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Reflection for the web

初期導入ガイド

バージョン 9．0 用

サイバネットシステム株式会社

IT ソリューション部

2007 年 4 月

Reflection for the Web ver 9.0 初期導入ガイド

2 サイバネットシステム株式会社

目次

はじめに ................................................................................................................................3

Reflection for the Web のコンポーネント..............................................................................3

インストール ...........................................................................................................................4

セッション作成 ......................................................................................................................21

メータリング構成およびレポートの表示..................................................................................31

最後に .................................................................................................................................38



はじめに Reflection for the Web は端末エミュレータである Java アプレットを Web サーバからダウンロードして

利用し、Web ブラウザから IBM メインフレームへのアクセスを可能にします。そして、Reflection には、

端末エミュレータとしての機能を拡張する様々な機能が用意されています。それらの機能を活用するこ

とにより、ホスト操作に関わる様々な業務を効率良く処理する環境を構築できます

本書は以下の基本的内容について記載しております。

・インストール

・端末セッションの構成

・使用量メータリング

Reflection for the Web の評価、機能の理解に本書がお役に立てば幸いです。

なお、本書は Windows 2000/XP へのインストールを前提として記載しております。

※ 導入と設定に関する詳細情報は CD-ROM または Reflection for the Web インストールフォルダの中の

installguide.html をご覧ください。セッション構成に関する詳細情報は管理者 Web ステーションのオンラインヘ

ルプをご覧ください。

Reflection for the Web のコンポーネント

Reflection for the Web は以下の３つのコンポーネントから構成されています。

管理サーバーコンポーネント端末セッション（Java アプレット）を管理する為のサーバ及びセッションの構成を行

う為の管理者用 Web ステーションが含まれています。

使用量メータリングコンポーネント端末セッションの使用状況の管理とレポーティングを行います。

セキュリティプロキシサーバコンポーネント端末セッションの SSL 通信による暗号化と、サーバ／クライアント認証機能を提供します。



インストール１． Reflection for the Web Ver.9.0 の CD-ROM をドライブに挿入すると自動的に下記画面が表示さ

れます。ここで「Reflection のインストール」をクリックしてください。

※自動的に下記画面が表示されない場合には、CD-ROM 内の Install.exe を実行させてください。

２．次の画面が表示されましたら「インストール」をクリックしてください。



３．下記画面でインストール先の Windows の OS に合わせた言語を選択して「了解」をクリックしてく

ださい。

４．「次へ」をクリックします。



５．「次へ」をクリックします。

６．「次へ」をクリックします。



７．ご使用条件にご同意頂ければ「プログラムご使用条件に同意します。」を選択して「次へ」をクリッ

クします。

８． Reflectoion for the Web をインストールするフォルダを指定して「次へ」をクリックします。デフォル

トは C:¥Program files¥ReflectionServer です。



９．インストールするコンポーネントを選択し「次へ」をクリックします。「セキュリティプロキシ」をご利用

