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横浜市資源リサイクル事業協同組合 横浜型地域貢献企業【最上位】認定 Recycle Design

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Page 1: Recycle Design1.リサイクルデザインタウン(循環型都市よこはま)の実現に向けて、組合員及び職員一人ひとりが環境配 慮の行動を実践します。このため、全組合員及び職員が参加できる分かりやすい仕組みづくりを行うとと

横浜市資源リサイクル事業協同組合

横浜型地域貢献企業【最上位】認定

Recycle Design

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平成26年度リサイクルデザイン 活動振り返り

私 たち横 浜 市 資 源 リサイクル事 業 協 同

組 合 (通 称 :リサイクルデザイン)は、横 浜 市

内 のリサイクル業 者 (古 紙 、金 属 、びん、

故 繊 維 )が集 い、「持 続 可 能 な循 環 型 社

会 」をめざして活 動 している団 体 です。

私 たちは、それぞれがリサイクルのプロで

す。個 々の持 てる力 を最 大 限 発 揮 し、一

致 団 結 して横 浜 から『環 境 行 動 の推 進 』

に臨 んでいきたいと思 っています。

組合からのメッセージ

1.CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 1

2.環境方針と個人情報保護方針 3

3.社会貢献活動 5

3-1 「月刊リサイクルデザイン」の発行 5

3-2 「リサイクルデザインサポーター」制度・読者の募集 7

3-3 移動リサイクル教室「出前講師」 7

3-4 「環境絵日記」の募集 8

3-5 「環境未来都市・環境絵日記展」の開催 9

3-6 「学校等アルミ缶もったいないプロジェクト」 14

3-7 「リサイクルポート山ノ内見学会」 15

3-8 イベントへの出展など 15

4.回収事業、再生製品開発・販売事業 16

4-1 「よこはま市民の回収」の取組み 16

4-2 古紙回収事業 16

4-3 再生製品開発・販売事業 18

5.資源化センター事業(受託事業) 19

6.リサイクルポート山ノ内 20

7.その他 21

7-1 「プライバシーマーク」認証更新 21

7-2 「全省庁統一資格」取得 21

7-3 「ISO14001」認証更新 22

7-4 「横浜型地域貢献企業」【最上位】認定 更新 22

7-5 「官公需適格組合認定」更新 22

7-6 「産業廃棄物収集運搬業許可証」更新 23

7-7 「つなごう未来へヨコハマ3R夢!」への広告掲載 23

7-8 古書籍としてリユースする取組みをスタート! 23

7-9 わが家の資源で横浜の福祉を支えようプロジェクト!を始動 24

7-10 その他の事業 24

21 世 紀 のリ サ イク ル 事 業は 自 治 体事 業

と 民 間 事 業 の 中 間 事 業 と し て 考 え 、 公

(Of f ic ia l)と私 (Pr iva te)の良いところを生か

して、半公共的な立場から行政支援・市民支

援をめざしています。

リサ イ ク ル事 業 を環 境 産 業と の 認 識 を 持

ち、「循環型都市づくり」への参加を目標に

共 (Publ ic )と言う基本概念を導入しました。

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私達は、社会的課題に取り組むリサイクル業界のトップランナーを目指します。CSR戦略

ビジョン「りくみビジョン2020」を掲げ、「リサイクルデザインタウン」の構築に向けて、

新たな社会貢献ビジネスを展開してまいります。

「りくみビジョン2020」とは?

循環型社会に向けた社会の変革をふまえ、社会的企業としての組合・リサイクル業界が中心となり、

市民や事業者、行政と連携・協力し合って循環型社会を担っていく地域社会の姿を「リサイクルデザ

インタウン」と名付け、将来ビジョンとして掲げます。

「リサイクルデザインタウン」の実現のためには、CSR(企業の社会的責任)を経営上の最も

重要な戦略として位置付け、社会的企業・業界への脱皮が必要となります。(戦略的CSR活動)

そのためには「りくみブランド」を確立し市民に選ばれる企業・業界となること、公共サービスを

提供する社会貢献ビジネスとして、循環型社会をめざす行政や市民、事業者の多様なニーズに対応

できる仕組みや体制の整備を図ることを目指します。

「リサイクルデザインタウン」とは?

リサイクル業界は、市民や自治体からリサイクルの担い手として期待されており、社会的な使命は

大きくなっております。循環型社会を支える基幹的な産業として、将来を見据えた発展をしていかな

ければなりません。「リサイクルデザインタウン」とは、循環型社会に向けた社会の変革をふまえ、

社会的企業として組合・リサイクル業界が提案・行動し、市民や事業者、行政と連携・協力し合って

循環型社会を担っていく地域社会の姿をイメージしたものです。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

