Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21...

18
45 5 Web21 5 セキュリティ管理 Web21 に関する セキュリティ設定を行う この章では、Web21 を利用する上でのセキュリティ に関する設定方法について説明します。 この操作はセキュリティ管理権限を持つ利用者 のみが行えます。 1.・セキュリティ管理 トップ画面の表示方法・ ・・・・・・・・・ 46 2.・セキュリティ管理 トップ画面の説明・ ・・・・・・・・・・・ 47 3.・操作履歴を閲覧する権限を設定する・ ・・・・・・・・・・・・ 48 4.・承認できる上限金額を設定する・ ・・・・・・・・・・・・・・ 49 5.・メール通知の要否を設定する・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 50 6.・明細ごとに承認上限金額を設定する・ ・・・・・・・・・・・・ 53 7.・利用者ごとに利用可能口座を制限する・ ・・・・・・・・・・・ 54 8.・資金移動の承認業務を 2 名で行う・ ・・・・・・・・・・・・・ 56 9.・外部ファイルの取込後データの編集可否を設定する・ ・・・・・ 58 10.・外部ファイル送信するファイルの条件を設定/変更する・・・・ 59 11.・確定取消できる権限を制限する・・・・・・・・・・・・・・・ 60 12.・利用者の操作ロック状態を解除する・・・・・・・・・・・・・ 61

Transcript of Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21...

Page 1: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

45

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5章セキュリティ管理

Web21 に関するセキュリティ設定を行う

この章では、Web21を利用する上でのセキュリティに関する設定方法について説明します。この操作はセキュリティ管理権限を持つ利用者のみが行えます。

1.・セキュリティ管理 トップ画面の表示方法・ ・・・・・・・・・ 46

2.・セキュリティ管理 トップ画面の説明・ ・・・・・・・・・・・ 47

3.・操作履歴を閲覧する権限を設定する・ ・・・・・・・・・・・・ 48

4.・承認できる上限金額を設定する・ ・・・・・・・・・・・・・・ 49

5.・メール通知の要否を設定する・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 50

6.・明細ごとに承認上限金額を設定する・ ・・・・・・・・・・・・ 53

7.・利用者ごとに利用可能口座を制限する・ ・・・・・・・・・・・ 54

8.・資金移動の承認業務を 2名で行う・ ・・・・・・・・・・・・・ 56

9.・外部ファイルの取込後データの編集可否を設定する・ ・・・・・ 58

10.・外部ファイル送信するファイルの条件を設定/変更する・・・・ 59

11.・確定取消できる権限を制限する・・・・・・・・・・・・・・・ 60

12.・利用者の操作ロック状態を解除する・・・・・・・・・・・・・ 61

Page 2: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

46 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 1.セキュリティ管理 トップ画面の表示方法

1.セキュリティ管理権限が設定された利用者 IDでログインします。

 ログイン方法→P.33

2.【セキュリティ管理】ボタンをクリックします。

セキュリティ管理画面が表示されます。

操作完了

1.セキュリティ管理 トップ画面の表示方法

セキュリティ管理権限が設定された利用者 ID でログインし、セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理権限を設定するには→P.37

Page 3: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

47《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 2.セキュリティ管理 トップ画面の説明

2.セキュリティ管理 トップ画面の説明

セキュリティ管理 トップ画面では、3 つのカテゴリの操作を行うことができます。以降では各設定の操作手順について説明します。

スタンダード契約およびデビュー契約では一部設定できない内容があります。以下の対応表を確認してください(エキスパート契約はすべて設定できます)。

○ ・・・ 設定可能 × ・・・ 設定不可設定内容 エキスパート スタンダード デビュー

操作履歴閲覧権限設定 ○ × ×承認上限金額設定 ○ ○ ○メール通知設定 ○ ○ ×明細上限金額設定 ○ ○ ×アクセス権限詳細設定 ○ × ×ダブル承認設定 ○ ○ ×

