Oracle...

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移行アセスメントを活用して、Oracle Database を仮想環 境上の SQL Server へ安全 確実に移行 グローバル化に対応する統合データベースの構築とコスト 圧縮を実現 わが国を代表する時計ブランドとして、世界で高い評価を得てきた「SEIKO」。その製 品企画から販売までを担うセイコーウオッチ株式会社は、早くから世界中の拠点を結 EDI システムを導入して、各国からの販売、物流情報の収集と活用に注力してきま した。同社ではさらなる市場のグローバル化に対応するため、2010 年から国内、海 外向けに分かれていたデータベースの統合に着手。OMA (Oracle マイグレーション セスメント) を利用して、既存の Oracle Database を、安全かつ確実に Microsoft SQL Server 2008 R2 へ仮想化して移行し、情報活用基盤の刷新と大幅なコストの圧 縮に成功しました。 導入背景とねらい 進むグローバル化に対応して 国内 / 海外データベースの統合を決意 グローバル化が進む中、世界の市場の情報を的確に捉え、ニーズに即した商品企画やマーケティ ング活動を展開することは、販売を主とする企業にとって最優先の課題です。またそれには情報 収集から分析、生産現場へのフィードバックを、シームレスに連携できる情報システムの存在が 不可欠です。今回そうしたシステムを SQL Server 2008 R2 によって実現させたのが、セイコー ウオッチ株式会社 ( 以下、セイコーウオッチ) です。 同社は、わが国を代表する時計ブランド「SEIKO」を擁するセイコーホールディングス グループ の事業会社として、国内外の市場に向けて製品を送り出してきました。そうしたグローバル ジネスを支援する情報システムの導入も早く、2005 年には、現在、海外 60 か国、120 拠点 で利用されている販売 / 在庫情報を集約、分析する海外現地法人および代理店向けの販売管理 システムを構築。またそれらに加え海外市場向け基幹系システムからのデータを蓄積、分析す る海外市場向け情報系システムを、Oracle Database 10g BusinessObjects によって構築、 活用してきました。 しかし 2010 年ごろから、さまざまな課題が浮上してきます。同社ではこの海外市場向け情報系 システムの一方で、SQL Server をデータベースに使った 国内市場向け情報系システムが、さまざまな経緯を経て 稼働していました。つまり、国内と海外で異なるプラット フォームのデータベースを持つ情報系システムが併存して いたのです。このことは、セイコーウオッチの情報戦略 とも大きく関わる問題だったと、セイコーウオッチ株式 会社 IT 推進室長 荻野 雅人 氏は振り返ります。 「これまでは市場特性に合わせて、国内と海外それぞれに 別の商品を供給してきました。しかし市場のグローバル化 で世界共通仕様の商品が増え、同時に地球規模での情 報収集、分析が可能な統合情報インフラが求められてい ソリューション概要 ○プロファイル セイコーウオッチ株式会社 : セイコーの歴史は、 1881 年創業の服部時計店から始まります。1892 年には精工舎を設立し、掛時計の生産を開始しま した。以来、初の国産ウオッチ (1913 ) や世界 初のクオーツ ウオッチ (1969 ) など、画期的な 商品を発表。一方、1964 年のオリンピック東京大 会を皮切りに、数々の国際的なスポーツ大会で公 式計時を担当し、世界のアスリートや大勢の観客 と感動の瞬間を共にしてきました。現在ではウオッ チをはじめ、電子デバイス、眼鏡、クロックなどさ まざまな事業を展開しています。2001 7 月には、 セイコーホールディングス グループのウオッチ事業 会社として独立。2012 年には、世界初のソーラー GPS 腕時計「ASTRON」を発 表するなど、ウオッ ビジネスの最先端を常に切り拓いています。 ○ソフトウェアとサービス Microsoft ® SQL Server ® 2008 R2 Oracle マイグレーション アセスメント (OMA) ○パートナー 株式会社システムコンサルタント ○メリット Oracle マイグレーション アセスメント (OMA) で、移行の難易度や移行後のパフォーマンスお よびコスト削減効果を可視化でき、精度の高い 移行プランが実現。 移行ツール Microsoft ® SQL Server ® Migration Assistant for Oracle (SSMA) や技術支援、ト レーニングを利用した、スムーズで低コストかつ 高品質な移行が可能。 OMA の基本メニューに加え、パートナー独自の 外部アプリケーション連携やパフォーマンス測定 などの検証サービスも利用可能。 サーバーの仮想化による統合で、ハードウェアや 運用に関するコストが劇的に削減。ライフ サイ クルを通じた TCO 削減が実現。 ○ユーザー コメント 「先年、セイコーホールディングス内に IT 推進室が 設置され、グループ全体としての効率的な IT シス テムの整備、情報化計画の方向性が示され、IT 標準化と効率化、コストの圧縮をより促進していく ことが決まりました。そうした流れの中で、今回の SQL Server 2008 R2 によるデータベース統合は必 然的な進化の方向だといえるでしょう」 セイコーウオッチ株式会社 IT 推進室長 荻野 雅人 セイコーウオッチ株式会社 セイコーウオッチ株式会社 新製品「ASTRON2012 9 月下旬発売予定

