トピックス 号 - pref.niigata.lg.jp · 『資源管理が必要だ!』と声高に言わ...

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‘12/01 24 号 トピックス ‘14/05 30号 トピックス 『そうだやっぱり所得だよね所長 片岡 哲夫 新潟県で発見された珍しい魚たち 主任研究員 池田 怜 小型漁船の昼いか釣り操業調査について 専門研究員 吉澤 良輔 水産海洋研究所のイベント情報 水産海洋研究所人事異動(平成 26 年度) 写真:珍しい魚(上:カグラザメ 下:シャチブリ)

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‘12/01 24 号 トピックス

‘14/05 30号 トピックス

『そうだ!やっぱり所得だよね!』 所長 片岡 哲夫

新潟県で発見された珍しい魚たち 主任研究員 池田 怜

小型漁船の昼いか釣り操業調査について 専門研究員 吉澤 良輔

水産海洋研究所のイベント情報

水産海洋研究所人事異動(平成 26 年度)

写真:珍しい魚(上:カグラザメ 下:シャチブリ)

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この3月に退職

されました土屋前

所長の後任として、

4月から所長を務

めております片岡

です。一言就任の

あいさつを申し上

げます。

私ども水産海洋

研究所は、本県の

水産業の振興のた

めに多くの研究成

果を世に出してき

ました。

本県水産業が急速に拡大した昭和30年

代後半から40年代までは、沖合漁場開発、

かご、板びき網、いか釣などの新規・効

率的漁業の導入など、漁場・漁業開発に

大きな役割を果たしました。

ところが、我が国の水産業界にとって

厳しい時代が到来しました。それは、昭

和50年代前後に相次いだ北洋締め出し、

200海里体制、オイルショックです。この

当時は、従来の漁場・漁獲に関する調査

を主体とした成果を出してきました。一

方で、漁場造成や栽培漁業に関する研究

も積極的に行ってきました。

『資源管理が必要だ!』と声高に言わ

れるようになったのは、昭和60年代以降

です。漁獲量の減少や魚価の下落、国際

海洋法批准やTAC法制定による漁場利用

の国内回帰などが大きな要因でした。

そんな折、本県沖合漁業の主力資源で

あったマイワシ、スケトウダラ、ホッケ

がレジームシフトにより急減しました。

この魚種への依存度が高かったまき網、

底びき、刺網は、非常に厳しい状況にさ

らされてしまいました。一方、主として

設備競争による経営難から、いか釣漁船

が大きく減少しました。これら主力漁業

経営の悪化・縮小により、生産活動を支

える漁協経営も悪くなってしまいました。

水産資源の管理、評価、予測及び有効

利用が漁業経営安定のために極めて重要

なことが改めて認識され、調査・研究内

容も様変わりしました。

さて、ほんの一時期を除き、長い間厳

しい状況にさらされてきた水産業ですの

で、経営体・就業者の減少や高齢化が進

んでしまい、漁村地域の活力まで低下し

てしまいました。自然変動に左右され難

い安定的な漁業経営が実現できれば、こ

れ以上の縮小は防げるのではと思います。

現場の皆様のがんばりが第一ですが、

私ども水産海洋研究所に今求められてい

るのは、そう、安定的な漁業経営実現の

ための調査・研究です。

他の産業でもそうですが、経営戦略に

は情報が欠かせません。水産業の場合は、

海況、資源、漁獲などの情報が重要です。

非常に地味な調査・研究ですが、従来か

ら行っている海洋・資源モニタリング、解析

と情報提供をしてゆきます。また、大事

な資源を適切に利用する管理や付加価値

向上、稚魚等の生育の場を提供する藻場

回復などの技術開発に努めます。さらに、

漁村地域の活性化にも役立つ磯資源の管

理や養殖技術開発にも努めてゆきます。

とにかく、安定的な漁業経営…それは、

以前のように経費をかけて魚をたくさん

捕るというような漁業経営ではなく、で

きるだけ少ない経費・投資と資源利用で、

鮮度管理・販売の工夫などにより売り上

げを増やし、経営規模に応じて安定的に

所得を確保することにつきます。そのた

めの調査・研究の方向は前述のとおりで

す。そして、生産現場で研究成果を積極

的に利用してほしいとともに、現場の要

望・マル秘情報を私どもに知らせてもら

えれば、より使い勝手のいい成果が得ら

『そうだ!やっぱり所得だよね!』

所長 片岡 哲夫

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外套長全長

(触腕まで)体長

(腕まで)

