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Oral Physician セミナー 第3回目用プレゼンテーションフォー...
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Oral Physician セミナー 第3回目用プレゼンテーションフォーマット
プレゼンテーション6
岩田有弘歯科医院山田 麻央
岩田有弘歯科医院
2009年東京都中央区で開業
開業当時の状況チェア台数2台院長を含む全スタッフ数3人からスタート
岩田有弘歯科医院
現在の状況
チェア台数2台
院長を含む全スタッフ数
3人
一日来院総患者数2人
セミナー初日(9月27日)
から純初診患者数21人
岩田有弘歯科医院
2009年開業時 2010年3月歯科医師 1 1歯科衛生士 2 2歯科助手 0 0歯科技工士 0 0受付 0 0常勤合計 3 3ユニット数 2 2一日平均患者数 0 1一月平均新患数 0 2一月平均レセ数 無 無
診療所の推移
セミナー受講以来純初診患者21人の年齢分布(男女別)
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
0代 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代80代~
Total 21
男性
女性
セミナー受講以来純初診患者初診時年代別平均DMFT指数
0
5
10
15
20
25
30
6~9 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代
DMFT指数
Total 20
(本)
0% 20% 40% 60% 80% 100%
6~9
10代
20代
30代
40代
50代
60代~
(2人)
(4人)
(2人)
(5人)
(1人)
(6人)
5~9
10~140~4
15~
DMFTセミナー受講以来純初診患者初診時年代別DMFT
Total20人
DMFT ave.
9
1
14
24
22
13
(0人)0
対象:21名
0% 20% 40% 60% 80% 100%
50.0 35.0 15.0
11.8 41.2 41.2 5.9
65.0 5.0 5.0
14.3 71.4 14.3
38.1 19.0 33.3 9.5
68.4 21.1 5.3
18.8 43.8 18.8 18.8
グラフ左側よりClass 0.1.2.3
SM
LB
Buff
唾液分泌量
飲食回数
プラーク量
フッ素使用状況
セミナー受講以来純初診患者初診時各リスクの比較
25.0
5.3
10代 0人
歯肉炎初期歯周炎
中等度歯周炎健康
重度歯周炎
20代 2人 30代 3人
セミナー受講以来純初診患者初診時歯周病進行度Total 18人
40代 2人 50代 5人 60代~ 6人
0 1 00
5 7 4 2
5 8 4 2
0% 20% 40% 60% 80% 100%
喫煙者1人
非喫煙者18人
TOTAL19人
歯肉炎初期歯周炎
中等度歯周炎健康
重度歯周炎
セミナー受講以来純初診患者初診時歯周病進行度喫煙・非喫煙別 19人
症例発表
患者:M・I
初診日:2009/7/18
生年月日、年齢:1946/7/27 64歳
性別:女性
主訴:右下奥歯がかけた
現病歴:歯肉炎
既往歴:特記事項無し
現症:右下6ポーセレン破折
診断:歯肉炎
顔写真1枚と口腔内写真3枚(正面観、上下咬合面観)
2009年7月18日 初診時
顔写真は消してあります
口腔内写真 9枚
2009年7月18日 初診時
全顎デンタルエックス線写真
2009年7月18日 初診時
1 2 3 4 5 6 7 81 2 3 4 5 6 7 8
8 7 6 5 4 3 2 18 7 6 5 4 3 2 1
ポケット 4~6㎜ 0/108部位(0.0%)ポケット 7㎜以上 0/108部位(0.0%)プロービング時の出血部位 42/108部位(38.9%)プラークスコア 17.6%
喫煙経験なし高血圧(高圧剤)
プロービングチャート
2009年7月18日 初診時
即青
ゆっくり青
緑
黄
2
3
1
0
0
1
2
3
0
10万
50万
100万
0
1
2
3
3
6
5
4
0 2 4 6 1万 1,00010万100万
唾液緩衝能
ミュータンス菌の数
ラクトバチラス菌の数
唾液の量と質0:10ml以上、1:6ml以上10ml未満
2:3.5ml以上6ml未満、3:3.5ml未満
ムシ歯の経験(DMFT)
フッ素の使用状況0:両方、1:家庭のみ
2:来院時のみ、3:不使用プラーク蓄積量
0:15%未満,1:15~30%2:30~50%,3:50%以上
飲食回数
う蝕レーダーチャート2009年7月18日(初診時) Total Risk:10
