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エコアクション21 環境活動レポート 2018 年4月 ~ 2019 年3月 株式会社 庄子専助商店 2019年9月

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エコアクション21

環境活動レポート 2018 年4月 ~ 2019 年3月

株式会社 庄子専助商店

2019年9月

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株式会社庄子専助商店 環境方針

●基本理念

株式会社庄子専助商店は、自分たちの事業活動を通じて地域規模での環境保全、維持

可能な社会の形成に貢献してまいります。

●行動指針

株式会社庄子専助商店は、主たる事業である再生資源の流通をとおして維持可能な社

会の構築に貢献します。

この達成のために、環境経営システムを構築し、環境方針、目標及び活動計画を定め

るとともに、これを定期的に見直すことにより自主的、積極な改善に努めます。

1. 事業活動において、省エネルギー、省資源、節水及び廃棄物の削減に努め

ます。

2. 事業活動を行うにあたって、「廃棄物処理法」等の環境関連法規のほか、自治体

の条例、社外利害関係者が要求する事項を遵守します。

3.本方針は、文書化し全従業員に周知するとともに、当社の事業活動に関わる方々に

も公開いたします。

2018年 7月 1日株式会社 庄子専助商店

代表取締役社長 佐藤哲生

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1.事業の概要

[事業者名] 株式会社庄子専助商店

[創 業] 明治 31年

[創 立] 昭和 22年 11月 20日

[資本金] 1,000万円

[代表者] 代表取締役社長 佐藤哲生

[所在地] 〒983-0035宮城県仙台市宮城野区日の出町二丁目五番三十号

[環境管理責任者および連絡先] 代表取締役社長 佐藤哲生

電話 022-346-9055 Fax 022-782-7744

[事業内容] 製紙原料、製鋼原料、非鉄金属屑の集荷処理加工販売、産業廃棄物収集

運搬・中間処理、廃家電 4品目指定引取場所業務

[取り扱い産業廃棄物]

①収集運搬業

紙くず・廃プラスチック類・木くず・金属くず・ガラスくず・コンクリートくず

及び陶磁器くず・がれき類(石綿含有産業廃棄物を含む。廃プラスチック類・金

属くず並びにガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くずは、自動車等破砕物

を除く。)・特管廃棄物(廃酸・廃油)

②中間処理業

木くず・廃プラスチック類・金属くず

[主要取引先] 日本製紙㈱、王子マテリア㈱、丸紅テツゲン㈱、エムエム建材㈱、

建設会社、市内事業者、同業者 ほか

[再生資源取扱量] 約 9,202t(2018年度)

[売上高] 約 53,413万円(2018年度)

[従業員] 18名(2019年 4月 1日現在)

[敷 地] 4,091.48㎡

[床面積] 2,020.98㎡

[設備類]

1)機械設備 [産廃中間処理施設]70 馬力油圧シャー(廃プラ 1.62t/日 木くず 8.08t/日 金属くず

28.28t/日)、40 馬力プレス(金属くず 24.48t/日)

[その他]100 馬力古紙梱包機、剥線機、アリゲーターシャー

2)荷役設備 マグネット付ユンボ

3)作業車 ショベルローダー1台、クランプフォークリフト 2台、フォークリフト 1台

4)台貫 40tトラックスケール

5)運搬車 〈トラック〉10t車 1台、2t車 1台、4t車 2台

〈塵芥車〉2t車 1台、4t車 1台

〈クレーン付きトラック〉2t車 1台、4t車 1台

6)運搬容器 鉄カゴ(2㎥) 8個、ドラム缶(0.2㎥) 5個

7)駐車場 1か所

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[許可・登録]

登録

登録内容 自治体 登録年月日 有効期限 登録番号 事業の内容

廃棄物再生事業者登録 宮城県 平成 22 年 4月 13 日 - 第 10号 古紙、金属くず、廃電線の再生

許可

許可内容 自治体 許可年月日 有効期限 許可番号 許可品目※

産業廃棄物処分業 仙台市 平成 28 年 1月 30 日 平成 33 年 1月 30 日 05420014244 イ、ハ、ニ

産業廃棄物収集運搬業 宮城県 平成 30 年 4月 11 日 平成 35 年 4月 10 日 0400014244 イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ