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「りくみビジョン2020」の構成

「リサイクルデザインタウン」の創造に向けて

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

りくみブランドの確立 公共サービスの担い手としての役割と機能の強化

社会的企業・業界への脱皮

リサイクルデザインタウンの構築

大切なエネルギー資源の節約と効率的な資源物の収集体制の構築を目指します。また、市民生活に必要な情報とは何かを考え、 情報の取捨選択能力を高めていきます。

つかいやすい、わかりやすい、たのしい、そして市民生活にとって真に存在価値のあるリサイクルビジネスを横浜にひろげていきます。

リサイクルデザインの技術や人材を社会基盤のために投資します。そして地域経済の活性化と未来を引き継ぐ人材の創出に貢献します。

職場、現場対応の向上につねに努め、そのことだけが市民生活に最善な回答を導けると考え、行動します。

私たちはリサイクル業界を担う当事者です。 これまでも、そして、これからも不変であり、その自覚は社会貢献活動によって向上します。

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環境方針

基本理念 ‐持続可能な循環型社会(リサイクルデザインタウン)をめざして‐

日本はかつて、非常にリサイクルがうまくいっていました。言うなれば、循環型社会が確立した環境にやさしい国でした。 しかし、高度経済成長への政策転換を機に消費は美徳と謳い「大量生産・大量消費」型のライフスタイルを

持て囃し、その結果として今日の「大量廃棄」という社会構造を生み出し、さまざまな環境問題を引き起こしています。これは単に大量廃棄の行き先を大量リサイクルに変えるのでは解決できません。どうすれば社会の構造を「持続可能な循環型社会(リサイクルデザインタウン)」に作り直すことができるかが、これからの社会づくりには必要なのです。 リサイクルデザインタウン(持続性のある循環型社会)をめざすためには、市民の皆さまとの協力が必要不

可欠です。月刊リサイクルデザインの発行や出前講師、リサイクルデザインフォーラム(子ども環境会議&環境絵日記)などの地域に根ざした形での活動を積極的に取り組み、市民の皆さまにリサイクルの本質を理解していただき、一緒になってリサイクルデザインタウン(循環型都市よこはま)づくりを考えていきます。 リサイクル産業にも大企業がつぎつぎに参入するようになりました。私たち横浜市資源リサイクル事業協同

組合は個々がリサイクルのプロです。それぞれが持てる力を最大限発揮し、一致団結して臨んでいきます。 リサイクルデザインタウン(持続可能な循環型社会)とは、人類が自然界と共生し、安心して暮らせる豊か

な地球環境を次の世代へ引き継ぐまちづくりから生まれるのです。これからも、横浜市民の皆さまとリサイクルの輪を広げ、リサイクルデザインタウン(持続可能な循環型社会)を目指し、具体的な行動を起こしてまいります。

基本方針 1.リサイクルデザインタウン(循環型都市よこはま)の実現に向けて、組合員及び職員一人ひとりが環境配

慮の行動を実践します。このため、全組合員及び職員が参加できる分かりやすい仕組みづくりを行うとともに、積極的な人材育成を行い、一人ひとりが環境保全の役割を果たします。

2.関連する環境の法令、条例、規則、協定その他の同意事項を遵守し、環境汚染の予防に努めます。 3.環境への負荷低減はもとより、我々の本来業務である環境保全・創造のための取り組みを、目標を掲げて、

積極的・継続的に推進します。 4.事業活動に伴う環境への負荷を低減するため、グリーン購入、省資源・省エネルギー活動を推進します。 5.環境保全・創造のための取り組みを増加させるために、環境方針や取り組み結果を市民に公表し、本来業

務及び環境マネジメントシステムを継続して改善するように努めます。 平成21年9月15日

横浜市資源リサイクル事業協同組合 代表理事 髙田 哲二

3.2 環境方針の公開方法 環境方針は、横浜市資源リサイクル事業協同組合のホームページに掲示し、市民に広報する。

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

環境方針と個人情報保護方針

平成19年3月29日 ISO14001認証取得

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個人情報保護方針

横浜市資源リサイクル事業協同組合(以下当組合)は、リサイクルデザインタウンを目指して、いままでいろいろな活動を行ってまいりました。その活動には月刊リサイクルデザインの発行・出前講師・リサイクルデザインフォーラム・環境絵日記などリサイクルについての啓発活動、そしてリサイクル製品の販売そして学校等アルミ缶もったいないプロジェクトなど、リサイクルを通しての社会貢献活動を行ってまいりました。その活動等を通じて個人情報を取り扱う機会もあり、お客様の大切な個人情報の保護に万全を尽くすべく、次の事項を含む個人情報保護方針を定め、これを実施し、かつ、維持することを宣言いたします。 1. 当組合は、すべての事業で取扱う個人情報及び従業員等の個人情報の取扱いに関し、個人情報の取扱

いに関する法令、国が定める指針その他の規範を遵守いたします。さらに、日本工業規格「個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」(JIS Q15001)に準拠した個人情報保護マネジメントシステムを策定し、個人情報を保護いたします。

2.当組合は、個人情報の取得、利用にあたっては、その利用目的を特定することとし、特定された利用

目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)はいたしません。また、目的外利用を行わないために、適切な管理措置を講じます。

3.当組合は、ご本人の同意を得ている場合や法令にもとづく場合等を除き、取得した個人情報を第三者

に提供することはいたしません。 4.当組合は、個人情報の取扱いに関する苦情及び相談を受けた場合は、その内容について迅速に事実関

係等を調査し、合理的な期間内に誠意をもって対応いたします。 5.当組合は、取得した個人情報を適切に管理するため、組織的・人的・物理的・技術的な安全対策措置

を講じ、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止及び是正に取り組みます。 6.当組合は、社会情勢・環境の変化を踏まえて、継続的に個人情報保護マネジメントシステムを見直し、

