Top10%,Top1%論文って何?...Top10 %論文って何?②科研費説明会...

1
Kawara-Ban 202010月1日 発行:研究・イノベーション推進機構 https://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/ Vol.4 研究をおもしろく、 わかりやすく! CONTENTS Top10%論文って何? ②科研費説明会 お問い合わせ:研究推進部研究推進課 E-mail[email protected] 令和2924日(木),科学研究費助成事業公募に向けた説明会を開催しました。 今年はWEB開催という初の試みでしたが,334人という過去最高の参加者となりました。 講師の先生方,貴重なお話をありがとうございました。 当日,どうしても参加できなかったという方も,心配いりません!こちら で,オンデマンド配信中です。 講演資料も掲載中ですので,計画調書作成の参考にしてください。 科研費申請もラストスパート,最後まで全力で駆け抜けましょう! 研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキ ング 2019文部科学省 科学技術・学術政策研究所では, 研究ポートフォリオ8分野、22分野、203サブジェクトカ テゴリの3つの粒度の異なる分野分類を用いて、日本 の大学のベンチマーキングを行いました。 研究ポートフォリオ8分野(化学、材料科学、物理 学、計算機・数学、工学、環境・地球科学、臨床 医学、基礎生命科学)ごとに、論文の量と質(論 文数に占めるTop10%補正論文数の割合)によ り各大学をマッピング 22分野ごとに世界被引用数上位300位に入る大 学を把握 203サブジェクトカテゴリごとに世界被引用数上位 300位に入る大学を把握 被引用数上位100 位以内のサブジェクトカテゴリに おいて,菌類学(Mycology)で弘前大学が30に入りました。 このようにサブジェクトカテゴリの分析は、必ずしも研 究活動が大規模ではない大学においても,強みとな る研究内容を保有している大学を抽出するのに有効 な手段であることがわかります。 科研費説明会(WEBご参加いただけましたか? Top10%,Top1%論文って何? 世界と競える強みを把握! 「科学研究力」を見るとき、【量的観点】と【質的観点】が求め られます。 そこで、量的観点として論文数を、質的観点として他の論文か ら引用される回数の多い論文数,つまりは,「Top10%・1% 補正論文数」が用いられるのです。 Top10(1)補正論文とは、論文の被引用数が各分野の 上位10%(1%)に入る論文の抽出後、実数で論文数の 1/101/100)となるように補正を加えた論文数を指します。 分野毎に算出するのは、分野毎に平均被引用数がかなり異な るため、その違いを標準化するためです。 TOP10%または1%論文をカウントすると,「世界の注目度の 高い論文の生産への関与度」を把握することが出来るのです。 ご自身の論文の位置づけが知りたくありませんか? InCites Benchmarking:研究分析ツール で,今すぐ確認 しましょう。InCites へログインClick ※初めて使用する方は登録 が必要です。Web of ScienceID・パスワードでログイン可 「客観的指標から業績評価を確認する」方法は2つ! ①個人 データから調べるClick ②論文 データから調べるClick 研究業績調書でも,積極的にアピール してください!

Transcript of Top10%,Top1%論文って何?...Top10 %論文って何?②科研費説明会...

  • Kawara-Ban弘 大 研 究

    2020年10月1日発行:研究・イノベーション推進機構

    https://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/

    Vol.4

    研究をおもしろく、わかりやすく!

    CONTENTS①Top10%論文って何?②科研費説明会

    お問い合わせ:研究推進部研究推進課 E-mail:[email protected]

    令和2年9月24日(木),科学研究費助成事業公募に向けた説明会を開催しました。今年はWEB開催という初の試みでしたが,334人という過去最高の参加者となりました。講師の先生方,貴重なお話をありがとうございました。

    当日,どうしても参加できなかったという方も,心配いりません!こちらで,オンデマンド配信中です。講演資料も掲載中ですので,計画調書作成の参考にしてください。科研費申請もラストスパート,最後まで全力で駆け抜けましょう!

    「研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2019」文部科学省 科学技術・学術政策研究所では,研究ポートフォリオ8分野、22分野、203サブジェクトカテゴリの3つの粒度の異なる分野分類を用いて、日本の大学のベンチマーキングを行いました。 研究ポートフォリオ8分野(化学、材料科学、物理学、計算機・数学、工学、環境・地球科学、臨床医学、基礎生命科学)ごとに、論文の量と質(論文数に占めるTop10%補正論文数の割合)により各大学をマッピング

    22分野ごとに世界被引用数上位300位に入る大学を把握

    203サブジェクトカテゴリごとに世界被引用数上位300位に入る大学を把握被引用数上位100 位以内のサブジェクトカテゴリにおいて,菌類学(Mycology)で弘前大学が30位に入りました。このようにサブジェクトカテゴリの分析は、必ずしも研究活動が大規模ではない大学においても,強みとなる研究内容を保有している大学を抽出するのに有効な手段であることがわかります。

    科研費説明会(WEB) ご参加いただけましたか?

    Top10%,Top1%論文って何?世界と競える強みを把握!

    「科学研究力」を見るとき、【量的観点】と【質的観点】が求められます。そこで、量的観点として論文数を、質的観点として他の論文から引用される回数の多い論文数,つまりは,「Top10%・1%補正論文数」が用いられるのです。Top10%(1%)補正論文とは、論文の被引用数が各分野の上位10%(1%)に入る論文の抽出後、実数で論文数の1/10(1/100)となるように補正を加えた論文数を指します。分野毎に算出するのは、分野毎に平均被引用数がかなり異なるため、その違いを標準化するためです。TOP10%または1%論文をカウントすると,「世界の注目度の高い論文の生産への関与度」を把握することが出来るのです。

    ご自身の論文の位置づけが知りたくありませんか?InCites Benchmarking:研究分析ツールで,今すぐ確認しましょう。InCitesへログイン←Click※初めて使用する方は登録が必要です。Web of ScienceのID・パスワードでログイン可「客観的指標から業績評価を確認する」方法は2つ!①個人データから調べる←Click②論文データから調べる←Click

    研究業績調書でも,積極的にアピールしてください!

    https://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/kakensetsumeikaihttps://nistep.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=6679&item_no=1&page_id=13&block_id=21http://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/study/%e7%a0%94%e7%a9%b6%e6%88%90%e6%9e%9c%e3%83%bb%e5%88%86%e6%9e%90https://error.incites.clarivate.com/error/Error?DestApp=IC2&Error=IPValid&Params=DestApp%3DIC2&RouterURL=https://login.incites.clarivate.com/&Domain=.clarivate.com&Src=IP&Alias=IC2http://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/06/8ca1f7606fc2c09cb56dba899caa6f54.pdfhttp://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/wp-content/uploads/2020/09/d50a31d814d3e8b217209f3d546f4057-2.pdfhttp://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/07/1b324c18a62a533bffacf46d13500664.pdf

    スライド番号 1