外部ファイル送信設定取込後データ編集可否設定 ○ ○ ×

ファイル固定設定 ○ × ×確定取消権限設定 ○ ○ ○ロック解除 ○ ○ ○

MEMO• オプションサービスのWeb21@Mailをご利用の場合、セキュリティ管理 トップ画面にWeb21@Mailの設定に関するボタンが

表示されます。Â Web21@Mailの設定・エキスパート・スタンダード契約→『サービス利用編』-13章-「2.振込入金・残高割込の通知を受ける(パソコンバンク Web21@Mail)」・デビュー契約→『サービス利用編』-9章-「2.振込入金・残高割込の通知を受ける(パソコンバンクWeb21@Mail)」

<利用者の権限についての設定>�操作履歴閲覧権限設定→ P.48��承認上限金額設定→ P.49��メール通知設定→ P.50��明細上限金額設定→ P.53��アクセス権限詳細設定→ P.54�

<サービス利用についての設定>�ダブル承認設定→ P.56��外部ファイル送信設定→ P.59��確定取消権限設定→ P.60

<その他>�ロック解除→ P.61�

Page 4: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

48 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 3.操作履歴を閲覧する権限を設定する

3.操作履歴を閲覧する権限を設定する

セキュリティ管理権限を持つ利用者は Web21 利用者すべての操作履歴を閲覧できます。権限がない利用者は操作履歴閲覧できませんが、閲覧可能にする場合は、以下の手順で閲覧権限を設定します。Â 利用者の操作履歴を閲覧するには→『サービス利用編』-2章-「3.利用者の操作履歴を閲覧する」

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【操作履歴閲覧権限設定】ボタンをクリックします。

3.閲覧権限を設定する利用者の、閲覧可能な範囲を設定します。

1 閲覧権限を設定する利用者の、閲覧可能な範囲(「全利用者の履歴」または「利用者自身の履歴」)をクリックして選択します。

2 【登録】ボタンをクリックします。

1

2

お知らせ• 手順 2 の①で、どちらの閲覧可能範囲も選択しな

かった利用者には、閲覧権限がありません。

• 操作履歴の閲覧可能範囲を「利用者自身の履歴」に指定している場合、他の利用者の操作履歴は閲覧できません。

MEMO• 利用者一覧にはセキュリティ管理権限がない利用者が

表示されます。

• 設定したい利用者が表示されない場合は、「会社名」欄のプルダウンから該当の利用者が利用者権限を持つ会社名を選択し、【表示】ボタンをクリックします。

• 【全選択】ボタンと【全解除】ボタンは「利用者自身の履歴」を選択した時にのみ適用されます。

• 【全選択】ボタンをクリックすると、利用者一覧に現在表示されている全利用者に「利用者自身の履歴」の閲覧権限が設定されます。

• 【全解除】ボタンをクリックすると、利用者一覧に現在表示されている全利用者の閲覧権限が解除されます。

操作完了

利用可能--

エキスパートスタンダードデビュー

Page 5: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

49《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 4.承認できる上限金額を設定する

4.承認できる上限金額を設定する

振込等の資金移動するサービスにおいて、承認権限を持つ利用者(承認者)が 1 回の操作で承認できる上限金額をサービスごとに設定します。なお、初期値は「999,999,999,999」です。

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【承認上限金額設定】ボタンをクリックします。

3.該当の承認者の「設定」をクリックします。

MEMO• 設定したい承認者が表示されない場合は、以下の操作

を行います。-「会社名」欄のプルダウンから該当の承認者が承認

権限を持つ会社名を選択し、【表示】ボタンをクリックします。

-上記の方法で表示されなかった場合は、【更新】ボタンをクリックします。

4.承認上限金額を設定します。1 各サービスの「承認上限金額」欄に、金額を入力します。

2 【登録】ボタンをクリックします。

1

2

操作完了

MEMO• 振込先口座確認サービスでは、振込は行わないものの、

確認口座1件あたり108円(税込)の手数料がかかるため、承認者に対して確認手数料の上限金額を設定します。

利用可能利用可能利用可能

エキスパートスタンダードデビュー

Page 6: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

50 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 5.メール通知の要否を設定する

5.メール通知の要否を設定する

資金移動データの承認依頼、および同データの承認時のメール送信要否を設定します。利用者ごとの要否設定はできません(メールアドレスが登録されたすべての利用者に対して適用されます)。メール通知は、データ伝送サービス(総合振込、給与/賞与振込、個人地方税納付)、口座振替サービス、振込・振替サービスおよび振込先口座確認サービスで行われます。メール通知を「要」に設定すると、データ作成者・承認者の操作ごとに、以下のようにメールが通知されます。

