設定だけでここまでできる！ハンズオンウェブセミナー （1回目）商談画面のカスタマイズ

2020/01/15

salesforce.com

カスタマーサクセス本部

濱島尚人 (Hamashima Naoto)

カスタマーサクセス本部, Admin Evangelist

趣味：アイスホッケー、Dev環境でデモ映えする機能探し

推しProduct：Pardot, SvC Cloud, Social Studio

最近の悩み：フロー（とボットも）の機能強化に追いつかない

Forward-Looking Statements

Statement under the Private Securities Litigation Reform Act of 1995: This presentation may contain forward-looking statements that involve risks, uncertainties, and assumptions. If any such uncertainties materialize or if any of the assumptions proves incorrect, the results of salesforce.com, inc. could differ materially from the results expressed or implied by the forward-looking statements we make. All statements other than statements of historical fact could be deemed forward-looking, including any projections of subscriber growth, earnings, revenues, or other financial items and any statements regarding strategies or plans of management for future operations, statements of belief, any statements concerning new, planned, or upgraded services or technology developments and customer contracts or use of our services.

The risks and uncertainties referred to above include – but are not limited to – risks associated with developing and deliveringnew functionality for our service, our new business model, our past operating losses, possible fluctuations in our operating results and rate of growth, interruptions or delays in our Web hosting, breach of our security measures, the immature market in which we operate, our relatively limited operating history, our ability to expand, retain, and motivate our employees and manage our growth, new releases of our service and successful customer deployment, our limited history reselling non-salesforce.com products, and utilization and selling to larger enterprise customers. Further information on potential factorsthat could affect the financial results of salesforce.com, inc. is included in our annual report on Form 10-K for the fiscal year ended January 31, 2009 and our other filings. These documents are available on the SEC Filings section of the Investor Information section of our Web site.

Any unreleased services or features referenced in this or other press releases or public statements are not currently available and may not be delivered on time or at all. Customers who purchase our services should make the purchase decisions based upon features that are currently available. Salesforce.com, inc. assumes no obligation and does not intend to update these forward-looking statements.

本ウェブセミナーシリーズの位置付け

主な対象者：

• Salesforceを契約されたばかりの方

• システム管理者/アドミンになったばかりの方

本日の資料・動画：Trailblazer Communityにてご取得ください

システム管理者の方々が日々よく聞く業務要望を、

4回のウェブセミナーを通してハンズオンで実装します

本ウェブセミナーシリーズの位置付けシステム管理者の方々が日々よく聞く業務要望を、

4回のウェブセミナーを通してハンズオンで実装します

Salesforceで簡単に設定のみで実装しましょう！！

営業部長

• 画面がもっと見やすくなれば業務効率が上がります！！

• 入力の漏れやミスをシステムで防ぎたいなぁ・・・

• 入力は手間がかかるので自動で入力されるようにしたいです！！

システム管理者

本ウェブセミナーシリーズの位置付けシステム管理者の方々が日々よく聞く業務要望を、

4回のウェブセミナーを通してハンズオンで実装します 1/10 実施

1/29（水）12:00 – 13:00

2/12（水）12:00 – 13:00

・項目の追加・画面の標準カスタマイズ

・簡単な業務ルールの実装

・業務の自動化

本日

Agenda：ハンズオンウェブセミナー（1回目）

オブジェクトとは

• オブジェクトは「箱」 レコードはその「中身」

• よく利用される標準オブジェクト

• 標準オブジェクトを利用するメリット

• オブジェクトに関するよくある質問

商談画面をカスタマイズしてみよう！

• 項目の追加

• ページレイアウトを利用した項目の場所修正

• 編集ページを利用した画面コンポーネントの変更

最後に：活用できるリソースと今後のウェブセミナーのご案内

Q&A

商談画面のカスタマイズ

オブジェクトとは

オブジェクトは「箱」 レコードはその「中身」1/10開催「Salesforceのキホンのキ！超初級ウェブセミナー」より抜粋

オブジェクト

レコードA

レコードB

レコードC

食べ物

よく利用される標準オブジェクト

リード/見込客

商談

取引先 取引先責任者

株式会社XのAさん株式会社XのBさん

株式会社X

AさんBさん

商談C

商談D

問い合わせ

問い合わせC

問い合わせD問い合わせE

変換/コンバート

ToDo

行動キャンペーン

イベントF

※その他ナレッジや商品、見積などよく聞くものはありますが、裏で動いているものを含め実はこんなにあります<<https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.api.meta/api/sforce_api_objects_list.htm>>

参考：標準オブジェクトを利用するメリット# メリット 要約 効果 詳細

1 Salesforce のイノベーションの恩恵を受ける

•年3回の自動機能強化•市場ニーズの早期取り込み•設定ベースによる機能有効化

•市場競争力維持•ロードマップの明確化•標準機能の拡張による品質確保

Salesforce では、大規模なユーザーリサーチやマーケットリサーチ、そしてお客様への聞き取り調査を実施することによって、どのような新機能が必要とされ、最も求められているかを判断します。その後、膨大な数の UX、PM、エンジニアリング、品質管理のリソースを投入して、年に 3 回、新しい機能を開発し、リリースします。Salesforce の製品を使用するということは、常に最新のバージョンを使用でき、導入された新しい機能を「オンにする」だけでよいことを意味します。

