中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明...

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住所変更は学員会本部・支部にもご連絡を システム変更に伴い、送付先住所が変更になっている場合があります。 2 3 4 7 8 9 所信表明 学員会会長 久野 修慈 2019年度 学員会の事業計画 全国支部長会議より 支部との意見交換 「白門飛躍募金」ご協力への御礼とご報告 第28回中央大学ホームカミングデー/理工学部創立70周年 HEADLINE 2019年 (令和元年) 7 10水 曜日 507 〒 101-8324 東京都千代田区神田駿河台 3-11-5 電話 03(3219)6175〜6 /ファクス 03(3219)6177 編集発行人 大木田 守 白門同窓の情報紙 発行所 学員会本部事務局 学員会では、「学員時報」の記事 や情報について紙面でお届けする とともに、オンライン上でも展開 しています。紙面掲載分だけでな く、オンライン限定記事も掲載し ています。 ぜひご覧ください !! 学員時報オンライン 理工学部創立 70 周年記念行事 (2019 年 9 月 28 日(土)開催) の翌日にホームカミングデーを都 心で開催いたします。 学員会では毎年、年次・地域・職域 の各支部長が参集し、情報交換と親睦 を深める場として全国支部長会議を実 施している。全国支部長会議は、久野 修慈学員会会長、大村雅彦理事長、酒 井正三郎総長、福原紀彦学長の挨拶で 開会し、大学関係と学員会役員の紹介 の後、第 1 部として学員会からは瀨川 徹副会長が、大学からは林勘市常任理 事がそれぞれ近況報告を行った。 第 2 部は、先の大学からの報告を踏 まえて、「法学部の都心移転について」 をテーマに、青木章泰副会長をコーディ ネーターに、代表支部長 7 人によるパ ネルディスカッションが行われた。 また第 3 部として、大学主催の支部 長招待会も行われた。 翌日の定時協議員会・定時学員総会で は、議事に先立ち、弁護士で読売巨人軍 取締役オーナー代行の松田昇氏が「私の 生き方――おごらず、気負わず、そして ひるまず」と題し、講演を行った。 続いて、久野会長、大村理事長、酒 井総長、福原学長の挨拶の後、贈呈式 として、新設支部への支部旗贈呈、ブ ロック旗贈呈、支部長・幹事長等の永 年在任者表彰、「支部対抗!中央大学ブ ランド力向上企画コンテスト」入賞支 部表彰が行われ、会場は大きな拍手で 包まれた。 その後、定時協議員会・定時学員総 会が、出席者850人(委任状提出を含む) で、定足数を満たし開会し、9 件の議 案が諮られた。 学員会役員 久野 修慈 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 副会長 会長 副会長 副会長 副会長 本年も全国から多数の学員が出席した 学員時報オンライン 28 中央大学ホームカミングデー 詳しくは 8・9 面へ 中 央 大 学 学 員 時 報 ( 1 ) 2019年(令和元年)7 月10日 第507号 後楽園キャンパス ならびに 近隣施設 2019929全国支部長会議、定時協議員会・定時学員総会を開催 久野修慈会長と新任7人を含む副会長20人を選任 学員会は5月17日(金)に2019年全国支部長会議、翌18日(土)に定時協議員会・定時学員総会を駿河台記念館で開催した。 定時協議員会・定時学員総会では、協議員会独自の議案として、任期満了に伴う学員会役員の選任が行われ、 久野修慈会長ら正副会長の選任が承認された。任期は本年6月1日から2022年5月31日まで。(関連記事2・3・4・5・6面) 定時協議員会・定時学員総会 全国支部長会議 (ひさの・しゅうじ)福井県出身。昭和 33 年法学部卒業。吉田久 中央大学教授の書生などを経て、38 年大洋漁業(現マルハニチロ ホールディングス)入社。取締役、常務取締役を歴任し、62 年代 表取締役専務、61 年大洋球団代表取締役社長、平成 2 年塩水港精 糖代表取締役社長、17 年会長、11 年日本精糖工業会会長、12 年 全国和菓子振興会会長。19 年より学員会会長。 新役員の略歴は 2 面に掲載。幹事(常任幹事を含む)・会計監事の氏名等は 6 面に掲載。 相場 有二 榎 秀郎 黒田 克司 室 勝弘 青木 章泰 遠藤 利明 野口 曻兵 森 徹 石塚 康夫 大木田 守 松原 誠 柳田 晋次 上田 文雄 大橋 正和 松村 安之 山本 卓 植野 妙実子 樫山 和男 宮城 和博 渡辺 紀久子

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Page 1: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

住所変更は学員会本部・支部にもご連絡をシステム変更に伴い、送付先住所が変更になっている場合があります。

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所信表明 学員会会長 久野 修慈2019年度 学員会の事業計画全国支部長会議より 支部との意見交換

「白門飛躍募金」ご協力への御礼とご報告第28回中央大学ホームカミングデー/理工学部創立70周年

HEADLINE

2019年(令和元年)7月10日水曜日 第507号

〒 101-8324 東京都千代田区神田駿河台 3-11-5電話 03(3219)6175〜6 /ファクス 03(3219)6177

編集発行人 大木田 守

白門同窓の情報紙

発行所 学員会本部事務局

学員会では、「学員時報」の記事や情報について紙面でお届けするとともに、オンライン上でも展開しています。紙面掲載分だけでなく、オンライン限定記事も掲載しています。ぜひご覧ください !!

学 員 時 報 オ ン ラ イ ン

理工学部創立 70 周年記念行事(2019 年 9 月 28 日(土)開催)の翌日にホームカミングデーを都心で開催いたします。

 学員会では毎年、年次・地域・職域の各支部長が参集し、情報交換と親睦を深める場として全国支部長会議を実施している。全国支部長会議は、久野修慈学員会会長、大村雅彦理事長、酒井正三郎総長、福原紀彦学長の挨拶で開会し、大学関係と学員会役員の紹介の後、第 1 部として学員会からは瀨川徹副会長が、大学からは林勘市常任理事がそれぞれ近況報告を行った。 第 2 部は、先の大学からの報告を踏まえて、「法学部の都心移転について」をテーマに、青木章泰副会長をコーディネーターに、代表支部長 7 人によるパネルディスカッションが行われた。 また第 3 部として、大学主催の支部長招待会も行われた。

 翌日の定時協議員会・定時学員総会では、議事に先立ち、弁護士で読売巨人軍取締役オーナー代行の松田昇氏が「私の生き方――おごらず、気負わず、そしてひるまず」と題し、講演を行った。 続いて、久野会長、大村理事長、酒井総長、福原学長の挨拶の後、贈呈式として、新設支部への支部旗贈呈、ブロック旗贈呈、支部長・幹事長等の永年在任者表彰、「支部対抗!中央大学ブランド力向上企画コンテスト」入賞支部表彰が行われ、会場は大きな拍手で包まれた。 その後、定時協議員会・定時学員総会が、出席者 850 人(委任状提出を含む)で、定足数を満たし開会し、9 件の議案が諮られた。

学員会役員

久野 修慈

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

副会長

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副会長

副会長

副会長

会 長

副会長

副会長

副会長

本年も全国から多数の学員が出席した

学員時報オンライン

第28 回 中央大学ホームカミングデー

詳しくは 8・9 面へ

中 央 大 学 学 員 時 報 ( 1 )2019年(令和元年)7月10日第507号

後楽園キャンパスならびに近隣施設

2019年9月29日日

全国支部長会議、定時協議員会・定時学員総会を開催久野修慈会長と新任7人を含む副会長20人を選任

学員会は5月17日(金)に2019年全国支部長会議、翌18日(土)に定時協議員会・定時学員総会を駿河台記念館で開催した。定時協議員会・定時学員総会では、協議員会独自の議案として、任期満了に伴う学員会役員の選任が行われ、

久野修慈会長ら正副会長の選任が承認された。任期は本年6月1日から2022年5月31日まで。(関連記事2・3・4・5・6面)

定時協議員会・定時学員総会全国支部長会議(ひさの・しゅうじ)福井県出身。昭和 33 年法学部卒業。吉田久中央大学教授の書生などを経て、38 年大洋漁業(現マルハニチロホールディングス)入社。取締役、常務取締役を歴任し、62 年代表取締役専務、61 年大洋球団代表取締役社長、平成 2 年塩水港精糖代表取締役社長、17 年会長、11 年日本精糖工業会会長、12 年全国和菓子振興会会長。19 年より学員会会長。

新役員の略歴は2面に掲載。幹事(常任幹事を含む)・会計監事の氏名等は6面に掲載。

相場 有二

榎 秀郎

黒田 克司

室 勝弘

青木 章泰

遠藤 利明

野口 曻兵

森 徹

石塚 康夫

大木田 守

松原 誠

柳田 晋次

上田 文雄

大橋 正和

松村 安之

山本 卓

植野 妙実子

樫山 和男

宮城 和博

渡辺 紀久子

Page 2: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

中 央 大 学 学 員 時 報( 2 ) 2019年(令和元年)7月10日 第507号

所信表明

中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉

学員会会長 久野 修慈

す。 東京オリンピック、パラリンピックも間近に迫り、学生諸君もそれに向かって懸命の努力を続けておりますが、スポーツ、体育を通じた学員の大きな輪の結成とスポーツ分野への協力にも努力し、学員の夢の実現に対応して参りたく存じます。 さらに、中長期ビジョン実現に際しての喫緊の重要課題に財政基盤の充実があります。この点、理事長就任時の 125 周年記念事業において大勢の学員の皆様から絶大なご支援を頂きました実績をもとに、再度、なお一層の大学へのご理解とご協力をお願いすることにより、学員会として積極的な貢献を推進する役割を担って参りたく存じます。 最後に、学員会会長は決して名誉職でも、また一部のグループの代表でもありません。 私はこれまでの 12 年間、前者については奉仕と犠牲の、後者においては公正と公平の信念を肝に銘じて、一学員の立場で会長職の任にあたって参りました。これからもこの二つの信念を心に刻み、些かのぶれもなく、学員の皆様と心と心の結びつきを大切に、素朴に自然に歩んで、大学、学員会の発展に努力して参る所存であります。

副会長 樫山 和男(かしやま・かずお)大学法人、ホームカミングデー担当。東京都出身。昭和 57 年理工学部卒業。62 年大学院理工学研究科土木工学博士課程修了。中央大学理工学部専任講師、助教授等を経て、平成11 年より中央大学理工学部教授。29 年から、中央大学理工学部長、中央大学理事。

副会長 黒田 克司(くろだ・かつし)会長代理、募金総括、事業、職域担当。石川県出身。昭和 45 年商学部卒業。43 年公認会計士井橋会計事務所(現監査法人日本橋事務所)入所。平成 5 年代表社員、理事長。28年名誉理事長。中央大学監事。

副会長 野口 曻兵(のぐち・しょうへい)広報、地域担当。岡山県出身。昭和 47 年法学部卒業。学校法人東京育英学園・学校法人中央育英学園理事長・学園長。学員会東京文京区支部長。中央大学評議員。

副会長 松原 誠(まつばら・まこと)募金、スポーツ支援担当。岡山県出身。昭和40 年商学部卒業。同年松田会計事務所入所、43 年税理士登録、47 年税理士事務所開設。平成 15 年学員体育会支部事務局長、理事長を経て、現在副会長。学員会常任幹事。28 年白門奨学会理事、元中央大学評議員。

副会長 松村 安之(まつむら・やすゆき)募金、近畿担当。滋賀県出身。昭和 54 年法学部卒業。57 年弁護士登録、平成元年松村安之法律事務所(現唯一法律事務所)開設。中央大学評議員。学員会大阪白門会支部長。

副会長 宮城 和博(みやぎ・かずひろ)募金、九州・沖縄担当。沖縄県出身。昭和 47年法学部卒業。平成元年弁護士登録。学員会沖縄支部長。

副会長 室 勝弘(むろ・かつひろ)会長代理、大学、諸問題検討、年次担当。富

 私、光栄にも母校中央大学の仕事に携わって 15 年に達しました。この間評議員会議長、理事長、学員会会長の任を遂行できましたこと、この長い間多くの学員の皆様、学校関係者に心温まるご支援とご協力を頂いて参りましたこと、かけがえのない人生の経験、喜びであり、心からの応援を頂いた学員、学内関係者の皆様に感謝申し上げる次第であります。 振り返りますと、最初評議員会議長をお受けした時も、学員会会長、理事長をお受けした時も、前任者のご推薦と大学関係における各々の後処理を全うしなければならなかったからお受けしたのであり、率先してその任に就いた訳ではなく、それだけ責任の重いものでありました。 その間も、多くの学員の皆様方、学校関係者に心に沁みるご理解とご助言、応援を頂き、そのことがあったからこそ、今迄非才な私がこのような立場におられましたこと、ただひたすら学校関係者、学員の皆様に感謝の気持ちで一杯であり、言葉もない心境でございます。 それだけに新元号の時を迎え、後進の方々に道を開き新たな学員活動をと思い、この際退くことを決断しておりました。しかし、多くの学員の皆様から、今こそ、

副会長 相場 有二(あいば・ゆうじ)財務会計、白門支援金担当。東京都出身。昭和 45 年経済学部卒業。47 年大学院修士課程商学専攻修了。50 年税理士登録。平成 24 年より白門 45 会支部長。28 ~ 30 年年次支部協議会代表幹事。28 ~ 31 年常任幹事。

副会長 青木 章泰(あおき・あきひろ)会長代理、募金総括、地域、中国・四国担当。高知県出身。昭和 40 年法学部卒業。四国銀行に入行し、各地支店長を経て平成 9 年取締役、16 年代表取締役頭取、22 年取締役会長、27年より相談役に就任。高知商工会議所会頭、高知法人会会長他。中央大学商議員。学員会高知白門会支部長。

副会長 石塚 康夫(いしづか・やすお)募金、地域担当。東京都出身。昭和 50 年法学部卒業。61 年より新東都テスター代表取締役。学員会東京練馬区支部長、商議員を経て、学員会常任幹事、中央大学評議員。現在、学員会副会長、東京練馬区支部顧問、中央大学評議員(2 期目)。その他東京商工会議所等経済団体役員。

副会長 上田 文雄(うえだ・ふみお)募金、北海道・東北担当。北海道出身。昭和47 年法学部卒業。53 年弁護士登録(札幌弁護士会)。平成 6 年札幌弁護士会副会長。10年北海道 NPO サポートセンター理事長。13年日弁連人権擁護委員会副委員長。15 ~ 27年札幌市長。28 年公益財団法人 PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)組織委員会会長。31 年松本市観光大使。

副会長 植野 妙実子(うえの・まみこ)女性、大学ブランド向上担当。東京都出身。昭和 48 年法学部卒業。大学院法学研究科博士前期課程修了、博士後期課程満期退学。中央大学理工学部専任講師、助教授を経て、平成 5 年より中央大学理工学部教授。専攻は憲法。18 年フランスのエックス・マルセイユ大

