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GRUNDFOS 取扱説明書 Oxiperm ® Pro OCD-162 サービス指示書

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GRUNDFOS 取扱説明書

Oxiperm® ProOCD-162

サービス指示書

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日本

語 (JP)

日本語 (JP) サービス指示書

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目次

ページ

1. 安全上の注意 4

1.1 本取扱説明書の目的 4

1.2 この文書中に使用されている記号 4

1.3 承認されたサービス担当者 4

1.4 運行事業者の義務 4

1.5 正しい使用目的 4

1.6 不適切な使用方法 4

1.7 安全装置と監視装置 5

1.8 薬品 5

2. 製品の解説 6

2.1 使用例 7

2.2 機能原理 7

2.3 二酸化塩素の製造プロセス 10

2.4 標準システムのコンポーネン ト 11

2.5 周辺装置と付属品 12

2.6 電源接続と電子接続 14

2.7 画面と コン ト ロール要素 14

2.8 運転モード 16

2.9 アクセス ・ コード 16

2.10 メニュー構造 17

3. 輸送と梱包 21

3.1 開梱 21

3.2 輸送時の破損が見つかった場合 21

4. 設置 21

4.1 設置場所 21

4.2 壁面設置 (OCD-162-5/-10) 23

4.3 床面設置 (OCD-162-30/-60) 24

4.4 その他のモジュール 26

4.5 外部バッチ槽 26

4.6 薬品容器と吸引ランスの取り付け 26

4.7 水圧接続 26

4.8 電気コンポーネン トの接続 28

4.9 電源ケーブルの接続 29

5. 試運転 30

5.1 システム構成 30

5.2 ソ フ トウェア設定 30

5.3 試運転の手順 34

5.4 システムの電源投入 - 最初の起動 35

5.5 基本セッ ト アップ 35

5.6 流量計の設定 36

5.7 測定セルと測定変数の選択 37

5.8 測定範囲の割り当て 37

5.9 外部装置までの出力電流の設定 39

5.10 二酸化塩素コン ト ローラの設定 40

5.11 外部薬注ポンプまでの出力電流の設定 42

5.12 警告リレーとアラーム ・ リレーの設定 42

5.13 運転モードの設定 44

5.14 運転開始 45

5.15 停止操作 45

5.16 停止後の運転継続 46

5.17 製造と薬注プロセスの監視 47

5.18 フ ラ ッシュ洗浄 52

5.19 較正 54

5.20 エラー ・ メ ッセージ 57

5.21 機能テス ト 57

5.22 言語の設定 60

5.23 試運転後の設定保存 60

5.24 システムの電源切断 60

6. メ ンテナンス 61

6.1 メ ンテナンス間隔 61

6.2 オキシパーム プロのメ ンテナンス ・ キッ ト 61

6.3 ポンプのメ ンテナンス 62

6.4 ソレ ノ イ ド弁のメ ンテナンス 63

6.5 多機能弁のメ ンテナンス 64

6.6 反応槽のメ ンテナンス 66

6.7 容積補償バッグと活性炭フ ィルタのメ ンテナンス(OCD-162-5、 -10) 67

6.8 容積補償バッグと吸着フ ィルタのメ ンテナンス (OCD-162-30、 -60) 68

6.9 メ ンテナンス作業完了 69

7. サービス 70

7.1 サービスの準備 70

8. ト ラブル ・ シューテ ィ ング 72

8.1 エラー ・ メ ッセージ付きの障害 72

8.2 エラー ・ メ ッセージのない障害 76

9. システムの分解と停止 77

9.1 分解の準備 77

9.2 水圧コンポーネン トの分解 78

9.3 電気コンポーネン トの分解 78

9.4 システム ・ フレームの分解 78

9.5 輸送のためのシステム梱包 78

9.6 最終分解ステップ 78

9.7 分解したシステムの一時保存 78

9.8 分解後の試運転 79

10. 廃棄 79

11. 技術データ 80

11.1 型式の説明 80

11.2 能力と消費量 81

11.3 温度と湿度 81

11.4 寸法、 重量、 能力 81

11.5 許容薬品 82

11.6 材質 82

11.7 薬注ポンプ 82

11.8 希釈水 82

11.9 主配水管 82

11.10 許容測定セル型式 82

11.11 製品番号 OCD 162-5、 -10 82

11.12 製品番号 OCD 162-30、 -60 82

11.13 電気関連データ 83

11.14 コン ト ローラ入力 83

11.15 コン ト ローラ出力 83

11.16 端子接続計画 83

12. スペア ・ パーツ 85

12.1 OCD-162-5、 -10 のスペア ・ パーツ 85

12.2 OCD-162-30、 -60 のスペア ・ パーツ 88

13. 付属品リス ト 91

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1. 安全上の注意

1.1 本取扱説明書の目的

本サービスインス ト ラクシ ョ ンは据え付け、 立ち上げ、 保守、

サービス、 分解、 (一時) 保管に責任を有するエキスパート を対象

と しています。

1.2 この文書中に使用されている記号

残留リスクに関する情報は、 見つかるこ とができます。

• インス トール ・ サイ ト にある警告標識の上

• 本マニュアルの各セクシ ョ ンの始めに

• 残留リスク と関連したステップの直前に。

1.3 承認されたサービス担当者

グルン ド フォスのト レーニングを受け、 かつ承認されたサービス

担当者だけがシステムの据え付け、 立ち上げ、 保守、 サービス、

分解、 (一時) 保管を行えます。 システムのコン ト ロールについて

専門的な知識が必要と されます。

1.3.1 サービス担当者の義務

以下の各事項はサービス担当者の責任で実施して く ださい。

• オキシパーム  プロ滅菌システムの据え付け、 立ち上げ、 保

守、 サービス、 分解、 (一時) 保管を行う前に本マニュアルを

良く お読みく ださい。

• システムに関するすべてのサービス作業に対してグルン ド フォ

スのエキスパート による指示を仰いで く ださい。

• 衛生、 安全、 事故防止に関する主要規制に従って く ださい。

1.4 運行事業者の義務 を参照して く ださい。

• システムを使用して作業を行う ときや化学物質を取り扱う とき

は、 保護服を着用しなければなりません。 1.3.3 保護服 を参照

して く ださい。

• オペレーテ ィ ングソフ トのオペレーターとサービスパスワード

は関係者以外は分からないよ うに管理して く ださい。

1.3.2 サービス担当者のワークステーシ ョ ン

オキシパーム プロ滅菌システムは、 電子制御方式です。 オペレー

ター及び、 サービススタ ッ フはコン ト ロールパネルで操作をしま

す。

1.3.3 保護服

国内の安全規制に従って、 サービス担当者は保護服を着用して く

ださい。

( ド イツ: GUV-V D5事故防止規制 「水の塩素化」 1997年1月) シス

テムを使用して作業を行う ときや化学物質を取り扱う ときは、 保

護服は作業者毎に支給し、 システムが据え付けられた部屋の乾い

た場所に保管します。

1.4 運行事業者の義務

オキシパーム  プロ滅菌システムの所有者及び、 オペレータには

以下の責任があります。

• 本マニュアルは製品の一部であると考え、 システムを使用され

る間は常に、 すぐに見るこ とのできる場所に保管して く ださ

い。

• 製造元の指定する設置要件 (必要な給水接続と接続金具、 環境

条件、 電気接続、 薬注管の保護パイプ、 アラームの音声/視覚

警告システム) を整えて く ださい。 4.1 設置場所 を参照して く

ださい。

• 給水管と接続金具は定期点検をし、 必要に応じてメ ンテナンス

して く ださい。

• 必要に応じて、 化学薬品保管の公的な認可を取得して く ださ

い。

• オペレータにシステムの操作方法を指導して く ださい。

• 製造元が提供したラベルを、 設置場所の目に付きやすい所に

貼って く ださい。

• 運用ソフ ト ウェアのパスワードは、 必要な技術的ト レーニング

を受けたオペレータ以外には支給しないで く ださい。

• 設置場所では、 事故防止規定 (ド イツ: GUV-V D5事故防止規制

「水の塩素化」 1997年1月) を遵守して く ださい。

• 事故防止規定 (ド イツ: GUV-V D5事故防止規制 「水の塩素化」

1997年1月) に従ってすべてのオペレータ とサービス担当者に、

保護服のほか、 必要に応じて、 フ ェ イス ・ マスク、 手袋、 保護

エプロン、 呼吸マスクを支給して く ださい。

• システムに薬注ポンプがない場合、 システム設置前に外部薬注

ポンプを用意して く ださい。 グルン ド フォスで ト レーニングを

受けた認定サービス担当者以外、 オキシパーム プロ滅菌シス

テムにポンプを接続するこ とはできません。

1.5 正しい使用目的

オキシパーム プロOCD-162は、 塩酸 (9 %) と亜塩素酸ナ ト リウ

ム (7.5 %) から二酸化塩素溶液を不連続的に製造し、 水の殺菌の

ためにこの溶液を連続的に注入するシステムです。

1.6 不適切な使用方法

本システムは 1.5 正しい使用目的 に掲げた以外の用途ならびに本

来の目的以外の用途に使用しないで く ださい。 誤った使用方法で

生じた損害に対して、 グルン ド フォスは一切責任を負いません。

リアク タで正しい濃度2 g/lの二酸化塩素溶液が生成されな く なり

ます。 臨界濃度の範囲をはるかに外れた状態でオキシパーム プロ

OCD-162の運転が行われます。

以下の条件下で、 薬品を過剰に注入すると爆発するおそれがあり

ます。 二酸化塩素溶液の濃度が30 g/lを越えると爆発するおそれが

あります。

ガス状の二酸化塩素溶液は化学的に不安定な化合物です。 濃度が

300 g/m3を越えると、 外部への影響な く 塩素と酸素に爆発的に分

解します。

警告

安全上のご注意をお守り く ださい。 死亡事故や重大な傷害を招 く恐れがあります。

注意 安全上のご注意をお守り く ださい。 機器の損傷、 誤動作を招 く恐れがあります。

注 注意書きや取扱説明書をお読みいただ く と、 作業の簡易化や安全な取り扱いに役立ちます。

警告

不正にシステム構造を改造すると、 機器の重大な破損や身体傷害が発生するおそれがあります。

構造的な分解、 改造、 変更、 および安全装置などコンポーネン トのブリ ッジ、 取り外し、 バイパス、 無効化は絶対に行わないで く ださい。

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1.7 安全装置と監視装置

本滅菌システムは以下の安全装置と監視装置を備えています。

• システム ・ フレームのカバー

• 2 本の薬品容器用の 2 個の回収ト レイ (付属品)

• 薬注ポンプの安全/多機能弁 (オプシ ョ ン)

• 希釈水入口のソレ ノ イ ド弁

• 反応槽から漏れた ClO2 ガス用の容積補償バッグと活性炭フ ィ

ルタ

• コン ト ローラのアラーム機能。

1.8 薬品

1.8.1 二酸化塩素濃度

オキシパーム プロ OCD-162 の反応槽では、 希釈亜塩素酸ナト リ

ウムと希釈塩酸を混合して、 水 1 リ ッ トル当たり約 2 グラムの濃

度の二酸化塩素溶液を製造します。 殺菌要件に応じて、 オキシ

パーム プロ OCD-162 は、 殺菌する主配水管に希釈二酸化塩素溶

液を注入します。 ド イツ飲用水施行規則では、 飲用水の二酸化塩

素濃度は、 水 1 リ ッ トル当たり最高 0.4 ミ リグラムです。

以下の安全上の注意事項を守って く ださい。

1.8.2 薬品の保管

• 薬品は、 適切なマーキングをしたオリジナルのプラスチッ ク容

器 (容量 20 リ ッ トルから 33 リ ッ トル) に保管して く ださい。

• 薬品を潤滑油、 可燃物、 オイル、 酸化性物質、 酸、 塩の近く に

保管しないで く ださい。

• 空の容器や中味の詰まった容器は (特に、 事故防止のための国

内規制が保管に適用される場所では) 蓋をして保管して く ださ

い (ド イツ: GUV-V D5 事故防止規制 「水の塩素化」

1997 年 1 月)。

1.8.3 緊急時の対応手順

EN 12671 に定められた一般安全規制と緊急時の対応手順の規制を

適用します。 緊急時の処置

• すみやかに設置場所を換気して く ださい。

• 保護服 (安全ゴーグル、 手袋、 呼吸マスク、 自給式酸素マス

ク) を着用して く ださい。

• 初期救助手段の整備

– 目に入った場合は、 ただちに十分な量の水で 15 分以上すす

いで く ださい。 医者にかかって く ださい。

– 肌に触れた場合は、 ただちに十分な水で洗って く ださい。 汚

れた衣服はすべて脱いで く ださい。

– ガスを吸い込んだ場合は、 本人を空気の新鮮な場所に移動し

て く ださい。 深呼吸はしないで く ださい。 医者にかかって く

ださい (血管拡張治療が必要な場合があるので脈拍の上昇が

ないか確認して く ださい)。

• 薬品がこぼれたとき

– 衣服に付いたときは、 ただちに衣服を抜いて十分な水で洗っ

て く ださい。

– 屋内で薬品がこぼれたときは水で洗い流して く ださい。

– 二酸化塩素がこぼれたときは、 チオ硫酸ナ ト リウムで中和し

て、 水で洗い流して く ださい。

• ガスが漏れたとき

– 漏れたガスは、 スプリンクラーの水で洗い流すこ とができま

す。

• 消火活動

– 二酸化塩素の水溶液は直接引火するこ とはありません。 でき

ればスプリンクラーで回りの火を消して、 その場のガス濃度

を下げて く ださい。 予想される危険に備えるこ とができるよ

う、 設置している設備の製造能力、 保管している有害な開始

物質 (前駆物質) を消防隊に伝えて く ださい。

警告

濃度の高すぎる薬品を使用すると爆発するおそれがあります。

亜塩素酸ナ ト リウムは EN 938 に従って重量当たり希釈濃度 7.5 % で使用して く ださい。

塩酸は EN 939 に従って重量当たり希釈濃度 9.0 % で使用して く ださい。

薬品供給元の安全データ ・ シート を守って く ださい。

警告

薬品容器や吸引ランスを同じ場所に保管すると爆発するおそれがあります。 その結果、 身体傷害や機器の重大な破損が発生するおそれがあります。

薬品容器や吸引ランスは同じ場所に保管しないで ください。

薬品容器、 吸引ランス、 ポンプのラベルの指示を守って く ださい。 赤 = HCl、 青 = NaClO2。

警告

亜塩素酸ナ ト リウムや塩酸に肌や衣服が触れるとやけどするおそれがあります。

溶液に触れた肌や衣服はすぐに水で洗い流して く ださい。

警告

二酸化塩素を吸い込むと、 目、 呼吸器系統、 肌に炎症が生じるおそれがあります。

薬品容器を交換するときは、 事故防止規制 (ド イツ: GUV-V D 5事故防止規制 「水の塩素化」 1997 年 1 月)に従って、 保護服を着用して く ださい。

警告

外部バッチ槽に保管する二酸化塩素溶液の温度が 40 °C を越えないよ う注意して く ださい。

40 °C を越えると、 ガス放出のおそれがあります。

注 ガス警報装置の設置を推奨します。

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2. 製品の解説

図 1 カバーと周辺機器を取り外した状態のオキシパーム プロ OCD-162

オキシパーム プロ OCD-162 滅菌システムは飲用水、 プロセス水、

冷却水、 廃水を殺菌するための二酸化塩素を作成して注入します。

オキシパーム プロ OCD-162 滅菌システムは、 内部コンポーネン

ト を取り付けたプラスチッ ク製のシステム ・ フレームで構成され

ています。 壁と床のいずれにも設置でき、 プラスチッ ク製のカ

バーが付いています。

薬品は 2 本のオリジナル薬品容器から供給します。 これらの容器

はシステムの真下にある 2 個の回収ト レイ (OCD-162-5、 -10)

か、 システム横の容器用の独立した ト レイ (OCD-162-30、 -60)

にあります。 吸引ランスは各容器に挿入されていて、 対応する薬

注ポンプにつながっていて切り離せません。 吸引ランス ・ ケーブ

ルは、 液面レベル低下信号や空信号をコン ト ローラに送信します。

オキシパーム プロ OCD-162 は、 次の 2 本の配水管につながって

います。

• 希釈水と洗浄水を供給する飲用水配管。

• 最終二酸化塩素溶液を注入する、 殺菌対象の主配水管。

TM04 8541 4506

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2.1 使用例

オキシパーム プロ OCD-162 滅菌システムの用途は、 3 種類に分

けられます。

2.1.1 飲用水の配水管の殺菌

• 飲用水配管の流量には大きな変動幅があります (風呂や料理な

どに使用するピーク時)。

• 飲用水の種類と汚染度 (擾乱変数) は、 不明であるか大き く 変

動します。

• 例: さまざまな飲用水配管:

– ホテル、 多層階ビル

– 学校、 病院、 養護施設

– スポーツ施設のシャワー

– 飲食品工場

– 浄水場。

2.1.2 産業システムの殺菌

• 産業システムの水質は比較的安定しています。

• 水の汚染の種類と程度 (擾乱変数) は測定されており、 ほとん

ど変化しません。

• 例:

– ビール工場の瓶洗浄工場

– 産業プロセス水または廃水システム

– 冷却水システム。

2.1.3 シ ョ ッ ク消毒 (外部バッチ ・ タンク使用)

• 短時間に大量の殺菌剤が必要な用途

• 例: ジェ ッ ト噴流バスの洗浄

2.2 機能原理

2.2.1 二酸化塩素の製造

二酸化塩素溶液は、 反応槽で製造します。 図 2 を参照して く ださ

い。

1. できあがった二酸化塩素容器のバッチは反応槽からバッチ槽

に流れ出て、 反応槽の液面レベルに応じてフロートが下がり

ます。 フロートがレベルK 1 未満に下がってから 60 秒後

(OCD-162-5) または 70 秒後 (OCD-162-10、 -30, -60) に、

反応槽は空になります。

2. ソレ ノ イ ド弁を開 く と コン ト ローラは新しい製造プロセスを

開始します。 反応槽の液面レベルが上がります。

3. 反応槽の液面レベルが K1 に達すると、 ソレ ノ イ ド弁は閉じ、

給水が停止します。

4. コン ト ローラは塩酸薬注ポンプを起動します。 塩酸は反応槽に

流れ込みます。

5. フロートがレベル K2 に達すると、 コン ト ローラは塩酸薬注ポ

ンプを停止します。

6. コン ト ローラは亜塩素酸ナ ト リウム薬注ポンプを起動します。

亜塩素酸ナ ト リウムが反応槽に流れ込みます。

7. フロートがレベル K3 に達すると、 コン ト ローラは亜塩素酸ナ

ト リウムの薬注ポンプを停止します。

8. 反応プロセスが開始します。 反応時間: 15 分

9. 反応時間 (タ イマー) が経過すると、 コン ト ローラはソレ ノ

イ ド弁を再び開きます。 反応槽の液面レベルが K4 まで上がり

ます。

10. これで反応槽には、 水 1 リ ッ トル当たり約 2 グラムの濃度の

二酸化塩素溶液がすぐに使用できる状態で用意できました。

バッチ槽の中がまだ一杯の場合、 使用できる二酸化塩素溶液

は反応槽に残り、 給水が停止します。

11. バッチ槽のフロート ・ スイ ッチから空信号 (K5) がコン ト

ローラに届 く と、 ソレ ノ イ ド弁は再び開き、 水が反応槽に流

れ込みます。 反応槽がオーバーフローします。 水圧効果によ

り、 バッチはすべて反応槽中央の管からバッチ槽に流れ込み

ます。 バッチ槽のレベルが K5 を越えると、 給水は停止しま

す。

12. 内部タ ッチと外部バッチには 2 種類の動作モード設定があり

ます。 2.8 を参照して く ださい。

13. ポンプは調整した容量の二酸化塩素溶液をバッチ槽から薬注

装置に注入します。

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2.2.2 流量比例注入

飲料水の用途に最適:

1. コン ト ローラの設定は 「比例コン ト ローラ」 になります。

2. 接触流量計または流量計は主配水管の流量を測定し、 測定値

を常時コン ト ローラに送信します。

3. 比例コン ト ローラは、 主配水管の流量に比例した必要な二酸

化塩素溶液の注入量を計算します。

4. 比例コン ト ローラは、 対応する出力信号を薬注ポンプに送信

します。

5. 薬注ポンプは必要なニ酸化塩素溶液をバッチ槽から主配水管

に注入します。

6. オプシ ョ ンの測定セルは、 主配水管の二酸化塩素濃度を監視

します。

2.2.3 設定点制御注入

産業用水用途に最適:

1. コン ト ローラの設定は 「設定点コン ト ローラ」 になります。 主

配水管内で必要な二酸化塩素濃度の設定点を指定します。

2. 測定セルは主配水管の二酸化塩素濃度を監視し、 実値をコン

ト ローラに送信します。

3. 設定点コン ト ローラは、 受信した実値を設定点と比較します。

設定点との差に応じて、 コン ト ローラは、 目的の濃度達成に

必要な二酸化塩素溶液 (作動変数) を計算します。

4. 設定点コン ト ローラは出力信号を薬注ポンプに送信します。

5. 対応する量の二酸化塩素溶液をポンプはバッチ槽から主配水

管に注入します。

2.2.4 レベルK1からK6 (OCD-162-5、 -10)

図 2 OCD-162-5、 -10の反応槽とバッチ槽 (長手方向の断

面)

TM03 6915 4506

位置 説明

A 手動排出

B 多機能弁のオーバーフロー管から

C 薬注ポンプへ

D 容積補償バッグまで

E HCl、 NaClO2、 H2O

F ClO2 溶液

G バッチ槽の脱気

OCD-162-5, -10

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2.2.5 レベル K1 からレベル K6 まで (OCD-162-30)

図 3 OCD-162-30 の反応槽とバッチ槽 (長手方向の断面)

2.2.6 レベル K1 からレベル K6 まで (OCD-162-30)

図 4 OCD-162-60 の反応槽とバッチ槽 (長手方向の断面)

TM04 0950 1709

位置 説明

A 手動排出

B 多機能弁のオーバーフロー管から

C 薬注ポンプへ

D 容積補償バッグまで

E HCl、 NaClO2、 H2O

F ClO2 溶液

G バッチ槽の脱気

K1

K2

K3

K4

K5

K6

ABC

F

OCD-162-30

D

EE E

F

TM04 0974 1709

位置 説明

A 手動排出

B 多機能弁のオーバーフロー管から

C 薬注ポンプへ

D 容積補償バッグまで

E HCl、 NaClO2、 H2O

F ClO2 溶液

G バッチ槽の脱気

K1

K2

K3

K4

F

G

D

E E EOCD-162-60

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2.3 二酸化塩素の製造プロセス

図 5 二酸化塩素製造プロセス

TM03 6916 4506

プロセス停止

[ClO2 製造開始] メニュー ・ コマン ド

ソレ ノ イ ド弁が開 く

H2O 供給

レベル K1 に到達、 ソレ ノ イ ド弁が

閉じる、 HCL ポンプが起動

レベル K2 到達、 HCl ポンプ停止、

NaClO2 ポンプが起動

レベル K3 到達、 NaClO2 ポンプ停

止、 反応時間のタ イマーが起動

反応

タ イマーが時間切れ、 ソレ ノ イ ド

弁が開 く

H2O 供給

レベル K4 到達

はい

HCI 供給

NaClO2 供給

いいえ

続けて製造しますか?

レベル K1 到達、 待ち時間開始

ClO2 注入

バッチ槽のレベルが K5 を越え、 ソ

レ ノ イ ド弁が閉じる

待機時間切れ

H2O を停止

バッチ槽が空になるまで待機

バッチ槽のレベルが K5 よ り下がり、

ソレ ノ イ ド弁が開く

H2O 供給、 反応槽がオーバーフローいいえ

はい

バッチ槽はまだ満杯ですか?

10

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語 (JP)

2.4 標準システムのコンポーネン ト

図 6 標準システムのコンポーネン ト (オキシパーム プロ OCD-162-5、 -10)

2.4.1 外部コンポーネン ト

12.1.1 と 12.2.1 も参照して く ださい。

2.4.2 内部コンポーネン トTM03 6897 4506

赤青

位置 コンポーネン ト

1a 希釈水と洗浄水の配水管

1b 分離弁付きの希釈水抽出装置

3吸引ランスと回収ト レイ付きの亜塩素酸ナ ト リウム容器

(NaClO2、 重量当たり希釈濃度7.5 %)

4吸引ランスと回収ト レイ付きの塩酸用容器 (HCl、 重量当

たり希釈濃度 9 %)

11 殺菌する主配水管

12 流量計 (または接触流量計)

14 薬注管

15 二酸化塩素 (ClO2) 主配水管に注入する薬注装置

16 サンプル水用のホース

17 サンプル水抽出装置

18主配水管の二酸化塩素濃度を確認する測定セル (オプ

シ ョ ン)

19 電源接続

位置 コンポーネン ト

2 希釈水と洗浄水用のソレ ノ イ ド弁

5 亜塩素酸ナ ト リウム (NaClO2) 用の薬注ポンプ

6 塩酸 (HCl) 用の薬注ポンプ

7 フロート ・ スイ ッチ付き反応槽

8二酸化塩素 (ClO2) のフロート ・ スイ ッチと ド レーン ・

コ ッ ク付きのバッチ槽

9 二酸化塩素ガス用の容積補償バッグ

10 二酸化塩素ガス用の活性炭フ ィルタ

13 二酸化塩素用の多機能弁付き薬注ポンプ

20 測定値確認用の測定値センサ付き電子コン ト ローラ

21 コン ト ローラの画面

11

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日本

語 (J

P)

2.5 周辺装置と付属品

2.5.1 希釈水配管の付属品

• 分離弁

• 希釈水抽出装置 (必要に応じて、 ダブル ・ ニップルとホース用

接続要素付き)

• ソレ ノ イ ド弁との接続付きホース

2.5.2 主配水管の付属品

• 接触流量計または流量計 (新しい配水管の場合: 信号送信機能

のある 流量計、 または超音波流量計)

• 注入装置用のタ ップ ・ スリーブ

• 薬注ポンプから注入装置に取り付けた、 薬注管の保護パイプ

• DIT 光度計: 薬注後に二酸化塩素濃度を測定します。

• サンプル水フ ィルタ (水質がよ く ない場合に備えて)。

2.5.3 測定セル

• 測定セル

• 主配管のサンプル水抽出用のタ ップ ・ スリーブ

• サンプル水抽出装置から測定セルまでのホース

• 測定セルからサンプル水排出用のホース

2.5.4 拡張モジュール

標準システムは以下のコンポーネン ト で拡張できます。

• 冷水と温水用の測定セル (主配水、 最高 50 °C、 圧力 4 バー

ル)

• 冷水と温水用の測定モジュール (主配水、 最高 70 °C、

圧力 8 バール)

• 混合の最適化と、 主配水の流量が変動する場合の腐食緩和のた

め、 バイパス混合モジュールの使用を推奨します。

図 7 測定セル付きで、 拡張モジュールのない OCD-162-5、 -10 システム

注 付属品は標準装備ではありません。

TM03 6918 4506

17

15

赤青

12

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語 (JP)

図 8 測定セル付きで拡張モジュールのない OCD-162-、 -60 システム

TM03 0875 1509

17

1a

14

1b 19

15

23

26

12

24

25

1618

17

11

位置 コンポーネン ト

1a 希釈水と洗浄水の配水管

1b 分離弁付き希釈水抽出装置

3吸引ランスと回収ト レイ付き亜塩素酸ナト リウム

(NaClO2、 重量当たり希釈濃度 7.5 %) の容器

4吸引ランスと回収ト レイ付き塩酸 (HCl、 重量当たり希釈

濃度 9 %) の容器

11 殺菌する主配水管

12 流量計 (または接触流量計)

14 薬注管

15二酸化塩素 (ClO2) を主配水管に薬注するための注入装

16 サンプル水用のホース

17 サンプル水抽出装置

18 測定セル

19 電源接続/メ イン ・ スイ ッチ

23 測定セル用接続ケーブル

24 サンプル水ド レーン

25 洗浄モーター用接続ケーブル

26 希釈水用ホース

13

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語 (J

P)

2.6 電源接続と電子接続

オキシパーム プロ OCD-162 は、 電子コン ト ローラを備えていま

す (図 9 参照)。 コン ト ローラには以下の接続機能があります。

• メ イン ・ スイ ッチまでの電源ケーブル

• 流量計または接触流量計からのケーブル

• 該当する場合、 外部バッチ槽からレベル ・ コン ト ロールまでの

ケーブル

• 該当する場合、 測定セル AQC-D1 または AQC-D6 のケーブル

– 測定電極と カウンタ電極

– サンプル水センサ

– Pt100 温度センサ

– pH 電極 (pH または ORP 用) (AQC-D1 のみ)

– 洗浄モーター (AQC-D1 のみ)

• 該当する場合、 測定モジュールからのケーブル

– 測定電極と カウンタ電極

– サンプル水センサ

– Pt100 温度センサ

• 該当する場合、 混合モジュールからのケーブル

– 流量コン ト ローラ

その他の接続については、 4.8 を参照して く ださい。

2.7 画面と コン ト ロール要素

図 9 画面と コン ト ロール要素

2.7.1 コン ト ロール要素

2.7.2 画面

システムの電源を入れると、 以下の画面が表示されます。

図 10 システムの起動

[OK] を押して "main menu" を呼び出します。

操作中に [Esc] を押すと、 画面レベルをアクセスできます。

図 11 "process running" 画面レベル

TM03 6920 4506

ボタンまたは LED 機能

ボタン [Esc] キャンセル ・ コマン ド、 終了メニュー

ボタン [Up]前のメニュー項目を選択します。

または大きい数値を設定します。

ボタン [Down]次のメニュー項目を選択します。

または小さい数値を設定します。

ボタン [OK] メニューの選択を確定します。

ボタン [Cal] 較正

ボタン [Man] 手動操作

LED "Alarm" アラーム (赤)

LED "Caution" 警告 (黄)

LED "Cal" 較正 (黄)

LED "Man" 手動操作 (黄)

TM03 6921 4506

main menu

process

controller ClO2

alarm

service

setup

maintenance

TM03 6922 4506

54321

.........24,5 °CpH 7,35

543210,23 mg/l

1

26

74/35

8

process running

14

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語 (JP)

ヘッダにはステータスが表示されます。 以下の表では位置を説明します。

凡例

位置 メ ッセージ 説明

1

ヘッダ

"process running" 二酸化塩素の製造がアクテ ィ ブです。

"process stop" 二酸化塩素の製造が停止しています。

"process termination" メニュー ・ コマン ドかアラームで二酸化塩素の製造が停止しました。

"flushing" フラ ッシュ洗浄は自動、 または手動で開始します。

2

リレー

1

ソレ ノ イ ド弁のリレー :

黒い背景に白い数字: リ レーはアクテ ィ ブ。

白い背景に黒い数字: リ レーは非アクテ ィ ブ。

2 塩酸ポンプのリレー : 1 については画面。

3 亜塩素酸ナト リウムのリレー : 1 については画面。

4 アラーム ・ リレー : 1 については画面。

5 警告リレー : 1 については画面。

3

シンボル

インターパルス ・ コン ト ローラのリレーのシンボル。

インターパルス ・ コン ト ローラのリレー停止のシンボル。

4

シンボル

連続コン ト ローラのシンボル: プロ ッ ト したラインのあるボッ クス。

ラインの高さは、 作動変数 (二酸化塩素の薬注量) に比例します。

ラインが見えない: 作動変数 = 0 % ラインがボッ クス全体を埋め尽 く している: 作動変数 = 100 %

連続コン ト ローラ停止のシンボル: 斜線が入った白いボッ クス。

5

シンボル

外部擾乱値入力のシンボル (インパルスまたは電流信号と しての流量) 三角形をプロッ ト した

ボッ クス。

黒 く 塗りつぶされた部分は流量に比例します (塗りつぶしが大きいほど、 流量が大き く なります。

0~100 %)。

(比例コン ト ローラまたは複合コン ト ローラを構成した場合のみ表示)。

6

値例、 24.5 °C 水温表示値は測定セルを接続した場合のみ利用できます。

7

値例、 0.23 mg/l 二酸化塩素濃度表示値は測定セルを接続した場合のみ利用できます。

8

値例、 7.35 サンプル水の pH 表示値は測定セルを接続した場合のみ利用できます。

66

15

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語 (J

P)

