WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 1
WindowsR2000 professional で大学の無線LANを利用する 神田キャンパス/鳩山キャンパスには、無線LANを使用してネットワークに接続できるスペースを設けて
います。 無線LANカードをパソコンに接続するだけでは、ネットワークを利用できず、ユーザ認証を得る必要があ
ります。本マニュアルでは、WindowsR2000 professional で無線LANを使用する場合のパソコンの各種設定、
設定を終えたパソコンを使った無線LANの使用方法について解説します。 神田キャンパスには、⑪号館1階メディア A 図書閲覧室に無線LANがあります。(表1参照) 表 1 神田キャンパス 無線LAN設置一覧 設置場所 写真 利用可能時間等※ ⑪号館1階 図書閲覧室 メディア A
※システムメンテナンス等の都合により、無線LANを利用できない場合もあります。 ★利用可能な場所や期間等については、変更になる場合があります。詳細はホームページ上でお知らせす
る予定です。
2002.6.14更新 無線LAN
2 無線LAN利用の手引き
鳩山キャンパスには、以下の箇所で無線LANが利用できます。(表2参照) 本館(10号館)1階 エントランスホール・中庭 新学科棟(12号館)1階 アトリウム 1号館 2階図書閲覧室 1号館 前中庭
表 2 鳩山キャンパス 無線 LAN 設置一覧 設置場所 写真 利用可能時間等※ 本館(⑩号館) 1階 エントランスホール
キャンパス開放時間
本館(⑩号館) 前中庭
24時間使用可能
新学科棟(⑫号館) アトリウム
キャンパス開放時間
①号館 2階図書閲覧室
図書閲覧室開館時間
①号館 前中庭
24時間利用可能
※システムメンテナンス等の都合により、無線LANを利用できない場合もあります。 ★利用可能な場所や期間等については、変更になる場合があります。詳細はホームページ上でお知らせす
る予定です。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 3
【1】設定作業の準備 ◎ 無線LANを利用するために必要なハードウェア環境を確認します。 パソコン本体 :WindowsR2000 Professional が動作するパーソナルコンピュー
タ 無線LANカード:
無線LANを利用するには、無線LANカードが必要です。パ
ソコンで利用可能な、WindowsR2000 Professional がサポート
する無線LANカードを用意します。
無線LANカードの規格は IEEEE 802.11b に準拠したも
のを用意します。 無線LANカードのドライバ・設定ユーティリティファイル:
無線LANカードを接続する時や無線LANで使用するソフト
をインストールするときに必要となります。 ファイルは、フロッピーディスクや CD-ROM ディスク等で供給
されます。
◎無線LANカードとパソコン本体、接続方法の詳細や不明なについては、各機器
の取り扱い説明書を参照するか、各メーカー・販売店に相談してください。 ◎無線LANアダプタに関する設定は WindowsR2000 Professional 上で行います。
WindowsR2000 Professional 操作の詳細は、各機器添付の取り扱い説明書、
WindowsR2000 Professionalのマニュアル・ヘルプ等を参照してください。
◎設定作業の過程で WindowsR2000 ProfessionalのCD-ROM等が必要になる場合があ
りますので、あらかじめ手元に用意した上で設定作業をはじめてください。
図1 無線LANアダプタの例
4 無線LAN利用の手引き
【2】ORiNOCO 無線 LAN PC カード(7504-KB99) を用いた無線LAN設定方法
◎総合メディアセンターでは、図書閲覧カウンター(鳩山キャンパス 1号館3階・神田キャンパ
ス 11号館1階)で無線LANカードの貸し出しを行っています。貸し出しについて詳しいこ
とは図書閲覧カウンターにお尋ねください。
貸し出しをするのは以下のものです。
・ORiNOCO 無線 LAN PC カード(7504-KB99)本体 1枚
・サポートディスク(CD-ROM) 1枚
・取扱説明書(本書) 1冊
貸し出し期間: 当日のみ
注意:図書資料と貸し出し期間が異なります。期日は必ず守りましょう
故障・紛失:取扱説明書をよく読み設定の間違いがないか、十分確認をしてください。
故障・紛失は速やかに申し出てください。その際、故障と思われる症状やエラーメ
ッセージを確認の上詳細な情報を伝えてください。
対応機種:CardBus 規格に準拠したPCカードスロット(PCMCIA TYPEⅡ)を搭載し、CD-ROM ドライブ
を搭載した下記の機種
・NEC PC-NX シリーズ
・DOS/V マシン
・ CD-ROM ドライブがない場合は以下を行ってください。
1.インターネット上にあるファイルをハードディスクドライブ(windows がインストー
ルされているドライブ)に任意のフォルダを作成し入手します。
(ftp://ftp.orinocowireless.com/pub/software/ORiNOCO/Drivers/W02updweb+USB.exe)
