【R02 02号】3年次2020/07/03  · No.2 令和2年7月2日 岩手県立一戸高等学校...

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「地域との連携・協働」について 本校は今年度、「高校の魅力化促進事業」(岩手県教育委員会)の対象校になりました。この事業の趣旨は小規模校において、地域と連携し、総合的な探究の時間等を活用した地域理解の学習活動の充実等を 通して魅力ある学校づくりに取り組むことで、生徒の未来を切り拓く資質・能力や自己有用感を育み、 岩手の産業や地域を支える人材を育成するとともに、小中学生の地元高校への理解と進学意識の醸成を 図る。 」というものです。 本校はこれまでも、保護者の皆様を始めとして、地域の方々や一戸町から、本校の教育活動に対するご理 解をいただき、様々な場面でご協力をいただいているところです。 このように地域との連携・協働ができていることは、本校の魅力の一つです。今後もその魅力に磨きをか けるために、「高校の魅力化促進事業」を活かし、 地域の方々の声や想いを直接生徒に届けることで、生徒の 育成につなげたい学校は、地域と生徒を繋ぐ役割を果たせると考えています。 その一環として、6月 18 日(木)5・6校時に1年次を対象とした「地域創生講話」が実施され、二戸管 内において第一線で活躍されている企業の方から「地域創生」についてアドバイスをいただきました。1年 次生の進路意識の高揚を図るのが目的です。 講師としてお招きしたのは、 (株)GINGAの大谷史也氏、駒木米穀店の駒木厚介氏、(株)柴田産業の柴田 君也氏の3名です。それぞれの実践内容や地域への想いについて、具体的にお話しいただきました。 以下は、生徒の感想(気づいたこと、考えたこと)を抜粋したものです。生徒のこうした生きた想いを膨 らませることが、生徒を育てるということだと思います。それを皆さんと共有したいので、是非ご一読いた だきたいと思います。 ・自分ができないことでも人とつながることで色々できるよう になる、ということを学んだ ・これからはもっと地元にも目を向けていきたいと思った ・地域が良くなるように頑張っていることが話を聞いて伝わっ てきて、少し地域のことを見直してみようと思った ・地域や地元のことを想ったり考えたりすることは大切なこと だと改めて感じた ・一戸町はすごいんだなぁと思った ・地元を思う気持ち、もっとこうしたいと思う気持ちが強くもっ と広めて地域を活性化させたいという思いが伝わってきた ・私は自分の地域の良さがよくわかっていなかった ・この地域の未来は、これから自分たちが背負っていくものだ ・将来のことについては「まだこれから」ではなく「今から」も うすでに始まっている ・一戸にはこんなすばらしい仕事があるのだ ・今の地域を変えるなら自分たちで変えなければならない ・自分が住んでいる地域をあまり知らないので見つけたい ・地域のために活躍できるようにしていきたい ・この一戸町にこんなに盛り上げようとしている人がいるのを 初めて知ったし、一緒に盛り上げていきたい ・一戸町には自然もあるし、一戸でしかできないことがいっぱ いあることがわかった ・他の県でたくさん学び、地元に戻ってくることもいい ・地元の良いところをこれからたくさん見つけていきたい ・もっと勉強して地域に貢献していきたい ・一戸の魅力についてもっと知りたい ・一戸をいい町にしようとしている ・町のために様々なイベントを企画していることがわかった ・地域や社会の課題は何なのか、今の状態だけでなくこの先 のこともきちんと考えて、他の人たちと情報を共有して課題 を解決していくことが大事 ・地元を盛り上げようとする気持ちは素敵だ ・私達若い世代が地域に活力をもたらすということがわかった ・私も自らの将来のため、地域のため、今できる勉強という仕 事に専念していきたい ・働く人って、やっぱりすごいことを頭に入れながら働いている ・一戸町にしかないものがいっぱいあることを知った ・若い世代の私たちが、未来のために、地域や社会のことを 考えなければいけない ・地域の人に寄り添って共に地域創生を進めていくことが大切 ・今この地域にいるうちに、たくさん良いところを見つけよう ・岩手は良いところがたくさんあると再認識することができた ので、残りたいと思うようになった ・一戸は素晴らしい町なんだ、一戸は素晴らしいと言える人が 一戸にはいる ・一戸出身であることを誇りに思って、一戸にいる間に地域の ためにできることを見つけ実行していきたい ・自分の住んでいる地域のよさや会社を自分で作ることや受 け継ぐことの大切さがわかった ・自分の周りに目を向けて考えることで地元の良さがわかる ・私たち高校生の可能性は無限大だ ・一人ではできないことも仲間や家族の支えがあればできる ・自分の生まれ育った町を大切にできるような大人になりたい ・私も将来二戸に何かできることはないのかなど考えてみたい ・一戸の素晴らしさを知ることができた ・他の地域に目を向けると一戸の良いところがわかる ・私たちが住んでいる町に誇りを持って生活していきたいし、 町ができあがっていくのを見るのではなく、自分たちで作り 上 げていくことに少しでも貢献していこう ・「他の場所で学んできたことを、一戸に戻ってきて活かす」 ということができると知った ・大好きな一戸を未来に残していくために、自分にできること をこれから少しずつ考えていこうと思う ・一戸やその周辺の地域に、こんなにも地域おこしを行ってい る店や企業があるということに驚いた ・私がちゃんと見ていないだけで、一戸にはもっとアピールで きる魅力があるのではないか No.2 令和2年7月2日 岩手県立一戸高等学校 <3年次>

