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~平成24年度版~ 平成26年6月2日

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~平成24年度版~

平成26年6月2日

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11.5%

12.7%

12.9%

17.4%

15.2%

14.8%

13.8%

1.6%

11.5%

12.3%

14.2%

18.4%

16.4%

13.9%

11.7%

1.6%

0.0%5.0%10.0%15.0%20.0%

0-9歳

10-19歳

20-29歳

30-39歳

40-49歳

50-59歳

60-69歳

70-74歳

10.2%

11.6%

14.1%

16.8%

16.5%

16.5%

12.6%

1.6%

10.7%

11.5%

14.7%

17.8%

17.1%

15.5%

10.9%

1.9%

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0%

0-9歳

10-19歳

20-29歳

30-39歳

40-49歳

50-59歳

60-69歳

70-74歳70-74歳

60-69歳

50-59歳

40-49歳

30-39歳

20-29歳

10-19歳

0-9歳

平成24年度山口支部及び全国の加入者の年齢構成について

山口支部加入者の年齢構成割合は、全国の年齢構成割合と比べて、20歳~40歳代の割合が低く、50歳~60歳代の割合が高い。

男性 女性

全国

山口

○平成24年度一ヶ月平均の加入者数

0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳 計

男性 23,328 25,690 26,155 35,290 30,863 30,070 28,013 3,198 202,606

女性 22,179 25,225 30,584 36,400 35,911 35,869 27,388 3,559 217,113

男女計 45,506 50,916 56,739 71,690 66,774 65,938 55,401 6,757 419,720

男性 1,992,504 2,123,057 2,443,155 3,183,484 2,836,412 2,400,986 2,014,916 268,132 17,262,646

女性 1,893,806 2,043,781 2,605,043 3,156,827 3,027,310 2,744,585 1,939,294 338,584 17,749,230

男女計 3,886,310 4,166,839 5,048,198 6,340,310 5,863,722 5,145,571 3,954,210 606,716 35,011,876

山口

全国

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医療費の要素分析

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ある特定の集団における医療費の水準を考える場合、代表的な指標の1つとして「1人当たり医療費」があります。 1人当たり医療費は次式によって求められます。

(1人当たり医療費)=(医療費総額)/(人数) 1人当たり医療費は、さらに次式のように「1人当たり件数」、「1件当たり日数」、「1日当たり医療費」の積に分解することができます。(下図参照)

(1人当たり医療費) =(医療費総額)/(人数)

=[(件数)/(人数)]×[(日数)/(件数)]×[(医療費総額)/(日数)]

=(受診率(1人当たり件数)×(1件当たり日数)×(1日当たり医療費)

「受診率(1人当たり件数)」、「1件当たり日数」及び「1日当たり医療費」 のことを「医療費の3要素」といい、医療費を分析していくうえでの基本的な 指標になります。

「一人当たり医療費」及び「医療費の3要素」について

(A)×(B)

1人当たり日数

(B)×(C)

1件当たり医療費

(A)受診率

(1人当たり件数)

(B)1件当たり日数

(C)1日当たり医療費

1人当たり医療費

(立方体)

医療費を分析してうえでの基本的な指標

1人当たり医療費が高い場合は、3要素別に何が高くなっているかを調べることによって医療費の増加要因について見当をつけることができる

「医療費の3要素」

受診率

一件当たり日数

一日当たり医療費

医療需要側に

関する主な要因

医療供給側に

関する主な要因

医療機関数

医師数

病床数

診療行為

診療行為

健康度、所得

症状の程度

受診意識、疾病構造

疾病構造

症状の程度

受診意識

疾病構造

症状の程度

[A] [B] [C]

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-20,000

-15,000

-10,000

-5,000

0

5,000

10,000

15,000

20,000

-20,000

-15,000

-10,000

-5,000

0

5,000

10,000

15,000

20,000

佐賀

北海道

山口

秋田

香川

徳島

福岡

大分

宮城

岡山

高知

島根

広島

熊本

長崎

石川

大阪

奈良

兵庫

福島

福井

神奈川

山形

鳥取

和歌山

岩手

青森

愛媛

岐阜

宮崎

鹿児島

山梨

東京

京都

千葉

滋賀

栃木

群馬

三重

富山

愛知

静岡

新潟

埼玉

茨城

長野

沖縄

歯科

入院外(調剤含む)

入院

合計

都道府県支部別 1人当たり医療費の状況(全国平均との差)【平成24年度】

全国平均との差 (円/人)

(佐賀) +16,985円/人

(山口県) +11,895円/人

(沖縄県) -14,650円/人

※端数処理により、一致しない場合があります。

対前年度差 対前年度比 対前年度差 対前年度比

平成21年度 158,514 ─   ─   148,763 ─   ─   +9,751

平成22年度 162,701 +4,187 +2.6% 153,276 +4,513 +3.0% +9,425

平成23年度 166,311 +3,610 +2.2% 156,441 +3,165 +2.1% +9,870

平成24年度 170,204 +3,893 +2.3% 158,309 +1,868 +1.2% +11,895

1人当たり医療費(円/人)

山口支部(A) 全国平均(B)全国平均との差(A)-(B)

【山口支部の全国順位】 平成21年度:全国 5位 平成22年度:全国 8位 平成23年度:全国 5位 平成24年度:全国 3位

○山口支部の全国順位は、3位に上がった。

○山口支部の1人当たり医療費は170,204円で、全国平均を11,895円上回った。

○医療費の対前年度比は毎年2~3%伸びており、山口支部では+2.3%、全国では+1.2%と山口の前年度比は全国を上回った。

データ:統計システムより算定ベースで集計

年次:平成24年度4月~3月

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90.0

95.0

100.0

105.0

110.0

115.0

120.0

1人当たり医療費

(合計)

1人当たり医療費

(入院)

受診率

(入院)

1件当たり日数

(入院)

1日当たり医療費

(入院)

入院÷入院外

(医療費の比率)

1日当たり医療費

(入院外)

1件当たり日数

(入院外)

受診率

(入院外)

1人当たり医療費

(入院外)

山口県(H21) 山口県(H22) 山口県(H23) 山口県(H24)

90.0

95.0

100.0

105.0

110.0

115.0

1人当たり医療費

(合計)

1人当たり医療費

(入院)

受診率

(入院)

1件当たり日数

(入院)

1日当たり医療費

(入院)

入院÷入院外

(医療費の比率)

1日当たり医療費

(入院外)

1件当たり日数

(入院外)

受診率

(入院外)

1人当たり医療費

(入院外)

各年度の全国 山口県(H21) 山口県(H22) 山口県(H23) 山口県(H24)

医療費の山口支部年度比較及び全国値と山口支部各年度の比較

右図について ○全国と比べると、1人当たり医療費の伸びが高く、特に入院が顕著である。

○受診率は、全国と比べて入院・入院外とも高い。

平成21年度の山口支部の値を100とした場合

各年度の全国値を100とした場合

山口支部は、1日当たり医療費が伸び続けているが、全国と比較すると低い。受診率や1件当たり日数が全国と比較しても高いため、1人当たり医療費を抑えていくためには、適正受診の啓発に力を入れていく必要がある。

入院外 (調剤含む)

入院 入院外

(調剤含む) 入院

左図について ○1人当たり医療費は、年々増加している。

○入院・入院外の1件当たり日数が減少している傾向にあり、入院外の受診率がわずかに増えている。全国でも同様の傾向がみられるが、厚生労働省の方針として、在院日数を短縮し在宅医療への移行を推進していることや医療技術の進歩により、入院外で対応できる疾患が広がっていることも影響しているのではないかと思われる。

データ:統計システムより算定ベースで集計

年次:平成21,22,23,24年度

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疾病別の分析

注意事項 ※疾病別の分析については、レセプトの主疾病であることを表すフラグがある場合はその傷病を、ない場合は、レ

セプトに記載されている順番が最も早い(先頭に記載されている)傷病を主傷病としています。傷病情報が磁気データとして収録されていないレセプトが存在するため、分析結果の数字は参考値であり、実際とは多少異なることに留意が必要である。

※一人当たり医療費及び受診率については、平均加入者数または当該年齢階級の平均加入者数で除しているため、当該疾病にかかった人数が分母ではないということに留意が必要である。

※当分析において、「医療費」は協会けんぽ負担分と本人負担分を合わせた金額である。 ※「生活習慣病」とは、社会保険表章用疾病分類により分類しているため、疾病分類によっては先天性による疾病

もあり、必ずしも生活習慣にかかる疾病ではないということに留意が必要である。 ※データは、簡易抽出集計マクロにより請求ベースで集計。

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0.9%7.6% 10.7%

14.4% 15.5% 14.4% 14.0% 12.8% 13.8%

0.0%

0.4%1.7%

7.9%

19.3% 23.4% 23.3%21.4% 20.8%

58.4%

53.0%

23.7%

12.6%

9.6%8.8% 7.0%

6.3%9.9%

13.9%

4.0%

28.5%

18.7%

10.8%10.4%

11.1%13.1%

11.6%

2.3%

4.9%1.7%

10.5% 9.0%9.6% 10.8% 15.0% 10.3%

24.4%30.0%

33.7% 35.7% 35.9% 33.4% 33.8% 31.3% 33.6%

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳 全年齢

糖尿病 高血圧症

高脂血症等 心疾患

脳血管疾患 悪性新生物

生活習慣病の医療費(合計)

生活習慣病の医

療費, 31.7%

精神及び行動の

障害, 4.9%

眼及び付属器の

疾患, 3.6%

呼吸器系の疾患,

13.3%

消化器系の疾患,

6.8%

筋骨格系及び結

合組織の疾患,

7.5%

腎尿路生殖器系

の疾患, 5.5%損傷,中毒及び

その他の外因の

影響, 4.4%

医療費に占める生活習慣病の割合【入院+入院外(調剤含む)】

入院+入院外(調剤含む)

年齢階級別の疾病別構成割合及び

生活習慣病の医療費(合計)

生活習慣病の医療費支出は、全体の約3割であり、加入者1人当たり年間45,282円払っている計算となる。そのうち、悪性新生物(15,198円/人)が最も高く、次いで高血圧症、糖尿病、心疾患の順に高くなっている。また、生活習慣病以外の疾病分類をみると、「呼吸器系の疾患」が13.3%と、最も高くなっている。 全体的に年齢が高くなるにつれて、生活習慣病の医療費が高くなっており、(右上図の赤線参照)高血圧症については、30歳代から増え始め、構成割合や医療費も高くなっている。

(単位:円/人) 1人当たり医療費(平成24年度)

45,282円/人 内訳

(円/人)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

7

0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳 全年齢

糖尿病 46 612 688 1,736 4,422 11,167 21,139 33,358 6,254

高血圧症 0 29 107 953 5,490 18,165 35,040 56,005 9,435

高脂血症等 3,034 4,249 1,530 1,520 2,723 6,839 10,571 16,534 4,480

心疾患 723 323 1,840 2,254 3,076 8,030 16,739 34,256 5,263

脳血管疾患 122 391 110 1,267 2,561 7,424 16,326 39,240 4,653

悪性新生物 1,269 2,407 2,177 4,300 10,239 25,943 50,886 81,899 15,198

生活習慣病の医療費(合計) 5,193 8,012 6,452 12,029 28,510 77,568 150,702 261,292 45,282

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0

20

40

60

80

100

120

1400-9歳

10-19歳

20-29歳

30-39歳

40-49歳50-59歳

60-69歳

70-74歳

全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 生活習慣病の割合 23年度

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

0

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000

0-9歳 10-19歳20-29歳30-39歳40-49歳50-59歳60-69歳70-74歳 全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 生活習慣病の割合

年齢階級別生活習慣病の割合(「入院+入院外(調剤含む)」の1人当たり医療費、医療費の三要素)

1人当たり医療費(円/人)

(円/人)

24年度 23年度を「100」とした場合の24年度の値

1人当たり医療費をみると、0-9歳を除き、年齢が上がるにつれて高くなっており、70-74歳では511,672円/人となっている。また、全年齢では142,712円/人となっている。また、生活習慣病の割合は、10歳代を除き、年齢が上がるにつれて高くなっており、60歳以上では50%以上となっている。 前年度との差をみると、70-74歳が最も高く+14,944円/人、次いで60歳代が+8,777円/人、30歳代が+5,043円の順に高くなっており、全年齢では+3,605円で、全ての年齢階級で前年度より高くなっている。また、生活習慣病の割合は、20歳代が最も伸びており、次いで10歳代、30歳代、60歳代となっており、その他の年齢階級では、下がっている。なお、全年齢では0.2ポイント上がっている。

8

生活習慣病 生活習慣病以外 合計生活習慣病

の割合生活習慣病 生活習慣病以外 合計

生活習慣病の割合

生活習慣病 生活習慣病以外 合計生活習慣病

の割合生活習慣病 生活習慣病以外 合計

生活習慣病の割合

0-9歳 5,364 156,277 161,641 3.3% 5,193 156,697 161,890 3.2% -170 +420 +250 -0.1 96.8 100.3 100.2 96.7

10-19歳 6,542 56,434 62,976 10.4% 8,012 57,685 65,696 12.2% +1,469 +1,251 +2,720 +1.8 122.5 102.2 104.3 117.4

20-29歳 4,981 62,065 67,046 7.4% 6,452 63,725 70,177 9.2% +1,471 +1,660 +3,131 +1.8 129.5 102.7 104.7 123.8

30-39歳 10,009 75,035 85,045 11.8% 12,029 78,059 90,088 13.4% +2,020 +3,024 +5,043 +1.6 120.2 104.0 105.9 113.5

40-49歳 29,763 78,485 108,248 27.5% 28,510 79,934 108,443 26.3% -1,253 +1,449 +196 -1.2 95.8 101.8 100.2 95.6