大学の大変な変革期における新たな発展のため、更には、学員会の新たな飛躍のため、もう一度立ち上がり、その経験を生かして、正しく建設的意見を述べ、学員の希望に応える大学への道をつけ、学員の夢の実現に努力してほしいとの強い要望を受け、熟慮に熟慮を重ね、その気持ちにお応えするべく、再度学員会会長に立候補する決意を致しました。 都心展開による伝統、白門の再興は、長い間の大学関係者、学員の大きな大きな願望、夢であり、全国学員の方々に接する度、強く強く要望されて参りましただけに、その具体的事業実現に命を賭して努力しなければと決意を新たにしているところであります。 学員会もお蔭さまで、学員皆様の熱意にて 250 支部に達し、その輪を大きく組織化できましたが、今後は学員相互の連帯感を一層高めるため組織と人の交流を深め、役員体制(各分野や地方役員等の充実)の幅広い確立や学員相互の真の楽しい交流の場を積極的に設け、楽しい夢のある学員組織になるよう努力して参ります。 併せて、年号も変わる新しい時を迎え、女性学員、若い学員の方にも呼びかけ、後継者の育成や幅広い分野の活動に努力すると共に、大学側との真の協力対話の場を積極的に設け、将来に向かった建設的対応と、一体感を推進して学員の期待に応えて参りたく存じま

学にて法学博士取得。20 ~ 22 年中央大学高等学校校長、21 ~ 25 年大学院公共政策研究科委員長。31 年 4 月より中央大学名誉教授。女性白門会支部長。

副会長 榎 秀郎(えのき・ひでお)募金、南甲倶楽部、職域担当。東京都出身。昭和 36 年商学部卒業。平成 21 年東京学園高等学校理事長、28 年相談役。毎日書道展審査会員・刻字書作家。12 ~ 14 年学員会白門三六会支部会長、22 ~ 25 年東京新宿区支部

(新宿白門倶楽部)会長、20 ~ 26 年南甲倶楽部専務理事、25 年より学員会副会長、26年より中央大学理事。

副会長 遠藤 利明(えんどう・としあき)国会、全国各議員、募金担当。山形県出身。昭和 48 年法学部卒業。衆議院議員。

副会長 大木田 守(おおきだ・まもる)会長代理、総括、広報、ホームカミングデー、大学関係担当。群馬県出身。昭和 42 年法学部卒業。ジャーナリスト 17 年、東京都議会議員 5 期 20 年、東京都監査委員、全都道府県監査員協議会連合会会長、医療法人大木田会役員、東京 21 世紀クラブ代表。学員会 42 年白門会支部会長、東京北区支部長。現在、東京都選挙管理委員会委員長職務代理、中央大学理事、25 年学員会副会長、21 年中央大学評議員、上毛倶楽部副理事長、「都友」編集長。

副会長 大橋 正和(おおはし・まさかず)大学法人担当。東京都出身。昭和 51 年理工学部卒業。大学院理工学研究科前期博士課程修了、後期博士課程単位取得満期退学。中央大学理工学部専任講師等を経て、平成 5 年中央大学総合政策学部教授。15 年中央大学総合政策学部長。中央大学選任評議員、中央大学入試委員長代行、中央大学職務上評議員、中央大学理事等を歴任。29 年から中央大学常任理事。

学員会の新たな飛躍のために

山県出身。昭和 45 年法学部卒業、平成 24年大学院総合政策研究科博士後期課程修了、博士(総合政策)。昭和 35 年日本電信電話公社(現 NTT)入社。その後、大明通算代表取締役社長等を歴任し、現在リコージャパン取締役。中央大学政策文化総合研究所客員研究員、白門奨学会評議員、元中央大学評議員。

副会長 森 徹(もり・とおる) 募金、法曹会、事業担当。広島県出身。昭和59 年法学部卒業。平成元年弁護士登録(東京弁護士会)。日弁連事務次長、東京弁護士会会派法曹親和会事務総長、日本仲裁人協会事務局長、東京弁護士会筆頭副会長、同総務委員会委員長、全弁協専務理事等を歴任。30 年から日弁連総合法律推進本部事務局長。はなみずき法律事務所。中央大学評議員。中央大学法曹会事務局次長。

副会長 柳田 晋次(やなぎた・しんじ)募金総括、年次、職域、国際支援事業担当。栃木県出身。昭和 39 年法学部卒業。57 年日米文化学院理事長・学院長。平成 26 年八千代国際交流基金理事長。平成 17 年英国ハル大学客員教授、19 年英国シェフィールド・カレッジ親善大使(Honory Fellow)。21 年中央大学評議員。

副会長 山本 卓(やまもと・たく)平成年次、学生支援、ボランティア、ブランド力向上、事務局担当。東京都出身。平成 2年商学部卒業。平成元年衆議院議員塚本三郎

(第 6 代民社党委員長)秘書。14 年タクティクス代表取締役。22 年辞達クラブ支部副理事長、24 年平成二年支部支部長、26 年年次支部協議会事務局次長。

副会長 渡辺 紀久子(わたなべ・きくこ)募金、東海・北陸担当。愛知県出身。昭和 42年商学部卒業。学員会名古屋支部長。

Page 3: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

中 央 大 学 学 員 時 報 ( 3 )2019年(令和元年)7月10日第507号

2019年度 学員会の事業計画●学員の親睦 ●中央大学の発展と使命達成に寄与

第2

第1

第3

2019年度の事業目標

学員会の目的

2019年度事業計画

「学員、及び、支部の結集により、学員会と中央大学の更なる発展を目指す」2019年度は、学員会創立「131年」となる・経済的支援の充実・地域との連係活動支援

・各種規則等の再整備・活動報告体制の再整備・情報発信体制の再整備

・地域、年次、職域等の連携・活動の支援

[ 事業目標 ]

学員・支部の結集

「学員ネットワーク」拡充強化

支部

大学の発展への貢献 「中央大学ブランド力」の向上

「学員会の見える化」の更なる推進

中長期ビジョン実施への支援

学員会と大学の連係活動の拡大

学生と学員との交流の拡大

ブロック

学員・準会員

組織・運営

持続可能な連係体制の構築

基本方針

主な事業計画(重点項目) 会則の定める事業内容

1. 学員ネットワークを拡充・強化することにより、学員相互の親睦を深めること。2. 学員と中央大学との関係を密にするとともに中央大学の事業を支援し、母校の大学ブランド力向上に貢献すること。3. 学員会の透明性を確保し、見える化の推進。

1. 学員会活動、支部支援 1. 奨学援助及び学術研究に対する助成

2. 講演会の開催に対する支援

3. 父母連絡会との交流

4. 学生との交流

5. 会報(学員時報)の発行(年 5 回)6. 学員名簿のデータベース更新7. その他必要と認める事業組織の強化ア.学員会への入会(会費納入の依頼・促進)イ.既成支部の育成・強化ウ.結成を希望する支部(白門会)等への支援エ.学員の表彰

学員ネットワークの拡充・強化①学員会広報誌「学員時報」のさらなる充実②新支部結成のための情報提供③白門ミーティングの開催④地域ブロックにおけるネットワークの強化⑤学員交流行事の実施⑥学員(含・準学員)が継続使用可能なメールアドレスの普及事

業の検討

学員との交流、サービス事業ア.会費納入者に「中央大学学員カード」の交付イ.中央大学ホームカミングデーウ.白門ゴルフ大会エ.中央俳句会オ.スポーツ応援・文化事業カ.白門駅伝大会 キ.白門レガッタ

①公益財団法人白門奨学会への寄附及び経費補助②大学主催の学術講演会への支援

※支部独自の講演会に対し、講師料一部補助(2万円を限度)

父母連絡会支部長会議等への本会役員の出席

①学員会会長賞・会長奨励賞の授与②学生広報誌・父母連絡会機関誌への情報掲載③中大生協の年末福引への景品提供④卒業祝賀パーティーへの後援⑤卒業生への記念品贈呈

学員サービス活動の推進①学員交流を深める場として白門サロン(談話室)および会議

室等を提供し、学員会活動を促進する。②学員のスポーツ応援等に対する支援

若年層の学員会活動への参加推進若手年次ワーキング・グループを中心に、若い世代の積極的な参加を呼びかけ、会員のネットワークづくりを推進する。また、地域・支部を超えた交流を支援する。

キャリア支援事業の充実①各支部が主催する進路(就職)相談会への支援

(※10万円を限度に支援)②在学生への就職活動支援

在学生の課外活動に対する表彰(学員会会長賞・会長奨励賞 )在学生への学員時報送付(年5回)父母連絡会との交流

支部活動支援の強化・充実①支部活性化支援

※支部活動の活性化を目的として申請した支部に対して、2019年度以降も3年度期間限定で3万円を支援する。ただし、活性化の成果を報告するものとする。

②支部活動支援費の補助※「支部活動報告書」の提出等条件をクリアした支部に対し、活動費の補助を行う。

③支部新規結成支援※新支部結成支援として15万円を補助する(※年次支部については別途対応)。

④支部ホームページの作成・支援(※初回のみ5万円を支援)⑤支部旗作成補助 新支部については、設置承認時に本部より寄贈する。

※既存の支部で「白門」又は「白門会」の名称追加により、支部旗を新たに作り直す場合、新支部旗作成費として1回に限り全額補助する。

⑥ブロック旗の寄贈 各種支部のブロックの申請に基づき ブロック旗の作成交付⑦支部「記念誌発行」に対する支援(※10万円を限度に支援)⑧学術講演会の一部補助(※10万円を支援)⑨支部主催講演会への補助(※講師謝礼として2万円を限度に支援)⑩大学ブランド貢献のための地域交流への補助(※10万円を限度に支援)⑪その他支部活動支援

2. 白門支援事業の推進

3. 学員会会則等の見直し

4. 中央大学事業への支援

5. 準会員のサポート

前年度の白門支援金収入を財源として学員、在学生等に対する具体的な支援事業を決定し実施する(※支援事業は各項目にて記載)。

諸問題検討ワーキング・グループを中心に、見直しを検討する。

①中長期事業計画「Chuo Vision 2025」への協力・支援②募金活動への協力・支援③大学への施設等支援④箱根駅伝を含むスポーツ強化・支援⑤2020東京五輪選手強化支援⑥ホームカミングデーへの協力・支援⑦大学ブランド向上に貢献する活動支援

Ⅱ Ⅲ

 学員会の活動・運営は、学員の皆様からの「学員会費」で成り立っています。 学員会活動の重要施策の一つである学員会費納入促進について、学員会費が未納となっている

皆様に本号発刊に合わせて専用の振替用紙を同封させていただいております。 会員の皆様には、同窓のご友人で学員会費未納の方に、納入のお声掛けをお願いいたします。

 学員会費を納入し、学員カードをお持ちの方は、「白門サロン」の利用やホテルの割引等、さまざまなサービスを受けられます ! なお、すでに学員会の支部会員になっている場合、新規会費納入にあたっての支部への

協力還付金制度もありますので、ぜひご活用ください。※支部への協力還付金制度については、学員会本部事務局にお問い合わせください。

 学員の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

中央大学学員会

● 学員会費納入は、今回同封した振替用紙をご利用ください。● 学員会費の入金が確認でき次第、学員カードをお送りします。※ 学員カードの発行には、入金確認後1カ月程度お時間をいただいております。

学員会費納入促進にご理解とご協力をお願いします

学員会費(終身):30,000円

平成16年度以前学部入学の学員の皆様へ

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基準額:5万円

過去3年連続で支部活動支援費の支給を受けている支部:基準額に5万円をプラスして10万円を補助

Page 4: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

 大学からの報告では、林常任理事が、本学が進めている中長期事業計画「Chuo Vision 2025」の 4 本柱の1 つ「キャンパス整備」の進捗について、多摩キャンパスおよび都心キャンパスの魅力を明確にする取り組みを、スクリーンに映しながら説明した。 多摩キャンパスは、緑豊かで施設設備の整ったグローバルキャンパスを目指し、グローバル館(仮称)・国際

 年次・地域・職域支部の中から、東京文京区、兵庫白門会、徳島、白門 43 会、白門 46 会、法曹会、白門斉放会の各支部長が登壇し、パネルディスカッションが行われた。 青木章泰副会長の進行で始まり、各支部長からご自身の経験や、置かれた環境での示唆に富んだ有益な意見が飛び交い、各支部間、大学側との交流を深めた。法学部の都心移転については、歓迎とともに課題が提示されたものの、新キャンパス建設に向けて、大きな期待が寄せられていることがうかがわれた。 最後に、大村理事長は「皆様の熱い思い、大変ありがたい。大学は教育と研究が中心。今まで以上に教育・研究の中身を発信していきたい」と語り、「より充実した意見交換をさせていただきながらご支援をお願いしたい」と結んだ。

5月17日(金)に開催された全国支部長会議の中で、林勘市常任理事が大学からの報告を行った。続いて、その報告を踏まえて「法学部の都心移転について」をテーマに、全国250支部を代表して7人の支部長が登壇し、パネルディスカッションを実施した。

教育寮(仮称)、学部共通棟(仮称)の整備が行われている。その外観・内装イメージが次々と映し出された。 一方、都心キャンパスは、後楽園キャンパスを中心として先進的な教育研究とプロフェッショナル養成に注力したキャンパスを目指している。法学部の都心展開を担う茗荷谷の新キャンパスをはじめ、この 4 月に供用開始し、国際情報学部の拠点としてリニューアルされた市ヶ谷田町キャンパスや、後楽園キャンパスの整備状況が紹介された。二大キャンパス体制の形成に向けて、整備は着々と進んでいる。

キャンパス整備について説明する林常任理事

多摩キャンパス グローバル館(仮称)・国際教育寮(仮称) 多摩キャンパス 学部共通棟(仮称)

国際教育寮側から見た外観イメージ モノレール駅側から見た外観イメージグローバルラウンジ(内観イメージ) 3 号館側から見た外観イメージ

多目的ホール・ホワイエ(内観イメージ) 中央広場(内観イメージ)コミュニティキッチン(内観イメージ) 多目的ホール・講義室・ラーニングプレイス(内観イメージ)

法学部の都心移転に寄せる、それぞれの思い全国支部長会議より

支部との意見交換

2019年

定時協議員会・定時学員総会結果

(議案 ▶ 結果)

第1号議案 議長及び副議長の選任について ▶ 議長に荒井清壽氏、副議長に半澤勉氏第2号議案 2018(平成30)年度事業報告について ▶ 原案どおり承認第3号議案 2018(平成30)年度決算報告について ▶ 原案どおり承認第4号議案 2019年度事業計画(案)について ▶ 原案どおり承認第5号議案 2019年度収支予算(案)について ▶ 原案どおり承認第6号議案 任期満了に伴う学員会役員の選任について ▶ 原案どおり承認第7号議案 学員会役員(顧問)の推戴について ▶ 原案どおり承認第8号議案 2019年学校法人中央大学商議員候補者推薦委員の選出及び商議員候補者の選出について ▶ 原案どおり承認第9号議案 学員会協議員の任期満了に伴う選任方法について ▶ 原案どおり承認

