名古屋発 Xmas グループサウンズ クルーズ · 2020. 5. 14. · 名古屋発 Xmas グループサウンズ クルーズ. 2020年12月17日(木). 名古屋発 12月19日(土)
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発行 NPO法人 DIFAR事務局 発行日 2013年 7月 10日 VOL.
1 ごみリサイクルプロジェクト署名式
2 南米を旅して
3 2013 Expo Bolivia Mie / コラム
4&5 バジェグランデ プロジェクトリポート
6 講演会 / 総会報告
7 会計報告/物品販売情報
8 美杉の森 / 寄付依頼 入会案内
バジェグランデ “ごみリサイクルプロジェクト”がスタート!! プロジェクトの
署名式を市民が参加できるプラザで!と市長に要望してテントを準備し
てもらいました。お天気も良く、桜の記念植樹もしました。(7 月 2 日)
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DIFAR とは、ボリビアで使われているスペイン語 Desarrollo Integrar
de la Familia「農村生活の総合的な発展」の頭文字です。ディファル
と読みます。
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南米を旅して 懐かしい気風にふれた
DIFAR 理事長 瀧本幸弘
私は昨年、妻と南米を旅して来た。開放
感と時間に捉われない気風が嬉しかった。
ブラジルでは弓場農場でお世話になっ
た。心に残った言葉は「コーヒーより人を
作れ」創設者 弓場勇の言葉だ。
ボリビアでは、今回の事業パートナーで
ある JICA 事務所の方々と、DIFAR の歩みと、これからの活動について話すこ
とができた。里子は、3人の子育てと活動の両立は、大変だろうが、日本の
DIFAR 会員も見守っているので、心地よい緊張感で、健康にも気をつけて活動
して欲しいと強く感じた。(写真:サマイパタ。里子さんのために作ったテーブルで)
里子の活動地バジェグランデでは、市長さんを訪問し、彼のプロジェクトへ
の熱意と期待を感じ、意義のある時間だった。
南米の都市部は今、経済成長で、ビルが建ち、車が増え、人は忙しげに行き
交う。経済格差と環境汚染―日本が歩んで来た道を突き進むのか? 色あせる世
界をめざすのか? 懸念を感じる。
旅人の勝手な干渉なのか? 先住民も多く住む村落部を歩くと、不思議と親し
みを感じ、懐かしささえ憶える。彼らの素朴な感情に触れ、私たち日本人が失
いかけている大事なもの~魂を突き抜けたところで子孫に引き継がれてきた自
然に対する畏敬の念~未来の子孫に私達は何が残せるだろうか? かつての日
本の村社会には、お金に縛られずに、お互いに助け合い励ましあう文化~おら
が村を守り存続してゆく仕組み、結の制度があつた。
日々の生活は、せわしなく過ぎ去るけれど、少し立ち止まって、夜空の星に
思いを馳せてみよう。誰の心の中にもある幸せになりたい、人を愛し愛された
いと願う自分に出会うために。
(編集者)美杉で林業を営む瀧本幸弘氏は、今年度から理事長就任。里子さんの実父。運営メンバーは、彼の笑顔に励まされ事務局に足を運んでいる。
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Expo Bolivia 2013Mie に当会も出展、演奏参加も
6 月 1、2 日に、三重県津市総合センターで日本ボリビア人協会主催の EXPO
BOLIVIA 2013 MIE が開催されました。DIFAR も活動パネルの展示、ボリビ
アの民芸品•モズク•オリジナル絵はがきの販売を行いました。昨年好評を頂い
たボリビアクイズを再び実施し、今回は日本語とスペイン語で作ったことでラ
テンアメリカ出身の方もたくさんクイズに挑戦してくださいました。難しい質
問もあり、正解者は 2 日間で5名のみでしたが、皆さ
ん一生懸命考えて回答くださいました。多くの方が
DIFAR のブースに足を止めてくださり、活動につい
て知って頂く良い機会となりました。ステージではフ
ォルクローレの演奏があり、民族衣装での踊りありで、
とても華やかで楽しいイベントでした。(浦田広美)
:::::::コラム スタッフの一言 「美代子さん」::::::::
昨年 10月に神奈川県から DIFAR の日本事務局のある美杉町に田舎暮らしに
あこがれて、夫と引っ越してきました。美杉の人は気さくな方ばかりですぐに
友達がたくさんでき、恒例の一品持ち寄り会で瀧本夫妻と知りあいました。
私の義妹は里子さんとは反対に 25 年前ボリビアから海外青年協力隊だった
弟と結婚して来日しました。不思議な縁を感じて、少しずつ DIFAR の活動のお
手伝いを始めています。弟の家族ともボリビアの話をよくするようになりまし
た。また、DIFAR を通じてユニークな方々との交流もあり、ますます楽しい美
杉ライフを過ごしています。 8月 11
日の「森の音楽祭」では、素敵な出会い
がたくさんあるでしょう! 皆さまもぜ
ひいらして下さい!(山口美代子)
美代子さんは毎週1回事務局へ行って国
内会計、物販などの事務をしています。
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回収風景
バジェグランデ市リサイクルリポートNo1
プロジェクト開始第1日目は、バジェグランデ市が2年前か
ら独自で行っている50家族の分別、収集状況を確認しました。
署名式で、桜を植えたのが印象深かったのか、会う人毎に「桜を植えた人ね」
と言われます。詳しいレポートは、ブログ http://blog01.difar.main.jp/ 参照
バジェグランデのリズム
収集トラックを取りに行くと、見るからに年代物。聞くと私が生まれる1年
前 1975年の代物です。「ちゃんと、動くの?」と聞くと「もちろん!エンジン
がかかればまだまだ使えるからね」・・・しかし、肝心のエンジンがかかりませ
ん。「里子の車で引っ張ればすぐかかると思うん
だけど・・」(いつもはどうしてるのだろう?)
