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社会福祉学特講Ⅰ…9 社会福祉学特講Ⅱ…10 行政学A…11 行政学B…12 社会科学特講A…13 社会科学特講B…14 社会福祉学支援科目 医学一般B…2 臨床心理学A…3 臨床心理学B…4 社会政策論…5 雇用政策論…6 行政法A…7 行政法B…8

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社会福祉学特講Ⅰ…9

社会福祉学特講Ⅱ…10

行政学A…11

行政学B…12

社会科学特講A…13

社会科学特講B…14

社会福祉学支援科目

医学一般B…2

臨床心理学A…3

臨床心理学B…4

社会政策論…5

雇用政策論…6

行政法A…7

行政法B…8

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

授業参加度50%、試験50%と評価し、試験60点以上合格

教材教科書参考書

新 社会福祉士養成講座Ⅰ(2015年)『人体の構造と機能及び疾病』(中央法規)

留意点 出席すること。講義の内容は教科書以外にもあります。

医療法 医療をとりまく法規を知る。 〃

まとめとテスト 1~14回の内容の理解

リハビリテーション 急性期、回復期、維持期のリハビリ 〃

衛生、統計 保健所の役割 〃

国民健康づくり 一次、二次、三次予防 〃

肺結核 現状を正しく理解する。 〃

国際生活機能分類 健康に関する分類 〃

健康とは 健康寿命、健康づくり 〃

認知症 アルツハイマー、レビー小体など 〃

精神障害 うつ病、パニック障害など 〃

肢体不自由 事故によるものを避ける 〃

発達障害 正しい理解と接し方を学ぶ 〃

視・聴覚障害 盲、聴力障害の理解 〃

内部障害 心疾患、腎透析、呼吸不全など 〃

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

障害の概論 誰にでも起こりうる、特殊なものではないことを学ぶ。 講義

単独社会福祉士指定科目

精神保健福祉士指定科目選択必修

障害、リハビリテーション、医療の法規、制度について

特に社会的弱者となる障害者、高齢者に寄り添う姿勢を身につける。

授 業 計 画

開講学期

後期

30時間

区分

社会福祉学支援科目 選択

担当者名 相馬 信授業形態

講義

科目名 医学一般B科目コード

W21002単位数時 間

2単位対象学年

3年

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回 智的障碍者の心理学的理解と支援 知的障碍の心理学的理解、指導とケア

第14回 脳障碍者の心理学的理解と支援 脳障碍者の心理学的理解、指導とケア

第15回 高齢者の心理学的理解と支援 高齢者の心理学的理解、指導とケア

評価方法及び評価基準

平常点評価20%、期末試験80% とする

教材教科書参考書

川瀬生裕他『心とかかわる臨床心理-基礎・実際・方法-(第3版)』ナカニシヤ出版

留意点 新聞・テレビなどの情報に関心を持ち、関連性を考えるようにする。

適応の理論 適応と不適応、無適応、非行

人格理論Ⅱ ロジャーズ、コフート、エリクソン

人格理論Ⅲ フランクル

発達理論Ⅱ ウイニコット、カンバーグ

人格理論Ⅰ フロイト、ユング、アドラー

臨床心理学支援の実際 セルフラビティとセラピスト支援

発達理論Ⅰ ゲゼル、シュテルン、マーラー

問題の分類と概説 不適応行動の分類

様々な臨床事例 ライフサイクルとライフスタイル

臨床心理学の目的と方法 自己と文化・社会的環境への適応

臨床心理学の対象と領域 障碍の理解と接近方法

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

臨床心理学の基本的理解 心理学的知識と技術の臨床的応用

授業形態

講義 単独

臨床心理学の基礎英論と方法について学び、臨床心理査定法や心理医療の実際について種々の事例によって理解を深める。さらに、福祉心理学的問題の理解と福祉臨床における臨床心理学的支援技術について学習する。

臨床心理学の基礎を成す発達心理学や人格心理学等の理論を知り、心理査定法や心理療法の基本的な考え方や技術を学習する。関連して発達障碍児(者)や高齢者の臨床心理学的支援についても学ぶ。