個人情報保護への取り組みを改善していきます。

制定:平成 24年 6月 20日

横浜市資源リサイクル事業協同組合 理事長 髙田哲二

[個人情報の取扱いについてのお問い合わせ先] 横浜市資源リサイクル事業協同組合 苦情・相談窓口 根岸 電話:045-444-2531 (受付時間:平日 9時~17時) E-mail:[email protected]

平成27年3月4日 Pマーク認証更新

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

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私達は「リサイクルデザインタウン」の社会貢献活動として、環境絵日記をはじめ月刊

リサイクルデザインの発行、出前講師、学校等アルミ缶もったいないプロジェクトなど、

様々な社会貢献活動を行っております。

1 「月刊リサイクルデザイン」の発行

今年度の「月刊リサイクルデザイン」は、資源のリサイクルや3R(リユース、リデュー

ス、リサイクル)などに関する知識だけでなく、組合と組合企業が行っているリサイクル事

業の取り組みを市民に広く理解を促す広報誌としての役割を前面に打ち出しました。

特集として、組合と組合員企業の仕事、リサイクル事業に直接関わる話題を中心に据え、

R デザイナーの仕事はどんなものか?具体的な業務内容、課題、秘話、伝説等、横浜市内で

活躍する Rデザイナーの専門業種毎の仕事について紹介し、読者に業務内容を知ってもらう

とともに、回収業の面白さ、困難さ、課題なども浮き彫りにしました。

また、R デザイナーたちが仕事に打ち込む誠意と熱意、人間

としての魅力を読み物として市民に伝える誌面作りを行いまし

た。

発行部数は、平成27年3月のNo.246号で延べ

1,061,600部、前年対比で16,000部の減と

なりましたが、多くの読者の皆様から高い評価をいただきまし

た。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

◆媒体概要: ・発行部数:約 88,000部/月(※年間約 100万部) ・発行日 :毎月 25日発行 ・創 刊 :1994年(平成 9年 9月)

▲刷新した表紙デザイン

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◆「月刊リサイクルデザイン」1年間(平成26年度)の特集タイトル

発行月 号数 特集内容

4月 235号 古紙回収業者は3分間で勝負する 5月 236号 出前講師は今日も市内を東奔西方!! 6月 237号 増え続ける古着に挑む 繊維リサイクル業者の戦い 7月 238号 環境絵日記展を支える『素人集団』の奮闘の日々 8月 239号 びんのリユースを担う「びん商」という仕事 9月 240号 「学校等アルミ缶もったいないプロジェクト」を知っていますか? 10月 241号 リユースできないびんを資源に作りかえるカレット業 11月 242号 国の発展を陰で支える鉄リサイクル業の役割 12月 243号 相場の読みと目利きが不可欠な非鉄金属リサイクル業 1月 244号 「缶・びん・ペットボトル」の資源化を担う選別センター 2月 245号 全国で年間約4億トンを処理する産業廃棄物処理業者の奮闘 3月 246号 古紙リサイクルの調整役を担う古紙問屋

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

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2 「リサイクルデザインサポーター」制度・読者の募集

リサイクル組合の活動をご理解・ご支援いただける横浜市民(個人及び団体)を対象に、市民協力会員として「リサイクルデザインサポーター」を募集しています。会員には情報誌「月刊リサイクルデザイン」や組合催事のご案内などの送付、読者アンケートなどを行っています。

◆リサイクルデザインサポーター登録状況

年月日 団体数 人数

平成26年3月 613 33,891名

平成27年3月 610 33,888名

3 移動リサイクル教室「出前講師」

日々現場で働いているリサイクル業者(リサイクルデザイナー)が講演する移動リサイクル教室『出前講師』は、横浜市内の小・中学校、自治会、町内会など、25の団体に伺い、1,599名の方々にお話しをしました。小学生向けには「もったいない達人編 ~君も

“もったいない達人”にならないか!~」として754名の参加者を「もったいない達人」に認定しました。

また、小学生向けに「紙芝居」、大人向けに「ヨコハマ3R夢プラン」版や「地球温暖化」版など講義内容のバリエーションを増やすことで、小学校から区役所や自治会・町内会、 中学校、大学、学習塾など幅広い層で出前講師をご利用いただいております。

出前講師の様子は、組合ホームページに「出前講師日記」として掲載しています。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

▲地球温暖化編スライド ▲ヨコハマ3R夢スライド

▲出前講師の様子(1)

▲出前講師の様子(2)

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4 「環境絵日記」の募集

環境絵日記は小学生が夏休みの自由課題として、絵と文章の組み合わせ(絵日記形式)で環境問題等について考えていることを自由に表現する取組みで、子どもたちの間に「もったいない」や「資源の大切さ」を考えてもらうなど環境教育の一環として根付いてきたもので、今年で15回目を迎えました。

今年は、横浜市内の全小学生の約12%にあたる過去最高

の22,306作品(昨年度:19,128作品)の応募がありました。テーマは横浜市様のご支援・ご協力を得て、昨年に引き続き「環境未来都市(みんなで環境未来都市について考えよう)」を描いていただきました。 また、横浜以外の6つの『環境未来都市』(北海道下川町、

千葉県柏市、宮城県東松島市、福島県南相馬市、福島県新地町、岩手県釜石市)及び全国(高知県、京都府宮津市、沖縄県那覇市、東京都品川区、佐賀県佐賀市など)の子どもたちが描いた作品の他、ブラジル連邦共和国クリチバ市からもご応募をいただき、日本国内の、北は北海道から南は沖縄まで日本全国に拡がっているとともに海外へも「環境絵日記」を広めています。

◆「環境絵日記」応募数と来場者数の推移

1,152 737 1,646 3,175

4,345 5,250 7,232 7,466

9,548 10,316

14,765

18,690 19,019 19,128

22,306

442 337 515 3,821 5,616 4,653 4,179 4,866

6,365 4,508 5,352 6,339

5,034 6,351

7,582

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年

応募数 来場者数

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

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日本全国に拡がる環境絵日記の“環”!

