政市
スク
ツピト
広報おおさき 2016 年 8月号 広報おおさき 2016 年 8月号
D i s c o v e r O s a k i
お・ら・ほ・の・ま・ち地域発
自分の住む地域を「おらほ」というと、親しみや愛着を感じませんか。
おらほの地域づくり、おらほの隠れた名所、おらほのおいしい特産
品、おらほの伝統のまつり、おらほのイベント・・・。
そんな、愛してやまない「おらほの地域」を発信します。
古川中学校では、働くことの
喜びや厳しさを実体験し、広い
視野をもつことで、生徒が生き
方を考えるきっかけとするた
め、毎年、職場体験を行ってい
ます。
今回の職場体験では、6月
29日から7月1日まで、古川中
学校2年生194人が、12の分
野、62の会社や事業所に分かれ
て貴重な体験をしました。
そのうちの1つの班では、6
月29日・30日の2日間、化女沼
の近くにある古川出土文化財
管理センターで職場体験を行
いました。
管理センターは、市内で出土
した遺物や発掘調査の記録写
真や報告書の、整理・保管など
を行っています。
生徒たちは、2日間にわたっ
て、縄文土器の土を洗い流す洗
浄作業、かけらを組み合わせる
接合作業、模様を写し取る拓た
く
ほ
ん本
作業を行いました。
約400個もの壊れやすい
大小さまざまな土器のかけら
を、1個1個丁寧にブラシで洗
い、細やかな作業の連続で仕事
の大変さを実感していました。
職場体験で働くことの喜びや
厳しさ実感しました
松 山 発
7月の主な出来事
1日
●
第37回少年の主張大崎
地区大会
●
大崎市社会を明るくす
る運動推進大会
3日
●
古川日曜朝市開会式
5日
●
大崎市優良工事表彰状
授与式
6日
●
大崎市道路クリーン
キャンペーン出発式
10日
●
参議院議員通常選挙
11日
●
熊本地震災害支援職員
派遣第5班出発(~7月
24日)
12日
●
ささ結栽培現地検討会
16日
●
宮城大学移動開放講座
開校式
17日
●
第35回学童相撲大会
(三本木)
19日
●
熊本地震災害支援職員
派遣第6班出発(~7月
31日)
●
大崎市農業委員会総会
23日
●
笑じフェス(鹿島台)
27日
●
第17回おおさき中学校
生徒会サミット
29日
●
NHKのど自慢予選会
30日
●
NHKのど自慢
●
三本木ひまわりまつり
(~8月14日)
2016
6年ぶり、流水を楽しむカヌー体験 7月15日、松山下伊場野水辺の楽校親水公園で、下伊場
野小学校の全校児童24人がカヌー体験を行いました。
同校の児童が鳴瀬川でカヌー体験を行うのは6年ぶり。
東日本大震災で堤防が崩壊したため、震災以降は小学校の
プールで体験を行っていました。初めは思い通りに動かせ
ないカヌーも、慣れると自在に動かせるようになり、「もっ
と乗りたい」と川遊びを楽しんでいました。また、救命胴衣
を着た児童たちは、川に入って大はしゃぎ。上流に向かっ
て行進したり、肩まで水に浸かったまま足を浮かせて流さ
れたり、川の流れや冷たさを肌で体験していました。
しっかりと大地に根を張るささ結むすび
7月12日、市内各地
域の農業者20人が参
加し、ささ結の栽培現
地検討会が行われまし
た。
環境への配慮や食味
を重視し、昨年よりも
栽培基準が厳格になっ
たささ結ですが、今年
は昨年よりも多い市内
約35ヘ ク タ ー ル の 田
んぼに作付されていま
す。
検討会場となったほ場で作付をしている齋藤武
康さんは、「ささ結の作付は2年目。倒伏もないし、
作りやすい品種だと思う」と話してくれました。
ささ結は、あっさりとして食べ飽きないササニ
シキ系の新品種として開発されました。近年で
は、日本各地でブランド化を目指した新品種が発
表されており、そのほとんどが粘りの強いコシヒ
カリ系の品種です。その一方、ささ結は、希少なサ
サニシキ系の品種として注目されています。
▲加護坊山のあじさい(7月16日撮影)
▲川の流れに向かっていったり、流れのままに進んだり、初めてのカヌーを楽しんでいました
7月5日、平成28年度優良
工事表彰状授与式を行いまし
た。市が発注し平成27年度に
完成した、道路の舗装や修繕、
建物の建設や改修、設備工事
のうち、特に施工の取り組み
が優秀で、他の模範となる工
事を選択し、品質の高い工事
を行った施工業者11社に、伊
藤市長から表彰状が授与され
ました。
平成28年度大崎市優良工事表彰状授与式
土木部門6件、建築部門4件、設備部門2件
大 崎 発古 川 発
▲センターの職員から指導を受け、土器の洗浄を行う生徒たち
▲土木部門 優良事業者の皆さん
▲建築・設備部門 優良事業者の皆さん
市役所で広報紙づくりを体験した、古川中
学校2年生の丹野利樹くん(写真:右)と我妻
虎ノ介くん(写真:左)。取材から編集まで、ひ
ととおりの作業を体験しました。
この記事はぼくたちが作成しました
平成28年度優良工事・優良業者
土木部門
東北ニチレキ工事㈱ 大崎営業所
平成27年度三本木地域市道蟻ケ袋線舗装修繕工事
㈱加藤建設
平成27年度田尻地域通木地内外2箇所排水路整備工事
世紀東急工業㈱ 古川営業所
平成27年度古川地域生活道舗装修繕工事(その1)
我妻建設㈱
平成26年度市道新幹線東線(新幹線東跨線橋)橋梁耐震補強補修工事
㈱富士土木
平成26年度市道駅南11号線(外4路線)舗装工事
㈱荒谷土建
平成27年度三本木地域市道沖高柳線舗装修繕工事
建築部門
㈱村田工務所
平成27年度大崎市役所東庁舎改修工事
㈱藤山工務店
長岡小学校水泳プール耐震化改修工事(建築)
㈱荒谷土建
岩出山小学校屋内運動場大規模改造工事(建築)
㈱仙北建設
真山体育施設建設工事(建築)
設備部門
㈱ダイマル
平成27年度大崎市役所西庁舎空調設備更新工事
㈱協栄工務店
中山コミュニティセンター建設工事(機械)
投票の重み、選挙事務作業で実感 7 月10日、第24回参議院議員通常選挙で、古川
工業高校の生徒が、投票事務を体験しました。
これは、選挙権が18歳に引き下げられたことを
受け、選挙に親しみを持ってもらおうと市選挙管
理委員会が初めて実施したものです。
参加した19 人の生徒は、古川・松山・三本木・岩
出山・田尻の5カ所の投票所に分かれ、受け付けと
投票用紙の交付を行いました。
参加者の一人、佐々木 柚ゆ ず き
希さん(高1)は、中学
校の生徒会で選挙管理委員として活動したことか
ら、選挙事務に興味を持ち応募したそうです。「中
学校ではなかった厳格な雰囲気を感じた。自分が
選挙権を持ったときにはぜひ投票したい」と話し、
ミスが許されないひとつひとつの作業に、重みを
感じたようでした。
▲受付を担当した佐々木さん。投票者に元気にあいさつしていました
▲まっすぐ伸びるささ結。収穫が楽しみです
▲投票用紙交付を担当した内海さん。一人一枚数え、慎重に対応していました
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