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Page 1: 【R02 02号】3年次2020/07/03  · No.2 令和2年7月2日 岩手県立一戸高等学校 <3年次> 3年次通信 例年とは実施方法を変えてのスポーツ大会、華一発表会を終

「地域との連携・協働」について

本校は今年度、「高校の魅力化促進事業」(岩手県教育委員会)の対象校になりました。この事業の趣旨は、

「小規模校において、地域と連携し、総合的な探究の時間等を活用した地域理解の学習活動の充実等を

通して魅力ある学校づくりに取り組むことで、生徒の未来を切り拓く資質・能力や自己有用感を育み、

岩手の産業や地域を支える人材を育成するとともに、小中学生の地元高校への理解と進学意識の醸成を

図る。」というものです。 本校はこれまでも、保護者の皆様を始めとして、地域の方々や一戸町から、本校の教育活動に対するご理

解をいただき、様々な場面でご協力をいただいているところです。

このように地域との連携・協働ができていることは、本校の魅力の一つです。今後もその魅力に磨きをか

けるために、「高校の魅力化促進事業」を活かし、地域の方々の声や想いを直接生徒に届けることで、生徒の

育成につなげたい。学校は、地域と生徒を繋ぐ役割を果たせると考えています。

その一環として、6月 18 日(木)5・6校時に1年次を対象とした「地域創生講話」が実施され、二戸管

内において第一線で活躍されている企業の方から「地域創生」についてアドバイスをいただきました。1年

次生の進路意識の高揚を図るのが目的です。

講師としてお招きしたのは、(株)GINGA の大谷史也氏、駒木米穀店の駒木厚介氏、(株)柴田産業の柴田

君也氏の3名です。それぞれの実践内容や地域への想いについて、具体的にお話しいただきました。

以下は、生徒の感想(気づいたこと、考えたこと)を抜粋したものです。生徒のこうした生きた想いを膨

らませることが、生徒を育てるということだと思います。それを皆さんと共有したいので、是非ご一読いた

だきたいと思います。 ・自分ができないことでも人とつながることで色々できるよう

になる、ということを学んだ

・これからはもっと地元にも目を向けていきたいと思った

・地域が良くなるように頑張っていることが話を聞いて伝わっ

てきて、少し地域のことを見直してみようと思った

・地域や地元のことを想ったり考えたりすることは大切なこと

だと改めて感じた

・一戸町はすごいんだなぁと思った

・地元を思う気持ち、もっとこうしたいと思う気持ちが強くもっ

と広めて地域を活性化させたいという思いが伝わってきた

・私は自分の地域の良さがよくわかっていなかった

・この地域の未来は、これから自分たちが背負っていくものだ

・将来のことについては「まだこれから」ではなく「今から」も

うすでに始まっている

・一戸にはこんなすばらしい仕事があるのだ

・今の地域を変えるなら自分たちで変えなければならない

・自分が住んでいる地域をあまり知らないので見つけたい

・地域のために活躍できるようにしていきたい

・この一戸町にこんなに盛り上げようとしている人がいるのを

初めて知ったし、一緒に盛り上げていきたい

・一戸町には自然もあるし、一戸でしかできないことがいっぱ

いあることがわかった

・他の県でたくさん学び、地元に戻ってくることもいい

・地元の良いところをこれからたくさん見つけていきたい

・もっと勉強して地域に貢献していきたい

・一戸の魅力についてもっと知りたい

・一戸をいい町にしようとしている

・町のために様々なイベントを企画していることがわかった

・地域や社会の課題は何なのか、今の状態だけでなくこの先

のこともきちんと考えて、他の人たちと情報を共有して課題

を解決していくことが大事

・地元を盛り上げようとする気持ちは素敵だ

・私達若い世代が地域に活力をもたらすということがわかった

・私も自らの将来のため、地域のため、今できる勉強という仕

事に専念していきたい

・働く人って、やっぱりすごいことを頭に入れながら働いている