2.8 運転モード

用途に応じて試運転時にオキシパーム プロ OCD-162 システムを

セッ ト アップします。 メニュー ・ コマン ドで電源を入れて二酸化

塩素の製造を開始すると、 システムはすべて自動運転します。

二酸化塩素の製造には 2 つの運転モードがあります。 運転モード

の設定方法については、 5.13 を参照して く ださい。

• 「内部バッチ槽」 モード : 二酸化塩素溶液は内部バッチ槽で製造

され、 バッチ槽が空になるまで配管系統に薬注されます。 バッ

チ槽の補充方法は 2 通りあります。

– 最初の方法が 「1~20」 です。 バッチ槽を何度補充するかを、

1 から 20 の番号を選択して指定します。

– 第 2 の方法は 「0 = 連続」 です。 バッチ槽は連続的に補充し

ます。

• 「外部バッチ槽」 モード : 二酸化塩素溶液は内部バッチ槽で製

造され、 保存のため外部バッチ槽に薬注されます。 外部バッチ

槽が空になると、 二酸化塩素の製造は連続プロセスで再開しま

す。

それぞれの用途に応じた適切な薬注モードは、 パラ メータ設定に

より薬注ポンプと コン ト ローラで設定します。 薬注は自動的に行

われます。

手動操作は、 必要に応じて、 コン ト ローラの停止 ( 5.13 運転モードの設定 参照) と、 一時的手動制御のために使用します (インパ

ルス薬注)。

2.9 アクセス ・ コード

システムの運転準備ができても、 "main menu" はコードなしでは

アクセスできません。 すべてのサブメニューに、 2 種類のアクセ

ス権限またはセキュ リテ ィ ・ レベルが割り当てられます。 それぞ

れのコードで、 その下のレベルが自動的に有効になります。

2.9.1 オペレータ ・ コード

デフォルト で、 オペレータ ・ メニューは、 コードなしでアクセス

できます。 メニューの選択を [OK] で確定するとき、 コード要求は

表示されません。

オペレータが自分のオペレータ ・ コード を入力すると

("main menu > setup > change code")、 オペレータ ・ サブメニュー

のアクセスに必要なコード要求が表示されます。 変更したオペ

レータ ・ コード を使用できるのは、 適切な技術ト レーニングと経

験を持ったオペレータのみです。 アクセスできるのは、 コード を

入力してから 60 秒後です。

2.9.2 サービス ・ コード

このコードは、 ト レーニングを受けたグルン ド フォスのサービ

ス ・ エンジニア用です。 アクセスは、 入力後 30 分間可能です。 試

運転にはサービス・コードが必要です。 5.4 システムの電源投入 - 最初の起動 を参照して く ださい。

2.9.3 スーパー ・ ユーザー ・ コード

メ ンテナンス ・ セクシ ョ ンの一部のメニューは、 出荷時に設定済

みです。 これらのメニューをアクセスするには、 特別コード

(スーパー ・ ユーザー ・ コード) が必要です。 このサービス ・ マ

ニュアルでは、 スーパー ・ ユーザー ・ コードについては取り上げ

ません。

16

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語 (JP)

2.10 メニュー構造

サブメニューは、 オペレータ用 (オペレータ ・ コード使用) と

サービス ・ エンジニア用 (サービス ・ コード使用) では異なりま

す。

ソフ ト ウェア ・ メニューは、 いずれも [Up] ボタンと [Down] ボタ

ンで "main menu" から選択でき、 [OK] でアクセスできます。 前の

メニュー ・ レベルに戻るには、 [Esc] を押します。

2.10.1 オペレータ ・ メニュー (パート 1)

1 "measurement" サブメニューは、 "setup" メ ニューで有効にしておいた場合のみ表示されます。

2 "water flow meter" サブメニューは、 "water flow meter" を "setup" メニューで有効にしておいた場合のみ表示されます。

3 有効な流量計のタ イプによって異なります。

4 アラーム設定は、 "measurement" が有効でないと使用されません。 最大薬注時間を超えて、 障害が発生して、 二酸化塩素に先に設定し

たアラーム値を越えた場合や、 その値に達しない場合に、 アラーム ・ リレーが起動します。

5 "setup" メニューの設定によって異なります。

メ イン ・ メ

ニューサブメニュー 1 サブメニュー 2 サブメニュー 3 サブメニュー 4 サブメニュー 5

main menu

process

startstart Start ClO2 production?

back

terminateterminate

Terminate ClO2

production?

back

operationbatches

0 = continuous

1~20 (調節可能)

ext. batch tank on/off

service

process

status 表示: process status

list of events

production ClO2

batches

chemicals HCl/NaClO2 reset

age of ClO2 (mm:ss)

maintenance

flushingstart

terminate

measurement 1

ClO2measured value

CalData-LogBook

temperature°C または °F (measured

value)

pH または ORP 5measured value

CalData-LogBook

controller ClO2

water flow meter 2例、5 インパルス/秒 = 50 %

または 10 mA = 50 % 3

test display

program version

main menu

setup

language

Deutsch

English

(すべてリス ト記載)

date/time

date

time

daylight.sav.t.Begin、 end、 time shift

(± x 時間)、 off

code functionchange

delete

display contrast

alarm 4alarm value ClO2

alarm off

alarm on

alarm value 1: 0.15 mg/lupward violation ま

たは downward viol.

alarm value 2: 0.70 mg/lupward violation ま

たは downward viol.

hysteresis: 0.01

alarm delay: 0 sec.

dos. time monit.off

on max. dosing time

17

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語 (J

P)

オペレータ ・ メニュー (パート 2)

メ イン ・ メニュー サブメニュー 1 サブメニュー 2 サブメニュー 3 サブメニュー 4 サブメニュー 5

calibration

chlorine dioxide

CAL meas. value

CAL result slope: µA、 mg/l

CAL cycle on/off

pH

CAL meas. valueグルン ド フォス、

DIN/NIST、 others

CAL resultスロープ µA、 mg/l

asym. mV

CAL cycle on/off

ORP

CAL meas. value

CAL result asym.mV

CAL cycle on/off

manual operation controller ClO2 on/off

18

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語 (JP)

2.10.2 サービス ・ メニュー (1)

* "proport. ctrl." と "combined ctrl." は、 "setup" > "water flow meter" で流量計を定義してお く と、 表示されます。 定義していなければ、

"setpoint ctrl." が表示されます。

** "measurement" を "setup" でアクテ ィ ブにしてお く と、 温度補正がアクテ ィ ブになります。 配線を長 く すると Pt100 温度センサの抵抗が

高 く なります。 このメニュー機能で、 追加のライン抵抗をオフセッ ト します。 単位については、 "setup" > "measuring range"   を参照して

く ださい。

メ イン ・ メニュー サブメニュー 1 サブメニュー 2 サブメニュー 3 サブメニュー 4 サブメニュー 5

main menu setup

measurement

AQC-D1

AQC-D6

off

ClO2

ClO2 + pH

ClO2 + ORP

measuring range

ClO2 0.00 - 1.00 mg/l

....

temperature°C°F

0~50 °C....

pH0.00 ~ 14.00 pH

....

ORP0~1000 mV

....

water flow meter

off

impulse x l/impulse

x m3/hcurrent

0~20 mA

4~20 mA

others

relay

warning relayon (N.C.)

off (N.O.)

alarm relay:on (N.C.)

off (N.O.)

current output

control

0~20 mA

4~20 mA

others

measurement ClO2

0~20 mA

4~20 mA

others

factory settingsetup

save

activate

reset フ ァ ク ト リ ・ コード

controller ClO2

proport. ctrl.*interpulse ctrl.

cont. controller0~20 mA

....

setpoint ctrl.interpulse ctrl. P、 PI、 PID

cont. controller 0~20 mA

combined ctrl.*interpulse ctrl. P、 PI、 PID

cont. controller0~20 mA

...

off

main menu

service

test currentcontrol measurement

ClO2

0 % on/off

50 % off/on

100 % off/on

test relay

SV H2O off

Pump HCl off

Pump NaCl2 off

Pump ClO2 off

alarm relay: off

warning relay off

test level

reaction tank K4、 K3、 K2、 K1

int. batch tank K6、 K5

ext. batch tank K13、 K12、 K11

suction lance K7、 K8、 K9、 K10

maintenancemaintenance rel.

temp. correction** x °C

manual operation dosing flowcont. controller また

は interpulse ctrl.xx % dosing flow

19

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語 (J

P)

サービス ・ メニュー (2)

1 設定点コン ト ローラまたは複合コン ト ローラーのみ

2 比例コン ト ローラのみ

3 PI- または PID コン ト ローラのみ

4 PID コン ト ローラのみ

5 インターパルス ・ コン ト ローラのみ

メ イン ・ メ

ニューサブメニュー 1 サブメニュー 2 サブメニュー 3 サブメニュー 4 出荷時設定

main menu controller ClO2

set point 1 x mg/l x = 0,2

added quantity 2x mg/l

x = 0,2

prop.range XP 1 x % x = 30

reset time TN 3 x s x = 60

deriv. time TV 4 x s x = 0

switch-on time 5 x s x = 0,5

dosing flow x % x = 100

controller stopN.C.

N.O.N.O.

dosing pump

stroke adjustm. x % x = 100

dosing capacity x l/h

OCD-162-5 で DDA 7.5-16: 2.5 l/h

OCD-162-10 で DDA 7.5-16: 5.0 l/h

OCD-162-30 で DMX 16-10: 16.0 l/h

OCD-162-30 で DDI 60-10: 16.0 l/h

OCD-162-60 で DMI 35-10: 35.0 l/h

OCD-162-60 で DDI 60-10: 35.0 l/h

20

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語 (JP)

3. 輸送と梱包

3.1 開梱

梱包ユニッ ト数: 1 ボッ クス

1. 装置の梱包を解きます。

2. カバーの梱包を解きます。

3. 測定セルがある場合は、 その梱包を解きます。

4. 拡張モジュールがある場合は、 その梱包を解きます。

5. サービスのために返送するときのために、 オリジナルの梱包

は保管しておいて く ださい。

6. 輸送時に破損していないか、 装置を点検して く ださい (特に

ホースやケーブル)。

3.2 輸送時の破損が見つかった場合

1. オリジナルの梱包具で装置を梱包します。

2. 運送業者に輸送時の破損があったこ とを伝えます。

3. 供給元に装置を返送します。

4. 設置

4.1 設置場所

設置前に、 構造的安全や技術的安全と、 最適なシステム操作のた

めに、 以下の条件がすべて満たされているこ とを運用会社が確認

して く ださい。

設置場所に求められる条件を以下に示します。

• 日光対策、 霜対策、 換気、 十分な照明が得られるこ と。 オキシ

パーム プロ ・ システムは屋外に設置しないこ と。

• 気温、 湿度、 許容コンポーネン ト温度、 希釈水の水質に関し

て、 11. 技術データ で指定した条件が満たされているこ と。

• OCD-162-5、 -10 システムを壁面設置 (取り付けネジ用に最小

壁厚 100 mm) または OCD-162-30、 -60 システムを床面設置

するためのコンク リート壁面またはコンク リート床面があるこ

と。

• 電源接続があるこ と。

• 主配水管のアクセス手段があるこ と。

• 分離弁のある飲用水品質の希釈水の接続があるこ と (ド イツ:

TrinkwV 2001)。

• 薬品を洗い流す床排水溝と、 サンプル水用の排水溝 (槽) があ

るこ と。

• 空の薬品容器と未使用の薬品容器専用の保管室があるこ と。

• 防火のため、 他の区域からは分離されているこ と。

• 許可無く 立ち入りできないこ と。 事故防止のための規定を満た

しているこ と。

• 個人が続けて使用しないこ と。 滞在できる最長許容時間は 2 時

間です。

警告

輸送時の破損によりシステムが正常に動作しない場合、 機器の破損や身体傷害のリスクが高まるおそれがあります。

ボッ クスを揺すったり、 つぶしたり、 落と したり しないで く ださい。 鋭い刃や尖った刃を使用しないで く ださい。 梱包は丁寧に開いて く ださい。

装置はボッ クスから慎重に取り出して く ださい。 ホースやケーブルを曲げないで く ださい。

注ポンプのス ト ローク長調節ノブは触らないで く ださい。 ス ト ローク長調節ノ ブはポンプを運転するまでは調節しないで く ださい。

寸法

L x W x H

[mm]

内容総重量/正味重量

[kg]

900 x 900 x 518オキシパーム プ

ロ (カバー、

ホース、 ネジ、

付属品付き)

OCD-162-5: 30/26

OCD-162-10: 32/28

766 x 558 x 1813OCD-162-30-D: 80/70

OCD-162-30-P: 79/69

766 x 558 x 1813OCD-162-60-D: 100/85

OCD-162-60-P: 99/84

警告 正し く 設置しないと、 重大な身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。 グルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外、 本システムを設置するこ とはできません。

注 ガス警告装置の設置を推奨します。

21

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語 (J

P)

4.1.1 設置の準備

4.1.2 設置現場の準備

オペレータのチェ ッ ク リス ト 済み

• オキシパーム プロ ・ システム、 薬注ポンプ、 多機能弁、 測定セル、 拡張モジュール (使用する場合) の設置方法と操作方

法に目を通しましたか。 サービス ・ マニュアルは設置場所の乾燥した個所に保管しましたか。

• 希釈水配管と主配水管の圧力と温度を測定しましたか。

• 室温と湿度を測定しましたか。

• 必要に応じて、 化学薬品保管の公的認可を得ましたか。

• 付属品を購入しましたか。 13. を参照して く ださい。

• 飲用水配管に希釈水補充用のタ ップ ・ スリーブを取り付けましたか。

• 主配管の注入装置にタ ップ ・ スリーブを取り付けましたか。

• 必要に応じて、 注入配管に保護パイプを取り付けましたか。

• 必要に応じて、 サンプル水抽出用のタ ップ ・ スリーブを主配管に取り付けましたか。

• 使用する場合は、 測定/混合モジュールのタ ップ ・ スリーブを取り付けましたか。

• 事故予防規制に従って、 室内では保護服を支給しましたか

(ド イツ: GUV-V D5事故防止規制 「水の塩素化」 1997年1月)。

• 用意された警告標識をすべて掲示しましたか。 警告標識を掲示しましたか: 「火気、 裸火、 たばこ禁止」

サービス ・ エンジニアリングのチェ ッ ク リス ト 済み

• 主配管までのすべての接続の取り付けが済んでいるか確認しましたか。

• 必要なすべてのパーツを入手しましたか (薬品容器、 ホース、 ケーブル)。

• 装置を壁か床に設置しましたか。 設置方法を参照して く ださい (図 14)。

• 測定セルを取り付けましたか (使用する場合)。 測定セルの設置方法と操作方法を確認しましたか。

• 測定/混合モジュールを取り付けましたか (使用する場合)。

• 水圧コンポーネン ト を接続しましたか。

– ソレ ノ イ ド弁までの希釈水ホース

– 注入装置までの薬注配管

– 外部バッチ槽から外部薬注ポンプまでの薬注配管 (使用する場合)

• 薬品容器を設置し、 吸引ランスを取り付けましたか。

• 水圧コンポーネン ト を測定セルに接続しましたか (使用する場合)。

• 水圧コンポーネン ト を測定/混合モジュールに接続しましたか (使用する場合)。

• グラン ドからコン ト ローラまでケーブルを配線しましたか。

• 電子コンポーネン ト を接続しましたか。

– 流量メーター (または接触流量計)

– 測定セル AQC-D1 または AQC-D6 (使用する場合)

– 測定/混合モジュール (使用する場合)

– 上位レベル制御システム (使用する場合)

– 警告ランプまたは音声警告システム (使用する場合)

– ガス警告装置 (使用する場合)

– 外部非切り替え装置 (使用する場合)

• 電源ケーブルを接続しましたか。

• カバーを取り付けましたか。

22

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日本

語 (JP)

4.2 壁面設置 (OCD-162-5/-10)

4.2.1 要件

• 最小壁厚 (れんが/コンク リート ) : 0.10 m

• 最高室内高: 2.20 m

• 取り付け高: 目の高さに画面

• 注入装置と測定点間の最短距離: 3.00 m

• 最上部と天井間の最短距離: 0.19 m

• 両サイ ドのどちらかの最短許容距離: 0.20 m

4.2.2 寸法

図 12 オキシパーム プロ OCD-162-5 と OCD-162-10、 ド リル穴付き

TM04 8544 1312

23

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日本

語 (J

P)

4.3 床面設置 (OCD-162-30/-60)

4.3.1 要件

• 最小壁厚 (れんが/コンク リート ) : 0.10 m

• 最高室内高: 2.20 m

• 注入装置と測定点間の最短距離: 3.00 m

• 最上部と天井間の最短距離: 0.19 m

• 両サイ ドのどちらかの最短許容距離: 0.20 m

• 吸引ホース間の最長距離: 5.00 m

4.3.2 寸法

図 13 オキシパーム プロ OCD-162-30 と OCD-162-60

TM04 0952 1709

1800

766 568

660

580

A-A

320

A A

500

24

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日本

語 (JP)

4.3.3 設置方法

図 14 測定セルと混合モジュール付きのオキシパーム プロ (図は OCD-162-5) の設置方法

TM03 6923 4506

青 赤

位置 コンポーネン ト

1a希釈水と洗浄水を提供する配水管 (システム内のソレ ノ

イ ド弁経由)

1b 分離弁付き希釈水抽出装置

3吸引ランスと回収ト レイ付きの NaClO2 (重量当たり希釈

濃度 7.5 %) 容器

4吸引ランスと回収ト レイ付きの HCl (重量当たり希釈濃度

9 %) 容器

11 殺菌する主配水管

12 流量計 (または接触流量計)

14 薬注配管

16 サンプル水抽出用穴

17 サンプル水抽出装置

18 測定セル

19 電源接続/メ イン ・ スイ ッチ

22 混合モジュール

23 測定セル用接続ケーブル

24 サンプル水ド レーン

25 洗浄モーター用接続ケーブル

26 希釈水用ホース

25

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日本

語 (J

P)

4.4 その他のモジュール

測定セルや測定/混合モジュールなど、 その他モジュールは、 壁面

に固定して く ださい。 詳細については、 それぞれの補助モジュー

ルの設置方法や操作方法を参照して く ださい。

4.5 外部バッチ槽

電気接続については、 4.8.10 を参照して く ださい。

4.6 薬品容器と吸引ランスの取り付け

1. 塩酸吸引ランス (赤ラベル) のホース (6) を塩酸ポンプ (赤

ラベル) のホース接続部にネジ留めします。

図 15 フロートの正しい方向

2. 塩酸の容器をシステムの右下 (OCD-162-5、 -10) またはシス

テム横 (OCD-162-30、 -60) の赤い回収ト レイに置きます。

3. カバーのネジをゆるめます。 吸引ランス (赤いラベル) を容器

に沈めます。 吸引ランスのキャ ップを容器にネジ込みます。

4. 亜塩素酸ナ ト リウム吸引ランス (青いラベル) のホース (5)

を亜塩素酸ナ ト リウム ・ ポンプ (青いラベル) にねじ込みま

す。

5. 亜塩素酸ナ ト リウム容器を、 システムの下左 (OCD-162-5、

-10) またはシステムの横 (OCD-162-30、 -60) の青い回収ト

レイに置きます。

6. カバーのネジをゆるめます。 吸引ランス (青いラベル) を容器

に沈めます。 吸引ランスのキャ ップを容器にネジ込みます。

4.7 水圧接続

4.7.1 オキシパーム プロ OCD-162-5、 -10

図 16 水圧接続 OCD-162-05、 -10

警告

外部バッチ槽に保管する外部二酸化塩素溶液の温度は 40 °C を越えないよ う注意して く ださい。

40 °C を越えると、 ガス放出のおそれがあります。

警告

ホースがキンクすると身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。

吸引ホースとケーブルはキンク させないで く ださい。

可能な限り、 ホースは装置から直接下に取り回してく ださい。 ホースは丸く 束ねなて置かないで く ださい。

警告

吸引ランスとポンプ間で吸引ホースに引張応力を掛けないで く ださい。

吸引ホースに過大な引張応力をかけると、 接続部が外れて、

吸引ホースから薬品が漏れるおそれがあります。

警告

薬品容器や吸引ランスを同じ場所に保管すると爆発の危険性があります。 その結果、 身体傷害や機器の重大な破損が発生するおそれがあります。

薬品容器や吸引ランスは同じ場所に保管しないで ください。

薬品容器、 吸引ランス、 ポンプのラベルの指示を守って く ださい。 赤 = HCl、 青 = NaClO2。

警告

化学薬品を正し く保管しないと火災や腐食が発生するおそれがあります。

塩酸や亜塩素酸ナ ト リウムは、 可燃性の物質や酸化性の物質、 オイル、 酸、 塩の近 く に保管しないで く ださい。

化学薬品保管の公的許可を得て く ださい。

注 「常時閉」 シンボルは最上部に表示されます。

TM04 0854 0908

注 OCD-162-5、 -10: 薬品容器がシステムの下に収まっているこ とを確認して く ださい。

TM04 8542 1312

位置 説明

5、 6NaClO2 薬注ポンプと HCl 薬注ポンプの吸引側の両方の

吸引ランスのホース

8ド レーン槽のド レーン ・ コ ッ クのホース

(洗浄とベン ト専用に取り付け)

14

二酸化塩素薬注ポンプから主配水管の注入装置まで、

混合モジュールの注入装置まで、 あるいは外部バッチ

槽までの薬注配管

26 ソレ ノ イ ド弁の希釈水ホース

26

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日本

語 (JP)

4.7.2 オキシパーム プロ OCD-162-30、 -60

図 17 水圧接続 OCD-162-30、 -60

TM04 0953 1509

OC

D-1

62-3

0

OC

D-1

62-6

0

位置 説明

5、 6NaClO2 薬注ポンプと HCl 薬注ポンプの吸引側の両方の

吸引ランスのホース

8バッチ槽のド レーン ・ コ ッ クのホース (洗浄とベン ト

専用に取り付け)

14

薬注ポンプから主配水管の注入装置まで、 混合モ

ジュールの注入装置、 または外部バッチ槽までの薬注

配管

26 ソレ ノ イ ド弁の希釈水ホース

27

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語 (J

P)

4.7.3 システム ・ フレームの接続

1. 希釈水抽出装置を閉じます。

2. 抽出装置に希釈水ホースを接続します。

3. システム ・ フレームまでホースを取り回します。

4. ホースをソレ ノ イ ド弁に接続します。

5. 薬注ポンプの多機能弁から注入装置まで (ユーザー側で用意

する保護パイプを通して) ホースを取り回し、 接続します。

6. 洗浄とベン ト専用のバッチ槽のド レーン ・ コ ッ クにホースを

接続します。

4.7.4 外部薬注ポンプの薬注配管の接続

1. バッチ槽のコネク タからキャ ップを外します。

2. 薬注配管をバッチ槽から外部薬注ポンプまで取り回し、 外部

薬注ポンプの吸引バルブに接続します。

3. オーバーフロー配管を、 外部薬注ポンプ背後からバッチ槽ま

で取り回して、 そこに接続します。

4. 薬注配管を外部薬注ポンプから注入装置まで取り回し、 注入

装置に配管を接続します。

4.7.5 水圧コンポーネン ト を測定セルに接続

1. 主配水管の抽出装置にサンプル水ホースを接続し、 測定セル

までホースを取り回し、 測定セルに接続します。

2. サンプル水ホースを測定セルに接続し、 ド レーンまで取り回

します。

薬注後に、 サンプル水の二酸化塩素濃度、 温度、 pH/ORP の値を

測定セルで測定します。 測定セルには、 以下の接続部があります。

• サンプル水抽出装置から測定セルまでのホース

• 測定セルからサンプル水ド レーンまでのホース

詳細については、 測定セルの取り付け方法と操作方法を参照して

く ださい。

4.7.6 測定モジュールの接続部

測定モジュールは、 主配水管に水圧接続になっています。 測定モ

ジュールには以下の接続部があります。

• タ ップ ・ スリーブから測定モジュールまでのホース

• 測定モジュールから、 主配水管のも う 1 つのタ ップ ・ スリーブ

までのホース

詳細については、 測定モジュールの取り付け方法と操作方法を参

照して く ださい。

4.7.7 混合モジュールの接続

混合モジュールは、 主配水管とオキシパーム プロ ・ システムに水

圧接続になっています。 混合モジュールには以下の接続部があり

ます。

• 薬注ポンプから、 混合モジュールの注入装置までの薬注配管

• 1 個のタ ップ ・ スリーブから混合モジュールまでのホース

• 混合モジュールから、 主配水管のも う 1 個のタ ップ ・ スリーブ

までのホース

詳細については、 混合モジュールの取り付け方法と操作方法を参

照して く ださい。

4.8 電気コンポーネン トの接続

図 18 画面、 コン ト ロール要素、 ケーブル ・ グラン ド付きの

コン ト ローラ

ほとんどのケーブルは納品時にはコン ト ローラに接続済みになっ

ています。 以下のケーブルは試運転時に接続して く ださい。 接続

方法については、 図 55 の端子接続プランを参照して く ださい。

• 警告ランプと音声警告システム

• 接触流量計

• 流量計 (電流入力信号)

• 測定電極 (測定セル)

• 基準電極 (測定セル)

• カウンタ電極 (測定セル)

• GND_Cl (測定セル)

• 洗浄モーター (測定セル)

• Pt100 温度センサ

• 主配水管のサンプル水センサ

• 障害入力 (ガス警告装置など)

• 混合モジュールまたは上位レベル制御システムの流量モニタ

• 外部バッチ槽のレベル ・ コン ト ロール

警告

薬注配管の保護パイプを取り付ける場合は、長さを 3 メー トル以内にして く ださい。

これは、 二酸化塩素ガスが濃縮されて集まって漏れるおそれがあるからです。

警告

正し く設置しないと、 身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。

グルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外、 外部薬注ポンプをオキシパーム プロ OCD-162 に接続するこ とはできません。

警告

グルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外、 電気コンポーネン ト を接続するこ とはできません。

(輸送時や設置時の事故により) 電気コンポーネン トが破損すると、 感電のおそれがあります。

コン ト ローラ背後の空間には手をいれないで く ださい。 ケーブルはキンク させないで く ださい。

TM03 6926 4506

28

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日本

語 (JP)

4.8.1 グラン ドからコン ト ローラまでのケーブル配線

1. コン ト ローラ下の長方形のカバーの 2 本ネジをゆるめ、 カ

バーを外します。

2. 対応するケーブル ・ グラン ド をゆるめ、 ケーブル上を押して

移動します。

3. 図 55 の端子接続プランに従ってケーブルを接続します。

4. 手でケーブル ・ グラン ド を締めます。

4.8.2 流量計の接続 (接触流量計)

1. 流量計 (接触流量計) からコン ト ローラまで制御ケーブルを

配線します。

2. 制御ケーブルをコン ト ローラに接続します。

4.8.3 測定セルの接続

測定セル AQC-D1 または AQC-D6 を接続します (該当する型

式)。

• 測定電極と カウンタ電極 (二酸化塩素用)

• サンプル水センサ

• Pt100 温度センサ

• pH 電極 (pH または ORP 用) (AQC-D1 のみ)

• 洗浄モーター (AQC-D1 のみ)

4.8.4 測定モジュールの接続

AQC-D1 または

AQC-D6 に測定モジュールを接続します (該当する型式)。

• 測定電極と カウンタ電極 (二酸化塩素用)

• サンプル水センサ

• Pt100 温度センサ

4.8.5 混合モジュールの接続

混合モジュールの使用時:

• 流量計からケーブルを接続します (端子 49/50)。

4.8.6 上位レベル制御システムの接続

上位レベル制御システムを使用する場合で、 混合モジュールを接

続しない場合:

• 上位制御システムから端子 49/50 までケーブルを接続します。

上位レベル死魚システムは、 オキシパーム プロ ・ コン ト ローラ と

薬注ポンプの電源切断にも使用できます。

4.8.7 警告ランプまたは音声警告システムの接続

警告ランプまたは音声警告システムを使用する場合:

• 警告ランプまたは音声警告システムからエラー ・ メ ッセージ用

の集合リレーまでケーブルを接続します。

• アラーム ・ リレー

– 端子 25 と 29 N.C. (常時閉)

– 端子 25 と 27 N.O. (常時開)

• 警告リレー

– 端子 26 と 30 N.C. (常時閉)

– 端子 26 と 28 N.O. (常時開)

警告ランプを常時閉接点に接続してお く と、 停電時に警告ランプ

が点灯します。

4.8.8 ガス警告装置の接続

ガス警告装置を使用する場合:

• ガス警告装置からケーブルを接続します。

4.8.9 外部非切り替え装置の接続

2 台の外部装置に電源電圧を供給できます。

• 空いているケーブル ・ グラン ド を選択し、 端子 14/16/18 と

20/22/24 を接続します。 11.16 端子接続計画 を参照して く だ

さい。

4.8.10 外部バッチ槽の接続

外部バッチ槽を使用する場合:

• 外部バッチ槽から端子 45、 46、 47、 48 にレベル ・ センサを接

続します。

– 端子 45: min. レベル

– 端子 46: max. レベル

– 端子 47: max. -max. レベル (バッチ槽がオーバーフル)

– 端子 48: 接地

4.9 電源ケーブルの接続

メ イン ・ スイ ッチの要件:

• 動作電圧 min. AC 230 V

• 動作電流 min. AC 4 A

• 2 極割り込み

メ イン ・ スイ ッチは OCD-162 システムにできるだけ近づけて く

ださい。 保護接地は、 端子 6 と接続して く ださい。 11.16 端子接続計画 を参照して く ださい。

1. ネームプレートの指定電圧になっているか確認して く ださい。

2. 電源ケーブルはコン ト ローラ と反応槽の間の側面を下から配

線して く ださい。

3. 電源ケーブルはメ イン ・ スイ ッチからできるだけ遠ざけて配

線して く ださい。

4. メ イン ・ スイ ッチに電源ケーブルを接続します。

5. メ イン ・ スイ ッチを切ります。

警告

電気関係を正し く接続しないと、 重大な身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。

グルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外は電気関係の接続はできません。

作業開始前に、 必ず電源を切って く ださい。

各地の規制に従って、 電源接続を実施して く ださい。

すべての電極にセパレータを用意して く ださい。

警告

容積補償バッグが破損しているとガスが漏れてガス中毒になるおそれがあります。

コン ト ローラ背後の空間に電源ケーブルを通さないで く ださい。

電源ケーブルはコン ト ローラ と反応槽の間の側面を下から配線して く ださい。

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日本

語 (J

P)

5. 試運転

5.1 システム構成

5.2 ソ フ ト ウェア設定

ソフ ト ウェア設定はアプリケーシ ョ ンによって異なります。 用途

は、 以下のよ うに大き く 3 つに分かれます。

5.2.1 用途 - 飲用水

ド イツ飲用水基準 (TrinkwV) では、 飲用水配管の二酸化塩素濃度

を 0.4 mg/l 以下に定めています。

• 値は、 0.1 から 0.4 mg/l の範囲内に設定するこ と。

• 薬注は流量に比例して制御するこ と。

以上の適用量は流量に応じて制御します。 流量計から出た信号は、

擾乱変数 ("x-in") と してコン ト ローラに送られます。 薬注流量

は、 コン ト ローラから薬注ポンプに送られる信号で決まります

("y-out: %")。

薬注係数

オキシパーム プロのコン ト ローラはサービス ・ エンジニアが設定

した値で薬注係数を自動的に計算します。

機械的ス ト ローク調整機能付きポンプ

二酸化塩素の薬注量が少ない場合、 二酸化塩素のクラウドが形成

されるおそれがあります。 二酸化塩素クラウドの形成を抑えるた

め、 ス ト ローク長は薬注ポンプで機械的に短縮できます。 ス ト

ローク長を短縮したときは、 短縮したス ト ローク長をス ト ローク

調整値と してパーセン ト単位で入力して く ださい。 "main menu >

controller ClO2 > dosing pump > stroke adjustm."。 2.10.2 を参照し

て く ださい。

図 19 さまざまなス ト ローク長による薬注量の分布

警告

グルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外、 オキシパームプロ ・ システムの試運転はできません。

試運転をする前に、 ホース、 接続、 ポンプに漏れがないか確認して く ださい。 システムを正し く 設置できたか確認して く ださい。

シール、 弁、 ホースの接続部、 配管に不具合があると、 薬品が漏れて火災のおそれがあります。

希釈水の品質に問題があると主配水管の腐食や器物の破損が発生するおそれがあります。

圧力、 温度、 飲用水の品質は、 システム仕様に合わせて く ださい。

試運転開始前ならびに試運転中は希釈水を点検してく ださい。

注 ガス警告装置の設置を推奨します。

チェ ッ ク リス ト はい いいえ

1. システムはどのよ うな用途に使用しますか?

使用するコン ト ローラのタ イプはどれですか?

– 飲用水 - 比例コン ト ローラ

– 産業用水 - 設定点コン ト ローラ

– 産業用水、 流量計付き - 複合コン ト ローラ

– 外部バッチ槽を使用する用途 (シ ョ ッ ク殺

菌) - コン ト ローラなし

2. 主配水管には以下のコンポーネン ト を接続し

ますか? (産業用水に必要。 飲用水では任意)

– 接触流量計

– 流量計

3. 主配水管に以下のコンポーネン トが接続され

ていますか? (産業用水に必要。 飲用水では任

意)

– 測定値確認のための測定セル

4. どの変数を測定しますか?

– ClO2 (測定セル AQC-D6/AQC-D1 を選択の

こ と)

– ClO2 + pH (測定セル AQC-D1 を選択のこ と)

– ClO2 + ORP (測定セル AQC-D1 を選択のこ

と)

5. オキシパーム プロには以下のコンポーネン ト

を接続しますか?

– 測定モジュール

– 混合モジュール

6. オキシパーム プロには以下のコンポーネン ト

を接続しますか?