承認者 1名の場合

承認者データ作成者

承認

差戻し

確定取消

「承認依頼」メール

「確定取消通知」メール

「差戻し通知」メール

「承認完了」メール

「確定取消通知」メール

データを作成し、確定する

操作者 操 作 メール通知の件名 宛 先

データ伝送サービス口座振替サービス

作成者 確定 承認依頼 承認者作成者(注) 確定取消 確定取消通知 作成者、承認者

承認者承認 承認完了 作成者

差戻し 差戻し通知 作成者承認(エラー) 送信エラー 承認者

振込・振替サービス作成者 確定 承認依頼 承認者

作成者(注) 確定取消 確定取消通知 作成者、承認者承認者 差戻し 差戻し通知 作成者

振込先口座確認サービス

作成者 確定 承認依頼 承認者作成者(注) 確定取消 確定取消通知 作成者、承認者

承認者承認 承認完了 作成者

差戻し 差戻し通知 作成者

(注) 確定取消は、外部ファイル送信サービス以外のサービスについてはデータ作成者以外でも、各サービスの利用者権限保有者であれば操作できます。

利用可能利用可能-

エキスパートスタンダードデビュー

Page 7: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

51《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 5.メール通知の要否を設定する

承認者 2名の場合

第一承認者 第二承認者データ作成者

データを作成し、確定する

承認 承認

差戻し

確定取消

差戻し

「承認依頼」メール

「承認依頼」メール

「確定取消通知」メール「確定取消通知」メール

「承認完了」メール

「差戻し通知」メール

操作者 操 作 メール通知の件名 宛 先

データ伝送サービス口座振替サービス

作成者 確定 承認依頼 第一承認者作成者(注) 確定取消 確定取消通知 作成者、第一承認者

第一承認者承認 承認依頼 第二承認者

差戻し 差戻し通知 作成者

第二承認者承認 承認完了 作成者

差戻し 差戻し通知 作成者承認(エラー) 送信エラー 第二承認者

振込・振替サービス

作成者 確定 承認依頼 第一承認者作成者(注) 確定取消 確定取消通知 作成者、第一承認者

第一承認者承認 承認依頼 第二承認者

差戻し 差戻し通知 作成者第二承認者 差戻し 差戻し通知 作成者

振込先口座確認サービス

作成者 確定 承認依頼 第一承認者作成者(注) 確定取消 確定取消通知 作成者、第一承認者

第一承認者承認 承認依頼 第二承認者

差戻し 差戻し通知 作成者

第二承認者承認 承認完了 作成者

差戻し 差戻し通知 作成者

(注) 確定取消は、外部ファイル送信サービス以外のサービスについてはデータ作成者以外でも、各サービスの利用者権限保有者であれば操作できます。

お知らせ• メールアドレスの設定・変更は管理専用ID/管理専用ID(副)で利用者IDの変更画面から行ってください。Âメールアドレスの設定・変更→P.42

• メール通知の件名はあらかじめ決められておりますので変更することはできません。

• 振込・振替サービスでは、「承認完了」メールは通知されません。

• データ伝送サービス、口座振替サービスおよび振込先口座確認サービスでは「承認者宛メモ」「差戻し理由」等をメール通知に付加できます(振込・振替サービスでは付加できません)。

• メールサーバーの通信状況によってメール通知が遅延することがあります。必要に応じて承認の状況を確認してください。なお、メール通知が回線上の問題(メールの遅延や消失)等によりお手元に届かなかった場合の再送は行っておりません。