にならない場合には、このチェックをはずしてください。その他のコンポーネントは基本的に最低限

必要なものとなりますのでチェックははずさないでください。

10. Reflection for the Webをインストールしようとしているマシンのホスト名か IPアドレスを入力してく

ださい。



11．サーブレット起動スクリプトのポートを指定します。他のサーバーソフト等とポートが重複しなけれ

ばデフォルトのまま「次へ」をクリックしてください。

Microsoft IIS でご利用になる場合、あるいは IIS と共存させる場合には、HTTP ポートを 8880、

HTTPS ポートを 8443 など、他のアプリケーションで使用していない番号にしておいてください。

12．セキュリティプロキシのポートを指定します。他のサーバーソフト等とポートが重複しなければデフ

ォルトのまま「次へ」をクリックしてください。

※ セキュリティプロキシサーバをインストールしない場合には表示されません。



13． Reflection 管理サーバのアプリケーションコンテキストを指定して「次へ」をクリックします。デフォ

ルトの「rweb」のままで構いません。

14． Reflection メータリングサーバのアプリケーションコンテキストを指定して「次へ」をクリックします。

デフォルトの「rwebmeter」のままでも構いません。



15．ユーザが Reflection サーバにアクセスする際の Web アドレスと一致する共通名を入力します。

DNS フルネーム(hostname.co.jp など)や NetBIOS 名(hostname など)になります。

16．部署名、組織名を入力します。



17．ご利用になるサイトの住所を入力し、国コードを選択してください。

18．プロキシサーバの証明書に関する表示名、有効期間、キーの長さを入力してください。通常、表

示された値をそのまま利用して問題ありません。



19．ライセンスご購入時にお知らせする VPA 番号（5 桁の数字）を入力してください。不明な場合は空

白のままにしておくことができます。

※ VPA 番号を入力しておきますと、製品サポートが必要となった際に参照しやすくなります。

20． Reflection 管理サーバやメータリングサーバにアクセスするためのパスワードを入力してください。

（任意の文字列で構いません。お忘れにならないようにご注意ください。）



21．Reflection メータリングサーバのアプリケーションコンテキストを指定して「次へ」をクリックします。

デフォルトの「rwebmeter」のままで構いません。

22．「共通名」として、Reflection 管理サーバ（現在インストールしようとしている PC）のホスト名か IP

アドレスを指定してください。



23．「部署名」「組織名」を英数字（半角）で入力してください。

24．所在地情報を英数字（半角）で入力してください。



25． Reflection サーブレットの証明書を作成するための「有効期間」と「キーの長さ」を入力してくださ

い。通常は表示されたままの情報で問題ありません。そのまま「次へ」をクリックしてください。

26． Reflection 管理サーバの証明書を作成するための「証明書の表示名」「有効期間」「キーの長さ」

を入力してください。通常は表示されたままの情報で問題ありません。そのまま「次へ」をクリックし

てください。



27. プロキシサーバの証明書を作成するための「証明書の表示名」「有効期間」「キーの長さ」を入力し

てください。

※ セキュリティプロキシサーバをインストールしない場合には表示されません。

28. インストール先フォルダ、インストールコンポーネント、使用容量をご確認の上「次へ」をクリックし

てください。



29．ファイルのコピーが始まります。

30．「次へ」をクリックします。



31．「次へ」をクリックします。

32．「次へ」をクリックしてください。

※「セキュリティプロキシサーバ」をインストールしない場合には表示されません。



35．「終了」をクリックしてインストールは完了です。

セッション作成ホストにアクセスする為の端末セッションを作成する方法をご説明します。

１．［スタート］-［プログラム］-［Attachmate Reflection for the Web］-［管理者用Web ステーション］か

ら管理者用ログイン画面を表示します。インストール時に指定した管理者用のパスワードを入力し

「送信」をクリックしてログインします。

管理サーバを導入した PC 以外から管理者用 Web ステーションにアクセスしたい場合は以下の

URL にアクセスしてください。

https://<サーバ名>:<ポート番号>/rweb/AdminStart.html

例： https:// reflectionserver.cybernet.co.jp:4433/rweb/AdminStart.html

※サーバ名は IP アドレスでも可。ポート番号はインストールウィザードの「サーブレット起動スクリプト

