意匠WG - BIM Design...- Revitユーザー各社で共有できるアウトプット資料を想定...
Transcript of 意匠WG - BIM Design...- Revitユーザー各社で共有できるアウトプット資料を想定...
意匠WGRUG(意匠WGメンバー)大林組石本建築事務所久米設計 佐藤総合計画 大和ハウス工業 東急建設 東畑建築事務所
日建設計 日建ハウジングシステム 日本設計 松田平田設計安井建築設計事務所 Autodesk 順不同
意匠ワークフローWG目次
1. WGとTFの整理について・・・
2. 今年の活動報告と今後の予定
1. WGとTFの整理について
1. 前回の理事会での話の確認
意匠設計WG
意匠ワークフローTF
意匠Extension検証TF
意匠確認申請TF
意匠集計(コスト)TF
意匠DynamoTF
2. 前期の活動報告
1. 新しいTFの経過報告
2. RUG Extensionの経過報告(詳しくは後程)
● 確認申請TF(詳しくは後程)
● 集計表(コスト)TF(来年度予定)
● DynamoTF(後期開始予定)
2. 前期の活動報告(確認申請TF)
・既に4号建築物においてはRevitのネイティブデータを用いた建築確認申請手続きが実現してお
り、住宅などを中心に活用が期待されます。
・一方で中規模以上の建物では区画の表記や面積拾いなどの課題が考えられます。本TFでは提
出媒体の在り方も含め、作業効率化のためのワークフロー提案を目指しています。
確認申請TFの目的
Revitを活用した確認申請書類の作成フローについて検討するTFです
確認申請TFの活動予定
• 各社のBIM申請状況調査LEVEL1
• BIM申請の利用シナリオを整理するLEVEL2
• 申請用ファミリやTIPSの整備LEVEL3
• Revitネイティブデータによる申請LEVEL4
2. 前期の活動報告(確認申請TF)
2. 前期の活動報告(確認申請TF)
• 各社のBIM申請状況調査LEVEL1
①定例出席企業の利用状況の収集/分析
②TF参加各社のRevitユーザーへアンケートを実施
③bSJとの国内外事例情報交換
①定例出席者の利用状況の収集/分析
①定例出席者の利用状況の収集/分析
Revitの「活用状況・事例」「課題・改善要望」について整理
①定例出席者の利用状況の収集/分析
現状の問題点
・Revitにおける確認申請図書の作図方法が一般的に
共有されておらず、各社同様の問題に直面している
→新規参入ユーザの障壁
・一方で、課題解決や改善方法の共有によって、
確認申請や法規チェック効率化が為される可能性あり
②TF参加各社へのアンケートの実施
期間 :2018/07/06~07/23(1次募集期間)
対象者:確認申請TF登録企業のRevitユーザー
回答数:55名 ※07/26時点
設計担当者
設計マネージャー
BIM入力担当者
BIMマネージャー
経営・管理者
BIM推進チーム
CADオペ
社内BIM環境構築
設計補助
研究員
◆ 回答者の年齢層 ◆ 回答者の職種(複数回答)
②TF参加各社へのアンケートの実施
確認申請(その他申請業務含む) 56.4%
②TF参加各社へのアンケートの実施
9-B.用途(用途変更、用途制限など)【回答抜粋】地区計画や総合設計で必要な 「有効空地計算」をレビットで行っている。レビット内で計算式を入力することで図面と同時にリスト(表)を出力できるようにした 。図面の不整合がなくなり、リアルタイムで従前(前願提出資料より高い空地率を確保しなければならない)の数値に適合しているか確認できる。かつ、そのまま行政との事前協議資料として利用ができる。
9-G.避難・防災(避難距離、排煙など)
「Revitの活用状況・事例」がございましたらご回答願います。(自由回答)
避難距離避難距離=手摺で表現
「Revitの課題・改善要望」がございましたらご回答願います。(自由回答)
9-F.防耐火(防火区画、間仕切りなど
②TF参加各社へのアンケートの実施
アンケートは継続して募集中です!!
