Title 結婚情報のメディア史 --雑誌『ゼクシィ』を中心に-- Issue ... · 2020-04-16 · -1 - 結婚情報のメディア史 ―雑誌『ゼクシィ』を中心に―
メディア論 映像メディア論 - Waseda University•media = medium(媒体)の複数形...
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Media Studies(on Visual Media)
Week 1
メディア論映像メディア論
• media = medium(媒体)の複数形 : なにを媒介するものなのか?
• なぜいま、「メディア」なのか?
• 「メディア」には、どんなものがあるだろうか? → 「トラディショナル・メディア」やマス・メディアにばかり目を向けていないだろうか?
「メディア」って?
• 「メディア社会」という場合のメディア =情報メディア・・・具体的には?
• “mediated society”
情報メディア技術・社会・創造性
• 表現メディアと伝達メディア
• 目的と方法:コミュニケーション・メディア、通信メディア、映像メディア、身体メディア
• 「のための」媒体、「による」表現・伝達
さまざまな「メディア」
• media theory: メディアの性質や意味に関する理論
• media studies: さまざまな立場からメディアを研究、論じる(sociology, cultural studies, film studies, TV, anthropology, gender, media archaeology, ......)
メディア論とは?
• 社会論
• コミュニケーション論
• 身体論、認知科学
• 科学技術史、科学哲学
• アート、美術史
• 映像論、映像史
•
関連分野
• 映像表現、アートを中心として、メディアを考える
• メディアアート、新しい形の映像表現の例:ディジタル技術を使って作られたミュージッククリップ、インタラクティブ・アート、生命のシミュレーションなど
ここでのアプローチ
• メディア、情報、コミュニケーション、表現などについて、さまざまな角度から検討する
• 今、どのような状況なのか、それにはどのような歴史的背景があるのか、知る、考える
• 「メディア社会」の今後、テクノロジーと社会・文化との関係、アートの意味などについて自分自身で考えるための基盤をつくる
この授業の目的
• 領域横断型
• 日常的な事象を分析的に捉え直し、先端的な事例と結びつけて考える
• 定式化よりは脱構築
• 知識よりものの見方のほうが重要
• 結論は支給しない。自分で考える。
この授業のポリシー
• 先端メディア技術と文化・社会
• メディア技術とエンターテイメント
• 映像メディア(実験映像、映画前史、アニメーション、ディジタル映像、VRとMR)
• メディアアート
• メディア技術から見たアートの歴史と現在
ここで対象とする領域
• 先端メディア技術と社会:ロボット、人工生命、携帯電話、VR、MR、個人認証システムなど
• 先端映像メディア技術と表現:CGアニメーション、インタラクティブアート
取り上げる予定のテーマ(前期)
• 最新のメディアアート
• メディアアートへの流れ:ディジタルアートから見た美術史
• 日本文化とビジュアル表現
• 映像エンターテイメントとメディアテクノロジー: 現状と歴史的視点
取り上げる予定のテーマ(後期)
• オフィスアワー:月曜4時ー5時(原則としてこの時間帯には研究室にいるので、質問等あれば随時来てください)
• ウェブの利用;授業用ウェブを立ち上げる予定 参考URL: www.f.waseda.jp/kusahara/media
• メールによる連絡、フィードバック [email protected] 必ず、一文・二文の区別と科目名を書くこと。
• オンライン授業:事前にウェブ上に用意した教材によるオンライン授業を数回行う予定。この場合は各自、適当な時間にこれを視聴する(事前に予告)
• インターネットの不正利用について:期末課題でインターネットにある資料を無断引用して自分で書いたように見せかけた場合、単位を落とすだけでなく、然るべき処置を取ります。
On Demand, the Internet, その他
• マーシャル・マクルーハン「メディア論」「グーテンベルクの銀河系」「グローバル・ヴィレッジ―21世紀の生とメディアの転換」など
• ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」「パサージュ論」
• スーザン・ソンタグ「写真論」
• ポール・ヴィリリオ「戦争と映画」など
• ジャン・ボードリヤール「シミュレーションとシミュラークル」など
メディア論の基本文献media theory と media studies