授 業 計 画

対象学年

2年開講学期

前期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 齋藤 繁

科目名 臨床心理学A科目コード

W21003単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

平常点評価20%、期末試験80% とする

教材教科書参考書

川瀬生裕他『心とかかわる臨床心理-基礎・実際・方法-(第3版)』ナカニシヤ出版

留意点 古典的な方法は示唆に富んでいる。個々の事例研究が基本である。

心身障碍児(者)の治療効果の評価 客観的評価の必要性

高齢者の面接、カウンセリングの方法 認知症者の認知能力の査定と面接・カウンセリング

心理療法の効果と限界 心因性反応と器質性疾患

心身障碍児(者)の心理療法 客観テスト実施の困難と結果の信憑性

心理療法の種類とバッテリー 個別・団体検査、同種検査の組み合わせ

心理療法のプロセス 初期から終末期までの症候の推移

心理療法の歴史 メスメルの磁気桶から認知行動治療法まで

心理療法の理論 フロイト、ユング、ロジャーズ

検査の実施と結果の解釈と査定 テスターと検査環境、マニュアルの使用

投影法 ロールシャッハ、TAT、CATなど

情報の収集と整理 行動面接、行動観察・テスト情報

心理検査の種類 知能・性格・運動・作業検査など

心理アセスメントの目的 現象型からと原型の把握

心理アセスメントの方法 行動観察法、内省法、面接法、テスト法

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

心理査定法について 心理検査の理念と概念

授業形態

講義 単独

臨床心理学査定法心理療法の実際について、種々の事例によって理解を深め、具体的な接近方法や心理診断・治療の方法について学ぶ。また心身障碍児(者)の心理学的理解と臨床心理学的支援・技術について学習する。

心理学査定、心理治療学について基礎的理解を深め、臨床的に役立つ知識・技術の習得を目指す。また心身障碍者の理解と指導の実際についても学ぶ

授 業 計 画

対象学年

2年開講学期

後期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 齋藤 繁

科目名 臨床心理学B科目コード

W21004単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

授業への参加度20%、試験80%到達目標(1)(2)に対応して、基本概念の理解を前提に、現実社会に対する批判的視座を試す問題を出す。答案の構成や論理性を重点的に評価する。

教材教科書参考書

使用しない。必要に応じて資料を配布する。

留意点

グローバル化と社会政策 国境を超える人の移動と労働について具体的に考える

まとめ 現代社会における社会政策の重要性についてまとめる

現代の貧困と社会政策 貧困問題と労働を結びつけ、様々な角度から理解を深める

高齢社会と社会政策 高齢社会で必要となってくる社会政策について学ぶ

労使関係の展開と労働組合 労働組合とは何か、労使関係とはどのようなものかを学ぶ

男女平等政策と現代社会 男女の働き方と社会の取り組みについて考える

労働と生活問題 労働と生活問題の結びつきについて理解を深める

生活と保障 生活を支える保障について学ぶ

賃金と社会政策 賃金と社会政策の深い関係について学ぶ

雇用・失業と社会政策 正規・非正規雇用の問題について具体的に考える

労働時間と生活 現代社会において、労働時間の何が問題なのかを具体的に学ぶ

働き方と社会政策 働き方について国際社会の取り組みから考える

社会政策と日本社会の現状 日本社会の現状をふまえながら社会政策とは何かを理解する

社会政策の歴史的展開 社会政策がどのような歴史的展開をとげてきたのか整理する

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

ガイダンス 本講義を受けるにあたって

授業形態

講義 単独

[キーワード: 社会・労働・生活 ]社会政策は、資本主義経済の発展に伴い、様々な社会問題が顕在化したことで成立してきた。近年では格差や貧困の深刻化、非正規雇用の増加などが注目を集め、より多くの視座から社会政策を論じる必要が生じている。本講義では具体的な社会問題を取り上げながら、日常生活と深く関わる社会政策について体系的に学ぶ。

1.社会政策に関する基礎知識を学び、日本社会の現状について理解を深める2.現代社会の課題について具体的に考える力を身につける

授 業 計 画

対象学年

3年開講学期

前期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 松本 悦子

科目名 社会政策論科目コード

W21013単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

・レポート提出:第8回目の授業の際、課題を複数題提示し、その中から1つ選択しレポートを作成する。第11回目の授業時間に提出する。成績評価の対象とし、配分は30%とする。・筆記試験:講義内容についての試験を実施する。成績評価への配分は70%とする。