– 外部薬注ポンプ

– 記録器

– 警告ランプまたは音声警告システム

– 上位レベル制御システム

TM03 6930 4506

注 ス ト ローク長調整ノブは、 薬注ポンプの実行時以外に調整しないで く ださい。

40

100

ス ト ローク長 [%] ス ト ローク調整量 = 100 %

=> ClO2 の不均一な薬注

ス ト ローク調整量 < 100 % => ClO2 の均一な薬注

時間 [s]

30

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日本

語 (JP)

* 比例コン ト ローラ と複合コン ト ローラの場合のみです。

チェ ッ ク リス ト メモ OK

• 運用ソフ トウェアのサービス ・ コード

• 試運転日

• 試運転時刻

• 言語

• 出荷時設定

– 出荷時設定をすべて採用

– 変更値を保存

• 流量計のインパルス率 (xxx l/imp)*

• 最大流量 Qmax. (m3/h)*

• 流量計の電流*

– 0~20 mA

– 4~20 mA その他

• 測定セルで測定した値 (使用する場合)

– ClO2 + pH

– ClO2+ ORP、 または ClO2

• 測定範囲、 5.8 測定範囲の割り当て を参照して く ださい。

– サンプル水の ClO2 濃度。

– サンプル水の温度

– サンプル水の pH または ORP

• 外部装置までの出力電流 (使用する場合)

– 飲用水に使用する場合のコン ト ローラ設定: コン ト ローラ ・ タ イプ 比例コン ト ローラ

– インターパルス ・ コン ト ローラまたは連続コン ト ローラ?

• 薬注係数 (計算値) *

• 薬注能力 (単位パーセン ト、 計算値)

– ス ト ローク長 (単位パーセン ト )

– 目標濃度 (単位 mg/l、 g/m3)

– 内部バッチ槽モード と外部バッチ槽モード

– その他のパラ メータについては、 5.10.3 コン ト ローラのパラ メータ設定 を参照して く ださい。

• 外部薬注ポンプまでの出力電流 (使用する場合)

• アラーム ・ リレー

– アラーム値 1

– アラーム値 2

– ヒステリシス

– アラーム遅延

– 薬注時間監視

– バッチ槽空信号

31

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日本

語 (J

P)

5.2.2 用途 - 産業用水

産業用水に使用する場合、 主配水管の二酸化塩素濃度は 0.4 mg/l

よ り高 く 設定できます。

• 薬注は、 流量に比例して制御します。

• 薬注は、 設定点と実値を比較して制御します。

産業用水は、 流量計の有無に関わらず、 設定値 (目標濃度) で制

御します。 測定セルは主配水管の二酸化塩素濃度を測定し、 実値

をコン ト ローラに送信します。

コン ト ローラは受信した実地を設定点と比較します。 設定点との

差に応じて、 コン ト ローラは、 目標濃度達成に必要な二酸化塩素

溶液 (作動変数) を計算します。

* 複合コン ト ローラの場合のみです。

チェ ッ ク リス ト メモ OK

• 運用ソフ トウェアのサービス ・ コード

• 試運転日

• 試運転時刻

• 言語

• 出荷時設定

– 出荷時設定をすべて採用

– 変更値を保存

• 流量計電流 (使用する場合)*

• 測定セルで測定した値 (使用する場合)

– ClO2 + pH

– ClO2 + ORP、 または ClO2

• 測定範囲、 5.8 測定範囲の割り当て を参照して く ださい。

– サンプル水の ClO2 濃度

– サンプル水の温度

– サンプル水の pH または ORP

• 外部装置までの出力電流 (使用する場合)

– 産業用水のコン ト ローラ ・ タ イプ (流量計なし) 設定点コン ト ローラ

– 産業用水のコン ト ローラ ・ タ イプ (流量計あり) 複合コン ト ローラ

– インターパルス ・ コン ト ローラまたは連続コン ト ローラ?

– P、 PI、 または PID?

• 薬注能力 (単位パーセン ト )

– ス ト ローク長 (単位パーセン ト )

– 目標濃度 (単位 mg/l、 g/m3)

– 設定値

– 内部バッチ槽モード と外部バッチ槽モード

– その他の制御パラ メータ、 5.10.3 コン ト ローラのパラ メータ設定 を参照して く ださい。

• 外部薬注ポンプまでの出力電流 (使用する場合)

• アラーム ・ リレー

– アラーム値 1

– アラーム値 2

– ヒステリシス

– アラーム遅延

– 薬注時間監視

– バッチ槽空信号

32

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日本

語 (JP)

5.2.3 外部バッチ槽を使用する用途 (シ ョ ッ ク殺菌)

外部バッチ槽を使用する用途には、 流量計を使用する場合と、 使

用しない場合があります。 いずれの場合も、 外部バッチ槽を満た

します。 オキシパーム プロでは薬注を行いません。

二酸化塩素の製造は、 外部バッチ槽が満たされるまで続きます。

バッチ槽が最高液面レベル (K12) まで満たされると、 薬注ポン

プは停止します。 反応槽における二酸化塩素も停止します。

バッチ槽が最低液面レベル (K11) になると、 二酸化塩素の薬注

が開始し、 プロセスが再開します。

チェ ッ ク リス ト メモ OK

• 運用ソフ トウェアのサービス ・ コード

• 試運転日

• 試運転時刻

• 言語

• 出荷時設定

– 出荷時設定をすべて採用

– 変更値を保存

• 測定セルで測定した値 (使用する場合)

– ClO2 + pH

– ClO2+ ORP、 または ClO2

• 測定範囲、 5.8 測定範囲の割り当て を参照して く ださい。

– サンプル水の ClO2 濃度

– サンプル水の温度

– サンプル水の pH または ORP

– 外部バッチ ・ モード

• アラーム ・ リレー

– アラーム値 1

– アラーム値 2

– ヒステリシス

– アラーム遅延

33

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日本

語 (J

P)

5.3 試運転の手順

試運転は、 以下のチェ ッ ク リス ト に従って実行します。

チェ ッ ク リス ト 掲載個所 OK

• 本書を読みます。

• 設置の状態を目視検査します (ホース、 配管、 接続)。

• 流量計を設定します (取り付けた場合)。 5.6

• 測定セルを接続した場合は、 測定値、 測定変数、 測定範囲を設定します。 5.7

• 外部装置を接続した場合は、 外部装置の電流出力を設定します。 5.9

• コン ト ローラを設定します (シ ョ ッ ク殺菌の設定は対象外)。 5.10

• 外部薬注ポンプを接続する場合は、 外部薬注ポンプの電流出力を設定します。 5.11

• 警告リレーとアラーム ・ リレーを設定します。 5.12

• モード を設定します。 5.13

– 内部バッチ槽モード と外部バッチ槽モード

• 薬注ポンプの薬品を手動で抜きます。 5.13

• 運転を開始します。 5.14.1

– 二酸化塩素の製造を開始します。

– 薬注ポンプを手動でベン ト します (シ ョ ッ ク殺菌は対象外)。 5.12.2

• ス ト ローク長調整ノブを設定します (シ ョ ッ ク殺菌は対象外)。 5.12.3

• 運転を停止します。 5.15

– 二酸化塩素の製造を停止します。

– 薬注プロセスを停止します。

• 運転を再開します。 5.16

• システムを監視します。

– 二酸化塩素、 水温、 pH、 または ORP の測定値を表示します。5.17.1

– 薬注流量、 コン ト ローラ ・ タ イプ、 制御パラ メータを表示します (シ ョ ッ ク殺菌は対象外)。 5.17.2

– 流量計の流量を表示します (使用する場合)。 5.17.3

– プロセス ・ ステータスを表示します。 5.17.4

– イベン ト ・ リス ト を表示します。 5.17.5

– 二酸化塩素バッチを表示します。 5.17.6

– メ ンテナンス日を表示します。 5.17.7

– 薬品の消費量を表示またはリセッ ト します。 5.17.8

• 滞在時間を表示します。 5.17.9

• 必要に応じて、 システムをフラ ッシュ洗浄します。 5.18

• 必要に応じて、 システムの水抜きをします。 5.13

• 較正します。 5.19

• システムをテス ト します。 5.21

– 漏れがないか目視で確認します。 5.21.1

– 電源をテス ト します。 5.21.2

– 電流出力をテス ト と します (シ ョ ッ ク殺菌は対象外)。 5.21.3

– リレーをテス ト します。 5.21.5

– レベルをテス ト します (フロート ・ スイ ッチと吸引ランス)。 5.21.6

– 必要に応じて、 警告ランプと警告システムをテス ト します。 4.8.7

– 画面をテス ト します。 5.21.7

– 緊急停止をテス ト します。 5.21.8

– 手動運転をテス ト します (シ ョ ッ ク殺菌は対象外)。 5.21.10

• 必要に応じて、 オペレータの言語を設定します。 5.22

• 設定値を保存します。 5.23

34

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日本

語 (JP)

5.4 システムの電源投入 - 最初の起動

1. 希釈水給水を開きます。

2. 電源のメ イン ・ スイ ッチを入れます。

3. 言語を選択し、 [OK] で確定します。

詳細については、 5.22 言語の設定 を参照して く ださい。

4. 出荷時設定のサービス ・ コードの入力を求めるプロンプ トが

表示されます。

図 20 サービス ・ コード

5. 出荷時設定のサービスコード (----) を入力し、 [OK] で確定

します。

図 21 起動画面

6. [OK] を押して確定します。 "main menu" が表示されます。 シス

テムの使用準備が整いました。

* "controller ClO2" サブメニューは、 "setup" > "controller ClO2" でコン ト ローラを定義しておいた場合のみ表示されます。

5.5 基本セッ ト アップ

ソフ ト ウェア ・ メニューは、 すべて [Up] ボタンと [Down] ボタン

で "main menu" から選択できます。 また、 [OK] でアクセスできま

す。 前のメニュー ・ レベルに戻るには、 [Esc] を押します。

以下の図は、 サブメニュー ・ レベルのメニュー構造です。 白い

フ ィールドはオペレータが編集できます。 グレーのフ ィールド を

編集できるのはサービス ・ エンジニアだけです。

1. "main menu" > "setup" > [OK] を選択します。

図 22 "setup" メニューの構造

* "measuring range" サブメニューは、 "measurement" サブメ

ニューで測定セルと測定値を選択しておいた場合のみ表示され

ます。

** "controller ClO2" は "measurement" サブメニューで測定セルを

選択するか、 "water flow meter" サブメニューで流量計を選択

しておいた場合のみ表示されます。

5.5.1 言語の設定

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "language" > [OK] を選択します。

3. オペレータ言語を選択し、 [OK] > [Esc] を押します。

5.5.2 時刻の設定

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "date/time" > [OK] を選択します。

3. "time" > [OK] を選択します。

4. [Up] ボタンまたは [Down] ボタンを押して、 試運転時刻を設定

し、 [OK] で確定します。

設定値が保存されます。

TM03 6934 4506

TM03 6921 4506

main menu

process

controller ClO2 *

alarm

service

setup

maintenance

0000

SERVICE CODE

54321

process stop

TM03 6935 4506

main menu

setup

language

measurement

measuring range

water flow meter

relay

controller ClO2

date/time

code function

display

factory setting

current output

*

**

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日本

語 (J

P)

5.5.3 日付の設定

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "date/time" > [OK] を選択します。

3. "date" > [OK] を選択します。 今日の日付が表示されます。

4. 今日の日付で確定する場合は [OK] を押します。 別の試運転日

を設定する場合は [Up] ボタンまたは [Down] ボタンを押しま

す。 [OK] で確定します。

5.5.4 サマータ イムの設定/取り消し

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "daylight.sav.t."> [OK] を選択します。

3. [Up] ボタンまたは [Down] ボタンで任意の値を設定します。

5.5.5 表示コン ト ラス トの変更

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "display" > [OK] を選択します。

表示コン ト ラス トがパーセン ト値で表示されます。

3. [Up] を押すと コン ト ラス トが上がり、 [Down] を押すと コン ト

ラス トが下がります。 [OK] で確定します。

設定値が保存されます。

5.6 流量計の設定

接触流量計または流量計を主配水管に接続した場合は、 "water flow meter" メニューに切り替えて、 擾乱変数 (水量) をを定義し

て く ださい。

5.6.1 接触流量計のパラ メータ設定

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "water flow meter" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

出荷時設定は "off" です。

インパルス率と最大流量の入力

4. [Up] を押して "impulse" サブメニューを選択し、 [OK] で確定し

ます。 インパルス当たりのインパルス率を リ ッ トル単位で入力

し、 流量を単位 m3/h で入力します。

5. "impulse" > [OK] を選択します。

6. 設置した流量計のインパルス率を入力し、 [OK] で確定します

(設定範囲:1~999 L/IMP)。

7. 最大流量を入力し、 [OK] で確定します。

設定範囲: 1~100 m3/h

5.6.2 流量計のパラ メータ設定

主配水管に流量計が接続されている場合、 "water flow meter" メニューに切り替えて、 それぞれの流量 (0 % または 100 %) と流量

計の電流信号 (0~20 mA) の対応を定義します。

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "water flow meter" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

出荷時設定は "off" です。

流量計への切り替えと電流の範囲設定

4. [Up] を押して "current" サブメニューを選択し、 [OK] で確定し

ます。 こ こで、 流量 0 から 100 % に対応する、 流量計の電流信

号の範囲を指定します。

5. "current" > [OK] を選択します。

出荷時設定は 0-20 mA です。

6. 範囲を選択し、 [OK] で確定します。 "others" を選択すると、 以

下のサブメニューが表示されます。

7. "begin meas range" を設定し、 [OK] で確定します。

8. "end meas range" を設定し、 [OK] で確定します。 電流が指定範

囲外に移動した場合は、 アラーム信号が生成されます。

5.17.3 を参照して く ださい。

9. 最大流量を入力し、 [OK] で確定します。

注 運用ソフ トウェアで、 "water flow meter" は流量計と接触流量計のいずれにも使用します。

water flow meter

impulse

current

off

比例コン ト ローラまたは複合コン ト ローラの場合:

コン ト ローラが起動中に流量計が停止すると、 擾乱変数に応じて動作しているコン ト ローラは同時に停止します。 その様子は、 "setup > controller ClO2" サブメニューの off 表示で確認できます。

薬注時間監視をオンにしておけば、 同様に確認できます。

警告

流量計の設定は 3 インパルス/分を越える率で放射できるよ う設定して く ださい。

max.count frequ.

1 L/IMP

max. flow

10 m3/h

water flow meter

impulse

current

off

water flow meter

0-20 mA

4-20 mA

others

0-20 mA を選択すると、 0 % 水の電流は 0 mA になり、100 % 水の電流は 20 mA になります。

4-20 mA を選択すると、 0 % 水の電流は 4 mA になり、100 % 水の電流は 20 mA になります。

water flow meter

5 mA

begin meas range

注"others" を選択すると、 測定範囲の最初に設定した電流は 0 % 水で流れ、測定範囲の最後に設定した電流は 100 % 水で流れます。

water flow meter

15 mA

end meas range

max. flow

10 m3/h

工場出荷設定 範囲 [m3/h] 分解能

10 m3/h 1~100 1

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語 (JP)

5.7 測定セルと測定変数の選択

この項は、 測定セルの接続時のみ参考にして く ださい。 設定でき

る測定変数は測定セルのタ イプによって異なります。

• AQC-D6: ClO2 濃度

• AQC-D1: ClO2 濃度と pH、 または ClO2 濃度と ORP (pH と

ORP はオプシ ョ ン)

5.7.1 測定セルの選択と測定の切り替え

このメニューで、 測定セルのタ イプを選択します。 "measurement" は自動的に起動します。

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "measurement" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

4. 接続した測定セルを指定します。

– AQC-D1 は、 ClO2 濃度と pH または ORP を測定します

( 5.8 を参照)。

– AQC-D6 は、 ClO2 濃度を測定します ( 5.7.2 を参照)。

5. 測定セルを選択し、 [OK] で確定します。

"setup > measurement" で AQC-D1 を選択すると、 以下のサブ

メニューが表示されます。

AQC-D1 の出荷時設定は ClO2 です。

5.7.2 測定セル AQC-D1

AQC-D1 を選択した場合:

1. "ClO2 + ORP" (または "ClO2 + ORP または ClO2") を選択し、

[OK] で確定します。 "temp. comp." サブメニューが表示されま

す。

温度補償の起動

出荷時設定は "off" です。

2. [Up] を押して "on" を選択し、 [OK] で確定します。

測定セルの洗浄モーターの監視

3. "monitoring on" を選択し、 [OK] で確定します。 "monitoring off" を選択すると、 洗浄モーターが停止してもエラー ・ メ ッセー

ジは表示されません。

5.7.3 測定セル AQC-D6

"setup > measurement" メニューで AQC-D6 を選択した場合:

1. "ClO2" を選択し、 [OK] で確定します。

AQC-D6 が測定するのは、 ClO2 のみです。

5.8 測定範囲の割り当て

このメニューでは、 二酸化塩素の濃度、 水温、 pH、 または ORP

の測定範囲を設定します。

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "measuring range" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

– "measurement" メニューで AQC-D1 を選択してお く と、

"temperature" と "pH/ORP" だけが表示されます。 "pH/ORP" は、 "ClO2" + "pH" また "ClO2" + "ORP" を選択した場合のみ

表示されます。

4. 予定した測定範囲をすべて続けて選択して設定します。 設定値

については、 5.2 を参照して く ださい。

サブメニュー "setup > measuring range" は、 測定セルを接続していて、 運用ソフ トウェアの "setup >measurement" で選択している場合のみ表示されます。

measuring cell

AQC-D1

AQC-D6

off

measurement

ClO2

ClO2 + pH

ClO2 + ORP

temp. comp.

on

off

二酸化塩素と pH の温度補償が起動します。 これで、二酸化塩素と pH の測定値はサンプル水の温度の影響を受けな く なります。

ORP を選択すると、 温度補償は使用できません。

cleaning motor

monitoring on

monitoring off

洗浄モーターの監視は間接的に行われます。

測定値が 8 秒間に 50 % 低下すると、 洗浄モーターが停止したという情報をコン ト ローラは受け取ります。 エラー ・ メ ッセージ "cleaning motor の障害" が表示されます。

水センサと Pt100 温度センサが起動します。

measurement

ClO2

注この項は、 測定セルを接続していて、 "setup > measurement" メ ニューで選択している場合のみ参考にして く ださい。

measuring range

ClO2

temperature

pH/ORP

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語 (J

P)

5.8.1 二酸化塩素の測定範囲の設定

1. ClO2 測定範囲を選択し、 [OK] で確定します。

"others" を選択すると、 以下のサブメニューが表示されます。

2. [Up] か [Down] を押して測定範囲の最後を設定し、 [OK] で確

定します。 選択した測定範囲に設定点を入力します。 5.10.3 を参照して く ださい。

5.8.2 温度設定範囲の設定

1. "main menu > setup" を選択し、 [OK] で確定します。

2. "measuring range" > [OK] を選択します。

3. "temperature" > [OK] を選択します。

4. 単位を選択し、 [OK] で確定します。

5. 温度測定範囲を選択し、 [OK] で確定します。

5.8.3 pH 測定範囲の設定

"setup > ClO2 + ORP > measurement" を選択すると、 pH 測定範囲

が表示されます。

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "measuring range" > [OK] を選択します。

3. "pH" > [OK] を選択します。

4. pH 測定範囲を選択し、 [OK] で確定します。

"others" を選択すると、 以下のメ ッセージが表示されます。

5. "begin meas range" を設定し、 [OK] で確定します。

6. "end meas range" を設定し、 [OK] で確定します。 画面が

"measuring range" に戻ります。

5.8.4 ORP 測定範囲の設定

"setup > ClO2 + ORP > measurement" を選択すると、 ORP 測定範

囲が表示されます。

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "measuring range" > [OK] を選択します。

3. ORP > [OK] を選択します。

4. ORP 測定範囲を選択し、 [OK] で確定します。

"others" を選択すると、 以下のメ ッセージが表示されます。

5. "begin meas range" を設定し、 [OK] で確定します。

6. "end meas range" を設定し、 [OK] で確定します。 画面が

"measuring range" に戻ります。

ClO2

0.00 - 0.50 mg/l

0.00 - 1.00 mg/l

0.00 - 2.00 mg/l

0.00 - 5.00 mg/l

0.0 - 10.0 mg/l

others

factory setting 分解能

0.00 - 1.00 mg/l 0.01

範囲 [mg/l] 分解能

0.00 - 0.05 から 0.00 - 5.00 0.01

0.0 から 10.0 と "others" 0.1

ClO2

1.00 mg/l

end meas range

temperature

° C......CELSIUS

° F.......FAHRENHEIT

temperature

0.0 - 50.0 °C0.0 - 100.0 °C-5.0 - 120.0 °C

factory setting 分解能

0~50 °C 0.1

pH

pH 0.00 - 14.00

pH 2.00 - 12.00

pH 5.00 - 9.00

others

factory setting 分解能

0.00 - 14.00 0.01

pH

0.00 pH

begin meas range

pH

14.00 pH

end meas range

ORP

-1500 - 1500 mV

0-1000 mV

others

factory setting 分解能

0~1000 mV 1

ORP

- 1500 mV

begin meas range

ORP

1500 mV

end meas range

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語 (JP)

5.8.5 温度補正の設定

測定セルを接続していて、 測定範囲を "measuring range" で定義済

みの場合のみ、 このメニューを設定して く ださい。

線路が長く なると、 Pt100 温度センサの実際の線路抵抗が変化し

ます。 このメニューでは、 線路抵抗を補償する基準温度を設定し

ます。

1. "main menu" > "maintenance" > [OK] を選択します。

2. "temp. correction" > [OK] を選択します。

出荷時設定は 25 °C です。 単位 (°C または °F) と設定範囲は、

"setup > measuring range" メニューの設定によって異なります。

5.9 外部装置までの出力電流の設定

記録器など、 接続した外部装置までの出力電流の範囲を設定でき

ます。

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "current output" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

"control" メ ニューの詳細については、 第 5.11 項を参照して く ださ

い。

4. ClO2 > [OK] を選択します。

出荷時設定は 0-20 mA です。

5. 予定値を選択し、 [OK] で確定します。 "others" を選択した場合

は、 測定範囲の最初と最後を [Up] と [Down] で設定して く だ

さい。

6. "begin meas range" を設定し、 [OK] で確定します。

7. "end meas range" を設定し、 [OK] で確定します。

出力電流の指定範囲は、 対応する二酸化塩素濃度に割り当てられ

ます。 画面が "current output" に戻ります。

temp. correction

25 °Creference-temp.

current output

control

ClO2

measurement

0-20 mA

4-20 mA

others

chlorine dioxide

0.00 mg/l = 0 mA

begin meas range

chlorine dioxide

20.00 mg/l = 20 mA

end meas range

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語 (J

P)

5.10 二酸化塩素コン ト ローラの設定

外部バッチ槽がある用途は対象外です。

図 23 "controller ClO2" メ ニューの構造

5.10.1 コン ト ローラの選択

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "controller ClO2" > [OK] を選択します。

出荷時設定は "off" です。

3. コン ト ローラを選択し、 [OK] で確定します。

5.10.2 コン ト ローラの構成

1. 選択したコン ト ローラを "interpulse ctrl." または "cont. controller" と して構成します。

出荷時設定は "interpulse ctrl." です。

"setpoint ctrl." または "combined ctrl." を選択すると、 以下の画面

が表示されます。

出荷時設定は "P" です。

2. 制御文字 "P" または "PI" (または "PID") を設定点コン ト ロー

ラまたは複合コン ト ローラに割り当てます。

5.10.3 コン ト ローラのパラ メータ設定

図 24 パラ メータ設定のメニュー構造 (比例コン ト ローラやインターパルス ・ コン ト ローラなど)

1. "main menu > controller ClO2" を選択し、 [OK] で確定します。

選択したコン ト ローラのパラ メータが表示されます。

2. [Up] または [Down] を押してパラ メータを設定し、 [OK] で確

定します。

3. 予定値を [Up] または [Down] で設定し、 [OK] で確定します。

4. 以下の表の値を参考にして く ださい。

TM03 6936 4506

main menu

setup

controller ClO2

setpoint ctrl. proport. ctrl. combined ctrl. off

cont.

controller

interpulse ctrl. cont.

controller

interpulse ctrl. cont. controller interpulse ctrl.

P PI PID PI PIDP

飲用水の用途は、 比例コン ト ローラを使用して流量に比例して制御します。

流量計を使用しない産業用水の用途は、 設定点コント ローラを使用し、 設定点で制御します。

流量計を使用する産業用水の用途は複合コン ト ローラで制御します。

controller ClO2

setpoint ctrl.

proport. ctrl.

combined ctrl.

off

"setpoint ctrl." は "measurement" をオンにした場合のみ表示されます。

"proport. ctrl." は "water flow meter" をオンにした場合のみ表示されます。 5.6 を参照して く ださい。

"combined ctrl." は "measurement" と "water flow meter" をオンにした場合のみ表示されます。

proport. ctrl.

interpulse ctrl.

cont. controller

ctrl. charact.

P

PI

PID

TM04 0856 0908

main menu

added quantity ctrl. stop ext.

stroke adjustm.

switch-on time dosing flow dosing pump

controller ClO2

dosing capacity

40

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日本

語 (JP)

選択したコン ト ローラで異なるコン ト ローラ ・ パラ メータ

* 設定点の設定範囲は、 指定した測定範囲に対応します。 5.8 を参照して く ださい。

added quantity

用途に応じた目的の二酸化塩素量の入力。 5.2 を参照して く ださ

い。

switch-on time

インターパルス ・ コン ト ローラで使用。 最短起動時間はできるだ

け短く 設定して く ださい。 例: 薬注ポンプは毎分 120 ス ト ロークを

越えています。 適切な最短起動時間は 1 ス ト ロークです。 した

がって最短起動時間は 0.5 秒です。

set point

コン ト ローラはサンプル水の二酸化塩素の濃度の実値と指定設定

点 (目標濃度 mg/l) を比較し、 (実値と設定点の) 差を計算しま

す。 コン ト ローラは、 この差で起動変数 (Y-OUT) を決定します。

起動変数は、 薬注ポンプの薬注流量を設定します。

dosing flow

最大薬注能力に対する比率で表した必要な最大薬注率の入力 (単

位パーセン ト )。 最大薬注能力は "dosing pump > dosing capacity" メニューで設定します。

ctrl. stop ext.

"ctrl. stop ext." の設定は、 コン ト ローラを停止する信号を送信す

る外部装置 (例、 流量計) の割当値に合わせます。 "ctrl. stop ext." メ ニューで適切な値を設定します。

• N.O. (常時開)

• N.C. (常時閉)

"ctrl. stop ext." で、 画面のコン ト ローラ ・ シンボルには取消線が

表示されます。 メ ッセージ "controller stop external" が表示されま

す。 メ ッセージは [Esc] で確認できます。 コン ト ローラはオフのま

まです。 画面のシンボルは引き続き取り消しになっています。

prop.range XP

制御文字 P、 PI、 PID と併用します。

P の場合、 起動変数 (薬注量) はシステム差に比例します (実値

と設定点との差)。 このメニューで範囲 (0.1 から 3000 %) を設定

します。

reset time TN

制御文字 PI と PID と併用します。

PI コン ト ローラのステップレスポンスは 2 つのパーツ、 起動変数

(XP に対応) と増加する率、 で構成されています。

TN は、 線の傾き、 すなわち制御信号が増加する率を表します。

TN の値が高ければ高いほど、 時間経過による制御信号の増加率

が低下します。 TN が無限の場合、 文字 P だけが表示されます。

deriv. time TV

制御文字 PID と併用します。

派生アクシ ョ ン時間 TV は、 D コン ト ローラの特性パラ メータで

す。 この値は、 測定変数の変化率の重み付けの測定値です。

dosing pump > stroke adjustm.

DDA (デジタル) 薬注ポンプの場合、 値は 100 % です。

DMX 221 (機械的) 薬注ポンプの場合、 ス ト ローク調整値 (ス ト

ローク長さ、 単位パーセン ト ) を設定して く ださい。

流量が低い場合は、 機械的薬注ポンプのス ト ローク長さを短縮し

ます。 ポンプのス ト ローク数が増え、 薬注率が下がって、 薬注率

は変化しません。 二酸化塩素の分散率が均等になり、 主配水管に

クラウドは発生しません。 このメニューで設定したス ト ローク調

整値で、 要求されたス ト ローク頻度の計算が行われます。 2.10.2

を参照して く ださい。

dosing pump > dosing capacity

ポンプの最大薬注能力の入力。 最大薬注能力は、 ポンプのタ イプ

とオキシパーム プロ ・ システムのサイズによって異なります。 通

常、 出荷時設定を変更する必要はありません。

パラ メータ 範囲 分解能 出荷時設定 設定値

added quantity 0.00~1.00 mg/l 0.01 mg/l 0.20 mg/l

switch-on time 0.1~10.0 s 0.1 s 0.5 s

set point * 0.20 mg/l

dosing flow 0~100 % 1 % 100 %

ctrl. stop ext. N.C./N.O. N.O.

prop.range XP 0.1~3000.0 % 0.1 % 30 %

reset time TN 1~3000 s 1 s 60 s

deriv. time TV 0~1000 s 1 s 0 s

dosing pump > stroke adjustm. 0~100 % 1 % 100 %

dosing pump > dosing

capacity

DDA 7.5-16/OCD-162-5

0~40 l/h 0.1 l/h

2.3 l/h

DDA 7.5-16/OCD-162-10 5.0 l/h

DMX 35-10/OCD-162-30 18.0 l/h

DDI 60-10/OCD-162-30 18.0 l/h

DMX 35-10/OCD-162-60 35.0 l/h

DDI 60-10/OCD-162-60 36.0 l/h

41

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日本

語 (J

P)

5.11 外部薬注ポンプまでの出力電流の設定

連続コン ト ローラを選択した場合は、 このメニューで、 コン ト

ローラから外部薬注ポンプまでの範囲を設定します。

コン ト ローラを設定し、 パラ メータを設定したら:

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "current output" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

4. "control" を選択し、 [OK] で確定します。 外部薬注ポンプまで

の出力電流を設定します。

出荷時設定は 0-20 mA です。

5. 予定値を選択し、 [OK] で確定します。

"others" を選択した場合、 以下のサブメニューが表示されます。

出荷時設定は 0 mA です。

6. 設定値を選択します。 0 % は X mA に対応します。

出荷時設定は 20 mA です。

7. 設定値を選択します。 100 % は X mA に対応します。

指定した出力電流 (外部薬注ポンプの入力電流) は、 対応する薬

注流量 (0~100 %) に割り当てます。

5.12 警告リレーとアラーム ・ リレーの設定

図 25 "alarm" メニューの構造

(1) "alarm" は、 "measurement" が有効であるか、 コン ト ローラが起動している場合のみ表示されます。 "setup" を参照して く ださい。

(2) "alarm value ClO2" は "measurement" が有効な場合のみ表示されます。

(3) "dos. time monit." は、 コン ト ローラが起動している場合のみ表示されます。

current output

control

ClO2

control

0-20 mA

4-20 mA

others

control

0 % = 0 mA

dosing flow

control

100 % = 20 mA

dosing flow

TM03 6937 4506

main menu

alarm

alarm value ClO2 dos. time monit.

on on off

alarm value 1 hysteresis alarm delay

upward violation

downward viol.

max. dosing time

alarm value 2

off

(1)

(2) (3)

42

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日本

語 (JP)

5.12.1 警告リレーの構成

アラーム信号が発生すると警告リレーが起動し、 そのアラームを

確認するまで警告リレーは停止しません (集合的警告リレー)。

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "relay" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

4. "warning relay" > [OK] を選択します。

電気的に分離した警告リレーの出力の出荷時設定は "off (N.O.)" で、 常時開です。

5. "on (N.C.)" を選択し、 [OK] で確定します。 この設定は 「常時

閉」 です。 停電が発生すると、 リレーは障害 (フ ェ イル ・ セー

フ) を送信します。

5.12.2 アラーム ・ リレーの構成

このメニューでは、 集合的警告リレーの電気的に分離された出力

を設定します。

1. "main menu >setup" > [OK] を選択します。

2. "relay" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

4. "alarm relay" > [OK] を選択します。

出荷時設定は "off (N.O.)" です。

5. "on (N.C.)" を選択し、 [OK] で確定します。 この設定は 「常時

閉」 です。 停電が発生すると、 リレーは障害 (フ ェ イル ・ セー

フ) を送信します。

5.12.3 アラーム値の設定

このメニューでは、 アラームの上下の切り替え点を設定します。

1. "main menu > alarm" > [OK] を選択します。

2. "alarm value ClO2" > [OK] を選択します。

出荷時設定は "alarm off" です。

3. "alarm on" > [OK] を選択します。

アラームの下側切り替え点の設定

"alarm value 1"

1. "alarm value 1" > [OK] を選択します。

出荷時設定は 0.15 mg/l です。

2. 出荷時設定を選択して [Esc] で確定するか、 別の値を入力し

て、 [OK] で確定します。

出荷時設定は "downward viol." です。

下方違反でアラームのト リガがかかった場合:

3. "downward viol." > [OK] を選択します。 指定値を下回ったため

にアラームのト リガがかかると、 以下のメ ッセージが表示さ

れます。 "alarm val 2 ClO2 undershot"

– 下方違反の原因を修正します。

– アラーム ・ メ ッセージを確認します。

上方違反でアラームのト リガがかかった場合:

4. "upward violation" > [OK] を選択します。 指定値を越えたために

アラームのト リガがかかると、 以下のメ ッセージが表示され

ます。 "alarm val 1 ClO2 exceeded"

– 上方違反の原因を修正します。

– アラーム ・ メ ッセージを確認します。

アラームの上側切り替え点の設定

"alarm value 2"

1. "main menu > alarm" > [OK] を選択します。

2. "alarm value ClO2" > [OK] を選択します。

3. "alarm on" > [OK] を選択します。

4. "alarm value 2" > [OK] を選択します。

出荷時設定は 0.70 mg/l です。

5. 出荷時設定を選択して [Esc] で確定するか、 別の値を入力し

て、 [OK] で確定します。

出荷時設定は "downward viol." です。

上方違反でアラームのト リガがかかった場合:

6. "upward violation" > [OK] を選択します。 指定値を越えたために

アラームのト リガがかかると、 以下のメ ッセージが表示され

ます。 "alarm val 2 ClO2 exceeded"

– 上方違反の原因を修正します。

– アラーム ・ メ ッセージを確認します。

下方違反でアラームのト リガがかかった場合:

7. "downward viol." > [OK] を選択します。 指定値を下回ったため

にアラームのト リガがかかると、 以下のメ ッセージが表示さ

れます。 "alarm val 2 ClO2 undershot"

– 下方違反の原因を修正します。

– アラーム ・ メ ッセージを確認します。

fail safe

on (N.C.)

off (N.O.)

fail safe

on (N.C.)

off (N.O.)

alarm

alarm value ClO2

dos. time monit.

alarm value ClO2

alarm on

alarm off

alarm value ClO2

alarm value 1

alarm value 2

hysteresis

alarm delay

alarm value 1

0.15 mg/l

eff. direction

upward violation

downward viol.

alarm value ClO2

alarm value 1

alarm value 2

hysteresis

alarm delay

alarm value 2

0.70 mg/l

eff. direction

upward violation

downward viol.