2014/1/8 佐渡市白瀬(定置網) 184 - 406 触腕切断

2014/1/19 柏崎市荒浜(漂着) - - (腕長 120) 足(腕)のみ

2014/2/10 佐渡市白瀬(刺網) 136 - 305 触腕切断

2014/2/14 佐渡市鷲崎(定置網) 91 394 - 触腕あり

2014/3/2 佐渡市椎泊海岸(漂着) 135 - 285 触腕切断

2014/3/16 糸魚川市能生(漂着) - - 446 触腕切断

2014/3/26 佐渡市羽吉(漂着) 90 448 267 触腕あり

2014/3/26 佐渡市両津港(港内を漂泳) 110 435 - 触腕あり

2014/5/7 粟島沖 92 420 - 触腕あり

大きさ (cm)年月日 場所 状態

れると思いますので、ぜひよろしくお願

いします。

『そうだ!やっぱり所得だよね!』が、

安定的な漁業経営のためのキーワードだ

と思っています。そのための調査・研究

に努めて参りますので、よろしくお願い

します。

昨年(2013年)の秋以降、普段見かけな

い珍しい魚たちの情報をたくさんいただ

きました。水海研では、ホームページの

「持ち込まれた魚・珍しい魚」(http://ww

w.pref.niigata.lg.jp/suikai/mochikomi-index.ht

ml)で珍しい魚たちを掲載し、随時更新

しています。また、2013年秋季から2014

年3月までに県内で発見された珍しい魚

については、トピックスとして表にまと

めました(http://www.pref.niigata.lg.jp/suika

i/suikaitopics140403.html)。

それらの中から、特に重要な記録とな

った7種をご紹介します。

【ダイオウイカ】

1月8日に佐渡の白瀬で捕れたダイオ

ウイカは水海研だより29号でも紹介しま

したが、その後、日本海側の各地でダイ

オウイカが発見され、しばしばニュース

になりました。5月7日にも粟島沖の底

びき網でダイオウイカが捕れたとの情報

があり(図1)、柏崎の足のみの漂着も含

めると、今年の新潟県の記録は合わせて

9例となりました(表1)。

過去の漂着・採捕記録を調べてみると、

1940年~2013年に日本海全体では50例あ

まり、新潟県では11例の記録があります。

これまでにも漂着の多い年があり、最近

では2006年12月~2007年2月に山口県~

富山県で9例の報告がありました。今年

は日本海で17例が確認されており、特に

新潟県は9例と、異例の多さとなってい

ます。また、確認された時期は、2007年

は2月まででしたので、3~4月まで各

地からの報告が続いたことも今年の特徴

と言えそうです。

なお、5月7日に捕れたものは、胴長

約90cmとダイオウイカとしては小さめで

すが、触腕という長い腕も1本だけ残っ

ており、全長は約4.2mもありました。こ

れまで山形県以北からダイオウイカの記

録は無く、これが日本海における北限の

記録となります。水海研に標本を提供し

ていただきましたので、今後、詳細な測

定や形態の観察等を行う予定です。

【バラムツ】

10月 31日に両津湾で捕れた全長約

110cmのバラムツです。本州中部以南の太

新潟県で発見された珍しい魚たち

漁業課 池田 怜

図1 ダイオウイカ (5月7日,粟島沖)

図2 バラムツ (10月31日,佐渡沖)