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5 「環境未来都市・環境絵日記展」の開催

環境絵日記を通して横浜市の明るい未来を考える子どもたち主体のイベント「環境未来都市・環境絵日記展2014」を横浜港大さん橋ホールにて開催しました。 会場内には大賞や優秀特別賞に選ばれた横浜市内外から約700作品の環境絵日記展示の

他、エコに取組む15の後援・協賛企業団体様の学びや体験ができるブースなどが出展され、多くの親子連れで賑わいました。

◆「環境未来都市・環境絵日記展2014」概要

催 事 名 「環境未来都市・環境絵日記展2014」

開 催 日 平成26年10月26日(日)

開催場所 横浜港大さん橋国際客船ターミナル 大さん橋ホール

来場者数 7,582名(25年実績:+1,231名)

イベント内容

市民を対象に、ごみ減量化・リサイクルの必要性を通して「環境行動都市」「循環型社会」の創造をめざす参加/体験型の環境フェスティバル(環境絵日記の優秀特別賞発表会・表彰式、入賞作品の展示を同時開催)をコンセプトに、『環境未来都市・環境絵日記展』・『イベントエリア』・『ステージエリア』を設け、様々な企画を展開・実施しました。

そ の 他 共催:横浜市、後援:6団体、協賛:85団体、ブース出展:15団体

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イベントエリア 環境未来都市・環境絵日記展 ステージエリア

▲環境絵日記展の会場全体の様子

▲ステージ会場の様子

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1 「環境未来都市・環境絵日記展」

今年度の「環境絵日記」も横浜市内の小学生やインターナショナルスクール等の小学生からもご応募いただきました。会場内には横浜市内の小学生からの応募22,306作品の中から、「リサイクルデザイン賞」に入賞された593作品の展示の他に、6つの『環境未来都市』(北海道下川町、千葉県柏市、宮城県東松島市、福島県南相馬市、福島県新地町、岩手県釜石市)及び全国(高知県、京都府宮津市、沖縄県那覇市、東京都品川区、佐賀県佐賀市など)の

子どもたちが描いた「環境絵日記」優秀作品の102作品と合わせて約700作品を一同に展示しました。

また、昨年と同様に横浜市内の各区のマスコット・キャラクターや各都市名を展示台上部にアイキャッチとして配置し、展示台を 風船により色分けすることにより、環境について、どの区の子どもたちがどんなことを考えているのかをより見やすい展示を行いました。今年は、優秀特別賞21作品を集めた展示タワーを設置し、絵日記を探しやすい工夫を行い、作品の鑑賞を楽しんでいただきました。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

▲上部には各区のマスコットキャラクター

▲「環境絵日記」展示風景

▲「横浜市長賞」作品 「リサイクルピラミッド」 大岡小5年 山口 杏さん

▲「環境絵日記大賞」作品 「横浜の海で魚といっしょにくらしたいな」

中田小4年 﨑本彩夢さん

▲「横浜市会議長賞」作品 「縁台が結ぶ人々の輪」

能見台小4年 飯塚胡春さん

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◆学校賞: ・横浜市立元街小学校 (中区)

・横浜市立さちが丘小学校 (旭区)

・横浜市立幸ケ谷小学校 (神奈川区)

2 ステージエリア

ステージエリアでは、『アルミ缶もったいないプロジェクト車イス交換式』、『「環境絵日記」優秀特別賞発表会・表彰式』、『古着ファッションショー』、『環境未来都市・環境会議』、 『りくみちゃん撮影会』を行いました。

『「アルミ缶もったいないプロジェクト」車イス交換式』

アルミ缶もったいないプロジェクトでは、リサイクルのスタートとなる「資源物の回収作業」を子どもたちが実際に体験し、 環境意識を育むだけでなく、近隣の人たちとの繋がりを学ぶ役割を担うものとして、学校等にアルミ缶回収をすすめています。既に市内外の95校の小学校がこの活動に参加している中で、日頃から大変熱心に活動している横浜市立希望ケ丘小学校様と横浜市立下野谷小学校様の2校にお集まりいただき、車イスの交換式を実施しました。

『「環境絵日記」優秀特別賞発表会・表彰式』

横浜市の小学校から22,306作品の応募をいただいた「環境絵日記」の中から、有識者により優秀特別賞21作品を選考し、発表会・表彰式を行いました。 表彰式には横浜市副市長の他、横浜市会議長、教育委員会教育次長、

資源循環局長、環境創造局長、温暖化対策統括本部長など多くの皆様に

プレゼンターとしてご出席いただきました。また、当日は「リサイクルデザイン賞」入賞者数の上位校を讃える「学校賞」の発表も行われました。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