• 鉄道旅行の歴史 / ヴォルフガング・シベルブシュ著・加藤二郎訳 法政大学出版局
• 坂根厳夫 遊びの博物誌(1,2)、拡張された次元、ほか 朝日新聞社
• 水越伸 メディアとしての電話 ほか
• マックス・ミルネール 鏡
• 伊藤俊治 パノラマ論
• 港千尋 映像論
おすすめの本
情報メディアの現在(写真:auの駅貼りポスター)
テクノロジーはメディアを変える
• コンテンツと伝達メディアとの関係が変わる
• 新たな表現メディアの登場
• 新たな伝達メディアの登場
• 表現メディア、伝達メディアの変化と社会の変化との相関性 → 新たなコンテンツの発見
• 紙に近い見やすさ 180度に近い広い視野角と高いコントラストの反射型表示
• 画像保持性による超低消費電力 (単四型アルカリ乾電池4本で約10,000ページ表示可能※)
• 樹脂基材の使用による薄型・軽量化 (本体重量約190g、乾電池・カバーを含む重量約300g※)
• 画面サイズ(対角):6インチ解像度:SVGA(約170ppi)階調数:四階調グレースケール
• LIBRIe!http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/"
電子ブック(電子ペーパー商用化、量産開始: 凸版印刷)
コミュニケーションの意味・面白さの再発見→新たなメールユーザ層の開拓← アーティストによる発想
画像:PostPet パッケージ
ロボットもメディアであり、文化であるコミュニケーションの媒体としてのロボットデザインと文化(右は中国のロボット)
http://news.goo.ne.jp/news/topics/index/15570/1.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0302/zmp.htm
手塚版 メトロポリスフリッツ・ラングの原作との、ロボットに対する見方の違い
写真:DVDパッケージ
3DCG: 虚実の皮膜の間、の表現が可能(画像:E-Baby http://www.pleix.net/films.html)
CAVE: VRのスタンダードなシステム(立体視、インタラクティブ)
WORLD SKIN: カメラを手にした、戦場のバーチャルツアー http://www.benayoun.com/
リアルな人格、バーチャルな人格バーチャルアイドル DK96(伊達杏子) ホリプロがプロデュース(1996)http://konkon.highend.gr.jp/dk96/pic001a.htm
Karl SimsEvolved Virtual Creatures
http://www.genarts.com/karl/evolved-virtual-creatures.html
メディアとしての身体バーチャルとリアルの関係性を問い直す
STELARChttp://www.stelarc.va.com.au/
現実のlife とバーチャルなlife の関係身体によるインタラクション
Christa Sommerer & Laurent MignonneauInteractive Plant Growing (展示中)
http://www.iamas.ac.jp/~christa/index.htmlhttp://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/html/exhibition.htm
• 「インフォメーション・アートの想像力」 東京都写真美術館 地下1階・映像展示室 ~4月18日(日) 10:00~18:00(木・金は20:00まで)<http://www.humanmedia.co.jp/iia2004/01/index.html> 美術・デザイン・工学など全国の大学からの研究・学生作品を展示
• 東京TDC賞 グランプリ作品展覧会 ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg) ~4月28日(水) <http://www.tdctokyo.org/> 東京タイポディレクターズクラブ主催による「TOKYO TDC ANNUAL AWARDS」受賞作品展
• 「HOUSE OF SHISEIDO」オープニング展「美の生命力と唐草」 銀座並木通り 資生堂本社ビル1F, 2 F ~5月25日
現在開催中の関連展示
• カナダ・アニメーション・フェスティバル 下北沢トリウッド 4月30日~5月28日 <http://www.nfb.ca カナダNFBの最新作を中心とした短編アートアニメーション
• イメージフォーラム・フェスティバル2004 ヒルサイドプラザ、パークタワーホール、横浜美術館レクチャーホール 4月24日~5月4日<http://www.imageforum.co.jp/festival/index.html>
近日開催の関連展示