43

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日本

語 (J

P)

5.12.4 ヒステリシスの設定

ヒステリシスは、 アラーム値の許容範囲を表します (アラーム値

± 0.5 x ヒステリシス)。 このメニューでは、 2 つのアラーム値の

ヒステリシスを設定します。

1. "main menu > alarm" > [OK] を選択します。

2. "alarm value ClO2" > [OK] を選択します。

3. "alarm on" > [OK] を選択します。

4. "hysteresis" > [OK] を選択します。

出荷時設定は 0.01 mg/l です。

5. "factory setting" を選択して [Esc] で確定するか、 他の値を入

力して [OK] > [Esc] で確定します。 "hysteresis" 機能は、 両方

のアラーム値設定に有効です。

5.12.5 アラーム遅延の設定

1. "main menu > alarm" > [OK] を選択します。

2. "alarm value ClO2" > [OK] を選択します。

3. "alarm on" > [OK] を選択します。

4. "alarm delay" > [OK] を選択します。

出荷時設定は 0 秒です。 設定範囲は 0~999 秒です。

5. "factory setting" を選択して [Esc] で確定するか、 別の値を入

力して [OK] > [Esc] で確定します。 アラーム ・ リレーは指定時

間の最後に起動します。

6. [Esc] > [Esc] を押します。

5.12.6 薬注時間監視の起動

外部バッチ槽がある用途は対象外です。

1. "main menu > alarm" > [OK] を選択します。

2. "dos. time monit." > [OK] を選択します。

出荷時設定は "off" です。

3. "on" を選択して薬注時間監視を起動し、 [OK] で確定します。

出荷時設定は 600 分です。 設定範囲は 0~600 分です。

4. "factory setting" を選択して [Esc] で確定するか、 別の値を入

力して [OK] > [Esc] で確定します。 薬注ポンプの定義済みの最

大薬注流量 (Y-OUT = X %) を、 指定時間より長く コン ト ロー

ラが設定すると、 アラームのト リガがかかります。

5.13 運転モードの設定

図 26 "process" メニューの構造

5.13.1 プロセスの調整 (バッチ数)

二酸化塩素を 1 バッチまたは数バッチ用意するかど うか、 あるい

は製造プロセスを連続して行うかを指定するには、 以下のよ うに

操作します。

1. "main menu > process" > [OK] を選択します。

"operation" > [OK] を選択します。 出荷時設定は "int. batch tank" です。

"int. batch tank" > [OK] で、 出荷時設定が確定します。

選択した数のバッチをシステムは製造します。 設定 "0 = continuous" は連続製造になります。

2. あるいは "ext. batch tank" > [OK] を選択します。 システムの設

定は ’ext. batch tank’ 運転になりました。

運転モード "0 = continuous" または "ext. batch tank" の場合、 新し

い製造プロセスはバッチ槽が空になると開始します。

運転モード "batches" では、 反応槽が空になると二酸化塩素の製

造が停止します。

hysteresis

0.01 mg/l

alarm delay

0 sec

alarm

alarm value ClO2

dos. time monit.

dos. time monit.

on

off

max. dosing time

600 minutesTM03 6903 4506

process

start

terminate

operation

operation

int. batch tank

ext. batch tank

int. batch tank

X batches

0 = continuous

main menu

process

start terminate operation

int. batch tank ext. batch tank

44

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日本

語 (JP)

5.14 運転開始

5.14.1 二酸化塩素の製造開始

1. "main menu > process" > [OK] を選択します。

2. "start" > [OK] を選択します。

3. "back" > [OK] を選択します。 コマン ドは取り消しになります。

4. "start" > [OK] を選択します。 コマン ドは実行されます。

5. [OK] を押します。 二酸化塩素の製造が開始します。

図 27 運転時の表示レベル

温度、 二酸化塩素濃度、 pH、 または ORP の測定値は、

"measurement" を "setup" で有効にしておかないと表示されませ

ん。 例では、 連続コン ト ローラ と流量計のシンボルも表示されて

いますが、 これは両者が起動しているためです。

5.14.2 薬注ポンプの手動ベン ト

ベン トの条件:

• バッチ槽に二酸化塩素溶液があるこ と。

• 薬注ポンプは 「手動」 モードで運転するこ と。

薬注ポンプを運転している場合:

1. 緑のノブと多機能弁の黒いノブをつまみ、 緑のノ ブを時計方向

に止まるまで少し回します (ほとんどわからないほどの動

き)。 詳細については、 多機能弁の取り付け方法と操作方法を

参照して く ださい。

2. 必要に応じて、 手順を繰り返します。

薬注ポンプのベン トが開始します。

ノ ブを回すと、 多機能弁の圧力荷重弁がオーバーフロー ・ ライン

まで開きます。 場合によっては気泡の入った二酸化塩素溶液が

バッチ槽に逆流します。

5.15 停止操作

5.15.1 二酸化塩素の製造停止

1. "main menu > process" > [OK] を選択します。

2. "terminate" > [OK] を選択します。

3. "back" > [OK] を選択します。 コマン ドが取り消しになります。

4. "terminate" > [OK] を選択します。 二酸化塩素の製造が停止し

ます。

5. [OK] を押します。 薬注ポンプが停止します。 反応槽の K4 レベ

ルまで水が満たされ、 反応槽の状態の不明な液体が希釈され

ます。

図 28 プロセス停止時の表示レベル

5.15.2 薬注プロセスの停止

• 正常に運転している状態でコン ト ローラの電源を切る。 薬注ポ

ンプが停止します。

• "setup" 時はコン ト ローラの電源を切らないで く ださい。 すべ

てのコン ト ローラ ・ パラ メータが、 薬注プロセスの再開時に失

われます。

• 手動運転時にコン ト ローラの電源を切る方法については、

5.21.9 を参照して く ださい。

5.15.3 薬注プロセスの再開

• 正常な運転時にコン ト ローラの電源を入れる。 コン ト ローラの

すべてのパラ メータを リセッ ト します。 5.10.1、 5.10.2、 5.10.3 を参照して く ださい。

• 手動運転で "activate" コン ト ローラを起動します。 5.21.10 を参

照して く ださい。

process

start

terminate

operation

start

start

back

start

Start ClO2 production?

TM03 6905 4506

警告

薬品を正し く取り扱わないと、 身体傷害や機器破損が発生するおそれがあります。

作業を開始する前に、 保護服を着用して く ださい。

注薬注ポンプは多機能弁で手動ベン ト できます。

薬注ポンプの運転時は、 多機能弁の緑のノブだけを使用して く ださい。

.........24,5 °C 543210,23 mg/l

process running

process

start

terminate

operation

process

terminate

back

process stop

Terminate ClO2 production?

TM03 6921 4506

反応槽における化学反応が続きます。 バッチ槽の二酸化塩素溶液が空になるまで薬注ポンプは運転します。

二酸化塩素の製造が停止してからも運転を継続する方法については、 5.16.1 を参照して く ださい。

54321

process stop

45

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日本

語 (J

P)

5.16 停止後の運転継続

5.16.1 二酸化塩素の製造を停止後に運転を継続

試運転時と正常運転時: 二酸化塩素の製造を開始:

– "main menu > process" > [OK] を選択します。

– "start" > [OK] を選択します。

– "start" > [OK] を選択します。

反応槽の状態の不明な液体は、 バッチ槽に洗い流します。 警告

メ ッセージ "check ClO2 batch" が表示されます。 バッチは廃棄し

ます。 5.18.2 を参照して く ださい。

その後、 プロセスと薬注は正常な運転で継続します。

5.16.2 障害解消後の継続運転

アラーム ・ メ ッセージを確認します。 5.16.1 の内容に従って運転

を継続します。

5.16.3 薬品容器交換後の運転継続

オキシパーム プロ ・ システムは、 自動的に運転を継続します。

5.16.4 停電後の運転継続

電源が回復すると、 オキシパーム プロ ・ システムの電源はただち

に自動的に復帰します。

反応槽が一杯の場合、 液体は不明な状態です。

塩酸が過剰な状態や、 NaClO2 が過小な状態が考えられます。 コン

ト ローラは反応槽のフロート ・ スイ ッチで反応槽が空か一杯かを

判断し、 それに応じて運転を継続します。

• 反応槽が途中まで満たされているか、 一杯で、 バッチ槽が空の

場合:

– 反応槽が途中まで満たされている場合、 水が補充されます。

状態の不明な液体はバッチ槽に排水され、 以下のアラーム ・

メ ッセージが表示されます。 "check ClO2 batch"

– バッチ槽を手動排水します。 詳細については、 5.18.2 を参照

して く ださい。 手動で排水できない場合は、 状態の不明な液

体が注入されます。

– 薬注ポンプの電源が切れ、 バッチ槽が空になります。

• 反応槽が空になり、 バッチ槽は途中まで満たされるか、 一杯に

なります。

– 連続した ClO2 製造または、 外部バッチ槽による運転では、

新しい製造プロセスが開始します。 詳細については、 2.8 を参照して く ださい。

• 反応槽が途中まで満たされるか、 一杯になり、 バッチ槽は途中

まで満たされるか、 一杯になります。

– 残ったバッチはバッチ槽に薬注されます。

– 製品概要 バッチ槽が空になるまで、 反応槽には状態の不明

な液体が残ります。 水が供給されて反応槽がオーバーフロー

し、 アラーム ・ メ ッセージ "check ClO2 batch" が表示されま

す。

– バッチ槽を手動排水します。 手動で排出できない場合、 状態

の不明な溶液が薬注されます。

– 連続した二酸化塩素の製造では、 反応槽が空になると新しい

製造プロセスが開始します。

46

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日本

語 (JP)

5.17 製造と薬注プロセスの監視

図 29 サービス ・ エンジニア用の "service" メニューの構造

(1) "measurement" を起動しないと表示されません。

(2) "controller ClO2" を起動しないと表示されません。

(3) "water flow meter" を起動しないと表示されません。

(4) 選択した測定セルと測定変数によって、 表示されるサブメニューは異なります。

(5) 外部バッチ槽を使用する用途では表示されません。

TM03 6940 4506

measured value

main menu

service

process

status list of events production ClO2 flushing

status chemicals maintenance

start terminate

HCl/NaClO2measurement

ClO2 pH ORP temperature

CalData-LogBook

controller ClO2

water flow meter

test relay

test level

test display

age of ClO2

program version

temp. comp.

(1)

(2)

(5)

(4)

(3)

(5)

(4) (4)

47

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日本

語 (J

P)

5.17.1 ClO2、水温、 pH/ORP のために測定する電流

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "measurement" > [OK] を選択します。

ClO2 測定値

1. "ClO2" > [OK] を選択します。

2. [Down] を押して "measured value" を選択し、 [OK] で確定しま

す。

現在の ClO2 定値が表示されます。

– ClO2 濃度 [mg/l]、

– 測定セルからの電流 [µA])、

– 設定測定範囲 [mg/l)]

ClO2 の較正ログブッ ク

1. [Up] を押して "CalData-LogBook" を選択し、 [OK] で確定しま

す。

2. ClO2 > [OK] を選択します。 最新の 10 個の較正データ ・ レコー

ドが "CalData-LogBook" に古い順にリス ト で並びます。 デー

タ ・ レコード 1 は最新の保存レコードです。

3. [OK] を押すと、 前回のデータ ・ レコードが表示されます。

pH 値

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "measurement" > [OK] を選択します。

3. pH > [OK] を選択します。

4. [Down] を押して "measured value" を選択し、 [OK] で確定しま

す。

現在の pH 値が表示されます。

– pH 測定値、

– 電圧 [mV]、

– 設定測定範囲 [pH]

pH の較正ログブッ ク

1. [Up] を押して "CalData-LogBook" を選択し、 [OK] で確定しま

す。

2. pH > [OK] を選択します。 最新の 10 個の較正データ ・ レコード

が古い順にリス トに並びます。 データ ・ レコード 1 は最新の保

存レコードです。

3. [OK] を押すと、前回のデータ ・ レコードが表示されます。 [Up]

か [Down] を押して、 較正データを設定したすべての配管を表

示します。.

このサブメニューの測定値は表示されるのは、"measurement" が有効な場合のみです。

AQC-D6 測定セルを選択している場合、 ClO2 測定値だけが表示されます。

AQC-D1 測定セルが選択されている場合、 ClO2 測定値と pH/ORP 測定値が表示されます。

measurement

ClO2

temperature

pH/ORP

measurement ClO2

CalData-LogBook

measured value

measurement ClO2

0.00 mg/l

0.000 µA

0.0 - 1.0 mg/l

measurement

ClO2

temperature

pH

CalData-LogBook

number 1

date 2008-09-14

time 7:54

slope: 20.2

measurement

ClO2

temperature

pH

measurement pH

CalData-LogBook

measured value

measurement pH

7.20 pH

-30 mV

0.00 - 14.00 pH

measurement

ClO2

pH

CalData-LogBook

number 1

date 2008-09-23

time 09:01

slope: -54.2

asym. 11.31

buffer 1 4.01

buffer 2 7.00

Cal temp. 25.0

48

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語 (JP)

ORP 値

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "measurement" > [OK] を選択します。

3. "ORP" > [OK] を選択します。

4. [Down] を押して "measured value" を選択し、 [OK] で確定しま

す。

現在の ORP 測定値が表示されます。

– ORP 測定値: 電圧、 単位 [mV]

– 設定測定範囲、 単位 [mV]

5. [Esc] を押します。

ORP の較正ログブッ ク

1. [Up] を押して "CalData-LogBook" を選択し、 [OK] で確定しま

す。

2. "ORP" > [OK] を選択します。 最新の 10 個の較正データ ・ レ

コードが "CalData-LogBook" に古い順にリス ト に並びます。

データ ・ レコード 1 は最新の保存レコードです。

3. [OK] を押すと、 前回のデータ ・ レコードが表示されます。

サンプル水の温度

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "measurement" > [OK] を選択します。

3. "temperature" > [OK] を選択します。

4. "measured value" > [OK] を選択します。

現在の測定値が表示されます。

– 温度 [°C]、

– 設定測定範囲

測定範囲を越えているか、 測定範囲に達しない場合、 障害が発生

しています (温度センサ ・ ケーブルの断線など)。

5.17.2 電流制御パラ メータ

外部バッチ槽がある用途は対象外です。

設定点コン ト ローラのパラ メータ

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "controller ClO2" > [OK] を選択します。measurement

ClO2

ORP

measurementORP

CalData-LogBook

measured value

measurementORP

-1400 mV

-1500 . . .1500 mV

measurement

ClO2

ORP

CalData-LogBook

number 1

date 2008-09-23

time 08:54

offset: -4.49

temperature

23 °C0.0 - 50.0 °C

controller ClO2

y-out: %:...................75 %

setpt: mg/l:...... 0.40 mg/l

setpoint ctrl.

XP:....................................... 83 %

TN:............................... 300 sec.

(TV)

dosing capacity:............ 100 %

メニュー 説明 表示対象

y-out: %薬注ポンプまでのコン ト ローラ出

力信号

setpt: mg/l 設定点、 単位 mg/l

setpoint ctrl. コン ト ローラ ・ タ イプ

XP

比例帯域: P コン ト ローラ範囲を

選択するとき、 起動変数 (薬注

量) はシステム偏差 (実値と設定

値との差) に比例します。

TN リセッ ト時刻P、 PI コン ト

ローラ、 PID

(TV) 派生アクシ ョ ン時間PID コン ト

ローラ

Qmax: %

最大薬注量 (0~100 %) ("dosing flow" の "controller ClO2" メニュー

で入力した値)

minOn: s 最短オンタ イム

インターパル

ス ・ コン ト

ローラ

49

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日本

語 (J

P)

比例コン ト ローラのパラ メータ

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "controller ClO2" > [OK] を選択します。

5.17.3 流量計の電流入力値

外部バッチ槽がある用途は対象外です。

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "water flow meter" > [OK] を選択します。

接触流量計

画面の内容:

• 接触流量計からのインパルス率、 単位インパルス/秒

• 入力した最大流量の比率

(例、 m3/h => 54 % * 40 m3/h = 21.6 m3/h)。 詳細については、

5.6.1 を参照して く ださい。

定義した入力値を越えるか、 入力値に達しない場合、 障害が発生

しています (流量計などで)。

流量計

画面の内容:

• 流量に対応する電流、 単位 mA。

• 入力した流量の比率

(例、 Qmax. = 40 m3/h => 54 % = 21.6 m3/h)。

詳細については、 5.6.2 を参照して く ださい。

5.17.4 プロセス ・ ステータス

例 :

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "process" > [OK] を選択します。

3. "status" > [OK] を選択します。

ステータス ・ メ ッセージの例:

5.17.5 イベン ト ・ リス ト

イベン ト ・ リス トは障害調査に便利です。 障害と メ ッセージは、

イベン ト ・ リス ト に古い順に保存されます。

1. "main menu > service > process" > [OK] を選択します。

2. "list of events" > [OK] を選択します。 レコード番号 1 は最新の

保存レコードであり、 レコード番号 20 は最も古いレコードで

す。 新しいレコードが保存されると最も古いレコードが削除さ

れます。

– [Down] を押すと、 リス ト をスクロールできます。 可能なイベ

ン トの詳細については、 8. ト ラブル ・ シューテ ィ ング のア

ラーム ・ メ ッセージの表を参照して く ださい。

controller ClO2

y-out: %:.................. 75 %

addit.: mg/l:....... 0.40 mg/l

proport. ctrl.

Qmax: %:............. 100 %

minOn: s:......... 1.0 sec.

dos.coeff.:............................ 1.0

メニュー 説明 表示対象

y-out: %薬注ポンプに送られるコン ト ローラ

出力信号

addit.: mg/l 0.20 mg/l

proport. ctrl. コン ト ローラ ・ タ イプ

Qmax: %

最大薬注流量 (0~100 %)

("dosing flow" の "controller ClO2" メニューに入力した値)

minOn: s 最短オンタ イム

インターパ

ルス ・ コン

ト ローラ

dos.coeff.: 薬注係数、 コン ト ローラで計算

water flow meter

1.20 imp./sec.

54 %

water flow meter

10 mA

54 %

process status

HCl supply running

ステータス ・ メ ッセージ 説明

H2O supply 1 runningClO2 製造の開始、 希釈水 1、 リ

レー 1

HCl supply running ポンプ HCl、 リレー 2

NaClO2 supply running pump NaClO2:、 リ レー 3

reaction timeタ イマ実行中、 残り反応時間を表

H2O supply 2 running 希釈水 2、 リレー 1

Filling int. batch tank 希釈水 3 後、 リレー 1

system waiting バッチ槽が空になるまで待機

process stopアラーム ・ メ ッセージによりプロ

セスが停止

process termination

アラーム ・ メ ッセージまたはメ

ニュー ・ コマン ドにより、 プロセ

スが停止

list of events

number........................ 1/99

process termination

2008-07-22.................11:45

50

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日本

語 (JP)

5.17.6 ClO2 バッチ数

1. "main menu > service > [OK] を選択します。

2. "production ClO2" > [OK] を選択します。

3. "batches" > [OK] を選択します。

9999 バッチ後、 画面は 0 にリセッ ト されます。

5.17.7 メ ンテナンス日

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "production ClO2" > [OK] を選択します。

3. "maintenance" > [OK] を選択します。

5.17.8 容器交換後の薬品消費量のリセッ ト

コン ト ローラは薬品消費量を計算してリ ッ トル単位で表示します。

表示は 0.000 リ ッ トルで自動的に開始します。

薬品消費量の表示

1. main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "process" > [OK] を選択します。

3. "production ClO2" > [OK] を選択します。

4. "chemicals" > [OK] を選択します。

5. HCl> [OK] を選択します。

6. [Esc] を押します。

7. NaClO2 > [OK] を選択します。

薬品消費量のリセッ ト

1. production ClO2 > [OK] を選択します。

2. chemicals > [OK] を選択します。

3. reset > [OK] を選択します。

4. HCl > [OK] を選択します。 カウンタは 0 にリセッ ト されます。

5. NaClO2 > [OK] を選択します。 カウンタは 0 にリセッ ト されま

す。

5.17.9 反応槽とバッチ槽の "age of ClO2" の表示

1. "main menu > service > [OK] を選択します。

2. "production ClO2" > [OK] を選択します。

3. "age of ClO2" > [OK] を選択します。 いずれの槽も出荷時設定は

00:00 (分と秒) です。

4. [Esc] を押します。

5.17.10 プログラム ・ バージ ョ ン

1. "main menu > service > program version" > [OK] を選択します。

2. プログラム ・ バージ ョ ンを表示して、 [Esc] で終了します。

5.17.11 テス ト ・ メニュー

他の "service" テス ト ・ メニューについては、 以下の項を参照して

く ださい。

5.21 機能テス ト :

5.21.3 電流出力のテス ト "control"5.21.5 リ レーのテス ト

5.21.6 レベルのテス ト

5.21.7 画面のテス ト。

production ClO2

25

batches

maintenance

LAST

2012-07-25

NEXT

2013-07-25

chemicals

HCl

NaClO2

reset

HCl

0.000 L

since 2012-04-29

reset

HCl

NaClO2

production ClO2

batches

chemicals

maintenance

age of ClO2

age of ClO2

reaction tank

03:16

int. batch tank

00:00

program version

Oxiperm Pro 162

5 g/h

V 0.20.020090426

51

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日本

語 (J

P)

5.18 フ ラ ッシュ洗浄

オキシパーム プロ ・ システムには、 以下の 2 つのフラ ッシュ洗浄

機能があります。

• 自動フラ ッシュ洗浄。 5.16.4 を参照して く ださい。

• "flushing" メニュー ・ コマン ドによるフラ ッシュ洗浄。 本項を

参照して く ださい。

以下の状況のとき、 オキシパーム プロ ・ システムは、 "flushing" メ ニュー ・ コマン ドでフラ ッシュ洗浄して く ださい。

• 長期間システムを停止する前

• メ ンテナンス作業やサービス作業の前

吸引ホース、 ポンプ、 反応槽に薬品の痕跡が残らないよ う、 シス

テム全体を水でフラ ッシュ洗浄して く ださい。 フラ ッシュ洗浄に

は希釈水を使用します。 フラ ッシュ洗浄前に、 吸引ランスを薬品

容器から取り外し、 飲用水を入れた 10 リ ッ トル ・ バケツに個別

に入れて水を吸わせて く ださい。 ポンプはそれぞれ 4 分間フラ ッ

シュ洗浄します。

フラ ッシュ洗浄前に、 バッチ槽はド レーン ・ コ ッ クから手動で排

水します。

• フラ ッシュ洗浄は、 二酸化塩素の製造が行われていないときに

実施して く ださい。 二酸化塩素の製造中は、 "flushing" メニュー

が表示されないからです。 フラ ッシュ洗浄プロセスは、 いつで

も [Esc] で停止できます。

5.18.1 フ ラ ッシュ洗浄の準備

1. フ ラ ッシュ洗浄を開始する前に、 以下の道具を用意して く だ

さい。

– 空の 10 リ ッ トル ・ プラスチッ ク ・ バケツ (OCD-162-5、

-10、 -30 の場合はバケツ 1 杯、 OCD-162-60 の場合はバケ

ツ 2 杯)

– PE ホース、 11 x 8 mm、 バッチ槽のド レーン ・ コ ッ ク用

– 二酸化塩素分解物質 (チオ硫酸ナト リウム Na2S2O3 x 5 H2O) :

OCD-162-5 の場合は 20 g、 OCD-162-10 の場合は 40 g、

OCD-162-30 の場合は 120 g、 OCD-162-60 の場合は 240 g

– 水を満たした 2 杯の 10 リ ッ トル ・ バケツ

– 薬品容器のオリジナル ・ スク リ ュー ・ キャ ップ

5.18.2 バッチ槽の手動排出

1. 水で満たした 2 杯の 10 リ ッ トル ・ バケツを薬品容器の左右に

置きます。

2. 亜塩素酸ナ ト リウム容器の吸引ランスのスク リ ュー ・ キャ ッ

プをゆるめて外します。 吸引ランスを取り外し、 水の入ったバ

ケツのどちらかに入れます。

3. 亜塩素酸ナ ト リウム容器にオリジナル ・ カバーをねじ込みま

す。

4. 塩酸容器の吸引ランスのスク リ ュー ・ キャ ップをねじ って外

します。 吸引ランスを取り外し、 水の入ったも う 1 杯のバケツ

に入れます。

5. 塩酸容器にオリジナル ・ カバーをねじ込みます。

6. 空のバケツに水を 1 リ ッ トルと、 20 g (OCD-162-5)、

40 g (OCD-162-10)、 または 120 g (OCD-162-30) の二酸化

塩素分解物質を入れ、 それをオキシパーム プロの左に置きま

す。 OCD-162-60 の場合、 空の 2 杯のバケツのそれぞれに、 水

1 リ ッ トルと、 二酸化塩素分解物質 120 g を入れ、 オキシパー

ム プロの左に置きます。

7. オキシパーム プロからカバーを外します。

8. ホース (PVC) の一端をバッチ ・ タンクのド レーン ・ コ ッ クに

接続し、 他の端をバケツに入れます。 ド レーン ・ コ ッ クを開き

ます。

9. バッチ槽の中味 (OCD-162-5 で約 1 リ ッ トル、 OCD-162-10

で約 1.8 リ ッ トル、 OCD-162-30 で約 6.5 リ ッ トル、

OCD-162-60 で約 13.0 リ ッ トル) をバケツに空けます。

10. バッチ槽が空になったら、 ド レーン ・ コ ッ クを閉じます。

5.18.3 フ ラ ッシュ洗浄の開始

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "process" > [OK] を選択します。

3. "flushing" > [OK] を選択します。

フラ ッシュ洗浄を開始:

4. "start" > [OK] を選択します。

5. [OK] を押します。

6. 吸引ランスが水に入ったら [OK] を押します。

7. バッチ槽が空になったら [OK] を押します。 5.18.2 バッチ槽の手動排出 を参照して く ださい。

8. ド レーン ・ コ ッ クを閉じたら [OK] を押します。

9. フ ラ ッシュ洗浄が開始します。 フラ ッシュ洗浄プロセスは自動

的に 2 回行われます。

警告

二酸化塩素ガスは中毒のおそれがあります。

亜塩素酸ナ ト リウムと塩酸は混ぜないで く ださい。

それらの吸引ランスを同じバケツに入れないで く ださい。

吸引ランスは挿入する容器を間違えないで く ださい。

薬品容器、 吸引ランス、 ポンプのラベルの指示を守って く ださい。 赤 = HCl、 青 = NaClO2

警告

薬品の取り扱いを間違えると、 重大な身体傷害や機器の破損が発生するおそれがあります。

作業開始前に、 保護服 (手袋、 フ ェ イス ・ マスク、保護エプロン) を着用して く ださい。(ド イツ: GUV-V D5事故防止規制 「水の塩素化」 1997年1月)。

警告

薬品容器から吸引ランスを取り外すとき、 薬品のしず くが垂れてやけどをするおそれがあります。

薬品のしず くが肌、 衣服、 靴、 地面に垂れないよ う注意して く ださい。

容器や回収ト レーにこぼれたしず くは水でただちにすすぎ流して く ださい。

flushing

Start system flushing?

flushing

Put suct. lance into water

[OK]

flushing

Drain int. batch tank [OK]

flushing

Close drain cock [OK]

52

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日本

語 (JP)

図 30 フラ ッシュ洗浄プロセス

10. フ ラ ッシュ洗浄プロセス

– 希釈水は、 反応槽の液面レベルが K1 に達するまで補充され

ます。

– 塩酸ポンプは 2 分間実行します。

– 亜塩素酸ナ ト リウム ・ ポンプは 2 分間実行します。

– 反応槽の希釈水は液面レベルが K4 に達するまで補充され、

バッチ槽にオーバーフローします。 以下のメ ッセージが表示

されます。

フラ ッシュ洗浄終了時に、以下のメ ッセージが表示されます。

11. 反応槽が空の場合、 フラ ッシュ洗浄プロセスは繰り返されま

す。 2 回のフラ ッシュ洗浄プロセスのあと、 以下のメ ッセージ

が表示されます。

12. [OK] で確定します。

5.18.4 フ ラ ッシュ洗浄後のシステム操作

1. ド レーン ・ コ ッ クからホースを外し、 バケツに入れます。

2. バケツの中味を排水溝に空けます。

3. ホースとバケツを洗浄し、 水で十分に流します。

4. 亜塩素酸ナ ト リウム容器のオリジナル ・ カバーのネジを外し

ます。

5. 亜塩素酸ナ ト リウムの吸引ランスをバケツの水から取り出し、

それを亜塩素酸ナ ト リウム容器に差し込みます。 吸引ランス ・

キャ ップを容器にねじ込みます。 オリジナル ・ カバーは保管し

ておきます。

6. 塩酸容器のオリジナル ・ カバーを外します。

7. 塩酸吸引ランスをバケツの水から取り出し、 それを塩酸容器

に差し込みます。 吸引ランス ・ キャ ップを容器にねじ込みま

す。 オリジナル ・ カバーは保管しておきます。

8. オキシパーム プロに元のカバーを取り付けます。

5.18.5 フ ラ ッシュ洗浄の停止

フラ ッシュ洗浄プロセスは、 いつでも停止できます。

1. main menu > service > process > flushing > [OK] を選択します。

2. Terminate > [OK] を選択します。

フラ ッシュ洗浄の停止:

3. terminate > [OK] を選択します。

フラ ッシュ洗浄の再開:

4. start again > [OK] を選択します。

5.18.6 フ ラ ッシュ洗浄の障害対策

ポンプのすすぎには 5 分かかります。 5 分後に、 以下のエラー ・

エラー ・ メ ッセージが表示されたら、 以下のよ うに操作して く だ

さい。

1. ポンプに問題があるおそれがあります。

2. 障害を解消したら、 [Esc] または [OK] を押して確定します。

3. フ ラ ッシュ洗浄を再開します。

TM04 0855 0908

2x

H2Opump HCl:

2 分pump NaClO2:

2 分

Drain int. batch tank

[OK]

end

startH2O

please wait!

flushing

System flushing is running

flushing

please wait!

flushing

System flushing is finished

[Esc]

flushing

start

terminate

flushing

start again

terminate

flushing

フラ ッシュ洗浄エラー

53

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日本

語 (J

P)

5.19 較正

図 31 "calibration" メ ニューの構造

5.19.1 二酸化塩素測定値の較正

二酸化塩素測定値を較正するには、 基準値を取得する必要があり

ます。 基準値は、 グルン ド フォス DIT 光度計と通常の試薬で得ら

れます。

画面の現在の測定値を補正して、 得られた基準値を入力します。

コン ト ローラは新しい測定値を読み取ります。 測定セルの電流入

力と し受信した、 較正結果から得た電流信号 [µA] をコン ト ローラ

は、 新しい測定値に割り当てます。

電極の測定値が一定であるかどうかを確認します

1. "service > measurement > ClO2 > measured value"

– 測定セルにおける現在の二酸化塩素濃度

– 測定セルの電流信号

– 測定範囲

測定値が一定である場合:

2. 基準測定によって二酸化塩素値を判定し、 メモに取ります。

3. [Cal] を押します。

4. "chlorine dioxide" > [OK] を選択します。

5. "CAL meas. value" > [OK] を選択します。

6. 判定した基準値を [Up] か [Down] で mg/l 単位で入力し、 [OK]