Page 8: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

52 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 5.メール通知の要否を設定する

メール通知の要否を設定する

1.「■承認上限金額設定」画面を表示します。Â 「承認できる上限金額を設定する」手順1→P.49

2.メール通知の要否を設定します。1 プルダウンから、「要」または「不要」を選択します。

2 【登録】ボタンをクリックします。

21

3.【OK】ボタンをクリックします。

操作完了

• メール通知の件名はあらかじめ決められておりますので変更することはできません。

• データ伝送サービス、口座振替サービスおよび振込先口座確認サービスでは「承認者宛メモ」「差戻し理由」等をメール通知に付加できます(振込・振替サービスは付加できません)。

メール通知の文例

以下は、承認者宛に通知されるメールの例です。

Page 9: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

53《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 6.明細ごとに承認上限金額を設定する

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【明細上限金額設定】ボタンをクリックします。

3.明細上限金額を設定するサービスを選択します。1 設定するサービスの「要」をクリックして選択します。【設定】ボタンが表示されます。

2 【設定】ボタンをクリックします。

1 2

4.明細上限金額を設定します。1 各承認者の「明細上限金額」欄に、金額を入力します。

2 【登録】ボタンをクリックします。

2

1

お知らせ• 明細上限金額の初期値は0円です。0円のまま登録すると

承認者として指定できません。

5.【登録】ボタンをクリックします。

操作完了

6.明細ごとに承認上限金額を設定する

データ伝送サービス(総合振込、給与/賞与振込、個人地方税納付)と、エキスパート契約の口座振替サービスにて、承認者ごとに明細上限金額を設定できます。振込データに明細上限金額を超える明細が 1 件でも含まれる場合、承認者として指定できません。

利用可能利用可能-

エキスパートスタンダードデビュー

Page 10: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

54 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 7.利用者ごとに利用可能口座を制限する

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【アクセス権限詳細設定】ボタンをクリックします。

3.アクセス権限詳細設定を行うサービスを選択します。

1 設定するサービスの「要」をクリックして選択します。【設定】ボタンが表示されます。

2 【設定】ボタンをクリックします。

1 2

7.利用者ごとに利用可能口座を制限する

取引口座照会サービス、データ伝送サービス、口座振替サービスおよび振込・振替サービスにて、利用者ごとに利用可能な口座を制限できます(アクセス権限詳細設定)。以下の表は、ある利用者 ID に各サービスの操作権限/承認権限を設定した上で、口座 11111 を利用「可」とし、口座 99999 を「不可」とした場合の操作の例です。

サービス名アクセス権限詳細設定を「可」とした

口座 11111 への操作アクセス権限詳細設定を「不可」とした

口座 99999 への操作取引口座照会サービス 取引口座照会が可能 取引口座照会は不可

データ伝送サービス口座振替サービス振込・振替サービス

データを作成する際に、出金口座として指定が可能(ただし、承認者についても口座 11111 に対するアクセス権限詳細設定が「可」となっている必要があります)

データを作成する際に、出金口座は指定不可

承認者として指定されている、口座 11111を出金口座とするデータの承認が可能

口座 99999 を出金口座として指定しているデータの承認は不可

口座 11111 を出金口座として自分が作成したデータを閲覧 ・ 再利用が可能(他の利用者が口座11111 を出金口座として作成したデータの閲覧 ・再利用は不可(注))

口座 99999 を出金口座として指定しているデータの閲覧・再利用は不可

(注)利用可能口座の指定方法が「全口座指定」(今後追加される口座も含め、すべての利用口座を利用可能とする指定)の場合を除く。

利用可能--

エキスパートスタンダードデビュー

Page 11: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

55《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 7.利用者ごとに利用可能口座を制限する

4.該当の利用者の【設定】ボタンをクリックします。

MEMO• 設定したい利用者が表示されない場合は、以下の操作

を行います。-「会社名」欄のプルダウンから該当の利用者が

利用者権限を持つ会社名を選択し、【表示】ボタンをクリックします。

-上記の方法で表示されなかった場合は、「承認上限金額設定」画面にて「会社名」欄のプルダウンから該当の利用者が利用者権限を持つ会社名を選択し、【更新】ボタンをクリックします。