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▲「希望ヶ丘小学校」交換式

回収事業、再生製品開発、販売事業

▲表彰式の様子(1)

▲表彰式の様子(2)

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『古着ファッションショー』

組合員であるナカノ(株)様に衣装協力をいただき、キッズモデル11名が“リユース古着”を着てステージを飛び回りました。プロフィール紹介では、“好きなこと”、“ハマっていること”、“好きな食べ物”、“夢”などが紹介され、すてきなショーとなりました。

『りくみちゃん撮影会』

リサイクルデザインのマスコット・キャラクターである『りくみちゃん撮影会』を開催しました。ステージ上には子どもたちと一緒に『りくみちゃん』、横浜市資源循環局の「ヨコハマ3R夢(スリム)!」のマスコット『イーオ』や、どんぐりポイントの『どんぐりん』が登場し、 大変賑やかな撮影会となりました。

『環境未来都市・環境会議』

環境未来都市・環境会議は、リサイクルデザイン賞の4名の子どもたちと環境絵日記歴代受賞者である卒業生5名、横浜市温暖化対策統括本部横浜市環境未来都市推進担当理事の 信時正人様とリサイクル組合企画室戸川室長により、みんなが思う「環境未来都市」、環境にやさしい未来のヨコハマについて話し合いました。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

▲出演者集合!

▲「環境絵日記」を描いた子どもたちと卒業生が一同に集結!

▲ゆるキャラ大集合!?

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3 イベントエリア

「環境未来都市・環境絵日記展2014」イベントエリアでは、横浜が「環境未来都市」として目指すべき将来像に向けた取り組みを学習するため、協賛団体出展ブースをみどり ゾーンとみなとゾーンに分け、みどりゾーンでは『高齢化』/『自然環境』、みなとゾーンには『低炭素・省エネ』/『クリエイティビティ』の4つのキーワードを設定し、環境未来都市を学習していただけるよう工夫を凝らしました。 また、受付でスタンプカードをもらい、協賛団体出展ブースをまわってスタ

ンプを集め、5個以上集まったら「環境未来都市ブース」でクイズに挑戦して最後のスタンプをゲット。ガチャガチャをまわして楽しい景品が当たるスタンプラリーを行いました。

4 各種展示会への出展

今年も「環境絵日記」の各種展示会を行いました。 ◆主な展示場所

・横浜市庁舎1F/B1F

・環境絵日記2014 in JICA横浜

・環境絵日記2014 in 横浜ホームコレクション

・「スマートシティウィーク2014(SCW2014)」横浜市ブース内

・「第 4回スマートシティエキスポ」世界会議

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

▲横浜市庁舎 1F展示

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6 「学校等アルミ缶もったいないプロジェクト」

「アルミ缶もったいないプロジェクト」は、アルミ缶リサイクル

を学校の環境教育に活用していただく活動を行っています。

今年度、学校等からのアルミ缶回収事業では、延べ36回の 回収を実施しました。

この活動に取り組む横浜市立荏子田小学校では、計画委員会が

中心となり、地域ぐるみで取り組み、現在までで5台の車椅子を 交換し、近隣の診療所等へ寄贈しています。

組合では荏子田小学校の取り組みに感謝の意を込めて、感謝状

の贈呈をさせていただきました。 小学校からは「子どもたちの努力が車イスという成果になり、

地域に還元できるのはとても良い活動だと思います。」との

お言葉をいただきました。

・地球と人にやさしい環境展@洋光台

・環境絵日記2014 in サミット横浜岡野店

・第 3回国際ブルーカーボン・シンポジウム in 横浜

・エコプロダクツ2014

・2014年度『環境絵日記』作品展 in 京急百貨店

・環境未来都市横浜かなざわフォーラム

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

▲小学校での表彰の様子(1)

▲横浜市庁舎 B1F展示

▲「スマートシティウィーク 2014(SCW2014)」横浜市ブース内での展示

▲小学校での表彰の様子(2)

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7 「リサイクルポート山ノ内見学会」

リサイクルデザインでは、資源集団回収された古紙と古布の作業をしている現場をご覧いただける「リサイクルポート山ノ内見学会」を実施しています。 見学は通常2部構成で行っており、第1部では施設内を見学し、

積荷の重さをトラックごと計れる大型計量器や、古紙を巨大な塊に圧縮梱包するジャンボプレス機などの設備や業務の説明を行います。第2部ではリサイクルに関する講座や資源とごみの分別体験、様々なご質問にもお答えしております。

リサイクルポート山ノ内の詳細については、第6章の「リサイクルポート山ノ内」ご覧ください。

8 イベントへの出展など

横浜市や他企業・団体、教職員、自治会町内会、一般向けイベント等へ積極的に出展し、横浜市民に対して環境・リサイクルについての理解を深めていただくとともに、リサイクル組合のPR活動を実施しました。

「資源とごみの分別体験」ゲームでは、ただ単に分別の知識だけではなく、なぜ分別するのかを説明し、着実に多くの市民の方々に

伝わっていることを実感することができました。

◆主なイベント出展

・第 2回 Yokohama学校地域コーディネーター・フォーラム

・東北復興支援B級グルメまつり

・「THE餅つき in わかば学園」

・「第10回こどもエコフォーラム」

・京急百貨店上大岡店 環境イベント(ハグ・クミ・パーク)

