新任の挨拶

平成31年度における静岡労働局の最重点施策

平成30年度 静岡地方労働審議会が開催されました

藤枝市と雇用対策協定を締結しました

連合静岡と「長時間労働是正に向けた共同宣言」を締結しました

「静岡働き方改革推進支援センター」の相談支援体制を強化しました

「働き方改革セミナー」を開催しています

2020静岡UIJターン就職合同企業説明会を東京で開催しました

３つの雇用関係助成金が追加されました

平成30年度 静岡労働局長賞詞が決まりました

静岡県有効求人倍率（平成31年２月）

駿府城公園(静岡市)

新任の挨拶

静岡労働局長 谷 直樹

雇用環境・均等室長 松本 春美

職業安定部長 浅沼 茂樹

このたび職業安定部長に着任しました浅沼と申します。よろしくお願いします。急速な少子高齢化が進む中、高齢者も若者も、女性も男性も、難病や障害を抱える人も、誰もが活躍でき

る社会の実現に向けて職業安定行政としても、効果的な業務運営に努めてまいります。さらに、各産業分野において、人材不足問題が深刻する中で、雇用管理改善支援・マッチング支援・能力開

発支援を通じて、人材確保への対応を進めてまいります。

本年4月に茨城労働局から赴任して参りました雇用環境・均等室長の松本春美と申します。因みに、出身も茨城県となります。静岡県での生活は初めてですが、美しい町並みと風光明媚な景色、そして、人々も親切で温かな静岡で勤

務できることは、幸せなことと実感致しております。今年度も、引き続き「働き方改革関連法」の一層の周知に努めて参りたいと存じますので、何卒ご支援・ご

協力方よろしくお願い申し上げます。

このたび、３月31日付けの人事異動で静岡労働局長に着任いたしました。前職は厚生労働省職業安定局労働市場センター業務室長として、ハローワークで取り扱うコンピューターシステムを担当しておりました。さて、本年４月より、働き方改革を推進するための関連法が順次施行されています。働き方改革では、労

働時間法制の見直し、「働き過ぎ」を防ぎながら、「ワーク・ライフ・バランス」と「多様で柔軟な働き方」を実現することを目指しています。この働き方改革の実現に対する皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。また、雇用情勢の好転により労働力需給が逼迫し、人手不足感が広がっており、総合的な人材確保対策を推進していくことも重要と考えております。静岡労働局といたしましては、国の総合的な労働行政機関として、女性、高齢者など働く希望を持つすべて

の方々が健康で安心して働くことができるよう取り組んでまいりますので、皆様方の格別のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成31年度における静岡労働局の最重点施策

