Sustainability Report 情報開示方針 富士フイルムグ...

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企業行動憲章に則った倫理行動 事業プロセスにおける 環境・社会への配慮 事業を通じた 社会課題の解決 【企業理念】 持続可能な社会 新たな価値の創造 人々の心が躍る革新的な 「技術」 「製品」 「サービス」を提供し、 明日のビジネスや 生活の可能性を広げる。 コーポレートスローガン Sustainable Value Plan 2030 【中期CSR計画】 FUJIFILM Sustainable Value Plan 2016 Sustainability Report 2017 01 Sustainability Report 2017 02 創る、つながる、未 来 へ Sustainability Report 2017 情報開示方針 富士フイルムグループのCSRの考え方 富士フイルムグループのコーポレートスローガン 富士ゼロックスおよび関連会社は、EU諸国を先行例とするCSR側面の非財務情報開 示の法制化の動向に注意を払い、Global Reporting Initiativeなど国際的な報告基準へ の準拠やSDGsのような新たな要請に対応し、結果のみならず、意思決定プロセスの透明 性とPDCAの健全性を適正に開示する体制と運用を整備します。 CSR側面の非財務情報の開示は、本サステナビリティレポートを主な媒体として、毎年 行います。 当社は非上場会社ですが、富士フイルムホールディングス株式会社(東証1部上場)の 連結子会社として、投資家の皆様の関心にも配慮した情報開示をすすめています。 非財務情報の開示に関する考え方 富士ゼロックスおよび関連会社全体としてのサステナビリティ報告は、富士ゼロックスが 本誌およびウェブサイトで行います。 各国・地域の関連会社において、現地の法令規則や市場への対応などの理由から独自にサ ステナビリティ報告を行う必要がある場合は、個別にサステナビリティ報告書を制作・発行 します。 報告対象に関する考え方 Contents 2018年8月 次回報告の予定 富士ゼロックスおよび国内外の関連会社を報告の対象とします。特定の地域や法人に限定される 事項を報告する際にはその点を明記します。 報告対象組織 2016年度(2016年4月から2017年3月まで)の取り組みを中心に、2017年度の方針や活動に ついても一部報告します。 報告対象期間 Sustainability Report 2017 の報告内容について 国連グローバル・コンパクトへの報告 本レポートを、国連グローバル・コンパクト署名企業と して4分野10原則の進捗を報告する「Global Compact Communication on Progress」として、ステークホル ダーに公表しています。国連グローバル・コンパクトへの 参画については24ページをご覧ください。 参考にしたガイドライン 当社のサステナビリティ報告(本レポートおよびウェブサイトによる開示)は、Global Reporting Initiative「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第4版」 (G4)の「中核」に準拠しています。 その他、環境省「環境報告ガイドライン2012年版」を参考にしました。 情報開示方針 富士フイルムグループのCSRの考え方 持続可能な社会の実現に向けて トップコミットメント 不適切会計処理問題について 富士フイルムグループ新CSR計画 Sustainable Value Plan SVP2030 社会課題解決に向けた富士ゼロックスの事業 富士ゼロックスの経営理念とCSR中長期の方向性 富士ゼロックスが中長期的に目指すものと 事業内容 富士ゼロックスの価値創造プロセス 特集 1. Smart Work の実現に向けた 研究技術開発の挑戦 2. 働き方を新たなステージへ導く Smart Work Gateway 富士ゼロックスの提供価値 2016年度の活動報告 知の創造と活用をすすめる環境の構築 お客様への取り組み 取引先への取り組み 世界の相互信頼と文化の発展への貢献 地域社会への取り組み 地球環境への取り組み 各国・地域のCSR活動 一人ひとりの成長の実感と喜びの実現 従業員への取り組み 経営の基盤 主要なCSR指標 CSR指標一覧 第三者意見 富士ゼロックスの事業概要 01 02 03 05 09 11 13 15 17 21 23 25 29 31 34 37 38 42 44 52 53 【第1章】 【第2章】 【第3章】 【第4章】 富士フイルムグループは、創立80年を機に、社会に価値ある革新的な「技術」「製品」「サービス」を生み出し続け、お客様の明日のビジネ スや生活の可能性を広げるチカラになるというコーポレートスローガン「Value from Innovation」を制定しました。先進・独自の技術で新 たな価値を創出し、事業活動を通じて世の中のさまざまな社会課題を解決することが、当グループの事業成長の機会であると同時に、社会 への貢献につながると考えています。 富士フイルムグループは「新たな価値創出」により、社会の持続的な発展に貢献できる企業を目指します。 2015年9月に国連総会で採択されたSDGs。当社は、17項目すべてにかかわりながら、最終的に 目標8「働きがいと経済成長の実現」に貢献する取り組みをすすめています。 持続可能な開発のための2030 アジェンダ Sustainable Development Goals SDGs 富士フイルムグループの考えるCSRとは、誠実かつ公正な事業活動を通じて企業理念を実践することにより、 社会の持続可能な発展に貢献することです。 私たちは、経済的・法的責任を果たすことはもとより、 1. グローバルおよび地域のさまざまな環境・社会課題を認識し、事業活動を通してその解決に向けた価値を提供していきます。 2. 私たちの事業プロセスが環境・社会に与える影響を常に評価し、その継続的な改善をすすめるとともに、 社会にポジティブな影響を広めていきます。 3. ステークホルダーとのコミュニケーションを通して、社会の要請や期待に適切に応えているか、 私たちの活動を常に見直していきます。 4. 積極的に情報開示をすすめ、企業の透明性を高めます。 ・国連 http://www.un.org/en/index.html 関連記事 web ・富士フイルムホールディングス CSRの考え方と各種方針 http://www.fujifilmholdings.com/ja/sustainability/vision/index.html 関連記事 web