教材教科書参考書

新・社会福祉士養成講座18「就労支援サービス」[第4版]中央法規   *4月時点で最新版のもの

留意点 日頃から、新聞に目を通しておくこと。

就労支援の連携と実際① 就労ニーズの把握、支援計画の作成

就労支援の連携と実際② 連携の意義、ネットワークの有用性、事例検討

低所得者と就労支援 生活保護受給世帯、母子世帯、ホームレス、生活困窮者

専門職の役割と実際 サービス管理責任者、就労支援員、職業指導員、生活支援員等

障害者の就労④ 特別支援学校における就労支援

障害者の就労⑤ 民間の取組み、諸外国の取組み、レポート提出

障害者の就労② 障害者福祉施策における就労支援、レポート課題の提示

障害者の就労③ 障害者雇用施策における就労支援

就労支援に係る法律 雇用対策法、職業安定法、障害者雇用促進法、最低賃金法等

障害者の就労① 障害者の就労の現状、戦後からの障害者雇用

労働に関する法律 労働法規の動向、労働契約のとらえ方、労使紛争解決制度

労働に関する制度 労働に関する公的保険(労災保険法、雇用保険法)

働くことの意味 就労支援と生活困窮者自立支援法の成立

労働市場の変化 労働年齢期人口の減少、ワーク・ライフ・バランスの実現

ハローワーク、地域障害者職業センター、障害者就労・生活支援センター等の役割や配置されている専門職についての理解を深め、障害者・低所得者への就労支援を組み立てていくことができる。

授 業 計 画

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

オリエンテーション 担当者の自己紹介、授業の進め方

授業形態

講義 単独

社会福祉士指定科目 選択必修

現代の労働環境を学ぶ。労働法の基本的理解を深める。障害者・低所得者の労働環境を理解し就労支援の在り方を学ぶ。

対象学年

3年開講学期

後期

30時間

区分

社会福祉学支援科目 選択

担当者名 鳴海 春輝

科目名 雇用政策論科目

コードW21014

単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

定期試験評価80パーセント、平常点評価20パーセントとして評価する。到達目標に対応して、基本概念や語句の理解を前提に、現実社会に対する洞察力を試す問題を出す。答案の構成や論理性を重点的に評価する。

教材教科書参考書

教科書:堀内健志『公法2新版行政法』(信山社、2005年) 参考書:ポケット六法(有斐閣)

留意点 講義に出席して、最新の内容を聞いてほしい。

「行政法源」 行政法の成文法主義、不文法源の可否論議の吟味

まとめ 現代における行政法の日常性の再確認

「法律による行政の原理」とその現代国家的変容

現代国家的変容と本質性理論の評価、及びわが国の現状

「公法と私法」 伝統学説と国家任務の増大・変質、今日の学説の状況

「行政」概念 行政の任務の諸分野

「法律による行政の原理」とその現代国家的変容

O・マイヤーの伝統的「法律の支配」論

「行政」概念 行政の控除説

「行政」概念 新しい行政概念構築の試みは成功していない。

「行政法」の基本的諸問題 行政代執行、統治行為、抗告訴訟、訴えの利益

「行政法」の基本的諸問題 行政指導、集団訴訟と行政手続、官僚制と公務員の資質

「行政法」の基本的諸問題 公法と私法、特別権力関係論、自由裁量、行政行為の公定力

「行政法」の基本的諸問題 瑕疵ある行政行為の取消と無効、委任立法の限界、行政秩序罰

行政法の基礎理論、「行政法」の性格憲法は変化していくが、行政法は存続する。が、戦後、大陸型に英米型の行政法が混在することになった。「法律による行政の原理」と「法の支配」論

「行政法」の構造 「行政法基礎理論」「内部行政法」「外部行政法」

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

ガイダンス行政法とは、どのような法であり、それをどのように学ぶのかについて、学ぶ。毎時間予習・復習を心がけること。

授業形態

講義 単独

[ キーワード ];「法律による行政の原理」「法の支配」

行政法を初めて学ぶ学生が、基礎知識をしっかりと理解できるようになることを目標とします。さらには、学生がこれらを用いて、行政法の体系的な構造を理解でき、重要な論点を考えることができるようになることを到達目標としています。

授 業 計 画

対象学年

3年開講学期

前期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 堀内 健志

科目名 行政法A科目コード

W21015単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

定期試験評価80パーセント、平常点評価20パーセントとして評価する。到達目標に対応して、基本概念や語句の理解を前提に、現実社会に対する洞察力を試す問題を出す。答案の構成や論理性を重点的に評価する。