2.入手したファイルを作成した任意のフォルダで展開してください。ファイルは圧縮さ
れていますが、実行するとファイルが展開されます。
※ この後のインストール手順内では、CD-ROM が要求された時に、作成したフォルダ内のファイ
ルを指定してください。
・ PC カードスロットが1つのみのパソコンで、PCカード接続の CD-ROM ドライブを使用する場合
は、インストール時に CD-ROM ドライブが使えません。無線LANカードを接続する前に CD-ROM
ドライブがない場合と同様に任意のフォルダにサポートディスク(CD-ROM)のファイルをコピ
ーしておきます。
対応動作確認済みOS[2002.05.29 現在]:
WindowsRXP Professional/homeEdition WindowsR2000 Professional
WindowsRMe
WindowsR98 Second Edition
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 5
【3】Windows®2000 Professional で無線LANカードをインストールする
『注意』ここからの作業は、無線 LAN が設置された場所で必ず行ってください。
(表1・2参照)無線 LAN 環境が整っていないとうまくインストールがで
きません。
【3-1】無線LANカードを取り付ける前の準備
[ドライブ構成の確認]
無線LANカードを取り付けるパソコンのドライブ構成を確認します。
①WindowsR2000 Professionalでは、管理者権限(administrator)のあるユーザ
でWindowsにログオンします。(設定によっては、このログオン作業が不要で、
電源 ON と同時に Windows まで自動ログオンする場合もあります。) ②ディスクトップ画面の[マイコンピュータ]をダブルクリックします。 [表示]メニューから[詳細]を選択します。表示されるドライブ名を確認しま
す。このとき【2】ORiNOCO 無線 LAN PC カード(7504-KB99) を用いた無線
LAN設定方法の CD-ROM ドライブがない場合のフォルダは図2の場合 C ドラ
イブに作成してください。ここで表示された各ドライブ名は、以降の手順で必
要になりますので、メモしておいてください。
図2 [マイコンピュータ]―[表示(V)]
[PCカードドライバの確認]
無線LANカードを取り付けるパソコンの PC カードドライバが正常に作動し
ていることを、次の手順で確認してください。
①[マイコンピュータ]アイコンにマウスのカーソルを合わせ、右ボタンをクリ
ックします。
[プロパティ]をクリックします。
②[ハードウェア]タブの[デバイスマネージャ]をクリックします。
6 無線LAN利用の手引き
③[PCMCIA アダプタ]の[+]をクリックします。
図3 デバイスマネージャ表示
※表示される[PCMCIA アダプタ]の名称は、パソコンの機種によって異なりま
す。
[!]や[×]がついていなければ、PCカードドライバは正常に動作して
います。
『注意』[PCMCIA アダプタ]の下に表示される表示されるアイコンに[!]や[×]が
ついていればパソコンのマニュアルやヘルプを参照してPCカードドライバを
有効にします。
【3-2】無線LANカードの接続とドライバのインストール
『注意』:手順内で指示があるまで無線LANカードを PC カードスロットに挿入し
ないでください。
『注意』パワーマネジメント(未使用状態が一定時間続くとパソコンの電源供給を停止
する)機能がついているパソコンの場合は、パワーマネジメント機能が働くと
無線LANが使用できなくなることがありますので、パワーマネジメント機能
の設定を OFFにしておいてください。
パワーマネジメント機能については、パソコン本体のマニュアルを参照してく
ださい。
『注意』ドライバのインストールを行う前に
【3-1】無線LANカードを取り付ける前の準備の [ドライブ構成の確認]
と [PCカードドライバの確認]が正しく動作していることを確認してくださ
い。
①[ORiNOCO 無線 LAN PC カード(7504-KB99) サポートディスク](図書閲覧カ
ウンターで ORiNOCO 無線 LAN PC カード(7504-KB99)と一緒に貸し出します)
を CD-ROM ドライブにセットします。CD-ROM ドライブがない場合は、【2】の
CD-ROM ドライブがない場合の手順に従ってドライバをハードディスクドライ
ブ(windows がインストールされているドライブ)の任意のフォルダに用意し
てください。
②無線LANカードを PCカードスロットの奥まで挿入します。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 7
③無線LANカードが認識され『新しいハードウェアの検出ウィザード』画面が
表示されます。[次へ(N) > ]をクリックします。ここで自動的にドライバをイ
ンストールする場合がありますので、ドライバのインストールが終わるまで待
ってから【3-2-1】無線LANカードが正常に動作しているか確認するに
進みます。
図4 [新しいハードウェアの検出ウィザード]-
[新しいハードウェアの検索ウィザードの開始]