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移行アセスメントを活用して、Oracle Database を仮想環境上の SQL Server へ安全 & 確実に移行グローバル化に対応する統合データベースの構築とコスト圧縮を実現

わが国を代表する時計ブランドとして、世界で高い評価を得てきた「SEIKO」。その製品企画から販売までを担うセイコーウオッチ株式会社は、早くから世界中の拠点を結ぶ EDI システムを導入して、各国からの販売、物流情報の収集と活用に注力してきました。同社ではさらなる市場のグローバル化に対応するため、2010 年から国内、海外向けに分かれていたデータベースの統合に着手。OMA (Oracle マイグレーション アセスメント) を利用して、既存の Oracle Database を、安全かつ確実に Microsoft

SQL Server 2008 R2 へ仮想化して移行し、情報活用基盤の刷新と大幅なコストの圧縮に成功しました。

導入背景とねらい進むグローバル化に対応して 国内 /海外データベースの統合を決意

グローバル化が進む中、世界の市場の情報を的確に捉え、ニーズに即した商品企画やマーケティ

ング活動を展開することは、販売を主とする企業にとって最優先の課題です。またそれには情報

収集から分析、生産現場へのフィードバックを、シームレスに連携できる情報システムの存在が

不可欠です。今回そうしたシステムを SQL Server 2008 R2 によって実現させたのが、セイコー

ウオッチ株式会社 (以下、セイコーウオッチ) です。

同社は、わが国を代表する時計ブランド「SEIKO」を擁するセイコーホールディングス グループ

の事業会社として、国内外の市場に向けて製品を送り出してきました。そうしたグローバル ビ

ジネスを支援する情報システムの導入も早く、2005 年には、現在、海外 60 か国、120 拠点

で利用されている販売 /在庫情報を集約、分析する海外現地法人および代理店向けの販売管理

システムを構築。またそれらに加え海外市場向け基幹系システムからのデータを蓄積、分析す

る海外市場向け情報系システムを、Oracle Database 10g と BusinessObjects によって構築、

活用してきました。

しかし 2010 年ごろから、さまざまな課題が浮上してきます。同社ではこの海外市場向け情報系

システムの一方で、SQL Server をデータベースに使った

国内市場向け情報系システムが、さまざまな経緯を経て

稼働していました。つまり、国内と海外で異なるプラット

フォームのデータベースを持つ情報系システムが併存して

いたのです。このことは、セイコーウオッチの情報戦略

とも大きく関わる問題だったと、セイコーウオッチ株式

会社 IT推進室長 荻野 雅人 氏は振り返ります。

「これまでは市場特性に合わせて、国内と海外それぞれに

別の商品を供給してきました。しかし市場のグローバル化

で世界共通仕様の商品が増え、同時に地球規模での情

報収集、分析が可能な統合情報インフラが求められてい

ソリューション概要

○プロファイルセイコーウオッチ株式会社 : セイコーの歴史は、1881 年創業の服部時計店から始まります。1892 年には精工舎を設立し、掛時計の生産を開始しました。以来、初の国産ウオッチ (1913 年 ) や世界初のクオーツ ウオッチ (1969 年 ) など、画期的な商品を発表。一方、1964 年のオリンピック東京大会を皮切りに、数々の国際的なスポーツ大会で公式計時を担当し、世界のアスリートや大勢の観客と感動の瞬間を共にしてきました。現在ではウオッチをはじめ、電子デバイス、眼鏡、クロックなどさまざまな事業を展開しています。2001 年 7 月には、セイコーホールディングス グループのウオッチ事業会社として独立。2012 年には、世界初のソーラー GPS 腕時計「ASTRON」を発表するなど、ウオッチ ビジネスの最先端を常に切り拓いています。