教材教科書参考書

教科書:堀内健志『公法2新版行政法』(信山社、2005年) 参考書:ポケット六法(有斐閣)

留意点 講義に出席して、最新の内容を聞いてほしい。

「行政行為」「行政指導」 「行政行為」「行政指導」などの概念・性格を学ぶ。

まとめ行政法はまことに今日市民として不可欠、必須の法分野であることを確認する。

「「行政手続法」(情報公開法、個人情報保護法を含む)

事前手続としての行政手続法の検討、そして情報公開と個人情報保護の現状。

「行政作用法」「行政立法」 伝統的行政法学の中心であった行政作用法を概観する。

「行政救済法概観」「行政争訟」事後救済としての処分を取消すなどの不服申立と行政訴訟。改正行政不服審査法と改正行政事件訴訟法を解説する。

「国家補償」国家賠償と損失補償の制度、及びこれらの狭間にあるワクチン禍、戦争被害などの諸問題をどのようにして救済するかを検討する。

外部行政法、個人的公権国家に対して市民はどのようにして対抗するのか。国家・国民の法的関係。個人的公権の分類・体系、反射的利益、私人の公的行為

「行政過程法」行政の全プロセスをダイナミックに捉える。行政処分を中心に事前と事後に分けて展開する。

「地方自治・分権」憲法上の地方自治と分権、平成の「国のかたち」の改革法の解説。現代的問題点。地方公共団体の事務・権限、組織として町村総会・議会・長・委員会・委員、直接参政

「公務員法」 公務員の意義、権利・義務

「国の組織」 行政主体として、国家、地方公共団体、公共組合、公社・公団

「行政機関」内閣、内閣府、省・庁・委員会、地方支分部局、行政機関の概念、行政庁とその他の機関、委任・代理、指揮監督、協議、調整

「行政法」規範の分類行政法を学ぶ上で、まずは、行態法と組織法、及び内部法と外部法の区別をすることが便利である。

「行政組織法」 国家・国家機関・国家公務員の概念的な区別を理解する。

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

内部行政法 ガイダンス、毎回予習と復習をすることを期待する。

授業形態

講義 単独

キーワード;「地方自治・分権」「改正行政事件訴訟法」「改正行政不服審査法」「行政手続法」「情報公開法」

学生が公務員試験や各種資格試験などに十分対応できるようになることを目標とする。また、学生が行政組織法、公務員法、行政過程法、行政作用法などについて体系的に理解できることを目指す。

授 業 計 画

対象学年

3年開講学期

後期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 堀内 健志

科目名 行政法B科目コード

W21016単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

試験のみを評価の対象とする。試験の方式は未定だが、いずれにしても論理性や理解度などが問われることになろう。

教材教科書参考書

特に指定しない。

留意点 しっかりした問題意識を持つこと。事前、事後を問わず「公的扶助論」と合わせて履修することが望ましい。

新たな生活課題③ 「家族」をめぐる諸問題

総括 まとめと振り返り

新たな生活課題① 「少子化」をめぐる諸問題

新たな生活課題② 「高齢化」をめぐる諸問題

変化のなかの生活問題③ よりよい「生活」への取り組み

変化のなかの生活問題④ 「生活」モデルの揺らぎと生涯像

変化のなかの生活問題① 「生活」構造の不安定さ

変化のなかの生活問題② 「生活」変動の転機

貧困問題④ 多元化する「貧困」

貧困問題⑤ 様々な「性格」と「貧困」

貧困問題② 「貧困」への対応と生活保護制度

貧困問題③ 「貧困」の性格変化

イントロダクション② 「現代」の生活問題

貧困問題① 近代の「貧困」概念

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

イントロダクション① 現代の「生活」問題

授業形態

講義 単独

「公的扶助論」の履修前あるいは履修後を問わず、公的扶助に関する理解を深めるべく、普段何気なく過ごしている「生活」をめぐる諸問題を、様々な角度から取り上げる

「生活」をめぐる諸問題を構造的に理解し、公的扶助が果たす役割や限界の理解につなげる事を目標とする。

授 業 計 画

対象学年

3年開講学期

後期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 大野 拓哉

科目名 社会福祉学特講Ⅰ科目

コードW21019

単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

試験のみ(論文式ではなく、客観テストの形式で実施する。)

