Disney Accelerator報告会
10/31/2014Scrum Ventures Tak Miyata
@takmiyata
背景
「アクセラレータ」モデルの台頭
新規事業が生み出せない大企業
「ネット関連ビジネス」の多様化
背景
「アクセラレータ」モデルの台頭
Dropbox / Airbnbなどのメガスタートアップを生み出したY-Combinatorを代表として、「スタートアップを育成する」アクセラレータのモデルが台頭している。一般的な特徴は、「資金の提供」「オフィスの提供」「ノウハウの提供」「メンター」「Demo Day」「Angel/VCの紹介」。
背景
新規事業が生み出せない大企業
かつては自身もスタートアップであったはずの大企業の共通の悩みは「新規事業が生み出せない」ということ。「技術がない」「ネットが分からない」「既存事業とのカニバリゼーション」「人材がいない」など原因はさまざまだが、どの大企業も抱えている悩みである。
背景
「ネット関連ビジネス」の多様化
「ネット関連ビジネス」と一括りにするのが難しいくらい、要素技術、ビジネスモデル、プラットフォームなどが多様化している。それらのパラメータに自社の領域をあてはめ、事業の優先順位をつけ新規事業を推進して行くことの難易度は増している。
ソーシャルスマホ
IoT
ウェアラブルビッグデータ シェア
Saas
キュレーション AI
Disney Accelerator
Disneyが2014年7月からの3ヶ月間で実施したアクセラレータプログラム。TechStarsが運営を担当。
http://disneyaccelerator.com/
2014 Alumni
[App/Education] https://www.choremonster.com/
[App/Education] http://codarica.com/
[App/Video] http://joggapp.co/
[Marketing/Video] http://naritiv.com/
[HW/Toy] http://smarttoylabs.com/
[HW/Game] http://beta.snowshoestamp.com/
[HW/Robot] http://www.gosphero.com/
[Content/Kid] http://www.twigtale.com/
[App/Entertainement] http://www.tyffon.com/
TechStars
Disney Acceleratorの運営を担当したアクセラレータ。2006年にColoradoで創業し、現在、NY、Londonなど8都市でアクセラレータを展開。
http://www.techstars.com/
TechStars
大企業のアクセラレータ プログラムを多数支援
特定のテーマでアクセラレータプログラムを展開したい大企業向けに、「戦略策定支援」「運営支援」「ウェブサイト構築」「ドキュメント提供」「Demo Day運営支援」などの様々なサービスを提供。
Disney Acceleratorの特徴
Disneyが持つ資産へのアクセス
トップ自らのコミット
レイターステージの取込み
Disney Acceleratorの特徴
Disneyが持つ資産へのアクセス
参加企業に対しては、コンテンツ、キャラクター、技術、グループ企業との連携など様々な資産へのアクセスを提供。実際に、Demo Dayでは、様々なDisney Groupとの提携が次々に発表されていた。
Disney Acceleratorの特徴
トップ自らのコミット
グループCEOであるBob Aiger自らが、アクセラレータプログラムに積極的にコミット。初日に3時間以上も採択企業と時間を費やし、具体的に関連のある企業の役員を紹介したとのこと。Demo Dayでも自ら挨拶にたち、スタートアップとの連携の重要性を説いていた。
Disney Acceleratorの特徴
レイターステージの取込み
Sphero, ChoreMonsterなどプログラム前にすでにかなり大きな実績、製品があるレイターステージと言えるスタートアップが入っていた。これは純粋なインキュベーションよりも、自社事業とのパートナーシップを重視したためと考えられる。
Demo Dayの様子
パーキングはVallet!
Demo Dayの様子
会場はLA近郊Burbankの本社
Demo Dayの様子
スタートアップのブースは屋外
Demo Dayの様子
ピッチは試写会場で
Demo Dayの様子
CEO アイガー自らスピーチ
Demo Dayの様子
参加企業の経営者 当日M&Aを発表した企業も
まとめ
Disneyが持つ資産へのアクセス大企業によるアクセラレータの可能性
トップ自らのコミット
「新規事業創出」「社内活性化」両方の側面
レイターステージの取込み
パートナーシップのための装置という位置づけ
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