表1 今年新潟県で発見されたダイオウイカ

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平洋の水深400m以深に広く生息する深

海魚ですが、日本海で見つかることは珍

しく、兵庫県に次いで日本海における2

番目の記録となります。

この魚の筋肉には人が消化できない

ワックスエステルという脂肪が多く含ま

れており、販売禁止となっています。食

べると腹痛や下痢を起こしますので、注

意してください。

【カグラザメ】

2月13日に佐渡(白瀬)の定置網で全

長約4mのカグラザメが捕れました。鰓

孔が6対あることが特徴で、こちらも本

州中部以南の太平洋、世界の温帯~熱帯

域に生息する深海魚です。日本海では、

2010年1月の糸魚川市からの記録しかな

く、これが日本海における2番目の記録

となります。

【コウライマナガツオ】

体高が高く、扁平な銀白色の体をもつ

全長33.5cmのコウライマナガツオです。

3月31日に佐渡の羽吉沖の定置網で捕れ

ました。マナガツオにもよく似ています

が、マナガツオよりも背鰭の湾入が浅い

ことなどで区別できます。

主に渤海、黄海、東シナ海の大陸棚の

海底近くで多く見られる種で、新潟県か

らはこれが初めての記録となります。

【アイブリ】

11月25日に佐渡沖の刺網で捕れた全長

32.5cmのアイブリです。

世界の温帯・熱帯海域の水深20~150m

に見られ、新潟県からは1967年10月の能

生沖からの記録しかなく、これが本県か

らの2番目の記録となります。また、日

本海ではこれまで山形県以北からの記録

は無く、日本海における北限の記録とな

ります。

【ギンダラ】

ここまでは暖海域の魚たちでしたが、

寒冷性の深海魚も2月6日に両津湾で捕

れました。体長約60cmのギンダラです。

互いによく離れた2つの背鰭を持ってい

ます。

主にオホーツク海やベーリング海周辺

の水深300m以深に生息し、日本海ではこ

れまで北海道しか報告がありませんでし

た。したがって、これが新潟県からの初

めての記録であるとともに、日本海にお

ける南限記録となります。

図3 カグラザメ (2月13日,佐渡沖)

図4 コウライマナガツオ (3月31日,佐渡沖)

図5 アイブリ (11月25日,佐渡沖)

図6 ギンダラ (2月6日,佐渡沖)

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【ナミクダヒゲエビ】

「最近、岩船沖の板びき網で名前のわ

からないエビが捕れる」という情報があ

り、サンプルをいただきました。

大きさは全長13cm、頭胸甲長3.5cm前後

です。第1触角(鞭状部)を合わせると

管状になるという、クダヒゲエビの仲間

の特徴を持っており、その触角の長さ等

からナミクダヒゲエビと判断しました。

インドネシアやオーストラリア、インド

などから報告があり、日本からは太平洋

や東シナ海の報告がありますが、日本海

からの記録はこれが初めてのようです。

肉質も良く、鹿児島県では錦江湾で捕

れたものが希少ながら「あかえび」とし

て流通し、刺身や天ぷら、寿司など食用

として利用されているそうです。

* * *

この他、深海魚のシャチブリ(図8)

や、サケガシラ(図9)など、ここで取

り上げられなかった種もホームページに

掲載していますので、ぜひご覧ください。

最後に、魚の中には、フグのように毒

を持つものやバラムツのように下痢を起

こす成分を含むものもいます。名前のわ

からない魚は絶対に食べないようにして

ください。

また、学術上貴重な場合もありますの

で、もし珍しい魚を発見されましたら、

ぜひ水海研へご連絡ください。

【はじめに】

本県の主要漁業であるスルメイカ釣り

漁業は、収入の減少や経費の増大などに

より経営難に置かれています。収入の減

少要因は魚価の低迷によるもので、キロ

単価で見ると平成16年の397円から平成

23年は331円に低下しています。

また、経費増大の要因のひとつに燃油

価格の高騰があげられます。一般的ない

か釣り操業は夜間に集魚灯を点灯するた

め、発電機を稼働することで、燃油を大

量に消費します。このため、いか釣り漁

業では水揚げ金額に対する燃料費の割合

が約30%と板びき網や小型底びき網など

に比べて、最も高くなっています。また、

経費増大のもう一つの要因に集魚灯関連

経費があげられ、これらの維持管理費も

年間で平均約100万円程度かかるといわ

れています。このような要因が絡み合っ

て経営難を引き起こし、本県のいか釣り

を主とする経営体数が大きく減少してい

る原因のひとつになっていると考えられ

ます(図1)。

【昼いか釣りとは?】

いか釣り漁業の背景から、この操業の

経営的問題点がわかりますが、近年の市

図9 サケガシラ (3月19日,寺泊沖)