50-59歳 77,565 100,215 177,780 43.6% 77,568 101,436 179,005 43.3% +3 +1,221 +1,224 -0.3 100.0 101.2 100.7 99.3

60-69歳 145,512 138,941 284,453 51.2% 150,702 142,529 293,230 51.4% +5,189 +3,588 +8,777 +0.2 103.6 102.6 103.1 100.5

70-74歳 258,004 238,723 496,728 51.9% 261,292 250,380 511,672 51.1% +3,287 +11,657 +14,944 -0.9 101.3 104.9 103.0 98.3

全年齢 43,876 95,231 139,107 31.5% 45,282 97,430 142,712 31.7% +1,406 +2,199 +3,605 +0.2 103.2 102.3 102.6 100.6

年齢階級

23年度 24年度 24年度-23年度 24年度伸び率(%)

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90

94

98

102

106

1100-9歳

10-19歳

20-29歳

30-39歳

40-49歳50-59歳

60-69歳

70-74歳

全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 生活習慣病の割合 23年度

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

40.0%

45.0%

50.0%

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳 全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 生活習慣病の割合

受診率(件/千人)

年齢階級別生活習慣病の割合(「入院+入院外(調剤含む)」の1人当たり医療費、医療費の三要素)

(件/千人)

受診率をみると、0-9歳を除き、年齢が上がるにつれて高くなる傾向があり、 70-74歳では14,597件/千人となっている。また、全年齢では6,247件/千人となっている。また、生活習慣病の割合は、年齢が上がるにつれて高くなっており、50歳代で約35%、60歳代が44.7%と最も高くなっている。 前年度との差をみると、50歳代が最も高く+94件/千人、次いで20歳代が+69件/千人、60歳代が+63件/千人の順に高くなっており、全年齢では+50件/千人で、0-9歳を除く年齢階級で前年度より高くなっている。生活習慣病の割合は、50歳代がわずかに下がっており、その他の年齢階級では、ほぼ前年度並みである。

24年度 23年度を「100」とした場合の24年度の値

9

生活習慣病 生活習慣病以外 合計生活習慣病

の割合生活習慣病 生活習慣病以外 合計

生活習慣病の割合

生活習慣病 生活習慣病以外 合計生活習慣病

の割合生活習慣病 生活習慣病以外 合計

生活習慣病の割合

0-9歳 51 9,221 9,272 0.5% 54 9,153 9,206 0.6% +3 -69 -66 +0.0 106.0 99.3 99.3 106.8

10-19歳 65 4,146 4,212 1.6% 68 4,159 4,227 1.6% +3 +13 +16 +0.1 104.1 100.3 100.4 103.7

20-29歳 120 3,877 3,997 3.0% 123 3,943 4,066 3.0% +3 +66 +69 +0.0 102.4 101.7 101.7 100.7

30-39歳 272 4,165 4,437 6.1% 276 4,205 4,482 6.2% +4 +40 +45 +0.0 101.6 101.0 101.0 100.6

40-49歳 895 4,091 4,986 17.9% 893 4,120 5,013 17.8% -2 +28 +27 -0.1 99.8 100.7 100.5 99.3

50-59歳 2,427 4,432 6,859 35.4% 2,425 4,528 6,953 34.9% -2 +96 +94 -0.5 99.9 102.2 101.4 98.6

60-69歳 4,348 5,405 9,753 44.6% 4,385 5,432 9,816 44.7% +36 +27 +63 +0.1 100.8 100.5 100.6 100.2

70-74歳 6,265 8,280 14,545 43.1% 6,255 8,342 14,597 42.9% -10 +62 +52 -0.2 99.8 100.7 100.4 99.5

全年齢 1,271 4,925 6,196 20.5% 1,280 4,966 6,247 20.5% +9 +41 +50 -0.0 100.7 100.8 100.8 99.9

年齢階級

23年度 24年度 24年度-23年度 24年度伸び率(%)

Page 11: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

0

20

40

60

80

100

120 0-9歳

10-19歳

20-29歳

30-39歳

40-49歳50-59歳

60-69歳

70-74歳

全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 合計 23年度

0.00

0.50

1.00

1.50

2.00

2.50

0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳 全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 合計

1件当たり日数(日/件)

年齢階級別生活習慣病の割合(「入院+入院外(調剤含む)」の1人当たり医療費、医療費の三要素)

(日/件)

1件当たり日数をみると、0-9歳を除き、年齢が上がるにつれて高くなっており、70-74歳では2.14日/件となっている。また、全年齢では、1.68日/件となっている。 前年度との差をみると、全ての年齢階級で下がっており、70-74歳が最も低く-0.09日/件となっている。また、全年齢では、-0.03日/件となっている。逆に伸びているのは、10歳代の生活習慣病で+0.31日/件、30歳代の生活習慣病で+0.05日/件となっている。

24年度 23年度を「100」とした場合の24年度の値

10

生活習慣病 生活習慣病以外 合計 生活習慣病 生活習慣病以外 合計 生活習慣病 生活習慣病以外 合計 生活習慣病 生活習慣病以外 合計

0-9歳 2.06 1.78 1.78 2.03 1.75 1.76 -0.03 -0.02 -0.02 98.7 98.8 98.8

10-19歳 1.64 1.47 1.47 1.95 1.45 1.46 +0.31 -0.02 -0.01 119.0 98.9 99.3

20-29歳 1.67 1.53 1.54 1.64 1.51 1.52 -0.03 -0.02 -0.02 98.3 98.5 98.5

30-39歳 1.64 1.60 1.60 1.69 1.58 1.59 +0.05 -0.01 -0.01 103.2 99.1 99.3

40-49歳 1.56 1.65 1.64 1.51 1.62 1.60 -0.05 -0.04 -0.04 97.0 97.8 97.6

50-59歳 1.56 1.83 1.73 1.53 1.76 1.68 -0.03 -0.06 -0.05 97.9 96.5 97.0

60-69歳 1.63 2.02 1.85 1.61 1.98 1.82 -0.02 -0.03 -0.03 98.5 98.3 98.4

70-74歳 1.96 2.42 2.22 1.87 2.33 2.14 -0.09 -0.09 -0.09 95.6 96.2 96.0

全年齢 1.63 1.74 1.71 1.60 1.70 1.68 -0.03 -0.03 -0.03 98.3 98.2 98.2

年齢階級23年度 24年度 24年度-23年度 24年度伸び率(%)

Page 12: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

0

20

40

60

80

100

120

140 0-9歳

10-19歳

20-29歳

30-39歳

40-49歳50-59歳

60-69歳

70-74歳

全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 合計 23年度

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳 全年齢

生活習慣病 生活習慣病以外 合計

1日当たり医療費(円/日)

年齢階級別生活習慣病の割合(「入院+入院外(調剤含む)」の1人当たり医療費、医療費の三要素)

(円/日)

1日当たり医療費をみると、年齢が上がるにつれて高くなっており、60歳代では16,441円/日となっている。また、全年齢は13,570円/日となっている。 前年度との差をみると、70-74歳が最も高く+1,060円/日、次いで30歳代が+667円/日、60歳代が+646円の順に高くなっており、全年齢では+470円/日で、全ての年齢階級で前年度より高くなっている。 全年齢でみると、生活習慣病の1日当たり医療費は、生活習慣病以外の約2.4倍の金額である。

24年度 23年度を「100」とした場合の24年度の値

11

生活習慣病 生活習慣病以外 合計 生活習慣病 生活習慣病以外 合計 生活習慣病 生活習慣病以外 合計 生活習慣病 生活習慣病以外 合計

0-9歳 51,440 9,543 9,808 47,610 9,757 10,012 -3,830 +214 +204 92.6 102.2 102.1

10-19歳 60,971 9,274 10,169 60,244 9,553 10,645 -727 +279 +476 98.8 103.0 104.7

20-29歳 24,921 10,432 10,903 32,068 10,689 11,387 +7,147 +257 +484 128.7 102.5 104.4

30-39歳 22,439 11,283 11,984 25,700 11,733 12,651 +3,261 +450 +667 114.5 104.0 105.6

40-49歳 21,350 11,606 13,271 21,124 12,006 13,543 -226 +400 +272 98.9 103.4 102.0

50-59歳 20,479 12,389 14,969 20,935 12,714 15,321 +456 +325 +352 102.2 102.6 102.4

60-69歳 20,491 12,738 15,795 21,362 13,221 16,441 +871 +483 +646 104.2 103.8 104.1

70-74歳 21,023 11,893 15,357 22,317 12,868 16,418 +1,295 +974 +1060 106.2 108.2 106.9

全年齢 21,177 11,142 13,100 22,072 11,510 13,570 +895 +368 +470 104.2 103.3 103.6

年齢階級23年度 24年度 24年度-23年度 24年度伸び率(%)

Page 13: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並

びに免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の

疾患

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色

体異常

症状,徴候及び異常臨

床所見・異常検査所見で

他に分類されないもの

損傷,中毒及びその他の

外因の影響

特殊目的用コード

【入院】

【入院外(調剤含む)】

1人当たり医療費が上位5位を抜粋

入院では「新生物」(11,287円/人)が最も高く、次いで「循環器系の疾患」(7,289円/人)、「損傷・中毒及びその他の外因の影響」(3,657円/人)の順に高くなっている。「新生物」と「循環器系の疾患」を合わせると1人当たり医療費の全体に占める割合が3割以上となっている。 入院外では呼吸器系の疾患(16,160円/人)が最も高く、次いで循環器系の疾患(13,444円/人)、「内分泌・栄養及び代謝疾患」(10,412円/人)の順に高くなっている。「呼吸器系の疾患」、「循環器系の疾患」、「内分泌,栄養及び代謝疾患」を合わせると1人当たり医療費の全体に占める割合が4割となっている。

平成24年度 疾病分類別1人当たり医療費

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

(円/人)

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 新生物 11,287 21.2% 呼吸器系の疾患 16,160 16.3%

2位 循環器系の疾患 7,289 13.7% 循環器系の疾患 13,444 13.6%

3位 損傷,中毒及びその他の外因の影響 3,657 6.9% 内分泌,栄養及び代謝疾患 10,412 10.5%

4位 消化器系の疾患 3,278 6.1% 筋骨格系及び結合組織の疾患 7,437 7.5%

5位 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,277 6.1% 新生物 7,012 7.1%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

12

全 年 齢

Page 14: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

0-9歳の1人当たり医療費について、入院では「周産期に発生した病態」(16,161円/人)が最も高く、入院外では「呼吸器系の疾患」(62,872円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「周産期に発生した病態」は、入院・入院外ともに0-9歳が最も高く、他の年齢階級ではほとんどない。また、「呼吸器系の疾患」は、入院は70-74歳に次いで2番目に高く、入院外は0-9歳が最も高くなっている。

0 ~ 9 歳

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 周産期に発生した病態 16,161 29.3% 呼吸器系の疾患 62,872 53.4%

2位 呼吸器系の疾患 8,768 15.9% 皮膚及び皮下組織の疾患 11,665 9.9%

3位 先天奇形,変形及び染色体異常 5,784 10.5% 感染症及び寄生虫症 6,732 5.7%

4位 神経系の疾患 2,642 4.8% 耳及び乳様突起の疾患 6,307 5.4%

5位 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,052 3.7% 損傷,中毒及びその他の外因の影響 4,204 3.6%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

13

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

周産期に発生した病態

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

呼吸器系の疾患

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 15: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

10歳代の1人当たり医療費について、入院では「損傷、中毒及びその他の外因の影響」(4,120円/人)が最も高く、入院外では「呼吸器系の疾患」(14,929円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「損傷、中毒及びその他の外因の影響」は、入院・入院外ともに0-9歳より10歳代の方が高くなり、20歳代-40歳代までは低く、50歳代から再び高くなっている。50歳代からは特に入院外よりも入院の方が高くなっている。「呼吸器系の疾患」は、10歳代の入院は低いが、入院外は0-9歳に次いで2番目に高くなっている。

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 損傷,中毒及びその他の外因の影響 4,120 19.6% 呼吸器系の疾患 14,929 30.3%

2位 新生物 2,274 10.8% 内分泌,栄養及び代謝疾患 4,561 9.2%

3位 呼吸器系の疾患 1,657 7.9% 損傷,中毒及びその他の外因の影響 4,554 9.2%

4位 神経系の疾患 1,367 6.5% 皮膚及び皮下組織の疾患 4,062 8.2%

5位 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 1,364 6.5% 眼及び付属器の疾患 3,436 7.0%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

14

1 0 ~ 1 9 歳

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

損傷,中毒及びその他の外因の影響

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

呼吸器系の疾患

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 16: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

20歳代の1人当たり医療費について、入院では「妊娠・分娩及び産じょく」(5,367円/人)が最も高く、入院外では「呼吸器系の疾患」(9,297円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「妊娠・分娩及び産じょく」は、入院・入院外ともに20~30歳代が高く、入院外では他の年齢階級に比べて最も高くなっている。「呼吸器系の疾患」の入院外は、他の年齢階級と比べると7位ではあるが、20歳代の中では最も高くなっている。

2 0 ~ 2 9 歳

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 妊娠,分娩及び産じょく 5,367 20.1% 呼吸器系の疾患 9,297 19.4%

2位 損傷,中毒及びその他の外因の影響 2,829 10.6% 精神及び行動の障害 5,239 10.9%

3位 精神及び行動の障害 2,636 9.9% 皮膚及び皮下組織の疾患 4,817 10.1%

4位 新生物 2,452 9.2% 消化器系の疾患 3,710 7.8%

5位 神経系の疾患 2,435 9.1% 腎尿路生殖器系の疾患 3,057 6.4%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

15

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

妊娠,分娩及び産じょく

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

呼吸器系の疾患

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 17: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