○ソフトウェアとサービス・ Microsoft® SQL Server® 2008 R2・ Oracle マイグレーション アセスメント (OMA)

○パートナー株式会社システムコンサルタント

○メリット・ Oracle マイグレーション アセスメント (OMA) で、移行の難易度や移行後のパフォーマンスおよびコスト削減効果を可視化でき、精度の高い移行プランが実現。

・ 移行ツール Microsoft® SQL Server® Migration Assistant for Oracle (SSMA) や技術支援、トレーニングを利用した、スムーズで低コストかつ高品質な移行が可能。

・ OMA の基本メニューに加え、パートナー独自の外部アプリケーション連携やパフォーマンス測定などの検証サービスも利用可能。

・ サーバーの仮想化による統合で、ハードウェアや運用に関するコストが劇的に削減。ライフ サイクルを通じた TCO 削減が実現。

○ユーザー コメント「先年、セイコーホールディングス内に IT 推進室が設置され、グループ全体としての効率的な IT システムの整備、情報化計画の方向性が示され、IT の標準化と効率化、コストの圧縮をより促進していくことが決まりました。そうした流れの中で、今回の SQL Server 2008 R2 によるデータベース統合は必然的な進化の方向だといえるでしょう」

セイコーウオッチ株式会社IT推進室長荻野 雅人 氏

セイコーウオッチ株式会社

セイコーウオッチ株式会社 新製品「ASTRON」※2012 年 9 月下旬発売予定

セイコーウオッチ株式会社

ます。当社としては、IT システムの共有化、標準化によってビジネス全体

の効率化とコスト圧縮を図ることを目標に掲げてきました。その観点からも、

異種データベースの混在と、それが仮想化推進の妨げになっている状況を、

早急に解決すべきだと考えたのです」。

導入の経緯OMA を活用して予算や工数を検証し 確実かつスムーズな移行を実現

IT推進室が具体的な新データベース選定に動き

出したのは、2010 年ごろのことだったと、セイ

コーウオッチ株式会社 IT推進室 課長 纐纈 俊

嗣 氏は語ります。

「製品選定にあたって、海外現地法人・代理店向

けの販売管理システム (以下、SIGN システム) を

手がけた株式会社システムコンサルタント (以下、

システムコンサルタント) に、いくつか候補を挙げ

てもらいました。それらを比較検討していった結果、

Oracle か SQL Server の 2 つに 1 つという結論

に達したのです」。

しかし、ここで Oracle には決定的な問題があり

ました。セイコーウオッチが 2007年ごろから進

めてきた、仮想化、クラウド化がコスト的に難し

いことがわかったのです。

「当然このシステムも、仮想環境への移行を前提

に検討してきました。しかし Oracle のライセン

ス体系では、仮想化した場合、物理マシン 1 台

ごとのライセンス料が生じます。このため複数の

ライセンスが必要になり、非常に高額の費用がかかります。その点 SQL

Server は、仮想化にも適したライセンス体系になっています。このコスト

の差が非常に大きかったのです」。

さらに決め手は、SQL Server 2008 R2 には各種の BI ツールが標準で

提供されている点でした。

「データベース本体と別に BI ツールを購入しなくてよいので、大きくコ

ストが下げられます。その他の機能面では、すでに導入済みの Active

Directory® との親和性が高く、アクセス認証が楽な点も好感が持てまし

た」。

もちろん実際にデータベースを移行するには、不安もありました。移行

の費用や工数は、またアプリケーションの継承や外部システムとの連携、

移行後のパフォーマンスは……。そうした懸念を払拭したのが、日本マイ

クロソフトが提供する OMA (Oracle マイグレーション アセスメント) で

した。これは Oracle から SQL Server への移行における難易度やコスト、

実現できるパフォーマンス等を可視化して、精度の高いマイグレーション

プランを可能にする移行支援サービスです。

今回 OMA を提案した、株式会社システムコン

サルタント オープンシステム統括部 バリュービジ

ネス推進ユニット クラウドアカウント・エグゼク

ティブ 梅松 康博 氏は、「大きな課題としては、

アプリケーションの確実な移行がありました。幸

い当社では、OMA の基本メニューに加えて、外

部システムも含めたアプリケーション連携や、期

待値通りのパフォーマンスが出ているかを見る独