▽大学間競争が厳しさを増す中での新キャンパス建設。人材育成をどうするかが問われており、その根っことなるのが教養だろう。改革に向け教職員を含めて質を高めること。それに対して身を切る施策を実現できるか。我々は学員だ。中央大学を応援したい。大学はその思いにどう応えていくか、示してほしい。

●コーディネーター青木 章泰 学員会副会長

▽世界に冠たる大学をどう実現するのか。そのためには、自分たちでお金を稼ぐことだ。先生方は自分たちの研究成果や業績を可視化して、外に向けて知らしめてほしい。寄付は重要。寄付が必要ならどのような形で集めるのか。魅力がなければお金は集まらない。大学は全国行脚するなど具体的な行動を示してほしい。

●東京文京区支部野口 曻兵 支部長

▽時代によってニーズは変わる。都心にある魅力を最大限に生かしてほしい。我々の支部は遠い位置から中大を見ている。全国紙を使うなど中大が何を目指しているのか地方にも PR して、地方の優秀な学生を集めて中大を良くしてほしい。中央大学に入学してよかったと学生に思ってもらえる大学になってほしい。

●兵庫白門会支部走出 保雄 支部長

▽私が受験した当時、どんな先生がいて、どんな講義をして、どんな学生が卒業して社会に貢献しているのかが、大学を選ぶ大きな基準だった。 ▽中大は徳島文理大学と包括協定を結んでいるが、両大学の学生が行き来し、相互補完の関係性で交流を図っている。地方へのアプローチとしていい事例だと思う。

●徳島支部西川 政善 支部長

▽理工学部はずっと後楽園にある。何かやるときに非常に集まりやすい。つながりこそ白門の良さだ。多摩、駿河台、後楽園、キャンパスを超えて接点をどのようにしていくかが、これからの白門の持続的な価値になる。大切なのは人のつながり。文系理系に関係なく、白門のつながり、心の交流を大事にしたい。

●白門43会支部龍門 海行 支部長

▽経営資源であるヒト、モノ、カネの面から言及したい。ヒトとは、学生、教授。モノは、キャンパス。そしてカネ。大学側の説明で事業資金の話があったが、借りるのか、自分たちで捻出するのか、経費節減をするのか。都心展開は賛成だが、ヒト、モノ、カネの問題について、大学、学員、父母は考えていかなければならない。

●白門46会支部半澤 勉 支部長

▽都心移転は法曹会の悲願だ。具体的な実現に向けて協力していきたい。学生にとっても都心で中央大学の法学部で学べることは魅力だろう。実務教育が大切。都心に校舎ができれば、現職の判事、検事、弁護士が通いやすくなる。我々にとっても学生にとっても有益だ。学部の違いではなく一致協力して、中央大学を発展させたい。

●法曹会支部大谷 隼夫 支部長

▽本学の中長期を考えると都心展開は必要。学生にとっても多摩よりも、都心に通学するほうが条件はいい。多摩、後楽園、市ヶ谷、市ヶ谷田町、駿河台記念館に加えて茗荷谷。キャンパス全体の整備、統合をしていかないと将来的には厳しい。今後どれだけの寄付金を集められるかがこの事業の鍵だ。

●白門斉放会支部安達 富夫 支部長

[大学からの報告]進むキャンパス整備

[パネルディスカッション]法学部の都心移転について

中 央 大 学 学 員 時 報( 4 ) 2019年(令和元年)7月10日 第507号

Page 5: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

5月18日(土)、2019年定時協議員会・定時学員総会の開催に合わせ、本学法学部卒業後、東京地検特捜部長などを歴任し、現在は読売巨人軍取締役オーナー代行なども務める弁護士の松田昇氏が、これまでの自身の法曹人生を振り返り、講演を行った。

「私の生き方  ――おごらず、気負わず、 そしてひるまず」

松田 昇 氏(昭32法) 弁護士、読売巨人軍取締役オーナー代行

2019 年定時協議員会・定時学員総会 講演会(要旨) 栄をお祈りします」と言った。しかしその後も病状は回復せず、間歇的な臨床取り調べは続き、合計 72 回に及んだ(異動は延期)。

 田中角栄元首相逮捕時にまつわるエピソードにも触れたい。 1976 年(昭和 51 年)7 月 27 日、逮捕状を胸に目白の自宅へと向かった。応接間で待っていると、身なりを整えた本人が現れた。玄関まで歩きながら、「君は等々力(児玉)担当だろう」等と言い、私が検事任官 12 年目位と知ると、「えらいものだな」とつぶやいて車に乗り地検へ向かった。 逮捕手続きが済んで拘置所へ向かう際、2 人でトイレに入る。ふと見るとちり紙で手を拭いている。私は、前日買っておいた新しいハンカチを差し出した。元首相は「ありがとう」と言って受け取り、一緒に拘置所へと向かった。 ところが、保釈後、秘書が地検に私を訪ねてきた。「親父の使いで来ました」と、洗濯されたハンカチと礼状を差し出す。そこには、「ご高配いただき、心から御礼申し上げます。借用のタオルをお返しいたします。いつの日か拝眉の折、お礼申し上げたく存じます。」と達筆な字で書かれてあった。 この事件は戦後最大の疑獄事件であり法の下の平等も実現し得たと思う。同時にこの事件はまさに昭和の時代を反映しており、児玉、田中元首相らの人間的深み、厚みもさることながら、厳しく対峙した検察との間にも「罪を憎んで人を憎まず」の精神が生きていたように思う。 およそ、いかなる制度も運用の適否は人にある。特に権力を持つ場合は乱用があってはならず、反面ひるんで真実追及を閉ざすことがあってもいけない。「おごらず、気負わず、そしてひるまず」を自戒の言葉とする由縁である。

 人生を振り返ると、4 つの転機があった。1 つ目は本学への進学。私は函館の工業高校出身だが、人を助けて社会に貢献できる仕事がしたいと思い、弁護士を志した。中央大学の 2 部で、働きながら学び、3 年時に 1部に転籍して中桜会研究室へ入室。卒業後、1960 年(昭和 35 年)に司法試験に合格した。中央大学、中桜会研究室での学びがなければ今日の私はない。いまでも深く感謝している。 2 つ目は、検事任官。弁護士志望だったものの、司法研修所の教官に勧められて検事を選び、1963 年に東京地検検事に任官した。配属された特捜部で本学出身の河井信太郎特捜部長と出会い、厳しくも温かい指導を受けて検事の仕事に魅力とやりがいを感じ、以後 33年間の検事生活を送ることになる。 第 3 の転機は、預金保険機構の理事長への転身。バブル崩壊後、金融危機が訪れ社会問題化した。厳しい対応が求められる、重要かつ困難な役割だったが、法曹の出番と思い覚悟を決めて就任した。

 第 4 の転機は弁護士になってから。現在は各企業の社外取締役等としても活動している。読売巨人軍のオーナー代行もその一つ。現在、巨人軍には本学出身の 4人の現役選手がいる(5/18 現在)。ご声援、ご支援ください。

 次に、ロッキード事件について、私が体験した若干のエピソードについてお話ししたい。 1976 年(昭和 51 年)2 月、航空機の受注をめぐり、不透明な資金の流れが報道されると日本中が騒然となった。捜査は困難を極めると予想された。 私は児玉誉士夫の取り調べを命じられた。児玉の重病、時効切迫等の壁が目の前に。第 1 回の取り調べは、時効まであと 9 日間という 3 月 4 日。病床の児玉にロッキード社との金銭の授受を問うと、「ありました」と言う。10 分過ぎにドクターストップ。しかし調書にはサインする。第 2 回の臨床取り調べでは、数億の債権を提出した。3 月 13 日、所得隠し等で第 1 回起訴となる。 9 月、私が異動する旨を伝えると、彼は横になったまま私の手を握り、たどたどしくも「検事さんのご繁

法曹人生における4つの転機

政財界の黒幕といわれた児玉誉士夫への取り調べ

「ハンカチ」と「礼状」 田中角栄元首相にまつわるエピソード

【 支部旗贈呈・表彰 】

【支部】統計学会支部(平成 31 年 1 月 17 日)【白門会】中小企業診断士白門会(平成 30 年 12 月 13 日)【ブロック】白門近畿ブロック神奈川県合同白門会三多摩地区連絡協議会

支部旗贈呈 ( )は承認日 支部長・幹事長等の表彰(敬称略)

議事終了後には学員懇親会が開かれ、相互の懇親や情報交換等で親睦を深めた。

議事後の懇親会の様子

5月18日(土)の定時協議員会・定時学員総会の議事に先立ち、新設支部に対して支部旗の贈呈、ブロック旗の贈呈、支部長・幹事長等の永年在任者に対する表彰が行われた。また今回は、2018年度の事業の1つとして実施した「支部対抗!中央大学ブランド力向上企画コンテスト」の入賞支部への表彰も行われ、久野会長から受賞支部へ賞状と副賞が授与された。

【支部長】帯広支部 後藤 裕弘東京目黒区支部 岡田 匡令兵庫白門会支部 走出 保雄高知白門会支部 青木 章泰白門 34 会支部 勇伊 博司白門 45 会支部 相場 有二【幹事長】大阪白門会支部 西村 輝雄白門 45 会支部 山城 博光【その他 支部役員等】川崎支部 岩渕 義昭白門 57 ネット支部 乗兼 浩明42 年白門会支部 鈴木 康二学員体育会支部 藤井 秀男【ブランド力向上企画コンテスト】最優秀賞 白門 57 ネット支部優秀賞 2 位 平成二年支部優秀賞 3 位 平成二年支部佳作 辞達クラブ支部佳作 日野支部佳作 高知白門会支部

2019年(令和元年)7月10日中 央 大 学 学 員 時 報 ( 5 )第507号

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中 央 大 学 学 員 時 報( 6 ) 2019年(令和元年)7月10日 第507号

 実り豊かな学員ネットワークの構築と学員・学生サービスの向上のため、2019年度白門支援金へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 寄付は1口3,000円以上とし、本号同封の振込用紙をご利用ください。3,000円の寄付はコンビニエンスストアからもご送金いただけます。また、3,000円以外の任意の金額、または郵便局からの振込みをご希望の場合は、同封の郵便払込取扱票をご利用ください。多くの学員の皆様のご協力をお願いいたします。

 なお、白門支援金は所得税控除の対象とはなりませんので、あらかじめご了承ください。

▶2019年度 支援事業◀

支援先、支援方法につきましては、関係支部あるいは大学等との連携を密にとりながら決定します。なお、2018 年度執行実績は右記のとおりです。※この白門支援金は、学員会費とは別にお願いしているものです。

(単位:万円)

2019年度 白門支援事業資金へのご寄付のお願い

合計 2,906

450

45100

246

979

434

136183333

学員支援

学生支援

学員・学生両支援

学術講演会開催支部支援

就職活動対策等支援震災ボランティア支援

スポーツ応援グッズ支援

2020東京五輪選手強化対策支援

箱根駅伝等スポーツ強化支援

支部記念誌発行・講演会支援スポーツ応援・文化事業若手会員活性化支援

学員支援

2018年度 執行実績

学生支援

2020東京五輪選手強化対策支援

箱根駅伝を含むスポーツ強化支援

● 学術講演会開催支部支援● 支部記念誌発行・講演会支援● スポーツ応援・文化事業● 若手会員活性化支援● 他学員支援

● 就職活動対策支援● 学生ボランティア支援● 大学への施設等支援● 他学生支援

阿部 勲....................(昭49)石田 茂....................(昭53)井上 彰....................(昭48)宇田川 濱江............(昭35)大久保 伸一............(昭50)荻野 弘康................(昭34)片岡 久興................(昭41)清田 乃り子.............(昭50)栗原 孝至................(昭50)高村 正彦................(昭40)小酒 修....................(昭51)小林 定寿................(昭42)坂巻 國男................(昭41)菅原 進....................(昭48)清野 強....................(昭50)副島 武....................(昭58)堤 和通....................(昭58)栂野 紘次................(昭42)二階 俊博................(昭36)根岸 清一................(昭50)半澤 勉....................(昭46)廣瀬 文彦................(昭44)藤井 秀男................(昭48)正野 建樹................(昭43)升本 喜一................(昭44)松木 茂夫................(昭44)山下 一明................(昭41)山田 正....................(昭49)山中 温....................(昭53)横溝 高至................(昭49)

常任幹事 幹 事

会計監事

常任幹事・幹事・会計監事中央大学学員会常任幹事・幹事・会計監事は以下のとおり(敬称略・かな順)。

任期は2019年(令和元年)6月1日~2022年(令和4年)5月31日

中央大学学員会

阿子島 清子....(昭59)天野 正明........(昭44)荒井 清壽........(昭55)安藤 綾子........(昭42)石井 年晴........(昭60)石渡 光一........(昭36)稲田 寛............(昭34)井上 均............(昭53)井原 太一........(昭55)伊原 千秋........(昭58)岩田 克夫........(昭37)海老原 崇智....(平12)遠藤 忠宏........(昭46)大澤 成美........(昭46)大森 清司........(昭35)岡田 孝子........(昭43)岡田 匡令........(昭41)小田原 眞人....(昭48)開山 憲一........(昭47)掛水 省三........(昭54)苅谷 信紘........(昭43)河合 明弘........(平3)木内 知己........(平3)菊地 博之........(平5)北村 信治........(平7)木村 靖............(昭42)木村 実牙男....(昭56)木村 義雄........(昭47)清川 昭............(昭39)久保 圭介........(昭59)窪木 登志子....(昭57)久保田 芳昭....(昭60)厚井 乃武夫....(昭59)

小関 勇二........(昭60)小高 愛二郎....(昭54)後藤 裕弘........(昭45)小林 治雄........(昭41)小山 浩伸........(昭44)才野 智裕........(昭46)坂本 哲志........(昭50)佐々木 幸男....(昭40)佐藤 愛子........(昭48)佐藤 純通........(昭46)澤幡 淳............(平2)塩野 昇............(昭48)志垣 明............(昭34)舌間 久芳........(昭32)清水 裕之........(平2)清水 正行........(昭44)清水 芳見鈴木 康洋........(昭34)鈴木 俊幸........(昭54)瀨川 徹............(昭48)髙橋 洋............(昭42)髙畑 公一........(昭37)武井 俊輔........(平9)竹林 聡............(昭57)谷 聖子............(昭60)出口 純輔........(昭38)寺内 稔............(昭52)寺澤 淳............(平3)寺本 吉男........(昭57)戸井 武司........(昭62)東條 延子........(昭54)中田 信浩........(昭60)中村 昇............(昭59)