30歳代の1人当たり医療費について、入院では「妊娠・分娩及び産じょく」(6,539円/人)が最も高く、入院外では「呼吸器系の疾患」(11,328円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「妊娠・分娩及び産じょく」は、入院・入院外ともに20~30歳代が高く、入院では他の年齢階級に比べて最も高くなっている。「呼吸器系の疾患」の入院外は、他の年齢階級と比べると4位ではあるが、30歳代の中では最も高くなっている。

3 0 ~ 3 9 歳

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 妊娠,分娩及び産じょく 6,539 19.3% 呼吸器系の疾患 11,328 18.1%

2位 新生物 4,324 12.7% 精神及び行動の障害 6,638 10.6%

3位 精神及び行動の障害 2,818 8.3% 消化器系の疾患 5,614 9.0%

4位 循環器系の疾患 2,626 7.7% 腎尿路生殖器系の疾患 4,936 7.9%

5位 消化器系の疾患 2,568 7.6% 筋骨格系及び結合組織の疾患 4,240 6.8%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

16

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

妊娠,分娩及び産じょく

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

呼吸器系の疾患

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 18: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

40歳代の1人当たり医療費について、入院では「新生物」(8,015円/人)が最も高く、入院外では「呼吸器系の疾患」(9,575円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「新生物」は、入院・入院外ともに年齢が上がるにつれて高くなっており、入院では40歳代から74歳までそれぞれの年齢階級別で最も高くなっている。「呼吸器系の疾患」の入院外は、他の年齢階級と比べると5位ではあるが、40歳代の中では最も高くなっている。

4 0 ~ 4 9 歳

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 新生物 8,015 22.7% 呼吸器系の疾患 9,575 12.0%

2位 循環器系の疾患 4,430 12.6% 循環器系の疾患 7,747 9.7%

3位 消化器系の疾患 3,354 9.5% 消化器系の疾患 7,357 9.2%

4位 精神及び行動の障害 2,681 7.6% 内分泌,栄養及び代謝疾患 7,327 9.2%

5位 損傷,中毒及びその他の外因の影響 2,656 7.5% 腎尿路生殖器系の疾患 7,172 9.0%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

17

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

新生物

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

呼吸器系の疾患

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 19: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

50歳代の1人当たり医療費について、入院では「新生物」(18,094円/人)が最も高く、入院外では「循環器系の疾患」(23,972円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「新生物」は、入院・入院外ともに年齢が上がるにつれて高くなっており、入院では40歳代から74歳までそれぞれの年齢階級別で最も高くなっている。「循環器系の疾患」は入院・入院外ともに年齢が上がるにつれて高くなっており、入院外では50歳代~74歳までそれぞれの年齢階級で最も高くなっている。

5 0 ~ 5 9 歳

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 新生物 18,094 28.1% 循環器系の疾患 23,972 19.0%

2位 循環器系の疾患 11,482 17.9% 内分泌,栄養及び代謝疾患 17,963 14.2%

3位 筋骨格系及び結合組織の疾患 5,271 8.2% 筋骨格系及び結合組織の疾患 12,773 10.1%

4位 消化器系の疾患 4,784 7.4% 新生物 12,335 9.8%

5位 損傷,中毒及びその他の外因の影響 3,623 5.6% 消化器系の疾患 9,581 7.6%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

18

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

新生物

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

循環器系の疾患

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 20: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

60歳代の1人当たり医療費について、入院では「新生物」(35,393円/人)が最も高く、入院外では「循環器系の疾患」(47,708円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「新生物」は、入院・入院外ともに年齢が上がるにつれて、高くなっており、入院では40歳代から74歳までそれぞれの年齢階級別で最も高くなっている。「循環器系の疾患」は入院・入院外ともに年齢が上がるにつれて、高くなっており、入院外では50歳代~74歳までそれぞれの年齢階級と最も高くなっている。

6 0 ~ 6 9 歳

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 新生物 35,393 29.4% 循環器系の疾患 47,708 24.7%

2位 循環器系の疾患 24,210 20.1% 内分泌,栄養及び代謝疾患 30,281 15.7%

3位 筋骨格系及び結合組織の疾患 7,728 6.4% 新生物 19,928 10.3%

4位 損傷,中毒及びその他の外因の影響 7,437 6.2% 筋骨格系及び結合組織の疾患 18,276 9.5%

5位 消化器系の疾患 6,785 5.6% 腎尿路生殖器系の疾患 13,345 6.9%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

19

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

新生物

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

循環器系の疾患

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 21: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

70-74歳の1人当たり医療費について、入院では「新生物」(60,428円/人)が最も高く、入院外では「循環器系の疾患」(82,639円/人)が最も高くなっている。 年齢階級別にみると、 70~74歳の「新生物」および「循環器系の疾患」は、他の年齢階級別と比べて入院・入院外ともに最も高くなっている。

7 0 ~ 7 4 歳

年齢階級別にかかる疾病分類の特徴(上位5疾病分類を表示)

※疾病分類項目等の詳細は32ページ以降をご覧ください。

医療費(円/人) 全体に占める割合 医療費(円/人) 全体に占める割合

1位 新生物 60,428 25.9% 循環器系の疾患 82,639 26.3%

2位 循環器系の疾患 56,339 24.2% 内分泌,栄養及び代謝疾患 44,706 14.3%

3位 筋骨格系及び結合組織の疾患 19,831 8.5% 筋骨格系及び結合組織の疾患 36,376 11.6%

4位 損傷,中毒及びその他の外因の影響 15,720 6.7% 新生物 28,158 9.0%

5位 呼吸器系の疾患 11,229 4.8% 消化器系の疾患 20,283 6.5%

順位

入院 入院外(調剤含む)

疾病分類項目24年度

疾病分類項目24年度

20

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

新生物

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

全年齢 0-9歳 10-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-74歳

入院 入院外(調剤含む)

循環器系の疾患

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

感染症及び寄生虫症

新生物

血液及び造血器の疾患並び

に免疫機構の障害

内分泌,栄養及び代謝疾患

精神及び行動の障害

神経系の疾患

眼及び付属器の疾患

耳及び乳様突起の疾患

循環器系の疾患

呼吸器系の疾患

消化器系の疾患

皮膚及び皮下組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾

腎尿路生殖器系の疾患

妊娠,分娩及び産じょく

周産期に発生した病態

先天奇形,変形及び染色体

異常

症状,徴候及び異常臨床

所見・異常検査所見で他に

分類されないもの

損傷,中毒及びその他の外

因の影響

特殊目的用コード

【入院】 【入院外(調剤含む)】

全年齢【入院】 全年齢【入院外(調剤含む)】

Page 22: 山口支部 医療費分析/media/Files/yamaguchi/...90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 1人当たり医療費 (合計) 1人当たり医療費 (入院) 受診率 (入院)

医療提供体制 用語の説明 1.医療施設の種類 病院 ・・医師又は歯科医師が医業又は歯科作業を行う場所であって、患者20人以上の入院施設を有する

ものをいう。 一般診療所 ・・医師又は歯科医師が医業又は歯科作業を行う場所(歯科医業のみは除く。)であって、患者の

入院施設を有しないもの又は患者19人以下の入院施設を有するものをいう。 2.病院の種類 精神科病院 ・・精神病床のみを有する病院をいう。 結核療養所 ・・結核病床のみを有する病院をいう。 一般病院 ・・上記以外の病院(平成10年までは伝染病院も除く。)をいう。 3.病床の種類 精神病床 ・・精神疾患を有する者を入院させるための病床をいう。 感染症病床 ・・「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(平成10年法率第114号)に規

定する一類感染症、二類感染症(結核を除く。)、新型インフルエンザ等感染症及び指定感染症並びに新感染症の患者を入院させるための病床をいう。

結核病床 ・・結核の患者を入院させるための病床をいう。 療養病床 ・・病院の病床(精神病床、感染症病床、結核病床を除く。)又は一般診療所の病床のうち主とし

て長期にわたり療養を必要とする患者を入院させるための病床をいう。 一般病床 ・・精神病床、感染症病床、結核病床、療養病床以外の病床をいう。 介護療養病床・・療養病床のうち、「健康保険法等の一部を改正する法律(平成18年法律第83号)附則第130条

の2第1項の規定によりなおその効力を有するものとされた介護保険法」に規定する都道府県知事の指定介護療養型医療施設としての指定に係る病床をいう。

※厚生労働省:平成24年度医療施設調査・病院報告、平成24年度患者調査より集計

21

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病院数及び病院の病床数の推移

病院の施設数について、山口県は横ばいであるが、全国は減っている。山口県は全国と比べて「精神科病院」の割合が高く、「一般病院」の割合が低い。病床数については、山口県・全国ともに減っており、山口県は全国と比べて「療養病床」の割合が高く、「一般病床」の割合が低い。 また、山口県は人口10万対病院数・病院病床数ともに全国平均以上であり、平成20年度以降では人口10万対病院数は10~11位、人口10万対病院病床数は6位で推移している。 以上のように、長期療養となりやすい「療養病床」の割合が全国と比べて高く、人口10万対病院数・病院病床数が比較的高いということが、山口支部の受診率・1件当たり日数が全国平均よりも高い原因とも考えられる。

29 29 28 28 28

119 119 119 119 120

0

20

40

60

80

100

120

140

160

H20 H21 H22 H23 H24

山口県の病院数精神科病院 結核療養所 一般病院総数

6,162 6,162 6,100 6,070 6,070

130 130 130 130 130

9,634 9,467 9,456 9,692 9,701

11,660 11,718 11,720 11,468 11,332

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

H20 H21 H22 H23 H24

山口県の病床数

精神病床 感染症病床 結核病床 療養病床 一般病床

22

全国順位 全国順位

H20 148 29 19.6% 0 0.0% 119 80.4% 27,626 6,162 22.3% 40 0.1% 130 0.5% 9,634 34.9% 11,660 42.2% 10.1 11 1,888.3 6

H21 148 29 19.6% 0 0.0% 119 80.4% 27,517 6,162 22.4% 40 0.1% 130 0.5% 9,467 34.4% 11,718 42.6% 10.2 10 1,891.2 6

H22 147 28 19.0% 0 0.0% 119 81.0% 27,446 6,100 22.2% 40 0.1% 130 0.5% 9,456 34.5% 11,720 42.7% 10.1 10 1,891.1 6

H23 147 28 19.0% 0 0.0% 119 81.0% 27,400 6,070 22.2% 40 0.1% 130 0.5% 9,692 35.4% 11,468 41.9% 10.2 10 1,900.1 6

H24 148 28 18.9% 0 0.0% 120 81.1% 27,273 6,070 22.3% 40 0.1% 130 0.5% 9,701 35.6% 11,332 41.6% 10.3 10 1,905.9 6

H20 8,794 1,079 12.3% 1 0.0% 7,714 87.7% 1,609,403 349,321 21.7% 1,785 0.1% 9,502 0.6% 339,358 21.1% 909,437 56.5% 6.9 ─  1,260.4 ─ H21 8,739 1,083 12.4% 1 0.0% 7,655 87.6% 1,601,476 348,121 21.7% 1,757 0.1% 8,924 0.6% 336,273 21.0% 906,401 56.6% 6.9 ─  1,256.0 ─ H22 8,670 1,082 12.5% 1 0.0% 7,587 87.5% 1,593,354 346,715 21.8% 1,788 0.1% 8,244 0.5% 332,986 20.9% 903,621 56.7% 6.8 ─  1,244.3 ─ H23 8,605 1,076 12.5% 1 0.0% 7,528 87.5% 1,583,073 344,047 21.7% 1,793 0.1% 7,681 0.5% 330,167 20.9% 899,385 56.8% 6.7 ─  1,238.7 ─ H24 8,565 1,071 12.5% 1 0.0% 7,493 87.5% 1,578,254 342,194 21.7% 1,798 0.1% 7,208 0.5% 328,888 20.8% 898,166 56.9% 6.7 ─  1,237.7 ─ 

山口県

全国

人口10万対病院数病 院 施設数

人口10万対病院病床数

精神科病院 結核療養所 一般病院総数 精神病床 感染症病床 結核病床 療養病床 一般病床病床数

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一般診療所数について、山口県は徐々に減っているが全国では逆に増えている。一般診療所の有床数は山口県・全国ともに減っているが、山口県は全国と比べて「有床」の割合が高く、「無床」の割合が低い。 一般診療所の有床のうち「療養病床を有する診療所」の割合は山口県と全国を比較しても大きな差はなく、一般診療所の病床数についても、「療養病床」と「療養病床以外の病床」の割合は山口県と全国を比較しても大きな差はない。 また、山口県は人口10万対一般診療所数・一般診療所病床数ともに全国平均以上であり、平成20年度以降では人口10万対一般診療所数は9~12位、人口10万対一般診療所病床数は14~15位で推移している。 以上のように、有床の一般診療所の割合が全国と比べて高く、人口10万対一般診療所数・一般診療所病床数が比較的高いということが、山口支部の受診率・1件当たり日数が全国平均よりも高い原因とも考えられる。