と思いつつ車を取りに走ります。やっと車とト
ラックをつないで、引っ張ると いきなりブチ
ッとロープが切れてしまいました。何度目かに
やっと動き出します。その間 約1時間。やっ
と回収開始です。
「開始時間を必ず決めないと、市民との信頼
がなくなるから、これは修正しないとだね」と
いうと「もちろん!」と返事はいいです。それから、各家庭にごみを回収し始
めますが、ドアをノックして、家人が出てくるのを待ち挨拶をしてから、家の
中へ入ってバケツを取ってきます。運転席には別のスタッフが座っています。
「あなたは回収には加わらないの?」と聞くと「ブレーキを踏み続けていない
とサイドブレーキがないから動いてしまうんだ」との事。そうですか・・・。
マーケットでおばちゃんに「バケツでの分別はどうですか?」と聞くとみん
な「とても手軽でいいよ」と言ってくれます。周知、理解されているのを感じ
ます。バケツの内容を見ても「まあまあ」。今回のプロジェクトスタッフは2名
ともとても優しい性格の人で、バケツの中身にプラスチックごみが入っていて
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も「分別して」と言わず回収してきます。プラごみの入ったバケツを見て私が
「このバケツの人は誰? 来てもらってこれを見てもらおう」というと、スタ
ッフはびっくりした様子、私がこのバケツのおばちゃんに説明をしているのを
見ていました。回収し続けたらこのスタッフにも、分かってくるのを期待して
フォローをしなくては…。2時間で回収したのはたった21家族です。コマラ
パなら同じ時間で400家族は回収します。これが今のバジェグランデのリズ
ムなんだな・・と感じつつ「どうしたものか」という所です。
なんでも“歴史”のあるバジェグランデ
バジェグランデ市は、去年創立400周年でした。バジェス(渓谷地帯)の
中でも一番古く歴史のある市で、40年ほど前にはかの有名なチェゲバラが殺
害された場所でもあります。市の中には、チェの死体が洗われて安置された洗
濯場や、遺体はないですがお墓など観光名所もあります。(死体安置所はいまで
もその目的で使われています。瀧本父さんがチェの真似をして寝た所ですよ)
何もかもが古く、歴史があり・・と言えば聞こえはいいですが、回収トラッ
クに始まり、DIFARのオフィス…。オフィスの机を移動しようとすると脚
が折れてしまいました。残る一つのテーブルもとても傾いていて物を乗せると
滑り落ちます。もうジョークの連続です。オフィスは、ラプンツェルの塔じゃ
ないですけど、とても高い場所にあって眺めだけは最高です。窓から直接教会
の時計が見えて、これが私たちの壁時計です。
でも、こんな高くて目立たないオフィスには市民が来てくれないので、市長
さんに他のオフィスを要請しない
といけませんが。
とまあ、こんなスタートを切って
いますが、バジェグランデのリズム
に合わせながら、計画通り進めてい
けるよう頑張ります。(瀧本里子) 分別2年目のソフィアさん
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★講演会 国際協力を考える★
4 月 21 日(日)三重県津市のアスト津ミー
ティングルーム A で、今年度理事の村上真平
さん(愛農高校教師、2011 年に福島県飯館村
から伊賀市に移住)のお話しをうかがいまし
た。村上氏には国際協力活動のスペシャリス
トとして DIFAR は、草の根技術協力プロジ
ェクトの計画や体制作りにご助言をいただ
いています。しかし、じっくりご体験をお聞
きしたことがなかったので総会を機会に講師をお願いしました。「日本が大変な
のに、なぜ今国際協力なの?」という疑問には、さらりと「ボリビアの現実と
そこで困っている人に出会ってしまったからでしょ」と。どんな時・場所でも
自然と人間の営みを真面目に考え取り組んでこられたお話しに目の前の曇りが
晴れた気持ちでした。エコビレッジ再建でお忙しいなか、津まで駆けつけて熱
心にお話しくださった村上さん、本当にありがとうございました。(安堂和佳子)
第 3 回総会
講演会の後、第 3 回通常総会を同じ場所(DIFAR 物販品の展示あり)で開催
しました。理事の畑氏が議長に選任されました。定款の改正、役員改選、会費
の改訂(正会員 5000 円以上、賛助会員 3000 円以上)など、重要議案がたくさ
ん出され、もう少し時間が欲しかったように思いましたが、理事会で検討をす