特別管理産業廃棄物収集運搬業 宮城県 平成 26年 10月 28日 平成 31年 10月 27日 0450014244 ト、チ

産業廃棄物収集運搬業 岩手県 平成 29年 10月 13日 平成 34年 10月 12日 00300014244 イ、ハ、ニ、ホ、ヘ

特別管理産業廃棄物収集運搬業 岩手県 平成 29年 10月 13日 平成 34年 10月 12日 00350014244 ト、チ

産業廃棄物収集運搬業 秋田県 平成 29年 10月 13日 平成 34年 10月 12日 00506014244 イ、ハ、ニ、ホ、ヘ

特別管理産業廃棄物収集運搬業 秋田県 平成 29年 10月 13日 平成 34年 10月 12日 00556014244 チ

産業廃棄物収集運搬業 山形県 平成 30 年 2月 9 日 平成 35 年 2月 8 日 0609014244 イ、ハ、ニ、ホ、ヘ

特別管理産業廃棄物収集運搬業 山形県 平成 30 年 2月 9 日 平成 35 年 2月 8 日 0659014244 チ

※イ、廃プラスチック類 ロ、紙くず ハ、木くず ニ、金属くず ホ、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず ヘ、がれき類

ト、廃油(産業廃棄物である揮発油類、灯油類及び軽油類) チ、廃酸(水素イオン濃度指数(pH)2.0以下のもの)

[受託した産業廃棄物の処理量] 2018年度(2018年 4月~2019年 3月)

処理方法:収集運搬

廃棄物処理量:合計 35.8t

〈内訳〉 廃プラスチック類 23.2t

木くず 2.2t

金属くず 2.4t

特管廃棄物 0.3t

処理方法 :中間処理

廃棄物処理量:合計 12.9t

〈内訳〉 廃プラスチック類 5.2t

木くず 3.6t

金属くず 4.1t

[廃棄物処理料金] 見積書による

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「附則」 事業に関する物質フロー

株式会社

庄子専助商店

商品仕入

会社・個人

営業関係

ガソリン・軽油

事務関係

電気、ガス、水

道、

灯油、紙

鉄屑・非鉄金属屑

古紙

産業廃棄物

環境配慮型事業活動

詳しくは当社Webサイトをご覧ください

http://www.shosen.com/

選別仕訳

プレス処理

切断

一般廃棄物

一般ごみ 瓶・缶

エコアクション21 産業廃棄物

最終処分場 リサイクル 出荷

(鉄屑) JFE スチール㈱ ⇒ 鉄鋼製品

(銅屑) ㈱黒谷 ⇒ 銅製品

(アルミ屑) ダイワメタル㈱ ⇒ アルミ製品

中間処理施設

(段ボール) 丸三製紙㈱、王子マテリア㈱ ⇒ 段ボール原紙

(雑誌) 王子マテリア㈱ ⇒ 段ボール原紙

(新聞) 日本製紙㈱ ⇒ 新聞用紙

(上質紙) 上山製紙㈱ ⇒ ちり紙・トイレットペーパー

(牛乳パック) 丸富製紙㈱ ⇒ トイレットペーパー

最終処分場 リサイクル

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2.対象範囲

[対象活動範囲] 製紙原料、製鋼原料、非鉄金属屑の集荷処理加工販売、

産業廃棄物収集運搬・中間処理業

[対象事業所] 本社

[環境管理体制図]