で確定します。 コン ト ローラは基準値を電流信号に割り当てま

す。

7. "CAL cycle" > [OK] を選択します。

勾配は、 測定値とゼロ点間の直線です。

単位は µA/ppm (ppm = 百万分の 1 = mg/l 水中)

勾配は図で表せます。

図 32 基準値は DIT 光度計などで測定します。

以後、 コン ト ローラはこの値を基準に計算します。 二酸化塩素の

較正は以上で完了です。

較正ログブッ クにおける勾配の読み取り

1. "service > measurement " > [OK] を選択します。

2. "ClO2" > [OK] を選択します。

3. "CalData-LogBook" > [OK] を選択します。 入力番号 1 は最新の

入力値です。 入力値 2 は前回の入力値です。 以下同様です。

二酸化塩素較正間隔の画面の有効化と無効化

1. "calibration > ClO2 > CAL cycle" > [OK] を選択します。

2. (Interval) off > [OK] or (Interval) on > [OK] を選択します。

TM03 6941 4506

calibration

CAL cycle

pH

on off on off

slope:

µA/mg/l

CAL meas. value

CAL result asym. mV

ORPClO2

on off

CAL cycle

CAL meas. value

CAL result

CAL cycleCAL

CAL meas. value

CAL result

GRUNDFOS

DIN/NIST

others

slope:

µA/mg/l

asym. mV

較正は、 測定セルで得られた安定した測定値だけで実行して く ださい。 詳細については、 図と測定セルの操作方法を参照して く ださい。

較正前に、 測定セルの電極の測定値を確認します("main menu > service > measurement > ClO2 > measured value")。

measurement ClO2

0.21 mg/l

5.800 µA

0.0 - 0.5 mg/l

calibration

chlorine dioxide

pH/ORP

chlorine dioxide

CAL meas. value

CAL result

CAL cycle

CAL meas. value

0.05 mg/l

I-cell: 5.2 µA

CAL cycle

slope:

22.0 µA/ppm

TM04 0858 4506

CalData-LogBook

number..............................1

date...................2007-07-31

time.............................12:34

slope:...................... 22.0 µA

μA

mg/l

5,2

0,05

54

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語 (JP)

5.19.2 (2 点) pH 較正の実施

電極は、 コン ト ローラに対応する電圧 [mV] を pH 値に送信しま

す。 pH 測定値の較正にはさまざまな緩衝液を使用できます。

1. 緩衝液を入れたガラス ・ ジャーを2本用意します。

2. 空の 10 リ ッ トルのプラスチッ ク ・ バケツを用意します。

3. 緩衝液の温度を測定します。

4. [Cal] を押します。

5. pH > [OK] を選択します。

6. "CAL meas. value" > [OK] を選択します。

7. [Up] か [Down] で 3 つの緩衝タ イプから 1 つ選択します。

8. GRUNDFOS > [OK] を選択します。

9. 緩衝液の測定温度を [Up] か [Down] で設定し、 [OK] で確定し

ます。

10. 測定セルの給水を停止します。

11. pH 電極のネジをゆるめて測定セルから外します。 流れ出た水

はバケツで受け止めます。

12. 第 2 緩衝液 (例、 4.01 pH) を入れたガラス ・ ジャーに pH 電

極を沈めます。

13. 電極を沈めた緩衝液の緩衝値を選択します (例、 4.01 pH)。 第

2 緩衝液 (例、 4.01 pH) の電極の電圧 [mV] を測定し、 pH 値

に割り当てます。

14. 緩衝液から pH 電極を取り出し、 水ですすぎます。

15. 第 2 緩衝液 (例、 7.00 pH) を入れたガラス ・ ジャーに pH 電

極を沈めます。

16. 電極を沈めた緩衝液 (例、 7.00 pH) の緩衝値を選択します。

第 2 の緩衝液 (例、 7.00 pH) の電極の電圧 [mV] を測定し、

pH 値に割り当てます。

勾配は、 両測定値間の直線です。 単位は mV/pH です。

勾配は図で表せます。

図 33 2 点 pH 計算の実行

17. CAL result > [OK] を選択します。 結果は非対称の直線の勾配で

表示されます (非対称は pH 7 のゼロ点からの偏差です)。 この

例では、 pH 装置 1 台が -57.88 mV に対応します。

18. pH 電極を緩衝液から取り出し、 水ですすぎます。

19. pH 電極を測定セルにネジ込みます。 主配水管の現在の pH 値は

画面レベルで更新されます。

20. 測定セルの給水を開きます。

21. 緩衝液を廃棄します。 緩衝液はボトルに戻さないで く ださい。

22. バケツの中味を排水溝に空けます。 pH 較正は以上で完了です。

別の方法については、 それぞれの測定セルの取り付け方法と操作

方法を参照して く ださい。

pH 較正間隔の画面の有効化と無効化

1. calibration > pH > CAL cycle > [OK] を選択します。

2. (Interval) off > [OK] または (Interval) on > [OK] を選択します。

calibration

chlorine dioxide

pH/ORP

pH

CAL meas. value

CAL result

CAL cycle

CAL meas. value

GRUNDFOS

DIN/NIST

others

緩衝タ イプ 緩衝値

GRUNDFOS 4.01、 7.00、 9.18

DIN/NIST 4.01、 6.86、 9.18

others下側と上側の緩衝値は、 設定した pH 測定範囲

内で自由に調整できます (差は 1 pH 以上)。

buffer temp.

25 °C

buffer value

4.01 pH

7.00 pH

9.18 pH

buffer value

4.01 pH

7.00 pH

9.18 pH

TM04 8556 2112

CAL result

slope:

-57.88 mV/pH

asym.

-0.6 mV

mV

pH7

-0.6 mV

55

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日本

語 (J

P)

5.19.3 ORP 較正の実施

電極は、 ORP 値に対応する電圧 [mV] をコン ト ローラに送信しま

す。 この電圧は水中のすべてのイオンの電圧を表します (合計パ

ラ メータ)。

1. 既知の mV 値の ORP 緩衝液を入れたガラス ・ ジャーを用意し

ます。

2. 空の 10 リ ッ トルのプラスチッ ク ・ バケツを用意します。

3. [Cal] を押します。

4. ORP > [OK] を選択します。

5. "measured value" > [OK] を選択します。

6. 測定セルの給水を停止します。

7. ORP 電極のネジをゆるめて測定セルから外します。

流れ出た水はバケツで受け止めます。

8. ORP 緩衝液の入ったガラス ・ ジャーに ORP 電極を沈めます。

9. 画面で、 ORP 緩衝液の mV を設定し、 [OK] で確定します。

ORP 緩衝液の mV 値を測定します。

10. "CAL result" > [OK] を選択します。 結果と して "ORP offset " 値が表示されます (例、 ‒2 mV)。 これは、 入力した mV 値と緩衝

液で測定した mV 値の差です。 コン ト ローラは主配水管の水で

測定した ORP 値を、 オフセッ ト値で補正します。

11. ORP 電極を緩衝液から取り出し、 水ですすぎます。

12. ORP 電極を再び測定セルにネジ込みます。

13. 測定セルの給水を開きます。

14. 緩衝液を廃棄します。 緩衝液はボトルに戻さないで く ださい。

15. バケツの中味を排水溝に空けます。 以上で ORP 較正は完了で

す。

別の方法については、 それぞれの測定セルの取り付け方法と操作

方法を参照して く ださい。

ORP 較正間隔の画面の有効化と無効化

1. calibration > ORP > CAL cycle > [OK] を選択します。

2. (Interval) off > [OK] or (Interval) on > [OK] を選択します。

5.19.4 較正障害

1. たとえば画面で設定したのが 4.0 pH であるのに対し、 実際の

電極は 7.00 緩衝液に沈めてある場合、 以下のエラー ・ メ ッ

セージが表示されます。 "wrong buffer"

– その場合は、 [Esc] を押して較正を中止し、 プロセスを正し

くやりなおして く ださい。

2. 勾配または非対称が基準外の場合、 以下のエラー ・ メ ッセー

ジが表示されます。 "slope error", "error asym. pot." これは電極

または緩衝液が古いのが原因です。 有効期限を確認して く ださ

い。

– [Esc] を押して較正を中止し、 電極を交換して、 較正をやり

なお く ださい。

3. 120 秒以内に電極からコン ト ローラに安定した測定信号が送ら

られないと、 以下のエラー ・ メ ッセージが表示されます。

"calibration time exceeded" これは電極が古いのが原因です。

– [Esc] を押して較正を中止し、 電極を交換して、 較正をやり

なお く ださい。

calibration

chlorine dioxide

ORP

ORP

CAL meas. value

CAL result

CAL cycle

CAL meas. value

225 mV

CAL result

ORP offset

-2 mV

56

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日本

語 (JP)

5.20 エラー ・ メ ッセージ

7.1 サービスの準備 と 8. ト ラブル ・ シューテ ィ ング を参照して

く ださい。

5.21 機能テス ト

1. オキシパーム プロからカバーを外します。

2. 機能テス ト を実行し、 チェ ッ ク リス ト と解説に従ってチェ ッ

ク します。

5.21.1 目視点検の実行

1. ド レーン ・ コ ッ ク、 希釈水ホース、 ソレ ノ イ ド弁に漏れがな

いか確認します。

2. 吸引ランスまでの吸引ホースをはじめ、 すべてのホースと、

ポンプ上のホース接続部に漏れがないか確認します。

5.21.2 電源のテス ト

1. ヒ ューズ、 メ イン ・ スイ ッチ、 電源ケーブルを点検して く だ

さい。

2. すべてのケーブルと電気接続部を点検して く ださい。

3. 必要に応じて、 測定セルや測定モジュールまでのケーブルを

点検して く ださい。

4. 必要に応じて、 混合モジュールまでのケーブルと点検して く

ださい。

停電のシ ミ ュレーシ ョ ン

1. システムが実行している状態でメ イン ・ スイ ッチを切ります。

2. 再びメ イン ・ スイ ッチを入れます。 5.16.4 を参照して く ださい。

5.21.3 電流出力のテス ト "control"

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test current" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力します。

4. "control" > [OK] を選択します。

5. [Down] を押して、 第 2 の電流値を選択し、 [OK] で確定しま

す。 電流出力は自動的に 50 % に設定され、 画面の配管のス

テータスは ON になります。

6. [Down] を押して、 第 3 の電流値を選択し、 [OK] で確定しま

す。 電流出力は自動的に 100 % に設定され、 画面の配管のス

テータスは ON になります。

5.21.4 電流出力のテス ト "measurement ClO2"

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test current" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力します。

4. [Down] を押して、 電流出力 "measurement ClO2" を選択し、

[OK] で確定します。

5. 5.21.3 のステップ 5. または 6. のよ うに操作します。 [Esc] >

[Esc] を押して、 "service" メニューに戻ります。 電流出力テス

トはメニューを閉じると完了です。

6. マルチメータを使用して、 2 つの電流出力で、 実際の電流を測

定します。 テス ト で指定した値は、 実際の測定値に合うはずで

す。 合わない場合、 電流出力に不具合があります。

7. 必要に応じて、 コン ト ローラを交換して く ださい。 7.1.4 を参

照して く ださい。

5.21.5 リ レーのテス ト

このテス トは、 システムを運転しながら行います。 画面には、 そ

のときそのときで、 どのリレーの電源が入っているかが表示され

ます。 リス トのリレーにはすべて名前が付いています。

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test relay" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力します。 "SV H2O:" は、 給水のソレ ノ

イ ド弁を表します。

4. [OK] を押すと電源が入ります。 再び [OK] を押すと電源が切れ

ます。 リレーのどれかの電源が入らない場合、 接続したコン

ポーネン トか、 リレーに不具合があります。

5. 接続したコンポーネン ト と リレーを確認して く ださい。

6. 必要に応じて、 コン ト ローラを交換して く ださい。

チェ ッ ク リス ト 済み

1. ホースと接続部に漏れがないか確認します。

2. 電源をテス ト します。

3. 電流出力をテス ト します。 5.21.3 を参照して く ださい。

– 電流出力 1

– 電流出力 2

4. リ レーをテス ト します。 5.21.5 を参照して く ださい。

5. レベルをテス ト します。 5.21.6 を参照して く ださい。

– 反応槽のフロート ・ スイ ッチ

– バッチ槽のフロート ・ スイ ッチ

– 吸引ランス

6. 必要に応じて、 警告ランプまたは警告システムをテス

ト します。

7. 画面をテス ト します (LED で)。 5.21.7 を参照して く だ

さい。

8. 二酸化演奏の製造を停止します。 5.21.8 を参照して く だ

さい。

9. 二酸化塩素の薬注を停止します。 5.21.9 を参照して く だ

さい。

10. 手動操作をテス ト します。 5.21.10 を参照して く ださい。

test current

control

measurement ClO2

control

0 %:............................ on

50 %:...........................off

100 %:........................ off

test current

control

measurement ClO2

measurement ClO2

0 %:........................... on

50 %:......................... off

100 %:....................... off

test relay

SV H2O:............... off

pump HCl:............ off

pump NaClO2:..... off

pump ClO2:.......... off

alarm relay:.......... off

warning relay:....... off

ソレ ノ イ ド弁と薬注ポンプのリレーは半導体リレーです。

したがって、 切り替え動作では、 アラームや警告のいずれの機械的リレーの場合と も違って、 音はしまません。

57

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日本

語 (J

P)

5.21.6 レベルのテス ト

このテス トは、 システムを運転しながら行います。 このテス ト で

は、 フロート ・ スイ ッチと吸引ランスが正常に機能しているかど

うかを確認します。 テス トの間、 画面には反応槽、 バッチ槽、 ま

たは吸引ランスでフロートが到達している接点が表示されます。

画面で接点は X で表します。

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test level" > [OK] を選択します。

反応槽のフロート ・ スイ ッチのテス ト

このテス トは二酸化塩素を製造している状態で行います。

3. "reaction tank" > [OK] を選択します。

"X" は、 フロートが到達した接点を示します。 製造プロセスを実行

した状態のとき、 "reaction tank" メニューで接点 K1 から K4 に連

続してマークが付きます。 そうなっていない場合は、 反応槽で不

具合のあるフロート を交換し、 テス ト をやりなお く ださい。 詳細

については、 7.1.5 を参照して く ださい。

図 34 反応槽の接点

バッチ槽のフロート ・ スイ ッチのテス ト

反応槽のバッチの準備ができたら、 このテス ト を実行します。

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test level" > [OK] を選択します。

3. "int. batch tank" > [OK] を選択します。

図 35 バッチ槽レベル

バッチ槽が空の場合、 メニューの接点 K5 にマークが付きます。

バッチ槽が一杯の場合、 接点にマークは付きません。 K5 と K6 の

間にフロートがあります。 バッチ ・ タンクがオーバーフルの場合、

K6 にマークが付きます (アラーム)。 そうでない場合、 バッチ槽

で不具合のあるフロート を交換し、 テス ト をやりなお く ださい。

7.1.6 を参照して く ださい。

test level

reaction tank

int. batch tank

ext. batch tank

suction lance

reaction tank

K4:....................................--

K3:................................... X

K2:................................... --

K1:....................................--

TM04 0954 1709

コ ンポーネン ト 接点 接点入力

反応槽

K1 給水 1

K2 HCI 供給

K3 NaClO2 供給

K4 給水 2

バッチ槽K5 空信号バッチ槽

K6 バッチ槽の最高レベル

吸引ランス

K7 低レベル HCl

K8 HCI 空信号

K9 低レベル NaClO2

K10 NaClO2 空信号

外部バッチ槽

K11 Min. レベル

K12 Max. レベル

K13

Max. -max. レベル

バッチ ・ タンクがオーバーフル -

アラーム

K1

K2

K3

K4

int. batch tank

K6:................................... x

K5:................................... --

TM04 0955 1709K5

K6

58

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日本

語 (JP)

外部バッチ槽のフロート ・ スイ ッチのテス ト

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test level" > [OK] を選択します。

3. "ext. batch tank" > [OK] を選択します。

図 36 外部バッチ槽の接点

外部バッチ槽が最低液面レベルの場合、 メニューの接点 K11 に

マークが付きます。 外部バッチ槽が一杯のときは、 接点 K12 に

マークが付きます。 どの接点にもマークがない場合、 フロートは

接点 K11 と K12、 か K12 と K13 の間にあります。 外部バッチ槽が

オーバーフルのとき、 K13 にマークが付きます (アラーム)。

そうでなければ、 外部バッチ槽のフロート に不具合があるので、

交換してテス ト をやりなお く ださい。

吸引ランスのテス ト

1. 画面で、 "test level" > "suction lance" メ ニューを開きます。

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test level" > [OK] を選択します。

3. "suction lance" > [OK] を選択します。 どちらの薬品容器も一杯

の場合、 K7 (HCl) とK9 (NaClO2) にマークが付きます。

図 37 吸引ランスの接点

4. HCl 容器の吸引ランスからスク リ ュー ・ キャ ップを外します。

吸引ランスを容器から半分ほど慎重に引き出します。 接点 K7

のマークは画面から消え、 10 秒後に赤いアラーム LED が点滅

を開始します。

5. 吸引ランスを容器から慎重にすべて引き出し、 回収ト レーの

ド リ ップ管にただちに差し込みます。 画面の接点 K8 にマーク

が付き、 10 秒後に赤いアラーム LED が点滅を開始します。

6. 接点にマークがない場合は、 HCl 吸引ランスに不具合がありま

す。 不具合のある HCl 吸引ランスを交換します。 7.1.2 を参照し

て く ださい。

7. 接点にマークが正し く付いている場合、 吸引ランスを HCl 容

器に戻し、 カバーを取り付けます。 エラー ・ メ ッセージを確認

します。

8. NaClO2 容器の吸引ランスのテス ト をやりなお く ださい。 接点

K9 と K10 をテス ト します。

9. [Esc] で "test level" メ ニューを終了します。

5.21.7 画面のテス ト

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "test display" > [OK] を選択します。

テス ト機能が開始します。 画面が暗く なり、 ピクセルごとに確認

が可能になります。 また、 すべての LED が点灯します。 ライ トが

オレンジに点灯し、 赤いアラーム LED が点滅します。 約 5 秒後

に、 画面が "test display" サブメニューに戻ります。

5.21.8 二酸化塩素の製造停止

1. "main menu > process" > [OK] を選択します。

2. "terminate" > [OK] を選択します。

3. "terminate" > [OK] を選択します。 二酸化塩素の製造が停止し

ます。 5.15.1 を参照して く ださい。

ext. batch tank

K13:.................................. -

K12:.................................. x

K11:.................................. -

TM04 0956 1709

警告

保護服を着用してから作業を開始します。

薬品容器から吸引ランスを取り外すとき、 薬品のしず くが垂れてやけどをするおそれがあります。

薬品のしず くが肌、 衣服、 靴、 地面に垂れないよ う注意して く ださい。

容器や回収ト レーにこぼれたしず くは水でただちにすすぎ流して く ださい。

亜塩素酸ナ ト リウムと塩酸を接触させないで く ださい。

二酸化塩素ガスによるガス中毒のおそれがあります。

suction lance

K7:................................... x

K8:.................................. --

K9:................................... x

K10:................................ --

TM04 0859 4506

K11

K12

K13

59

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日本

語 (J

P)

5.21.9 二酸化塩素の薬注の停止

コン ト ローラは "setup > controller ClO2" メ ニューでリセッ ト でき

ます。 ただし、 再開時にすべてのパラ メータがリセッ ト されるの

で、 この方法はおすすめできません。

手動によるコン ト ローラの電源切断

1. [Man] を押します。

– "setup" 時にコン ト ローラの電源を切ると、 メ ッセージ

"Check settings!" が表示されます。 手動操作は使用できませ

ん。

– "setup" 時にコン ト ローラの電源を入れると、 "Man" LED が点灯し、 "manual operation" を使用できます。

2. "controller ClO2" > [OK] を選択します。

出荷時設定は ON です。

3. "off" > [OK] を選択します。 画面が自動的に "manual operation" に戻ります。 コン ト ローラの電源が切れ、 薬注ポンプが停止し

ます。 手動操作の停止方法については、 5.21.10 を参照して く だ

さい。

上位レベル制御システムによるコン ト ローラの停止

コン ト ローラ と薬注ポンプは、 たとえば、 コン ト ローラの端子

49/50 に接続した上位レベル制御システムなどの外部装置で停止

できます。 11.16 を参照して く ださい。

メ イン ・ スイ ッチによるシステムの電源切断

オキシパーム プロ OCD-162 はメ イン ・ スイ ッチで電源を切るこ

とができます。 その際、 二酸化塩素の製造と薬注プロセスも停止

します。 再開方法については、 5.16.4 を参照して く ださい。

5.21.10 手動操作のテス ト

外部バッチ槽がある用途は対象外です。

手動操作は、 インパルス薬注など、 二酸化塩素薬注ポンプの一時

手動制御に使用します。 手動操作の場合、 コン ト ローラを停止し

て薬注ポンプを停止するこ と もできます。

手動操作による電源投入

1. [Man] を押します。 "Setup" でコン ト ローラの電源を切ると、

メ ッセージ "Check settings!" が表示されます。 手動操作をテス

トするには、 コン ト ローラを構成する必要があります。

手動操作による薬注流量の設定

手動操作では、 薬注流量を一時 (インパルス) 薬注に設定できま

す。

1. "dosing flow" > [OK] を選択します。

2. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

このメニューを開く と、 コン ト ローラが停止しますが、 コン ト

ローラ設定に影響はありません。 起動変数が 0 に設定され、 以下

の画面が表示されます。

3. [Up] か [Down] を押して薬注流量を変更します (0~100 %)。

4. [OK] を押すと、 調整した値が薬注ポンプに伝えられ、 次の調

整まで、 薬注ポンプは調整後の薬注能力で運転します。

5. [ESC] を押すと、 画面は "manual operation" に戻ります。 薬注

ポンプは調整した薬注能力で運転を続けます。

手動操作の電源切断

• 再び [Man] を押します。 コン ト ローラが再び起動します。

"Man" LED が消灯します。 画面が表示モードに切り替わります。

5.22 言語の設定

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "language" > [OK] を選択します。

3. オペレータ言語を選択し、 [OK] > [Esc] で確定します。

5.23 試運転後の設定保存

5.23.1 変更結果を出荷時設定に保存

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "factory setting" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力します。

4. "setup" > [OK] を選択します。

5. "save" > [OK] を選択します。

画面が自動的に "factory setting" に戻ります。 出荷時設定に対する

変更結果が保存されます。 あとで再び設定を変更すると、 以下の

メニューで元の設定を再び有効にできます。

1. "setup" > [OK] を選択します。

2. "activate" > [OK] > [Esc] を選択します。 元の設定が再び有効に

なります。

5.23.2 出荷時設定にリセッ ト

1. "main menu > setup" > [OK] を選択します。

2. "factory setting" > [OK] を選択します。

3. サービス ・ コード を入力し、 [OK] で確定します。

4. "reset" > [OK] を選択します。

5. リセッ ト ・ コード (6742) を入力します。

設定はすべて出荷時設定に復元されます。

5.24 システムの電源切断

1. 5.15.1 二酸化塩素の製造停止 を参照して く ださい。

2. 5.18 フ ラ ッシュ洗浄 を参照して く ださい。

3. メ イン ・ スイ ッチでオキシパーム プロの電源を切ります。

4. 希釈水の給水を閉じます。

再開方法については、 5.16 停止後の運転継続 を参照して く ださ

い。

manual operation

controller ClO2

dosing flow

controller ClO2

on

off

manual operation

controller ClO2

dosing flow

注手動操作によるインパルス薬注では、 必要に応じて、ス ト ローク長調整ノブを 100% に設定します。 手動操作後、 再びリセッ ト します。

cont. controller

X %

dosing flow

manual operation

controller ClO2

dosing flow

60

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日本

語 (JP)

6. メ ンテナンス

図 38 "maintenance" メ ニューの構造

6.1 メ ンテナンス間隔

オキシパーム プロ OCD-162 滅菌システムは毎年 1 回サービスし

て く ださい。 運用ソフ ト ウェアには、 今日の日付と次回のメ ンテ

ナンス日が表示されます。 最初のメ ンテナンス日は試運転の 1 年

後です。 メ ンテナンス日は以下の手順で表示します。

1. "main menu > service" > [OK] を選択します。

2. "process" > [OK] を選択します。

3. "production ClO2" > [OK] を選択します。

4. maintenance > [OK] > [Esc] を選択します。

6.2 オキシパーム プロのメ ンテナンス ・ キッ ト

6.2.1 OCD-162-5

6.2.2 OCD-162-10

TM03 6942 4506

警告

メ ンテナンスを正し く実施しないと、 身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。

グルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外、 メ ンテナンス作業を実施するこ とはできません。

メ ンテナンス作業や修理を行う ときは、 事前にシステムの電源を切り、 電源から切り離して く ださい。

警告

容積補償バッグが破損すると、 ガスが漏れてガス中毒になるおそれがあります。

コン ト ローラ背後の空間には手をいれないで く ださい。

メ ンテナンスを開始する前に、 システムが正し く設置されているか確認して く ださい。

警告

シール、 弁、 ホースの接続部、 配管に不具合があると、 薬品が漏れて火災のおそれがあります。

メ ンテナンス作業を開始する前にシステムをフラ ッシュ洗浄します。 ホースに漏れがないか確認します。

警告

メ ンテナンス作業の失敗や、 メ ンテナンス作業の遅れによる障害で、 重大な身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。

指定したメ ンテナンス期間を必ず遵守して く ださい。

注オキシパーム プロは加圧されていません。

加圧されているのは薬注ポンプ、 薬注配管、 主配水管の注入装置のみです (最大 10 バール)。

"dosing flow"、 "reaction time"、 "chlorine dioxide"、"water sensor" の各メニューは出荷時設定でプリセット されており、 アクセスするには特別コードが必要です。 これらの特別コードについて本書では取り上げていません。

警告

薬品を正し く取り扱わないと、 重大な身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。

作業開始前に、 保護服 (手袋、 フ ェ イス ・ マスク、保護エプロン) を着用して く ださい。

main menu

maintenance

maintenance rel.

temp. correction

dosing flow

reaction time

chlorine dioxide

water sensor

maintenance done

メ ンテナンス ・ キッ ト 製品番号

薬注ポンプ DDE 6-10 (230 V/115 V) 97751181

薬注ポンプ DDA 7.5-16 (230 V/115 V) 97751181

ソレ ノ イ ド弁 (230 V/115 V) 95702990

反応槽 95702992

多機能弁 95702993

活性炭フ ィルタ と容積補償バッグ 95702994

薬注ポンプと DDA 7.5-16 キッ ト一式 98153636

薬注ポンプなしのキッ ト一式 98153651

メ ンテナンス ・ キッ ト 製品番号

薬注ポンプ DDE 6-10 (230 V/115 V) 97751181

薬注ポンプ DDA 7.5-16 (230 V/115 V) 97751181

ソレ ノ イ ド弁 (230 V/115 V) 95702990

反応槽 95702992

多機能弁 95702993

活性炭フ ィルター 2 組と容積補償バッグ 2 組 95705995

薬注ポンプと DDA 7.5-16 キッ ト一式 98153962

薬注ポンプなしのキッ ト一式 98153966

61

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日本

語 (J

P)

6.2.3 OCD-162-30

6.2.4 OCD-162-60

6.3 ポンプのメ ンテナンス

6.3.1 薬注ポンプ

1. システムをフラ ッシュ洗浄します。 5.18 フ ラ ッシュ洗浄 を参

照して く ださい。

2. 適切なメ ンテナンス ・ キッ ト を用意して く ださい。

3. ポンプの設置方法と操作方法を参照して く ださい。

図 39 薬注ヘッ ド DDE: 分解図

メ ンテナンス ・ キッ ト 製品番号

薬注ポンプ DDE 15-4 (230 V/115 V) 97751217

薬注ポンプ DDI (230 V/115 V) 95715695

薬注ポンプ DMX (230 V/115 V) 95715694

ソレ ノ イ ド弁 (230 V/115 V) 95717912

1 組の逆止弁

(0.8 バール、 吸引ランスに取り付け)98165354

反応槽 95717913

多機能弁 95702993

吸着シリンダと容積補償バッグ 95717914

薬注ポンプ DMX とキッ ト一式 98162637

薬注ポンプ DDI とキッ ト一式 98162644

薬注ポンプなしのキッ ト一式 98162647

メ ンテナンス ・ キッ ト 製品番号

薬注ポンプ DMX (230 V/115 V) 95715693

薬注ポンプ DDI (230 V/115 V) 95715695

ソレ ノ イ ド弁 (230 V/115 V) 95717912

1 組の逆止弁

(0.8 バール、 吸引ランスに取り付け)98165354

反応槽 95717913

多機能弁 95702993

吸着シリンダと 2 組の容積補償バッグ 95717918

薬注ポンプ DMX とキッ ト一式 95717919

薬注ポンプ DDI とキッ ト一式 95717920

薬注ポンプなしのキッ ト一式 95717921

OCD-162 メ ンテナンス ・ キッ ト番号

-05、 -10 97751181 (DDE 6-10)

-30 97751217 (DDE 15-4)

位置メ ンテナンス ・ キッ ト番号 97751479 と 97751497 のスペ

ア ・ パーツ

1 圧縮バネ付き放出弁

2 吸引弁

7 ネジ

9 換気カート リ ッジ

TM04 8523 0312

OCD- メ ンテナンス ・ キッ ト番号 キッ トの内容

162-60 95722514 (DMX 221)

薬注ダイアフラム、 プロ

フ ァ イル ・ ガスケッ ト、

溝付き リング、 シーリン

グ ・ ダイアフラム

98

54

3

1

6

7

2

62

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日本

語 (JP)

6.3.2 二酸化塩素薬注ポンプ

薬注ポンプの設置方法と操作方法を参照して く ださい。

6.3.3 薬品容器の交換

薬品容器は以下の要領で交換して く ださい。

• 低レベル信号が表示されたらただちに

• 空信号が表示されたらただちに

1. 薬品容器の吸引ランスのスク リ ュー ・ キャ ップをねじ って外

します。

2. 吸引ランスを容器から慎重に引き出し、 回収ト レーにド リ ッ

プ管をすみやかに差し込みます。

3. しず くが容器や地面にこぼれた場合は、 水でうすめてすぐに

すすぎ流して く ださい。

4. 空の薬品容器を取り外します。 廃棄前の保管のためオリジナ

ル ・ カバーを容器にねじ込みます。

5. 中味の一杯入った容器を用意します。

6. オリジナル ・ カバーをゆるめて、 保管します。

7. 吸引ランスをすべて容器に差し込み、 スク リ ュー ・ キャ ップ

を再び締めます。 吸引ランスを差し込むと、 すぐに二酸化塩素

の製造が再開します。 アラーム ・ メ ッセージの確認が自動的に

行われます。

8. 薬品の消費カウンタを 0 にリセッ ト します。 詳細については、

5.17.8 を参照して く ださい。

6.4 ソレ ノ イ ド弁のメ ンテナンス

図 40 ソレ ノ イ ド弁 (OCD-162-5)

6.4.1 準備

1. 適切なメ ンテナンス ・ キッ ト を用意しておきます。

– OCD-162-5、 -10 用

– OCD-162-30、 -60 用

2. 10 リ ッ トル ・ バケツ (OCD-162-5、 -10) または 25 リ ッ トル

容器 (OCD-162-30、 -60) を用意します。 5.15.1 を参照して く

ださい。

3. 希釈水抽出装置を閉じます。 2.4.1 を参照して く ださい。

4. ソレ ノ イ ド弁の底のホース接続をゆるめ、 水をバケツか容器

に流します。

5. ソレ ノ イ ド弁の頂部のホース接続をゆるめます。

オキシパーム プロポンプ ・

タ イプ

メ ンテナンス ・

キッ ト番号

OCD-162-5-P/G, -P/HDDA 7.5-16 97751181

OCD-162-10-P/G、 -P/H

OCD-162-30-D/G、 -D/H DMX 16-10 95715694

OCD-162-60-D/G、 -D/H DMX 35-10 95715693

OCD-162-30-P/G、 -P/HDDI 60-10 95715695

OCD-162-60-P/G、 -P/H

注 OCD-162-5、 -10: 薬品容器がシステムの下に収まっているこ とを確認して く ださい。

警告

薬品容器や吸引ランスを同じ場所に保管すると爆発するおそれがあります。 その結果、 人身事故や機器の重大な破損が発生するおそれがあります。

薬品容器や吸引ランスは同じ場所に保管しないで ください。

薬品容器、 吸引ランス、 ポンプのラベルの指示を守って く ださい。 赤 = HCl、 青 = NaClO2。

警告

薬品容器から吸引ランスを取り外すとき、 薬品のしず くが垂れてやけどをするおそれがあります。

二酸化塩素ガスは中毒のおそれがあります。

メ ンテナンス作業は保護服を着用してから始めて ください。

亜塩素酸ナ ト リウムと塩酸を接触させないで く ださい。

薬品のしず くが肌、 衣服、 靴、 地面に垂れないよ う注意して く ださい。

容器や回収ト レーにこぼれたしず くは水でただちにすすぎ流して く ださい。

TM03 6943 4506

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95702990

2 O リング 2 個

4 O リング 1 個

11 キャ ップ

1071 ス ト レーナー

製品番号 スペア ・ パーツ

95717912

O リング 2 個

O リング 2 個

ス ト レーナー

63

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日本

語 (J

P)