④[デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)]をチェックし[次へ(N) > ]
をクリックします。
図5 [新しいハードウェアの検出ウィザード]-
[ハードウェアデバイスドライバのインストール]
8 無線LAN利用の手引き
⑤「検索場所のオプション」を下記のように選択します。
・[ORiNOCO 無線 LAN PC カード(7504-KB99) サポートディスク]CD-ROM を使
用する場合は[CD-ROM ドライブ(C)]をチェックします。このときに CD-ROM
をドライブにセットしてから[次へ(N) > ]をクリックします。自動的にド
ライバを検索してインストールが開始された場合は手順⑦ に進みます。
・CD-ROM ドライブがない場合や PC カードスロットが1つのみのパソコンで設
定する場合は、【2】ORiNOCO 無線 LAN PC カード(7504-KB99) を用いた無
線LAN設定方法で作成した任意のフォルダを使用しますので、[場所を指定
(S)]をチェックし[次へ(N) > ]をクリックします。
図6 [新しいハードウェアの検出ウィザード]-[ドライバファイルの特定]
⑥「製造元のファイルのコピー元(C)」に【2】無線LANを取り付ける前の準
備 [Windows®2000 Professional]の[ドライブ構成の確認]で確認したドライブ
名(図2では CD-ROM ドライブはE: 任意のフォルダを作成したディスクはC:
となります)とドライバのファイルがあるフォルダを指定します。下記に例があ
りますので参考にしてください。
CD-ROM の場合
[ e:¥Win_2000¥PC_card ]
任意のフォルダを作成した場合(orinoco は任意のフォルダ)
[ c:¥orinoco¥Win_2000¥PC_card ]
指定したら[ OK ]をクリックします。
図7 [新しいハードウェアの検出ウィザード]-[製造元のファイルのコピー元(C)]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 9
⑦ドライバファイルの検索で下記のように確認ができたら[次へ(N) > ]をクリ
ックします。
CD-ROM の場合
[ e:¥win_2000¥pc_card¥willuc48.inf ]
任意のフォルダを作成した場合(orinoco は任意のフォルダ)
[ c:¥orinoco¥win_2000¥pc_card¥willuc48.inf ]
図8 [新しいハードウェアの検出ウィザード]-[ドライバファイルの検索]
⑧「Windows で正しく動作することは保障されません。」と表示されますが動作確
認は行っていますので、そのまま[ はい ]をクリックします。
図9 デジタル著名が見つかりませんでした
10 無線LAN利用の手引き
⑨これで、[ORiNOCO PC Card (5 Volt)]と表示されていれば無線LANカード
のドライバのインストールは完了です。[完了]をクリックします。
続いて、次のステップに進み、無線LANカードが正常にインストールされて
いるか確認します。
図10 [新しいハードウェアの検出ウィザード]-
[新しいハードウェアの検索ウィザードの完了]
【3-2-1】無線LANカードが正常に動作しているか確認する
無線LANカードのドライバのインストールが完了したら、下記の手順に従って、
無線LANカードが正常にインストールされていることを確認します。
①[マイコンピュータ]アイコンにマウスのカーソルを合わせ、右ボタンをクリ
ックします。
[プロパティ]をクリックします。
②[ハードウェア]タブの[デバイスマネージャ]をクリックします。
③[ネットワークアダプタ]の[+]をクリックします。
「 ORiNOCO PC Card(5 Volt) 」と表示されていて、[!]や[×]がついて
いなければ、PCカードドライバは正常に動作しています。【4】ネットワー
クに接続するための準備にすすみます。 もし、[!]や[×]がついていたら【3-2-3】無線LANカードを削除
する。に進みドライバを削除した後再度 【3-2】無線LANカードの接続
とドライバのインストールを行います。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 11
図12 デバイスマネージャ表示(ネットワークアダプタ)
【3-2-2】無線LANカードをパソコンから取り外す
WindowsR2000 Professional の動作中に無線LANカードを取り外すには、下記の
手順に従ってください。この作業を行わないとコンピュータがクラッシュしてデ
ータが失われたり、OS が起動しなくなるなどの障害を引き起こします。 『注意』「クライアントマネージャ(Client Manager)」が起動している場合、無線
LANカードの取り外しはできません。無線LANカードを取り外す場
合は「クライアントマネージャ(Client Manager)」を終了させてから行
ってください。 ①タスクトレイ(画面右下)にある「ハードウェアの取り外しまたは取り出し」
アイコンをダブルクリックします。タスクトレイにない場合は、 手順⑤ から参考にしてください。
図13 タスクトレイ
12 無線LAN利用の手引き
②「ハードウェアの取り外し」-「ハードウェアデバイス(H)」のデバイスの一