のポート」でデフォルト値（HTTP=80、HTTPS=443）以外を指定した場合に必要です。



下記メッセージには「はい」で応答してください。

下記メッセージには「常に」で応答してください。

下記メッセージには、インストールしたマシンのホスト名が表示されていることを確認できましたら、

「常に」で応答してください。



下記画面が表示されたら、「パスワード」を入力して「送信」をクリックしてください。

２．「管理者用 Web ステーション」をクリックします。



３．別ウィンドウで管理者用 Web ステーションが起動したら「セッションマネージャ」をクリックします。

４．「追加」をクリックします。



５．［セッションの種類］と［セッション名］を指定して「続行」をクリックします。

※ここでは、3270 端末セッションの作成を例にとってご説明しています。プリンタセッションを作成

される場合には、ここで「IBM 3270 プリンタ」を選択してください。



６．［エンドユーザメニューのレベル］と［外観］を指定し「起動」をクリックします。

エンドユーザーメニューのレベル

エンドユーザが使用できるメニュー項目を０（メニューなし）～管理者（最大）の範

囲で指定できます。

外観：ウィンドウのタイトル

ウィンドウのタイトルに表示する内容を任意のテキストで指定できます。

外観：セッションを個別ウィンドウに表示

端末セッションをブラウザとは別のウィンドウに表示します。

外観： Web ブラウザウィンドウに埋め込まれているセッションを表示

端末セッションをブラウザ内に表示します。

詳細設定（ヘルプをご参照の上、必要があれば設定してください。通常は不要です。）

「詳細」をクリックするとウィンドウサイズやブラウザの詳細設定画面に進みます。

「アプレットパラメータ」をクリックすると各パラメータ値の設定画面に進みます。



７．セッションウィンドウが起動します。

ここで「ホスト名または IP アドレス」、「ポート」、「トランスポート」、「デバイス名」を入力し「OK」をク

リックすれば実際にホストに接続します。

８．ホストに接続した状態で、メニューから必要な各種設定を行います。



９．「管理」メニュー「メータリングの設定」を選択してください。

10．「使用量メータリングの実行」と「メータリングホストを要求」にチェックを付け、OK をクリックします。

「メータリング Web サーバ」はデフォルトで Reflection をインストールしたサーバが指定されますの

でそのままで構いません。

11．その他、色の設定やキーボードの設定など、必要に応じて設定変更を行ってください。終了したら

「ファイル」－「終了」（またはウィンドウ右上の×ボタンをクリックして）からセッションを終了してくだ

さい。



12．「保存終了」をクリックしてください。

13．管理者用 Web ステーションの画面に戻ります。ここで表示された URL にアクセスすることにより、

上記で作成したセッションを起動することができます。

または 15．でご案内する方法でも起動することができます。

続いて、この画面の「セッションアクセスの割り当て」をクリックします。



14．アクセス割り当てツールの画面に、上記で作成したセッションが表示されますので、これにチェッ

クを付けて「設定の保存」をクリックしてください。以上で一般ユーザからのセッションの利用が可

能となります。

15．セッションを利用する PC でブラウザを起動して、次の URL にアクセスしてください。

https://<サーバ名>:<ポート番号>/rweb/

次のような画面が表示されます。セッション名をクリックして端末セッションを起動できることをご確

認ください。



メータリング構成およびレポートの表示使用量を通知するメータリングサーバーの構成を行います。メータリングサーバーでは接続の監視と使

用量の記録、ライセンス数やユーザー数の制限などを行えます。

●メータリング構成

１．「スタート」－「プログラム」－「Attachmate Reflection for the Web」－「メータリング構成」を選択し

ます。下記画面が起動しますので「パスワード」を入力して「送信」をクリックします。

２．「Reflection メータリングサーバ」が表示されたら、「サーバの設定の変更」 - 「構成」をクリックして

ください。



３．「メータリングサーバの構成」画面が開きます。

＜メータリングサーバの構成＞

「パスワード」メータリングサーバへアクセスするためのパスワードと、レポート閲覧の

ためのパスワードを変更することができます。通常はインストール時に

設定したパスワードをそのまま使用できますので変更の必要はござい

ません。



「メータリングログ」「ログファイルの保存期間」では、必要に応じて保存期間を変更してくだ

さい。「チェックポイントをメータリングログに□分ごとに送信する」では、

ログを定期的に書き込む時間間隔を設定します。通常は60分で問題あ

りません。（このチェックポイント以外にも、各エミュレータセッションの起

動時、終了時にログが書き込まれます。）

「メータリング対象クライアント」

「ハートビートをクライアントからサーバに□分ごとに送信する」は、エミ