カリオグラム
健康
初期
中等度
重度
0
10万
20万
30万
0
50
30
10
30
40
50
60
2
3
1
0
良好 不良
0
15
30
50
10 03050
年齢
プラークスコア(%)進行度
メインテナンス状況
喫煙本数
リスクファクター
プロービング時の出血(%)
プロービングデプス4㎜以上(%)
健康
初期
中等度
重度
0
10万
20万
30万
0
50
30
10
歯周病レーダーチャート2009年7月18日 64歳(初診時)
顔写真1枚と口腔内写真3枚(正面観、上下咬合面観)
2010年1月14日 再評価時
顔写真は消してあります
口腔内写真 9枚
2010年1月14日 再評価時
全顎デンタルエックス線写真
2010年1月14日 再評価時
1 2 3 4 5 6 7 81 2 3 4 5 6 7 8
8 7 6 5 4 3 2 18 7 6 5 4 3 2 1
ポケット 4~6㎜ 0/108部位(0.0%)ポケット 7㎜以上 0/108部位(0.0%)プロービング時の出血部位 17.6/108部位(19.3%)プラークスコア 13.9%
喫煙経験なし高血圧(高圧剤)
プロービングチャート
2010年1月14日 再評価時
即青
ゆっくり青
緑
黄
2
3
1
0
0
1
2
3
0
10万
50万
100万
0
1
2
3
3
6
5
4
0 2 4 6 1万 1,00010万100万
唾液緩衝能
ミュータンス菌の数
ラクトバチラス菌の数
唾液の量と質0:10ml以上、1:6ml以上10ml未満
2:3.5ml以上6ml未満、3:3.5ml未満
ムシ歯の経験(DMFT)
フッ素の使用状況0:両方、1:家庭のみ
2:来院時のみ、3:不使用プラーク蓄積量
0:15%未満,1:15~30%2:30~50%,3:50%以上
飲食回数
う蝕レーダーチャート 2010年1月14日(再評価時) Total Risk:82009年7月18日(初診時) Total Risk:10
カリオグラム
2009/11/11 初診
2010/01/14 再評価
健康
初期
中等度
重度
0
10万
20万
30万
0
50
30
10
30
40
50
60
2
3
1
0
良好 不良
0
15
30
50
10 03050
年齢
プラークスコア(%)進行度
メインテナンス状況
喫煙本数
リスクファクター
プロービング時の出血(%)
プロービングデプス4㎜以上(%)
健康
初期
中等度
重度
0
10万
20万
30万
0
50
30
10
歯周病レーダーチャート2009年7月18日 64歳(初診時)2010年1月14日 65歳(再評価時)
OHIS2009/11/20 初診2010/01/14 再評価
歯周組織の変化Pd4mm以上の部位の割合
ブリーディング部位の割合
プラークスコア
(%)
0
5
10
15
20
25
30
35
初診 再評価
2009年7月 2010年1月
MTMを実践して、診療室の何が問題だったか。
・リスク評価する基準がなかった為、メインテナンス期間の決定は 主に術者の主観によって決定されていた。その為治療効果にば らつきが生じている。・リスク評価をする際DHがレントゲンを見て判断することが今まで なかったのでDrとの誤差が生じる。・全ての患者に高リスクの対応をしていたので、SRPやフッ素塗布 などにおいてオーバートリートメントの傾向が強い。・スタッフ同士に知識のばらつきがあり、患者さんに説明する際に 誤差が生じていた。・規格性のない口腔内写真、レントゲン写真を用いることで、患者 情報にばらつきが生じていた。
考察
それをどう解決したか。(総括)
・MTMチェックリストを全患者さんに用いることで初診時の流れに 統一性を持たせ、診断やメンテナンス期間の決定にばらつきが出 ないようにした。・患者ごとに患者情報をまとめることにより徐々に判断能力も向上 してきている。・初診、再評価、メンテナンス移行時にはリスク診断を行い、各患者 のリスクも合った治療方針の決定を行うことでオーバートリートメン トについては解消した。・医院理念を基盤とし、ミーティングを行い、初診時ビデオを観てもら うことで患者さんに説明する内容に統一性を持たせる。・レントゲン写真、口腔内写真ともに規格性を再現するために機械の 購入と、日々練習し患者さんに負担をかけないように努力している。
考察
今後の展望 (総括)
・今後、患者人数が増加した場合でも、全ての患者にMTMが実施 出来るよう知識・技術の向上を意識する。また、確実に行えるシス テムを確立する。
・1人1人の患者情報をまとめ、誤診率を減らし、最終的治療効果を あげる為、スタッフ同士の情報の偏りがないようにする。
・保険外診療専門の歯科医院として、患者の少ない来院回数をふま えてMTMの導入を如何に継続し、良好な結果を得られるかが大き なポイントとなる。
考察