2 AppExchange の価値を最大限に利用する

•パートナーソリューションを活用可能

•設定ベースによる機能追加

•市場アイデア・ノウハウの吸収•機能拡張の実装工数/期間短縮•開発に比して、低リスクでの機能実装

パートナー企業のエコシステムでは、標準オブジェクトや標準機能を使ってすべてのアプリが構築されています。AppExchange を活用することにより、企業、ユーザー、そしてお客様にとって最高のイノベーションを、短時間で簡単に取り入れることができます。これによって、あなたのビジネスに独自の価値を付加したり、業務の最適化、お客様とのつながりに時間や労力を費やすことができるようになります。

3 導入にかかる初期投資と継続的投資を最適化する

•動作保証された標準UIの使用• UI以外の必要要件への実装工数割り当て

•導入/開発期間の短縮•真に求めらている要件の充足•変化対応力の具備

「カスタムオブジェクトではなく標準オブジェクトを使用する」または「独自の UI を構築する代わりに標準 UI を使用する」という適切な判断を下すことで、導入した環境をビジネスプロセスとユーザーのニーズに合わせて最適化するために費やす時間と予算を増やすことができます。これは、次の 2 つの方法で実証できます。（a）初期テストまたはパイロットフェーズの導入期間を短縮できます。（b）もっと先のフェーズで実施する予定だった項目を、初期の作業範囲に前倒しで盛り込めるようになる場合があります。

4 トレーニングや人材の配属にかかる時間と費用を節約する

•オンライントレーニングを利用可能

•認定バッジの付与

•教育期間短縮•ベストプラクティスの体系的理解•管理者の保有スキル可視化

Salesforce は最近、Trailhead を発表しました。Trailhead は、Salesforce の初心者から上級開発者、経営者までを対象とし、何百もの学習モジュールを提供するガイド付きトレーニングシステムです。Salesforce の豊富な標準機能を使用する際のベストプラクティスとパターンを学ぶことができます。Trailhead は、Salesforce のプラットフォームでトレーニングを受けた、次世代のユーザー、管理者、開発者を育成します。またこれによって、採用した人材が一人前になり、実際に成果をあげるようになるまでの時間を短縮できます。

5 組織の統合に備える •標準オブジェクトの統合=> 組織統合の負担軽減

•組織統合時の工数/期間短縮•組織変更への柔軟性確保• ITガバナンスの負担軽減

もし企業が Salesforce の標準オブジェクトと標準機能を使用していれば、組織の統合に必要な作業は比較にならないほど簡単なものとなります。逆に、標準オブジェクトと標準機能を使用していなければ、何か月もの作業期間が余分にかかり、生産性も下がるため、小規模な業務にも莫大なコストがかかる可能性があります。

おまけ

コミュニティから価値を受け取り、コミュニティに貢献できる

•ユーザコミュニティの提供=> 標準機能をベースにした情報交換、相互解決

• Salesforceユーザの知見活用•情報交換による現場の不安解消•顕在化された課題の理解によるリスク回避

Salesforce を活用することで、価値を最大限に引き出せるように支援し合うという志を持った、スマートで、経験豊かな人々が集まる素晴らしいコミュニティもあります。標準オブジェクトや標準機能を使うということは、このコミュニティのメンバーとの共通言語を持てるということです。サポートを求めると、何についてサポートが必要なのかを即座に理解してくれますし、あなたの会社が抱える問題に対するソリューションがすでに存在していることもあります。