 「承認上限金額設定」画面を確認する→P.49

5.利用可能な口座を指定します。1 A 利用可能な口座を指定する場合:

指定する口座の「可否」をクリックして選択します。

B すべての口座を利用可能にする場合:「全口座指定」をクリックして選択します。

2 指定し終わったら、【登録】ボタンをクリックします。引き続き、他のサービスも設定する場合は手順 2 に戻ります。

A

B

2

お知らせ• 「全口座指定」を指定した場合、今後追加される口座

も含め、すべての利用口座が利用可能です。また、他の利用者が作成したデータを閲覧・再利用することも可能です。

操作完了

Page 12: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

56 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 8.資金移動の承認業務を 2名で行う

8.資金移動の承認業務を 2名で行うダブル承認の利用時に、この設定が必要です。

「高額な資金移動ではセキュリティを強化したい」「資金移動の承認は必ず 2 人体制にして間違いが無いようにしたい」といった場合に、ダブル承認を用います。ダブル承認とは資金移動の承認業務を 2 名で行う機能であり、次の設定が必要です。・資金移動サービスごとにダブル承認の要否を設定する・ダブル承認を「要」と設定した資金移動サービスの単独承認上限金額を設定する(設定した金額までは 1 名で承認を行います)

お知らせ• データ伝送サービス(総合振込、給与/賞与振込、個人地方税納付)、口座振替サービス、振込・振替サービスおよび

振込先口座確認サービスが対象です。税金・各種料金の払込サービスを除きます。

• ダブル承認設定を変更しても、すでに確定済みのデータには反映されません。確定済みのデータのダブル承認設定を変更する場合は、いったん該当の承認待データを確定取消するか、承認者により差戻ししたうえで、データを再作成します。Â 承認待データを確定取消するには・エキスパート・スタンダード契約→『サービス利用編』-5章-「5.データを確定する」Â 承認待データを差戻すには・エキスパート・スタンダード契約→『サービス利用編』-11章-「6.差戻す」

利用可能利用可能-

エキスパートスタンダードデビュー

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【ダブル承認設定】ボタンをクリックします。

3.ダブル承認を設定します。1 設定するサービスの「要」をクリックして選択します。

2 「単独承認上限金額」欄に、金額を入力します。

3 【登録】ボタンをクリックします。

1 2

3

お知らせ• 単独承認上限金額を超えると、ダブル承認となり

ます。それ以下の金額の場合は、1名で承認(単独承認)を行います。

• 単独承認上限金額を「0円」で設定したサービスは、常にダブル承認となります。単独承認はできません。

• 振込先口座確認サービスでは、振込は行わないものの、確認口座1件あたり108円(税込)の手数料がかかるため、確認手数料についてダブル承認の要否および単独承認上限金額を設定します。

操作完了

Page 13: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

57《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 8.資金移動の承認業務を 2名で行う

承認方法のパターンとその設定について

常にダブル承認(承認者は 2名必要)する場合

ダブル承認設定を「要」(チェックあり)にし、単独承認上限金額を 0 円に設定して【登録】ボタンをクリックします。

常に単独承認(承認者は 1名のみ)する場合

ダブル承認設定は「不要」(チェックなし)に設定して【登録】ボタンをクリックします。

資金移動する金額によって承認者の人数を1名~ 2名に変える場合

ダブル承認設定を「要」(チェックあり)にし、単独承認上限金額を設定して【登録】ボタンをクリックします。

上図の設定の場合、例えば振込・振替サービス(単独承認上限金額が 1,000 円)では、以下のようになります。• 資金移動する金額が1円~1,000円のときは、承認者は1名

のみとなります。• 資金移動する金額が1,001円以上のときは、承認者は2名

必要となります。

Page 14: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

58 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 9.外部ファイルの取込後データの編集可否を設定する