覧の中の「ORiNOCO PC Card (5 Volt)」を選択(青い反転)し[ 停止(S) ]を
クリックします。
図14 [ハードウェアの取り外し]-[ハードウェアデバイス(H)]
③「ハードウェアデバイスの停止」で一覧の中の「ORiNOCO PC Card (5 Volt)」
を選択し[ OK ]をクリックします。
図15 [ハードウェアデバイスの停止]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 13
④「ハードウェアの取り外し」が表示されれば無線LANカードの取り外しが可
能になります。[ OK ]をクリックし無線LANカードをPCカードスロット
から取り外してください。これで、【3-2-2】無線LANカードをパソコ
ンから取り外すは終了です。無線LANカードをPCカードスロットから取り
外す場合は必ずこの作業を行ってください。
図16 [ハードウェアの取り外し]
⑤タスクトレイに「ハードウェアの取り外しまたは取り出し」がない場合は、 〖スタート〗ボタンをクリックし、[設定]をポイントし、 [ コントロールパネル(C) ]をクリックします。
図17 〖スタート〗-[設定]-[ コントロールパネル(C) ]
14 無線LAN利用の手引き
⑥[コントロールパネル]一覧の[ハードウェアの追加と削除]をダブルクリッ
クします。
図18 [コントロールパネル]-[ハードウェアの追加と削除]
⑦[ハードウェアの追加と削除ウィザード]が表示されます。[次へ(N) > ]を
クリックします。
図19 [ハードウェアの追加と削除ウィザード]
-[ハードウェアの追加と削除ウィザードの開始]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 15
⑧[ハードウェアに関する作業の選択]が表示されるので、
「デバイスの削除/取り外し(U)」にチェックを入れて[次へ(N) > ]をクリッ
クします。
図20 [ハードウェアの追加と削除ウィザード]-[ハードウェアに関する作業の選択]
⑨[削除操作の選択]が表示されるので、「デバイス取り外し(E)」にチェックを
入れて[次へ(N) > ]をクリックします。
図21 [ハードウェアの追加と削除ウィザード]-[削除作業の選択]
16 無線LAN利用の手引き
⑩「取り外すデバイスの選択」で一覧の中の「ORiNOCO PC Card (5 Volt)」を選
択(青に反転)し[次へ(N) > ]をクリックします。
図22 [ハードウェアの追加と削除ウィザード]-[取り外すデバイスの選択]
⑪「デバイスの確認」で一覧の中の「ORiNOCO PC Card (5 Volt)」を選択し[次
へ(N) > ]をクリックします。
図23 [ハードウェアの追加と削除ウィザード]-[デバイスの確認]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 17
⑫「ハードウェアの追加と削除ウィザードの完了」が表示されます。「次のデバ
イス~」に「ORiNOCO PC Card (5 Volt)」と表示されていることを確認し、[ 完
了 ]をクリックします。
ここで、「タスクバーに[取り出し]アイコンを表示する(I)」にチェックを入
れておけば、次回から手順 ①~④ で無線LANカードの取り外しが可能に
なります。
図24 [ハードウェアの追加と削除ウィザード]-[ハードウェアの追加と削除ウィザードの完了]
【3-2-3】無線LANカードドライバを削除する。 『注意』作業の前に無線LANカードがPCカードスロットに確実に挿入されて
いることを確認してください。
①〖スタート〗ボタンをクリックし、[設定]をポイントし、 [ コントロールパネル(C) ]をクリックします。
図25 〖スタート〗-[設定]-[ コントロールパネル(C) ]
18 無線LAN利用の手引き
②[コントロールパネル]一覧の[システム]をダブルクリックします。
図26 [コントロールパネル]-[システム]
③[システムのプロパティ]-[ハードウェア]タブ -[デバイスマネージャ
(D)]をクリックします。
図27 [デバイスマネージャ]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 19
④[デバイスマネージャ]が開くので、[ネットワークアダプタ]アイコンをダ
ブルクリックします。「ORiNOCO PC Card (5 Volt)」を右クリックで選択し、 [削除]アイコンをクリックします。 このとき「Lucent_Technologies WaveLAN/IEEE」と表示される場合がありますが、
これも削除の対象となります。
図28 [デバイスマネージャ]
⑤[デバイス削除の確認]が表示されたら[OK]をクリックします。次に、 「¥WINNT¥INF」フォルダにコピーされた INF ファイルと PNF ファイルを削除しま
す。
図29 [デバイスの削除の確認]
⑥〖スタート〗ボタンをクリックし、[プログラム]-[アクセサリ]-[エク
スプローラ]をクリックします。
20 無線LAN利用の手引き
⑦[ツール(T)]-[フォルダオプション]をクリックし、[表示]タブをクリ
ックします。[詳細設定]の「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェ
