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大斎及び受難週間を辿る 2012年度北海道ブロック聖歌研修会 (2013.03.15.17.)

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  • 大斎及び受難週間を辿る

    2012年度北海道ブロック聖歌研修会 (2013.03.15.~17.)

  • 税吏とファリセイの主日

    ルカ伝18章10~14節

    ◎この日より「三歌斎経」を用いる。

    ◎この日より「痛悔のステヒラ」を歌う(大斎第五主日まで/但、十字架叩拝の主日は除く)。

    「我爾等に語ぐ、此の人は彼の人よりは義とせられて、家に帰れり。蓋凡そ自ら高くする者は卑くせられ、自ら卑くする者は高くせられん」。(ルカ伝)

  • 蕩子の主日(1)

    ルカ伝15章11~32節

    「父よ、我天及び爾の前に罪を獲たり」。(ルカ伝)

  • 蕩子の主日(2) ◎この日及び次に続く二主日、早課にて第136聖詠を歌う。

    【第136聖詠】

    我等かつてワウィロンの川辺に座し、シオンを想ひて泣けり、

    彼の中に於いて、我が琴を柳に掛けたり。

    彼処には、我等を虜にせし者我等に歌の言を求め、我等を攻むる者楽を求めて云へ

    り、我が為にシオンの歌を歌へと。

    我等異邦の地に在りて、如何ぞ主の歌を歌はん。

    イエルサリムよ、若し我爾を忘れば、我が右の手を忘れよ、

    イエルサリムよ、若し我爾を憶はず、爾を我が楽の首に置かずば、我が舌我が顎に

    貼けよ。

    (続く)

  • 断肉の主日(「最後の審判」の記憶)

    マトフェイ伝25章31~46節

  • 乾酪の主日(1)

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  • 乾酪の主日(2) (アダムの楽園追放の記憶)

    旧約聖書 創世記第3章

  • 乾酪の主日(3) 謝罪の晩課

  • 大斎第一主日 (正教勝利の記憶)

    「第七回全地公会」(842年)のイコン

    「正教勝利」のイコン 皇妃フェオドラ(左から二人目)

    最初の「正教勝利」の祝典を行った日が大斎第一主日(843年)であった。

  • 大斎第二主日 (聖グリゴリイ・パラマの記憶)

    †1359年

    フェサロニカの大主教。

    神秘神学(特にイシハズム)実践

    の祖を築いた。

    斎と祈祷を守ることにより、ファ

    ヴォル山での顕栄の光りを人間も

    神・聖神°の恩寵として受けるこ

    とができるという彼を中心とするア

    トス山の修道者の経験は、1341年

    コンスタンチノープル公会におい

    て教会の教えとして正式に認めら

    れた。

  • 大斎第三主日 (十字架叩拝の主日)

  • 大斎第四主日 (階梯者聖イオアンの記憶)

    (6世紀~7世紀)

  • 大斎第五主日 (エギペトの克肖女マリヤの記憶)

    6世紀

    ← 聖大木曜日に長老ゾシマより聖体拝領を

    する聖マリヤ

    聖マリヤの聖伝はヨルダン河の河岸にある

    前駆受洗者聖イオアン修道院において語り

    継がれ、初めて文字に起こした人はエルサレ

    ムの大主教聖ソフロニイ。

    聖マリヤの聖伝は大斎第五週金曜日の夜の

    祈祷(土曜日早課)で誦読される。

  • 大斎第六週 聖枝祭

    (主ハリストスのイエルサリム入城の記憶)

    イオアン伝12章1~18節

  • 受難週間 聖大木曜日(「機密の晩餐」の記憶

  • 受難週間 聖大金曜日(十字架上の受難の記憶)

    「光りを衣の如く衣る者は裸

    体にして審判に立ち、造りし

    所の手より頬の批たるるを

    受け、不法の人々は光栄の

    主を十字架に釘せり、其時

    殿の幔は裂け、日は晦みた

    り、万有の戦い、慄く所の神

    の辱しめらるるを視るに忍

    びざればなり、我等彼に伏

    拝せん」(聖大金曜日早課)

  • 右盗(善智なる盗賊)

    「主や爾の国に来たらんとき、我を記念せよ。イイスス彼に謂へり、我誠に爾に語ぐ、爾今日我と偕に楽園に在らん」。(ルカ伝23章42~43節)

    「主よ、汝は善智なる盗賊を一時に天堂に入るに堪ふる者と為せり、我をも十字架の木にて照らして救い給へ」(聖大金曜日早課)

  • 受難週間 聖大金曜日

    (主ハリストス降架)

    「尊きイオシフは爾の潔き身を木より下し、浄き布に裹み、香料にて覆い、新たなる墓に蔵めたり」(聖大金曜日晩課)

  • 受難週間 聖大金曜日

    (「眠りの聖像(プラシャニーッツァ」の捧出)

  • 受難週間 聖大金曜日

    (「眠りの聖像」葬りの十字行)

  • 受難週間 聖大土曜日(1)

    (「人の肉体は悉く黙し…」)

  • 受難週間 聖大土曜日(2)

    (「人の肉体は悉く黙し…」)

    人の肉体は悉く黙し、畏れ戦きて立つべし、一も地の

    事を己の中に思ふ可からず、蓋王の王、主の主は屠

    られて、信者の食に予へられんが為に来る、天軍は諸

    の主制と権柄と共に、多目のヘルワィムと六翼のセラ

    フィムとは面を覆ひ、彼に先だちて歌ひて曰ふ、「アリ

    ルイヤ」「アリルイヤ」「アリルイヤ」。(聖大スボタ聖体

    礼儀/ヘルワィムの歌に代えて)

  • 受難週間 聖大土曜日(1)

    (主ハリストス地獄に降る)

  • 受難週間 聖大土曜日(2)

    (主ハリストス地獄に降る)

  • 受難週間 聖大土曜日(3)

    (主ハリストス地獄に降る)

    「死せざる生命よ、爾死に降りし時、神の性の光りにて

    地獄を殺せり、死せし者を地下より復活せしめし時、

    天軍皆呼びて曰へり、生命を賜う主ハリストス我が神

    よ、恋ウエイは爾に帰す」。(聖大スボタ朝課)

    「王及び主よ、爾は身にて死者の如く寝ねて、三日目

    に復活し、アダムを腐敗より起し、死を虚しくせり、不

    朽の「パスハ」、世の救なり」。(聖大パスハ主日朝課)

  • 主の復活(1) Пасха(パスハ)

    「ハリストス死より復活し、

    死を以て死を滅ぼし、墓に

    在る者に生命を賜えり」。

    (聖大パスハのトロパリ)

  • 主の復活(2) Пасха(パスハ)

    クリーチとパスハと卵

    ハリストス復活!

  • 主の復活(3) Пасха(パスハ)