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

▲イベント出展の様子(1)

▲イベント出展の様子(2)

▲大型計量器の様子

◆出展内容: ・組合PR ・「資源とごみの分別体験 ~3R夢版~」 ・月刊リサイクルデザインの配布 ・再生製品やりくみちゃんグッズの販売 など

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私達は資源を活用し、ごみを減らし、地域住民の新しいコミュニケーションの場を提供するなど、地域社会にさまざまな貢献をする活動を行っています。

1 『よこはま市民の回収』の取り組み(毎週定曜日回収方式)

平成15年度から行われている、NPO法人横浜市集団回収推進部会による『よこはま市民の回収』(旧名称:『紙の日』回収)は、市内249団体を対象に行われています。 ・横浜市内の約13.5%、222,037世帯が参加しています。

(※H27.4.1現在、横浜市総世帯数=1,638,946)

・平成26年度の回収量合計は24,721,775kgでした。

2 古紙回収事業

家庭から出る古紙のリサイクル(資源集団回収)

リサイクルデザインに参加しているリサイクル業者のほとんどが地域の資源集団回収に携わっています。横浜市内の資源集団回収は、1年間(平成26年)で177,472トンの新聞・雑誌・段ボール・紙パックなど家庭から出る古紙がリサイクルされました。

◆資源集団回収 回収実績(単位:トン)

回収期間 古紙回収量(トン)

平成25年1月~12月 183,158

平成26年1月~12月 177,472

環境方針と個人情報保護方針

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

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▲横浜市資源循環局が制作・配布している 「警告書」と「シール」。

▲資源集団回収場所のステッカー 回収日を確認できます。

オフィスから出る古紙のリサイクル

リサイクルデザインでは、横浜市内のオフィス古紙のリサイクルを 様々な方法で共同回収してリサイクルをしています。

●「横浜資源化協議会」の運営および回収 ●県機関のオフィス古紙共同回収

●工業団地の古紙共同回収 など

資源集団回収による古紙・古布回収率100%

横浜市では、古紙・古布の「資源集団回収による回収率100%」を目標として、

4 月から古紙回収、11月から古布回収をすべて資源集団回収で実施しています。また、近年、実施団体が回収場所に出した資源物を契約していない者が無断で 持ち去ってしまう「持ち去り行為」の事例が報告されています。 持ち去り行為があると奨励金が交付されなくなり、地域の取組みが無駄になってしまいます。 今後も横浜市や実施団体とも協力して持ち去り防止強化に努めてまいります。

環境方針と個人情報保護方針

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

▲月刊リサイクルデザインで「資源集団回収による古紙回収率 100%の道のり」特集記事を掲載。

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3 再生製品開発・販売事業 リサイクルデザインでは、資源集団回収で集めた新聞紙・ちらし・牛乳パック、横浜市内

等のオフィスで回収した古紙をリサイクルして作成したさまざまなオリジナル再生品の販売を行っています。来年度は、利用者の声をもとに更なる新商品を開発する予定です。 乞うご期待ください。

環境方針と個人情報保護方針

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

▲横浜市内等のオフィスから回収した 古紙に、紙パックを30%以上配合 したトイレットペーパー

▲フワフワやわらかな肌ざわり! ダブルのトイレットペーパー

▲牛乳パック100%再利用! お得な長持ち200組の ボックスティッシュ

▲牛乳パック100%再利用の 紙ひも「小結くん」! ▲古紙100%の再生コピー用紙!

さわやかダブル

『小結くん』 『再生PPC用紙』

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市内で毎週定曜日回収される缶・びん・ペットボトルの選別施設「資源選別センター」にて行う選別作業を平成5年4月より継続的に受託しています。常に安定した品質管理と災害のない安全管理を追及し、皆様から信頼される選別作業を行っています。

◆平成26年度受託実績

◆RD1月号(No.244号)にて『選別センター』を特集掲載させていただきました。

環境方針と個人情報保護方針

資源化センター事業(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

緑資源選別センター 緑 区 戸塚資源選別センター 戸塚区 鶴見資源化センター 鶴見区

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リサイクルデザインでは「リサイクルポート山ノ内」を運営し、国際的な資源リサイクルの“環”を創造し、アジア全体での環境にやさしい取組みを行っています。

また、資源物の品質管理を行うことで「ヨコハマブランド」化の確立を目指しています。 平成17年4月から「資源の行方と循環型社会についての講習会」と施設見学の受け入れを

開始したリサイクルポート山ノ内見学会は、平成26年度は31回・852名の方が来場され、地域の環境学習や学校での環境教育等にご活用いただきました。

環境方針と個人情報保護方針

リサイクルポート山ノ内 その他事業

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

リサイクルポート山ノ内

資源化センター室(受託事業)

循環型社会の先進都市として東アジア国圏のフレームで再生資源のリサイクルの“環”を構築します!