一般診療所数及び一般診療所の病床数の推移

27 23 22 22 22167 160 156 154 150

1,100 1,096 1,104 1,100 1,108

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

H20 H21 H22 H23 H24

一般診療所の病床数の推移

療養病床を有する診療所 療養病床を有しない診療所 無床

294 265 258 258 264

2,416 2,319 2,266 2,246 2,165

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

H20 H21 H22 H23 H24

一般診療所(有床)の病床内訳

療養病床 療養病床以外の病床

23

全国順位 全国順位

H20 1,294 194 15.0% 27 13.9% 167 86.1% 1,100 85.0% 2,710 294 10.8% 2,416 89.2% 88.4 10 185.2 14

H21 1,279 183 14.3% 23 12.6% 160 87.4% 1,096 85.7% 2,584 265 10.3% 2,319 89.7% 87.9 12 177.6 15

H22 1,282 178 13.9% 22 12.4% 156 87.6% 1,104 86.1% 2,524 258 10.2% 2,266 89.8% 88.3 12 173.9 15

H23 1,276 176 13.8% 22 12.5% 154 87.5% 1,100 86.2% 2,504 258 10.3% 2,246 89.7% 88.5 10 173.6 14

H24 1,280 172 13.4% 22 12.8% 150 87.2% 1,108 86.6% 2,429 264 10.9% 2,165 89.1% 89.4 9 169.7 15

H20 99,083 11,500 11.6% 1,728 15.0% 9,772 85.0% 87,583 88.4% 146,568 17,519 12.0% 129,049 88.0% 77.6 ─  114.8 ─ 

H21 99,635 11,072 11.1% 1,625 14.7% 9,447 85.3% 88,563 88.9% 141,817 16,476 11.6% 125,341 88.4% 78.1 ─  111.2 ─ 

H22 99,824 10,620 10.6% 1,485 14.0% 9,135 86.0% 89,204 89.4% 136,861 15,078 11.0% 121,783 89.0% 78.0 ─  106.9 ─ 

H23 99,547 9,934 10.0% 1,385 13.9% 8,549 86.1% 89,613 90.0% 129,366 14,150 10.9% 115,216 89.1% 77.9 ─  101.2 ─ 

H24 100,152 9,596 9.6% 1,308 13.6% 8,288 86.4% 90,556 90.4% 125,599 13,308 10.6% 112,291 89.4% 78.5 ─  98.5 ─ 

山口県

全国

一般診療所 総数 病床数

人口10万対一般診療所数 人口10万対一般診療所病床数

有床 無床 療養病床療養病床以外

の病床療養病床を有する

診療所療養病床を有しな

い診療所

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24 全国を100とした場合の医療提供体制に関するレーダーチャート(平成24年度)

全国 6.7 全国 78.5 全国 1,237.7 全国 98.5 全国 31.2

1位 高知県 17.7 和歌山県 108.8 高知県 2,476.2 鹿児島県 373.4 高知県 50.7

2位 鹿児島県 15.4 島根県 103.1 鹿児島県 2,052.5 大分県 357.4 鹿児島県 46.0

3位 徳島県 14.7 長崎県 101.1 熊本県 1,957.3 熊本県 331.3 佐賀県 45.9

4位 大分県 13.4 徳島県 98.3 徳島県 1,933.9 長崎県 328.0 山口県 44.4

5位 佐賀県 12.8 東京都 96.1 長崎県 1,926.4 佐賀県 321.8 徳島県 43.6

6位 宮崎県 12.4 京都府 94.6 山口県 1,905.9 徳島県 309.9 熊本県 43.5

7位 熊本県 11.8 大阪府 93.2 佐賀県 1,792.9 宮崎県 293.7 宮崎県 40.3

8位 長崎県 11.3 広島県 91.0 北海道 1,786.7 愛媛県 258.4 長崎県 39.9

9位 北海道 10.5 山口県 89.4 宮崎県 1,714.7 青森県 255.2 福岡県 38.1

10位 山口県 10.3 兵庫県 89.2 福岡県 1,707.2 香川県 213.3 富山県 36.8

43位 東京都 4.8 北海道 62.0 東京都 963.6 滋賀県 42.2 愛知県 26.3

44位 千葉県 4.5 沖縄県 59.7 千葉県 920.0 新潟県 38.4 岐阜県 25.8

45位 愛知県 4.4 千葉県 59.5 愛知県 909.8 東京都 34.7 長野県 25.1

46位 滋賀県 4.2 茨城県 58.2 埼玉県 867.6 大阪府 33.9 東京都 24.0

47位 神奈川県 3.8 埼玉県 57.0 神奈川県 821.0 神奈川県 32.2 神奈川県 24.0

… … … … …

平均在院日数

… …

人口10万対病院数

人口10万対一般診療所数

人口10万対病院病床数

人口10万対一般診療所病床数

… … … …

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

120.0

140.0

160.0

180.0

人口10万対

病院数

人口10万対

一般診療所数

人口10万対

病院病床数

人口10万対

一般診療所病床数

平均在院日数

全国

山口

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

300.0

350.0

人口10万対

病院数

人口10万対

一般診療所数

人口10万対

病院病床数

人口10万対

一般診療所病床数

平均在院日数

全国

佐賀

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

120.0

人口10万対

病院数

人口10万対

一般診療所数

人口10万対

病院病床数

人口10万対

一般診療所病床数

平均在院日数

全国

沖縄

山口県 佐賀県 沖縄県

山口県の人口10万対病院数は全国10位、人口10万対一般診療所数は全国9位、人口10万対病院病床数は全国6位、人口10万対一般診療所病床数は全国15位となっている。また、平均在院日数は4位となっている。全国平均と比べて、山口県は人口に対する病院数・一般診療所数及び病床数が多くなっている。

山口は15位

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全  国 238.3 全  国 234.1 全  国 535.1 全  国 52.4

1位 鹿 児 島 534.9 高  知 852.3 高  知 833 高  知 282.2

2位 長  崎 503.9 山  口 627.7 大  分 816.5 富  山 201

3位 宮  崎 484.7 徳  島 500.3 熊  本 739 徳  島 158.7

4位 佐  賀 467.7 鹿 児 島 495.7 北 海 道 738.1 山  口 154.3

5位 熊  本 454.8 熊  本 483.6 鳥  取 704.6 熊  本 131.2

43位 静  岡 160.6 東  京 148.4 愛  知 414.7 神 奈 川 25.2

44位 愛  知 158 千  葉 140.8 千  葉 405.4 岐  阜 22.6

45位 東  京 155.1 岐  阜 136.2 静  岡 405 山  梨 21.3

46位 滋  賀 146.7 神 奈 川 132.3 神 奈 川 388.1 宮  城 7.3

47位 神 奈 川 132.9 宮  城 113.6 埼  玉 364.2 山  形 1.6

順位精神病床

… …

療養病床 一般病床 介護療養病床

都道府県別人口10万対1日平均在院患者数(病床の種類別)

山口県の人口10万対1日平均在院患者数は、精神病床が9位、療養病床が2位、一般病床が19位、介護療養病床が4位と、全体的に高く、特に療養病床と介護療養病床が高くなっている。

山口は9位 山口は19位

0

100

200

300

400

500

600

鹿

精神病床

全国

0

200

400

600

800

1000

鹿

療養病床

全国

0

200

400

600

800

1000

鹿

一般病床

全国

0

50

100

150

200

250

300

鹿

介護療養病床

全国

25

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全  国 31.2 全  国 291.9 全  国 171.8 全  国 17.5 全  国 307

1位 高  知 50.7 徳  島 424.4 富  山 266.1 高  知 23 秋  田 544.7

2位 鹿 児 島 46 鹿 児 島 418.6 北 海 道 239.1 熊  本 21.1 栃  木 480.9

3位 佐  賀 45.9 大  分 412.2 京  都 212.4 佐  賀 20.8 沖  縄 460

4位 山  口 44.4 栃  木 393.1 神 奈 川 211.7 大  分 20.6 長  崎 459.6

5位 徳  島 43.6 山  口 388.5 山  口 211.6 鹿 児 島 20.6 山  口 448.8

43位 愛  知 26.3 岡  山 238.3 長  崎 111.2 長  野 15.9 宮  城 139.1

44位 岐  阜 25.8 青  森 237.5 山  形 108.6 静  岡 15.6 山  梨 137.1

45位 長  野 25.1 高  知 227.3 宮  城 108.5 愛  知 15.4 長  野 122.3

46位 東  京 24 福  井 224.4 長  野 106.9 東  京 15.2 鳥  取 76.3

47位 神 奈 川 24 東  京 209.6 鳥  取 101.5 神 奈 川 14.8 山  形 21.8

順位全病床 精神病床 療養病床 一般病床 介護療養病床

… … … … … … … … … …

都道府県別平均在院日数(病床の種類別)

山口県の全病床の平均在院日数は4位で、そのうち精神病床が5位、療養病床が5位、一般病床が21位、介護療養病床が5位と、一般病床以外は全国でも上位となっている。

山口は21位

0

10

20

30

40

50

60

海道

奈川

歌山

鹿

児島

全病床

全国

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

海道

奈川

歌山

鹿

児島

精神病床

全国

0

50

100

150

200

250

300

鹿

療養病床

全国

0

5

10

15

20

25

鹿

一般病床

全国

0

100

200

300

400

500

600

海道

奈川

歌山

鹿

児島

介護療養病床

全国

26

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参 考

「第2回社会保障制度改革国民会議資料(抄)」より抜粋

27

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健診結果の分析

・リスク保有率とは、健診の検査項目の数値により、それ特有の病気になる可能性があるという割合

(例)血圧のリスク保有率が高い → 高血圧になる可能性が高い

代謝のリスク保有率が高い → 糖尿病等になる可能性が高い

脂質のリスク保有率が高い → 脂質異常症になる可能性が高い

※メタボのリスク保有率は、該当した場合はメタボの状態である

28

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10%

20%

30%

40%

50%

メタボ

腹囲

血圧

脂質代謝

(空腹時血糖)

喫煙者の割合

BMI

山口 全国

0%

10%

20%

30%

40%

メタボ

腹囲

血圧

脂質代謝

(空腹時血糖)

喫煙者の割合

BMI

山口 全国

健診データについての全国値との比較

山口(男女計)は、全国と比べて、メタボ、血圧、代謝のリスクが高い。特に代謝は全国の1.17倍となっている。順位で見ると代謝が3位、血圧が7位と全国で見ても上位である。

※各リスクの詳細は39ページをご覧ください。

全国順位23年度の全国順位

全国順位23年度の全国順位

全国順位23年度の全国順位

 メタボリックシンドロームのリスク保有率 14.0% 19位 19位 19.4% 21位 19位 4.2% 18位 8位 13.7% 18.8% 3.9%

 腹囲のリスク保有率 32.5% 35位 32位 43.3% 40位 38位 12.6% 20位 15位 34.1% 45.5% 12.2%

 血圧のリスク保有率 43.6% 7位 6位 49.1% 11位 13位 33.6% 3位 2位 39.9% 45.8% 28.5%

 脂質のリスク保有率 27.4% 30位 25位 33.8% 36位 30位 15.7% 12位 4位 28.1% 35.2% 14.6%

 代謝(空腹時血糖)のリスク保有率 16.8% 3位 6位 21.3% 5位 7位 8.5% 8位 5位 14.3% 17.9% 7.4%

 喫煙者の割合 33.1% 34位 37位 43.8% 29位 31位 13.4% 37位 38位 34.9% 44.3% 16.8%

 BMIのリスク保有率(参考) 25.1% 40位 40位 29.2% 42位 42位 17.5% 32位 30位 27.8% 32.5% 18.6%

 脂質(中性脂肪)のリスク保有率(参考) 20.5% 29位 23位 27.1% 31位 24位 8.2% 27位 10位 21.3% 28.1% 8.2%

 脂質(HDLコレステロール)のリスク保有率(参考) 4.6% 45位 46位 6.5% 46位 46位 0.9% 45位 47位 6.0% 8.5% 1.2%

男性 女性健診の指標

山口 全国

男女計 男性 女性 男女計

※男女計・男性・女性の欄の赤背景・赤字の枠は、全国よりも高い数値を示しており、各全国順位の赤字は23年度より順位が上がった項目を示しています。

男性 女性

29

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全国を100とした場合の健診データに関するレーダーチャート(平成24年度)

女性 男性

男性は、全国と比べて、メタボ、血圧、代謝のリスクの割合が高く、特に代謝は全国の1.19倍となっている。 女性は、全国と比べて、メタボ、腹囲、血圧、脂質、代謝のリスクが高く、特に血圧は全国の1.18倍、代謝は全国の1.15倍となっている。

(%) 前年比 (%) 前年比 (%) 前年比 (%) 前年比 (%) 前年比 (%) 前年比 (%) 前年比 (%) 前年比 (%) 前年比

男 19.4% -0.0 43.3% -0.4 49.1% +0.3 33.8% -0.6 21.3% +0.3 43.8% +0.5 29.2% +0.2 27.1% -1.4 6.5% +0.8

女 4.2% -0.2 12.6% -0.4 33.6% -0.2 15.7% -0.5 8.5% -0.2 13.4% +0.6 17.5% +0.0 8.2% -0.7 0.9% +0.1

男 18.8% -0.0 45.5% -0.2 45.8% -0.0 35.2% +0.0 17.9% -0.2 44.3% -0.2 32.5% +0.1 28.1% -0.6 8.5% +0.8

女 3.9% +0.1 12.2% +0.2 28.5% -0.2 14.6% +0.2 7.4% +0.0 16.8% +0.1 18.6% +0.4 8.2% -0.1 1.2% +0.1

脂質(中性脂肪)のリスク保有率

脂質(HDLコレステロール)のリ

山口県

全国

24年度メタボリックシンドロームのリスク

腹囲のリスク保有率

血圧のリスク保有率

脂質のリスク保有率

代謝のリスク保有率

喫煙者の割合(参考)

BMIのリスク保有率(参考)

60

70

80

90

100

110

120 山口県

全国

腹囲

リスク保有率

メタボ

リスク保有率

喫煙者の割合

脂質

リスク保有率

代謝

リスク保有率

(空腹時血糖)

血圧

リスク保有率

60

70

80

90

100

110

120 山口県

全国

腹囲

リスク保有率

メタボ

リスク保有率

喫煙者の割

脂質

リスク保有率

血圧

リスク保有率

代謝

リスク保有率

(空腹時血糖)

30

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―参考-

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疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

[Ⅰ] 感染症及び寄生虫症(A00-B99)