中村 浩紹........(昭33)仲村 正已........(昭54)成田 清治........(昭49)新村 雅彦........(昭35)二羽 和彦........(昭55)野口 和子........(昭49)袴田 兆彦........(昭51)浜野 茂............(昭47)原田 雅光........(昭41)治田 秀夫........(昭39)平泉 貴士........(昭62)平澤 敦............(平2)平野 廣和........(昭54)福永 力三........(昭44)藤田 裕司........(昭58)藤野 美都子....(昭54)藤森 宏一........(昭39)古川 昇............(昭42)程塚 良男........(昭45)前川 賢治........(昭47)前島 一夫........(昭35)舛森 丈人........(昭57)松田 啓............(昭62)松沼 茂............(昭42)水庫 正裕........(昭59)宮内 忍............(昭45)宮崎 治子........(昭39)宮代 昌三........(昭38)三和 彦幸........(昭45)村山 壮人........(昭42)室井 庸次郎....(昭59)望月 義夫........(昭47)森 清................(昭62)

森田 憲右........(昭63)森田 均............(昭44)森山 功............(昭40)八木 清文........(昭59)柳 幸季............(昭58)栁澤 泰............(平3)八幡 一秀藪田 雅弘山上 嘉夫........(昭33)山川 典孝........(平7)山岸 憲司........(昭45)山﨑 司平........(昭49)山城 博光........(昭45)山本 隆幸........(昭36)山本 秀男山守 勝美........(昭54)横井 弘明........(昭51)吉田 重信........(昭38)米川 竜弘........(昭61)若江 健雄........(昭47)若島 健二........(昭59)

井内 顯策........(昭48)小園 雅孝........(昭54)鈴木 康二........(昭42)時津 孝之........(昭56)平岩 弘邦........(昭45)

※( )内は本学卒業年。 記載のない方は、他大学出身。

Page 7: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

 本学は 130 有余年の伝統と歴史に培われた知性と行動力をもって、社会の中で総合大学としての力を顕在化させ、今後も時代と社会に大きな役割を果たせるよう、果敢に改革し続けております。 それら改革の実現を財政面から支える活動として、2016 年度から募集を開始しました『白門飛躍募金』には、

「中長期事業計画 Chuo Vision 2025」の事業支援を目的とした「Chuo Vision 2025 募金」と、本学学生の日頃の学業や課外活動等、経常活動を支えることを目的とした「中央大学サポーターズ募金」がございます。募金実績報告にもありますとおり、2018 年度につきましては、1 億 5,380 万円のご寄付を賜りましたこと、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。 グローバル化の進展により国際競争はますます厳しさを増し、ICT 技術も飛躍的発展をする中、大学の果たす役割の重要性が一層高まっています。そのような時代と社会の要請を受け、本学は 2019 年 4 月に国際経営学部、国際情報学部の 2 つの学部を開設しました。今後、本学がより一層存在感のある大学として永続するためには、私ども大学関係者はもとより、皆さまからの温かい力を結集することが不可欠です。 『白門飛躍募金』は、2025 年度までの 10 年間で 100億円の募金目標額を掲げております。日頃からご協力を賜っております皆さまに、重ねてのお願いとなり大変恐縮ではございますが、中長期事業計画実現に向けた活動ならびに本学の経常的活動を支える本募金の趣旨にご理解を賜り、これまで以上のご支援・ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

学校法人中央大学理事長 大村 雅彦

中央大学をご支援くださる多くの学員の皆さまの日頃からのご厚情に心から感謝申し上げます。ご協力への御礼とご報告

白 門 飛 躍 募 金

寄付対象事業 2016年度 2017年度 2018年度 計 合計に対する割合

学部増設による総合大学としての魅力向上 — — 22,578,000 22,578,000 5.5%

二大キャンパス体制の形成 11,378,034 15,743,500 18,396,000 45,517,534 11.0%

グローバル化の推進 2,122,500 25,025,000 1,170,000 28,317,500 6.9%

スポーツ振興事業 18,201,711 32,227,210 7,385,228 57,814,149 14.0%

事業指定なし 15,855,000 18,223,000 27,784,200 61,862,200 15.0%

計 47,557,245 91,218,710 77,313,428 216,089,383 52.4%

寄付対象事業 2016年度 2017年度 2018年度 計 合計に対する割合

学部・大学院教育の支援 7,942,082 10,990,035 16,816,582 35,748,699 8.7%

奨学金の給付 17,567,985 17,984,948 22,304,000 57,856,933 14.0%

スポーツ・学術・文化 25,773,000 21,878,000 28,435,500 76,086,500 18.5%

その他 3,876,500 13,654,500 8,918,505 26,449,505 6.4%

計 55,159,567 64,507,483 76,474,587 196,141,637 47.6%

合計 102,716,812 155,726,193 153,788,015 412,231,020

■Chuo Vision 2025募金

■中央大学サポーターズ募金

■寄付対象事業別内訳

「遺贈」と「相続財産からの寄付」のご案内 近年さまざまな理由から、社会貢献活動を行う認定NPO法人や公益法人などに遺産を寄付したいとお考えの方が増えています。 本学においても例外ではなく、実際に母校へのご寄付を検討される方からのお問い合わせや、「中央大学が大好きだった故人の遺志を継いで、中央大学へ貢献したい」というご遺族さまからのご相談も増えてまいりました。 こうしたお気持ちを実現する方法として①遺贈、②相続財産からのご寄付という2つの制度があり、当該制度のご利用で本学へご寄付いただいた場合、ご寄付は相続の非課税財産となり、相続税を軽減することが可能です。 募金推進事務局では、こうした制度を皆さまに広くご紹介するために、HP「募金のご案内」の遺贈・相続に関する専用のページでご案内しております。ぜひ一度、ご参照いただけると幸いです。

多摩キャンパス:グローバル館(仮称)&国際教育寮(仮称)

多摩キャンパス:学部共通棟(仮称)

文京区新キャンパス(茗荷谷駅前)

※ 2019 年 3 月末日現在までの入金実績

2018年度のご寄付実績と累計総額についてご報告いたします。今後も本学の取り組みにご理解を賜り、これまで以上のご支援・ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。ご報告

問い合わせ先 TEL :042-674-2442

中央大学募金推進事務局

本学へのご寄付は、確定申告により所得税の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。お電話にて、白門飛躍募金趣意書と銀行・郵便局からご利用いただける専用振込用紙のご送付を承ります。

単位(円)

Chuo Vision2025募金

中央大学サポーターズ

募金

事業指定なし15.0%

その他 6.4%

学部・大学院教育の支援8.7%

奨学金の給付14.0%

スポーツ・学術・文化18.5%

二大キャンパス体制の形成11.0%

グローバル化の推進6.9%

学部増設による総合大学としての魅力向上 5.5%

スポーツ振興事業14.0%

中 央 大 学 学 員 時 報 ( 7 )2019年(令和元年)7月10日第507号

2020年度供用開始予定

2021年度供用開始予定

2023年予定

現 在

現 在

現 在

Page 8: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

中央大学ホー ムカミングデー中央大学大きく動く第

回28

新しい時代へ後楽園

キャンパスは全面禁酒

です!

2019 年9月29日日 13:00 ~ 16:00(中央大学後楽園キャンパスならびに近隣施設)

特 別 企 画   ビ ッ グ 座 談 会

母校・中央大学は我が人生の誇り

甲斐中 辰夫 氏弁護士元最高裁判所判事1962 年法卒

宗像 紀夫 氏弁護士内閣官房参与元最高検刑事部長1965 年法卒

宮内 直孝 氏日本製鋼所社長1981 年理工卒

▼出演者

オ ー プ ニ ン グ セ レ モ ニ ー

ス ポ ー ツ 企 画

●有望選手紹介(調整中) 堀尾 謙介 氏

(トヨタ陸上長距離部、2019経卒)ほか

●メダリスト・インタビュー千田 健太 氏

(2012ロンドン・フェンシング銀、2009年文卒)

●メダリスト・パネル展示

のぼり旗を持って集合しましょう!

開会式&中央の絆

東京オリンピック・パラリンピックをめざす青春の輝き

13:00~13:15

15:00~16:00

マイクロバス・シャトル運行(後楽園キャンパス3号館前発着) 後楽園キャンパス 図書館理工学部分館(後楽園

キャンパス6号館6階)マイクロバス・シャトル運行

(後楽園キャンパス3号館前発着)後楽園キャンパス3号館1階会議室

茗荷谷キャンパス予定地の紹介(現地見学会)

理工学部研究室公開 図書館公開市ヶ谷田町キャンパス

の紹介(施設見学会)学生ボランティア活動写真展

13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:0013:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00

河川・水文研究室

※新しい情報は、本学 Web サイト内「理工学部創立 70 周年記念事業」ページにて随時更新いたします。

●中央大学音楽研究会吹奏楽部による記念演奏●記念討論会「中央大学理工学部の未来(仮題)」 (パネリスト) 奥村太加典氏(株式会社奥村組代表取締役社長) 一力敦彦氏(東北放送株式会社代表取締役社長) 赤尾祐司氏(シチズン時計株式会社) 何偉名氏(上海理工大学教授) 小高輝真氏(株式会社ウェブテクノロジ代表取締役)ほか ※いずれも本学理工学部卒業●本学学友会体育連盟応援部による演舞

理工学部創立70周年記念イベント・記念式典・記念祝賀会9月28日(土)

文京シビックホール 大ホール▶ 第1部 記念イベント13:00 ~ 14:40 文京シビックホール 大ホール

▶ 第2部 記念式典15:00 ~ 16:00

ホテルメトロポリタンエドモント▶ 第3部 記念祝賀会※会費制

17:30 ~ 19:30

文京シビックホール 大ホール

▶ 中央大学サイエンスコンサートin文京区 ―音の科学と吹奏楽演奏会―

同日開催

17:00 ~ 18:30●学長挨拶●音を科学する:本学理工学部 戸井研究室(音響システム研究室)●演奏会:中央大学音楽研究会吹奏楽部

※ JR 水道橋駅から徒歩 5 分

中 央 大 学 学 員 時 報( 8 ) 2019年(令和元年)7月10日 第507号

後楽園キャンパス5号館5534号室

後楽園キャンパス5号館5533号室

Page 9: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

CHUO UNIVERSITY Homecoming Day 28th

中央大学ホー ムカミングデー理工学部創立70周年・法学部都心移転(2023年)

お問い合わせ窓口

主催:学校法人中央大学協賛:中央大学学員会

中央大学募金推進事務局学員ネットワーク課 TEL:03-3219-6172中央大学学員会本部事務局  TEL:03-3219-6175

祝う

2019 年9月29日日 13:00 ~ 16:00(中央大学後楽園キャンパスならびに近隣施設)

特 別 企 画   ビ ッ グ 座 談 会

各界で経験と実績を積まれた皆様に、母校中央大学を語っていただきます。

後楽園キャンパス5号館5534号室母校・中央大学は我が人生の誇り 13:15~14:45

※開会式・ビッグ座談会はライブ配信いたします。視聴方法につきましては、当日、本学公式 Web ページでご案内いたします。

▼司会・進行

瀬谷 ルミ子 氏特定非営利活動法人 日本 紛 争 予 防 セ ン タ ー

(JCCP)理事長1999 年総政卒

山田 正 氏理工学部教授河川・水文研究室1976 年理工院修了

島田 敏男 氏NHK 名古屋放送局長元 NHK 解説副委員長1981 年法卒

学 員 懇 親 会

東京ドームホテル「天空」

「中央大学の夕べ」17:30 ~ 19:30●役員・来賓挨拶●親子三代表彰●スウィング部演奏、応援団演舞●特賞福引抽選会

[参加方法]・参加費:1 人 6,000 円(事務手数料 300 円別途)・お申し込みはこちらから

https://www.chuo-u.ac.jp/visitor_alumni/homecomingday/about/

学員会支部単位でのお申し込み等、公式 Web ページからのお申し込みが難しい場合は、以下にご連絡ください。TEL:03-5982-2365(ライオン企画)平日 9:00 ~ 17:00(土日祝除く)※参加費の支払い後につきましては、理由のいかんを問わず返金はいたしかねます。※会費制立食パーティー、のぼり旗の持込み可。

〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅 徒歩5分都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」駅 徒歩7分JR中央・総武線「水道橋」駅 徒歩15分

後楽園キャンパスでのホームカミングデー開催は初めての試みとなります。多摩キャンパスでの開催とは異なりますので、ご理解の程、宜しくお願いいたします。

・後楽園キャンパスは「禁酒」です。・屋外のテーブル席、ステージ、テントは設置いたしません。・模擬店(飲食)は実施いたしません。・無料生活相談会は後楽園キャンパス 5 号館 1 階教室での実施を予定しています。・学生食堂の席数が少ないため、「懇親会の受付」は実施いたしません。・5 号館地下学生食堂は営業いたします(11:00 ~ 13:00)。・後楽園キャンパスには駐車場がございません。※公共交通機関をご利用ください。・恒例の以下の企画は実施いたしません。 (中大オリジナルグッズ販売&三角くじ抽選会/呈茶/はくもん寄席/ふれあい企画 〈似顔絵コーナー/書道コーナー/親子ポンポン教室/こども実験教室/遊具コーナー〉)

注意事項

後楽園キャンパス

駿河台記念館 東京ドームホテル「後楽園飯店」東京ドームホテル「オーロラ」および「シンシア」 後楽園キャンパス3号館1階学生食堂

駿河台の思い出を語る白門の集い 卒業後25年学員懇親会卒業後50年学員懇親会 卒業後5年・10年・15年・

20年学員懇親会13:00 ~ 15:00 17:00 ~ 19:0017:00 ~ 19:00 13:00 ~ 15:00

対象:昭和 26 ~ 30 年卒業の学員会費:無料※対象となる皆様には、6 月上旬にご案内をお届けしております。もし、お手元に届いていない場合は、学員ネットワーク課までご連絡ください。

対象:平成 6 年卒業の学員 会費:無料※対象となる皆様には、6 月上旬にご案内をお届けしております。もし、お手元に届いていない場合は、学員ネットワーク課までご連絡ください。

対象:昭和 44 年卒業の学員 会費:無料※対象となる皆様には、6 月上旬にご案内をお届けしております。もし、お手元に届いていない場合は、学員ネットワーク課までご連絡ください。

対 象: 平 成 11 年・16 年・21 年・26 年卒業の学員 会費:無料※対象となる皆様には、7 月上旬にご案内をお届けしております。もし、お手元に届いていない場合は、学員ネットワーク課までご連絡ください。

三菱UFJ銀行

中 央 大 学 学 員 時 報 ( 9 )2019年(令和元年)7月10日第507号

Page 10: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

2019年(令和元年)7月10日 中 央 大 学 学 員 時 報( 10 ) 第507号

1.本学の魅力をより高めるために、新たな学問分野として位置付ける「健康スポーツ科学部」(仮称)の設置構想を具現化するための検討を行う。また、法学部、法務研究科の移転計画のために必要な都心キャンパス整備のための実行体制を整える。

