コムサロンの活動について - Himeji · 2019-06-25 ·...
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コムサロンの活動について
不登校・ひきこもり支援マップ作成を通じたネットワーク構築
認定特定非営利活動法人コムサロン21理事 谷口 慎一郎
平成29年度第2回姫路市地域見守り推進会議報告資料
【資料1】
認定NPO法人コムサロン21とは?
1)中間支援事業 播磨地方の地域活動団体活動支援
2)就労支援事業 高齢者支援 生きがいしごとサポートセンター播磨西
若者支援ひめじ若者サポートステーション
姫路市ジョブトレーニング
兵庫ひきこもり相談支援センター播磨ブランチ
3)CB実践事業 姫路おでん本舗
4)会員交流事業 コムサロン21会員
拠 点 姫路市呉服町48 ハトヤ第1ビル5・6階
U R L http://www.com21.or.jp
活 動 開 始 平成3年9月
組 織 正会員(NPO法での社員) 14名 利用会員(賛助会員) 136名
職員 常勤 9名 非常勤 11名
会 費 年会費:個人 3万6千円 法人7万2千円
コムサロン21事務局支援事業
1)姫路おでん普及委員会 「姫路おでん」の名物化
『平成29年第5回全国ご当地おでん&地酒サミットin姫路』 開催
2)姫路食文化協会 「姫路食博2017」の開催
(過去の実績 平成23年「B-1グランプリ」の招致開催)
3)2月2日夫婦感謝の日
4)播磨うまいもん会 姫路の食の発信 「太市の筍」 「姫路ラーメン」・・・
5)播州弁研究会 カルタ、ポスター等制作
6)「亀山御坊楽市楽座」の復活開催、「太陽公園マルクト」
7)「姫路城の門番」「千姫登場プロジェクト」
8)書写塗伝承協会
9)独身男女縁結び「出会いません課」
10)姫路おでん本舗「姫路おでん場交流」
支援マップ作成の経緯
①今日の相談者の抱えている課題は複合的で複雑的である
②1つの支援機関で対応することが困難な事例が増えている
③それぞれの機関が連携し対応していく必要がある
④その為のネットワークの再構築が求められている
⑤これまでよりさらに一歩踏み込んだ「連携」が必要
5
わかっている課題
複雑性・複合性には他機関との連携で課題解決していく事が必要
しかし・・・連携の仕方が難しいex)誰が呼びかけるのか、どこで何をするのか
開催頻度はどれくらいがよいのか 等
連携やネットワークの形に答えはなく地域性を踏まえたオリジナルのネットワーク作りが必要だ。
6
私達が目指す「連携」を模索
平成28年度に1回目(11月1日)~集まって情報交換しませんか?~①テーマを決めて会議を開催する。例えば「掘り起こし」など、段階に応じて必要な機関が協議を行う
②各支援機関の関り度合いを見える化③ステップに応じた、もしくはライフステージに応じた支援マップの作成
平成28年度に2回目(12月26日)①支援マップを作成することに決定②支援マップの目的「解決策ではなく入口(相談の導入)を見つけるものとする」③フローチャートで相談支援機関がわかるものを作成するその為に、関係機関の情報の整理を行う
しかし、時間も予算もなく、計画の進行が遅れる・・・
姫路市提案型協働事業へ応募→支援マップ作成が加速
①新たな仲間H28→生活援護室、教育センター、保健所、労働政策課
地域福祉課、子どもの館、社会福祉協議会、クローバーH29→障害分野より、障害者相談支援センター「りんく」
保護者の視点より、デザイナー兼当事者の母2名が新たにメンバーとして加入
②会議の目的を明確化&言語化→助成事業を活用しプロのファシリテーターへ会議運営を依頼
③情報共有の徹底参加者が満遍なく「話せる」会議で情報共有が促進
④会議の目的は何度も確認
不登校・ひきこもり支援マップ(目的や意図)
会議のきっかけ:ネットワーク作り、顔の見える関係
目 的:このマップは、相談者が適切な支援を受けられるように支援機関の
情報を集約しました。対象者は相談支援者を想定しており、相談の
場面において、ニーズに合った情報提供が出来ることを目的としています。
意 図:不登校やひきこもり相談を受ける支援機関が集まり、顔の見える関
係を作ることを意図して作成しました。
使用方法:姫路市内の公的な相談支援機関や学校、地域包括ケアセンター等で対人援助
職を行っている機関等
会議の目的顔の見える関係作りと、話し合うプロセスを経てより効果的に知恵やアイディアを出し合い支援マップを作る。
1回目の目的(7月1日) 会議の目的の確認
2回目の目的(8月31日) 支援マップのイメージ出しと仕様を決める
3回目の目的(10月5日) お互いインタビューを行い、詳細を詰める
4回目の目的(12月27日) ラフ案、ゲラを確認し印刷に向けた準備をする
5回目の目的(2月5日) 原稿の校正を行い、完成させる
『会議に参加して良かったこと』
①組織だった繋がりが今までなかったが、お互いを知ることができた
②積極的な発言で理解が深まった
③関係機関が見える形になった
④他機関と顔の見える関係になれた
『困った事』
①まだよく分かっていない機関もある、もっと他の機関も知りたい
②相談支援機関を広めていく方法が決まっていない
③時間がかかった
④異動や予算
『これからどうしたいか』
①ひきこもり・ニートをどうしていきたいか話し合い方向性を出したい
②呼びかけや情報発信をして必要な人に届いてほしい
③他にも繋がりたい窓口が出てきたら、ネットワークを広げて実際の相談に上手く活用したい
④姫路市民の為に、スムーズな連携をしていきたい
⑤改良しながら良いものになれば良いと思う