OSSのオーケストレーションツールCloudConductor入門...
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自己紹介
冨永 善視 (とみなが よしみ)
Twitter @tominaga443
TIS株式会社 戦略技術センター
デザイン指向クラウドオーケストレーションソフトウェア
「CloudConductor」 OSSとして公開中
OSDT2015 OpenStack Upstream Training 当せんしました :)
Prerequisites
Ruby >= 2.1.2 with Bundler
Zabbix Server 2.2
DNS Server
– BIND9, Route53 (AWS)
VM Image
– cloud-init
– chefdk 公式サイトで配布
http://cloudconductor.org/downloads
実行環境準備でのハマり所
Ruby 2.x 系のインストール
– rbenv等使えば良いが、依存関係でハマる
BIND9の設定
– 使ったことがないと設定項目多くて大変
– リモートから制御できるよう設定必要
インストールでのハマり所
# git clone https://github.com/cloudconductor/cloud_conductor.git
# bundle install
# bundle exec unicorn -c config/unicorn.rb -E development -D
nokogiriの取得に失敗する場合
# bundle config build.nokogiri --use-system-libraries
# bundle install
Pre-Buildでのハマり所
OpenStackのセッティング
– プロジェクトで利用可能なネットワークが複数あるとエラー
– SSHを許可したセキュリティ・グループが必要
Packerの設定 (cloudconductor/config/templates.yml)
– floating_ip_pool: “<外部ネットワーク名>”
– security_groups:
- “<SSHを許可したSG>“ Packer関連の設定はマニュアルに
何も書かれていない (´Д⊂ヽウェェェン
プロビジョニングのハマり所
OpenStack(Juno)では、AWS:EC2:EIPAssociationで
Validationエラー
– 該当箇所の処理をコメントアウトしてお茶を濁す
サブネットにDNSが設定されない
– (Pre-Build前に実施)
• ベースのVM Imageを一旦起動し、DNS設定をベタ書き
• 上書きされないよう、ifcfg-eth0にPEERDNS=noを設定
• インスタンスのスナップショットを取得してイメージ登録する
最後に
CloudConductorを「試しに使ってみる」のハードルが
高いことは、開発側も認識しています
CloudConductor 1.0 リリースに向けて対応を検討中
– 詳しい利用手順をブログに掲載
– インストール済みVM Imageの公開
– などなど