平成31年３月22日、平成30年度第2回静岡地方労働審議会が開催されました。

会議冒頭に畑会長から、「『働き方改革』は、働きやすい職場環境を整えることで、生

産性の向上につなげ、そのために優秀な人材確保が必要ある」とご挨拶をいただきました。

続いて、静岡労働局各部室長から、本年度の最重点施策である「働き方改革の一

層の推進」、「深刻な人手不足に対応した緊急人材確保対策の推進」及び「長時間

労働の是正」の取組方針と平成3０年度の各施策の実施状況について説明しました。

委員からは「人手不足対応に伴う高齢者や外国人財の活用」、「長時間労働の

解消に向けた36協定の確実な締結」、「働き方改革を推進するための行政との連携の

在り方」などについて貴重なご意見・ご要望を承り、活発な意見交換が交わされ、平成

31年度静岡労働局行政運営方針が了承されました。 静岡地方労働審議会の模様

(3) 長時間労働の是正１か月当たり80時間を超えていると考えられる事業場及び長時間にわたる過重な労働による過労死等に係る労災

請求が行われた事業場に対して、引き続き監督指導を実施し、重大又は悪質な事案には、司法処分を含め厳正に

対処します。

特に、罰則付きの時間外労働の上限規制について、労働時間の延長は、原則として月45時間、年360時間の限度

時間にできるだけ近づけるように努めなければならないこと等を含め関係指針の周知を図ってまいります。

(1) 働き方改革関連法の円滑な施行に向けた取組の推進県内経済の持続的な発展を図っていくためには、労働生産性の向上と働き方の見直しを一体として進めつつ、女性や

高齢者など、働く希望を持つすべての人々が健康で安心して働くことができるように、多様で柔軟な働き方を実現していく

ことが求められています。

取り分け、本年４月から順次施行を迎える働き方改革関連法の円滑な施行に向け、引き続き「静岡働き方改革推

進支援センター」を中心とした周知広報に取り組んでまいります。

(2) 人材確保支援の総合的な推進雇用情勢の改善等により中小企業や福祉、建設、運輸、警備分野を中心に深刻な人手不足が広がる中、県内企

業における人材確保が図られるよう、『ＴＥＡＭ ＳＨＩＺＵＯＫＡ』（平成30年7月に労働局（国）、静岡県、

業界団体で結成）の取組を中心とした人材確保対策と働き方改革の推進による「魅力ある職場づくり」の実現を両輪

とした総合的な人材確保支援を推進します。

人材確保対策では、平成29年9月から取り組んでいる「緊急人材確保対策」と『ＴＥＡＭ ＳＨＩＺＵＯＫＡ』の

取組により着実な成果を上げていますが、平成31年度はこの取組を一体化し、さらなる充実強化を図ってまいります。

静岡労働局では、平成31年度の労働行政運営方針を取りまとめ、４月より、本方針に沿って諸施策に取り組んでまいります。

平成30年度 静岡地方労働審議会が開催されました（H31.3.22）

平成31年3月19日、静岡労働局は藤枝市役所において藤枝市と雇用対策協定を締結しました。同協定締結は、県内では浜松市、熱海市、掛川市、静岡県、島田市、富

士市、焼津市、磐田市、富士宮市、沼津市、三島市に続いて12例目となり、協定締結自治体数は全国3位です。「藤枝市雇用対策協定」では、藤枝市が行う雇用創出、就労支援その他の

雇用に関する施策と労働局が行う職業紹介、雇用保険、事業主指導その他の雇用に関する施策とが密接な関連のもとに円滑かつ効果的に推進されるよう、各施策に対する互いの理解を深め一体的に実施していくための連携・協力の内容等を定めました。当日、北村藤枝市長と髙森労働局長（当時）は協定書署名後、藤枝市

の雇用状況の改善と就労支援の強化に取り組むことを相互に確認しました。高森前労働局長（左）・北村藤枝市長（右）

藤枝市と雇用対策協定を締結しました（H31.3.19）

「働き方改革セミナー」を開催しています（平成31年４～６月）

労働基準監督署と公共職業安定所が連携して開催しています「働き方改革セミナー」は４月以降も開催しますので、法制度の内容を知りたい企業の皆様は、是非ご参加ください。お申込方法など詳細は静岡労働局のホームページをご覧ください。

連合静岡と「長時間労働是正に向けた共同宣言」を締結しました（H31.3.22）

東部地区４月の日程

日付

曜日

時間 開催場所 定員お申し込み場所

22 月13:30～15:00

ハローワーク富士宮会議室

16 ハローワーク富士宮

22 月14:00～15:30

沼津合同庁舎5階大会議室

50 ハローワーク沼津

24 水10:00～11:30

ハローワーク富士会議室

20ハローワーク富士

5月の日程

16 木10:00~11:30

三島労働総合庁舎2階会議室

30ハローワーク三島

17 金13:30~15:00

ハローワーク下田会議室

20ハローワーク下田

20 月13:30~15:00

ハローワーク富士宮会議室

28ハローワーク富士宮

中部地区４月の日程

日付 曜日

時間開催場所

定員 お申し込み場所

24 水10:00～11:30

清水合同庁舎 ６階会議室 20ハローワーク清水

５月の予定

16 木10:00~11:30

ハローワーク静岡2階会議室

27ハローワーク静岡

西部地区４・５月の日程

日付

曜日

時間 開催場所定員

お申し込み場所

24 水14:00～15:30

磐田地方合同庁舎 ３階共用 30ハローワーク磐田

15 水14:00～15:30

磐田地方合同庁舎 ３階共用 30ハローワーク磐田

共同宣言書に署名した中西会長（左）と高森前局長

平成31年３月22日、4月より時間外労働の上限規制等が導入される改正

労働基準法の施行を控え、連合静岡と静岡労働局は、「長時間労働是正に

向けた共同宣言」を行い、中西連合静岡西会長と高森労働局長（当時）は、

共同宣言書に署名しました。

中西会長は「労働局との共同宣言は、36協定の適切な締結、改正内容の

周知長時間労働の是正に向けた取り組みの大きな弾みになる」と感想を述べら

れました。また、高森局長は「改正法の適正な履行確保に軸足を移しつつも、

引き続き法制度の周知を図ってまいりたい」と述べました。

「静岡働き方改革推進支援センター」の相談支援体制を強化しました（平成31年4月～）

静岡県中小企業団体中央会の木村専務理事

（後列左端）、田中常務理事（同左から2

番

目）ほか職員の皆様、谷労働局長（同右から

２番目）、浅沼職業安定部長（前列右端）

働き方改革に取り組む中小企業・小規模事業者の皆様を支援するため、昨年度に引き続き、静岡県中小企業団体中央会様に委託し、「静岡働き方改革推進支援センター」を開設いたしました。