2.スポーツ振興・強化について、2020 年東京オリンピック・パラリンピック支援策による選手強化を行うための育成環境の整備・向上を継続し、世界主要大会・選手権レベルで活躍する選手を育成する。

3.世界に存在感のある大学とするため、全学横断的な事項を効率的かつ戦略的に推進するための体制を強化し、教育研究活動や「持続可能な開発目標(SDGs)」や「ダイバーシティ」の取組みなどを可視化し、結果として外部資金の獲得や世界大学ランキングの向上につなげる。

4.中長期事業計画に掲げた以下の取り組みについて広報活動を強化し、本学の教育研究活動ならびに社会貢献活動を社会へ発信する。

  ①新たな学部を含めた学部・大学院の教育研究・社会貢献活動  ② 2020 年東京オリンピック・パラリンピックへむけた活動  ③その他本学の活動が社会へ価値を提供している魅力的な活動

5.Chuo Vision 2025(中央大学中長期事業計画)において、中間期を迎えるにあたり、これまでの成果を含めた事業計画の実績を精査し、検証を行う。

6.中長期事業計画の進捗に伴い恒常的な教育研究活動の充実、及び将来的に必要となる中長期事業計画並びに既存施設・設備の大規模更新を見越した長期的な展望に立った財務基盤の強化を行う。

詳細は中央大学公式 web サイトでご覧いただけます。▶ https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/chuovision2025/

2019年度重点政策

 学校法人中央大学は、創立 130 周年(2015 年)を機に中長期事業計画「Chuo Vision 2025」を策定し、本学が社会からの要請に応える総合学園として発展していくために創立 140 周年を迎える 2025 年度までの 10 年間に取り組むべき課題と方向性を掲げました。これにより、単年度の事業計画を「Chuo Vision 2025」に基づき作成し、これらの計画を推進してまいりました。 2018 年度には事業計画の1つである「新学部設置構想」の計画を進め、「国際経営学部」(多摩キャンパス)および「国際情報学部」(市ヶ谷田町キャンパス)の 2

学部を 2019 年 4 月に開設する運びとなりました。 一方、財政面では「Chuo Vision 2025」の中長期財務計画の項目に掲げる目標値の達成に向けて、支出の適正化および収入拡大策の検討・具体化を進めてまいりました。引き続き、重点事業をはじめとする各事業計画の内容、実施体制を踏まえつつ、さらなる改革を進めていくための財政基盤の整備に努めます。 2018 年 11 月 26 日に中央教育審議会で取り纏められた「2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」では、「学び続けること」こそが価値であるという

社会をめざし、あらゆる世代、国籍の人々を学生の対象とする多様で柔軟性のある教育研究体制の確立を求めています。大学に対する社会の期待は、ますます大きく多様化・複雑化することが予想されます。 2019 年度学校法人中央大学事業計画では、この予測不可能な時代のなかで「グローバルな視野と実地応用の力を備え、人類の福祉に貢献する人材」を育成するために、具体的な成果を上げるべき課題として掲げた「重点政策」をはじめとする各計画を作成し、全学的な力を結集して推進してまいります。

箱根駅伝強化。蔵王合宿の様子

多摩キャンパス グローバル館(仮称)・国際教育寮(仮称)内観イメージ(コミュニティラウンジ)

茗荷谷 新キャンパス外観イメージ

多摩キャンパス グローバル館(仮称)・国際教育寮(仮称)外観イメージ

世界に存在感のある大学を目指して

2019 年度学校法人中央大学事業計画(抜粋)

■社会人簿記講座講義は Web を通じて配信します。受講期間中、何度視聴しても料金は変わりません。パソコン、スマホ、タブレットで受講可能です。法人の社員研修にもご活用ください。 ●社会人簿記講座3級講座(2019 年 11月合格目標)  受講期間:9 月~ 11月検定試験日 26,000 円(教材費、模試、税込) ●社会人簿記講座2級講座(2020 年 2 月合格目標)  受講期間:7 月~ 2020 年 2 月検定試験日 66,000 円(教材費、模試、税込)

講座案内をお送りいたします。経理研究所事務室までお問い合わせください。ビジネスマンをサポートする中央大学経理研究所 〒 192-0393 東京都八王子市東中野 742-1

TEL.042-674-4216 FAX.042-674-4214

■研究会「A&B Forum」―会員の方々の知性・感性の錬磨と異業種交流をかねたフォーラム―実務の第一線で活躍する職業会計人、企業実務家、大学または研究機関の研究者を講師として招き、各界・各分野の専門家としての視点から、会員・受講者の “ 知的好奇心 ” を鼓舞し、知性・感性を錬磨する幅広い領域の「知」を提供します。月例研究会を原則として開催月の第二水曜日(14 時~ 18 時)に中央大学駿河台記念館で開催します。 ●研究会会費:法人会員 180,000 円、個人会員 85,000 円(税込)

■専門講座企業・団体等の経理・経営管理担当者、会計専門職(公認会計士、税理士)などを対象とした3 つの講座を中央大学駿河台記念館で開講します。これらは、現在の経済・産業界や企業経営の現実が抱えている諸種の問題をタイムリーに取り上げる実践講座で、近年顕著に見られる会計・税務・経営管理の変化に対応する能力の培養を目的とする高品質の講座です。 ●財務会計講座  6 月19 日(水)~ 7 月 31日(水) 原則毎週 1~ 2 回(月・水)全 10 回  18 時 40 分~ 20 時 40 分 ●税務会計基礎講座  6 月18 日(火)~ 7 月 30 日(火) 原則毎週 1~ 2 回(火・木)全 10 回  18 時 30 分~ 20 時 30 分 ●管理会計講座  6 月 7 日(金)~ 7 月 26 日(金) 原則毎週 1~ 2 回(火・金)全 10 回  18 時 40 分~ 20 時 40 分 ●受講料 各講座とも 55,000 円(税込、学員会会員の方は 10%引き)

経理研究所主催 社会人講座のお知らせ春 の 叙 勲令和元年

 2019 年(令和元年)春の叙勲が 5 月 21 日付で発表された。本学卒業生の受章者は次のとおり(中綬章以上、敬称略)。旭日大綬章加藤 紀文 (昭 46 商) 元総務副大臣熊川 次男 (昭 29 法) 元衆院議員

井内 顯策 (昭 48 法) 元横浜地検検事正田代 和生 (昭 53 大学院文学研究科)慶応義塾大学名誉教授長井 博美 (昭 46 法) 元広島地検検事正山本 修三 (昭 46 法) 元さいたま地検検事正

沢辺 瀞壱 (昭 39 法) 元飯能市長神 洋明 (昭 47 法) 元日弁連副会長高岡 新 (昭 40 法) 元福岡県議栃木 敏明 (昭 47 法) 元日弁連副会長

大谷 吉史 (昭 47 法) 元松山家裁所長田中 裕 (平 22 推薦学員)中央大学名誉教授南山 久明 (昭 46 法) 元大阪矯正管区長吉川 毅男 (昭 43 法) 元駐ジンバブエ大使

旭日重光章

瑞宝重光章

旭日中綬章

瑞宝中綬章

Chuo Vision 2025

「終末期医療、安楽死・尊厳死に関する総合的研究」

2019年10月5日 ㊏・6日 日

中央大学駿河台記念館※同時通訳付き(日独)・参加無料・要事前登録

開催日

場所

日本比較法研究所 日独刑事法・生命倫理シンポジウム

お申込みはこちらから

日本比較法研究所TEL :042-674-3302

お問合せ

Page 11: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

中 央 大 学 学 員 時 報 ( 11 )2019年(令和元年)7月10日第507号

2019年度 中央大学学術講演会一覧「中央大学学術講演会」とは、本学の専任教員が、学術研究の成果を社会に還元することを目的として開催する講演会です。講演では、時事的な問題や地域に密着したテーマについて、講師の専門分野の見地からわかりやすく解説いたします。事前申し込みは不要、支部(団体)への所属にかかわらず、どなたでもご参加が可能です。また、参加費は無料となっております。個別の講演会の詳細につきましては、各団体にお問い合わせください。

学術講演会運営事務局(中央大学学事部学事・社会連携課)まで。 電話●042-674-2269 Eメール●[email protected]

※現在、日程・講師等調整中の団体については、決定次第順次掲載いたします。(2019 年 7 月 1 日現在。詳細は大学ホームページに記載 https://www.chuo-u.ac.jp/usr/lecture/scholarly/)

団体名 開催日時 会場 演題 講師

佐賀県支部 7月13日 (土) 16:00 ホテル グランデはがくれ あなたの「まち」の成長戦略を考える―少子高齢化社会の中での「まち」の発展条件の再検討― (商) 斯波 照雄

小金井支部 7月14日 (日) 13:30 小金井市商工会館2階会議室 AI(人工知能)の過去・現在・未来 ―AIは人間を超えるのか― (理工)田口 善弘

福岡白門会支部 7月17日 (水) 18:00 西鉄イン福岡 働き方改革のゆくえ(労働者サイドの視点から)―職場における人権保障と労働者のエンパワメント― (法務)米津 孝司

長崎支部 7月19日 (金) 17:30 稲佐山観光ホテル ディジタル社会と市場経済 ―人工市場と分散型市場設計― (商) 有賀 裕二

関門支部 7月20日 (土) 15:00 シーモールパレス 最近の国際情勢と日本の外交 ―自国ファースト主義に振り回される世界― (法) 目賀田 周一郎

岩手支部 7月27日 (土) 15:00 ホテルメトロポリタン盛岡 ニューウイング クールジャパンの起源に迫る ―日本人の美意識の歴史的変遷― (商) 三浦 俊彦

静岡東部支部 7月27日 (土) 16:30 日本大学国際関係学部三島駅北口校舎 ブランド戦略入門 ―企業や地域が競争優位を築くには― (戦略)田中 洋

白門会長野支部 7月28日 (日) 14:00 長野バスターミナル会館 最近の国際情勢と日本の外交 ―自国ファースト主義に振り回される世界― (法) 目賀田 周一郎

札幌支部 8月 1日 (木) 14:30 北海道経済センター8階Aホール ケータイ、スマホで「思考力」があぶない! ―便利ツールの負の側面を考える― (理工)加賀野井 秀一

富山県支部 8月 2日 (金) 17:00 富山第一ホテル 健康情報は信じられるか? ―がん予防と疫学研究― (理工)大橋 靖雄

浦安白門会 8月 3日 (土) 15:30 浦安ブライトンホテル東京ベイ 卒婚 夫婦ののびやかな関係を考える (法) 廣岡 守穂

石川支部 8月 3日 (土) 17:00 金沢東急ホテル AI時代の日本の国際競争力 ―ロボット・AIは新しい成長産業となれるか?― (法) 工藤 裕子

父母連絡会 福岡県支部 8月18日 (日) 13:30 天神ビル 若者たちは恋愛をしなくなったのか ―映画やドラマにみる現代的恋愛像― (文) 宇佐美 毅

和歌山白門会支部 8月24日 (土) 14:00 ダイワロイネットホテル和歌山 人工知能(AI)やロボットとこれからの仕事 ―これから働き方はどう変わるのか― (経済)阿部 正浩

大分支部 8月24日 (土) 16:00 トキハ会館 超高齢社会・人口減少社会における社会設計のあり方―ポスト経済成長時代における支え合いと分配の再構築― (文) 天田 城介

父母連絡会 沖縄県支部 8月25日 (日) 15:30 那覇市厚生会館ホール(那覇市上下水道局庁舎B棟3F) 「対話」からみた人間関係 ―あなたの隣にいる人はだれか― (理工)村岡 晋一

飯田白門会支部 9月 6日 (金) 18:00 マリエール飯田 ディジタル社会と市場経済 ―人工市場と分散型市場設計― (商) 有賀 裕二

愛媛県支部 9月 7日 (土) 15:00 ANAクラウンプラザホテル松山 地域創生のデザイン (経済)山﨑 朗

北九州支部 9月 7日 (土) 17:00 観山荘 本館 超高齢社会・人口減少社会における社会設計のあり方―ポスト経済成長時代における支え合いと分配の再構築― (文) 天田 城介

宮崎支部 9月 7日 (土) 15:00 宮崎観光ホテル ケータイ、スマホで「思考力」があぶない! ―便利ツールの負の側面を考える― (理工)加賀野井 秀一

(公益財団法人)鹿児島県文化振興財団 上野原縄文の森 9月 7日 (土) 13:30 鹿児島県上野原縄文の森多目的ルーム 鹿児島県の縄文時代の年代測定事例から ―土器付着炭化物を中心に― (文) 小林 謙一

白門三重支部 9月14日 (土) 16:00 都シティ 津 人生100年時代の日本経済 (経済)阿部 正浩

香川支部 9月14日 (土) 14:30 高松市生涯学習センター ケータイ、スマホで「思考力」があぶない! ―便利ツールの負の側面を考える― (理工)加賀野井 秀一

東京大田区支部 9月21日 (土) 15:00 大田区産業プラザ(Pio) 人工知能(AI)やロボットとこれからの仕事 ―これから働き方はどう変わるのか― (経済)阿部 正浩

小平支部 9月21日 (土) 15:00 ルネこだいら(小平市民文化会館) 中国の将来 日本の針路 ―150年の歴史から考える― (国経)深町 英夫

兵庫白門会支部 9月28日 (土) 14:00 ANAクラウンプラザホテル神戸 最近の国際情勢と日本の外交 ―自国ファースト主義に振り回される世界― (法) 目賀田 周一郎

父母連絡会 北海道道北支部 9月28日 (土) 13:30 CoCoDe 大学でなにを学ぶか? ―ゼミの実践から― (法) 廣岡 守穂

東京江戸川区支部 10月19日 (土) 16:15 江戸川区タワーホール船堀 世界の長寿企業は,なぜ,日本に圧倒的に多いのか―「ヒトを育てる」日本型と「ヒトを選別する」欧米型― (経済)中川 洋一郎

国立支部 10月20日 (日) 15:05 国立商協ビル さくらホール 情報過多社会をどう生きるか―フェイク・ニュース、ポスト・トゥルース時代の到来― (理工)加賀野井 秀一

東京港区支部 10月25日 (金) 17:30 東京プリンスホテル 本館2F サンフラワーホール 難民、移民と日本社会 ―欧米の経験から何を学ぶか?― (法務)北村 泰三

東京北区支部 10月26日 (土) 15:00 北とぴあ 天覧の間 人生100年時代の日本経済 (経済)阿部 正浩

(特定非営利法人)中津川ビーバーズ 10月29日 (火) 18:30 中津川市立第二中学校ワークスペース 卒婚 夫婦ののびやかな関係を考える (法) 廣岡 守穂

藤沢白門会支部 11月 2日 (土) 15:30 藤沢市民会館 第一展示集会ホール 「働き方改革」と社会保障 (経済)松丸 和夫

山形支部 11月 9日 (土) 15:00 山形テルサ(予定) 最近の国際情勢と日本の外交 ―自国ファースト主義に振り回される世界― (法) 目賀田 周一郎

那覇市職員退職者会 11月22日 (金) 18:30 那覇市厚生会館ホール(那覇市上下水道局庁舎B棟3F)