ュレータセッションが実行中であることをサーバに伝える時間間隔です。

通常は 6 分で問題ありません。「ホスト情報を記録する」は、接続先ホス

トの名前・IP アドレスをレポートログに記録します。

「電子メール通知オプション」

ライセンス制限数を超過した時にメールで通知を送るためには、ここに

利用可能な SMTP サーバのアドレスを指定しておきます。

「電子メールのアカウント名」はメールアドレスではなく、「送信者」として

表示される単なるテキストです。「Reflection Metering」などで構いませ

ん。

必要な設定が完了したら「送信」ボタンをクリックします。

※ ブラウザの「戻る」ボタンは使用しないでください。

４． Reflection メータリングサーバ画面に戻りますので「ライセンスプールの追加」の「追加」をクリック

してください。



５．「ライセンスプールの構成」画面が開きます。

＜ライセンスプールの構成＞

「Reflection 製品」「製品」は「WRQ Reflection for the Web」にしてください。

「製品の種類」を選択してください。

「ボリュームライセンス（VPA）」

「VPA 番号」「ライセンスの種類」「ライセンス数」はライセンス契約書に

ある内容を入力してください。評価に使用する場合は未入力でかまいま

せん。「主要バージョン」にはご購入のバージョンを入力してください。

「ライセンス制限数の強制設定」

このオプションを有効にすることで同時に使用するユーザー数（PC 数）

をライセンス数（上記で設定）に制限することができます。

「電子メール違反通知の送信先アドレス」にアドレスをセットするとライセ

ンス数を超過した時にメッセージが送信されます。

「接続制限」１台の PC で同時に使用できる端末セッション数を制限できます。



６．上記設定が終わったら、「送信」をクリックします。追加されたライセンスプールが表示されます。

「ログアウト」をクリックしてから、ブラウザを終了してください。

７．メータリングサーバの構成を変更したら、Reflection Sever の再起動が必要です。

Reflection Server 再起動方法

「スタート」－「設定」－「コントロールパネル」－「管理ツール」－「サービス」から（Windows 2000

の場合）、サービス一覧に表示されている “Reflection Server” を再起動します。



●メータリングレポートの表示

１．「スタート」－「プログラム」－「Attachmate Reflection for the Web」－「メータリングレポート」から

起動します。または管理者用 Web ステーションの「レポート」をクリックすることでも起動できます。

２．パスワードを入力して「送信」をクリックします。



３．メータリングレポート要求ページが表示されます。

＜メータリングレポート要求画面＞（上図は実際の画面の一部分になります。）

メータリングレポートの「使用量」とは起動されたライセンスの数（PC 台数）、「ホスト接続」とは

ホストに接続された端末セッションの数を意味します。各項目右にある「表示」ボタンをクリック

することでレポートを表示させることができます。

「現在の使用量」現在起動しているユーザ数（PC台数）、チェックポイント間隔（デフォルト

は 60 分）ごとの使用量のピークとその時間を表示します。

「使用量履歴」「開始日」～「終了日」で指定した範囲内での「使用量」および「ホスト接

続」を表示します。各詳細項目のオプションを選択した上で「表示」をク

リックします。



インストール、メータリング設定、セキュリティプロキシサーバに関する詳しい情報は、製品 CD-ROM も

しくは Reflection for the Web をインストールしたフォルダにある installguide.html をご覧ください。

セッションに関する細かい設定に関しては管理者 Web ステーションの各設定ダイアログの「ヘルプ」ボ

タンをクリックしてオンラインヘルプを参照してください。管理者用 Web ステーションの「リファレンス」か

らも Reflection for the Web に関する情報をご覧頂けます。

その他リソース

Attachmate 社 Technical Note（英語）：

http://support.attachmate.com/techdocs/

サイバネットシステム技術情報（FAQ）：

http://cybernet.okweb3.jp/

最後に本書では Reflection for the Web のご評価・ご利用を始めるにあたり必要な、ごく基本的な機能をご紹

介してまいりましたが、他にもお客様の環境やご要望にお応えできる様々な機能を持っております。お

客様にとってより良いご利用方法や運用方法などご相談頂ければ幸いです。

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２００８年３月１４日

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