平成31年度は、常駐する専門家を1名から3名に拡充し、4月より施行されました時間外労働の上限規制、年次有給休暇の5日間の取得義務などに関し充実した相談支援体制を整備しております。

【静岡働き方改革推進支援センター】所在地：静岡市葵区追手町44－1 静岡県産業経済会館５階

静岡県中小企業団体中央会電話番号：０８００－２００５４５１（フリーアドレス）メールアドレス：work.@siz-sba.or.jpホームページ :http://work.siz-sba.or.jp

静岡労働局 雇用環境・均等室

〒420-8639

静岡市葵区追手町9番50号（静岡地方合同庁舎5階）

TEL<054>252‐5310

FAX<054>252‐8216

編集/発行死亡事故災害発生状況H31年 前年同月

（累計）3月把握分 累計

製造業 1 2 0

建設業 0 0 1

運輸業 ０ 0 2

農林業 ０ 1 1

その他 1 1 6

合計 2 4 10

平成31年3月31日現在https://jsite.mhlw.go.jp/shizuoka-roudoukyoku/

３つの雇用関係助成金が新設されました（平成31年度）

平成30年度 静岡労働局長賞詞が決まりました

静岡県有効求人倍率（平成31年２月内容）

静岡労働局では、業務運営に当たり、様々な創意工夫を行って大

きな成果を挙げている部署を表彰することにより、組織・職員の意欲

を増進し、静岡労働局全体のさらなるレベルアップを図っています。

先般、平成30年度の静岡労働局長賞詞の授与を行いました。受

賞した組織は下記のとおりです。

〇優秀賞 職業安定課、ハローワーク磐田

〇奨励賞 総務課、雇用環境・均等室、監督課、賃金室、静岡署、

島田署、沼津所、焼津所、伊東所ハローワーク磐田職員と高森前労働局長（左）

0.41

0.49

0.58

0.68

0.77

0.89

1.03

1.11 1.07 1.02 1.03 1.08

1.11 1.13 1.15 1.15 1.19 1.23

1.21 1.18

0.68

0.82

0.97

1.11

1.23

1.39

1.54 1.59 1.59

1.60 1.61 1.61 1.62 1.63 1.63 1.62 1.63 1.63 1.63 1.63

0.41

0.50

0.57

0.70

0.76

0.91

1.09

1.21

1.16 1.12 1.11

1.16 1.19 1.20 1.23 1.21

1.25 1.35

1.31 1.29

0.65

0.79

0.90

1.10 1.21

1.39

1.58

1.65 1.67 1.68 1.68 1.70 1.71 1.69 1.69 1.66 1.66 1.66

1.69 1.69

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1.0

1.1

1.2

1.3

1.4

1.5

1.6

1.7

1.8

倍年度平均 ＜雇用情勢の概況＞県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる

正（全国）

季調（全国）

正（静岡）

季調（静岡）

【平成31年2月内容】○静岡県（季調値）1.69倍 (全国 16位) ○全 国（季調値) 1.63倍○正社員：静岡県（原数値）1.29倍(全国13位）○正社員：全 国（原数値）1.18倍

有効求人倍率（季節調整値）は１．６９倍となり、前月と同水準となった。７か月連続で１．6倍台で推移している。

平成31年4月から、次の3つの雇用関係助成金が新設されました。○「中途採用等支援助成金（UIJターンコース）」：東京圏からの移住者を雇い入れた企業主に対してその採用活動に要した経費の一部を助成するもの

○「人材確保等支援助成金（働き方改革支援コース）」：働き方改革に取り組むうえで、人材を確保することが必要な中小企業が、新たに労働者を雇い入れ、一定の雇用管理改善を図る場合に助成するもの

○「65歳超雇用推進助成金（高年齢者評価制度等雇用管理改善コース）」高年齢者の雇用環境整備の措置を実施する事業主に対して助成するもの

職業安定課職員と高森前局長（後列左から3番目）・澤田前安定部長（同右から2番目）

2020静岡UIJターン就職合同企業説明会を東京で開催しました(H31.3.15)

静岡県内企業へのUIJターン就職を促進するため、平成31年3月15日、大学等卒業予定者を対象とした合同企業説明会を、東京新卒応援ハローワーク内会場において開催しました。ユースエール認定企業6社を含めた22社の静岡県内企業がブースを設け、学生に対し業務の説明等を行いました。参加した学生は県外出身者複数名を含め16人で、アンケートからは、静岡県内への就職希望度が高くなったとの回答が多くありました。参加企業からは、参加学生が少ないものの東京で自社の説明ができる機会は有効である旨の感想をいただきました。今後、同会場において、5月、6月に「しずおかUIJターン就職フェア」を開催する予定です。

合同企業説明会の様子