薬が効かない!薬剤耐性の拡大と感染を防ぐには― 一般市民の薬剤リテラシーが問われている― (商) 西川 可穂子

いわき白門会支部 11月23日 (土) 15:00 いわき産業創造館 人工知能(AI)やロボットとこれからの仕事 ―これから働き方はどう変わるのか― (経済)阿部 正浩

高知白門会支部 11月23日 (土) 15:00 三翠園 ロボットは日本を救う? ―ロボットと共存する社会の課題と可能性― (法) 工藤 裕子

東京杉並区支部 12月 7日 (土) 15:00 セシオン杉並 人工知能(AI)やロボットとこれからの仕事 ―これから働き方はどう変わるのか― (経済)阿部 正浩

福島市(文化振興課) 12月14日 (土) 13:30 じょーもぴあ宮畑 弥生時代はいつからか ―日本列島における稲作の始まり― (文) 小林 謙一

日程および会場は変更になる場合があります。大学ホームページをご確認いただくか、各団体にお問い合わせのうえ、最新情報を入手してください。

Page 12: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

中 央 大 学 学 員 時 報( 12 ) 2019年(令和元年)7月10日 第507号

長野県中信支部毎年恒例の「学術講演会」、年次総会・懇親会を開催

 当支部には、現役陸上自衛隊松本駐屯地組織のトップである司令として活躍している学員、一等陸佐の岩原傑司令がいる。岩原司令のご厚意により、3 月 30 日(土)、陸上自衛隊松本駐屯地見学が実現した。 支部学員 23 名が参加、中には奥さん同伴での参加もあった。隊員の方々の親切な出迎え対応に感激。全員が集合したところで、屯所入口にて記念撮影を行った。この写真は帰りに、参加者全員に記念として配っていただいた。 続いて、岩原司令からの講話。自衛隊幹部は防衛大卒が中心であるが、在職しながら本学経済学部を卒業し、その後数々の業務や赴任地を歴任して 40 年の歩みをお話された。陸自の体制、任務、災害救助派遣等、その苦労には頭の下がる思いである。 その後、駐屯地食堂で現役隊員の方々と同様のメニューの体験昼食。続いて、軽装甲機動車に乗り、隊員の案内による場内一周見学。そのほか、歩兵第 50 連隊や、現在の駐屯地になってからの記録・活動・過去の遺品を展示している記念館の見学等、なかなか見学できない駐屯地内での大変貴重な体験となった。自衛隊の印象を新たにする良い機会となる見学会だった。

 地域貢献および地域への中大ブランド発信として、毎年開催している学術講演会を、6 月 2 日(日)支部総会に先立って開催した。今年は本学文学部の天田城介教授に『超高齢化・人口減少社会における地方の現実―

「地方創生」時代における新たな地域社会の在り方―』というテーマで講演いただいた。 地方創生に関連するテーマでもあり、事

前にこの周辺地域の自治体や地方議会、地方紙等に開催の案内をしたところ、近隣地域の首長や議員・行政職員、一般の方々など多くの来場者があり、会員を含めて、約170 名が聴講した。 講演の最後には、多数の聴講者から前向きな質問・提案もあり、このテーマの関心の高さを実感した。

 ご来賓として、大村雅彦理事長、石塚・渡辺両学員会副会長、友好支部の藤沢白門会、地域隣接長野支部の幹部の皆様方にご臨席をいただき、6 月 2 日(日)に今年度の年次総会・懇親会を開催した。 議案はすべてが承認された。今年度の主要活動事業として、支部創立 70 周年事業に向けた中長期ビジョンの策定、社会貢献活 動 と し て Chuo Vision 2025 へ の 対 応、ホームカミングデーへの支部参加、地域の高校生やその家族に向けた中大ブランド・魅力発信事業等が、小林支部長から発表された。特に、Chuo Vision 2025への対応では、支部対応寄附金 50 万円の贈呈、会員による来年度を目途に目標額 100 万円の募金事業が発表された。 総会の結びには、小林支部長から大村理事長へ支部からの寄附金目録の贈呈が行われ、理事長より感謝のお言葉をいただいた。懇親会は、学術講演会の天田教授にもご参加いただき、大いに盛り上がった。

幹事長 宮澤 昇

 30 年会の定時総会は、3 月 9 日(土)、アルカディア市ヶ谷にて、24 名の参加を得て開催された。 総会は、川村親慶副会長の挨拶、司会に始まり、本年度会員物故者への黙祷が捧げられた後、堀合辰夫会長が議長に選任され議事に入った。30 年度事業活動報告、決算報告、会計監査報告、31 年度事業計画案、予算案、役員改選案等、全議題が承認され閉会した。 引き続き、本学文学部の都筑学教授による「浮世絵を楽しむ」という演題の講演。風俗画として浮世絵について、江戸時代から明治初期まで、肉筆画から多色錦絵までの流れを、絵師、刻師、刷師の技の向上、版画の多刷による廉価化によって、浮世絵が大衆に広く受け入れられる経緯について述べられ、浮世絵をより深く理解し楽しむ興味ある講演であった。

 第 26 回定期総会および懇親会は 3 月 15日(金)、上野精養軒で開催された。猪野邦司副支部長・幹事長の司会で開始。まず同期物故者へ黙祷を捧げた。 第一部定期総会は、会員 43 名のほか傍聴者 8 名。議案はいずれも承認された。人事案は、原昭邦氏が新支部長に、副支部長以下の全役員は留任で承認された。議事終了後、猪野幹事長から、32 会の活動は他の同期会の賞賛を得ているが、①会員減、②年会費収入減、③各行事への出席者固定、など課題がある中を、親睦を深めていきたいと締めくくられた。 その後、原新支部長が、「ぜひ各役員の助力と各位の支援をお願いして、まず 1 年を頑張らせていただく。澤幡旧支部長に御礼申し上げる」と就任挨拶をされた。ここで、加藤利光氏による集合写真の撮影があった。 第二部懇親会は、佐藤義常任幹事の司会

 4 月 28 日(日)、藤沢市民会館にて第 25回定期総会が開催された。司会は澤田副会長。昨年、亡くなられた先輩方への黙祷に続き、校歌斉唱が行われた。 片岡会長は「当会は平成 7 年に発足以来、23 年間平成とともに歩んできた。令和になったが引き続き支部の発展・飛躍に向け

 続いて、来賓を含め参会者全員の記念写真撮影の後、懇親会を開催。来賓の、福原紀彦学長、橋本基弘常任理事、久野修慈学員会会長、中村茂八郎白門 29 会会長、遠藤喬介 31 会幹事長からそれぞれご挨拶をいただき、酒井正三郎大学総長からは鄭重な祝電をいただいた。 乾杯の音頭は、前学員会会長中山正暉 三十年会会員 元二大臣。米壽を迎えた、また近く迎える会員の知識経験は広く、話題は広範囲に及んだ。校歌「草のみどり」「惜別の歌」を合唱、再会を約し、野中弥栄副会長の閉会の辞をもって散会した。

副会長 小串 照宗

で開始。冒頭、永吉正令副支部長のリードで校歌を斉唱した。猪野幹事長の開会挨拶に続き、来賓で本学の大村雅彦理事長、井上彰副学長、学員会の久野修慈会長から祝辞をいただいた。 本学の酒井総長、同福原学長からの祝電が披露され、来賓席の白門三五会、同三六会、同三七会、同三九会の支部長・幹事長、中央大学担当課長の各氏が紹介された。 松田昇副支部長の乾杯の音頭で懇親が始まった。すぐに、猪股誠司氏が歌舞伎声色、沼本嘉幸氏が講談『鉢の木』を演じた。遠来の雫石澄氏(岩手)、小笠原臣也氏(広島)、佐々木吉夫氏(福岡)から近況報告がなされた後、カラオケに移った。 最後は全員で惜別の歌を斉唱。中締めは舌間久芳元支部長、閉会の辞は吉野副支部長が述べ、閉会した。

会報委員会

新たなチャレンジをしていく。懸案の会員の減少問題には、若者、女性を取り込むべく対策を講じたい」と挨拶した。 その後、議案の審議に入り、すべて満場一致で承認された。今年度の主な事業としては、地引き網大会、ホームカミングデー、神奈川県合同白門会など。

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「支部だより」は各支部の活動を知る大切な情報です。「支部活性化につながる具体的情報を載せてほしい」「支部への入会方法や連絡先が知りたい」「他にどんな支部があるのか紹介してほしい」という声に応え、今後も充実を図っていきます。●「支部だより」投稿全文は「学員時報オンライン」(ホームページ)に掲載します。●支部・白門会入会案内を掲載します。●投稿された「支部だより」やイベント情報をもとに編集部で「支部活動Pickup」を作成し掲

載します。●紙面掲載では「ユニークな支部・白門会の活動」「他支部の活動の参考となる情報」「大

学のブランド力向上や社会貢献につながる取り組み」を中心に取り上げます。原稿・情報をお待ちしています。

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三十年会支部

白門三二会支部

藤沢白門会支部

定時総会・懇親会開催

第26回定期総会・懇親会 ―新支部長に原昭邦氏就任―

第25回定期総会開催

  第 2 部は藤沢市が運営する「藤澤浮世絵館」の細井守氏を講師に迎え、「浮世絵に見る藤沢」と題した講演会。市所蔵の藤沢ゆかりの浮世絵について解説をいただいた。 第 3 部では懇親会を開催。片岡会長挨拶のあと、当会のオリジナル歌「藤沢白門会讃歌」の大合唱を行い、乾杯に移ったとこ

ろで、学員会の久野会長が急遽駆け付けてくださり、ご挨拶をいただき、会場は驚きと嬉しさに沸いた。その後、懇談、新入会員の紹介など、終始和やかな雰囲気で親睦を深めた。最後に応援歌を斉唱し、小山副会長の挨拶で閉会した。

理事 細谷 幸夫

 2 月 2 日(土)国分寺市立いずみホールにおいて、地域の文化と福祉の向上に寄与することを目的に、中央大学の現役学生やその OB による音楽団体、地域の小・中学校の吹奏楽部や音楽クラブ・障害者福祉施設利用者の皆さんにもご出演をお願いして、「第 1 回白門かわせみチャリティーコンサート」を開催した。 370 人収容のホールはほぼ満席となった。開演に先立ち、主催者として小山浩伸支部長の挨拶、続いて、当支部顧問でもある井澤邦夫国分寺市長からお祝いの言葉を頂戴した。 一ノ瀬理副幹事長の司会により第 1 部は、本学 42 年卒の噺家・柳家小団治師匠の「笑う門には福きたる」でスタート。会場は大きな笑いに包まれた。 第 2 部は、地元の市立第三小学校の吹奏

学部「さくらウインドアンサンブル」の演奏、地元社会福祉団体で NPO 法人 Ohanaの関係者で編成された「まつりバンド」の演奏と続き、一生懸命演奏する姿に多くの方々が感動を覚えたことだろう。 第 3 部は、重松述史監督率いる中央大学スウィング・クリスタル・オーケストラの演奏。ジャズのスタンダードナンバーを中心に、大迫力のサウンドによって繰り広げられるショータイムを存分に楽しんだ。 エンディングは、小山支部長のリードで会場全員で「故郷」を合唱し、来年再会することを約束し、幕が下ろされた。 会場にチャリティー募金箱を設置したところ、多くの皆様から温かい募金が寄せられ、感謝の気持ちでいっぱいだ。その一部を過日、社会福祉の向上に資するよう、国分寺市社会福祉協議会に寄付させていただいた。誠にありがとうございました。この場をお借りして心より厚く御礼申し上げる。

幹事長 新井 満

国分寺白門会支部

支部活動P i c k u p ①

(投稿記事)

第1回白門かわせみチャリティーコンサートを開催

中央大学スウィング・クリスタル・オーケストラの演奏

Page 13: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

中 央 大 学 学 員 時 報 ( 13 )2019年(令和元年)7月10日第507号

 中央大学 OB 団体である男声合唱団「白門グリークラブ」は、5 月 5 日(日)北区王子の北とぴあ さくらホールにて、第 21回の演奏会を学員会北区支部の後援で開催した。地元より北区長の花川與惣太氏、衆議院議員の太田昭宏氏ほか学員会支部関係者の多数が参加した。 演奏は団歌に始まり、第 1 ステージがデュオパ曲の荘厳ミサ、スカンク、河童のうたとコミカルな邦人曲、名調子の司会・宮本康幸氏のリードによる懐かしの昭和の歌、そして最後のステージはドイツオペラ合唱曲と男声合唱の重厚なサウンドを披露。約1,000 名を超える聴衆を魅了した。 演奏会終了後、応援いただいた中大グリー OB、現役学生のこだま会を交えて団員、ご来賓各位とともにレセプションに臨んだ。学員会会長久野修慈氏からの祝辞、北区支部長大木田守氏のご挨拶を受け、ご来賓の紹介の後、和やかな懇談会となった。

 白門グリークラブは、1960(昭和 35)年に設立され、来年で 60 年目となる。現在、団員は 28 名。平均年齢は 76 歳を超えているが、毎週 1 回、ほぼ全員が芝大門の練習場に集合し、二期会会員の声楽家である常任指揮者松本宰二先生の厳しい指導のもと練習に励んでいる。 当団は、昭和 50 年代から 2 年に一度の単独による演奏会を開催している。また、これまで計 6 回の海外公演を行っている。 その他、東京をはじめ関東各地の白門会や、企業・団体から声をかけていただき、それぞれの総会・懇親会の席で、校歌等数曲を歌い、雰囲気づくりに参加している。これまでホームカミングデー、地域支部、年次支部、職域支部におじゃましている。また、昨年は永年にわたる各支部への活性化や母校中央大学への貢献により、理事長より感謝状を受けた。 今後は団員の高齢化を案じつつ、生涯現役を目指し、継続は力なりを実践していく所存である。

前団長 千葉 紘弥

東京北区支部

支部活動P i c k u p ②

(投稿記事)

創立60周年 白門グリークラブ記念演奏会1,000名が参加、東京北区支部が後援

男声合唱の重厚なサウンドを披露した白門グリークラブ

 JAL 杯争奪「第 20 回上海大学対抗ゴルフ大会」が5月に上海で開催され、中央大学チームが 2 位の快挙を達成した。 上海大学対抗ゴルフ大会は、2000 年から毎年 1 回開催されている世界最大の大学ゴ

ルフコンペで、上海在留の日本の大学で学んだ OB・OG、留学生による、国籍を問わない親睦を目的とした対抗戦だ。 20 回目となる今年は、44 団体、564 人が参加して行われた。この中で上位成績は素晴らしい結果といえる。

