日本限定仕様が施された LINN K-シリーズ - SOUNDCREATE...2012.February...

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2012.February ※価格は全て税込です。 LINN/PIEGA/B&W/ELAC/Davone/JBL/Albedo/Mclntosh/Sonus faber/Mark&Daniel Anthony Gallo/HARBETH/OCTAVE/NuForce/TRIGON/N-mode/QUADRASPIRE・・・etc (ヴィンテージ各種) 【取り扱いブランド】 営業時間:12:00~19:00 定休日:毎週火曜日/第2、第3月曜日(祝日の場合第1月曜日に振替) Tel.0120-62-8166 http://www.soundcreate.co.jp/ 〒104-0061 中央区銀座 2-4-17 〒104-0061 東京都中央区銀座 5-10-6 第一銀座ビル 7F  Tel.03-5524-5828 http://www.soundcreate.co.jp/legato/ AKURATE DS/K (ネットワークプレーヤー) (プリアンプ) AKURATE KONTROL/K BD プレーヤー等 LAN ノイズ ノイズ ノイズ ノイズ Stop!! Stop!! トランス トランス ON LINN KDSCLEANKLEANKLINNDS5LANKCDNASLANDSCDDSLANLANPCBDTV使LANDSLANDSK DSLINN100VKDSBOXLINN使DSSNDSDSDSCDノイズの問題を解決するため、思いついたのが、アイ ソレーショントランスでした。当初KLIMAX DSに だけ搭載されていたルンダ―ル社製のトランスを用 意し、実験が始まりました。 簡単に書いていますが、ここまでたどり着くのは大 変な苦労と時間がかかりました。この苦労があった からこそKシリーズが誕生したのです!!! LINNプロダクツ/デジタルアナログ部門エンジニアとの検証風景 最初に試したのがライ ンケーブルに直接トラ ンスを付けることでし た。ラインケーブルから 来るノイズをカットす る目的です。効果はもち ろんありましたが、時間と共に逆にノイジ―になって しまったのです。これはトランス自体のアースをを取 る事ができないことに加え、製作が大変なので却下に。 次に試したの が、筺体にトラ ンスを納め、そ のシャーシに トランスのア ースを落とす ことで①の問題を解決しようと考えました。これは効 果テキメン!DSの音質が更に向上し、隅々まで見通せ るようなクリアさに。この結果と写真をLINN UKに送 り、更に改良をするため、エンジニアが来日しました。 この小さなBOXがPURIFIに変わっていったのです。 バランスケーブルでも使 用できるように、基板上に トランスを搭載し、スイッ チによってRCA/XLRの 切り替えが出来るようリ クエストを出しました。そ れが写真左のプロトタイプ。さらに接続しやすいよう にレイアウトを変更して出来たのが、今の「PURIFI」で す。 AKURATE DS/K AKURATE KONTROL/K 日本限定仕様が施された KLIMAX DS/K 2010DSDS20116LINNDSKSE2011DSXLRRCAXLRRCAINPUTRCALANONOFFK使DSKDSKOFFDSDVDBDON使= 日本仕様 LINN K = 日本仕様 『PURIFI』が出来るまでの裏話 !? ネットワ ークプレイヤー ¥2,940,000 ネットワ ークプレイヤー ¥997,000 プリアンプ ¥787,000 LINN K- シリーズ

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  • 2012.February

    ※価格は全て税込です。

    LINN/PIEGA/B&W/ELAC/Davone/JBL/Albedo/Mclntosh/Sonus faber/Mark&DanielAnthony Gallo/HARBETH/OCTAVE/NuForce/TRIGON/N-mode/QUADRASPIRE・・・etc(ヴィンテージ各種)

    【取り扱いブランド】

    営業時間:12:00~19:00 定休日:毎週火曜日/第2、第3月曜日(祝日の場合第1月曜日に振替)

    Tel.0120-62-8166 http://www.soundcreate.co.jp/

    〒104-0061 中央区銀座 2-4-17

    〒104-0061 東京都中央区銀座5-10-6 第一銀座ビル 7F 

    Tel.03-5524-5828 http://www.soundcreate.co.jp/legato/

    AKURATE DS/K(ネットワークプレーヤー)

    (プリアンプ)AKURATE KONTROL/K

    BDプレーヤー等

    LAN

    ノイズ

    ノイズ

    ノイズ

    ノイズ

    Stop!!

    Stop!!