• BIM申請の利用シナリオを整理するLEVEL 2
①利用シナリオについての議論
②作図パターン検証
防火区画図を題材、Revitでどのように作図が行われているか
2. 前期の活動報告(確認申請TF)
• BIM申請の利用シナリオを整理するLEVEL 2
①利用シナリオについての議論
シナリオ1:既往の紙媒体申請図の作成効率化
シナリオ2:BIMに適した紙媒体申請図の形式を提案
シナリオ3:BIMデータを利用した電子申請
2. 前期の活動報告(確認申請TF)
RUGではシナリオ1に注力、Revitによる効率化を検証
2. 前期の活動報告(確認申請TF)
bSJ様よりご提供資料
を元に文字表現を一部加筆
bSJRUG
RUGとbSJとで
検証範囲を
分けている
Digital申請
PDFに移行 IFC面積 IFCモデル
従来式
紙申請効率化
シナリオ1 シナリオ2~3
• BIM申請の利用シナリオを整理するLEVEL 2
①利用シナリオについての議論
②作図パターン検証
防火区画図を題材、Revitでどのように作図が行われているか
2. 前期の活動報告(確認申請TF)
「Revitの活用状況・事例」がございましたらご回答願います。(自由回答)
項目毎に細分化し、どのように作図を行っているかを検証
作図パターン検証 防火区画図
→「編成チームのスキルレベル」や「各社テンプレートの整備状況」
により作図パターンを選択できるよう整理
防火区画の区画ライン作図パターン
A:詳細線分/モデル線分
B:塗り潰し領域ファミリ
C:壁パラメータ+フィルタ色分け
1. 作図パターン検証(前期より継続)
2. シナリオ1(紙媒体申請図)における課題解決の提案・検証
- Revitユーザー各社で共有できるアウトプット資料を想定
3. 確認申請に関わるRevitの改善要望をウィッシュとして報告
2. 確認申請TF 後期の活動予定
1. 今年の活動報告
・国内外の活用事例を分析することで、ツールの特性や開発の動向を
把握し、設計の合理化・高質化につながるワークフローの提案を�指
します。
DynamoTFの目的
・Revitをより効率的に使うためのビジュアルプログラミング言語、
Dynamoについて検討するTFです。
DynamoTFの活動予定
• Dynamoの活用動向を把握するLEVEL1
• 建築での活用事例を体系化するLEVEL2
• 確認申請・集計での活用法を提案するLEVEL3
• 建築・構造・設備展開LEVEL4
2. 今年の予定
1. Extension TF 経過報告
前回のカンファレンスでは、意匠のExtensionエンハンス仕様書について
報告させて戴きました。
その後、構造・設備の仕様書と統合し、3月にRUGの総意としての
Extensionエンハンス提案を“分野統合仕様書”としてAutodeskに提出し
ました。
仕様書の統合
・
1. Extension TF 経過報告
仕様書の統合
仕様書の提出後「次期以降のExtensionツールメンテナンスを考える
と、ソースコードの権利を保有している必要がある」とのAutodesk判断
がありました。
その結果、(ソースコードの権利委譲は困難な為)RUTSからのコマンド
移植を見込んでいた新規コマンドについては、独自開発する必要があ
ることとなりました。
RUTSコマンドの移行について
2. Extension TF 現況報告
・
分野統合TFでの協議の結果、RUTSからただ移植するだけのものにつ
いては優先順位を下げ、TFアンケートを基にした優先度高の新規コマ
ンドを率先して開発する方針となりました。
現在、Autodesk側では、見積もり比較を行うとともに本社での決済結
果報告を待っている状況です。
これを踏まえ、現況での新Extensionの概要はこのようになっていま
す。
開発優先コマンドの選定
2. Extension TF 現況報告
・
新Extensionイメージ(インターフェイスはまだ未定です。)
2. Extension TF 現況報告
新規コマンド
Autodesk本社の決済が間もなく完了する予定です。
その後、年内は開発・検証・調整となり、最短で2019年1月以降のリリー
スとなります。
新ExtensionのバージョンはRevit2019からとなる予定です。
今回、開発対象外となってしまったエンハンス項目については、来期以降
の開発で必要性が再検証されることとなります。
新Extensionのリリース時期
3. Extension TF 今後の予定
・
・
・
ご清聴ありがとうございました