ックを入れ、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックをは
ずして[OK]をクリックします。
図30 [フォルダオプション]
⑧WindowsR2000 Professional がインストールされたフォルダ【3-1】無線LAN
カードを取り付ける前の準備の[ドライブ構成の確認]で見ると、図2 ではC
ドライブになります。その中の「WIN¥INF」フォルダの中にある OEM?.INF フ
ァイル(OEM1.INF、OEM2.INF など「?」の部分には数字が入ります)をダブ
ルクリックで開き、「Lucent_Technologies-WabeLAN/IEEE」という文字が入
っているファイルを探します。
⑨「Lucent_Technologies-WabeLAN/IEEE」という表示が OEM?.INF ファイル
に入っていたら、このファイルと OEM?.PNF (「?」は同じ数字)が ORiNOCO
無線 LAN PC カード(7504-KB99)のドライバです。OEM?.INF ファイルと
OEM?.PNF を削除してください。これで無線LANカードドライバの削除は
終了です。 .INF ファイルはメモ帳で内容を表示することができます。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 21
【4】ネットワークに接続するための準備
[TCP/IP のインストール] ①[スタート]ボタンをクリックし、[設定]をポイントします。次に、 [ネットワークとダイヤルアップ接続]をクリックし、[ローカルエリア接続]
アイコンをダブルクリックします。
図31 スタート-設定-ネットワークとダイヤルアップ接続 と選択
図32 ネットワークとダイヤルアップ接続でローカルエリア接続をダブルクリック
★インストールは、
Administrator 権
限のユーザでロ
グオンしておこな
ってください。
22 無線LAN利用の手引き
②ローカルエリア接続 状態 ダイアログボックスが表示されますので、[プロ
パティ(P)]をクリックします。
図33 ローカルエリア接続 状態ダイアログボックス プロパティをクリック ③表示されるローカルエリア接続のプロパティで「チェックマークがオン
に・・・・」欄に”インターネット プロトコル(TCP/IP)”の行にチェックマークが入っているか
どうか確認します。”TCP/IP”の行にチェックマークがある場合は、すでにTC
P/IPはインストールされていますので、【5】TCP/IPのプロパティ
を無線LANに接続できるように設定する に進んでください。”TCP/IP”の行
がない場合は、次の④に進んでください。
図34 ローカルエリア接続のプロパティ
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 23
④ローカルエリア接続のプロパティ(上記の図6)の[インストール(I)]を
クリックします。すると、ネットワークコンポーネントの種類の選択 ダイア
ログボックスが開きます。
図35 ネットワークコンポーネントの種類の選択 ダイアログボックス
⑤プロトコルに反転表示をあわせて[追加(A)]をクリックします。 ネットワークプロトコルの選択 ダイアログボックスが開きます。 ネットワークプロトコルで“インターネットプロトコル(TCP/IP)“を 選択し、[OK]をクリックします。
図36 ネットワークプロトコルの選択 ダイアログボックス
ネットワークプロトコルの選択 ダイアログボックスが閉じます。
24 無線LAN利用の手引き
⑥ローカルエリア接続のプロパティで[閉じる]をクリックします。
図37 ローカルエリア接続のプロパティ [閉じる]をクリック ⑦Windows®2000 Professional のCD-ROMをセットする様にメッセージが表示さ
れた場合は、その指示に従って操作してください。これにより、設定に必要なフ
ァイルがコピーされます。図のメッセージが表示されたら、[はい(Y)]をクリ
ックしてパソコンを再起動してください。
図38 システム再起動のメッセージ
★パソコンの種類
によっては
Windows®2000
の CD-ROM でな
く、「リカバリーC
D」の様な名称の
場合もあります。
添付の説明書等
を参考にしてくだ
さい。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 25
【5】TCP/IPのプロパティを無線LANに接続できるように設定する ①[スタート]ボタンをクリックし、[設定]をポイントします。次に、[ネット
ワークとダイヤルアップ接続]をクリックし、[ローカルエリア接続]アイコン
をクリックします。 ②ローカルエリア接続 状態 ダイアログボックスが表示されますので、[プロ
パティ(P)]をクリックします。
図39 ローカルエリア接続状態ダイアログボックス プロパティをクリック
③表示されるローカルエリア接続のプロパティで「チェックマークがオン
に・・・・」欄の”インターーネット プロトコル(TCP/IP)”を選択(反転表示)し、[プロパティ(R)]
をクリックします。
図40 ローカルエリア接続のプロパティ
★複数のLANアダプ
タをインストールし
てある場合には、接続