教材教科書参考書

『社会福祉法改正の概要』(中央法規)、『改正児童福祉法・児童虐待防止法のポイント』(中央法規)

留意点 条文等を参照するために、社会福祉六法の類を常に持参すること。

児童虐待防止法② 虐待発生時の対応

総括 まとめと振り返り

児童福祉法⑤ 里親制度・養子制度等

児童虐待防止法① 児童虐待の発生予防

児童福祉法③ 家庭と同様の環境における養育の推進

児童福祉法④ 児童相談所の体制強化

児童福祉法① 児童福祉を保障するための原理の明確化

児童福祉法② 市町村・都道府県・国の役割と責務の明確化

社会福祉法⑥ 成年後見制度と日常生活自立支援事業

社会福祉法⑦ 地域福祉の推進

社会福祉法④ 社会福祉事業

社会福祉法⑤ 福祉サービスの適切な利用

社会福祉法② 福祉事務所

社会福祉法③ 社会福祉法人

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

社会福祉法① 総則

授業形態

講義 単独

近年、改正された社会福祉法、児童福祉法および児童虐待の防止等に関する法律の主な改正点を踏まえつつ、それらの法律の概観に努める

上記の法律に関する理解をあらためて深め、社会福祉の実践や精度理解の基礎となる力を養う。

授 業 計 画

対象学年

4年開講学期

前期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 大野 拓哉

科目名 社会福祉学特講Ⅱ科目コード

W21020単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

評価方法及び評価基準

レポート1回(50%)と試験1回(50%) 文章の構成と論理性を中心に評価する。

教材教科書参考書

レポート課題図書兼教科書:土岐寛編著『行政と地方自治の現在』北樹出版、2015年。

留意点 第1回目の講義に出席できない学生は西東まで事前に連絡をしてください。

行政学史(2)このパラダイムは批判されるが、行政学はこれにより徐々に発展していく。その中で確立された正統派行政学の理解。

行政学史(3) バーナードとサイモンが行政学に与えた基本的な学説の理解。

第一線職員のジレンマと行政文化第一線職員のジレンマを我が国の行政文化(集団主義文化)により考察

行政学史(1)現代行政学は「政治(議会)と行政の分離」というパラダイムの下、米国で生まれた。その発生の原因と新しい学問に影響を与えた学問の基本的理解。

我が国の地方行政組織(2) 2000年以降の地方行政組織とその意義

ジェネラリストとスペシャリスト日米の行政組織におけるジェネラリストとスペシャリスト、エキスパートとプロフェッショナルを分析・考察する。

我が国の行政組織(2) 行政各省庁の内部組織の原理とセクショナリズム

我が国の地方行政組織(1) 戦前・戦後直後・55年体制以降の地方行政組織

小さな政府と大きな政府 19・20世紀の国家論と冷戦構造下の政党論

我が国の行政組織(1) 内閣(政治組織)と行政各省庁(公務員組織)の原理

官僚制とは何か近代官僚制を近代以前の官僚制、企業官僚制、その他の官僚制から分析

M.ウェーバーの官僚制 M.ウェーバーの支配の正当性と官僚制理論

行政とは何か 三権分立、行政法学、経営学、PDCAサイクル等からの説明

行政国家とは何か 行政国家を大きな政府、福祉国家、情報社会等から説明

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

 本講義の概要・展開方法・試験等加えて、レポート課題の作成方法や出欠の扱い方について説明。

授業形態

講義 単独

[キーワード:官僚制、行政国家化(組織化)、機能と構造、目的/手段のヒエラルキー]高齢社会がさらに進み、福祉制度の充実・改善がなされている今日、行政国家化現象は一層緻密に社会全体に拡大していきます。行政国家化、あるいは福祉国家化について官僚制から学んでいきます。

資本主義経済と民主主義の発展・成熟こそが、行政国家や福祉国家の現象を拡大・強化させていくことを理解する。基本的事項の暗記ではなく、その理解の積み重ねが自らの論理性を高めていく。このことを自覚しながら講義を聞き、質問・意見等をぶつけられる学生になってください。