6.4.2 O リ ング、 キャ ップ、 ス ト レーナの交換 (OCD-162-5、 -10)

1. エンクロージャの 2 本のネジをゆるめ、 ケーブル接続ソケッ

ト (K) と と もにエンクロージャ (V) をシステムから取り外

します。

2. ケーブル接続ソケッ トのネジをゆるめ、 プラグからケーブル

接続ソケッ ト を外し、 弁を作業面を下にして置きます。

3. 4 本のネジをエンクロージャから外し、 上側セクシ ョ ンを引っ

張り上げて外します。

4. タペッ ト (S) とガイ ド (F) を外します。

5. キャ ップを外し、 新しいキャ ップ (11) を取り付けます。

6. O リ ングを外し、新しい O リ ングを取り付けます (4)。

7. タペッ ト とガイ ド を置きます。

8. エンクロージャの上側セクシ ョ ンを置きます。

9. エンクロージャの 4 本のネジを締めます。

10. エンクロージャの O リング (2) を交換します。

11. ケーブル接続ソケッ ト を下側に再びネジ込みます。

12. システムの元の位置にエンクロージャをネジ込みます。

13. 新しいス ト レーナを取り付けます (1071)。

14. 下側ホース接続部を取り付けて下側にネジ込みます。

15. 希釈水抽出装置を開けます。

16. 2 分後に、 ホースの上端に漏れがないか確認します。

17. 漏れがなければ、 上側ホース接続部を再びネジ込みます。

6.4.3 O リ ングとス ト レーナの交換 (OCD-162-30、 -60)

1. 上下ホース接続部の O リングを新しいものと交換します。

2. 両方のケーブル接続部の O リングを新しいものと交換します。

3. 新しいス ト レーナを取り付けます。

4. 下側ホース接続部を取り付けて下側にネジ込みます。

5. 希釈水抽出装置を開けます。

6. 2 分後に、 ホースの上端に漏れがないか確認します。

7. 漏れがなければ、 上側ホース接続部を再びネジ込みます。

6.4.4 最終メ ンテナンス ・ ステップ

1. バケツの中味を排水溝に空けます。 古い O リング、 キャ ップ

(OCD-162-5、 -10)、 およびス ト レーナを廃棄します。

2. 二酸化塩素の製造を開始します。 5.16.1 を参照して く ださい。

図 41 ソレ ノ イ ド弁 (OCD-162-5、 -10)、 分解図

6.5 多機能弁のメ ンテナンス

6.5.1 多機能弁の機能

多機能弁はポンプの放出側に直接取り付けてあります。 多機能弁

は圧力保持弁と圧力逃し弁と して機能します。

図 42 薬注ポンプ上の多機能弁

6.5.2 メ ンテナンスの準備

1. 保護服を着用して く ださい。

2. システムをフラ ッシュ洗浄します。 5.18 を参照して く ださい。

フラ ッシュ洗浄が済んだら、 バッチ槽の中の液体を抜いて く

ださい。 ホースとポンプに水が残っています。 二酸化塩素溶液

があるのは薬注配管の中だけです。

3. 空のバケツを用意して く ださい。

4. 以下のメ ンテナンス ・ キッ ト を用意して く ださい。

6.5.3 薬注配管の排水

1. 緑のノブと黒いノブをつまみます。 両方のノブを止まるまで時

計方向に回し、 その位置で抑えます。 圧力保持弁と圧力逃し弁

が開きます。 二酸化塩素溶液は、 薬注配管からバッチ槽まで流

れ出て逆流します。

2. バッチ槽までの二酸化塩素溶液の流れが止まるまで、 同じ位

置でノブを抑え続けます。 両方のノブを離します。 ノ ブはいず

れも元の位置に自動的に戻り、 弁も再び閉じます。

3. バッチ槽のド レーン ・ コ ッ クにホースをつなぎ、 バケツに

ホースを入れます。 ド レーン ・ コ ッ クを開き、 バッチ槽を手動

で排水して、 ド レーン ・ コ ッ クを再び閉じます。

TM03 6944 4506

位置 説明

V 上下ホース接続部とエンクロージャ

K ケーブル ・ コネク タ と上側セクシ ョ ン

F ガイ ド

S タペッ ト

2

1071

2F

11S

K

4x

V

4

注 作業開始前の多機能弁の取り付け方法と操作方法を読んで く ださい。

警告

薬注配管を外すと、 二酸化塩素が漏れでやけどをするおそれがあります。

外したガス ・ ホースから二酸化塩素が漏れてガス中毒になるおそれがあります。

多機能弁を外すときは、 システムをフラ ッシュ洗浄して く ださい。 薬注配管をゆるめるときは事前に中の液体を抜いて く ださい。

保護服を着用して く ださい。

TM04 8534 4506

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95702993

2 ダイアフラム 2 個

14 O リング

17 O リング 2 個

注薬注点には逆止弁を取り付けて く ださい。 これは、 薬注配管の中の液体がすべて逆に流れるのを防ぐためです。

64

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日本

語 (JP)

6.5.4 多機能弁の取り外し と分解

1. ネジをゆるめて、 薬注配管と と もに外します。 残った二酸化塩

素溶液はバケツに流します。

2. ネジをゆるめて、 バッチ槽に至る配管と と もに外します。 残っ

た二酸化塩素溶液はバケツに流します。

3. 薬注ヘッ ドのネジをゆるめます (図 43、 位置 A)。 二酸化塩素

溶液はバケツに流します。 ユニオン ・ ナッ ト付きの接続ニップ

ルが外れます。

4. 緑のノブの横の、 弁本体の 4 本のネジをゆるめます。 両方のノ

ブが本体から外れます。

薬注ヘッ ド とのネジ止め部の O リングの交換

1. 6 mm 六角レンチを、 薬注ヘッ ドの接続ニップル (ユニオン ・

ナッ ト付き) に挿入します。 接続ニップルを弁本体からゆるめ

て外します。

2. 古い O リングを外し、 新しい O リ ングを取り付けます (14)。

3. 接続ニップルとユニオン ・ ナッ ト を弁本体にをネジ込みます。

緑のノブのダイヤフラムと O リングの変更

1. 緑のノブからカバーのキャ ップを外します。

2. 端が分かれた白いプラスチッ ク ・ ピンが内側に見えます。 ニー

ドルノーズ ・ プライヤーで、 2 片をまとめてねじ り、 ノブに押

し込んで緊張をゆるめます。

– メ ンブレン、 圧縮バネ、 ワッシャー、 緑のノブが外れます。

3. 古いメ ンブレンを外します。 新しいメ ンブレンを圧縮バネと

ワッシャーと と もに取り付けます。

4. 緑のノブを組み立てます。

5. 古い O リングを外します。 新しい O リング (17) をエンク

ロージャのコネク タに取り付けます。

図 43 多機能弁、 分解図

黒いノブのダイヤフラムと O リ ングの交換

1. 黒いノブからカバー ・ キャ ップを外します。

2. 端が分かれた白いプラスチッ ク ・ ピンが内側に見えます。 ニー

ドルノーズ ・ プライヤーで、 2 片をまとめてねじ り、 ノ ブに押

し込んで緊張をゆるめます。

– メ ンブレン、 圧縮バネ、 ワッシャーが外れます。

3. 古いメ ンブレンを外します。 新しいメ ンブレンを圧縮バネと

ワッシャーと と もに取り付けます。

4. 黒いノブを組み立てます。

6.5.5 多機能弁の組み立て

図 44 多機能弁、 分解図

1. 黒いノブ (1) を、 弁本体の "P" (圧力) のマークがある側に

取り付けます。

2. 緑のノブ (6) を、 弁本体の "S" (安全) というマークがある

側に取り付けます。

3. 4 本のネジを弁本体に挿入し、 ナッ ト を締めます。

4. ユニオン ・ ナッ ト を薬注ヘッ ドの元の位置にネジ込みます。

5. オーバーフロー配管と と もにネジをネジ込みます。

6. 薬注配管と と もにネジをネジ込みます。

7. 緑のノブを操作して、 薬注ポンプを手動でベン ト します。

8. 運転開始 48 時間後に、エンクロージャの 4 本のネジを締め直

します (トルク 2 Nm)。

9. 後で、 必要に応じてオーバーフロー圧を補正します。 6.2 を参

照して く ださい。

6.5.6 最終メ ンテナンス ・ ステップ

1. バケツの中味を排水溝に空けて、 十分な水ですすぎます。

2. 古い O リングと メ ンブレンを廃棄します。

TM03 6947 4506

位置 説明

A薬注ヘッ ドのネジ接続

(接続ニップルとユニオン ・ ナッ ト )

2 ダイアフラム 2 個

14 O リング

17 O リング 2 個

2

14 A

2

17

17

NE P

O

NEP

O

TM03 6659 4506

P S

2 41 6

3

5

黒 緑

65

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日本

語 (J

P)

6.6 反応槽のメ ンテナンス

図 45 OCD-162-5、 -10 の反応槽とバッチ槽

6.6.1 メ ンテナンスの準備

1. システムをフラ ッシュ洗浄します。 5.18 を参照して く ださい。

フラ ッシュ洗浄後の反応槽とバッチ槽は空です。

2. 適切なメ ンテナンス ・ キッ ト を用意しておきます。

– OCD-162-5/-10 の場合

– OCD-162-30/-60 の場合

6.6.2 フロート ・ スイ ッチと ド レーン ・ コ ッ クの O リングの交換

反応槽の頂部の接続

図 46 OCD-162-5、 -10: 反応槽の接続

図 47 OCD-162-30: 反応槽の接続

図 48 OCD-162-60: 反応槽の接続

1. 反応槽頂部のフロート ・ スイ ッチ接続を外し、 フロート ・ ス

イ ッチを引っ張り出します。

2. O リ ングを外します (図 49 または 50)。

3. バッチ槽の底にあるフロート ・ スイ ッチの接続をゆるめて、

フロート ・ スイ ッチを引っ張り出します。

4. O リ ングを外します。

5. ド レーン ・ コ ッ クを引っ張り出し、 O リングを外します。

警告

ホース、 反応槽、 バッチ槽、 分解した薬注配管から薬品が漏れるとやけどをするおそれがあります。

外したガス ・ ホースから二酸化塩素が漏れてガス中毒になるおそれがあります。

手袋、 保護エプロン、 呼吸マスクを着用して く ださい。

反応槽を分解するときは、 反応槽とバッチ槽が空であるこ とを確認して く ださい。 反応槽を外すときは、システムをフラ ッシュ洗浄して く ださい。

TM03 6948 4506

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95702992

27 ハッチ槽のフロート ・ スイ ッチの O リ ング

29 反応槽のフロート ・ スイ ッチの O リ ング

80 ド レーン ・ コ ッ クの O リ ング

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95717913

27 ハッチ槽のフロート ・ スイ ッチの O リ ング

29 反応槽のフロート ・ スイ ッチの O リ ング

80 ド レーン ・ コ ッ クの O リ ング

ガス ・ ホースのネジをゆるめると、 二酸化塩素ガスが漏れます。

手袋、 保護エプロン、 呼吸マスクを着用して く ださい。

反応槽の上に顔をかかげないで く ださい。

TM03 6949 4506

TM04 0957 1709

TM04 0958 1709

HCl

H O

NaClO

2

HClH O

NaClO

2

2

2

OCD-162-5, -10

ガス

ガス

NaClO

H 2O

2

HCl

HClH O2

NaClO2

OCD-162-30

ガス

ガス

NaClO2

H 2O

HCl

HClH O

NaClO2

2

OCD-162-60

ガス

ガス

66

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日本

語 (JP)

フロート ・ スイ ッチの取り外し

図 49 OCD-162-5、 -10、 OCD-162-30: 反応槽からフロート ・

スイ ッチを取り外し、 バッチ槽からフロート ・ スイ ッ

チと ド レーン ・ コ ッ クを取り外し

図 50 OCD-162-60: 反応槽からフロート ・ スイ ッチを取り外

6. 新しい O リングの付いたフロート ・ スイ ッチを反応槽の元の

位置にネジ込みます。

7. 新しい O リングの付いたフロート ・ スイ ッチをバッチ槽の元

の位置にネジ込みます。

8. 新しい O リングの付いたド レーン ・ コ ッ クを元の位置にネジ

込みます。

6.7 容積補償バッグと活性炭フ ィルタのメ ンテナンス(OCD-162-5、 -10)

6.7.1 メ ンテナンスの準備

活性炭フ ィルタ と容積補償バッグ用の適切なメ ンテナンス ・ キッ

ト を用意して く ださい。

OCD-162-5 の場合

OCD-162-10 用

6.7.2 容積補償バッグの交換

OCD-162-5 と -10 の容積補償バッグは、 コン ト ローラ背後のシス

テム ・ フレーム内にあります。

1. 活性炭フ ィルタの頂部ネジ接続をゆるめます。 これでホースを

移動できます。

2. T 要素で容積補償バッグを支え、 コン ト ローラ背後の凹みから

慎重に引っ張り出します。

3. 容積補償バッグのネジ込みジ ョ イン ト をゆるめますが、 外さ

ないで く ださい。

4. ネジ込みジ ョ イン トからホースを引っ張り出し、 容積補償

バッグを外します。

5. 新しい容積補償バッグをアンパッ ク し (開けて)、 ゆるめます

が、 ネジ込みジ ョ イン トは外さないで く ださい。

6. ネジ込みジ ョ イン トの最後までホースを押し込み、 ネジ込み

ジ ョ イン ト を手で慎重に締めます。

7. T 要素で容積補償バッグを支え、 コン ト ローラ背後の凹みに慎

重に押し込みます。

8. 活性炭フ ィルタの頂部ネジ接続を交換します。

TM04 8535 1312

TM04 0959 1709

27

9

27

OCD-162-30

8027

29

OCD-162-5, -1027

80

9

27

OCD-162-30

9

27

9

27OCD-162-60

警告

ホースを切り離すとき、 薬品が漏れてやけどをするおそれがあります。

外したガス ・ ホースから二酸化塩素が漏れてガス中毒になるおそれがあります。

手袋、 保護エプロン、 呼吸マスクを着用して く ださい。

容積補償バッグや活性炭フ ィルタを上からのぞかないで く ださい。

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95702994

1 活性炭フ ィルタ 1 個

4 活性炭フ ィルタの底に O リング 1 個

5 活性炭フ ィルタの底と横に弁 2 個

- 容積補償バッグ 1

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95705995

1 活性炭フ ィルタ 2 個

4 活性炭フ ィルタの底に O リング 1 個

5 活性炭フ ィルタの底と横に弁 2 個

- 容積補償バッグ 2

67

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日本

語 (J

P)

図 51 活性炭フ ィルタのメ ンテナンス

6.7.3 活性炭フ ィルタの取り外し

1. 頂部ネジ接続 (7) をゆるめて活性炭フ ィルタ (1) から外し

ます。

2. 活性炭フ ィルタを弁サポート (2) と と もに 2 個の保持クラン

プから外します。

3. 活性炭フ ィルタは所定の方法で廃棄します。

6.7.4 下側 O リングの交換

1. 底部ネジ接続 (3) から弁支持 (2) を外します。

2. 底部ネジ接続 (3) をゆるめます。 ゆるめたネジは新しいフ ィ

ルタに使用するのでそのまま残しておきます。

3. O リ ングを外し、 新しい O リング (4) を取り付けます。

6.7.5 弁サポートの弁の交換

1. 頂部弁の接続要素 (6) をゆるめ、 弁サポートから外します。

弁をゆるめて外し、 新しい弁をネジ込みます (5)。 接続要素を

再び取り付けます。

2. 底部弁をゆるめて弁サポートから外します。 弁をゆるめて外

し、 新しい弁をネジ込みます (5)。

6.7.6 新しい活性炭フ ィルタの取り付け

1. 底部ネジ接続 (3) を新しい活性炭フ ィルタにネジ込み、 必要

に応じて PTFE シール ・ テープを交換します。

2. ネジ接続頂部で弁サポート (2) の位置を決めます。

3. 弁サポート と と もに活性炭フ ィルタをフ ィルタ ・ サポートの

元の位置に挿入し、 2 個のクランプを再び締めます。

4. 頂部ネジ接続 (7) を新しい活性炭フ ィルタにネジ込みます。

6.8 容積補償バッグと吸着フ ィルタのメ ンテナンス(OCD-162-30、 -60)

6.8.1 メ ンテナンスの準備

吸着フ ィルタ と容積補償バッグ用の適切なメ ンテナンス ・ キッ ト

を用意して く ださい。

OCD-162-30 の場合

OCD-162-60 の場合

6.8.2 容積補償バッグの交換

OCD-162-30 の容積補償バッグは、 OCD-162-60 の容積補償バッ

グと同じ く 、 二酸化塩素薬注ポンプの下のシステム ・ フレーム上

にあります。

図 52 容積補償バッグの交換

1. 17 mm オープンエン ド ・ スパナで容積補償バッグのネジ込み

部分を支え、 ユニオン ・ ナッ ト をゆるめます。

2. 容積補償バッグを新しいものと交換します。 ネジ込み部分に止

まるまで接続ホースを差し込みます。

3. 容積補償バッグが破損するのを防ぐため、 ネジ込み部は

17 mm オープンエン ド ・ スパナで支え、 ユニオン ・ ナッ ト を

手で締めます。

TM03 6956 4506

位置 説明

1 活性炭フ ィルタ

2 弁支持

3 底部ネジ接続

4 O リング

5 弁

6 接続要素

7 頂部ネジ接続

7

1

6

3

4

5

5

2

7

1

6

3

4

5

5

2

警告

ホースを切り離すとき、 薬品が漏れてやけどをするおそれがあります。

外したガス ・ ホースから二酸化塩素が漏れてガス中毒になるおそれがあります。

手袋、 保護エプロン、 呼吸マスクを着用して く ださい。

容積補償バッグや吸着フ ィルタの上に顔を持っていかないで く ださい。

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95717914

9 弁 2 個

12 O リング

16 吸着材の詰め替えパッ ク (2.3 kg)

- 容積補償バッグ 1

製品番号 位置 スペア ・ パーツ

95717918

9 弁 2 個

12 O リング

16 吸着材の補充パッ ク (2.3 kg)

- 容積補償バッグ 2

TM04 0960 1709

68

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日本

語 (JP)

6.8.3 吸着フ ィルタ粒の交換

図 53 OCD-162-30、 -60

1. 頂部ネジ接続 (2) をゆるめて吸着フ ィルタ (17) から外しま

す。

2. ク ランプを支えている吸着フ ィルタを引っ張り下げてゆるめ

ます。

3. 吸着フ ィルタを少し上に上げ、 前方に外します。

4. 吸着フ ィルタを 180° 度回し、 圧力円盤でユニッ ト ・ ナッ ト を

ゆるめて外します。

5. 吸着シリンダを空にし、 所定の方法で吸着材を廃棄して く だ

さい。

6. 新しい吸着材を補充し、 圧力円盤で再びユニオン ・ ナッ ト を

締めます。

7. 補充した吸着フ ィルタを挿入します。 底部ネジ接続 (11) を弁

サポート (10) に入れます。

8. 吸着フ ィルタを保持クランプで固定します。

9. 頂部ネジ接続 (2) を補充吸着フ ィルタにネジ込みます。

O リングの交換

1. 弁サポート (10) を底部ネジ接続 (11) から外します。

2. O リ ングを外し、 新しい O リング (12) を取り付けます。

弁サポートの弁の交換

1. 頂部弁の接続要素 (8) をゆるめて弁サポートから外します。

弁をゆるめて外し、 新しい弁 (9) をネジ込みます。 接続要素

を再び取り付けます。

2. 底部弁をゆるめて弁サポートから外します。 弁をゆるめて外

し、 新しい弁 (9) をネジ込みます。

最終メ ンテナンス ・ ステップ

– 古い O リング、 弁、 古い吸着材を所定の方法で廃棄します。

6.9 メ ンテナンス作業完了

メ ンテナンス作業が完了したら、 運用ソフ ト ウェアでメ ンテナン

スを確認します。

1. "main menu> maintenance" > [OK] を選択します。

2. "maintenance rel." > [OK]" を選択します。

3. "maintenance done" > [OK] > [Esc] を選択します。TM04 0961 1709

位置 説明

2 頂部ネジ接続

7 ユニオン ・ ナッ ト

8 接続要素

9 弁

10 弁サポート

11 底部ネジ接続

12 吸着フ ィルタ本体の底の O リ ング

13 圧力円盤

16 吸着材の補充パッ ク

17 吸着フ ィルタ本体

12

11

9

16

7

10

9

13

17

8

8

11

12

9

9

10

2

17

2

警告

シール、 バルブ、 ホース接続、 薬品配管がし っかり閉まっているか確認します。

69

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日本

語 (J

P)

7. サービス

7.1 サービスの準備

1. システム ・ ステータスの確認:

– エラー ・ メ ッセージが表示されます。 2.7 と 8. を参照して く

ださい。

– 警告/アラーム LED が点滅します。

– 警告/アラーム ・ リレーが起動します。

– 二酸化塩素の製造が自動的に停止すると、 メ ッセージ

"process stop" または "process term." が表示されます。

– 外部装置でコン ト ローラが停止すると、 メ ッセージ

"controller stop external" が表示されます。 画面のコン ト ロー

ラ ・ シンボルには、 取消線が表示されます。

2. 障害ステータス診断を実行:

– 運転モード を確認します。 5.13 を参照して く ださい。

– 監視メニューを開きます。 5.17 を参照して く ださい。 表示さ

れた値を メモに取ります。

– 2.2 機能原理 を参照して く ださい。

3. 障害を解消します。

– 可能ならばフラ ッシュ洗浄します。 5.18 を参照して く ださ

い。

– 5.24 システムの電源切断 を参照して く ださい。

– 8. で提案した測定を実施します。

– 測定機器とテス ト機器を使用します。

– 12. の指示に従って、 スペア ・ パーツを使用します。

– 運用ソフ トウェアのテス ト と機器を使用します。 5.21 を参照

して く ださい。

4. システム運転の準備をします。 5.16 を参照して く ださい。

7.1.1 ソレ ノ イ ド弁の交換

を参照して く ださい6.4 ソレ ノ イ ド弁のメ ンテナンス。

1. 10 リ ッ トル ・ バケツ (OCD-162-5、 -10) または 25 リ ッ ト

ル ・ バケツ (OCD-162-30、 -60) を用意します。 5.15.1 を参照

して く ださい。

2. 希釈水抽出装置を閉じます。 2.4.1 を参照して く ださい。

3. ソレ ノ イ ド弁の底のホース接続をゆるめ、 水をバケツか容器

に流します。

4. ソレ ノ イ ド弁の頂部のホース接続をゆるめます。

5. エンクロージャの 2 本のネジをゆるめ、 ケーブル接続ソケッ

ト と と もにエンクロージャをシステムから取り外します。

6. ケーブル接続ソケッ トのネジをゆるめ、 プラグからケーブル

接続ソケッ ト を外し、 ソレ ノ イ ド弁を外します。

7. 新しいソレ ノ イ ド弁を取り上げ、 ケーブル接続ソケッ トに位

置を合わせて、 その位置にネジ込みます。

8. 弁エンクロージャをフレームの元の位置にネジ込みます。

9. 古いス ト レーナと古い O リングをホース接続の底から外しま

す。 新しいス ト レーナと新しい O リングを挿入します。

10. ホースを元の位置にネジ込みます。

11. 希釈水抽出装置を開けます。

12. 2 分後に、 ホースの上端に漏れがないか確認します。

13. 漏れがなければ、 上側ホース接続部を再びネジ込みます。

14. バケツの中味を ド レーンに空けます。 古い O リングとス ト

レーナを廃棄します。

7.1.2 吸引ランスの交換

1. 薬品容器の吸引ランスのスク リ ュー ・ キャ ップをねじ って外

します。

2. 吸引ランスを容器から慎重に引き出し、 回収ト レーにド リ ッ

プ管をすみやかに差し込みます。

3. しず くが容器や地面にこぼれた場合は、 水でうすめてすぐに

すすぎ流して く ださい。

4. コン ト ローラの信号ケーブルをゆるめて外します (塩酸 - 端

子 31、 32、 33) (亜塩素酸ナ ト リウム - 端子 34、 35、 36)。

5. ポンプの吸引ホースをゆるめて外します。

6. 新しい吸引ランスの吸引ホースをポンプにネジ込みます。

7. 新しい吸引ランスを薬品容器に挿入し、 スク リ ュー ・ キャ ッ

プで固定します。

8. 信号ケーブルをコン ト ローラに接続します (塩酸 - 端子 31、

32、 33) (亜塩素酸ナ ト リウム 34、 35、 36)。

警告

正し くサービスしないと、 身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。

グルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外、 サービスを実施できません。

サービスの前に、 システムの電源を切り、 システムを電源から切り離します。

警告

容積補償バッグが破損しているとガスが漏れてガス中毒になるおそれがあります。

コン ト ローラ背後の空間には手をいれないで く ださい。

サービスの前には、 システムに設置上の不具合がないか確認して く ださい。

警告

シール、 弁、 ホースの接続部、 配管に不具合があると、 薬品が漏れて火災になるおそれがあります。

サービスの前にシステムをフラ ッシュ洗浄して く ださい。 ホースに漏れがないか確認して く ださい。

警告

弁、 シール、 接続部、 あるいはダイヤフラムに漏れがあると、 薬品が漏れて火災になるおそれがあります。

サービス時には、 ポンプに漏れがないか確認して ください。

ポンプ ・ サービスの詳細については、 ポンプの設置方法と操作方法を参照して く ださい。

測定セルのサービス方法の詳細については、 測定セルの取り付け方法と操作方法を参照して く ださい。

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日本

語 (JP)

7.1.3 多機能弁の交換

6.5 を参照して く ださい。 多機能弁を交換するときは、 事前に

バッチ槽を空にしておきます。

交換の準備

1. 多機能弁の取り付け方法と操作方法を参照して く ださい。

2. 保護服を着用して く ださい。

3. 空のバケツを用意して く ださい。

4. システムをフラ ッシュ洗浄します。 5.18 を参照して く ださい。

5. 放出側の薬注配管から液体を放出します。 6.5.3 を参照して く

ださい。

多機能弁の交換

1. 多機能弁と、 薬注配管の放出側を接続しているネジをゆるめ

ます。

2. 薬注ポンプから多機能弁を慎重に外し、 配管と と t もにバケ

ツ上に持ち上げます。 オーバーフロー配管のネジ接続と、 薬注

配管のネジ接続をゆるめます。 残った二酸化塩素溶液はバケツ

に流し、 2 本の配管を切り離します。

3. 新しい多機能弁を、 薬注ポンプの放出側にネジ込みます。

4. オーバーフロー配管と薬注配管を下向きにネジ込みます。

5. 薬注ポンプの液体を手動ベン ト します。 5.14.2 を参照して く だ

さい。

最終交換ステップ

1. バケツの中味を排水溝に空けて、 十分な水ですすぎます。

2. 古い弁を廃棄します。

3. 5.16.1 二酸化塩素の製造を停止後に運転を継続 を参照して く

ださい。

7.1.4 電気コン ト ローラの交換

コン ト ローラは、 3 本のネジでフレームに固定されています。 ネ

ジの 1 本は、 頂部中央の背後、 残り 2 本のネジは、 ケーブル接続

横のく ぼみの底の左右にあります。

交換の準備

1. 5.15.1 二酸化塩素の製造停止 を参照して く ださい。

2. メ イン ・ スイ ッチを切ります。

3. スク リ ュード ライバでコン ト ローラのカバーを外します (操

作パネルの下)。

4. 接続部からケーブルを切り離し、 グラン ドの外に引き出しま

す。

5. 底の左右の 2 本のネジをゆるめます。

6. 頂部中央のネジからコン ト ローラを持ち上げます。

7. 新しいコン ト ローラを頂部中央のネジにひっかけます。 底の左

右のネジも再び締めます。

8. 説明に従ってケーブルを接続し直します。 4.8 を参照して く だ

さい。

9. カバーを元の位置にネジ止めします。

10. メ イン ・ スイ ッチを再び入れます。

11. 必要に応じて、 新しいセッ ト アップを設定します。

12. 操作を続けます。 5.16 を参照して く ださい。

7.1.5 反応槽のフロート ・ スイ ッチの交換

1. 反応槽のメ ンテナンスについては、 6.6 を参照して く ださい。

2. メ ンテナンス準備については、 6.6.1 を参照して く ださい。

3. コン ト ローラのケーブルをゆるめます (端子 40、 41、 42、 43、

44)。

4. 反応槽のフロート ・ スイ ッチをゆるめて引っ張り出します。

5. 新しいフロート ・ スイ ッチと O リングを挿入して、 その位置

にネジ込みます。

7.1.6 バッチ槽のフロート ・ スイ ッチの交換

1. 6.6 と 6.6.1 を参照して く ださい。

2. コン ト ローラのケーブルをゆるめます (端子 37、 38、 39)。

3. バッチ槽のフロート ・ スイ ッチをゆるめて引っ張り出します。

4. 新しいフロート ・ スイ ッチと O リングを挿入して、 その位置

にネジ込みます。

7.1.7 反応槽とバッチ槽の交換

1. 6.6 反応槽のメ ンテナンス と 6.6.1 を参照して く ださい。

2. 反応槽頂部の水、 塩酸、 亜塩素酸ナ ト リウム、 ガスのホース

接続をゆるめて外します。

3. バッチ槽の底にあるフロート ・ スイ ッチをゆるめて引っ張り

出します。

4. O リ ングを外します。

5. ド レーン ・ コ ッ クをゆるめて引っ張り出し、 O リングを外し

ます。

6. 反応槽とバッチ槽を保持クランプから外します。

7. 新しいバッチ槽に新しいド レーン ・ コ ッ クを取り付けます。

8. 反応槽の頂部でフロート ・ スイ ッチの位置を決め、 ネジで固

定します。

9. バッチ槽の底でフロート ・ スイ ッチの位置を決め、 ネジで固

定します。

10. 接続部とガス ・ ホースを反応槽に固定します。

11. オーバーフロー配管をバッチ槽の底に取り付けます。

12. 薬注ポンプ供給配管の接続を取り付けます。

13. 古い反応槽を所定の方法で廃棄します。

7.1.8 薬注ポンプの交換

個々の薬注ポンプの設置方法と操作方法を参照して く ださい。

DDE または DMX 221

7.1.9 薬注ポンプの交換

個々の薬注ポンプの設置方法と操作方法を参照して く ださい。

DDA 7.5-16、 DMX 221、 または DDI 222。

警告

感電シ ョ ッ クによる死亡の危険性があります。

コン ト ローラを外す場合は、 システムを遮断し、 メイン ・ スイ ッチを切ります。

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日本

語 (J

P)

8. ト ラブル ・ シューテ ィ ング

起動したリレーは [Esc] ボタンで停止できます。 例外は、 信号

"batch tank empty" で起動する警告リレーです。 警告リレーは、 障

害の原因を取り除かないと停止できません。

オキシパーム プロ ・ システムを ト ラブルな く 運転するには、 障害

の原因を取り除く こ とが大事です。

8.1 エラー ・ メ ッセージ付きの障害

エラー ・ メ ッセージ、 オキシパー

ム プロの反応原因 対処

1. 低レベル信号 HCl または

NaClO2:

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– 警告リレーが起動する。

a) HCl または NaClO2 容器が間もな く 空になる。 HCl または NaClO2 容器を交換して く ださい。

オキシパーム プロ OCD-162-05、 -10: 薬品容

器をシステムの下の所定の位置に置いて く ださ

い。

b) 吸引ランスのフロートの向きが間違っている。 フロートの上下をひっ く り返して く ださい。

4.6 の図 15 を参照して く ださい。

2. 空信号 HCl または NaClO2:

– ClO2 製造は停止し、 障害の原

因を取り除 く と再開する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

HCl または NaClO2 容器が空である。

HCl または NaClO2 容器を交換して く ださい。

オキシパーム プロ OCD-162-05、 -10: 薬品容

器をシステムの下の所定の位置に置いて く ださ

い。

3. "check ClO2 batch":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– 警告リレーが起動する。

警告メ ッセージ、 停電後にバッチ槽に状態の不明

な液体。

バッチ槽の液体を手動で排出し、 廃棄して く だ

さい。

4. "level int. batch tank":– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