図7 ナミクダヒゲエビ (4月9日,岩船沖)

図8 シャチブリ (3月24日,佐渡沖)

小型漁船の昼いか釣り操業調査

漁業課 吉澤 良輔

について

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上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬A丸 19B丸 14.86C丸 18.05D丸 14.34E丸 14F丸 14.09G丸 16

操業なし 昼操業のみ 昼夜操業混合 夜操業のみ

漁船名 トン数5月 6月 7月 8月

況からはスルメイカ価格の上昇は見込め

ず、それによる収入増は困難と思われま

す。そのため経営の改善には、たとえば

燃油使用量や設備費の節減が必要になり

ますので、対策の一つとして、集魚灯を

使用しない「昼いか釣り」操業への転換

や導入の効果を検証するために調査を行

いました。

調査方法は、本県スルメイカの主産地

である佐渡島の小型いか釣り漁船7隻

(A漁協所属3隻、B漁協所属4隻、14

~ 19トン、120~160馬力、集魚灯光力

160kw程度、イカ釣り機10~13台)に操業

日誌の記載を依頼して行いました。日誌

の項目は①昼・夜別の操業形態、②操業

海域、③操業時間、④水揚げ量・金額、

⑤燃油給油量・金額などです。調査期間

は主漁期の5~8月で、その間の操業実

態、また「昼いか釣り」と「夜間釣り」

操業の収益性や燃料費などを比較しまし

た。

一般的な夜間釣り操業が集魚灯を点灯

してイカをおびき寄せ、疑似餌で漁獲す

るのに対して、昼いか釣りでは図2のよ

うに全方位ソナー等を利用してイカの群

れを探索し、疑似餌で漁獲します。

したがって、集魚灯を使わない分、燃料

消費が少なく、経費節減に繋がると考え

られます。

【調査からわかったこと】

7隻の標本船調査からは様々な事がわ

かりました。まずは初期投資額の違いで

す。漁船本体、イカ釣り機、集魚灯用発

電機、集魚灯設備、ソナーに分けて調べ

ました。漁船本体は中古船もあり、価格

はまちまちでしたが、ソナーなどを備え

る「昼いか釣り」操業漁船と集魚灯など

を備える夜間操業の漁船に分類して比較

したところ、夜間操業は「昼いか釣り」

操業に比べ集魚灯関係設備の金額が約

700万円多く、設備維持・更新費用も、夜

間操業漁船は集魚灯発電機やランプなど

に費用がかかり、昼間操業漁船に比べ約

100万円多いことがわかりました。

また、調査期間を通じて、「昼いか釣

り」のみの漁船はなく、昼夜混合の操業

か、夜間操業のみの漁船で、「昼いか釣

り」は主として漁期前半の5~6月に行

われていることがわかりました(表1)。

次に経営状況の指標としての収益率に

ついても分析してみました。

操業での収益見込み額を、イカの水揚

げ金額から経費(=燃料費+販売手数料

図1 スルメイカ釣り漁業の現状

表1 標本船の昼・夜間操業状況

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+出荷経費(氷代+箱代+輸送費)+設

備維持管理費)を差し引いた金額で算出

してみました。昼いか釣り操業が行われ

ている5~6月での収益率(収益/水揚

げ金額)の比較では、昼いか釣り操業漁

船のA~E丸が、夜間操業のみのF・G

丸に比べて、一部マイナス数値はあった

ものの全体的に見て概ね高い収益率を示

していました(表2)。

上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬

A丸 19

B丸 14.86

C丸 18.05

D丸 14.34

E丸 14

F丸 14.09

G丸 16

操業なし 昼操業のみ 昼夜混合 夜操業のみ

31%

33%

水揚げ金額に対する燃料費割合

(5、6月計)

18%

23%

20%

28%

22%

33%

31%

▲11%

32%

▲12%

27%

5月 6月漁船名 トン数

収益率(5、6月計)