授 業 計 画

対象学年

2年開講学期

前期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 西東 克介

科目名 行政学A科目コード

W22003単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

教材教科書参考書

レポート課題図書兼教科書:土岐寛『行政と地方自治の現在』北樹出版、2015年。

戦後我が国の教育委員会制度(1)戦後我が国で採用された公選制教育員会制度と1956年に採用された任命制教育委員会制度の分析と理解。

留意点

戦後我が国の教育委員会制度(2)2000年に改正された教育委員会制度と2015年に改正され、総合教育会議を設けた教育委員会制度の分析と解説。

評価方法及び評価基準

レポート1回(50%)と試験(50%)文章構成と論理性を中心にして評価する。

独任制の大統領制と合議制の議院内閣制

行政組織における独任制と合議制の違いを大統領制と議院内閣制から分析。

合議制としての行政委員会と審議会行政組織の部分的組織だが、一般行政から独立性が尊重される行政委員会と審議会の違いの理解。

我が国地方自治体の仕組みと仕事戦後我が国地方自体の仕組みと仕事を2000年以前と以降に分けて分析。

我が国地方自治体と行政文化戦後我が国地方自体が形成してきた行政文化を集団主義文化の視点から分析。

(NGOを含む)NPOとミッション NPOの存在意義・ミッションと私たちのコミュニティ

(NGOを含む)NPOの機能と構造パターン

NPOと行政と異なる点をその機能と構造パターンを理解しながら解説。

レスポンシビリティとプロフェッショナル

アカウンタビリティ(説明責任)、ライアビリティ(法的責任)、レスポンシビリティ(応答責任)から専門職の能力育成を分析。専門職の能力育成には、いかなる責任の考え方を重視すべきかを理解。

プロフェッショナル・独立性・組織

今日、多くのプロフェッショナルが組織に雇用されたり、その仕事を組織から委託されている。組織の中でプロフェッショナルは、いかにしてその独立性を維持しようとするのかについて考察。

行政統制と行政責任行政国家的現象の中で、ますます行政統制と行政責任は、形式的で曖昧な側面が強くなっている。なぜこうした側面が強くなるのかを理解。

アカウンタビリティと評価

行政統制と行政責任を実質的なものにするために、この10年ほどで徐々に行政現場にアカウンタビリティと評価の制度が採用されている。アカウンタビリティと評価についてのメリットとデメリットについて理解。

我が国の政策過程我が国の政策過程の基本構造は「55年体制」以降に形成されてきた。そのメリット・デメリットについて解説。

我が国の予算過程我が国の予算課程の基本構造は「55年体制」以降に形成されてきた。そのメリット・デメリットを解説。

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

本講義の概要・展開方法・試験等 さらに、出欠や提出レポート等について説明。

授業形態

講義 単独

[キーワード:PDCAサイクル、行政統制、行政責任、アカウンタビリティ(説明責任)、ライアビリティ(法的責任)、レスポンシビリティ(応答責任)]行政国家的現象は、一方では行政サービスを拡大させますが、他方では私たちの身近な生活まで行政を中心とした第三者に管理・干渉されていくことが不可避となります。こうしたジレンマの中で行政組織とその活動が過去から現在までどのような状態にあり、未来はどうあるべきか(完全な解答はありませんが)について考えていきます。

・キーワードの理解をすすめてください。キーワードを「授業の概要」で説明したジレンマを少しずつ理解していってください。こ うした理解を下に、未来を切り開く自分や周囲の「ミッション」および活動とは何かを地道に考えていってもらえればと思う。  ・行政依存や制度依存に片寄ると、私たち人間は、人間らしい側面や、自律性と自立性を弱めていく側面があることを理解する。

授 業 計 画

対象学年

2年開講学期

後期

30時間

区分 社会福祉学支援科目 選択 担当者名 西東 克介

科目名 行政学B科目コード

W22004単位数時 間

2単位

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授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