佐藤 哲生 ・環境方針の制定・見直し

・環境管理責任者の任命

佐藤 哲生 ・環境への取り組み必要資源の準備

・ 環境経営システムの構築・運用責任

佐藤 哲生 ・事務局、担当者の任命

玉虫 豊 ・環境会議の開催

板垣 恵美子 ・環境管理関連重要事項の審議

川原田 昇

鎌田 淳一

・環境管理関係の事務

小林 涼子

◎板垣恵美子 ◎板橋 智 ◎瀬野 主憲 ◎川原田 昇 〇鎌田 淳一

○玉虫 豊 ○小林 剛 〇石川 善光 〇村山 勝俊 〇三浦 明

〇小林 涼子 〇高橋 秀己 〇川島 卓真 ○佐藤 昭彦 〇新田 強

◎部門員への指示、伝達・部門内の活動成果・報告・部門内の提案まとめ

〇環境活動への参加・改善提案等

エコアクション取組内容と責任者

運転中止時の電源オフ 川原田

エアコンの温度管理 板垣

車両の点検整備の徹底 三浦

エコドライブの推進 村山

湯沸かし器の管理 板垣

重機不要時の停止 小林

廃棄物分別の徹底 玉虫

散水時の節水 板橋

手洗い時の節水 瀬野

不要時の消灯 佐藤

代 表 者

環境管理責任

者者

環境管理委員会

事務局

事務部門 古紙部門 家電部門 金属・収集運搬部門

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3.環境目標

当社では地球環境保全に貢献するため、2007年 8月、エコアクション21の導入を決定

しました。環境への取り組みを効率的かつ効果的に行うシステムの構築を進め、2007

年 11月から、具体的環境負荷低減活動に取り組んでいます。

2017年度実績を基準年とし、中長期環境目標を下記のように設定しました。

環境目標 2017 年度実績(基準) 2018 年度目標 2019 年度目標 2020 年度目標

二酸化炭素排出量削減 128,202 ㎏・CO₂

126,922kg・CO₂ 126,792kg・CO₂ 126,665kg・CO₂

1.0%減 1.1%減 1.2%減

電力使用量の削減 67,131kWh

66,460kWh 66,393kWh 66,325kWh

1%減 1.1%減 1.2%減

LPG 使用量の削減 95.435 ㎏

94.481kg 94.385kg 94.290kg

1%減 1.1%減 1.2%減

灯油使用量の削減 110 L

109L 109L 109L

1%減 1.1%減 1.2%減

軽油使用量の削減 36,023L

35,663L 35,627L 35,591L

1%減 1.1%減 1.2%減

軽油使用量の削減

(4t パッカー車燃費) 3.42km/L

3.39km/L 3.38km/L 3.38km/L

約 1%向上 約 1.1%向上 約 1.2%向上

ガソリン使用量の削減 1,334 L

1,321L 1,319L 1,318L

1%減 1.1%減 1.2%減

廃棄物排出量の削減

産業廃棄物の削減 990kg

980kg 979kg 978kg

1%減 1.1%減 1.2%減

一般廃棄物の削減 3.96 ㎥

3.920 ㎥ 3.916 ㎥ 3.912 ㎥

1%減 1.1%減 1.2%減

用水使用量の削減 261 ㎥

258 ㎥ 258 ㎥ 258 ㎥

1%減 1.1%減 1.2%減

※購入電力の CO2排出係数は 0.447kg-CO2/kWhとします。(2016年度日本テクノ調整済排出係数)

※事務所屋上に太陽光パネルを設置し、発電した電気を社内で使用しています。

2018年度の発電量=12583kWh

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4.主要な環境活動計画の内容

(1)環境負荷の低減

①二酸化炭素排出量の削減 基準年(2017年)比 1.0%減

電力使用量の削減・基準年(2017年)比 1.0%減

・不要時の消灯を徹底する。

・作業機械の運転中止時の電源オフを徹底する。

・テレビ、コピー機のスイッチオフを徹底する。

・エアコンの温度管理(夏期28℃、冬期24℃)を徹底する。

燃料使用量(LPG、軽油、ガソリン、灯油)の削減:基準年(2019年) 比 1.0%減

特に占有率の高い軽油の削減に留意する。

・車両の点検整備を徹底する。

・エコドライブを徹底する。

・作業重機の運転中止時の電源オフを徹底する。

・湯沸かし時のガスの節約に努める。

・灯油の使用節減に努める。

②廃棄物排出量の削減

廃棄物排出量の削減:基準年(2019年) 比 1.0%減

・廃棄物分別の徹底をする。

・リサイクル用途の開拓をする。

③水使用量の削減

用水量の削減 基準年(2019年) 比 1.0%減

・手洗い時の節水を徹底する。

・散水時の節水を徹底する。

(2)環境活動の推進

①エコアクション21活動の推進

②エコアクション21活動の定着 ③エコアクション21活動の取組改善

④同業者とのエコアクション21活動の情報交換

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5.環境活動の取組結果とその評価、次年度の取組内容

【2018年度環境活動実績】 2018年4月~2019年3月

環境目標 2017 年度実績(基準年)

基準年比 2018 年度実績 増減率※

2018 年度目標

二酸化炭素排出量削減 128,202 ㎏・CO₂

1.0%削減 140,512 ㎏・CO₂ +10.7 126,922 ㎏・CO₂

電力使用量の削減

67,131kWh 1.0%削減 68,215kWh +2.6

66,460kWh

LPG 使用量 95.435 ㎏

1.0%削減 65.826 ㎏ -2.1 94.481 ㎏

軽油使用量の削減 36,023L

1.0%削減 40,638L +14.0 35,663L

軽油使用量の削減

(4t パッカー車燃費)