0101 腸管感染症  コレラ,腸チフス,パラチフス,サルモネラ感染症,赤痢,細菌性赤

(A00-A09)  痢,細菌性食中毒(注:有毒性食品の毒作用は1904へ),アメーバ赤

 痢,アメーバ性肝膿瘍,ウイルス性腸管感染症,腸炎(胃腸炎,大腸

 炎)(注:慢性腸炎,限局性腸炎,アレルギー性腸炎等の非感染性の

 明示された腸炎,胃腸炎,大腸炎は1112へ),下痢(流行性下痢,感

 染性下痢,伝染性下痢)(注:機能性下痢,アレルギー性下痢等の非

 感染性が明示された下痢は1112へ,新生児非感染性下痢症は1602へ)

0102 結核  結核(肺結核,結核性肺炎,結核性気胸,結核性胸膜炎,結核性髄膜

(A15-A19)  炎,結核性腸炎,骨及び関節の結核,その他結核又は結核性と記され

 た疾病)(注:気管支拡張症は1011へ),硬結性紅斑,狼瘡(注:紅

 斑性狼瘡は1203へ,全身性紅斑性狼瘡は1310へ),粟粒結核,脊椎カ

 リエス,結核性アジソン病

0103 主として性的伝播様式  梅毒(先天梅毒,梅毒性角膜炎,梅毒性心筋炎,神経梅毒,梅毒性腹

 をとる感染症  膜炎,その他梅毒又は梅毒性と記された疾病),脊髄ろう,進行麻痺,

(A50-A64)  淋菌感染症(淋疾,淋菌性外陰膣炎,淋菌性前立腺炎,その他淋菌性

 と記された疾病),クラミジア感染症,軟性下疳,トリコモナス症,

 肛門性器ヘルペスウイルス[単純ヘルペス]感染症,そけい<鼡径>

 リンパ肉芽腫(そけい<鼡径>肉芽腫)

0104 皮膚及び粘膜の病変を  ヘルペスウイルス[単純ヘルペス]感染症(ヘルペスウイルス性髄膜

  伴うウイルス疾患  炎,脳炎,眼疾患,単純疱疹)(注:疱疹状皮膚炎は1203へ),水

(B00-B09)  痘(水ぼうそう),帯状疱疹(帯状ヘルペス),麻疹(はしか,麻疹

 後脳炎,麻疹後肺炎),風疹(三日はしか)(注:先天性風疹症候群

 は1602ヘ),ウイルス性いぼ(単純性疣贅,尋常性疣贅),突発性発疹,

 伝染性紅斑(リンゴ病),手足口病,ヘルパンギナ

0105 ウイルス肝炎  ウイルス肝炎,A型肝炎,B型肝炎,C型肝炎,急性ウイルス肝炎,慢

(B15-B19)  性ウイルス肝炎,流行性肝炎,伝染性肝炎,血清肝炎,劇症肝炎(ウイ

 ルス性),感染性黄疸 (注:先天性ウイルス肝炎は1602へ)

0106 その他のウイルス疾患  急性灰白髄炎(ポリオ)(注:ポリオの続発・後遺症は0108へ),ス

(A80-A99,  ローウイルス感染症,クロイツフェルト・ヤコブ病,亜急性硬化性全

B20-B34)  脳炎(SSPE),狂犬病,日本脳炎,その他のウイルス性脳炎(注

 :ウイルス性脳炎の続発・後遺症は0108へ,小児の脳性麻痺は0604へ

 ),ウイルス性脳脊髄炎,ウイルス性髄膜脳炎,ウイルス性髄膜炎,

 デング熱,黄熱,ヒト免疫不全ウイルス[HIV]病(AIDS),サ

 イトメガロウイルス病,ムンプス(おたふくかぜ,流行性耳下腺炎),

 伝染性単核症(腺熱,単核細胞性アンギナ[口峡炎],EBウイルス

 感染症),ウイルス性結膜炎,流行性角結膜炎,ウイルス性咽頭結膜

 炎,急性流行性出血性結膜炎,流行性筋痛症,ウイルス性心炎,(注

 :インフルエンザウイルスによる気管支炎・肺炎は1011へ,その他の

 ウイルスによる肺炎は1004へ,その他のウイルスによる気管支炎は

 1005へ)

0107 真菌症  皮膚糸状菌症,白せん[癬](水虫,しらくも),輪せん[癬](た

(B35-B49)  むし),頑癬,皮膚真菌症,でん[癜]風(なまず),黒癬,カンジ

 ダ症(カンジダ性爪炎,鵞口瘡),アスペルギルス症,クリプトコッ

 カス症,コクシジオイデス症,ヒストプラスマ症,ブラストミセス症,

 その他の真菌症

◆ 社会保険表章用疾病分類表(内容例示表) ◆ 疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

0108 感染症及び寄生虫症の  結核の続発・後遺症,灰白髄炎(ポリオ)の続発・後遺症,ハンセン

 続発・後遺症  病の続発・後遺症,トラコーマの続発・後遺症,ウイルス性脳炎の続

(B90-B94)  発・後遺症,ウイルス性肝炎の続発・後遺症

0109 その他の感染症及び寄 [細菌性疾患] ペスト,野兎病(大原病),炭疽,ブルセラ症(波

 生虫症   状熱),レプトスピラ症,黄疸出血性レプトスピラ症(ワイル病),

(A00-B99の残り)   ネコひっかき病,ハンセン病,非結核性抗酸菌感染症,非定型

  抗酸菌感染症,破傷風(新生児破傷風),ジフテリア,百日咳,

  猩紅熱(注:レンサ球菌による咽頭痛は1002へ),髄膜炎菌感染

  症(髄膜炎菌性心炎,その他髄膜炎菌性と記された疾病),敗血

  症(レンサ球菌性敗血症,肺炎球菌性敗血症,その他の敗血症)

  (注:敗血性と記された疾病はその疾病の分類へ,分娩・産じょ

  くに合併するもの又は原因疾患のあるものは原因疾患の分類へ),

  放線菌症(アクチノミセス症),ノカルジア症,丹毒,ガスえ

  [壊]疽,レジオネラ症(在郷軍人病),その他の細菌感染症,

[スピロヘータ] 回帰熱,ライム病(注:梅毒は0103へ),

[クラミジア] オウム病,トラコーマ(注:トラコーマの続発・後

  遺症は0108へ),

[リケッチア] 発疹チフス(注:腸チフス,パラチフスは0101へ),

  つつが虫病,Q熱,

[原虫] マラリア,リーシュマニア症,トリパノソーマ症,トキソ

  プラズマ症,ニューモシスチス症,

[ぜん虫] 吸虫症,住血吸虫症,肝吸虫症(肝ジストマ症),肝蛭

  症,肺吸虫症(肺ジストマ症),横川吸虫症,エキノコックス症

  (包虫症),条虫症,フィラリア症(糸状虫症),鉤虫症,回虫 

  症,ぎょう虫症,アニサキス症,毛様線虫症,

[その他の動物寄生症] シラミ症,かいせん(疥癬),ダニ症,ダ

  ニ皮膚炎,(注:サルコイドーシスは0302ヘ,ベーチェット病は

  1310へ),

[Ⅱ] 新生物(C00-D48)

0201 胃の悪性新生物  胃癌,噴門癌,幽門癌

(C16)

0202 結腸の悪性新生物  結腸癌,大腸癌,上行結腸癌,横行結腸癌,下行結腸癌,回盲部癌,

(C18)  S状結腸癌(注:直腸S状結腸癌,直腸S状結腸移行部癌は0203へ)

0203 直腸S状結腸移行部及  直腸癌,直腸膨大部癌,直腸S状結腸癌,直腸S状結腸移行部癌

 び直腸の悪性新生物

(C19-C20)

0204 肝及び肝内胆管の悪性  肝癌,肝細胞癌,ヘパトーマ,胆管細胞癌,肝芽腫,肝血管肉腫

 新生物

(C22)

0205 気管,気管支及び肺の  気管又は気管支癌,肺癌(注:胸膜中皮腫は0210へ)

 悪性新生物

(C33-C34)

0206 乳房の悪性新生物  乳癌(注:男性の乳癌も含む),ページェット病(パジェット病)

(C50)

0207 子宮の悪性新生物  子宮癌(子宮頚癌,子宮体癌)

(C53-C55)

0208 悪性リンパ腫  ホジキン[Hodgkin]病,非ホジキンリンパ腫,細網肉腫,バーキッ

(C81-C85)  ト[Burkitt]腫瘍,菌状息肉症,セザリー病,リンパ肉腫

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疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

0209 白血病  (急性・慢性)リンパ性白血病,急性リンパ芽球性白血病,ヘアリー

(C91-C95)  セル白血病,白血性細網内皮症,成人型T細胞白血病(ATL),

 (急性・慢性)骨髄性白血病,急性前骨髄球性白血病,骨髄性肉腫,

 緑色腫,急性骨髄単球性白血病,(急性・慢性)単球性白血病,赤血

 病,赤白血病,巨核芽球性白血病,巨核球性白血病,肥満細胞白血病,

 急性骨髄線維症

0210 その他の悪性新生物  舌癌,食道癌,小腸癌,十二指腸癌,空腸癌,回腸癌,(注:回盲部

(C00-C97の残り)  癌・結腸癌・大腸癌・S状結腸癌は0202へ,直腸癌は0203へ),肛門

 癌,肛門管癌,肛門縁癌,肛門皮膚癌,肛門周囲皮膚癌,肛門直腸移

 行部癌,胆のう癌,胆管癌(注:肝内胆管癌,胆管細胞癌は0204へ),

 総胆管癌,ファーテル乳頭膨大部癌,膵癌,その他消化器の悪性新生

 物,上顎洞癌,副鼻腔の悪性新生物,喉頭癌,声門部癌,声門上部癌,

 声門下部癌,胸腺の悪性新生物,悪性黒色腫,中皮腫(胸膜中皮腫),

 カポジ肉腫,腹膜の悪性新生物,外陰部癌,卵巣癌,絨毛癌,絨毛上

 皮腫,陰茎癌,前立腺癌,精巣[睾丸]の悪性新生物,膀胱癌,眼の

 悪性新生物,脳の悪性新生物,甲状腺癌

0211 良性新生物及びその他  上皮内新生物,上皮内癌(口腔,食道,胃,その他の消化器,中耳及

 の新生物  び呼吸器系,皮膚,乳房,子宮頚部,その他及び部位不明の上皮内癌

(D00-D48)  ),上皮内黒色腫,良性脂肪腫性新生物,脂肪腫,血管腫,リンパ管

 腫,メラニン細胞性母斑,青色母斑,色素性母斑,乳房の良性新生物,

 子宮平滑筋腫,子宮筋腫,その他各種の良性新生物,その他性状不詳

 又は不明の新生物,真正赤血球増加症(真正多血症),骨髄異形成症

 候群

[Ⅲ] 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害(D50-D89)

0301 貧血  貧血,鉄欠乏性貧血,ビタミンB12欠乏性貧血,悪性貧血,葉酸欠乏

(D50-D64)  性貧血,たんぱく欠乏性貧血等の栄養性貧血,溶血性貧血,サラセミ

 ア(地中海貧血),鎌状赤血球貧血,遺伝性球状赤血球症,異常ヘモ

 グロビン症,溶血性尿毒症候群,発作性夜間ヘモグロビン[血色素]

 尿症(注:ヘモグロビン尿症は1800へ),再生不良性貧血,

 ファンコニ貧血,赤芽球ろう,急性出血後貧血,鉄芽球性貧血,その

他各種の貧血

0302 その他の血液及び造血  血液凝固障害,播種性血管内凝固症候群(DIC),血友病(血友病

 器の疾患並びに免疫  A,血友病B),高ヘパリン血症,フォンウィレブランド[Von Will

 機構の障害  ebrand]病,紫斑病,ビタミンK欠乏症による凝固因子欠乏症(注:

(D65-D89)  新生児のビタミン欠乏症は1602へ),アレルギー性紫斑病,血管性紫

 斑病,シェーンライン・ヘノッホ紫斑病,特発性血小板減少性紫斑病,

 老人性紫斑病,(注:血栓性血小板減少性紫斑病は1310へ),毛細管

 ぜい弱症,血管性偽血友病,血小板減少症,無顆粒球症,好中球減少

 症,白血球増加症,類白血病反応,リンパ球減少症,脾疾患,脾機

 能低下症,脾機能亢進症(注:バンチ氏病は1109へ),メトヘモグロ

 ビン血症,続発性[二次性]赤血球増加症,多血症(注:真正多血症

 は0211へ,新生児多血症は1602へ),本態性血小板増加症,低ガンマ

 グロブリン血症,高ガンマグロブリン血症,複合免疫不全,サルコイ

 ドーシス,クリオグロブリン血症

[Ⅳ] 内分泌,栄養及び代謝疾患(E00-E90)

0401 甲状腺障害  甲状腺腫(結節性甲状腺腫,びまん性甲状腺腫)(注:甲状腺癌は

(E00-E07)  0210へ),甲状腺中毒症,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,グレーブ

 ス病,急性甲状腺炎,亜急性甲状腺炎,自己免疫性甲状腺炎,薬剤誘

 発性甲状腺炎,慢性甲状腺炎,橋本病

疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

0402 糖尿病  糖尿病,1型糖尿病,2型糖尿病,インスリン依存性糖尿病(IDD

(E10-E14)  M),インスリン非依存性糖尿病(NIDDM),糖尿病性腎症,糖

 尿病性白内障,その他糖尿病又は糖尿病性と記された疾病,(注:腎

 性糖尿病は0403へ,妊娠・分娩・産じょくにおける糖尿病は1504へ,

 新生児糖尿病は1602へ,耐糖能障害は1800へ)

0403 その他の内分泌,栄養  低血糖症,高インスリン症,ゾリンジャー・エリソン症候群,副甲状

 及び代謝疾患  腺[上皮小体]機能低下症,副甲状腺機能亢進症,下垂体機能亢進症,

(E15-E90)  末端肥大症,下垂体巨人症,高プロラクチン血症,抗利尿ホルモン不

 適合分泌症候群(SIADH),下垂体機能低下症,下垂体性低身長,

 シーハン症候群,シモンズ病,尿崩症(注:腎性尿崩症は1404へ),

 クッシング病,クッシング症候群,副腎性器症候群,アルドステロン

 症(コン症候群),アジソン病,ACTH[副腎皮質刺激ホルモン]