34%

特に注目に値するのは漁初期の5~6

月の水揚げ金額に対する燃料費の割合で

す。いか釣り漁業の燃料費コストが高い

ことは前に述べたとおりですが、「昼い

か釣り」操業の燃料費の割合は、本県平

均の約30%を下回り、18~28%の範囲内

でした。一方、夜間操業のみは、いずれ

も30%を上回りました(表2)。

【問題点と展望】

先般、関係者を交えての結果報告をさ

せていただきました。その中では「小型

いか釣り漁船での夜間操業は、パラアン

カーで漁船を止めるため1人操業が可能

だが、昼いか釣りはソナーを使用してイ

カを直接探索するため2人操業となり人

件費がかさむ」、「5~6月のイカは遊泳

水深が深く、集魚灯による夜間操業の水

深にいない。その装備で昼釣りをすると

漁具の絡まりなどトラブルがある」など

の問題点も指摘されました。

しかし、今回の調査で昼いか釣り操業

には経費の削減に大きなメリットがある

ことがわかりましたので、この結果を所

得向上や安定経営、労働条件の好転など

につなげ、本県イカ釣り漁業の振興に役

立てていきたいと考えております。

水産海洋研究所のイベント情報

水産海洋研究所

「一般公開」

開催日時:平成 26年 8月 30日(土)

10:00~15:30(入場は 15:00 まで)

当研究所では 8 月 30 日(土)に一般

公開を行います。本年度のテーマは

「海と魚の不思議」。

生きている魚に触れたり(タッチ

プール)、魚介類の解剖体験、加工品

の試食等ができます。

事前の申し込みは不要です。

水産海洋研究所

「調査研究発表会」

開催日:平成 26 年 7 月 29 日(火)

会場:新潟市万代市民会館

(新潟市中央区東万代町 9-1)

試験研究の成果を発表します。

入場無料です。

※詳細については、後日ホームペー

ジ等でお知らせします。

表2 収益率と燃料費の割合(5、6月)

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所属 (旧所属)

[転入]

近藤 伸一 参事(漁業課長) (内水面水産試験場 参事(養殖課長))

石井 雄二 総務課長 (消費生活センター 所長代理)

吉澤 良輔 漁業課 専門研究員 (内水面水産試験場 病理環境課

専門研究員)

伊藤 陽人 増殖環境課 主任研究員 (佐渡農林水産振興部(水産) 主任)

阿部 俊一 越路丸 船舶員 (水産課 弥彦丸 船舶員)

[所内異動]

片岡 哲夫 所長 (副所長(漁業課長))

須藤 洋介 海洋課 主任研究員 (佐渡水産技術センター 主任研究員)

池田 怜 漁業課 主任研究員 (漁業課 研究員)

[新採用]

板垣 直樹 加工課 研究員

植木 誠 増殖環境課 臨時的任用職員

堀田 尚宏 加工課 臨時的任用職員

[転出]

椛澤 秀行 内水面水産試験場 資源課 (漁業課 専門研究員)

専門研究員

佐藤 智則 漁港課 計画建設係長 (海洋課 主任研究員)

渡辺 寛子 水産課 主任

(消費者行政課兼務) (加工課 主任研究員)

菊地 開喜 水産課 弥彦丸 船舶員 (越路丸 船舶員)

[退職](平成 25 年 10 月 31 日付け)

高橋 政俊 (加工課 臨時的任用職員)

[退職](平成 26 年 3 月 31 日付け)

土屋 貞男 (所長)

横木 義夫 (総務課長)

板垣 直樹 (増殖環境課 臨時的任用職員)

植木 誠 (増殖環境課 臨時的任用職員)

河合 俊輔 (加工課 臨時的任用職員)

水産海洋研究所人事異動 平成 26 年 5 月 1 日現在

新潟県水産海洋研究所 〒950-2171 新潟市西区五十嵐 3 の町 13098-8

TEL 025-261-2041(代表) FAX 025-261-0335

新潟県水産海洋研究所 佐渡水産技術センター 〒952-0317 新潟県佐渡市豊田 2082

TEL 0259-55-2630 FAX 0259-55-4165 ホームページアドレス http://www.pref.niigata.lg.jp/suikai/