3.42km/L 約 1.0%向上 3.11km/L -8.3

3.39km/L

ガソリン使用量の削減 1,334L

1.0%削減 1,232L -34.5 1,321L

灯油使用量の削減 110L

1.0%削減 126L +15.6 109L

廃棄物排出量の削減

産業廃棄物の削減

990kg 1.0%削減 3,020 ㎏ +208.2

980kg

一般廃棄物の削減 3.960 ㎡

1.0%削減 3.9 ㎥ +1.02 3.920 ㎡

用水使用量の削減 261 ㎥

1.0%削減 227 ㎥ -12.0 258 ㎥

※(2018 年度実績値/2018 年度目標値) ×100-100 -は削減、+は増加を示す。

(1)環境負荷の低減

①二酸化炭素排出量の削減

目標 126,922 ㎏・CO₂ ⇒ 実績 140,512 ㎏・CO₂で +10.7% ☓

電力使用量の削減 基準年(2017年) 比で 1.0%削減 ⇒ +2.6% ☓

・不要時の消灯を徹底する。 ⇒ ○

・作業機械の運転中止時のスイッチオフを徹底する。 ⇒ ○

・事務所内の蛍光灯を常時1カ所オフにする。 ⇒ ○

・エアコンの温度管理(夏期 28℃、冬期 24℃)を徹底する。 ⇒ 〇

次年度の取組→本年度の取り組み内容と同じ

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燃料(LPG、軽油、ガソリン、灯油)使用量の削減 基準年(2017 年)比 1.0%減

LPG ⇒ -2.1% 〇 軽油 ⇒ +14.0% ☓

ガソリン ⇒ -6.7% 〇 灯油 ⇒ +15.6% ☓

4t パッカー車燃費 ⇒ -8.3% 〇

・エコドライブを徹底する。 ⇒ 〇 ・車両の点検整備を徹底する。⇒ ○

・作業重機の運転中止時のアイドルストップを徹底する。 ⇒ ○

・湯沸かし時のガスの節約に努める。 ⇒ 〇

・灯油の使用量削減に努める。 ⇒ △

・シャワーの使用時間の削減。 ⇒ 〇

次年度の取組→本年度の取り組み内容と同じ

0.0

2,000.0

4,000.0

6,000.0

8,000.0

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

17年度実績(kWh)

18年度目標(kWh)

18年度実績(kWh)

0.000

5.000

10.000

15.000

20.000

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

17年度実績(kg)

18年度目標(kg)

18年度実績(kg)

0

1,000

2,000

3,000

4,000

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

17年度実績(L)

18年度目標(L)

18年度実績(L)

0

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100

150

200

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

17年度実績(L)

18年度目標(L)

18年度実績(L)

電力使用量(kWh)

軽油使用量(L)

ガソリン使用量(L)

LPG 使用量(kg)

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「二酸化炭素排出量削減」では基準年(2017 年度)から 1.0%削減の 126,922 ㎏・CO₂という目標に対し

140,512 ㎏・CO₂と、10.7%目標を上回る結果となりました。主な要因として鉄スクラップの取扱量が

増加し、化石燃料及び電力使用量が増加した事があげられます。

②廃棄物排出量の削減

廃棄物排出量の削減 基準年(2017 年)比 1.0%減

○産業廃棄物排出量の削減

目標 980 ㎏ ⇒ 実績 3,020 ㎏ +208.2% 〇

次年度の取組→本年度の取り組み内容と同じ

○一般廃棄物排出量の削減

目標 3.920 ㎥⇒ 実績 3.960 ㎥ +1.02% 〇

・廃棄物分別の徹底をする。 ⇒ ○

・リサイクル用途の開拓をする。⇒ △

次年度の取組→本年度の取り組み内容と同じ

★産業廃棄物は分別後、㈱宮城公害処理または㈱ログ、一般ごみは仙台清掃公社に処理をお願いし

ています。

「廃棄物排出量削減」では、産業廃棄物が基準年(2017 年度)から 1.0%削減の 980 ㎏が目標でし

たが、実績が 3,020kg と 208%増となりました。鉄スクラップに付随する廃プラおよび木くず

の処理が増加したものと思われます。一般廃棄物は基準年(2017 年度)から 1.0%削減の 3.920 ㎥

の目標に対して、実績が 3.960 ㎥とほぼ同程度の数値となりました。

③水使用量の削減

○用水量の削減 基準年(2017 年)比 1.0%減

目標 258 ㎥ ⇒ 実績 227 ㎥で -12.0% ○

・手洗い時の節水を徹底する。⇒ ○

・散水時の節水を徹底する。⇒ ○

・シャワー使用時の節水の徹底。⇒ ○

次年度の取組→本年度の取り組み内容と同じ

「用水使用量削減」は、基準年(2017 年)から 1.0%削減の 258 ㎥という目標に対して 227 ㎥と、

12.0%減となりました。今後も継続して目標を達成できるよう努力します。

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4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