の方法の欄に複数の
LANアダプタが存
在します。実際に情報
コンセントで使用す
るLANアダプタを
選択する様にしてく
ださい。
★この設定作業は、 Administrator 権 限
のユーザでログオン
してからおこなって
ください。
26 無線LAN利用の手引き
④インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ が表示されますので、「I
Pアドレスを自動的に取得する」 「DNSサーバのアドレスを自動的に取得
す る 」 を チ ェ ッ ク し 、[ O K ] を ク リ ッ ク し ま す 。
図41 インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ
⑤ローカルエリア接続 状態 ダイアログボックスの、[閉じる(C)]をクリッ
クします。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 27
【6】クライアントマネージャ(Client Manager)をインストールする 「クライアントマネージャ(Client Manager)」は、無線LANを使用する場合にはイ
ンストールする必要があります。 ①[スタート]ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行 (P)]をダブル
クリックします。ファイル名は下記のように指定し、[ OK ]をクリックし
ます。
CD-ROM の場合
[ e:¥cl_Mg¥setup.exe ]
任意のフォルダを作成した場合(orinoco は任意のフォルダ)
[ c:¥orinoco¥cl_Mg¥setup.exe ]
図42 ファイルを指定して実行
②[Client Manager Setup]が開きますのでクライアントマネージャ(Client
Manager)をインストールする場合には [ 次へ(N) ]をクリックします。
図43 Client Manager Setup
28 無線LAN利用の手引き
③[使用許諾契約]が開くので契約部分をよく読み同意する場合は [ はい(Y) ]を選び次に進みます。同意しない場合は [ いいえ(N) ]をクリ
ックしセットアップを中止します。
図44 [Client Manager Setup]-[使用許諾契約]
④[インストール先の選択]でインストール先のフォルダがよければ [次へ(N) > ]を選択します。 インストール先のフォルダを変更する場合は
[参照(R) > ]を選択し、インストール先のフォルダを指定します。
図45 [Client Manager Setup]-[インストール先の選択]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 29
⑤[プログラムフォルダの選択]が表示されるので[次へ(N) > ]を選択します。
図46 [Client Manager Setup]-[プログラムフォルダの選択]
⑥[Select the Client Manager you want to install]が表示されたら
クライアントマネージャを日本語環境で使用できるようにするため
[Client Manager Japanese]にチェックを入れてから、[次へ(N) > ]をクリ
ックします。
図47 [Client Manager Setup]-[Set the Client Manager you want to install]
30 無線LAN利用の手引き
⑦[InstallShield ウィザードの完了]が表示されます。スタートアップに登録
する場合は、[I’d like to start the Client Manager]にチェックを入れて
から [ 完了 ]をクリックします。
図48 [Client Manager Setup]-[InstallShield ウィザードの完了]
⑧ これでクライアントマネージャ(Client Manager)のインストールは完了です。
次にクライアントマネージャ(Client Manager)の設定を行います。
【6-2】クライアントマネージャ(Client Manager)を削除する。 ①〖スタート〗ボタンをクリックし、[設定]をポイントし、 [ コントロールパネル(C) ]をクリックします。
図49 〖スタート〗-[設定]-[ コントロールパネル(C) ]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 31
②[コントロールパネル]一覧の[アプリケーションの追加と削除]をダブルク
リックします。
図50 [コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と削除]
③[アプリケージョンの追加と削除]が表示されるので、[プログラムの変更と削
除]をクリックします。[ORiNOCO Client Manager]を選択(青く反転)させて
[変更/削除(C)]をクリックします。
図51 [アプリケーションの追加と削除]-[プログラムの変更と削除]一覧
32 無線LAN利用の手引き
④[Client Manager Setup]が開くのでクライアントマネージャ(Cliant Manager)
を削除する場合は[ファイル削除の確認]の[ OK ]をクリックします。削除