 の生産過剰,(注:結核性アジソン病は0102へ),卵巣機能障害

 (多のう胞性卵巣症候群,早発閉経)(注:閉経期及び女性更年期状

 態は1407へ),精巣[睾丸]機能障害,思春期遅発症,思春期早発症,

 多腺性機能障害,胸腺の疾患,その他の内分泌障害,カルチノイド

 症候群,低身長,体質性高身長,栄養失調症,ビタミン欠乏症

 (脚気,ペラグラ,壊血病,ビタミンA欠乏による夜盲,くる病)

 (注:腎性くる病は1404へ),栄養欠乏症,肥満症,ピックウイック

 症候群,過栄養,アミノ酸代謝障害(フェニルケトン尿症,チロジン

 血症,メープルシロップ[楓糖]尿症,シスチン尿症),乳糖不耐症,

 糖原病,腎性糖尿病,脂質蓄積障害,ポルフィリン代謝障害,ビリル

 ビン代謝障害,ウイルソン病,ヘモクロマトーシス,ビタミンD抵抗

 性くる病(注:腎性くる病は1404ヘ),アミロイドーシス,脱水症,

 その他の体液・電解質及び酸塩基平衡障害

[Ⅴ] 精神及び行動の障害(F00-F99)

0501 血管性及び詳細不明の  血管性認知症,動脈硬化性認知症,多発梗塞性認知症,詳細不明の認

 認知症  知症(初老期認知症,老年期認知症)

(F01,F03)

0502 精神作用物質使用によ  アルコール使用(飲酒)による精神及び行動の障害,アルコール依存

 る精神及び行動の障  症候群,急性アルコール中毒,慢性アルコール中毒,薬物嗜癖,

 害  病的酩酊,アルコール性精神病,アルコールによる振戦せん妄,アル

(F10-F19)  コール性認知症,コルサコフ症候群,その他アヘン・大麻・コカイン

 等の精神作用物質による精神及び行動の障害

0503 統合失調症,統合失調  統合失調症(妄想型,破瓜型,緊張型),統合失調症性カタレプシー,

 症型障害及び妄想性  妄想性障害,パラノイア,パラフレニー型統合失調症,非定型統合失

 障害  調症,境界性統合失調症,夢幻精神病,持続性妄想性障害,その他の

(F20-F29)  非器質性精神病性障害,(注:幼児自閉症,幼児精神病は0507へ)

0504 気分[感情]障害(躁  双極性感情障害,躁うつ病(躁うつ病性精神病,躁うつ病反応),躁

 うつ病を含む)  病,うつ病,反復性うつ病性障害(うつ病性反応,心因性うつ病,反

(F30-F39)  応性うつ病),持続性気分[感情]障害,循環病質性人格,神経症性

 抑うつ,その他の気分[感情]障害

0505 神経症性障害,ストレ  神経症,ノイローゼ,恐怖症,不安障害,不安神経症,不安反応,不

 ス関連障害及び身体  安状態,強迫神経症,急性ストレス反応,外傷後ストレス障害,心臓

 表現性障害  神経症,解離性障害,ヒステリー,転換ヒステリー,心気症,神経衰

(F40-F48)  弱

0506 知的障害<精神遅滞>  知的障害,精神遅滞

(F70-F79)

0507 その他の精神及び行動  摂食障害,神経性無食欲症,神経性大食症(注:食欲不振,多食症は

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疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

 の障害  1800へ),抜毛癖,ウエルニッケ失語,自閉症(幼児自閉症),幼児

(F00-F99の残り)  精神病,チック障害,吃音症

[Ⅵ] 神経系の疾患(G00-G99)

0601 パーキンソン病  パーキンソン病,パーキンソン症候群(注:続発性パーキンソン症候

(G20)  群は0606へ),振戦麻痺

0602 アルツハイマー病  アルツハイマー病,老人性アルツハイマー病,初老期型アルツハイマ

(G30)  ー病,(注:老人性認知症,詳細不明の認知症は0501へ)

0603 てんかん  てんかん,新生児けいれん(家族性),ミオクローヌス性アブサンス

(G40-G41)  (欠神発作),点頭けいれん,レノックス・ガストー症候群,ウエス

 ト症候群,てんかん重積状態,てんかん大発作,てんかん小発作

0604 脳性麻痺及びその他の  脳性麻痺(先天性及び小児の脳性麻痺),片麻痺(弛緩性片麻痺,痙

 麻痺性症候群  性片麻痺),対麻痺(弛緩性対麻痺,痙性対麻痺),四肢麻痺(弛緩

(G80-G83)  性四肢麻痺,痙性四肢麻痺),その他の麻痺性症候群,馬尾症候群

0605 自律神経系の障害  自律神経失調症,家族性自律神経異常症,ホルネル症候群,神経原性

(G90)  起立性低血圧症,シャイ・ドレーガー症候群(注:起立性低血圧症,

 起立性調節障害は0911へ),自律神経系のその他の障害

0606 その他の神経系の疾患  細菌性髄膜炎,脳炎,脊髄炎,脳脊髄炎,ハンチントン[舞踏]病,

(G00-G99の残り)  続発性パーキンソン症候群,ジストニー,ジスキネジー,本態性振戦,

 ミオクローヌス,舞踏病,ピック病,多発性硬化症,視神経脊髄炎,

 片頭痛,群発頭痛,血管性頭痛,睡眠障害,三叉神経痛,顔面麻痺,

 胸郭出口症候群,手根管症候群,重症筋無力症,筋ジストロフィー,

 水頭症(注:先天性水頭症は1702へ)

[Ⅶ] 眼及び付属器の疾患(H00-H59)

0701 結膜炎  結膜炎,急性結膜炎,急性アトピー性結膜炎,アレルギー性結膜炎,

(H10)  慢性結膜炎,眼瞼結膜炎,(注:角結膜炎は0704へ)

0702 白内障  白内障,老人性白内障,外傷性白内障,(注:先天性白内障は1702へ,

(H25-H26)  糖尿病性白内障は0402へ)

0703 屈折及び調節の障害  遠視,近視(注:変性近視は0704へ),乱視,不同視,老視,内眼筋

(H52)  麻痺

0704 その他の眼及び付属器  麦粒腫(ものもらい),さん粒腫,眼瞼炎(注:眼瞼結膜炎は0701へ

 の疾患  ),兎眼,眼瞼下垂,涙器の障害(涙腺炎,涙のう炎)(注:新生児

(H00-H59の残り)  涙のう炎は1602へ),眼球突出,強膜炎,角膜炎,角膜潰瘍,

 糸状角膜炎,角結膜炎,角膜変性,円錐角膜,(急性・慢性)虹彩毛

 様体炎,前房出血,無水晶体,水晶体偏位,(注:糖尿病性白内障は

 0402へ),原田病,網膜絡膜炎,網膜剥離,網膜裂孔,網膜血管閉塞

 症,未熟児網膜症,老人性[円板状]黄斑変性,緑内障(注:先天性

 緑内障は1702へ),硝子体出血,変性近視,視神経炎(注:視神経脊

 髄炎は0606へ),斜視,廃用性弱視,眼精疲労,複視,視野欠損,色

 盲,夜盲(注:ビタミンA欠乏症によるものは0403へ),盲,失明

[Ⅷ] 耳及び乳様突起の疾患(H60-H95)

0801 外耳炎  外耳炎,びまん性外耳炎,悪性外耳炎,外耳のせつ及びよう,外耳道

(H60)  真珠腫

疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

0802 その他の外耳疾患  外耳の軟骨膜炎,耳垢栓塞

(H61-H62)

0803 中耳炎  中耳炎,非化膿性中耳炎,(急性・慢性)滲出性中耳炎,カタル性中

(H65-H67)  耳炎,急性化膿性中耳炎,アレルギー性中耳炎

0804 その他の中耳及び乳様  耳管炎,乳様突起炎,中耳真珠腫,鼓膜穿孔

 突起の疾患

(H68-H75)

0805 メニエール病  メニエール病,内リンパ水腫,メニエール症候群

(H81.0)

0806 その他の内耳疾患  内耳炎,耳硬化症,前庭神経炎,音響外傷,騒音性難聴

(H80,H81.1-

H83)

0807 その他の耳疾患  伝音難聴,感音難聴,先天ろう[聾],(注:騒音性難聴は0806へ),

(H90-H95) 老人性難聴,突発性[特発性]難聴,耳痛,耳漏,耳出血,耳鳴,聴神

 経障害

[Ⅸ] 循環器系の疾患(I00-I99)

0901 高血圧性疾患  高血圧,本態性[原発性]高血圧,腎硬化症,高血圧性腎症,動脈硬

(I10-I15)  化性腎硬化症,高血圧性腎不全,二次性[続発性]高血圧,腎血管性

 高血圧,高血圧性心疾患,高血圧性心腎疾患

0902 虚血性心疾患  狭心症,不安定狭心症,労作型狭心症,急性心筋梗塞,再発性心筋梗

(I20-I25)  塞,ドレッスラー[Dressler]症候群,アテローム[粥状]硬化性心

 疾患,陳旧性心筋梗塞,心室瘤,冠状動脈瘤(注:先天性冠状動脈瘤

 は1701へ),冠塞栓,冠状動脈血栓症,冠状動脈硬化症,冠不全

0903 その他の心疾患  リウマチ性心疾患,急性リウマチ性心膜炎,急性リウマチ性心内膜炎,

(I01-I02.0,  急性リウマチ性心筋炎,リウマチ性舞踏病(シデナム舞踏病),僧帽

I05-I09,I27,  弁狭窄症,リウマチ性僧帽弁閉鎖不全症,リウマチ性大動脈狭窄症,

I30-I52)  リウマチ性大動脈弁閉鎖不全症,三尖弁狭窄症,三尖弁閉鎖不全症,

 (注:心臓併発症の記載のないリウマチ熱は0912へ,リウマチ性肺疾

 患は1301へ),原発性肺高血圧症,肺性心,急性心膜炎,感染性心膜

 炎,慢性収縮性心膜炎,大動脈弁峡窄症,心タンポナーデ,大動脈弁

 閉鎖不全症,肺動脈弁狭窄症,肺動脈弁閉鎖不全症,急性心筋炎,心

 筋症,拡張型心筋症,閉塞性肥大型心筋症,房室ブロック,左脚ブロ

 ック,右脚ブロック,心停止,発作性頻拍,上室性頻拍,心房細動,

 不整脈,期外収縮,洞不全症候群,心不全,うっ血性心不全

0904 くも膜下出血  くも膜下出血,脳動脈瘤出血,くも膜下出血の続発・後遺症

(I60,I69.0)

0905 脳内出血  脳内出血,脳内出血の続発・後遺症

(I61,I69.1)

0906 脳梗塞  脳梗塞,脳梗塞の続発・後遺症

(I63,I69.3)

0907 脳動脈硬化(症)  脳動脈のアテローム[粥状]硬化症,脳動脈硬化症

(I67.2)

0908 その他の脳血管疾患  非外傷性硬膜下出血(注:外傷性硬膜下出血は1902へ),脳卒中,脳

 血栓症

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疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

(I62,I64-I67.1,  椎骨動脈・脳底動脈・頚動脈の閉塞及び狭窄,脳動脈の閉塞及び狭窄,

I67.3-I68,I69.2,  進行性血管性白質脳症,高血圧性脳症,もやもや病(ウイリス動脈輪

I69.4-I69.8)  閉塞症)

0909 動脈硬化(症)  アテローム[粥状]硬化症(大動脈,腎動脈,四肢の動脈)(注:冠

(I70)  動脈のアテロームは0902へ,肺動脈は0903へ,脳動脈は0907へ,腸間

 膜動脈は1112へ)

0910 痔核  痔核,内痔核,外痔核,(注:妊娠,分娩及び産じょくの合併症は

(I84)  1504へ)

0911 低血圧(症)  低血圧症,特発性低血圧症,起立性低血圧症,起立性調節障害,(注

(I95)  :神経原性起立性低血圧症,シャイ・ドレーガー症候群は0605へ)

0912 その他の循環器系の疾  リウマチ熱(心臓併発症の記載のないリウマチ熱),リウマチ性舞踏

 患  病(心臓併発症を伴わないリウマチ性舞踏病),肺塞栓症(注:妊娠,

(I00-I99の残り)  分娩及び産じょくに伴う肺塞栓症は1504へ),肺動脈瘤,大動脈瘤,

 解離性大動脈瘤,レイノー病,レイノー症候群,閉塞性血栓血管炎

 (バージャー病),動脈塞栓症及び血栓症,レリシュ症候群,血栓性

 静脈炎,門脈塞栓症,バッド・キアリ症候群,遊走性血栓性静脈炎,

 下肢の静脈瘤(注:妊娠,分娩及び産じょくの合併症は1504へ),食

 道静脈瘤,非特異性リンパ節炎,リンパ管炎

[Ⅹ] 呼吸器系の疾患(J00-J99)

1001 急性鼻咽頭炎[かぜ]  急性鼻咽頭炎(かぜ),感染性鼻咽頭炎(注:慢性鼻咽頭炎は1011へ

 <感冒>  ),鼻かぜ,鼻カタル,鼻炎,急性鼻炎(注:慢性鼻炎は1011へ,血

(J00)  管運動性鼻炎,アレルギー性鼻炎は1006へ)

1002 急性咽頭炎及び急性扁  急性咽頭炎,急性咽頭痛,潰瘍性咽頭炎,化膿性咽頭炎(注:猩紅熱

 桃炎  は0109へ),急性扁桃炎

(J02-J03)