科目名 社会科学特講A科目コード

W22013単位数時 間

2単位対象学年

3年開講学期

前期

30時間

区分 担当者名 石田 和男

社会福祉学支援科目 選択授業形態

講義 単独

[キーワード:ソーシャルワーク、ケースワーク、人間形成 ] 社会科学的基礎理論を身につけ、実践に役立つ理論固めをする。

教職科目(高一種【地歴】) 必修

*M・リッチモンドのソーシャルケースワーク論の理解。*社会学と人間学・倫理学を統合した人間福祉学の理解*社会科学的方法論を身につけ、実践にも役立つようにする。

授 業 計 画

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

人生福祉学の萌芽 ソーシャル・ケースワークのの原理や方法が生まれるまで

サリバンとヘレン・ケラー サリバンはヘレンに愛と従順について教えた

人生福祉の事例(1) 欠陥はないが扱いにくい不器用な少女 グループ発表

人生福祉の事例(2) 家庭を必要としている少年 グループ発表

人生福祉の事例(3) 意見の合わない夫婦 グループ発表

人生福祉の事例(4) 適切なケアを欠いた、子どもを持った母子問題 グループ発表

人生福祉の事例(5) 家事の下手な子持ちの未亡人 グループ発表

人生福祉の事例(6) 困難な問題を持つ、親類から理解してもらえない老婦人 グループ発表

ソーシャルケースワークの意味 理論構成の方法と資料

人間存在の相互依存 ケースワークにおける人格的側面

意識的活動の基礎 人間性の尊重;パーソナリティーの尊重

家庭、学校、職場における援助の在り方ケースワークの諸形態と社会制度との関係

ソーシャルワークの援助形態 グループ・ワーク、社会改良・社会調査

ケースワークと民主主義 デモクラシーの本質

まとめ 実践から学ぶもの グループ発表

初めにグループをいくつかtsクリ、その都度研究活動、発表など行う。

評価方法及び評価基準

授業への参加度20%、ミニテスト40%、定期試験40%毎回、授業で発表者をつのる、その際に発表内容をレポートとして提出すること。ミニテストは2回行う。授業内容の理解度と表現力があるかを評価対象とする。定期試験では総合的に見て理解度がどこまでいっているか評価する。

教材教科書参考書

『人間の発見と形成』M・リッチモンド、出版館ブッククラブ

留意点

Page 14: 社会福祉学支援科目”¯援科目(旧).pdf社会福祉学特講Ⅰ…9 社会福祉学特講Ⅱ…10 行政学A…11 行政学B…12 社会科学特講A…13 社会科学特講B…14

授業の概要

到達目標

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

科目コード

W22014単位数時 間

2単位対象学年

3年開講学期

後期

30時間

区分 担当者名 石田 和男

科目名 社会科学特講B

授業形態

講義 単独

[キーワード:人間学、自己統御、人間福祉、診断主義、人格感化  ]福祉学を社会学から人間学へと導く理論的根拠を学習する。

社会福祉学支援科目 選択

教職科目(高一種【地歴】) 必修

*人間福祉学の意味を理解する。*人間福祉学の方法が実践の現場でどう生かされるか理解する。*実践から学ぶこと多である姿勢の大切さ。

授 業 計 画

主 題 授業内容(授業時間外の学修を含む) 備考

人間学的発想 人間とは何か、進化の過程について意見交換する。グループトーク、全体発表

福祉援助の基礎 リッチモンドの考え方をベースに 本の講読

人間存在の根本方式 人間核的発想、行動の理解、治療の方法 以下同じ

福祉援助の基礎臨床 個別援助の基礎理論、人間形成の学

人間存在の根本方式 生物的生の次元、文化社会的生の次元、存在としての次元

人間形成の基本問題 成長はったつの基本条件、心身障害の問題、育成行為と臨床理解

人間形成と自己統御 人間形成と自由教育、自己統制の意義、人間形成の基本概念

人間福祉と存在感覚 人生態度の洞察、関係構造の基本類型。存在感覚の回復

教育福祉の実践家像 教育福祉の実践理論、実践家像の実践探求、実践活動と目標

人間福祉の実践家像 実践家像の類型、人間援助の活動条件、福祉における主体性

人生福祉の基礎理論 福祉臨床の基礎体系、援助方法の仮説、基礎体系の概要

診断主義と機能主義 診断主義の基本概念、機能主義の基本概念、基本概念の比較検討

個別援助の基礎技術 援助過程の手続き、面接の目的と方法、援助面接の基本事項

人生福祉の実践 人間援助と人生福祉、人間存在の理解の仕方、援助方法の討議

人生福祉と自己援助 重症患者の自己援助、危機状況と人生態度、目的意識

評価方法及び評価基準

授業への参加度20%、ミニテスト40%、定期試験40%毎回、授業で発表者をつのる、その際に発表内容をレポートとして提出すること。ミニテストは2回行う。授業内容の理解度と表現力があるかを評価対象とする。定期試験では総合的に見て理解度がどこまでいっているか評価する。

教材教科書参考書

『フーコー・コレクション』6 ミッシェル・フーコー、ちくま学芸文庫

留意点 前期のグループごとに講読、内容解釈の発表をする。