020Q3_20200129

FY2020Q3_20200129

最近のニュース（10月末～1月末）

HD

SPE

・京都府と「地域活性化包括連携協定」を締結～新しい時代の地域社会創造に向けて連携～

・米国・Applied Materials社と同社の研究施設「META Center」における共同開発契約を締結

26

財務状況

FY2020 通期業績予想

最近のニュース

ESG関連の取り組み

FY2020 3Q 連結業績

FY2020 3Q セグメント別業績概況

27FY2020Q3_20200129

FY2020Q3_20200129

>>６つの重点課題

当社グループは、国連が定める「持続可能な開発目標（SDGs）」を当社の企業理念にも通ずる目標だと捉えています。そのため、17のゴールのうち特に以下の6つの重点課題に積極的に取り組み、全人類が平和で豊かに暮らせる社会を目指し、地球規模で持続的に成長することに貢献します。

ESG関連の取り組み

●京都府と「地域活性化包括連携協定」を締結

「京都府総合計画」に定める「20年後に実現したい京都府の将来像」に基づき、世界をリードする活力ある都市とすることを目的に、未来ある地域社会創造に向けた包括連携協定を締結

28

FY2020Q3_20200129

■ご参考：主要数値の変遷

（億円）FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 FY2020

(予想)

売上高 2,376 2,596 3,002 3,393 3,642 3,270営業利益 171 235 337 427 296 130営業利益率(%) 7.2 9.1 11.2 12.6 8.1 4.0総資産 2,495 2,700 3,006 3,658 3,809 ―

自己資本 1,108 1,196 1,428 1,708 1,791 ―

自己資本比率(%) 44.4 44.3 47.5 46.7 47.0 ―

ROE(%) 12.3 16.3 18.4 18.2 10.3 ―

減価償却費 48 50 53 57 68 91設備投資額 66 63 82 144 240 100研究開発費 139 151 177 208 228 210EPS(円) 255.35 396.75 511.96 608.62 387.10 182.15

29