Solution Brochure - KeysightSolution Brochure - Tan δ 0.01以下の...
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低損失誘電材料測定の定番ソリューション1GHz~10GHz
空洞共振器摂動法を用いた 使いやすく再現性の高いソリューション
Keysight Technologies & EMラボ
Solution Brochure
- Tanδ 0.01以下の 低損失誘電材料の評価に最適
- 棒状の試料を上部の挿入孔に 入れるだけ。 細かい操作や調整は一切不要!
- 誘電率測定ソフトによる 効率的で確実な測定
- 堅牢なハードウェアが長年にわたり 再現性の高い測定を提供
関東電子応用開発が日本で初めて販売を開始して以来四半世紀以上にわたり多くの企業や研究機関で幅広くご利用いただき改善を重ねてきた非常に信頼性の高いソリューションです。共振器自身の極めて高いQ値(10,000以上、代表値)により、tanδ0.01以下の低損失材料の正確な評価を可能にします。優れた基本設計と、高い加工精度をはじめとする徹底的な製造工程管理により、優れたハードウェア性能を実現しています。
さらに、測定手順がシンプルなので、効率よく再現性の高い測定が可能です。基本的に、共振器上部の試料挿入孔から、棒状に加工した試料を入れるだけです。試料の位置決めなどの必要がないため、作業者による測定値のバラツキが極めて小さくなります。また、測定用ソフトウェアのステップバイステップの説明にしたがって作業することで、初めて使う方でも確実に正しい測定結果を得ることができます。
共振器摂動法による正確な誘電率測定共振器摂動法では、共振器の電界最大部分に誘電体試料を入れることによる共振状態の変化から複素比誘電率を測定します。周波数の変化から誘電率が、Q値の変化から誘電損が求まります。共振器自体のQ値が非常に高いので(10,000以上、代表値)、低損失試料の挿入によるわずかな損失変化も、大きなQ値の変化をもたらすため、正確な測定が可能です。
独自の試料挿入孔が簡単で正確な測定を可能に共振器にサンプル挿入用の孔を開けることによる電界の乱れは、摂動法における大きな課題です。サンプル挿入孔で導波管を形成し適切なフィルタ特性を持たせることで、共振器から漏れる電磁波を最小限に抑え正確な測定を実現しています。また、漏れを防ぐためのシールドケースなどの可動部分が無いので高い再現性が得られます。
低損失誘電材料測定の定番ソリューション 1GHz~10GHz
技術ハイライト
キーサイト製品との構成例 *別途制御用PCが必要です
Keysight Streamlineシリーズ USBネットワーク・アナライザ P9373A (14 GHz)
空洞共振器用誘電率測定ソフトウェア CP-MA
空洞共振器用スターターキット CP-ST
空洞共振器 1 GHz CP-001
空洞共振器ラインナップ
空洞共振器 1 GHz CP-001
空洞共振器 2 GHz CP-002
空洞共振器 2.45 GHz CP-245
空洞共振器 3 GHz CP-003
空洞共振器 5 GHz CP-005
空洞共振器 5.8 GHz CP-580
空洞共振器 10 GHz CP-010
(共振周波数偏移)∆f
∆f1=∆f2
∆f1∆F1∆F1=∆F2
∆Q
∆F2 ∆f2
3db帯域幅試料あり試料なし
(Q値偏移)
透過特性
周波数
S21
挿入孔:円形導波管が電磁波の 漏れをシャットアウト
お問い合せ
EMラボ株式会社mail [email protected]サイト www.emlabs.jp
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本書の情報は、予告なし変更されることがあります。 © Keysight Technologies, 2020. Published in Japan, April 06, 2020. 5992-3440JAJP 0000-08cS