しない場合は[キャンセル]をクリックするとクライアントマネージャ(Cliant
Manager)の削除が中止されます。
図52 [Client Manager Setup]-[ファイル削除の確認]
⑤これで【6-2】クライアントマネージャ(Client Manager)を削除する。は終
了です。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 33
【7】クライアントマネージャ(Client Manager)の設定を行う
【6】クライアントマネージャ(Client Manager)をインストールするでインストール
されたクライアントマネージャ(Client Manager)の設定を行います。 ①[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム]をポイントします。次に、
[ORiNOCO]をクリックし、[Client Manager]をクリックします。
図53 〖スタート〗-[プログラム]-[ORiNOCO]-[Client Manager]の選択と起動
②ORiNOCO クライアントマネージャが起動します。 [現在の設定プロファイル]に「Default」と表示され、図 のように表示され
接続されたように表示されますが、メディアセンターの無線 LAN 設備ではない
可能性がありますので、③以降の設定を必ず行うようにしてください。
図54 [ORiNOCO クライアントマネージャ]
34 無線LAN利用の手引き
図55 [ORiNOCO クライアントマネージャ](Default)
③[アクション]-[設定ファイルの追加/編集(A)]を選択し、クリックします。
図56 [ORiNOCO クライアントマネージャ]-[アクション]-[設定プロファイルの追加/編集(A)]
④[設定ファイルの追加/編集]-[プロファイルの選択(P)]の「Default」を選
択し、[ 編集 (E) ]をクリックします。追加でも同じ作業が必要になります。
図57 [設定プロファイルの追加/編集]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 35
④[プロファイルの選択]の中の「プロファイル名(P)」に任意の名前を入れます。
(例:dendai)「ネットワークの種類(T)」は、「▼」をクリックしてアクセスポ
イントを選択します。[次へ(N) > ]をクリックします。
図58 [設定の編集]-[プロファイルの選択]
⑤「ネットワークの特定」-「ネットワーク名」に『Wave LAN Network』と記入
するか、[スキャン(S)]をクリックして図 「ネットワークのスキャン」を表
示させて『Wave LAN Network』を選択し[ OK(O) ]をクリックして「ネット
ワーク名」に『Wave LAN Network』が記入されていることを確認して [次へ(N) > ]をクリックします。
図59 [設定の編集]-[ネットワークの特定]
36 無線LAN利用の手引き
図60 ネットワーク名のスキャン
『重要』・ここで入力される『Wave LAN Network』は、ESS-ID です。
ESS-ID とは、各無線 LAN のネットワークを識別するためのグループ名です。
アクセスポイント(中継基地)と ESS-ID が一致しない限り、基本的にはそれぞれの無線
LAN ネットワークを利用することができません。
⑥「セキュリティの設定」は設定されていないので、何もチェックせずに [次へ(N) > ]をクリックします。
図61 [設定の編集]-[セキュリティの設定]
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 37
⑦「電源管理」は、ORiNOCO PC Card を使用する際の電力設定です。 「オン」、「オフ」を選択してください。デフォルトは「オフ」です。 [次へ(N) > ]をクリックします。
図62 [設定の編集]-[電源管理]
⑧図63 のように「現在の設定プロファイル」を手順④で設定した名称 (例:dendai)を「▼」で選択します。
図63 [設定の編集]設定完了
以上で Windows®2000 Professional で無線LANを利用するための設定が整い
ました。このあと、実際にパソコンに無線LANを接続して利用する方法につい
て解説しますので、【6】パソコンに無線 LAN を接続し利用する に進んでくだ
さい。
38 無線LAN利用の手引き
【6】パソコンに無線 LAN を接続し利用する
『注意』無線 LAN が設置された場所で必ず行ってください。(表1・2参照)無線
LAN 環境が整っていないと動作しません。 ① 無線LANを使用する場合受信範囲に注意します。電源はパソコン内蔵バッテリー
を使用することになりますので、十分充電した状態で使用するようにしてください。
電源コンセントが備え付けられている場所であれば電源コンセントの使用
が望ましいです。
図64 パソコンを無線LANに接続する ②設定の終了したパソコンの電源をオンにし Windows®2000 Professional が起
動したら、無線 LAN カードを接続します。接続が完了したら[スタート]ボタ
ンをクリックし、[プログラム]をクリックします。次に、[ORiNOCO]-[Client