自の検証サービスを提供しています。まさにセイ

コーウオッチ様に最適の検証サービスと考えてお

勧めしました」と語ります。

OMA を利用したメリットを、纐纈 氏は「移行プロジェクトの、全体的な

コストのボリューム感を把握するのに有効だった」と評価します。

「率直に言って、私たち IT推進室としては技術的にも予算的にも大きな問

題はないという自信はあったのです。しかし、プロジェクトを責任持って

社内に提案し、予算化するには、やはり具体的な数値に基づく技術、予

算面の裏付けが欠かせません。もし OMA がなかったら、おそらく今回

の移行はなかったと思いますね」。

実際の検証作業は、2011 年 7 ~ 8 月の間に約 2 週間にわたって実施

され、結果をレポートとして提出し、同年秋から情報系システムの移行作

業が当システムの開発会社によりスタート。2012 年 6 月には海外向けシ

ステムが稼働を開始し、続く 7 月には国内向けシステムがカットオーバー

し、国内と海外のデータベースの同一プラットフォームでの稼働が実現す

る予定です。またシステムコンサルタントによる SIGN システムの移行作

業は、2012 年 4 月にスタートし、7 月末に SQL Server への移行が完

了する予定です。

導入効果DB の一本化と仮想化で データ活用促進とコスト圧縮を可能に

新しいシステムでは、Oracle による旧システムでそれぞれ別の物理サー

バー上で稼働していた SIGN システムの「SIGN データベースサーバー」と

海外市場向け情報系システムの「情報系 DB サーバー」とが、1 つの仮想

サーバー上に移行されました (データベース構成図参照 )。同時に、これ

まで海外向けと国内市場向けに分かれていた情報系データベースが「情

報系 DB サーバー」として統合され、さらに SQL Server 2008 R2 マルチ

インスタンス機能によって、情報系 DB サーバーと SIGN データベースサー

バーが同一のデータベース上で稼働することになります (システム構成図

参照 )。

今回の移行で期待されるメリットを、纐纈 氏は「情報活用の自由度が大

きく拡がる点」だと語ります。今までの国内向けの SQL Server において

は、昔に作られた View やアクセスをそのまま使っているのでデータの内

セイコーウオッチ株式会社IT推進室長荻野 雅人 氏

株式会社システムコンサルタントオープンシステム統括部バリュービジネス推進ユニットクラウドアカウント・エグゼクティブ梅松 康博 氏

セイコーウオッチ株式会社IT推進室課長纐纈 俊嗣 氏

セイコーウオッチ株式会社

容や構成がわからないとか、ユーザー フレンドリーでないといった難点が

ありました。

「それが今回 SQL Server 2008 R2 に統一されたことで、アーキテクチャ

の保守性やユーザビリティも一新され、情報ツールとしての機動性が向

上しました。海外と国内で同じツールを使って情報を取れるようになった

のも、効率アップに貢献できると考えています」。

また運用面でも、同じ Oracle でありながら SIGN システムと海外市場

向け情報系システムを別々の物理サーバーで運用していたため、データ書

き出しによる相互の I/F 連携が非常に煩雑でした。それが SQL Server

2008 R2 上で完全にシームレスな連携が可能になったことで、かなりの

運用保守作業が自動化できると期待されています。

さらに期待が大きいのは、コスト削減効果です。

「今まではハードウェアもサーバー プラットフォームも別々だったので、

運用、保守コストが馬鹿になりませんでした。これからは SQL Server

2008 R2 一本に絞って、しかも物理サーバーにかかっていた費用が大幅

に圧縮できます」 (纐纈 氏 )。

また SQL Server 2008 R2 では BI ツールも標準で搭載されているので、

従来のように Oracle とは別に BusinessObjects のライセンスを BI ツー

ル用に持つ必要もありません。

「保守費用だけでもおそらく半分近くになるはずです。全体では数千万円

規模の圧縮効果が出ていると見積もっています」(梅松 氏 )。

加えて BCP/DR という面からは、物理サーバーから仮想環境への移行で

耐障害性が大幅にアップできる点も注目されます。

今後の展望さらなる仮想化とクラウド化へ向け Windows Azure™ の検討もスタート

データベースの統合と仮想化が実現されつつあ

る今、次のテーマは運用形態までを含んだ省力

化だと、運用保守のサポートにあたる株式会社