1003 その他の急性上気道感  急性副鼻腔炎,急性副鼻腔膿瘍,急性喉頭炎,急性気管炎,急性喉頭

 染症  気管炎,急性閉塞性喉頭炎(クループ),急性喉頭蓋炎,急性喉頭咽

(J01,J04-J06)  頭炎

1004 肺炎  ウイルス肺炎,アデノウイルス肺炎,RSウイルス肺炎,パラインフ

(J12-J18)  ルエンザウイルス肺炎,その他のウイルス肺炎,(注:インフルエン

 ザウイルスによる肺炎,えん[嚥]下性肺炎は1011へ),細菌性肺炎

 (肺炎レンサ球菌,インフルエンザ菌,肺炎桿菌,緑膿菌による肺炎,

 マイコプラズマ肺炎,その他の細菌性肺炎),クラミジア肺炎,

 (注:先天性肺炎は1602へ)

    

1005 急性気管支炎及び急性  急性気管支炎(マイコプラズマ,インフルエンザ菌,レンサ球菌,コ

 細気管支炎  クサッキーウイルス,パラインフルエンザウイルス,RSウイルス,

(J20-J21)  ライノウイルス,エコーウイルス等による急性気管支炎),急性細気

 管支炎(RSウイルス等による急性細気管支炎),(注:慢性気管支

 炎は1009へ)

1006 アレルギー性鼻炎  血管運動性鼻炎,アレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)(注:喘息を伴

(J30)  うアレルギー性鼻炎は1010へ),慢性鼻漏,花粉症,枯草熱

1007 慢性副鼻腔炎  慢性副鼻腔炎(注:急性副鼻腔炎は1003へ),(慢性)副鼻腔膿瘍,

(J32)  蓄膿症

1008 急性又は慢性と明示さ  急性又は慢性と明示されていない気管支炎(注:15歳未満の場合は明

 れない気管支炎  示されていなくても急性と推測できるので1005へ)

疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

(J40)

1009 慢性閉塞性肺疾患  慢性気管支炎(注:急性気管支炎・15歳未満の気管支炎は1005へ,15

(J41-J44)  歳以上の急性又は慢性と明示されていない気管支炎は1008へ),単純

 性慢性気管支炎,粘液膿性慢性気管支炎,喘息性慢性気管支炎,気腫

 性慢性気管支炎,慢性気管炎,慢性気管気管支炎,肺気腫,その他の

 慢性閉塞性肺疾患

1010 喘息  喘息,アレルギー性喘息,喘息を伴うアレルギー性鼻炎,アトピー性

(J45-J46)  喘息,内因性非アレルギー性喘息,喘息性気管支炎,気管支喘息,小

 児喘息,喘息発作重積状態

1011 その他の呼吸器系の疾  インフルエンザウイルスによる肺炎・気管支肺炎,慢性鼻炎,慢性鼻

 患  咽頭炎,慢性咽頭炎,慢性咽頭痛,鼻ポリープ,鼻たけ,鼻中隔弯曲

(J00-J99の残り)  症,鼻甲介肥厚,慢性扁桃炎,扁桃肥大,アデノイド肥大,扁桃周囲

 膿瘍,慢性喉頭炎,慢性喉頭気管炎,喉頭筋麻痺,声帯麻痺,声帯ポ

 リープ,喉頭浮腫,咽頭周囲膿瘍,気管支拡張症,珪肺,石綿[アス

 ベスト]肺,えん[嚥]下性肺炎,成人呼吸窮促迫症候群(ARDS)

 ,肺水腫,好酸球性喘息,肺胞たんぱく症,特発性肺線維症,肺膿瘍,

 膿胸,膿気胸,胸水,滲出性胸膜炎,胸膜肥厚,胸膜斑,気胸(注:

 結核性は0102へ,外傷性は1902へ),血胸,血気胸,急性呼吸不全

[ⅩⅠ] 消化器系の疾患(K00-K93)

1101 う蝕  う蝕(むしば)

(K02)

1102 歯肉炎及び歯周疾患  (急性・慢性)歯肉炎,(急性・慢性)歯周炎,歯周症

(K05)

1103 その他の歯及び歯の支  歯の発育及び萠出の障害(無歯症,過剰歯,斑状歯),埋伏歯,歯石,

 持組織の障害  歯肉縁上歯石,(急性・慢性)歯髄炎,化膿性歯髄炎,歯根のう胞,

(K00-K01,K03-  歯肉腫張,大顎症,小顎症,不正咬合,顎関節障害,不正咬合を含む

K04,K06-K08)  歯・顎・顔面の異常,歯の位置異常

1104 胃潰瘍及び十二指腸潰  胃潰瘍,(急性)胃びらん(注:急性出血性びらん性胃炎は1105へ),

 瘍  十二指腸潰瘍,(急性)十二指腸びらん,胃十二指腸潰瘍,消化性潰

(K25-K27)  瘍(注:新生児の消化性潰瘍は1602へ),(注:胃腸潰瘍,胃空腸潰

 瘍,胃結腸潰瘍[びらん]は1112へ)

1105 胃炎及び十二指腸炎  胃炎,十二指腸炎(注:ゾリンジャー・エリソン症候群は0403へ),

(K29)  急性出血性胃炎,急性びらん性胃炎(注:急性胃びらんは1104へ),

 急性胃炎,アルコール性胃炎,慢性萎縮性胃炎,胃萎縮,慢性胃炎,

 巨大肥厚性胃炎,メネトリエー病

1106 アルコール性肝疾患 アルコール性肝疾患,アルコール性脂肪肝,アルコール性肝炎,アル

(K70)  コール性肝線維症,アルコール性肝硬化症,アルコール性肝硬変,ア

 ルコール性肝不全,(注:アルコール性胃炎は1105へ,アルコール性

 慢性膵炎は1111へ)

1107 慢性肝炎(アルコール  慢性肝炎,慢性持続性肝炎,慢性活動性肝炎,(注:慢性ウイルス肝

 性のものを除く)  炎は0105へ,慢性アルコール性肝炎は1106へ,薬物性肝炎は1109へ)

(K73)  

1108 肝硬変(アルコール性  肝硬変(注:アルコール性肝硬変は1106へ),原発性胆汁性肝硬変,

 のものを除く)  続発性胆汁性肝硬変,慢性非化膿性破壊性胆管炎,胆汁性肝硬変,門

(K74.3-K74.6)  脈性肝硬変

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疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

1109 その他の肝疾患  中毒性肝疾患,薬物性肝疾患,(注:アルコール性肝疾患は1106へ),

(K71-K72,  (急性・亜急性・慢性)肝不全,肝性昏睡,肝性脳症,黄色肝萎縮,

K74.0-K74.2,  肝細胞壊死,肝線維症,肝硬化症,肝膿瘍(注:アメーバ性肝膿瘍は

K75-K77)  0101へ),門脈炎(門静脈炎),ルポイド肝炎,脂肪肝(注:アルコ

 ール性脂肪肝は1106へ),肝梗塞,肝静脈閉塞性疾患(注:バッド・

 キアリ症候群は0912へ),(注:門脈血栓症は0912へ),門脈圧亢進

 症,バンチ氏病,肝腎症候群

1110 胆石症及び胆のう炎  胆石症,胆のう結石,胆管結石,(急性・慢性)胆のう炎,胆管胆の

(K80-K81)  う炎,化膿性胆のう炎,胆のう膿瘍

1111 膵疾患  (急性・慢性)膵炎,膵膿瘍,アルコール性慢性膵炎,膵のう胞,膵

(K85-K86)  仮性のう胞,膵臓萎縮,膵臓壊死

1112 その他の消化器系の疾  顎骨髄炎,唾石症,ガマ腫,アフタ性口内炎,舌炎,地図状舌,食道

 患  炎,逆流性食道炎,アカラシア,食道潰瘍,食道破裂,慢性腸炎,ア

(K00-K93の残り)  レルギー性胃腸炎,胃腸炎,大腸炎(非感染性と明示のもの),胃腸潰

 瘍,胃空腸潰瘍,胃結腸潰瘍[びらん],ディスペプシア,急性胃

 拡張,肥厚性幽門狭窄(注:先天性又は乳児性幽門狭窄は1702へ),

 胃及び十二指腸のポリープ,急性虫垂炎,そ径ヘルニア,大腿[股]

 ヘルニア,臍ヘルニア,腹壁ヘルニア,横隔膜ヘルニア,(注:先天

 性食道裂孔ヘルニア・先天性横隔膜ヘルニアは1702へ),クローン病

 (限局性腸炎),潰瘍性大腸炎,虚血性大腸炎,腸間膜じゅく状硬化

 症,麻痺性イレウス,腸閉塞,腸重積症,大腸憩室(注:メッケル憩

 室は1702へ),過敏性腸症候群,便秘,機能性下痢,アレルギー性下

 痢,裂肛,痔瘻,直腸皮膚瘻,(注:膀胱直腸瘻は1404へ,直腸膣瘻

 は1408へ),肛門膿瘍,直腸膿瘍,肛門ポリープ,直腸ポリープ,肛

 門脱,直腸脱,腸穿孔(非外傷性),腹膜炎,腹膜癒着,腹腔内出血

 (注:外傷性腹腔内出血は1902へ),腸性吸収不良,ブラインドルー

 プ症候群,胃切除後症候群,ダンピング症候群,吐血,メレナ

[ⅩⅡ] 皮膚及び皮下組織の疾患(L00-L99)

1201 皮膚及び皮下組織の感  ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS),新生児天疱瘡,膿か

 染症  [痂]疹(とびひ),皮膚膿瘍,せつ(フルンケル),よう(カルブ

(L00-L08) ンケル),蜂巣炎,急性リンパ管炎,急性リンパ節炎,爪炎,爪周囲

 炎,毛巣のう胞,膿皮症

1202 皮膚炎及び湿疹  アトピー性皮膚炎,ベニエ痒疹,脂漏性皮膚炎,おむつ皮膚炎(おむ

(L20-L30)  つかぶれ),アレルギー性接触性皮膚炎,苔癬,慢性単純性苔癬,痒

 疹,貨幣状皮膚炎,自家感作性皮膚炎

1203 その他の皮膚及び皮下  天疱瘡,類天疱瘡,疱疹状皮膚炎,ジューリング病,乾癬,類乾癬,

 組織の疾患  バラ色ひこう[粃糠]疹,扁平苔癬,じんま疹,多形紅斑,結節性紅

(L10-L14,  斑,日焼け,放射線皮膚炎,円形脱毛症,多毛症,痤瘡(アクネ,に

L40-L98)  きび),酒さ,毛包炎,あせも,白斑,肝斑(しみ),雀卵斑

 (そばかす),べんち[胼胝]腫,うおのめ(鶏眼),エリテマトー

 デス(紅斑性狼瘡)

[ⅩⅢ] 筋骨格系及び結合組織の疾患(M00-M99)

1301 炎症性多発性関節障害  関節リウマチ(注:リウマチ熱は0912へ),フェルティー症候群,リ

(M05-M14)  ウマチ性肺疾患,リウマチ性血管炎,その他の臓器及び器管系の併発

 症を伴う関節リウマチ,成人発症スチル病,(注:乾癬性脊椎炎は

 1203へ),痛風,鉛誘発性痛風,その他の結晶性関節障害,軟骨石灰

 化症,その他の関節炎(注:関節症は1302へ)

1302 関節症  多発性関節症,関節障害を伴うヘバーデン結節,股関節症,膝関節症,

疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

(M15-M19)  その他の関節症,変形性関節症(全身性変形性関節症,限局性変形性

 関節症,各種の変形性関節症)

1303 脊椎障害(脊椎症を含  強直性脊椎炎,椎骨骨髄炎,炎症性脊椎障害,脊椎症,脊柱管狭窄

 む)

(M45-M49)

1304 椎間板障害  頚部椎間板障害,頚部椎間板ヘルニア,胸部・胸腰部及び腰仙部椎間

(M50-M51)  板障害

1305 頚腕症候群  頚腕症候群,(注:胸郭出口症候群は0606へ,頚部椎間板障害は1304

(M53.1)  へ)

1306 腰痛症及び坐骨神経痛  腰痛症,坐骨神経痛(注:椎間板障害による坐骨神経痛は1304へ),

(M54.3-M54.5)  坐骨神経痛を伴う腰痛症(注:椎間板障害によるものは1304へ),下

 背部痛,腰腹痛,下背部ストレイン

1307 その他の脊柱障害  脊柱前症弯,脊柱後症弯,脊柱側症弯,脊椎骨軟骨症[骨端症],若

(M40-M43,M53.0, 年性脊椎骨軟骨症[骨端症],ショイエルマン病,脊椎分離症,脊椎

M53.2-M53.9,  すべり症(注:先天性は1702),斜頚(注:先天性斜頚は1702へ)

M54.0-M54.2,

M54.6-M54.9)

1308 肩の傷害<損傷>  肩関節周囲炎,五十肩,肩のインピンジメント症候群,肩の滑液包炎

(M75)

1309 骨の密度及び構造の障  骨粗しょう症(オステオポローシス),成人骨軟化症(注:くる病は

 害  0403へ)(注:腎性骨ジストロフィー[異栄養症]は1404へ)

(M80-M85)