17年度実績(L)

18年度目標(L)

18年度実績(L)

灯油使用量(L)

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(2)環境活動の推進

①エコアクション21活動の推進

②エコアクション21活動の定着

③エコアクション21活動の取組改善

④同業者とのエコアクション21活動の情報交換

エコアクション21の活動内容は定着しており、節水・使用エネルギー削減

などの決まって行う役割のほか、環境管理委員会としてグループリーダーに

よるミーティングを実施し、業務の効率化・安全衛生・作業環境の改善など

直接または間接的に環境活動の一環として複数のテーマについて話し合いの

場を設けております。また、通常の引き取り業務などにおいてもより合理的

な回収方法の提案や、再資源化できそうなものがあれば当社にて引取りを行

う提案をお客様に対してドライバー自ら行うよう、習慣化しております。

6.コミュニケーション等環境活動記録

積極的に施設見学会等々を開く ⇒2018 年 7 月 仙台市・環境施設を見る会

施設見学会受け入れ 約 60 名

社員からの提案 ⇒リーダー会議を開催する 6名

研修会・講習会の参加 ⇒2018 年 4 月 鉄リサイクル工業会安全衛生講習 2名

2018 年 9 月 産廃協会講習会 1名

2018 年 10 月 家電リサイクル安全衛生協議会 2名

2018 年 10 月 宮城県産廃協会クリーン作戦 1名

2018 年 11 月 産廃実務者講習 1名

2019 年 3 月 鉄リサイクル工業会 研修 1名

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4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

17年度実績(㎥)

18年度目標(㎥)

18年度実績(㎥)

用水使用量(㎥)

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7. 環境負荷低減へのさらなる取り組み

○環境配慮型製品の使用推進

環境負荷低減へのさらなる取り組みとして、当社で日常的に使用する消耗品等に

ついても環境に配慮した製品を使用するよう心掛けています。手洗いに使用する

ハンドソープもそのひとつですが、洗浄効果を高めるスクラブに天然由来の素材

を使用したものを採用しました。従来品は環境への影響が懸念されるマイクロプ

ラスチックを使用していたため、この製品を使用する事で自然環境への負荷を

低減できるものと考えています。

8.環境関連法規等の順守状況の確認、違反・訴訟等の有無

当社に該当し適用される環境関連法規の遵守状況を確認したところ、環境関連法規の違反

はありませんでした。また関係当局より違反等の指摘も過去 3年間ありません。

※以下、主要な項目についての一覧表

法令名称等 目的及び確認事項 順守状況

フロン排出抑制法

フロンガスの大気放出禁止・漏えい時の報告

〇 エアコン廃棄時の適正処分

適切な場所への設置・簡易点検の実施及び記録

PCB廃棄物特別処置法 PCB廃棄物の適正管理及び処分 〇

廃棄物処理法

産廃排出者としての順守事項

〇 産廃収集運搬業者としての順守事項

産廃中間処理業者としての順守事項

消防法 危険物貯蔵所の基準適合、火災予防 〇

労働安全衛生法 災害発生の防止、労働環境の改善 〇

古物営業法 盗品流通の防止、犯罪抑止 〇

家電リサイクル法 排出事業者としての処置 〇

高圧ガス保安法 高圧ガスの取扱上の注意、災害予防 〇

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9.代表者による全体評価と見直しの記録

1)総合評価

処理量の増加等により一部項目において目標達成ができなかった。

環境への取り組み自体は継続していくが、内容の変化に乏しいという指摘について

対応できていないためこの点に力を入れていきたい。

2)見直しの必要について

産業廃棄物の受入れ増加に伴い目標設定を見直したい。

(2019年度の受入れ量を参考に、2020年度目標に反映させる)

3)指示事項について

・社内体制の変化にともない、環境活動における役割分担等を見直すこと

・環境レポートの内容をよりわかりやすいものにすること

以上