バッチ槽に流入する水が多すぎる。 バッチ槽の

ClO2 溶液が過度に希釈されている。システムを停止して く ださい。

a) ソレ ノ イ ド弁が漏れている。 ソレ ノ イ ド弁を点検して く ださい。

ソレ ノ イ ド弁のフ ィルタを掃除するか交換して

く ださい。

b) 反応槽のフロート ・ スイ ッチに不具合がある

か、 HCl と NaClO2 の両方、 またはいずれかが

過剰にバッチ槽に流入している。

反応槽のフロート ・ スイ ッチを交換して く ださ

い。

5. Max. -max. レベル外部バッチ槽:

– アラーム ・ リレーが起動する。

外部バッチ槽のフロート ・ スイ ッチに不具合があ

るか、 外部バッチ槽がオーバーフルである。

外部バッチ槽のフロート ・ スイ ッチを交換して

く ださい。

6. "Timeout H2O supply 1":– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

(プロセス開始後の) 最初の給水の追加時の、 反応

槽における液面レベルの上昇が遅すぎた。 時間内に

レベル K1 に達しなかった。

5.21.5"test relay" メ ニューでソレ ノ イ ド弁を点

検して く ださい。 を参照して く ださい。 給水を

チェ ッ ク して く ださい。

a) ソレ ノ イ ド弁のフ ィルタが詰まっているか、 ソ

レ ノ イ ド弁に不具合がある。

ソレ ノ イ ド弁を点検して く ださい。 フ ィルタ

か、 ソレ ノ イ ド弁を交換して く ださい。

b) 希釈水の供給路が十分に開いていない。 希釈水の供給路をさ らに開いて く ださい。

c) 反応槽のフロート ・ スイ ッチが破損している。 反応槽のフロート ・ スイ ッチを交換して く ださ

い。

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語 (JP)

7. "Timeout pump HCl":– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

HCl 供給時に、 反応槽におけるレベル K1 とレベル

K2 間の液レベルの上昇が遅すぎた。 時間内にレベ

ル K2 に達しなかった。

ポンプから反応槽までのホースが正し く組み立

てられているか確認して く ださい。

"test relay" メニューで HCl を確認して く ださ

い。 5.21.5 を参照して く ださい。

a) HCl ポンプのパフォーマンス不足が不足してい

る。

– 吸引ホースと薬注ヘッ ドの両方またはいずれ

かに空気がある。

– ポンプによる薬注が行われていない。

– 排出ホースに漏れ、 詰まり、 穴、 または曲が

りがある。

排出ホースを点検して く ださい。 必要に応じて

交換して く ださい。

b) HCl ポンプが吸引していない。

– 吸引ホースに漏れ、 詰まり、 穴、 または曲が

りがある。

– フ ッ ト弁に堆積物がある。

– 弁が正し く 取り付けられていないか、 詰まっ

ている。 結晶質の堆積物が弁にある。

– ダイヤフラムが破損している (漏れ)。

– 弁タペッ トが裂けている。

– HCl 容器が空である。

• 吸引ホースと吸引ランスを点検して く ださ

い。

• フ ッ ト弁を掃除するか、 交換して く ださい。

• 弁を掃除して く ださい。

• ダイヤフラムを交換して く ださい。

• HCl 容器の補充レベルを確認して く ださい。

• "empty HCl" の信号が発生した場合は、 HCl

容器を交換して く ださい。

c) ポンプ内の流量が正常でない。 システム内の液体を排出して く ださい。

d) ポンプがまった く正常に運転していない。 ポンプを交換して く ださい。

e) コン ト ローラでケーブルが破損している。 ポンプからコン ト ローラまでのケーブルを点検

して く ださい。 必要に応じてケーブルを交換し

て く ださい。

f) コン ト ローラに不具合がある。 コン ト ローラを点検して く ださい。 必要に応じ

て交換して く ださい。

g) 反応槽のフロート ・ スイ ッチが破損している。 反応槽のフロート ・ スイ ッチを交換して く ださ

い。

8. "Timeout pump NaClO2":– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

NaClO2 供給時に、 反応槽におけるレベル K2 とレ

ベル K3 間の液面レベルの上昇が遅すぎた。 時間内

にレベル K3 に達しなかった。

ポンプから反応槽までのホースが正し く組み立

てられているか確認して く ださい。

"test relay" メニューで NaClO2 ポンプを点検し

て く ださい。 5.21.5 を参照して く ださい。

a) NaClO2 ポンプのパフォーマンスが不足してい

る。 その他の原因については、 アラーム ・ メ ッ

セージ 7. "Timeout pump HCl": を参照して く だ

さい。

アラーム ・ メ ッセージ 7. "Timeout pump HCl": を参照して く ださい。

9. "Timeout H2O supply 2":– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

2 回目の給水の追加時の、 反応槽におけるレベル

K3 とレベル K4 間の液面レベルの上昇が遅すぎた。

時間内にレベル K4 に達しなかった。

a) アラーム ・ メ ッセージ 6. "Timeout H2O supply 1": を参照して く ださい。

ソレ ノ イ ド弁と給水を "test relay" で点検して

く ださい。 5.21.5 を参照して く ださい。 給水を

点検して く ださい。 アラーム ・ メ ッセージ

6. "Timeout H2O supply 1": を参照して く ださ

い。

10. "Timeout process":– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

オーバーフロー後、 反応槽の液面レベルが K1 に戻

るのが遅すぎた。

a) オーバーフロー配管に気泡があった。 システム内の液体を排出して く ださい。

b) 給水が不足していた。 アラーム ・ メ ッセージ 6. "Timeout H2O supply 1": を参照して く ださい。

11. "Timeout overflow":– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

3 回目の給水の追加時に、 反応槽からバッチ槽への

オーバーフローが確認できなかった。

a) 給水と ソレ ノ イ ド弁 "test relay" メニューでソレ ノ イ ド弁と給水を

点検して く ださい。 5.21.5 を参照して く ださい。

b) オーバーフロー配管に気泡があった。 システム内の液体を排出して く ださい。

12. "temperature error":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

測定セルの温度が設定測定範囲を超えた。

a) 温度センサに不具合がある。 温度センサを点検して く ださい。 必要に応じて

交換して く ださい。

b) 温度センサのケーブルに不具合がある。 温度センサのケーブルをチェ ッ ク して く ださ

い。 必要に応じて交換して く ださい。

c) 水温が測定範囲から逸脱している。 水温を確認して く ださい。

d) 温度測定範囲の設定が正し く ない。 測定範囲を修正して く ださい。

13. "slope error"– ClO2 は引き続き製造を続ける。

較正データの妥当性確認。 較正レベルで正し く 較正

されていない。

較正をやりなおすか、 セルを掃除するか、 電極

を交換して く ださい。

14. "fault of electrode/buffer":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

緩衝データの自動読み取り。 較正レベルで正し く 較

正されていない。

較正をやりなおすか、 セルを掃除するか、 pH

電極を交換して く ださい。

エラー ・ メ ッセージ、 オキシパー

ム プロの反応原因 対処

73

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日本

語 (J

P)

15. 対称性エラー :

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

構成データで pH の非対称性ポテンシャルがないか

妥当性を確認する。 較正レベルに較正障害がある。

較正をやりなおすか、 セルを掃除するか、 pH

電極を交換して く ださい。

16. pH 緩衝差エラー :

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

pH 差が 1 pH 未満の 2 つの緩衝液を緩衝選択肢

「その他」 で選択した。 較正レベルで正し く 較正さ

れていない。

緩衝液を確認して く ださい。 較正をやりなおし

て、 電極を交換して く ださい。

17. 較正時間を超えた。

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

緩衝時間切れ ORP 較正時に障害が発生した。 一定

時間内に、 較正プロセスで安定した測定値が得ら

れないとアラームが起動します。 較正レベルで正し

く較正されていない。

pH 電極を点検し、 必要に応じて交換して く だ

さい。

18. オフセッ ト ・ エラー :

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

較正レベルで正し く較正されていない。 ORP 較正

時のみ。

ORP 較正をやりなおすか、 電極を交換して く

ださい。

19. ORP 電極の較正:

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

設定した監視時間が次の較正プロセスに達した

(較正間隔)。較正するか電極を交換して く ださい。

20. "Water sensor fault":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– 複合コン ト ローラ と設定点コ

ン ト ローラが停止し、 不具合

を取り除いた後再起動した。

コン ト ローラを停止して く ださい。

a) 測定セルのフロートが水センサより上にある。

流量が多すぎる。

測定セルの調整スピン ドルで流量を落と して く

ださい。

b) 測定セル ・ フロートのフロートが流量センサよ

り も下にある。 流量が少なすぎる。

測定セルの調整スピン ドルで流量を上げて く だ

さい。

c) サンプル水抽出装置または測定セルまでのホー

スが詰まっているか漏れている。

サンプル水抽出装置と測定セルまでのホースを

点検して く ださい。

d) 測定セルのサンプル水が流れていない。 フ ィル

タが詰まっている。測定セルのフ ィルタを掃除して く ださい。

e) サンプル水抽出装置に水がない。 主配水管のサンプル水抽出装置の個所を点検し

て く ださい。

f) 水センサに不具合がある。 水センサを交換して く ださい。

g) 測定セルからコン ト ローラまでのケーブルに不

具合がある。ケーブルを交換して く ださい。

h) コン ト ローラに不具合がある。 必要に応じて交換して く ださい。

i) "maintenance > water sensor > N.C./N.O." メニューの設定が端子接続に対応していない。

設定はスーパー ・ ユーザー ・ コードがないと修

正できません。

21. モーターの掃除が失敗:

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– アラーム ・ リレーが起動する。

– 複合コン ト ローラ と設定点コ

ン ト ローラが停止し、 不具合

を取り除いた後再起動した。

測定セルの洗浄モーターの監視で不具合の兆候が

見られた。システムを停止して く ださい。

a) 洗浄モーターに不具合がある。 洗浄モーターの電源を点検して く ださい。 洗浄

モーターを交換して く ださい。

b) 洗浄モーターの電源が機能していない。 ケーブ

ルが破損している。

ケーブルを点検して く ださい。 ケーブルを交換

して く ださい。

c) 測定セルにガスの気泡がある。 測定セルの液体を排出して く ださい。

22. "dosing time ClO2 exceeded":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– アラーム ・ リレーが起動する。

– コン ト ローラは、 不具合が解

消されるまで ClO2 薬注ポンプ

を停止する。

コン ト ローラの最大薬注流量が設定した時間より

長 く定義されている。

a) 電源の不調後、 バッチ槽の緩衝液がフラ ッシュ

洗浄後に過剰に希釈された (設定点コン ト ロー

ラ と複合コン ト ローラ)。

フラ ッシュ洗浄後も運転を続けて く ださい。

b) 水質が悪い (設定点コン ト ローラ と複合コン ト

ローラ)。

主配水管の水質と二酸化塩素濃度を測定して く

ださい。

c) 流量計に不具合があるか、 流量計の設定が正し

く ない (比例コン ト ローラ と複合コン ト ロー

ラ)。

流量計を点検して く ださい。 必要に応じて交換

して く ださい。

d) 測定セル ・ ケーブルまたは測定セルに不具合が

ある。

測定セルのケーブルを点検して く ださい。 必要

に応じて交換して く ださい。

e) HCl または NaClO2 容器の内容が水だけである。 HCl または NaClO2 容器を交換して く ださい。

コン ト ローラの設定が正し く ない。 コン ト ローラの設定を確認して く ださい。

23. "wire breakage current output 2":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– アラーム ・ リレーが起動する。

– 複合コン ト ローラ と設定点コ

ン ト ローラが停止し、 不具合

を取り除いた後再起動した。

測定した二酸化塩素値を送信できない。

a) 電流出力のケーブルが破損している。 "test current" メニューで電流出力を確認して

く ださい。 5.21.3 を参照して く ださい。 必要に

応じてケーブルを交換して く ださい。

b) コン ト ローラに不具合がある。 必要に応じて、 コン ト ローラを交換して く ださ

い。

24. "wire breakage current output 1":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– アラーム ・ リレーが起動する。

外部薬注ポンプのコン ト ローラ出力でケーブルが

破損している。

a) ケーブルが破損している。 "test current" メニューで電流出力を確認して

く ださい。 5.21.3 を参照して く ださい。 必要に

応じてケーブルを交換して く ださい。

b) コン ト ローラに不具合がある。 必要に応じて、 コン ト ローラを交換して く ださ

い。

エラー ・ メ ッセージ、 オキシパー

ム プロの反応原因 対処

74

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日本

語 (JP)

25. 外部エラー :

– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

– コン ト ローラは、 不具合が解

消されるまで ClO2 薬注ポンプ

を停止する。

障害入力 (端子 51/52) に接続されていると思われ

る外部装置が不具合の兆候を示した。

a) 外部装置に不具合がある。 外部装置を点検して く ださい。

b) 外部装置までのケーブルに不具合がある。 必要に応じて交換して く ださい。

c) コン ト ローラに不具合がある。 コン ト ローラを交換して く ださい。

26. "Annual maintenance due":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

メ ンテナンス期間が 0~30 日過ぎている。メ ンテナンスが承認されると、 アラーム ・ メ ッ

セージが消えます。

27. "K5"– ClO2 は引き続き製造を続ける。

メ ンテナンスの起源は 30 日を越えている。システムを停止して、 メ ンテナンスを実行して

く ださい。

28. "empty signal int. batch tank":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– 警告リレーが起動する。

– コン ト ローラにより、 20 秒後

から、 障害が解消されるまで

ClO2 薬注ポンプは停止する。

a) "int. batch tank" モードでエラー ・ メ ッセージ

が表示されます (方式 1-20 バッチ)。 他のプロ

セスは実行しない。

運転モード を確認して く ださい。 "int. batch tank" モード (方式 1-20 バッチ) では、 これ

は障害ではありません。

b) 反応槽で最終二酸化塩素が利用できる前に、 薬

注ポンプがバッチ槽を空にした。

すべてのプロセスでこのメ ッセージが表示され

る場合は、 コン ト ローラをリセッ ト して く ださ

い。 監視メニューで、 "service > measurement" の下の測定値を確認して く ださい。

"service > controller ClO2" メニューで、 表示さ

れたパラ メータを確認して く ださい。 "service > water flow meter" メ ニューで、 表示された値を

確認して く ださい。

c) 流量計に不具合がある。 流量計を点検して く ださい。 必要に応じて交換

して く ださい。

d) バッチ槽のド レーン ・ コ ッ クが開いている。 ド レーン ・ コ ッ クを閉じて く ださい。

e) 測定セルに不具合がある (設定点コン ト ローラ

と複合コン ト ローラ)。

測定セルを点検して く ださい。 測定セルを交換

して く ださい。

29. 反応槽制御の障害:

– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

反応槽のフロート ・ スイ ッチの妥当性検査

a) フロート ・ スイ ッチに不具合がある。 反応槽のフロート ・ スイ ッチを "test level" メニューで点検して く ださい。 5.21.6 を参照して

く ださい。 必要に応じて交換して く ださい。

b) コン ト ローラに不具合がある。 必要に応じて、 コン ト ローラを交換して く ださ

い。

30. バッチ制御に不具合がある。

– ClO2 製造が停止する。

– アラーム ・ リレーが起動する。

バッチ槽のフロート ・ スイ ッチの妥当性検査

a) フロート ・ スイ ッチに不具合がある。 バッチ槽のフロート ・ スイ ッチを "test level" メニューで点検して く ださい。 5.21.6 を参照し

て く ださい。 必要に応じて交換して く ださい。

b) コン ト ローラに不具合がある。 必要に応じて、 コン ト ローラを交換して く ださ

い。

31. "fault current input":– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– アラーム ・ リレーが起動する。

– 複合コン ト ローラ と比例コン

ト ローラが停止する。

電流入力 1 のケーブル破損

• 流量計が接続されていて、 信号がフルスケール

で 20 mA を越える。

• 流量計 4-20 mA を選択していて、信号が 3.8 mA

未満まで下がる。

障害が表示される場合、 コン ト ローラは停止する

(比例コン ト ローラ と複合コン ト ローラ)。

a) 流量計に不具合がある。 流量計を点検して く ださい。 必要に応じて交換

して く ださい。

b) 電流入力かコン ト ローラに不具合がある。 電流入力と コン ト ローラを点検して く ださい。

0 と 20 mA の間の定義電流を供給し、 "service > water flow meter" メニューの表示値と比較し

て く ださい。

コン ト ローラが故障している場合は、 コン ト

ローラを交換して く ださい。

c) 流量計と コン ト ローラ間のケーブルの破損 ケーブルを交換して く ださい。

d) 流量計が 0-20 mA で接続されているが、 設定

値は 4-20 mA である。ソフ トウェア設定を修正して く ださい。

32. ClO2 アラーム値 1 または 2 を

越えたか、 その値に達していな

い。

– ClO2 は引き続き製造を続ける。

– アラーム ・ リレーが起動する。

アラームの下側設定値または上側設定値を越えた

か達していない。

オキシパーム プロのシステムと コンポーネン

ト を点検して く ださい。 アラーム値の設定も確

認して く ださい。

エラー ・ メ ッセージ、 オキシパー

ム プロの反応原因 対処

75

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日本

語 (J

P)

8.2 エラー ・ メ ッセージのない障害

障害 原因 対処

二酸化塩素薬注ポンプ

が停止する。 DDA ポン

プに 「ERROR」 が表示

される。

薬注配管の分離弁が閉じる。

分離弁を開いて く ださい。 オキシパーム プロが 60 Hz

モードで運転している場合、 多機能弁がオーバーフ

ロー側で 6 バールに設定されているかど うか確認して

く ださい。 さ らに、 多機能弁の取り付け方法と操作方

法も参照して く ださい。

放出が制御されず二酸

化塩素溶液が過剰注入

二酸化塩素薬注ポンプが容器に無制御に放出した。 ポン

プが停止しても、 サイホン効果のため二酸化塩素溶液

は引き続き容器に流れる。 その結果過剰薬注になる。 条

件:

• 注入装置の接続が切断

• 薬注ポンプに多機能弁がない。

ポンプに多機能弁を接続して く ださい。 これで、 薬注

液が薬注配管から無制御に流れるこ とがな く なりま

す。

二酸化塩素の臭気 活性炭または吸着フ ィルタが飽和している。活性炭フ ィルタまたは吸着フ ィルタを交換して く ださ

い。

76

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日本

語 (JP)

9. システムの分解と停止

9.1 分解の準備

警告

分解方法が正し く ないと、 重大な身体傷害や器物破損が発生するおそれがあります。 本システムはグルンド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外は分解できません。

警告

分解したシール、 弁、 接続部、 ホース、 配管、 または注入装置から薬品が漏れるとやけどのおそれがあります。

システムを分解するときは、 その前に続けて 2 回システムをフラ ッシュ洗浄して く ださい。

分解した吸引ランス同士を接触させたり、 同じバケツに入れないで く ださい。 ラベルを必ず確認して く ださい。

反応槽とバッチ槽を分解するときは、 それらが空であるこ とを確認して く ださい。

薬注配管の液体を排出し、 分解する前に保護服を着用して く ださい。

洗剤は使用しないで く ださい。

化学薬品はオイル、 油脂、 酸と反応します。 1. 安全上の注意 を参照して く ださい。

警告

分解したガス ・ ホース、 容積補償バッグ、 活性炭フ ィルタから二酸化塩素が漏れるとガス中毒になるおそれがあります。

ガス ・ ホースと活性炭フ ィルタを分解するときは、保護服を着用して く ださい (安全メガネ、 手袋、 保護エプロン、 呼吸マスク)。

反応槽、 容積補償バッグ、 または活性炭フ ィルタの上に顔をかかげないで く ださい。

注後日、 システムを再稼働する場合は、 ホースと配管を曲げないよ う慎重に外して く ださい。 ナッ トは手で締めて く ださい。

警告

配線に通電している場合、 感電のおそれがあります。

システムを分解するときは、 事前にシステムを電源から切り離して く ださい。

チェ ッ ク リス ト 済み

1. 必要な工具を用意します。

2. 保護服を着用します。

3. 吸引ランスと吸引ホースの洗浄用に、水を入れた 10 リ ッ トル ・ バケツを 2 杯用意します。

4. 以下の梱包材を用意しておきます。

– システムと カバーのオリジナルのパッケージング

– 測定セルと測定モジュール、 あるいは混合モジュールのオリジナル ・ パッケージング

– 薬品容器のオリジナル ・ スク リ ュー ・ キャ ップ

– 分解したホースのボッ クス

– 分解したケーブルとネジのボッ クス

5. システムをフラ ッシュ洗浄します。 5.18 フラ ッシュ洗浄 を参照して く ださい。

6. システムの電源を切ります。 5.24 システムの電源切断 を参照して く ださい。 メ イン ・ スイ ッチを切ります。

7. システムからカバーを外し、 オリジナル ・ パッケージに梱包します。

8. 説明に従って水圧コンポーネン ト を分解します。

9. 説明に従って電気コンポーネン ト を分解します。

10. 乾燥させるため、 システムと付属品は 24 時間放置します。

11. システムと付属品を梱包します。

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日本

語 (J

P)

9.2 水圧コンポーネン トの分解

9.2.1 希釈水ホースの分解

1. 希釈水分離弁を閉じ、 ホースを外してコイルに丸めます。

2. システムからカバーを外します。

3. ソレ ノ イ ド弁のネジ接続をゆるめ、 希釈水ホースをソレ ノ イ

ド弁から切り離します。

9.2.2 吸引ランスの分解

1. 吸引ホースのネジ接続をゆるめ、 塩酸ポンプから外します。 吸

引ランスと吸引ホースを水バケツに入れます。 水で十分にすす

ぎます。 布の上に置いて乾かします。

2. 吸引ホースのネジ接続をゆるめて亜塩素酸ナ ト リウム ・ ポン

プから外します。 吸引ランスと吸引ホースをも う 1 杯の水バケ

ツに入れます。 水で十分にすすぎます。 布の上に置いて乾かし

ます。

3. オリジナル ・ カバーで塩酸容器を閉じて、 廃棄までよけてお

きます。

4. 亜塩素酸ナ ト リウム容器をオリジナル ・ カバーで閉じて、 廃

棄までよけておきます。

9.2.3 薬注配管の分解

1. 多機能弁で薬注配管の液体を排出します。 6.5.3 を参照して く

ださい。

2. 多機能弁から薬注配管を切り離します。 二酸化塩素をバケツに

排出します。

3. 注入装置から薬注配管を切り離します。 保護パイプから薬注配

管を取り出してコイルに丸めます。 二酸化塩素をバケツに排出

します。

4. 薬注配管を開けた空間に置いて、 残っている二酸化塩素を逃

がします。

5. 問題がなければ、 外部薬注ポンプの薬注配管をバッチ槽から

切り離します。 薬注配管を開けた空間に置いて、 残っている二

酸化塩素を逃がします。

9.2.4 容積補償バッグのガス ・ ホースをゆるめて外します。

1. 呼吸マスクを着用します。

2. 容積補償バッグを手でねじ って、 残ったガスを活性炭フ ィル

タか吸着フ ィルタから逃がします。

3. ホースと容積補償バッグ間のネジ接続をゆるめて外します。

ホースを切り離して残ったガスを逃がします。

9.2.5 活性炭フ ィルタ (OCD-162-05、 -10) または吸着フ ィルタ

(OCD-162-30、 -60) の分解

1. 呼吸マスクを着用します。

2. 6.7 または 6.8 を参照して く ださい。

3. 活性炭フ ィルタまたは吸着フ ィルタを切り離し、 所定の方法

で廃棄します。

9.2.6 測定セルの分解 (適用時)

1. サンプル水抽出装置からホースを切り離し、 さ らに測定セル

から切り離します。

2. サンプル水排出ホースを測定セルから切り離し、 コイルに丸

めます。

9.2.7 測定/混合モジュールの分解 (適用時)

• 測定/混合モジュールを主配水管に接続している 2 本のホース

を切り離します。

9.3 電気コンポーネン トの分解

1. メ イン ・ スイ ッチから電源ケーブルを切り離します。

2. 該当する場合は、 主配水管の流量計からケーブルを切り離し

ます。

3. コン ト ローラから電源ケーブルを切り離します。

4. 該当する場合は、 流量計からケーブルを切り離します。

5. 該当する場合は、 測定セルからすべてのケーブルを切り離し

ます。

6. 該当する場合は、 測定/混合モジュールからケーブルを切り離

します。

9.4 システム ・ フレームの分解

1. システム ・ フレームを持ち上げるため、 手伝って くれる人を

2 名手配します。

2. OCD-162-5 と -10: システム ・ フレームの 3 本の固定ネジをゆ

るめ、 システムを壁から取り外し、 作業面に置きます。

OCD-162-30 と -60: 床の 4 本の固定ネジをゆるめます。

3. 梱包前に、 システムと付属品を 24 時間放置して乾燥させま

す。

9.5 輸送のためのシステム梱包

1. システム ・ フレームが乾燥したら、 オリジナル ・ パッケージ

ングに入れ、 吸引ランスと緩衝材を入れ、 パッ ク したカバー

を上に置きます。

2. 乾燥したホースをボッ クスに梱包します。

3. ケーブルをボッ クスに梱包します。 固定ネジをバッグに入れて

ケーブルと と もにボッ クスに梱包します。

4. 該当する場合、 測定セルと付属品をオリジナル ・ パッケージ

ングに入れ、 緩衝材を入れて輸送に耐えるよ う密封します。

5. 該当する場合、 混合/測定モジュールと設置付属品、 ケーブ

ル、 ホースをオリジナル ・ パッケージングに置き、 緩衝材を

入れて、 輸送に備えて密封します。

6. 設置方法と操作方法を入れて、 保管または輸送に備えてボッ

クスを密封します。 配達通知を添付します。

9.6 最終分解ステップ

1. 空の薬品容器は廃棄のために残しておきます。

2. 活性炭フ ィルタは廃棄のために取り出しておきます。

3. バケツの液体は排水溝に流します。 バケツは水で十分にすすぎ

流します。

4. 設置室を掃除します。

9.7 分解したシステムの一時保存

分解したシステムを (別の場所に) 再び設置して試運転をする場

合、 以下の注意実行を守って く ださい。

• 保存条件 (温度、 湿度、 部屋の条件など) は、 設置場所の状態

に合わせて く ださい。 4.1 と 11. を参照して く ださい。

• システムは保管できます。

注意 ケーブルとホースは曲げないで く ださい。

警告

輸送時は、 OCD-162-030 と -060 は、 パレ ッ トに木ねじで固定して く ださい。

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日本

語 (JP)

9.8 分解後の試運転

分解したシステムを (別の場所に) 再設置して試運転する場合も、

本マニュアルの指示に従って く ださい。

10. 廃棄

分解前に、 反応槽、 ホース、 ポンプから薬品を取り除く ため、 オ

キシパーム プロは水で十分にすすいで く ださい。 薬注配管は、

残った二酸化塩素を逃がすため屋外に放置して く ださい。

環境を配慮した廃棄方法を守るため、 運用会社は民間の廃棄サー

ビスにオキシパーム プロ ・ システムやそのパーツを手渡す必要が

あります。 近 く で民間サービスを受けられない場合は、 最寄りの

グルン ド フォス社にお送り く ださい。

警告

システムを分解するとき、 残ったガスを逃がすため、ガス ・ ホースと容積補償バッグのネジの接続を切り離します。

システムを再設置するときに、 ガス ・ ホースを必ず接続して く ださい。

システムを分解するとき、 使用済みの活性炭フ ィルタは取り外して廃棄します。

システムを再設置するときは、 忘れずに新しい活性炭フ ィルタを取り付けて く ださい。

オキシパーム プロ滅菌システムとその付属パーツは環境を配慮した方法で廃棄して く ださい。

本システムはグルン ド フォスで ト レーニングを受けた認定サービス担当者以外は分解できません。

運用会社は責任を持って環境を配慮した廃棄方法に従って く ださい。

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日本

語 (J

P)

11. 技術データ

11.1 型式の説明

11.1.1 型式キー

例: オキシパーム プロ OCD-162-30-D/G1

* 注: 製造した溶液の直接薬注にはデジタル薬注ポンプの使用を推奨します。

11.1.2 ネームプレート

図 54 ネームプレート (OCD-162-5-D/G 用)

オキシパーム プロ OCD-162 -30 -D /G 1

最大能力

5 5 g/h

10 10 g/h

30 30 g/h

60 60 g/h / (ア メ リ カ 55 g/h)

二酸化塩素薬注ポンプ

D 統合機械的薬注ポンプ DMX

P 統合デジタル薬注ポンプ DDI*

S 統合 SMART デジタル薬注ポンプ DDA*

N 統合薬注ポンプなし

電源電圧

G 220~240 V、 50/60 Hz

H 110~120 V、 50/60 Hz

吸引ランス

30 リ ッ トル薬品容器用 (吸引ホース長さ 1.3 m)

1 60 リ ッ トル薬品容器用 (吸引ホース長さ 3.0 m)

2 200 リ ッ トル/1000 リ ッ トル薬品容器用 (吸引ホース長さ 5.0 m)

3 55 ガロン薬品容器用 (吸引ホース長さ 3.0 m)

TM03 6957 4506

位置 説明

1 型式名称

2 製品名

3 型式

4 製造番号

5 二酸化塩素製造能力

6 製品番号

7 生産国

8 製造年週

9 認証規格、 CE マーク、 他

10 電圧 (V)

11 周波数 (Hz)

12 消費電力

13 安全上の注意: 本書をお読み く ださい。

OCD-162 5D/G162-005-100005/N: 07/640645g/h, 230V, 50/60Hz, 850Watt95702474P1107380764064

1

34

7 8 9

6

2

510, 11, 12

13

80

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日本

語 (JP)

11.2 能力と消費量

11.3 温度と湿度

11.4 寸法、 重量、 能力

二酸化塩素製造能力

OCD-162-5 5 g/h

OCD-162-10 10 g/h

OCD-162-30 30 g/h

OCD-162-6060 g/h

ア メ リ カ 55 g/h

二酸化塩素溶液の濃度 約 2 g/l 2000 ppm

塩酸の消費量

OCD-162-5 約 0.17 l/h

OCD-162-10 約 0.37 l/h

OCD-162-30 約 0.88 l/h

OCD-162-60 約 1.71 l/h

亜塩素酸ナト リウムの消

費量

OCD-162-5 約 0.14 l/h

OCD-162-10 約 0.30 l/h

OCD-162-30 約 0.86 l/h

OCD-162-60 約 1.63 l/h

希釈水 3~6 バール (飲

用水レベルの品質、 EU

飲用水布告による)

OCD-162-5 約 2.3 l/h

OCD-162-10 約 4.8 l//h

OCD-162-30 約 14.8 l//h

OCD-162-60: 約 32.5 l//h

二酸化塩素薬注ポンプの

最大反対圧力

OCD-162-5、 -1010 バール

OCD-162-30、 -60

許容相対湿度 (結露なきこ と) 最高 80 %

許容周囲温度 5~35 °C希釈水の許容温度 10~30 °C薬品の許容温度 10~35 °Cシステムの保管温度 (非接続状態) -5~50 °C薬品の保管温度 5~40 °Cシステムの運転が可能な海抜高度 2000 m

システム ・ フレーム、

カバー付き

オキシパーム プロ

OCD-162-5、 -10

OCD-162-30、 -60

W x H x D [mm]

765 x 766 x 330

765 x 766 x 550

合計高さ OCD-162-30、 -60 181 mm

総重量

OCD-162-5

OCD-162-10

OCD-162-30-D

OCD-162-30-P

OCD-162-60-D

OCD-162-60-P

30 kg

32 kg

80 kg

79 kg

100 kg

99 kg

正味重量

OCD-162-5

OCD-162-10

OCD-162-30-D

OCD-162-30-P

OCD-162-60-D

OCD-162-60-P

26 kg

28 kg

70 kg

69 kg

85 kg

84 kg

容積補償バッグ

OCD-162-5

OCD-162-10

OCD-162-30

OCD-162-60

2 l (1 ユニッ ト )

4 l (2 ユニッ ト )

12 l (1 ユニッ ト )

24 l (2 ユニッ ト )

反応槽の総容量

OCD-162-5

OCD-162-10

OCD-162-30

OCD-162-60

1.00 l

1.80 l

6.10 l

13.40 l

バッチ槽の総容量

OCD-162-5

OCD-162-10

OCD-162-30

OCD-162-60

1.00 l

1.80 l

7.00 l

13.90 l

反応槽の充填容量

OCD-162-5

OCD-162-10

OCD-162-30

OCD-162-60

0.87 l

1.67 l

5.52 l

11.96 l

バッチ槽の充填容量

OCD-162-5

OCD-162-10

OCD-162-30

OCD-162-60

0.87 l

1.67 l

6.50 l

13.00 l

フレームの下端から床

までの距離OCD-162-5、 -10 約 1 m

吸引ホースを含んだ吸

引ランスの合計長さOCD-162-5、 -10 1.3 m

吸引ホースを含んだ吸

引ランスの合計長さOCD-162-30、 -60 3.0 m または 5.0 m

回収ト レーの寸法

付属品

W x H x D [mm]

485 x 270 x 550

回収ト レーの重量 2 x 5.5 kg

外部バッチ槽の寸法

(50 l)

L x W x H [mm]

840 x 530 x 1640

直径: 315 mm

外部バッチ槽の寸法

(100 l)

L x W x H [mm]

840 x 530 x 2000

直径: 315 mm

81

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日本

語 (J

P)

11.5 許容薬品

* 技術データはすべて公称濃度によるものです。 運転時の薬品濃

度の最大許容誤差は ± 10 % です。 ただし、 それでも本書で指

定したシステムの性能データの変動はあります。

11.6 材質

11.7 薬注ポンプ

11.8 希釈水

11.9 主配水管

11.10 許容測定セル型式

11.11 製品番号 OCD 162-5、 -10

薬注ポンプは 50/60 Hz 対応です。

11.12 製品番号 OCD 162-30、 -60

薬注ポンプは 50/60 Hz 対応です。

亜塩素酸ナト リウム (NaClO2) 溶液の公称濃度

(EN 938 準拠品質)