システムコンサルタント オープンシステム統括部

星田 洋典 氏は意気込みを語ります。

「これまでは成り立ちもプラットフォームも異なる

システムを併行運用することで、大きな負担を運

用担当者の皆様に強いてきました。今後は SQL

Server 2008 R2 の容易な管理性を活かして、よ

り負荷の少ない運用形態を探りたいと思います。

また仮想化による拡張性や耐障害性を活用して、最終的には 24 時間

365 日運用を実現していきたいですね」。

今後の方向性について纐纈氏は、「セイコーホールディングス グループ全

体の方向性として、仮想化をさらに推し進めていくこと。それも各事業会

社が小さな仮想化を行うのでなく、グループ全体を包括する大きな仮想

化がテーマになります」と展望を語ります。そして、その先にはクラウド

への移行も読み込まれていると言います。

「システムコンサルタントから Windows Azure による提案を受けており、

運用面に関しては予算化も進んでいます。今回の SQL Server への移行

が完了してシステム連携がうまく動き出せば、年内をめどに Windows

Azure への取り組みを開始することになるでしょう」。

セイコーウオッチが掲げるIT戦略の時計の針は、さらに新しい未来へ向

けて、着実に刻をきざみ続けています。

システム構成図

販売・在庫サービス

Z-EWS (システムコンサルタント基盤)

オーダーサービス

SIGN Web Server

SIGN DB Server 情報系 DB Server

SAP Server 本社機能

ロジスティック

海外系基幹システム

AS400

国内系基幹システム

Windows Server 2008ASP.NET WEB Application

SQL Server 2008 R2 Enterpriseマルチ インスタンス方式

・Power Pivot・Reporting  Services

世界 60 か国/ 120 拠点で展開中

データベース構成図

・仮想化環境対応が困難・バッチ連携で障害・運用、保守コストの増加

課題

・仮想化運用が可能・シームレスな DB 連携・DB、BI ツールのコスト削減

改善

・BCP 対策・柔軟な拡張性・運用フリー

期待

SIGN DB Server

情報系 DB Server

Oracle Database 10gBusinessObjects

ReportingServices

Oracle Database 10g

前 DB 環境

共有 DB Server (仮想化)

新 DB 環境

SQL Server 2008 R2 Enterprise

マルチ インスタンス方式

SIGN DB 情報系 DB

SQL Azure

共有 DB Server

将来構想

SQL Server2012Enterprise

SIGN DB

SIGN DB

情報系 DB

株式会社システムコンサルタントオープンシステム統括部星田 洋典 氏

セイコーウオッチ株式会社

ht tp://www.microsof t .com/ ja-jp/casestudies/

〒108-0075 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー

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5352-SE1

本ケース スタディは、インターネット上でも参照できます。http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/本ケース スタディに記載された情報は制作当時 (2012 年 7 月) のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。本ケース スタディは情報提供のみを目的としています。Microsoft は、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。製品に関するお問い合わせは次のインフォメーションをご利用ください。■インターネット ホームページ http://www.microsoft.com/japan/■マイクロソフト カスタマー インフォメーションセンター 0120-41-6755(9:30 ~ 12:00、13:00 ~ 19:00 土日祝日、弊社指定休業日を除く)※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。

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