・一戸町にしかないものがいっぱいあることを知った

・若い世代の私たちが、未来のために、地域や社会のことを

考えなければいけない

・地域の人に寄り添って共に地域創生を進めていくことが大切

・今この地域にいるうちに、たくさん良いところを見つけよう

・岩手は良いところがたくさんあると再認識することができた

ので、残りたいと思うようになった

・一戸は素晴らしい町なんだ、一戸は素晴らしいと言える人が

一戸にはいる

・一戸出身であることを誇りに思って、一戸にいる間に地域の

ためにできることを見つけ実行していきたい

・自分の住んでいる地域のよさや会社を自分で作ることや受

け継ぐことの大切さがわかった

・自分の周りに目を向けて考えることで地元の良さがわかる

・私たち高校生の可能性は無限大だ

・一人ではできないことも仲間や家族の支えがあればできる

・自分の生まれ育った町を大切にできるような大人になりたい

・私も将来二戸に何かできることはないのかなど考えてみたい

・一戸の素晴らしさを知ることができた

・他の地域に目を向けると一戸の良いところがわかる

・私たちが住んでいる町に誇りを持って生活していきたいし、

町ができあがっていくのを見るのではなく、自分たちで作り

上 げていくことに少しでも貢献していこう

・「他の場所で学んできたことを、一戸に戻ってきて活かす」

ということができると知った

・大好きな一戸を未来に残していくために、自分にできること

をこれから少しずつ考えていこうと思う

・一戸やその周辺の地域に、こんなにも地域おこしを行ってい

る店や企業があるということに驚いた

・私がちゃんと見ていないだけで、一戸にはもっとアピールで

きる魅力があるのではないか

No.2 令和2年7月2日 岩手県立一戸高等学校

<3年次>

Page 2: 【R02 02号】3年次2020/07/03  · No.2 令和2年7月2日 岩手県立一戸高等学校 <3年次> 3年次通信 例年とは実施方法を変えてのスポーツ大会、華一発表会を終

3年次通信

例年とは実施方法を変えてのスポーツ大会、華一発表会を終

え、3年次は本格的に進路に向けて始動しています。7月6日

から三者面談が開始され、そこで具体的に担任団はお話をした

いと考えています。その際、親子での意見が一致していること

が望まれます。面談までに必ず親子で進路について話し合い、

方向性を決めておいてください。進路希望調査で志望先は把握

していますが、面談でも再確認をしますので、第一志望先の正

式名称もお願いいたします。

就職については、求人票など提示できる分はお知らせする予

定です。進学については、6月に実施した模擬試験の結果を参

考にお話しさせていただきます。難関大学や看護、公務員を考

えている場合、押さえとなるところも親子で考えてみてくださ

い。いずれ、高校生活が充実していないと学科試験や面接で結

果を残せませんので、ご家庭でのご指導もよろしくお願いいた

します。

日 曜

 創立110周年記念事業協賛会設立準備会役員会

終業式・役員認証式小論模試(12人自3進) 公(3)③就(3)模試

木海の日

 夏期講習(123進) 保育技術検定(3家) 夏期講習(12) 夏期講習(3就) 介実①

 一日体験入学

 公務員課外(23公)

 一日体験入学会場準備(午後)

 実用英検一次① 藤嶋SC来校日

 小論模試(3)

金 総合学力記述模試(3)

土野球県北地区予選

23

24

20

21

22

25 土

スポーツの日

31 金

29 水

30 木

27 月

26 日

28 火

19 日

15

16 木

13

14

17 金

18 土

6

3

4

7 火

 夏期講習(123進)・夏期講習(3就専)

1

2

5

 夏期講習(123進)

月 応募用写真撮影(3)

8 水

11

12

9 木

10 金

令和2年度 7 月行事予定 整容点検

 公務員模試(3)②

 農業クラブ連盟大会  

 総合学力テスト(12進) ・ 医療系模試

 三者面談

月 生徒会役員選挙 星山SC来校日

 ビジネス文書検定