重量当たり

7.5 %*

塩酸 (HCl) 溶液の公称濃度 (EN 939 準拠品質)重量当たり

9.0 %*

システム ・ フレーム PE

カバー EPP

反応槽/バッチ槽 PVC

ホース PTFE/PE

シール FPM/PTFE/FKM

薬注ポンプのヘッ ド PVC

HCl/NaClO2

OCD-162-5、 -10

OCD-162-30

OCD-162-60

DDE 6-10

DDE 15-4

DMX 35-10

OCD-162-5、 -10

吸引側の接続

放出側の接続

PE ホース 4/6

PTFE ホース 4/6

OCD-162-30、 -60

吸引側の接続

放出側の接続

PVC ホース 6/12

PTFE ホース 9/12

ClO2

OCD-162-5-P/G、 -P/H

OCD-162-10-P/G、 -P/HDDA 7.5-16

吸引側の接続PTFE ホース 4/6

放出側の接続

OCD-162-30-D/G

OCD-162-30-P/G

OCD-162-60-D/G

OCD-162-60-P/G

DMX 16-10

DDI 60-10

DMX 35-10

DDI 60-10

吸引側の接続PTFE ホース 9/12

放出側の接続

希釈水抽出装置

データ ・ ブッ クレ ッ

ト ・ オキシパーム プロ

OCD-162 参照

ソレ ノ イ ド弁の希釈水のホース接続

ホース 6/9 mm または

6/12 またはパイプ PVC

10/12 mm

流量計とケーブル データ ・ ブッ クレ ッ ト ・

オキシパーム プロ

OCD-162 参照注入装置のタ ップ ・ スリーブ

AQC-D1 ClO2 + pH または ORP を測定

AQC-D6 ClO2 を測定

サンプル水抽出と排出の接続データ ・ ブッ クレ ッ ト ・ オキシ

パーム プロ OCD-162 参照

製品番号 OCD-162 電圧 薬注ポンプ

95707848

5 g/h

230 VDDA 7.5-16

95707849 115 V

95702476 230 V薬注ポンプなし

95702477 115 V

95707850

10 g/h

230 VDDA 7.5-16

95707851 115 V

95702480 230 V薬注ポンプなし

95702481 115 V

製品番号 OCD-162 電圧吸引

ホース薬注ポンプ

95718444

30 g/h

230 V

3.0 m

DMX 15-1095718445 115 V

95718446 230 VDDI 60-10

95718447 115 V

95718448 230 V

5.0 m

DMX 15-1095718449 115 V

95718450 230 VDDI 60-10

95718451 115 V

95718452

60 g/h

ア メ リ カ

55 g/h

230 V

3.0 m

DMX 35-1095718453 115 V

95718454 230 VDDI 60-10

95718455 115 V

95718456 230 V

5.0 m

DMX 35-1095718457 115 V

95718458 230 VDDI 60-10

95718459 115 V

82

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日本

語 (JP)

11.13 電気関連データ

11.14 コン ト ローラ入力

11.15 コン ト ローラ出力

11.16 端子接続計画

電源接続115 V または

230 V、 50/60 Hz

外部消費負荷なしの基本シ

ステムの入力電力

OCD-162-5、 -10 最大 100 VA

OCD-162-30 最大 180 VA

OCD-162-60 最大 320 VA

システム全体の入力電力 最大 850 VA

ポテンシャル ・ フ リー接点における最大許容

負荷

最大 550 VA

(250 V x 2 A)

電子機器のエンクロージャ ・ クラス

IP65薬注ポンプのエンクロージャ ・ クラス

ソレ ノ イ ド弁のエンクロージャ ・ クラス

入力 説明

流量計のアナロ

グ入力

電流入力 0 (4) ~20 mA

負荷: 50 Ω

アナログ入力

二酸化塩素濃度

測定セル (オプシ ョ ン)

測定セルの Pt100 温度センサ

接点入力

(複合ループ制

御)

接触流量計

最大 50 インパルス/秒

最大電圧: 13 V

外部入力: 停止 プロセス開始と外部障害用

mV 入力 pH または ORP

53、 54、 H2O測定セルのサンプル水センサ入力

最大電圧: 13 V

切り替え入力 説明

K1 反応槽: レベル K1 の給水

K2 反応槽: HCl 供給レベル

K3 反応槽: NaClO2 供給レベル

K4 反応槽: レベル K4 の給水

K5バッチ槽レベル

空信号

K6バッチ槽レベル

最高レベル

K7HCl 容器レベル: 低レベル信号

接点開: 低レベル信号 HCl

K8HCl 容器レベル: 空信号

接点開: 空信号 HCl

K9NaClO2 容器レベル: 低レベル信号

接点開: 低レベル信号 NaClO2

K10NaClO2 容器レベル: 空信号

接点開: 空信号 NaClO2

K11 外部バッチ槽: 最低レベル

K12 外部バッチ槽: max. レベル

K13 外部バッチ槽: max. -max. レベル

出力 説明

アナログ出力

0 (4) ~20 mA

電流出力

制御

外部装置のアナログ出力 (ClO2 濃度

に比例)

電流出力

測定確認のための測定値

0 (4) ~20 mA

負荷: 500 Ω

給水のソレ ノ イ ド弁 リレー 1

HCl の薬注ポンプ リレー 2

NaClO2 の薬注ポンプ リレー 3

アラーム ・ リレー (切り替え接点)

ポテンシャル ・ フ リー出力リレー 4

警告リレー

ポテンシャル ・ フ リー出力リレー 5

ClO2 の薬注ポンプ リレー 6

電源 接続 L N PE出荷時取り

付け済み

電源ケーブル 電源入力 2 4 6 いいえ

測定セル洗浄モーター 出力 8 10 12 いいえ

外部装置、 非切り替え 出力 14 16 18 いいえ

外部装置、 非切り替え 出力 20 22 24 いいえ

HCI の薬注ポンプ HCl 1 3 5 はい

NaClO2 の薬注ポンプ NaClO27 9 11 はい

ソレ ノ イ ド弁 H2O 13 15 17 はい

ClO2 の薬注ポンプ ClO219 21 23 はい

電気的に分離した出力 接続 COM/N.O./N.C.出荷時取り

付け済み?

集合障害出力アラーム 25/27/29

いいえ警告 26/28/30

アナログ信号 接続 GND IN出荷時取り

付け済み?

測定電極 M ‒ 69 茶

いいえ

カウンタ電極 G/C ‒ 71 白

基準電極 B/R ‒ 70 内側ケーブル

GND-CL ‒ ‒ 72 スク リーン

pH/ORP

mV 入力

In+

GND_pH‒

73 内側ケーブル

74 スク リーン

83

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日本

語 (J

P)

図 55 端子接続計画

電源出力 "出力 A"、 "出力 B"、 "出力 C" は、 いずれも最大 100 VA

で充電できます。 保護接地線付き装置を接続する場合、 接地線は

正しい対応出力に接続して く ださい。

入力 接続 IN出荷時取り

付け済み?

接触流量計、

最高 50 イン

パルス/秒

_ _ _

63 +13 V*

62 スク

リーン

64

いいえ電流入力信号

mA IN‒

IN+、 スク

リーン

66 IN‒

62 スク

リーン

65 IN+

サンプル水セ

ンサH2O

54 茶

IN+

+13 V*

53 青

IN‒

反応槽レベル 反応槽40 茶

GND

41 灰

42 黄

43 緑

44 白

はい低レベル信号

空信号HCl

33 茶

GND

31 白

32 緑

低レベル信号

空信号NaClO2

34 茶

GND

35 白

36 緑

バッチ槽レベ

ルバッチ

39 茶

GND

37 白

38 緑

外部バッチ槽

min. レベル

max. レベル

max. -max. レ

ベル

GND

45

46

47

48

いいえPt100 温度セ

ンサPt100 56 黒 GND 55 青

薬注の外部リ

リース停止 50 49

障害入力、 ガ

ス警告装置な

障害 52 51

注意 * 最大電圧: 13 V

出力 接続 GND IN

出荷時取

り付け済

み?

電流出力 1

制御mA 出力 1

58 Out‒

59 スク

リーン

57

Out+

いいえ

電流出力 2

ClO2 測定値mA 出力 2

60 Out‒

59 スク

リーン

61

Out+

TM03 6928 4506

6967

74

71

7068

6664

6260

5856

5452

5048

444

4240

3836

3937

3533

31

342

4745

4341

5553

5149

6361

5957

65

B/R

Pt 100

3028

26

2927

25

HC

l

H O2

MG

/C

NaC

lO2

HC

l2

1

2422

2018

1614

1210

86

42

123

2119

1715

1311

97

53

PE

NL

PE

NL

PE

NL

LN

PE

PE

NL

PE

NL

PE

NL

LN

PE

NO

NC

NO

NC

ClO2

NaC

lO2

H O 2

K6K5

K8

K7

K9K1

0K1

K2K3

K4

!

3

K11

K12 6

K13

7372

-12V

pH

Red

ox

アラ

ーム

mA 出

外部

バッ

チ槽

mA 出

バッ

チ槽

電源

入力

出力

A出

力 B

出力

C警

反応

停止

障害

mA 入

pH

ORP

84

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語 (JP)

12. スペア ・ パーツ

12.1 OCD-162-5、 -10 のスペア ・ パーツ

パーツ 説明 バージ ョ ン 製品番号

HCl の薬注ポンプ230 V

DDE 10-6、 一式

98163454

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 98163456

NaClO2 の薬注ポンプ230 V 98163419

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 98163440

ClO2 の薬注ポンプ230 V

DDA、 一式98163484

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 98163486

HCl の吸引ランス30 リ ッ トル容器用

一式

98163672

55 ガロン容器用 98163679

NaClO2 の吸引ランス30 リ ッ トル容器用 98163639

55 ガロン容器用 98163678

ホース PTFE 4/6、 赤反応槽用

1.5 m

96727507

ホース PTFE 4/6、 青 96727509

ホース PTFE 4/6、 白 容積補償バッグまで 96727482

ホース PE 6/9ソレ ノ イ ド弁まで 10 m

96727412

ホース PE 6/12 96653571

ホース PE 8/11、 透明 反応槽ド レーン用 1.25 m 95717381

接続 G 5/8 メス/ホース 4/6 多機能弁の薬注配管用

ヨーロ ッパ向け U2 メー トル法接

続セッ ト、 PVDF、 ホース 4/6、

6/9 用

97691904

接続 G 5/8 メス/

ホース 1/4 x 3/8多機能弁の薬注配管用、 アメ リ カ

U7 接続セッ ト ・ アメ リ カ、

PVDF、 ホース 1/8 x 1/4 と ... 用97691907

接続 G 1/4 オス/ホース 4/6 反応槽の入力まで 2 本 95717382

希釈水用ソレ ノ イ ド弁230 V

ネジ接続なし95717903

115 V 95717904

反応槽のレベル ・ インジケータ 切り替え点 4 個所 95717905

バッチ槽のレベル ・ インジケータ 切り替え点 2 個所 95717906

バッチ槽付き反応槽OCD-162-5

一式95717907

OCD-162-10 95717911

バッチ槽のド レーン ・ コ ッ ク 一式 95717384

容積補償バッグ 1 個 95717908

活性炭フ ィルタ 1 個 95717909

活性炭フ ィルタの弁 入口弁と出口弁 2 個 95717436

多機能弁 一式 95704598

カバー 一式 95703064

電子コン ト ローラ、 230 V

OCD-162-5

一式 95715737

電子コン ト ローラ、 115 V 一式 95715738

電子コン ト ローラ、 230 V GRÜNBECK 95715739

電子コン ト ローラ、 230 V

OCD-162-10

一式 95715740

電子コン ト ローラ、 115 V 一式 95715741

電子コン ト ローラ、 230 V GRÜNBECK 95715742

ス ト レーナ ソレ ノ イ ド弁の入力用 5 個 95717437

システム ・ フレーム 98163701

PTFE ホース 4/6 用 T 要素 容積補償バッグまで 1 個 95714891

ホース 4/6 のセッ ト、 接続付き 吸引ランス用 赤と青、 各 1.5 m 98163781

ホースと ソレ ノ イ ド弁の接続間の接続

要素。 図 56 を参照して く ださい。

入力ソレ ノ イ ド弁用 G 5/8 メス/ホース 6/9

一式セッ ト 1

95727673

ソレ ノ イ ド弁の PE ホース 1/4 x 3/8、 アメ リ

カ95727674

ソレ ノ イ ド弁の出力用 G 5/8 メス/ホース 4/6 95727672

85

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語 (J

P)

図 56 ソレ ノ イ ド弁 OCD-162-05、 -10 (展開図)

ホース 6/9 とホース 6/12 の接続ソレ ノ イ ド弁の入力用

95717385

PE ホース 1/4 x 3/8 の接続、 アメ リ カ 95717528

接続 G 3/8 メス/ホース 4/6 ソレ ノ イ ド弁の出力用 2 個 95717529

接続 G 5/8 メス/ホース 4/6 内部接続用 5 個 98163817

固定セッ ト ホース ・ クランプとネジ 95717531

パーツ 説明 バージ ョ ン 製品番号

TM04 8525 1312

位置 コンポーネン ト

A ホースと ソレ ノ イ ド弁の接続間の接続要素。

A

86

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日本

語 (JP)

12.1.1 写真 OCD-162-5、 -10

図 57 OCD-162-5、 -10

TM03 6959 4506

位置 コンポーネン ト

1 画面と コン ト ロール付きコン ト ローラ

2 反応槽

3 バッチ槽

4 吸着フ ィルタ

5 亜塩素酸ナト リウム (NaClO2) 用の薬注ポンプ

6 塩酸 (HCl) 用の薬注ポンプ

7 二酸化塩素用薬注ポンプ (ClO2)

8 希釈水用ソレ ノ イ ド弁

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語 (J

P)

12.2 OCD-162-30、 -60 のスペア ・ パーツ

パーツ 説明 バージ ョ ン 製品番号

HCl の薬注ポンプ

OCD-162-30

230 V

DDE 15-4、 一式

98163904

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 98163921

NaClO2 の薬注ポンプ230 V 98163923

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 98163925

ClO2 の薬注ポンプ

230 VDMX、 一式

95715682

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 95715681

115~230 VDDI、 一式

95715632

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 95735144

HCl の薬注ポンプ

OCD-162-60

230 V

DMX、 一式

95717388

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 95717389

NaClO2 の薬注ポンプ230 V 95717390

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 95717391

ClO2 の薬注ポンプ

230 V 95716872

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 95716873

115~230 VDDI、 一式

95715632

115 V、 アメ リ カ ・ ケーブル 95735144

HCl の吸引ランス

60 リ ッ トル容器用

一式

98164260

55 ガロン容器用 98164286

200-/1000 リ ッ トル容器用 98164293

NaClO2 の吸引ランス

60 リ ッ トル容器用 98164258

55 ガロン容器用 98164283

200-/1000 リ ッ トル容器用 98164291

ホース PTFE 9/12 内部接続用 1.5 m 96727489

ホース PE 6/9ソレ ノ イ ド弁まで 10 m

96727412

ホース PVC 6/12 96653571

ホース PVC 8/11 反応槽のド レーン用 1.25 m 95717381

接続 G 5/8 メス/ホース 6/9 と 9/12 多機能弁の薬注配管用

ヨーロッパ向け U2 メー トル法接

続セッ ト、 PVDF、 ホース 4/6、

6/9 用

97691904

接続 G 5/8 メス/

ホース 1/4 x 3/8多機能弁の薬注配管用、 アメ リ カ

U7 接続セッ ト ・ アメ リ カ、

PVDF、 ホース 1/8 x 1/4 と ... 用97691907

接続 G 1/4 オス/ホース 4/6 反応槽の出力から 2 本 95717382

希釈水用ソレ ノ イ ド弁230 V

ネジ接続なし95717444

115 V 95717445

反応槽のレベル ・ インジケータ

OCD-162-30

切り替え点 4 個所 95717446

バッチ槽のレベル ・ インジケータ 切り替え点 2 個所 95717447

バッチ槽付き反応槽 一式 95717448

反応槽のレベル ・ インジケータ

OCD-162-60

切り替え点 4 個所 95717455

バッチ槽のレベル ・ インジケータ 切り替え点 2 個所 95717456

反応槽一式

95717457

バッチ槽 95717458

バッチ槽のド レーン ・ コ ッ ク 一式 95717384

容積補償バッグ 1 個 95717449

吸着フ ィルタ 1 個 95717450

吸着フ ィルタの弁 入口弁と出口弁 2 個 95717436

88

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日本

語 (JP)

図 58 ソレ ノ イ ド弁 OCD-162-30、 -60 (分解図)

多機能弁

一式

95704598

カバー 95717438

フ ッ ト ・ カバー 95717443

電子コン ト ローラ、 230 V 95715743

電子コン ト ローラ、 115 V 95715744

ス ト レーナ ソレ ノ イ ド弁の入力用 5 個 95717437

システム ・ フレーム 95717451

フ ッ ト 95717452

ホース PTFE 4/6、 白容積補償バッグまで

1.5 m 96727482

PTFE ホース 4/6 用 T 要素 1 本 95714891

58ホースと ソレ ノ イ ド弁の接続間の接

続要素。 図 を参照して く ださい。

ソレ ノ イ ド弁の入力の G 5/8 オス/G 1/4 オ

ス 一式セッ ト 195723464

ソレ ノ イ ド弁の出力の G 1/4/G 5/8 オス 95723463

PE ホース 6/9 の接続ソレ ノ イ ド弁の入力

95717385

PE ホース 1/4 x 3/8 の接続、 アメ リ カ 98165337

逆止弁 薬注配管用 2 個 98165354

接続 G 5/8 メス/ホース 9/12 内部接続用 5 個 98165381

固定セッ ト ホース ・ クランプとネジ 95717459

管エルボー 反応槽の入力 95717386

パーツ 説明 バージ ョ ン 製品番号

TM04 8526 1312

位置 コンポーネン ト

A ホースと ソレ ノ イ ド弁の接続間の接続要素。

A

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語 (J

P)

12.2.1 写真 OCD-162-30、 -60

図 59 OCD-162-30、 -60

TM04 0962 1312

1

24

3

6

5

3

7

5

4

8

6

2

18

9

7

910

10 10

位置 コンポーネン ト

1 ド レーン ・ コ ッ ク付きバッチ槽

2 頂部接続付き反応槽

3 画面と コン ト ロール付きコン ト ローラ

4 吸着フ ィルタ

5 亜塩素酸ナト リウム (NaClO2) 用の薬注ポンプ

6 塩酸 (HCl) 用の薬注ポンプ

7 希釈水用ソレ ノ イ ド弁

8 多機能弁

9 二酸化塩素用薬注ポンプ (ClO2)

10 吸引セッ ト

90

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語 (JP)

13. 付属品リス ト

設置前に、 オキシパーム プロ OCD-162 データ ・ ブッ クレ ッ ト と

技術データの製品番号に従って、 以下の付属品をご購入く ださい。

別途販売の付属品

Y = グルンド フォスで調達可能

N = グルンド フォスでは調達不可

1. 亜塩素酸ナ ト リウム入り容器 (EN 938 による重量当た

り希釈濃度 7.5 %)

2. 塩酸入り容器 (EN 939 による重量当たり希釈濃度 9 %)

N

3. 薬品容器用回収ト レー 2 個 Y

4. 必要に応じて、 誘導流量計または超音波流動計 Y

5. 必要に応じて、 流量計接続ケーブル Y

希釈水用 (希釈水接続機能付き混合モジュールを発注しな

かった場合) :

6. タ ップ ・ スリーブ Y

7. 抽出装置 Y

8. 希釈水ホース用接続 Y

9. サンプル水フ ィルタ (水質が良 く ない場合) Y

主配水管用:

10. 注入装置のタ ップ ・ スリーブ Y

11. 必要に応じて、 延長モジュール用のタ ップ ・ スリーブ

2 個Y

12. サンプル水抽出用のタ ップ ・ スリーブ Y

オキシパーム プロのホース:

13. 希釈水抽出装置と ソレ ノ イ ド弁間のホース Y

14. 薬注ポンプと注入装置間の薬注配管 Y

測定セルのホース:

15. 測定セルとサンプル水抽出装置間のホース Y

16. 測定セルと ド レーン間のホース Y

混合モジュール用 (取り付けた場合)

17. 混合モジュールと主配水管の間のホースと混合モ

ジュールに戻るホースY

18. 混合モジュールの薬注ポンプと注入装置間の薬注配管 Y

または、 測定モジュール用 (取り付けた場合) : Y

19. 測定モジュールと主配水管の間のホースと測定モ

ジュールに戻るホースY

20. 薬注配管の保護パイプ N

21. メ イン ・ スイ ッチ N

ケーブル:

22. オキシパーム プロ電源ケーブル N

23. 必要に応じて、 測定モジュールまたは混合モジュール

の電源ケーブルN

24. 保護服 Y

25. 10 リ ッ トル ・ プラスチッ ク ・ バケツ 2 杯 N

26. チオ硫酸ナ ト リウム 100 g (フ ラ ッシュ洗浄プロセス

1 回につき 20 g)N

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各国

のグ

ルン

ドフ

ォス

ArgentinaBombas GRUNDFOS de Argentina S.A.Ruta Panamericana km. 37.500 Centro Industrial Garin1619 - Garin Pcia. de B.A.Phone: +54-3327 414 444Telefax: +54-3327 411 111

AustraliaGRUNDFOS Pumps Pty. Ltd. P.O. Box 2040 Regency Park South Australia 5942 Phone: +61-8-8461-4611 Telefax: +61-8-8340 0155

AustriaGRUNDFOS Pumpen Vertrieb Ges.m.b.H.Grundfosstraße 2 A-5082 Grödig/Salzburg Tel.: +43-6246-883-0 Telefax: +43-6246-883-30

BelgiumN.V. GRUNDFOS Bellux S.A. Boomsesteenweg 81-83 B-2630 Aartselaar Tél.: +32-3-870 7300 Télécopie: +32-3-870 7301

BelarusПредставительство ГРУНДФОС в Минске220125, Минскул. Шафарнянская, 11, оф. 56Тел.: +7 (375 17) 286 39 72, 286 39 73Факс: +7 (375 17) 286 39 71E-mail: [email protected]

Bosnia/HerzegovinaGRUNDFOS SarajevoTrg Heroja 16,BiH-71000 SarajevoPhone: +387 33 713 290Telefax: +387 33 659 079e-mail: [email protected]

BrazilBOMBAS GRUNDFOS DO BRASILAv. Humberto de Alencar Castelo Branco, 630CEP 09850 - 300São Bernardo do Campo - SPPhone: +55-11 4393 5533Telefax: +55-11 4343 5015

BulgariaGrundfos Bulgaria EOODSlatina DistrictIztochna Tangenta street no. 100BG - 1592 SofiaTel. +359 2 49 22 200Fax. +359 2 49 22 201email: [email protected]

CanadaGRUNDFOS Canada Inc. 2941 Brighton Road Oakville, Ontario L6H 6C9 Phone: +1-905 829 9533 Telefax: +1-905 829 9512

ChinaGrundfos AlldosDosing & DisinfectionALLDOS (Shanghai) Water Technology Co. Ltd.West Unit, 1 Floor, No. 2 Building (T 4-2)278 Jinhu Road, Jin Qiao Export Process-ing ZonePudong New Area Shanghai, 201206Phone: +86 21 5055 1012Telefax: +86 21 5032 0596E-mail: [email protected]

ChinaGRUNDFOS Pumps (Shanghai) Co. Ltd.50/F Maxdo Centre No. 8 Xing Yi Rd.Hongqiao Development ZoneShanghai 200336PRCPhone: +86-21 6122 5222 Telefax: +86-21 6122 5333

CroatiaGRUNDFOS CROATIA d.o.o.Cebini 37, BuzinHR-10010 ZagrebPhone: +385 1 6595 400 Telefax: +385 1 6595 499www.grundfos.hr

Czech RepublicGRUNDFOS s.r.o.Čapkovského 21779 00 OlomoucPhone: +420-585-716 111Telefax: +420-585-716 299

DenmarkGRUNDFOS DK A/S Martin Bachs Vej 3 DK-8850 Bjerringbro Tlf.: +45-87 50 50 50 Telefax: +45-87 50 51 51 E-mail: [email protected]/DK

EstoniaGRUNDFOS Pumps Eesti OÜPeterburi tee 92G11415 TallinnTel: + 372 606 1690Fax: + 372 606 1691

FinlandOY GRUNDFOS Pumput AB Mestarintie 11 FIN-01730 Vantaa Phone: +358-(0)207 889 900Telefax: +358-(0)207 889 550

FrancePompes GRUNDFOS Distribution S.A. Parc d’Activités de Chesnes 57, rue de Malacombe F-38290 St. Quentin Fallavier (Lyon) Tél.: +33-4 74 82 15 15 Télécopie: +33-4 74 94 10 51

GermanyGRUNDFOS Water Treatment GmbHReetzstraße 85D-76327 Pfinztal (Söllingen)Tel.: +49 7240 61-0 Telefax: +49 7240 61-177E-mail: [email protected]

GermanyGRUNDFOS GMBHSchlüterstr. 3340699 ErkrathTel.: +49-(0) 211 929 69-0 Telefax: +49-(0) 211 929 69-3799E-mail: [email protected] in Deutschland:E-mail: [email protected]

GreeceGRUNDFOS Hellas A.E.B.E. 20th km. Athinon-Markopoulou Av. P.O. Box 71 GR-19002 Peania Phone: +0030-210-66 83 400 Telefax: +0030-210-66 46 273

Hong KongGRUNDFOS Pumps (Hong Kong) Ltd. Unit 1, Ground floor Siu Wai Industrial Centre 29-33 Wing Hong Street & 68 King Lam Street, Cheung Sha Wan Kowloon Phone: +852-27861706 / 27861741 Telefax: +852-27858664

HungaryGRUNDFOS Hungária Kft.Park u. 8H-2045 Törökbálint, Phone: +36-23 511 110Telefax: +36-23 511 111

IndiaGRUNDFOS Pumps India Private Limited118 Old Mahabalipuram RoadThoraipakkamChennai 600 097Phone: +91-44 4596 6800

IndonesiaPT GRUNDFOS Pompa Jl. Rawa Sumur III, Blok III / CC-1 Kawasan Industri, Pulogadung Jakarta 13930 Phone: +62-21-460 6909 Telefax: +62-21-460 6910 / 460 6901

IrelandGRUNDFOS (Ireland) Ltd. Unit A, Merrywell Business ParkBallymount Road LowerDublin 12 Phone: +353-1-4089 800 Telefax: +353-1-4089 830

ItalyGRUNDFOS Pompe Italia S.r.l. Via Gran Sasso 4I-20060 Truccazzano (Milano)Tel.: +39-02-95838112 Telefax: +39-02-95309290 / 95838461

JapanGRUNDFOS Pumps K.K.Gotanda Metalion Bldg. 5F,5-21-15, Higashi-gotandaShiagawa-ku, Tokyo, 141-0022 JapanPhone: +81 35 448 1391Telefax: +81 35 448 9619

KoreaGRUNDFOS Pumps Korea Ltd.6th Floor, Aju Building 679-5Yeoksam-dong, Kangnam-ku, 135-916Seoul, KoreaPhone: +82-2-5317 600Telefax: +82-2-5633 725

LatviaSIA GRUNDFOS Pumps Latvia Deglava biznesa centrsAugusta Deglava ielā 60, LV-1035, Rīga,Tālr.: + 371 714 9640, 7 149 641Fakss: + 371 914 9646

LithuaniaGRUNDFOS Pumps UABSmolensko g. 6LT-03201 VilniusTel: + 370 52 395 430Fax: + 370 52 395 431

MalaysiaGRUNDFOS Pumps Sdn. Bhd.7 Jalan Peguam U1/25Glenmarie Industrial Park40150 Shah AlamSelangor Phone: +60-3-5569 2922Telefax: +60-3-5569 2866

MexicoBombas GRUNDFOS de México S.A. de C.V. Boulevard TLC No. 15Parque Industrial Stiva AeropuertoApodaca, N.L. 66600Phone: +52-81-8144 4000 Telefax: +52-81-8144 4010

NetherlandsGRUNDFOS NetherlandsVeluwezoom 351326 AE AlmerePostbus 22015 1302 CA ALMERE Tel.: +31-88-478 6336 Telefax: +31-88-478 6332 E-mail: [email protected]

New ZealandGRUNDFOS Pumps NZ Ltd.17 Beatrice Tinsley CrescentNorth Harbour Industrial EstateAlbany, AucklandPhone: +64-9-415 3240Telefax: +64-9-415 3250

NorwayGRUNDFOS Pumper A/S Strømsveien 344 Postboks 235, Leirdal N-1011 Oslo Tlf.: +47-22 90 47 00 Telefax: +47-22 32 21 50

PolandGRUNDFOS Pompy Sp. z o.o.ul. Klonowa 23Baranowo k. PoznaniaPL-62-081 PrzeźmierowoTel: (+48-61) 650 13 00Fax: (+48-61) 650 13 50

PortugalBombas GRUNDFOS Portugal, S.A. Rua Calvet de Magalhães, 241Apartado 1079P-2770-153 Paço de ArcosTel.: +351-21-440 76 00Telefax: +351-21-440 76 90

RomaniaGRUNDFOS Pompe România SRLBd. Biruintei, nr 103 Pantelimon county IlfovPhone: +40 21 200 4100Telefax: +40 21 200 4101E-mail: [email protected]

RussiaООО ГрундфосРоссия, 109544 Москва, ул. Школьная 39Тел. (+7) 495 737 30 00, 564 88 00Факс (+7) 495 737 75 36, 564 88 11E-mail [email protected]

Serbia GRUNDFOS Predstavništvo BeogradDr. Milutina Ivkovića 2a/29YU-11000 Beograd Phone: +381 11 26 47 877 / 11 26 47 496Telefax: +381 11 26 48 340

SingaporeGRUNDFOS (Singapore) Pte. Ltd. 25 Jalan Tukang Singapore 619264 Phone: +65-6681 9688 Telefax: +65-6681 9689

SloveniaGRUNDFOS d.o.o.Šlandrova 8b, SI-1231 Ljubljana-ČrnučePhone: +386 1 568 0610Telefax: +386 1 568 0619E-mail: [email protected]

South AfricaGrundfos (PTY) Ltd.Corner Mountjoy and George Allen RoadsWilbart Ext. 2Bedfordview 2008Phone: (+27) 11 579 4800Fax: (+27) 11 455 6066E-mail: [email protected]

SpainBombas GRUNDFOS España S.A. Camino de la Fuentecilla, s/n E-28110 Algete (Madrid) Tel.: +34-91-848 8800 Telefax: +34-91-628 0465

SwedenGRUNDFOS AB (Box 333) Lunnagårdsgatan 6 431 24 Mölndal Tel.: +46 31 332 23 000 Telefax: +46 31-331 94 60

SwitzerlandGRUNDFOS ALLDOS International AGSchönmattstraße 4 CH-4153 ReinachTel.: +41-61-717 5555Telefax: +41-61-717 5500E-mail: [email protected]

SwitzerlandGRUNDFOS Pumpen AG Bruggacherstrasse 10 CH-8117 Fällanden/ZH Tel.: +41-1-806 8111 Telefax: +41-1-806 8115

TaiwanGRUNDFOS Pumps (Taiwan) Ltd. 7 Floor, 219 Min-Chuan Road Taichung, Taiwan, R.O.C. Phone: +886-4-2305 0868Telefax: +886-4-2305 0878

ThailandGRUNDFOS (Thailand) Ltd. 92 Chaloem Phrakiat Rama 9 Road,Dokmai, Pravej, Bangkok 10250Phone: +66-2-725 8999Telefax: +66-2-725 8998

TurkeyGRUNDFOS POMPA San. ve Tic. Ltd. Sti.Gebze Organize Sanayi Bölgesi Ihsan dede Caddesi,2. yol 200. Sokak No. 20441490 Gebze/ KocaeliPhone: +90 - 262-679 7979Telefax: +90 - 262-679 7905E-mail: [email protected]

UkraineТОВ ГРУНДФОС УКРАЇНА 01010 Київ, Вул. Московська 8б, Тел.:(+38 044) 390 40 50 Фах.: (+38 044) 390 40 59E-mail: [email protected]

United Arab EmiratesGRUNDFOS Gulf DistributionP.O. Box 16768Jebel Ali Free ZoneDubaiPhone: +971-4- 8815 166Telefax: +971-4-8815 136

United KingdomGRUNDFOS Pumps Ltd. Grovebury Road Leighton Buzzard/Beds. LU7 4TL Phone: +44-1525-850000 Telefax: +44-1525-850011

U.S.A.GRUNDFOS Pumps Corporation 17100 West 118th TerraceOlathe, Kansas 66061Phone: +1-913-227-3400 Telefax: +1-913-227-3500

UzbekistanGrundfos Tashkent, Uzbekistan The Repre-sentative Office of Grundfos Kazakhstan in Uzbekistan 38a, Oybek street, Tashkent Телефон: (+998) 71 150 3290 / 71 150 3291Факс: (+998) 71 150 3292

Addresses revised 06.05.2013

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