出典：セールスフォースブログ「使わないなんてもったいない！今すぐ標準オブジェクトを使うべき5つの理由」

• 主従関係と参照関係は後々変更は可能？

設定上は可能です・・・が、以下のような考慮点もあるのでできる限り最初に検討し選択してください

変更できる条件がある

従オブジェクト側のレコードの所有者項目がなくなる（= ビューやレポートで条件指定をしていると影響あり）、

従オブジェクト側のレポートタイプが変更され、無効なレポートになります

リードやユーザオブジェクトなど主従関係の親になれないオブジェクトもあります

各カスタムオブジェクトに作成できる主従関係は2つまで、などの制約もあります

• 多対多（N対N）の関係（リレーション）を作りたい場合はどうすれば良いのか？

中間オブジェクト（連結オブジェクト）を作成してください

https://help.salesforce.com/articleView?id=relationships_manytomany.htm&type=5

システム管理者の方からよく頂く質問を抜粋しました

オブジェクトに関するよくある質問

商談画面をカスタマイズしてみよう！

想定シナリオ

営業部長

あなたはオンライン広告やマス広告を提供している会社のシステム管理者です。Salesforceを導入し、ある日営業会議で以下のような要望が出ました。

• 広告の納品日とか営業活動する上で必要な情報が欲しいです。あと納品日は営業の完了予定より前の日が入らないといいですね・・・入力ミスをする人もいるので

• 製作チームが広告作る上で必要な情報はまとめて製作チームが見れるようにしたいです

• 活動は営業する上でよく見るので広く表示できると営業活動がとても捗ります！！Chatterはタブ切り替えとかで表示できればとてもいいのですが・・・

• 一度契約をもらったお客さんはすぐわかるように区別したいです。ただ毎回入力するのはちょっとしんどい・・・

想定シナリオ

営業部長

あなたはオンライン広告やマス広告を提供している会社のシステム管理者です。Salesforceを導入し、ある日営業会議で以下のような要望が出ました。

• 広告の納品日とか営業活動する上で必要な情報が欲しいです。あと納品日は営業の完了予定より前の日が入らないといいですね・・・入力ミスをする人もいるので

• 製作チームが広告作る上で必要な情報はまとめて製作チームが見れるようにしたいです

• 活動は営業する上でよく見るので広く表示できると営業活動がとても捗ります！！Chatterはタブ切り替えとかで表示できればとてもいいのですが・・・

• 一度契約をもらったお客さんはすぐわかるように区別したいです。ただ毎回入力するのはちょっとしんどい・・・

今回やること

1. 項目の追加

• 納品日/DeliveryDate：日付型

• 申し送り有無/MessageCheck：チェックボックス

• 申し送り事項/Message：テキストエリア

• 広告種別/MediaCategory：選択リスト

• 広告媒体/Media：複数選択リスト

• （取引先）既存/Existing：チェックボックス

2. ページレイアウトから項目の表示位置変更

3. 編集ページから画面構成の修正

以下の3ステップで商談画面を業務に合わせて変更します

作成イメージ

変更前 変更後

項目の追加対象のオブジェクトから項目の追加/修正を行うことができる

項目の追加例：商談に”納品日“（日付型）を追加

1. 対象の項目のデータ型を定義 2. 項目の表示ラベルと項目名（英字のみ）を定義

3. 項目を参照/編集できるプロファイルを設定 4. 項目を表示するページレイアウトを選択

ページレイアウトを利用した項目の場所修正対象のオブジェクトの項目の場所を変更することができる

編集ページを利用した画面コンポーネントの変更対象のオブジェクトのページの構成を変更することができる

お疲れ様でした！まずは画面のカスタマイズが完了しました

これで営業活動に適した見やすい画面になりました！

今回追加した項目などを利用し、次回は簡単な業務ルールをいくつか実装していきます

最後に活用できるリソースと今後のウェブセミナーのご案内

今後の初級ハンズオンウェブセミナーの予定

0回目：Salesforceのキホンのキ！超初級ウェブセミナー

• 1/10 開催

1回目：ハンズオンウェブセミナー：商談画面のカスタマイズ

• 本日開催

2回目：ハンズオンウェブセミナー：ちょっとした設定Tips（数式、入力規則）

• 1/29（水） 12:00 – 13:00

• 申込ページ：https://register.gotowebinar.com/register/7795343230839770114

3回目：ハンズオンウェブセミナー：自動化を使ってみよう（プロセスビルダー）

• 2/12（水） 12:00 – 13:00

• 申込ページ：https://register.gotowebinar.com/register/3563551673948601346

今後2つのハンズオンウェブセミナーが開催されます、お楽しみに！

オススメTrailhead本日のウェブセミナーに関するTrailheadトレイル；

Lightning ExperienceのCRMの基礎学習（トレイル）

• Salesforceを理解し、基本的なCRM機能の操作、カスタマイズ、および管理方法を学習します

• https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/trails/crm-essentials-lightning-experience

システム管理者初級（トレイル）

• Salesforceのカスタマイズの基本を学習して#AwesomeAdminジャーニーを開始します

• https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/trails/force_com_admin_beginner

Salesforceを動画で学ぶ過去開催したウェブセミナーの録画など、

Salesforceについて学べる動画を公開しています。

【録画動画】30分でわかる！Lightningの標準機能をフル活用するための『ワークスペース』とは

URL：http://salesforce.vidyard.com/watch/6oX9GPvi8fQPEUirPqnAcC

【録画動画】40分で紹介！ワークスペースを構成する4つの機能とその設定方法

URL：http://salesforce.vidyard.com/watch/aD7DCvBphAdKKLJYEzC4ZN

https://help.salesforce.com/articleView?id=000316301&type=1&mode=1&language=ja

Lightningに関するおすすめ動画は以下の2つ！！

1/24（来週金曜日）開催！匠に聞け！Trailblazerウェブセミナー スペシャル企画！Lightning Experienceのパフォーマンスを最適化する方法

salesforce.com本社の製品開発部門に所属するKelly

Walkerを迎え、Lightning Experienceのパフォーマンスを最適化するベストプラクティスをご紹介いたします。

下記 QRコード、またはURLよりお申込みいただけます

https://register.gotowebinar.com/register/5184997073557101827