1310 その他の筋骨格系及び  化膿性関節炎,ライター病,趾四肢の後天性変形,外反母趾,膝蓋骨

 結合組織の疾患  の障害,膝内障,その他の関節内障,関節拘縮,関節強直,その他の

(M00-M99の残り)  関節障害,結節性多発動脈炎,アレルギー性肉芽腫性血管炎,皮膚粘

 膜リンパ節症候群(川崎病),過敏性血管炎,グッドパスチャー症候

 群,血栓性血小板減少性紫斑病(注:特発性血小板減少性紫斑病は

 0302ヘ),ウェジナー肉芽腫症,大動脈弓症候群(高安病),全身性

 エリテマトーデス(全身性紅斑性狼瘡,SLE),皮膚筋炎,全身性

 硬化症,強皮症,シェーグレン症候群,ベーチェット病,リウマチ性

 多発筋痛症,筋炎,感染性筋炎,筋拘縮,廃用性萎縮,筋ストレイン,

 滑膜炎,腱鞘炎,ばね指,滑膜及び腱の特発性断裂(注:外傷性のも

 のは1905へ),ガングリオン,アキレス腱炎,その他の軟部組織障害,

 腱付着部症,テニス肘,骨髄炎(注:顎骨髄炎は1112へ,椎骨骨髄炎

 は1303へ),骨壊死,阻血性骨壊死,特発性無菌性骨壊死,骨のパジ

 ェット[ページェット]病,若年性骨軟骨症,骨端症,ペルテス病,

 大腿骨頭すべり症

[ⅩⅣ] 腎尿路生殖器系の疾患(N00-N99)

1401 糸球体疾患及び腎尿細  (急性・慢性)腎炎,(急性・慢性)糸球体腎炎,急速進行性腎炎症

 管間質性疾患  候群,反復性及び持続性血尿(注:詳細不明の血尿は1800へ),ネフ

(N00-N16)  ローゼ症候群,リポイドネフローゼ,先天性ネフローゼ症候群,

 (注:他に分類される疾患における糸球体障害はその疾患の所へ),

 (急性・慢性)尿細管間質性腎炎,膀胱尿管逆流,水腎症,膿腎,

 (急性・慢性)腎盂炎,薬物及び金属による腎症(ネフロパシー ),

 腎膿瘍,腎周囲膿瘍,(注:他に分類される疾患における腎尿細管間

 質性障害はその疾患の所へ),(急性・慢性)腎盂腎炎,慢性閉塞性

 腎盂腎炎  (注:結石性腎盂腎炎は1403へ)

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疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

1402 腎不全  (急性・慢性)腎不全(注:高血圧を伴う慢性腎不全は0901へ),慢

(N17-N19)  性尿毒症,尿毒症性ニューロパチー,尿毒症性心膜炎,(注:新生児

 尿毒症は1602へ)

1403 尿路結石症  尿路結石,腎結石,腎石,腎内結石,尿管結石,結石性腎盂腎炎,膀

(N20-N23)  胱結石,尿道結石

1404 その他の腎尿路系の疾  腎性骨ジストロフィー[異栄養症],腎性くる病,腎性低身長,腎性

 患  尿崩症(注:尿崩症は0403へ),萎縮腎,腎のう胞(後天性),膀胱炎,

(N25-N39,  神経因性膀胱,膀胱直腸瘻,膀胱憩室,尿道炎,尿道狭窄,尿失禁(反

N99.0-N99.1,  射性・いつ流性等)(注:詳細不明の場合は1800へ)

N99.4-N99.9)

1405 前立腺肥大(症)  前立腺肥大症(注:前立腺癌は0210へ)

(N40)

1406 その他の男性生殖器の  前立腺炎,精巣[睾丸]水瘤,精液瘤,精巣[睾丸]捻転,精巣[睾

 疾患  丸]炎,精巣上体[副睾丸]炎,包茎,陰茎白斑症(ロイコプラキー

(N41-N51)  ),亀頭包皮炎,精巣[睾丸]の萎縮

1407 月経障害及び閉経周辺  無月経,原発性無月経,続発性無月経,過多月経,機能性子宮出血,

 期障害  不正子宮出血,月経困難症,閉経後出血,閉経期及び女性更年期状態,

(N91-N92,N94.0, 老人性[萎縮性]膣炎

N94.3-N95)

1408 乳房及びその他の女性  乳腺炎,女性化乳房,卵管炎,卵巣炎,子宮内膜炎,骨盤腹膜炎,バ

 生殖器の疾患  ルトリン腺炎,膣炎,外陰炎,外陰潰瘍,子宮内膜症,女性性器脱,

(N60-N90,N93,  直腸膣瘻

N94.1-N94.2,

N96-N98,

N99.2-N99.3)

[ⅩⅤ] 妊娠,分娩及び産じょく(O00-O99)

1501 流産  子宮外妊娠,胞状奇胎,子宮外妊娠破裂,稽留流産,自然流産,人工

(O00-O08)  流産

1502 妊娠高血圧症候群  子かん[癇],妊娠浮腫,妊娠たんぱく尿,妊娠高血圧

(O10-O16)

1503 単胎自然分娩  単胎自然分娩

(O80)

1504 その他の妊娠,分娩及  切迫流産,妊娠悪阻,妊娠中の下肢静脈瘤,妊娠中の痔核,妊娠中の

 び産じょく  糖尿病,仰臥位低血圧症候群,多胎妊娠,羊水過多症,羊水過小症,

(O20-O75,  前期破水,前置胎盤,胎盤早期剥離,過期妊娠,早産,陣痛微弱,遷

O81-O99)  延分娩,胎児骨盤不均衡による分娩中止,会陰裂傷,子宮破裂,帝王

 切開,多胎分娩,産じょく性敗血症,羊水塞栓症

[ⅩⅥ] 周産期に発生した病態(P00-P96)

1601 妊娠及び胎児発育に関  胎児発育遅延,胎児栄養失調,低出産体重児,未熟児,巨大児

 連する障害

(P05-P08)

1602 その他の周産期に発生  出産外傷,帽状腱膜下出血,エルプ麻痺,クルンプケ麻痺,子宮内低

 した病態  酸素症,出生児仮死,新生児呼吸窮促迫症候群(IRDS),先天性

(P00-P04,  肺炎,胎便吸引症候群,ウイルソン・ミキティ症候群,気管支肺異形

P10-P96)  成,先天性風疹症候群,新生児結膜炎,新生児涙のう炎,新生児吐血,

疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

 新生児メレナ,胎児水腫,核黄疸,新生児低体温,新生児けいれん,

 新生児消化性潰瘍,新生児ビタミン欠乏症,新生児糖尿病,新生児多

 血症,新生児非感染性下痢症

[ⅩⅦ] 先天奇形,変形及び染色体異常(Q00-Q99)

1701 心臓の先天奇形  総動脈幹症,心室中隔欠損症,心房中隔欠損症,ファロー四徴症,エ

(Q20-Q24)  プスタイン奇形,右胸心,先天性冠状動脈瘤

1702 その他の先天奇形,変  無脳症,小頭症,先天性水頭症,二分脊椎,脊椎破裂,アーノルド・

 形及び染色体異常  キアリ症候群,先天性白内障,先天性緑内障,動脈管開存症,大動脈

(Q00-Q18,  縮窄症,肺分画症,口蓋裂,唇裂,食道閉鎖,食道憩室,先天性肥厚

Q25-Q99)  性幽門狭窄,先天性食道裂孔ヘルニア,メッケル憩室,ヒルシュスプ

 ルング病,胆道閉鎖症,先天性胆道拡張症,輪状膵,先天性膵のう胞,

 双角子宮,先天性膣欠損,停留精巣[睾丸],尿道下裂,仮性半陰陽,

 多発性のう胞腎,先天性股関節脱臼,先天性斜頚,多指[趾]症,合

 指[趾]症,骨形成不全症,大理石骨症,先天性横隔膜ヘルニア,臍

 帯ヘルニア,腹壁破裂,フォンレックリングハウゼン病,結節性硬化

 症,ダウン症候群,ターナー症候群,クラインフェルター症候群

[ⅩⅧ] 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)

1800 症状,徴候及び異常臨 [循環器系及び呼吸器系に関する症状及び徴候] 詳細不明の頻脈,

 床所見・異常検査所   徐脈,心雑音,鼻出血,喀血,血痰,咳,呼吸困難,喘鳴,咽

 見で他に分類されな   喉痛,呼吸停止,

 いもの [消化器系及び腹部に関する症状及び徴候] 腹痛,急性腹症,骨

(R00-R99)   盤痛,悪心,嘔吐,胸やけ,嚥下障害,肝腫大,脾腫,腹水,

[皮膚及び皮下組織に関する症状及び徴候] 皮膚感覚障害,チア

  ノーゼ,蒼白,顔面紅潮,

[神経系及び筋骨格系に関する症状及び徴候] 異常不随意運動,

  振戦,ふるえ,失調性歩行,麻痺性歩行,テタニー,髄膜症

  (メニンギスムス),異常反射,姿勢異常,

[腎尿路系に関する症状及び徴候] 排尿困難,膀胱しぶり,排尿痛,

  詳細不明の血尿(注:反復性又は持続性血尿は1401へ),尿閉,

  無尿,乏尿,多尿,

[認識,知覚,情緒状態及び行動に関する症状及び徴候] 傾眠,

  昏迷,昏睡,失見当識,健忘,めまい感,よろめき感,嗅覚障

  害,味覚障害,幻聴,幻視,幻覚,情緒不安,

[言語及び音声に関する症状及び徴候] 失語,構音障害,失認,

  失行,かすれ声

[全身症状及び徴候] 不明熱,頭痛,倦怠感,疲労,老衰,熱性

  けいれん,ショック,エンドトキシンショック,リンパ節腫大,

  浮腫,水腫,食欲不振(注:神経性無食欲症は0507へ),多飲,

  口渇,多食症,悪液質,低体温(低温環境に伴わないもの),太

  鼓ばち指,

[各種検査の異常所見] 血液検査の異常所見,耐糖能障害,尿検

査の異常所見,その他の体液・検査及び組織の検査の異常所見,

画像診断及び機能検査における異常所見,頭蓋内占拠性病変

  (SOL),

[診断名不明確及び原因不明の死亡] 乳幼児突然死症候群(SI

DS),その他の突然死

[ⅩⅨ] 損傷,中毒及びその他の外因の影響(S00-T98)

1901 骨折  頭蓋骨骨折,顔面骨骨折,頚椎骨折,胸椎骨折,胸骨骨折,肋骨骨折,

(S02,S12,S22,  腰椎骨折,鎖骨骨折,大腿骨骨折

S32,S42,S52,

S62,S72,S82,

S92,T02,T08,

T10,T12)

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疾病分類   疾病分類項目

  分 類 項 目 に 含 ま れ る 主 な 疾 患

コ ー ド (基本分類コード)

1902 頭蓋内損傷及び内臓の  頭蓋内損傷,脳振とう,外傷性硬膜外出血,外傷性硬膜下出血,外傷

 損傷  性くも膜下出血,心臓損傷,外傷性気胸,外傷性血胸,外傷性腹腔内

(S06,S26-S27,  臓器損傷(脾損傷,肝損傷,膵損傷,子宮損傷)

S36-S37)

1903 熱傷及び腐食  熱傷,腐食

(T20-T32)

1904 中毒  薬物,薬剤及び生物学的製剤による中毒,アルコールの中毒作用(注

(T36-T65)  :急性アルコール中毒は0502へ),有毒性食品の毒作用

1905 その他の損傷及びその  頭部,頚部,胸部,腹部,下背部,腰椎,骨盤部,肩,上腕,肘,前

 他の外因の影響  腕,手首,手,股関節部,大腿,膝,下腿,足首,足等身体各部位の

(S00-T98の残り)  表在損傷,外傷性切断,その他詳細不明の損傷,身体各部位の関節及

 び靱帯の脱臼・捻挫及びストレイン,異物侵入,放射線の作用,熱射

 病,日射病,低体温症(低温環境),凍瘡(しもやけ),気圧性外傷,

 窒息,虐待症候群,外傷の早期合併症,外傷性ショック,外傷性無尿,

 コンパートメント症候群,輸液,輸血及び治療用注射に続発する合併

 症,不適合血液輸血,血清によるアナフィラキシーショック,処置の

 合併症,挿入物及び移植片の合併症,移植臓器の拒絶反応,損傷,中

 毒及びその他の外因による影響の続発・後遺症

[ⅩⅩⅡ]特殊目的用コード(U00-U99)

2210 重症急性呼吸器症候群  重症急性呼吸器症候群[SARS]

 [SARS]

(U04)

2220 その他の特殊目的用コ

 ード

(U00-U99の残り)

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集計対象データ

・集計対象年度末に35歳以上75歳以下に達し、1年間継続して協会けんぽに加入した被保険者の健診データのうち、特定保健指導レベルが判定不能でないもの(35~39歳の特定保健指導レベルは40歳以上の階層化の方法に準じて判定)

(1)メタボリックシンドロームのリスク保有率

・(2)かつ(3)~(5)のうち2項目以上に該当・分母は集計対象データ総数

(2)腹囲のリスク保有率

・内臓脂肪面積が100cm2以上・内臓脂肪面積の検査値がない場合は、腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上・分母は当該リスクの判定が可能なデータの総数

(3)血圧のリスク保有率

・収縮期血圧130mmHg以上、または拡張期血圧85mmHg以上、または高血圧に対する薬剤治療あり・分母は当該リスクの判定が可能なデータの総数

(4)脂質のリスク保有率

・中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満、または脂質異常症に対する薬剤治療あり・分母は当該リスクの判定が可能なデータの総数

(5)代謝のリスク保有率

・空腹時血糖110mg/d以上、または糖尿病に対する薬剤治療あり・空腹時血糖の検査値がない場合は、HbA1c 5.5%以上、または糖尿病に対する薬剤治療あり・分母は当該リスクの判定が可能なデータの総数

(6)喫煙者の割合(参考)・喫煙あり・分母は喫煙に関する回答のあるデータの総数

(7)BMIのリスク保有率(参考)・BMI 25以上・分母はBMIの値のあるデータの総数

(8)中性脂肪のリスク保有率(参考)・中性脂肪 150mg/dl以上・分母は中性脂肪の検査値のあるデータの総数

(9)HDLコレステロールのリスク保有率(参考)・HDLコレステロール 40mg/dl未満・分母はHDLコレステロールの検査値のあるデータの総数

健診リスクの基準 39