上海支部

上海支部

支部活動P i c k u p ③

(投稿記事)

上海大学対抗ゴルフ大会で中央大学が2位

好成績を収めた中央大学のメンバー

辞達クラブ支部

学員経済学会支部

信窓会支部

学員日華友好会支部

白門一新会支部

平成31年度総会・懇親会報告

第25回定例総会を開催

令和元年度信窓会定時総会・講演会・懇親会を開催

学員日華友好会は今年も台湾と交流

LGBTパレードに参加 120人で多様性の尊重を訴える

 2 月 23 日(土)上野精養軒において、平成最後となる辞達クラブ総会が開催された。 参加者全員で物故者に対する黙祷を行った後、浜野理事長の開催の挨拶、第 1 部総会の開会が宣言され、議長に鈴木利秋会員、副議長に青木茂晴会員が選任され議事に入った。すべての議案は承認され、総会は終了した。 第 2 部記念講演会では、中央大学学長の福原紀彦先生に「中央大学の近況について」ご講演いただいた。講演会終了後、参加者全員で恒例の記念撮影が行われた。 第 3 部懇親会は、下村太郎理事と三澤里奈理事の司会で始まった。鈴木均副理事長、来賓の中央大学理事長代理の橋本基弘常任理事、堀合学員会副会長、青木裕子先生(花

 本年度の定例総会・懇親会は、6 月 1 日(土)、駿河台記念館で、60 名余の参加を得て開催された。総会は杭迫重臣副幹事長の司会により、所用で欠席の鈴木敏文会長に代わり小川賤男副会長の挨拶で始まった。次いで、議長に竹内友次郎副会長を選出して議事に入り、すべての議案は承認された。 続いて、本学理工学部の田口善弘教授による「AI(人口知能)の過去・現在・未来―AI は人間を超えるのか―」と題した講演会。最近、話題になることが多い AI の動向や問題点等について解説された。 講演会終了後、「第 2 回学員経済学会論文賞」の発表および授与式が行われた。ご来賓の紹介等に続いて、飯島大邦経済学会会長より応募論文および選考結果等についての説明があり、小川副会長より賞状・記念品が授与された。授与式の後、受賞ゼミ生とご来賓との記念撮影および最優秀賞のゼミ生によるプレゼンテーションがあった。その後、福原紀彦学長、間島進吾常任理事、篠原正博経済学部長から、総会のお祝いと論文賞についての OB・大学・学生

 5 月 25 日(土)、中央大学駿河台記念館において、代議員 56 名が出席して、令和元年度中央大学信窓会定時総会を開催した。 黙祷、校歌斉唱、後藤昭治会長挨拶に続き、中央大学学員会久野修慈会長および信窓会永井和之顧問の来賓挨拶があり、中央大学理事長、総長、学長等の祝電が披露された。議長の進行により、議案はいずれも全会一致で原案どおり議決された。議事終了後、昨年退任した開山憲一前会長に感謝状と記念品の贈呈があり、引き続き、鈴木昇中央大学通信教育部事務長から大学の近況報告があった。 講演会は、遠藤研一郎中央大学通信教育部長が、「居住に関するいくつかの現代的問題」の演題で講演され、68 名が聴講した。

 台湾との交流は、1999 年、戦前学徒動員のために出征し、そのまま台湾に帰国し、卒業できなかった台湾からの留学生に、台北の圓山大飯店で卒業証書を授与する会が催されたことに始まる。その後、学員日華友好会は日本の桜を植樹するチャンスができ、海部元首相に揮毫いただいた「友好の桜」の碑とともに中正紀念堂と台湾国立中央大学に植樹をし、それぞれの地区の桜の名所となっている。 3 月 23 日(土)からの訪台団 26 名は、宏洲窯業股份有限公司(中大理工学部卒業の総副経理、曾文胤氏のタイル観光工場)を見学した。24 ~ 26 日は澎湖島を観光し、26日の夜は、台湾白門会の会員 10 名の参加を

 4 月 28 日(日)、白門一新会は LGBT をはじめとするセクシュアル・マイノリティの存在を社会に広め、「“性”と“生”の多様性」を 祝 福 す る イ ベ ント、TOKYO RAINBOW PRIDE 2019 に参加した。 一新会は谷村一成会長が中心となり、イベント初となる大学連合フロートを結成し、関東を中心にさまざまな大学の現役学生・教職員・卒業生ら、総計 120 人を集めパレード(代々木公園、渋谷・原宿)を歩いた。 谷村会長はパレードのスローガンが一新会の理念「多様性・行動する白門会」を体現するものだとして、大学グループ結成を決意したという。 大学連合で先頭を行くのは藍色の中大旗を掲げた白門一新会。メンバーは街中を練り歩きながら“We are University Union、すべての大学に多様なセクシュアリティを”

井卓蔵先生の曽孫)にそれぞれ、ご挨拶いただいた。続いて、クラブ OB で学員会副会長の山本卓会員の音頭で乾杯。当日は 14名の現役学生も参加し、多くの先輩たちと交流と懇親が行われた。会場のそこここで、先輩後輩による大論壇が繰り広げられた。 最後は恒例の太田泰司先輩指導による、校歌と辞達会歌獅子吼、惜別の歌の斉唱、エールが行われた。副理事長の菅原道生氏による挨拶をもって解散した。

事務局長 河口 洋徳

の一体運営に、称賛のお言葉をいただいた。 その後の懇親会は、中原芳子常任幹事の司会により藤本幹子顧問の主催者代表挨拶で始まった。ご来賓の黒田克司学員会副会長、論文賞指導教授を代表して渡辺岳夫商学部長から祝辞をいただいた。続いて、佐藤正勝経友会顧問の乾杯のご発声で宴に入り、再会を喜び合い旧交を温めた。 経済学会小森谷徳純副会長、浅田統一郎顧問、受賞論文を指導された松本昭夫経済学部教授、青木英孝総合政策学部教授より、それぞれご挨拶をいただいた。また、出席した学生から自己紹介・決意表明等があり、本会の伝統が継承されていることを確認した。田中幸雄新副会長の音頭で校歌および惜別の歌を斉唱した後、中締めにより来年の再会を期して閉会となった。

広報リーダー 小野 宏

 会場をレストランプリオールに移し、55名が出席して懇親会を開催した。後藤会長の挨拶後、信窓会相談役開山前会長の乾杯の発声で始まり、宴半ばでは、来賓の永井和之中央大学名誉教授、遠藤研一郎中央大学通信教育部長、木川裕一郎中央大学法学部教授および福原紀彦中央大学学長から挨拶があった。終わりに全員が肩を組み「惜別の歌」を歌ってお開きとなった。

幹事長 溝口 進一

得て、楽しい一夕を過ごした。懇親会の最後は、台湾白門会の人達と肩を組みあって

「校歌」「惜別の歌」を声高らかに歌い、感動の幕引きとなった。 過去知り合った提携校の女子学生は来日すると我が家に宿泊し、娘の浴衣で盆踊りに参加し、その縁で今夏、夫婦で台湾での結婚式に招かれた。

監事 山口 義夫

と、多様性の尊重を訴えた。  近年、大学において性同一性障害の学生の受け入れを女子大学が表明するなど性の多様性、多様な生き方を尊重する動きが活発になっている。中央大学も 2017 年 10 月にダイバーシティ宣言を策定した。一新会も大学卒業生組織として母校、そして社会の多様性尊重に貢献できる活動を続けていきたい。

幹事長 加藤 英樹

Page 14: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

久慈市 

和城 

弘志

潜水を守る家紋の幟立つ

 

�[評]漁村では網元もそうだが、潜水業

もまた世襲の家業である。潜水業には

潜水ならでは技術習得の重味が経験則

として残る。家紋の幟りは、その家の

技術を継承した誇り矜持で、家紋の幟

旗が五月の風に勇む。中七後段から下

五への詠みが上手な結びである。

石岡市 

酒匂川 

孝治

百の蟻百の動きのぶつからず

 

[評]寓意を句作の上五に置く。そして

仂き蟻の仕事ぶりを省略しつつ、下五

の結びへと誘って行く。見事な時間の

配合の在り様を、蟻の仂き現場へと誘

う。百は句作の省略法の一つ。写生の

究極の技で十七音字の約束をきっちり

と果す詠みどころである。謂ば句作の

腕力を感じさせる。いよいよ六月、蟻

にとっての仂きどころとも言うべきか。

松戸市 

久保田 

雅久

陽炎や巨船ゆらりと島を曳く

 

[評]十七音字とは、きびしい日本なら

ではの詩型。それ故に日本の時代の移ろ

いを育くみつつ諷詠する世界の詩でもあ

る。この一句まるで現代のおとぎ話のよ

うな物語を示唆する。船が島を曳き動か

すのである――。句作の寓意とは底知れ

ぬ力を以って、陽炎を詠み船を詠み、島

を詠み物語の詩情をつなぐのである。一

枚の絵物語が浮かんで来る。

上田市 

八田 

充紘

草笛を吹いて都会の子等を呼ぶ

静岡市 

梅原 

久子

山椒の擂粉木で擂る山椒の芽

八王子市 

阿部 

眞佐朗

はつ夏や二十歳のころの駿河台

調布市 

小林 

節子

葉脈の細く透けたる新樹かな

多摩市 

山本 

満志

こざっぱり作務衣姿で春惜しむ

黒部市 

森田 

邦三

水田に映る列車の速さかな

黒部市 

森田 

花子

卒寿われ読み書き出来て日脚伸ぶ

川崎市 

高橋 

弘光

標べなき古道導く山桜

さいたま市 

稲葉 

峻山

磴踏むや池の辺りの草朧古

賀市 

大野 

兼司

船名に名前の一字春の波

さいたま市 

松枝 

勝一

柴木蓮咲き寂光を放ちけり横

浜市 

伊達天

春色を頸に滲ませ鳩睦む

名古屋市 

木村 

和風

目借時なんども本を取り落す

茅ヶ崎市 

加藤 

西葱

ふくよかな祖母の愛でしや菫草

八王子市 

滝沢 

孝之

手間かけし味よ土筆の卵とぢ

杉並区 

菊池 

和正

待つ人へ足早となり桜餅福

井市 

坂下 

和雄

平成と樹齢終えたる里桜高

知市 

下元 

永博

春雨や天守の統る城下町加須

市 

松永 

喜芳

ういういし緑の匂ふ山の径

防府市 

村重 

光子

ドライブの山のふくらみ椎の花

京都市 

村山 

勝則

道具市古びし雛を買ふ夫婦

名古屋市 

安井 

俊夫

平成の無戦の御世の春惜しむ

 

学員ご家族、在学生と父母の投句も歓迎

します。「①お名前」「②ご住所」「③卒業年

(学員の場合)」「④学員との続き柄」をご明

記ください。はがき1枚に1句、

楷書のこ

と。次号は9月13日(金)締切(消印有効)。

あて先は学員会

本部「中央俳壇」係。

水見

壽男

●毎月第2土曜日 ●中央大学駿河台記念館皆様のご参加お待ちしています。「中央俳句会」は中央俳壇の皆様が参加する句会です。定例句会 問い合わせ TEL :0280-62-0641

中央俳句会事務局 小林正也

お詫びと訂正

『学員時報506号』(2019年4月10

日号)において、左記のとおり誤りが

ございました。お詫びのうえ、訂正い

たします。

14面「中央俳壇」

【誤】浜沿ひに母校競り合う三日かな

【正】浜沿ひに母校競り合ふ三日かな

中 央 大 学 学 員 時 報( 14 ) 2019年(令和元年)7月10日 第507号

「市橋千翔先生を偲ぶ会」のご報告

中央俳句会副会長 

小林

政秋

 

去る三月十三日(水)に九十九歳の

ご生涯を全うされご逝去された「市橋

千翔(千鶴子)先生を偲ぶ会」が中央

大学学員会中央俳句会の主催にて、六

月八日(土)、執り行われました。その

一端をご報告し、学員、学友の皆さま

にお知らせいたします。

 

偲ぶ会は中央俳句会・高松守信会長

の開会の辞に始まり、中央大学学員会

会長・久野修慈先生をご来賓にいただ

き、故市橋千翔先生への深い追悼のご

念の込められたご挨拶を賜りました。

その要旨は、長年にわたるご交誼の様

子、仕事への取り組み、数多の趣味の

お話、千翔先生の人柄を活写するお言

葉でありました。さらには、久野会長

ご個人への私信のコピーを出席者全員

に配布、披露されました。その中身は、

市橋先生ご自身の生きざま、母校中央

大学への感謝、学員への熱い思い、こ

れからの学友、学生への期待等が綴ら

れたお言葉でありました。千翔先生を

偲ぶエピソードを、数々ご紹介いただ

き、参会者一同あらためて中央大学、

中央俳句会への千翔先生の御尽力の大

きさを思い返すことでありました。

 

次いで、中央俳句会の、故人とは大

学で公私にわたりご交誼のありました

沢島和計名誉会長のご挨拶があり、こ

こでも故人の俳句への情熱と中央俳句

会の設立の経緯、御尽力を克明にご披

露していただきました。

 

次いで、大高霧海名誉顧問(「風の道」

主宰)・水見壽男名誉顧問(学員時報「中

央俳壇」選者)のお二人より、故人を

偲ぶお話を縷々いただき、長沼ひろ志

顧問の献杯により無事に式次は修めら

れました。

 

中央俳句会に尽くされた市橋千翔先

生の歩みを簡単ながらご披露いたしま

す。

 

平成六年・母校学員会に俳句会設立

の意を固め、指導者として石原八束先

生をお招きし、五月に設立。初代会長

に就任し、発足句会は三十余名の参加

となり、爾来毎月第二土曜日に定例句

会を開き、現在二百六十余回の開催を

重ねています。

●平成八年・中央俳壇合同句集刊行。

●平成十年・中央俳句会会長兼選者に

就任。

●平成十年・石原八束先生句碑本校キャ

ンパスに建立。

●平成十一年・中央俳壇合同句集「薫風」

創刊、爾来本年には第十九号を刊行。

(本年度末、二十周年記念中央俳壇合

同句集「薫風」特別号刊行予定)

●平成十五年・中央俳壇十周年記念号

刊行。

●平成二十一年・薫風創刊十周年記念

号刊行。

●平成二十五年・中央俳句会二十周年

記念式典挙行。

 

市橋千翔先生の句集をご紹介し、本

文の締めといたします。「羽衣」「花筐」

「砧」「道成寺」「西行櫻」の五冊。

学員体育会支部学員体育会評議員会・総会を開催 役員改選で新体制が発足

 6 月 15 日(土)、駿河台記念館において、学員体育会評議員会・総会が開催された。 総会・評議員会では 108 名が出席して、藤井秀男理事長が開会を宣言し、続いて関正会長が「親睦会としての運営を円滑に進め大学の発展に尽くす所存で、会の発展のため活発な意見を求める」と挨拶した。 30 年度の事業報告・会計報告と、元年度の事業計画・会計予算は、全会一致で承認された。本年度は役員改選の年であり、松原誠会長、栗原孝至・小酒修・荒井清壽副会長、木村実牙男理事長が選出された。 木村理事長は新任挨拶に立ち、「スポーツ教育は欠くことのできない要素。体育連盟に所属する 49 部会の学生は、中央大学のア