▲施設見学の様子 ▲講座の様子

▲施設内に積まれた古紙

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1 「プライバシーマーク(Pマーク)」認証更新

リサイクルデザインでは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)から、プライバシーマークを平成25年3月4日に取得し、平成26年度も無事に 2度目の「更新認定」を取得し登録されました。 プライバシーマーク制度とは、事業者が個人情報の取扱いを適切

に行う体制等を整備・実施していることを認定して、その証として“プライバシーマーク”の利用を認める制度です。当組合では個人情報の保護意識の高まりにこたえ、社会的な信用を得るために従業者教育を徹底し、適切な個人情報の取扱いに努めてまいりました。 引き続き、お客様の信用を得るため、より一層の個人情報保護管理体制の強化に取組んでまいります。 •認定事業者:横浜市資源リサイクル事業協同組合 •付与認定日:平成27年3月4日から平成29年3月3日 •認定番号 :17001453(02)号

2 「全省庁統一資格」取得

全省庁における物品の買受けに係る一般競争(指名競争)の入札参加資格(全省庁統一資格)を取得しています。 資格の有効期間は3年間、平成25年4月1日から 平成28年3月31日までとなっています。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

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3 「ISO14001」認証更新

リサイクルデザインでは、「循環型都市よこはま」の実現を目指し、 さまざまな環境保全・創造の取組みを行ってきました。これを持続的に行うために、環境マネジメントシステムを取り入れ、継続して改善するように努めてきました。これらの取り組みが、平成19年3月29日にISO14001の認証取得として認められ、平成26年度も継続的に取り組んでいます。

4 「横浜型地域貢献企業」【最上位】認定 更新

豊かな市民生活の実現を目標に、地域貢献の視点で事業活動に取組んでいる企業や事業体を認定するこの制度は(財)横浜企業経営支援財団より認定を受けています。認定には一定の基準(システム評価と地域性評価)を達成する必要があり、リサイクルデザインではCSRマネジメントシステム(ミッションの明確化、社会的責任の明確化、CSR方針の策定・周知・公表、経営戦略の構築)に基づくビジョンを策定しました。また、CSR内容評価10項目(コンプライアンス、雇用、環境、品質、地元活用・志向、地域社会貢献、財務・業績、労働安全衛生、消費者・顧客対応、情報セキュリティ)の内9項目以上をクリアし、平成19年度に最上位認定を受け、平成26年度の継続的に取組んでいます。 横浜型地域貢献認定取得で、さらに「信頼」と「安心」を提供できる企業を目指します。

5 「官公需適格組合認定」更新

官公需とは、国・県・市町村などの官公庁が物品を購入したり、役務の給付や工事の発注をすることですが、官公需の受注に対して特に意欲的であり、かつ受注した契約は、十分に責任を持って履行できる経営基盤が整備されている組合であることを中小企業庁が証明する制度の認定を更新しました。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

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6 「産業廃棄物収集運搬業許可証」更新

産業廃棄物の収集運搬又は処分を行う場合に必要な「産業廃棄物収集運搬業許可証」を更新しました。許可の有効期間は5年間、平成25年3月1日から平成30年2月28日までとなっています。

7 横浜市資源循環局「つなごう未来へ ヨコハマ3R夢!」への広告掲載

横浜市資源循環局が発行する3R夢学習副読本「つなごう未来へ ヨコハマ3R夢(スリム)!」の広告掲載事業者に採用され、表紙・ 裏表紙に広告を掲載しました。この冊子は、横浜市内の小学4年生の 児童全員(国、県、私立含む)に配布されています。

8 古書籍としてリユースする取組みをスタート!

リサイクルデザインでは、町内会などで読み終えた本の回収を行い、古紙資源にする前に古書籍として活用して、地域活動支援センターに仕事を生み出す取組みを、青葉区嶮山自治会、障害者地域作業所の田園工芸、古本買取業者と協力して行いました。 まず、自治会・町内会から古本を回収し、回収した本のブックカバーを外したり書籍番号の有無を確認したりと選別と清掃作業を実施。選別した本のうち、買取可能な本は販売、値段が付かないきれいな本は病院や老人ホームに寄付、最終的に残った古本は古紙資源として、リサイクルする仕組みです。作業効率の改善や回収本の数量などを確認し、今後、本格的事業化を目指す予定です。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他

CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」

▲3R夢学習副読本 「つなごう未来へ ヨコハマ3R夢(スリム)!」

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9 わが家の資源で横浜の福祉を支えようプロジェクト!を始動

昨年末に、社会福祉法人神奈川県共同募金会、社会福祉法人横浜市社会福祉協議会、NPO法人横浜市集団回収推進部会と横浜市資源リサイクル事業協同組合の 4 団体は、「わが家の資源で横浜の福祉を支えようプロジェクト」の覚書調印式を行いました。 「わが家の資源で横浜の福祉を支えようプロジェクト」とは、地域で回収された古紙・古

布の回収量に応じて赤い羽根共同募金に寄付されるという、地域の力で地域の福祉を支える新しいしくみです。その寄付金は、資源物が回収された地域の地区社会福祉協議会を通じて社会福祉活動に活用されます。 このプロジェクトでは、資源物を出すことと、地域の社会福祉をより充実させることを繋