9.外部ファイルの取込後データの編集可否を設定する

外部ファイルの取込後に、Web21 の画面上で取込後データの編集を可能にするかどうかを設定できます(取込後データ編集可否設定)。

お知らせ• Web21メニューの「総合振込」「給与/賞与振込」「個人地方税納付」「口座振替」の各サービス内にある外部ファイル送信機能

が対象です(Web21メニューの「外部ファイル送信」では、取込後データの編集はご利用いただけません)。

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【外部ファイル送信設定】ボタンをクリックします。

3.取込後データ編集可否設定を行います。① 取込後のデータ編集を許容にする場合は「可」、データ編集を許容しない場合は「否」を選択します。

②【登録】ボタンをクリックします。

1

2

操作完了

利用可能利用可能-

エキスパートスタンダードデビュー

Page 15: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

59《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 10.外部ファイル送信するファイルの条件を設定/変更する

10.外部ファイル送信するファイルの条件を設定/変更する

外部ファイル送信サービスで、送信するファイルの名称やファイル形式を設定し、設定したファイル名以外のファイルは送信できないようにします(ファイル固定設定)。送信ファイルの指定ミスや、担当者によるデータの改ざんを防止するための、セキュリティ強化機能のひとつです。

利用可能--

エキスパートスタンダードデビュー

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【外部ファイル送信設定】ボタンをクリックします。

3.「ファイル固定」の「要」または「不要」をクリックして選択します。「要」を選択すると、以降で設定したファイル名以外のファイルはエラーになります。

4.ファイルの条件を設定/変更します。1 A ファイル名を設定/変更する場合:

「変更」をクリックして選択し、ファイル名を設定します。【参照】ボタンをクリックして該当のファイルを選択します。

B ファイル形式を設定/変更する場合:プルダウンから、ファイル形式を選択します。

C レコード長を設定/変更する場合:「レコード長」欄に、数値を入力します。未設定の場合は 120バイト設定になります。

設定変更可能範囲

• 総合振込113~999バイト

• 給与/賞与振込111~999バイト

• 個人地方税納付117~999バイト

• 口座振替112~999バイト

2 【登録】ボタンをクリックします。

A

BC

2

操作完了

Page 16: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

60 《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 11.確定取消できる権限を制限する

11.確定取消できる権限を制限する

確定取消を可能とする権限をサービスごとに設定できます。Â 確定取消について→『サービス利用編』-5章-「5.データを確定する」

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【確定取消権限設定】ボタンをクリックします。

3.サービスごとに、確定取消可能な権限範囲を設定します。

1 権限範囲をプルダウンで選択します。設定可能な権限範囲は、以下のとおりです。

利用可:

各サービスの利用者権限を持つ利用者は、すべてのデータを確定取消できます。

作成者のみ利用可:

操作者自身が作成したデータのみ確定取消できます。

利用不可:

すべての利用者は、データの確定取消ができません。

2 【登録】ボタンをクリックします。

2

1

操作完了

利用可能利用可能利用可能

エキスパートスタンダードデビュー

Page 17: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

61《導入・事前設定編》

5章 W

eb21

に関するセキュリティ設定を行う

5 章Web21 に関するセキュリティ設定を行う/ 12.利用者の操作ロック状態を解除する

1.セキュリティ管理 トップ画面を表示します。Â セキュリティ管理 トップ画面の表示方法→P.46

2.【ロック解除】ボタンをクリックします。

3.ロックを解除する利用者の【解除】ボタンをクリックします。

4.【OK】ボタンをクリックします。

5.【OK】ボタンをクリックします。

操作完了

12.利用者の操作ロック状態を解除する

税金・各種料金の払込サービスにおいて、払い込み情報(納付番号またはお客様番号、確認番号、納付区分)を一定回数以上間違って入力すると、利用者 ID にロックがかかり、その利用者は税金・各種料金の払込サービスを利用できなくなります。利用を再開するには、該当利用者のロックを解除する必要があります。

利用可能利用可能利用可能

エキスパートスタンダードデビュー

Page 18: Web21に関する セキュリティ設定を行う...46 《導入・事前設定編》 5章 Web21 に関するセキュリティ設定を行う 5章 Web21に関するセキュリティ設定を行う/1.

62 《導入・事前設定編》