イデンティティーを強く認識し、学業や、大学スポーツの勝負の世界を通してさまざまな経験をして、ユニバーシティーメッセージ『行動する知性。』を学び、体現していくことになる。『歓喜の声で沸き立つ体育会、中央大学』にするために全力を傾けたい」と決意を述べた。 懇親会で、松原新会長は「『和をもって貴しとなす』。義理と人情を重んじてゆきたい。体育会での義理とは先輩や後輩、同輩の人間関係が縦・横で繋がった関係。人情とは母校愛、先輩や後輩、同輩に対する愛情、特に現役学生、選手に対する愛情である」と挨拶。続いて、学員会の久野修慈会長は「母校選手育成のために、体育会が力を発揮し

ていることは誰もが認めている。学員会は、大学と協力しながら全面的にバックアップしていく」と挨拶した。 次いで、橋本基弘常任理事は Chuo Vision 2025 の重点計画として、法学部移転・グローバル化の推進等と並んでスポーツ振興を挙げたうえで、「すべてのスポーツの底上げを望み、トップアスリートたちの勉学を支援する」と述べた。次に星野智法学部長が登壇し、「体育部学生は法学部在籍者が最も多い。法学部の茗荷谷移転にあたり、多摩の練習場との移動を考え、特別講義の拡大も懸案事項である」と語った。 続いて、坂巻國男評議員会議長が、「スポーツは大学の名声を高める、今後も大学全体

で支援していく」と述べ、乾杯し、懇親会に入った。会は和やかな中でも、体育部の発展のために熱い討論がなされた。最後に、栗原孝至副会長は来賓の方々に深く感謝し、2020 年東京オリパラに向けて「中央大学やるぞ」「オー」と力強いエ-ルで締めた。

事務局長 若島 健二

市橋千翔先生

Page 15: 中大学員時報 507号 0709 cc15( 2 ) ()7月10日 第507号 所信表明 中央大学学員会 新役員略歴 (副会長)〈五十音順〉学員会会長 久野 修慈

 6 月 22 日(土)後楽園キャンパスにおいて、午後 1 時からは中央大学研究開発機構設立 20 周年記念の講演会およびパネル討論が、午後 5 時半からは交流会が、100 名を超える学内外の参加者を得て、盛大に開催された。 研究開発機構は、今日的課題の解決に寄与する知識を生み出すことにより社会に貢献すること、並びに産官学の連携・研究交流を深化させることを使命とし、その研究資金を外部資金で賄うという本学でも希有な組織である。これまでに 103 の研究ユニット(研究を遂行するグループ)が設置され、それらを分野別に大別すると、「都市・水等の環境関連」16、「情報セキュリティ関連」15、「土木関連」13、「情報社会・

ビッグデータ関連」11、「心理・認知関連」11、「材料・触媒関連」8、「生命・生物関連」8、「レーザ加工・ロボット工学関連」8、「知的財産・ビジネスモデル等その他の分野」13 となり、現在は 21の研究ユニットが活動している。 講演会では、日産自動車(株)フェロー、日産財団副理事長の久村春芳博士から、自動車の電動化・知能化を例に、技術革新の方向性や大学への期待が、本学理工学部丸山剛司特任教授からは、そのご経歴に基づき、これからの産官学連携の目的と将来像が語られた。奇しくも、お二人から、今後、いわゆる文系・理系と呼ばれる知識の両方を分かる人材が必要だとのお話が出てきたのは、今日的課題の複雑性を示してお

パネル討論の様子

中央大学研究開発機構設立20周年記念行事を開催

り、印象的だった。 パネル討論では、写真にあるように、石井洋一理工学部教授をモデレータとし、海部健三法学部准教授、角田篤泰国際情報学部教授、重宗弥生機構助教、竹村吉晴機構准教授、檀一平太理工学部教授、中村太郎理工学部教授をパネリストとして、研究開発機構のこれからの 20 年をテーマに、研究開発機構の特徴、可能性、今後の課題が語られた。

パネリストはいずれも若手および中堅の研究者であり、パワーを感じさせる討論だった。 交流会では、現在活動中の研究ユニットのポスターが展示される中、これまでに研究活動をご支援いただいた民間企業や、財団、官公庁の方々と、中央大学並びに研究開発機構の関係者が親しく懇談し、意見交換を行った。

▶白門50会支部(6 月 8 日就任)・支部長 清野 強(昭 50)

▶熊本支部(6 月 29 日就任)・支部長 岩田 英志(昭 51)・幹事長 平井 健介(昭 60)

▶マレーシア白門会支部(5 月 31 日就任)・支部長 森田 大輔(平 11)・幹事長 加村 勇一郎(平 19)

▶長野県中信支部(6 月 2 日就任)・幹事長 宮澤 昇(昭 48)

▶白門三一会支部(6 月 7 日就任)・支部長 遠藤 喬介(昭 31)・幹事長 佐野 榮(昭 31)

▶小平支部(3 月 2 日就任)・支部長 笠井 收(昭 44)

▶白門三二会支部(4 月 1 日就任)・支部長 原 昭邦(昭 32)

▶都庁支部(4 月 1 日就任)・支部長 塩見 清仁(昭 58)・幹事長 小林 孝幸(平 7)

▶東京検察支部(4 月 10 日就任)・幹事長 平野 辰男(平 2)

▶白門三三会支部(4 月 12 日就任)・支部長 大久保 治男(昭 33)

▶ロサンゼルス支部(4 月 28 日就任)・支部長 小峰 進(昭 47)

▶白門斉放会支部(5 月 8 日就任)・支部長 安達 富夫(推薦学員)・幹事長 中島 章夫(昭 49)

▶白門星友会支部(5 月 18 日就任)・幹事長 荻原 大輔(平 6)

第2940回(4月25日~6月24日)● 15万円 小野塚 純二 殿(追加)● 5万円 池田 紘   殿● 3万円 馬場 朋子  殿(追加)● 2万円 小森 謙治  殿 新井 由紀夫 殿(追加)● 1万円 匿名 中村 浩章  殿(追加) 織 英子   殿 宮嶋 智行  殿 島村 三男  殿 鷺坂 洋平  殿(追加)

白門奨学会寄付者芳名(公財)支 部 長・幹 事 長 の 交 代

【投稿のお願い】・お名前、ご住所、卒業年(学員の場合)を明記ください。・原稿は返却不可です。・メールでの投稿は添付形式にせずにお送りください。二重投稿はご遠

慮ください。・字数は500字程度。

【投稿先】MAIL:[email protected] FAX:03-3219-6177郵送:学員会 本部「白門ひろば」係

●「白門ひろば」について学員時報では、さまざまなジャンルで学員の皆様からの投稿、コメントなどを受け付けています。学員時報に関するご意見・ご感想も、お待ちしています。お寄せいただいた投稿は、学員時報で紹介していきます。学員のコミュニケーションツールとして、今後もより良い情報の発信に努めて参ります。なお、趣旨は変えずに手を加えさせていただくことがあります。必ずしも掲載をお約束するものではありません。あらかじめご了承ください。

日本で弁護士業をいとなむ日々陸上自衛隊 松本駐屯地司令として活躍する本学 OB長野県中信支部には、陸上自衛隊松本駐屯地で、現役の司令として活躍する学員がいます。一等陸佐の岩原傑(いわはら・すぐる)氏です。高知県南国市出身の54 歳。正式任務名は、「陸上自衛隊第 13普通科連隊長兼松本駐屯地司令」で、駐屯地組織のトップです。2017 年(平成 29 年)3 月に着任後、当支部へ学員登録し、各例会にも積極的に参加していただいています。

3 月 30 日(土)、岩原司令のご厚意により、陸上自衛隊松本駐屯地の見学が実現しました。訪問したときの話は「支部だより」に譲り、ここでは、岩原司令のお人柄がうかがえるような講話について紹介したいと思います。

●岩原司令からの講話では、以下の点をお話いただきました。

・2017 年の人事発令により、松本駐屯地司令に着任。最年長の司令。・自衛隊幹部は、防衛大卒が中心にあって、岩原氏は中卒で自衛隊に入隊。その後、苦学して在職勤務しながら中央大学経済学部入学、卒業。・入隊後、少年工科学校へ。その後、測量隊、陸自幹部候補生学校。勤務地は北海道を除く沖縄南方まで。勤続 40 年が経過。・日本を取り巻く諸外国の動向と体制等の変化、今後日本として必要な対応。・陸自の体制、任務の内容説明。自衛隊の任務:平和と独立を守り、国の安全を保つため我が国を防衛する。

●岩原司令の講話の中で、印象に残った言葉です。・「平和」の反対の言葉は「戦争」

ではない。混乱・無秩序である。そこに、自衛隊としての役割がある。

◆なかなか簡単には中に入ることができない駐屯地で、司令のお話、官舎での食事、機動車の試乗、大型ヘリ・戦車の間近での見学、駐屯地内見学等、大変貴重な体験でした。自衛隊の印象を新たにする良い機会となったとともに、本学卒業生が司令として指揮系統のトップで活躍していることに感動しました。

長野県中信支部幹事長宮澤 昇

先日、雑誌『方圓』の人物紹介コラムのインタビューを受け、本誌2019 年 2 月号の「法政精鋭」コーナー(p26 ~ 29)に掲載されました。タイトルは「日本で弁護士業をいとなむ日々」で、日本留学中の出来事や、外国法事務弁護士登録を行う過程での様々な経験が詳細に記されています。雑誌『方圓』は、最高人民検察院主管、検査日報社主宰の法制ニュース類の刊行物で、中国法曹

界では大変有名な雑誌です。日本と中国を行き来する中国弁護士として、中国のメジャー法律雑誌の人物紹介コラムのインタビューを受けるチャンスに恵まれたことは、非常に幸運なことと思っております。

中国留学生支部世澤律師事務所

陳 軼凡

白 門 ひ ろ ば

中 央 大 学 学 員 時 報 ( 15 )2019年(令和元年)7月10日第507号

小林支部長(左)

と岩原氏(右)

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中 大 ス ポ ーツトピックス

 第 51 回全日本大学駅伝の関東地区選考会が 6 月23 日(日)、相模原ギオンスタジアム(神奈川県)で行われ、本戦出場 5 枠をかけて 20 校が熱戦を繰り広げた。選考会は、各校 8 人が 2 人ずつ 4 組に分かれて10000m を走り、その合計タイムで争われ、中央大学は 4 時間 00 分 11 秒 12、総合 6 位でレースを終えた。 5 位との差はわずか 18秒。7 年ぶりの本戦出場は惜しくも叶わなかったが、チームとしての成長が感じられる収穫をつかむレースだった。チーム一丸となって夏を乗り越えて、箱根駅伝予選会・本戦では、今回の悔しさを晴らしてくれることを期待したい。

陸上競技部 善戦も一歩及ばず 

次戦につながるレースに

第51回全日本大学駅伝関東地区選考会

自己ベストを更新した森凪也選手(経 2) 写真提供:「中大スポーツ」新聞部

第96回 箱根駅伝予選会

陸上自衛隊立川駐屯地

国営昭和記念公園

2019年10月26日㊏

H A K U M O N E K I D E N

第4回 白門駅伝大会中大を走ろう。タスキをつなごう!

■ 日時 ■

2019年11月3日(日) 11:00~14:30(雨天決行)■ 会場 ■中央大学多摩キャンパス 陸上競技場 特設コース約1.1km■ 種目 ■親子ラン/2時間リレーマラソン■ 主催 ■中央大学学員会■ 募集締切 ■ 

2019年9月30日(月)■ お申し込み方法 ■①ウェブサイト「RUNNET(ランネット)」(https://runnet.jp/runtes/) ※「白門駅伝」にお申し込みください。 ※ランネットでのエントリーには参加料の他に別途申込手数料がかかります。② FAX ※申込書をお送りしますので、下記までお問い合わせください。 ※学員時報オンライン内の特設ページより申込書のダウンロードも可能です。

■ お申し込み・お問い合わせ先 ■白門駅伝大会事務局 TEL:03-5575-6690(㈱クロスブレイス内) 03-3219-6175(学員会本部事務局) FAX:03-5575-6691 MAIL:[email protected]

参加賞としてオリジナルTシャツプレゼント!

応援よろしく

お願いします!

卒業生だけでなく在校生や地域の方など一般の皆様もご参加いただけます。

中大スポーツを応援しよう!スケジュールの確認はこちらから。

定 員 120人(先着順)競技方法 18H・ストロークプレーで、成績はダブルペリア方式です。参 加 費 5,000円(賞品代、パーティー代等)プレー費 22,000円(プレー代、乗用カート、昼食代、諸経費を含む)各自精算 ※70才以上の方は証明書の提出により、免税となります。参加資格 本学卒業生・そのご家族

申込先

中央大学学員会本部事務局〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3-11-5TEL03-3219-6175FAX03-3219-6177大会幹事(ゴルフ部OB会副会長)黒須一雄

白門ゴルフ大会のご案内2019年(令和元年)11月8日㊎

京王線・聖蹟桜ヶ丘駅よりクラブバス、またはタクシー約10分

第30回記念

申込方法 ハガキまたはFAXに下記事項を明記し、学員会本部事務局にお送りください。

10月10日(木)締切。参加者には10月下旬までに組合せを発送いたします。

個人参加 ①氏名(ふりがな)、②生年月日・年齢、③卒業年、④住所・電話番号・FAX番号、⑤ハンディキャップ、⑥スタート希望時刻(早め/遅め/いずれでも)

2 人以上参加 代表者が、上記①~⑥について参加者全員分を記入してお申し込みください。4人1組以外での申込は、事務局で混成チームを編成します。

種目 参加条件 参加費

親子ラン(1.5km)300 組 600 名

小学生以下のお子様とその保護者(2 名 1 組)※ベビーカーでの参加はできません。

2,000 円/組

2時間リレーマラソン(最大 300 チーム)

学員、父母、教職員、一般の方(チーム)

小学生以上1 チ ー ム 2~10 名 のチーム申込

3,000 円/人

学員、父母、教職員、一般の方(個人)

小学生以上※主催者により、チーム分けをします。

3,000 円/人

中央大学在学生チーム 中央大学、附属中学校・高等学校に在籍する学生 1,000 円/人

前回のリレーマラソンに参加されたチームは、総走行距離にて箱根駅伝コースに換算して表示します。完走記録証

桜ヶ丘カントリークラブ〒206-0021東京都多摩市連光寺2985番地 TEL042-375-8811

大会HPはコチラ

中 央 大 学 学 員 時 報( 16 ) 2019年(令和元年)7月10日 第507号