げることにより、気軽により良い社会づくりに参加できる機会創出を目指しています。

10 その他の事業

1. CSR活動 提供表示シール式救急キット「F+A」の配布

車載用の応急処置用の救急キット「F+A」を全組合員へ配布

しています。資源回収で横浜市内を走る車両に搭載し、事故など の際に、救急医薬品の提供により応急処置が可能です。

表示シール

NPO法人横浜市集団回収推進部会 との共同事業です。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他

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2. 「全国環境絵日記実行委員会」の活動

横浜市内の小学校から毎年募集してきた「環境絵日記」について、“誰もが等しく社会参加できる仕組み「環境絵日記」を通じて、子どもたちのメッセージをこれからも広く、社会に発信していきたい”をコンセプトとして、富士ゼロックス(株)様、日本財団CANPANプロジェクト様と横浜市様のご協力もいただいて「全国環境絵日記実行委員会」事業の更なる拡大に向けた活動を行いました。

今年は、「環境未来都市・環境絵日記展」として6つの「環境未来都市」からの作品展示の他、他都市との「環境絵日記交流」として高知県、京都府宮津市、沖縄県那覇市、東京都品川区、佐賀県佐賀市の会場に展示しました。引き続き、こうした子どもたちによる友好の輪を「環境絵日記」を通して広げて参ります。

また、Web上に「全国環境絵日記ひろば」を開設して、子どもたちが視覚的に見て楽しめるWebサイトを実現し、参加した日本全国及びブラジル連邦共和国クリチバ市の作品が一堂に閲覧できるWeb展示を行いました。

3. 古紙のバイオエタノール化等研究委員会

平成26年度は『古紙を原料とした都市型バイオマスのエタノール化技術の開発』を事業テーマに掲げ、各種の補助金事業に申請して具体的な「実証実験」を実施することを目標に延8回の委員会を開催して議論を重ねてきました。実証実験では関西大学の片倉教授が開発された「固体並行複発酵装置」を使用することも決定されました。

課題である資金面では、全国中小企業団体中央会の全国中小企業活路開拓調査・実現化事業の平成26年度第2次募集に申請して補助金事業の交付金額が決定されました。

実証実験は、関西大学の化学生命工学部の研究室で固体並行複発酵システムによる古紙のバイオエタノール生産を目的に今年度は4回の実験を計画しました。

第1回目は7/28~8/1、第2回目は9/1~9/5、第3回目は9/29~10/3、4回目は11/10~11/14に実験を実施しました。内容は小規模テスト実験機(5Kg仕込み)を使用し、固体連続並行複発酵技術で古紙の前処理から糖化・発酵実験を行い想定していた量以上のエタノールを抽出することができました。古紙から本当にエタノールが生産できるんだと言う実感を得ることのできた有効な実験であったと評価しています。現在は5Kg仕込みの装置で実験をしましたが、これを500Kg仕込み装置、5トン仕込みプラントへと発展させ事業化に向けた更なる調査・研究を推進していきます。

これらの実験内容と成果につきましては、平成27年2月13日(金)、18時から組合会議室において全組合員を対象に成果報告会を開催いたしました。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他

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併せて組合員各位には成果報告書を郵送いたしました。

補助金事業への申請では、平成27年度環境研究総合推進費にも申請しましたが2年連続で採択には至りませんでした。また、NEDOの「セルロース系エタノール生産システム総合開発実証事業」の募集への申請も検討をしましたが、補助金額も高額であることから現段階での私たちのレベルでは対応不可能と判断して、これへの応募申請はしないで他の補助金事業を研究することとしました。

4. 外部委員会等の役員及び委員就任

以下の団体・委員会等に参加しています。

・神奈川県リサイクル産業団体連合会 (監事) ・グリーン購入ネットワーク (代表理事)

・横浜グリーン購入ネットワーク (事務局長) ・横浜市資源循環局:「ヨコハマR(リデュース)委員会」 (委員) ・全国環境絵日記実行委員会 (委員長及び事務局長) ・横浜環境活動賞審査委員会 (委員) ・神奈川県中小企業団体中央会 (監事)

5. カーボン・オフセットへの取組み

平成26年度も、横浜市内の小学生に「環境未来都市」をテーマとした「環境絵日記」を募集し、応募された1作品につき1kgに換算して国内クレジットでオフセットを行いました。

●クレジット創出者:グリーンファースト倶楽部(太陽光) ●削減事業:住宅における太陽光発電設備の導入

●CO2排出量:22,306kg-CO2

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資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他

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6. 「りくみちゃん自動販売機」の設置

環境にやさしく省エネ効果も高い「りくみちゃん自動販売機」は、合計7台[(株)日哲商事、(有)マルニ商店、横浜アルコ(株)、(有)工藤紙業、(有)ビッグサービス、(株)ECJ(2台)]設置されていましたが、平成27年3月末、新たにリサイクルポート山ノ内見学会の会場である組合2号会議室に

1台設置されました。

暗い夜道での防犯代わりや災害時の飲料補給機にもなる「りくみちゃん自動販売機」の売り上げの一部は、「環境絵日記」普及のためリサイクルデザインに寄付されています。

環境方針と個人情報保護方針 社会貢献活動 回収事業、再生製品開発、販売事業

資源化センター室(受託事業) リサイクルポート山ノ内 その他

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これからもリサイクルデザインを応援よろしくお願いします!

横浜市資源リサイクル事業協同組合 〒221-0054 横浜市神奈川区山内町13番地 Tel:045-444-2531 Fax:045-444-2532 E-mail [email protected] HP http://www.recycledesign.or.jp/