Manager]の順にクリックします。
図64 〖スタート〗-[プログラム]-[ORiNOCO]-[Client Manager]の選択と起動
パソコン
電源コンセント(100V)
無線 LAN(LAN)
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 39
③ORiNOCO クライアントマネージャが起動します。 [現在の設定プロファイル]の選択を【7】クライアントマネージャ(Client
Manager)の設定を行うで設定した任意の名前(例:dendai)を選び[状態]
のネットワーク接続済みに『Wave LAN Network』が表示され、アンテナ受信感
度が良好になっていることを確認します。この状態が表示されたら手順③に進
みます
図65 [ORiNOCO クライアントマネージャ]
③[スタート]ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行]をクリック
します。
図66 スタート - ファイル名を指定して実行 をクリック
40 無線LAN利用の手引き
④ファイル名を指定して実行 ダイアログボックスが表示されますので、名前
(O)欄に telnet gate 259 と半角で入力し、[ OK ]をクリックしま
す。
図67 ファイル名を指定して実行 ダイアログボックス
⑤以下の様な telnet のウインドウが開きます。login: と表示されているのを確
認します。
図68 telnet ウインドウ
⑥telnet ウインドウにログインします。User: にユーザ名となる学籍番号入力し
Enter キーを押します。その後、RADIUS Password: と表示されカーソルが移動
しますので、そこにパスワードを入力し、Enter キーを押します。
パスワードは入力しても*が表示されます。
図69 telnet ウインドウ ログイン名とパスワード入力
★gate は無線 LAN の利
用者認証を行うマシ
ンを表しています。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 41
⑦ここでユーザ認証に成功すると、次のような表示になります。
図70 認証に成功した表示例 (99ke999 でログインした場合)
⑧ユーザ認証に成功したこの状態で、無線LANを利用することが可能になりま
した。Webブラウザなどで外部に接続したり、メールソフトで学生用メール
を利用できます。
図71 無線 LAN でWebブラウザを利用している例
無線 LAN を利用するためには、ユーザ認証を得る必要があります。認証はユー
ザID・パスワードで行います。パスワード認証の直後に、その入力を行ったパ
42 無線LAN利用の手引き
ソコンから外部に対して、ネットワーク接続が可能になります。
現状では、以下のネットワークサービスを利用可能です。
表3 情報コンセントで提供予定のサービス一覧 サービス 備 考 WWW
Anonymous FTP メール (POP3/SMTP) 学生用メールサーバをご利用下さい
神田キャンパス:cckedpo.cck.dendai.ac.jp
鳩山キャンパス:ed.ccs.dendai.ac.jp
【7】無線LANの利用を終える ①無線LANの利用を終了するためには、[スタート]ボタンをクリックし、[フ
ァイル名を指定して実行]をクリックします。
図72 スタート - ファイル名を指定して実行 をクリック ②ファイル名を指定して実行 ダイアログボックスが表示されますので、名前
(O)欄に telnet gate 259 と半角で入力し、[ OK ]をクリックし
ます。
図73 ファイル名を指定して実行 ダイアログボックス
★無線 LAN では、Proxy
を特に指定しなくて
も、Web サイトへのア
クセスに対しては
Proxy を通過するよ
うになっています。
WindowsR2000 Professional で無線LANを利用する 43
③以下の様な telnet のウインドウが開きます。User: と表示されているのを確認
します。
図74 telnet ウインドウ
④telnet ウインドウにログインします。User: にユーザ名となる学籍番号入力し
Enter キーを押します。その後、RADIUS Password: と表示されカーソルが移動
しますので、そこにパスワードを入力し、Enter キーを押します。
パスワードは入力しても*が表示されます。 ⑤ここでユーザ認証に成功すると、次のような表示になります。
図75 認証に成功した表示例 (01kc999 でログインした場合)
⑥利用終了時には、Sign-off の2キーを押します。すると Telnet セッションが
切断されます。 以上で無線LANの利用を正しく終了できました。アプリケーションを終了さ
せた後、パソコンをシャットダウンし接続をはずしてください。
44 無線LAN利用の手引き
■ 注意■ 本マニュアルは随時更新されます。ホームページでは常に最新版を公開 しますので、最初に表示されている更新日を目安に常に最新のものをご 参照ください。
(総合メディアセンター 2002.6.14)
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