次世代環境車（EV・FCV・PHV） の今後の動向 2020年02月17日

トヨタ自動車株式会社 トヨタZEVファクトリー 副本部長 兼 チーフエンジニア

豊島浩二

初代プリウス

世界初のHV技術を開発 当時2倍の燃費を達成 2

トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

４５０万台販売によるCO2排出抑制量約700万トン（年間）

プリウスの環境の貢献度は？

スギの木7.５億本相当 東京都面積の約４倍の森林に・・・

当社データーによる

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

LCA（Life Cycle Assessment)とは

CO2は、走行中だけではなく、いろんなところで発生している

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プリウスPHVの第一歩！

ソーラーパネル 駐車中：駆動用ﾊﾞｯﾃﾘｰを充電

走行中：駆動用ﾊﾞｯﾃﾘｰの消費を低減

世界初 ソーラー充電システム

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深刻な環境問題の認識（チャレンジの必要性）

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

トヨタの車両電動化のコア技術・CASE技術

高圧水素タンク FCスタック

エンジン

充電器

電動化のコア技術

モーター バッテリー パワーコントロール ユニット

HV

EV

FCV

PHV

MaaS

自動運転技術 コネクティッド技術

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050

1997年 世界初量産HV

2050年 CO2ゼロチャレンジ

2030年 HV･PHV ：450万台以上

：100万台以上 EV･FCV

～2025年頃 全車種に電動 グレード設定

2020年～ EVの本格展開

2014年 FCV

HV

PHV

FCV

EV

エンジン車

電動車普及のマイルストーン（2017年12月発表）

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

2030年目標 （2017年時点）

2017年 実績

2030年 HV･PHV ：450万台以上

：100万台以上 EV･FCV

2025年目標 （2019年時点）

2018年 実績

5年程度先行

2017年時点の 普及ペース

現時点の 普及ペース

エンジン 車

電動車

計画（2017年設定）を上回るペースで電動化が急速に進展

トヨタの電動車の普及ペース

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トヨタの環境技術開発における基本スタンス

省エネルギー

燃料多様化への対応

エコカーは、普及してこそ環境への貢献

トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

ＥＶの動向（欧州）

緑文字はＥＶ、オレンジはＰＨＶ

【ノルウェーでのＥＶ販売数】

ノルウェー

（再生エネルギー率96％）

一気に電動化がやってくる

フランス・イギリス等

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（EV車の現状）

車格

価格

ギャップ

EV事業企画室で 普及を狙う領域

規制対応領域

まずはEV普及への課題と狙う領域

バッテリが高い

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

変

固 固

固 固

固 変 変

電子コンパートメント 一種類

固

側面 上面

電池幅

全幅

人の位置

リヤモーター フロントモーター

固

変

ホイールベース

固定部位と変動部位を決め、複数のバリエーションに柔軟に対応

専用EVユニット共同企画( )：e-TNGA

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

モジュールによる開発：e-TNGA

フロント

リヤ

フロント モジュール

センター モジュール

リヤ モジュール

電池 モーター

オーバーハング ホイールベース オーバーハング 容量 出力

ショート

ロング ショート

ロング ミドル ショート

ロング 小 中 大 小 中 大

・・・・・・・

A

B

C

効率的に複数のバリエーションを展開

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

グローバル展開のEV

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《提供したい価値》

Mobility for All in last(first) one mile 人に最も近い“ファースト（ラスト）ワンマイル”をPMVで繋ぎ、すべての人に移動の自由を実現

ライフステージに合わせた安全で安心な移動の提供

⇒ PMVで社会の課題（過疎化、高齢化等）を解決していく技術を導入

移動のサスティナビリティを提供

生活圏

移動の欲求

免許返納 【既存の移動手段】

自動車 歩行

年齢 手段 自転車 車椅子

Winglet i-RIDE i-ROAD ＢＭＲ

【新たな移動手段の提案】

移動負荷

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

超小型EV

市販予定車

写真

【2020年発売予定】 ▽ 買い物などの日常の近距離移動

▽ 近距離の巡回/訪問などの業務利用

乗車定員 ：２名 サイズ（mm）：全長 約2,500 全幅 約1,300 全高 約1,500 最高速度 ：60km/h １充電走行距離：約100km

主な用途

概要

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トヨタ自動車株式会社 ＥＶ事業企画室

開発 製造

リース

販売

中古車販売

電池リユース

電池 ﾘｻｲｸﾙ

査定 判別

周辺サービス

超小型EV・歩行領域EVが果たす役割

“Mobility for all - 全ての人に移動の自由を” の実現に向けて、 様々なお客様のニーズにきめ細かくお応えする安全･安心な移動の提供

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THE FUTURE IS SLOW

ご清聴ありがとうございました

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