るということで、すべて可決しました。新
理事長の瀧本幸弘氏の挨拶で閉会となり
ました。
新役員(任期 2 年)は、以下のとおり。
理事長 瀧本幸弘、副理事長 畑守、理事 瀧
本里子、山田ロサリオ、橋本力男、村上真
平、水口亜紀、山口美代子、監事 竹本寿史
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国内分 国内分 海外分
収入の部 金 額 支出の部 金 額 支出の部 金 額
受取利息 45 謝金 80,000 旅費交通費 44,877
寄付金 166,945 旅費交通費 180,165 事務費 94,262
正会員会費 202,000 研修費・会議費 113,056 通信費・送料 3,626
もずく売上 553,430 事務所借上費 15,000 合 計 142,765
カレンダー・カード売上 175,980 保険料 63,900
その他の事業収入 106,400 事務費 28,094
補助金収入 155,350 物品購入費 10,567
合 計 1,360,150 雑費 1,750
手数料・証明書料 6,925
通信費・送料 92,275
(収支計算書) もずく仕入 344,250
前期繰越金 177,892 その他仕入 102,000
当期収支差額 152,325 協賛金 27,078
次期繰越金 330,217 合 計 1,065,060
特定非営利活動法人 DIFAR2012年度(2012.4.1-2013.3.31)会計報告
DIFAR の物品販売
★ボリビアの布(アワヨ)のファイル
会員の吉田さん作。持ち歩きに便利な B5 版!
DIFAR 通信のファイルに最適。 500 円
★ボリビア絵葉書販売中 タリハ県の風景を絵葉
書にしました。1 枚 100 円 6 枚セット 500 円
★八重山モズク 好評販売中!
1缶(18 ㎏)天然 13,500 円・ 養殖 12,600 円
1/2 缶(9 ㎏)天然 7,500 円・ 養殖 7,000 円
八重山諸島の小浜島(こはまじま・朝ドラ「ちゅらさん」の舞台)でとれた天
然物です。小浜島で漁業を営む大城ユミさんからの贈り物です。彼女は約 8 年
前に単身ボリビアに行き、DIFAR の活動を実際に見て共感し、支援の方法とし
てモズクの販売をしてくださってます。海から採ったモズクを掃除し、地元の
塩「シママース」で漬けてあります。塩抜きをして味噌汁の具、酢の物、サラ
ダ、かき揚げなどにどうぞ。森の音楽祭では 1kg 入り(800 円)を販売します。
★ボリビア民芸品の販売
羊の毛の織物、アルパカの子供用のポンチョ、帽子、バジェグランデのトウ
モロコシ人形等を販売しています。一度手にとってごらんください。
❤いずれも、お申込みは事務局へ。森の音楽祭でも販売します!!
Tel&Fax 059-212-0154 [email protected]
❁8 月 11 日 美杉の森の音楽祭 を開催します!
美しい森の中で様々な背景をもった方々との交流と音楽を楽
しもうと、8 月 11 日(日)に三重県津市美杉町八手俣の杣の森
で音楽祭を企画しています。参加費は石窯ピザ代込みで千円、
小学生以下は無料です。参加は予約制となっております。
8 月 4 日(日)までにメールアドレス [email protected] か FAX059−212−0154 へ氏
名と電話番号、参加人数を記入して申し込みをしてください。追って、詳細をお送
りします。たくさんの方の参加をお待ちしています!
活動への支援のお願い
DIFAR は会費と寄付金、助成金、物品販売の利益等で運営しています。ボリビア
に日本の声が届くように、ボリビアの活動や文化、人の動きが日本に伝わるように、
また日本での活動にも資金が必要です。ぜひ会員になって DIFAR の活動を支えて
ください。また、寄付は随時受け付けています。
{会費}
正会員 5000 円/年 (会の議決権がある)
賛助会員(個人)3000 円/年 (会の議決権はありません)
賛助会員(団体)5,000 円/1口/年
{寄付} 随時 いくらでも、切手も可
マンスリーサポーター 毎月 1000 円から
振込先
郵便振替口座 00890-0-122793 トクヒ)ディファル
三菱東京 UFJ 銀行 店番 450 普通口座 0649345 DIFAR
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