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Page 1: Sustainability Report 情報開示方針 富士フイルムグ …...2016年度(2016年4月から2017年3月まで)の取り組みを中心に、2017年度の方針や活動に

企業行動憲章に則った倫理行動

事業プロセスにおける環境・社会への配慮

事業を通じた社会課題の解決

【企業理念】

持続可能な社会

新たな価値の創造 人々の心が躍る革新的な「技術」「製品」「サービス」を提供し、

明日のビジネスや生活の可能性を広げる。

コーポレートスローガン

Sustainable Value Plan 2030

【中期C S R計画】FUJIFILM

Sustainable Value Plan 2016

Sustainability Report 201701 Sustainability Report 2017 02

創る、つながる、未来へ

SustainabilityReport2017

情報開示方針

富士フイルムグループのCSRの考え方

富士フイルムグループのコーポレートスローガン

富士ゼロックスおよび関連会社は、EU諸国を先行例とするCSR側面の非財務情報開示の法制化の動向に注意を払い、Global Reporting Initiativeなど国際的な報告基準への準拠やSDGsのような新たな要請に対応し、結果のみならず、意思決定プロセスの透明性とPDCAの健全性を適正に開示する体制と運用を整備します。

CSR側面の非財務情報の開示は、本サステナビリティレポートを主な媒体として、毎年行います。

当社は非上場会社ですが、富士フイルムホールディングス株式会社(東証1部上場)の連結子会社として、投資家の皆様の関心にも配慮した情報開示をすすめています。

非財務情報の開示に関する考え方

● 富士ゼロックスおよび関連会社全体としてのサステナビリティ報告は、富士ゼロックスが本誌およびウェブサイトで行います。

● 各国・地域の関連会社において、現地の法令規則や市場への対応などの理由から独自にサステナビリティ報告を行う必要がある場合は、個別にサステナビリティ報告書を制作・発行します。

報告対象に関する考え方

Contents

2018年8月●次回報告の予定

富士ゼロックスおよび国内外の関連会社を報告の対象とします。特定の地域や法人に限定される事項を報告する際にはその点を明記します。

●報告対象組織

2016年度(2016年4月から2017年3月まで)の取り組みを中心に、2017年度の方針や活動についても一部報告します。

●報告対象期間

Sustainability Report 2017の報告内容について

●国連グローバル・コンパクトへの報告本レポートを、国連グローバル・コンパクト署名企業と

して4分野10原則の進捗を報告する「Global Compact Communication on Progress」として、ステークホルダーに公表しています。国連グローバル・コンパクトへの参画については24ページをご覧ください。

●参考にしたガイドライン当社のサステナビリティ報告(本レポートおよびウェブサイトによる開示)は、Global Reporting

Initiative「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第4版」(G4)の「中核」に準拠しています。その他、環境省「環境報告ガイドライン2012年版」を参考にしました。

情報開示方針富士フイルムグループのCSRの考え方

持続可能な社会の実現に向けて トップコミットメント 不適切会計処理問題について 富士フイルムグループ新CSR計画 Sustainable Value Plan(SVP) 2030

社会課題解決に向けた富士ゼロックスの事業 富士ゼロックスの経営理念とCSR中長期の方向性 富士ゼロックスが中長期的に目指すものと 事業内容

富士ゼロックスの価値創造プロセス 特集  1. Smart Workの実現に向けた

研究技術開発の挑戦

 2. 働き方を新たなステージへ導くSmart Work Gateway

富士ゼロックスの提供価値 2016年度の活動報告 知の創造と活用をすすめる環境の構築  お客様への取り組み  取引先への取り組み 世界の相互信頼と文化の発展への貢献  地域社会への取り組み  地球環境への取り組み  各国・地域のCSR活動 一人ひとりの成長の実感と喜びの実現  従業員への取り組み 経営の基盤

主要なCSR指標 CSR指標一覧

第三者意見富士ゼロックスの事業概要

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【 第1章 】

【 第2章 】

【 第3章 】

【 第4章 】

 富士フイルムグループは、創立80年を機に、社会に価値ある革新的な「技術」「製品」「サービス」を生み出し続け、お客様の明日のビジネスや生活の可能性を広げるチカラになるというコーポレートスローガン「Value from Innovation」を制定しました。先進・独自の技術で新たな価値を創出し、事業活動を通じて世の中のさまざまな社会課題を解決することが、当グループの事業成長の機会であると同時に、社会への貢献につながると考えています。 富士フイルムグループは「新たな価値創出」により、社会の持続的な発展に貢献できる企業を目指します。

2015年9月に国連総会で採択されたSDGs。当社は、17項目すべてにかかわりながら、最終的に目標8「働きがいと経済成長の実現」に貢献する取り組みをすすめています。

持続可能な開発のための2030アジェンダSustainable Development Goals (SDGs)

 富士フイルムグループの考えるCSRとは、誠実かつ公正な事業活動を通じて企業理念を実践することにより、社会の持続可能な発展に貢献することです。

私たちは、経済的・法的責任を果たすことはもとより、

1. グローバルおよび地域のさまざまな環境・社会課題を認識し、事業活動を通してその解決に向けた価値を提供していきます。

2. 私たちの事業プロセスが環境・社会に与える影響を常に評価し、その継続的な改善をすすめるとともに、社会にポジティブな影響を広めていきます。

3. ステークホルダーとのコミュニケーションを通して、社会の要請や期待に適切に応えているか、私たちの活動を常に見直していきます。

4. 積極的に情報開示をすすめ、企業の透明性を高めます。

・国連 http://www.un.org/en/index.html

関連記事web・富士フイルムホールディングス CSRの考え方と各種方針 http://www.fujifilmholdings.com/ja/sustainability/vision/index.html

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