    トランス

    トランスON

    LINN

    徹底解剖

    稀に見る、

      日本の電源環境…

     

    Kシリーズ(日本仕様)が

      出来たきっかけは

         DSシリーズ

     【CLEAN=KLEAN 

    クリーン】から成る「K」。この名

    にはそのような強い思いが込め

    られています。

     

    ご存知のように日本の電源環

    境はアースが落ちていません。更

    に、機器にはアースのある海外

    製品とアースのない国産製品が

    混在し(いずれにも当てはまら

    ぬ例外まである!)、これらをこ

    の日本の環境で接続しそれぞれ

    の機器の本領を発揮させようと

    思ったら、並大抵のことではう

    まく鳴りません。実際、「店で比

    較試聴し購入を決めたアンプ

    が、自宅でしばらく聴いている

    うちにだんだん聴き疲れするよ

    うになった・・・」「音を良くす

    るため今のアンプよりも倍以上

    の金額を出して、アップグレー

    ドしたのに全然良くならな

    い・・・」「現代のアンプと、ヴィ

    ンテージのアンプを組み合わせ

    たいけどノイズが出るし音が良

    くない・・・」初めてご来店さ

    れるお客様からよく、このよう

    な相談をお受けします。

     

    これはアースが落ちていない

    環境のため、普通に接続してしま

    うと機器間をノイズが回り、「ル

    ープ」現象が起こってしまうので

    す。その結果、低域が減り、高域よ

    りの音になり聴き疲れしてしま

    う音質になってしまいます。

     

    当店では、これらアースの問題

    を解消し、良い音をピュアに再生

    させるため、様々な研究を重ねて

    きました。その中でも当店で編み

    出した「バーチャルアース」での

    接続方法は、大きな効果をもたら

    しています。LINN

    DSは今

    でこそ何の問題もなくリファレ

    ンス機として鳴らしていますが、

    5年前のリリースから最近まで、

    「LANと接続する」という今ま

    でとは異なる問題に直面しなが

    らの日々でした。長年、電源やア

    ースの問題に取り組んできた私

    たちには、Kシリーズはまさに救

    世主のような存在だったのです。

     

    CDプレーヤーと異なり、外部

    のNASからLAN経由で音楽デ

    ータを読み込むDSの方式は、振

    動系や、本体内部からノイズを発

    生するパーツを一切持たないこと

    で、音質は圧倒的に優れておりま

    すが、あくまでも電源や接続の環

    境が整っている上でこその本領発

    揮。もちろんCDプレーヤーでも

    同様のことが言えるのですが、

    DSは顕著に音に現れるのです。

    というのは、LANは伝送に関し

    てはピカイチの正確性がありま

    す。しかし今や生活必需品となっ

    たLANは、PC、BDプレーヤ

    ー、TV、チューナーと至るところ

    で使われ、これらノイズの発生源

    となりやすい機器がLANを通し

    て、DSのシャーシと繋がってし

    まうのです。そのノイズは、LAN

    を通ってDSへ、そしてラインケ

    ーブルを伝わってプリアンプへと

    繋がります。そうなればプリアン

    プにつながっている他の製品にま

    で影響が出てしまうのは当然。

    K

    DSは情報量が多くてクリア、サ

    ウンドステージも広大で素晴らし

    いけれど、さらにもっと全てがリ

    アルになるはず。その原因はこれ

    らのノイズが悪さをしているので

    す。外部機器からもらってしまう

    ノイズを全てなくすことは、日本

    の電源環境では、私たちが考案し

    た「バーチャルアース」をもってし

    ても、大変難しいこと。

     

    そこで私たちサウンドクリエイ

    トのスタッフは、リンジャパンと

    共にLINNプロダクツのエンジ

    ニアにこの問題を報告しました。

    当店に何度も足を運んでもらい、

    本国でも100Vでアースの落ち

    ていない環境を作り検証をしても

    らい、またこちらでも検証し結果

    を報告し・・・というやり取りが始

    まり、解決に向けて動き始めまし

    た。

     

    そしてその結果を受けて、最初

    にできたのが、Kシリーズの基礎

    となる「ピュリファイ(日本限定製

    品)」です。

     

    これはクライマックス

    DSに搭載

    されている、ルンダ―ル製のトランス

    を基板に取り付け、BOXに入れたも

    の。クライマックス

    コントロールや

    ラディカル・ユリカを開発した

    LINNプロダクトのトップエンジ

    ニアが日本に来て、日本の環境で共に

    様々な実験をして製作したのです。

     

    使用方法はDSとプリアンプのラ

    インの間に接続するのが基本。このラ

    イントランスの設計思想は、音色を変

    えるのではなく、あくまでもノイズを

    カットするのが目的です。有ると無し

    では音の鮮度、S/Nが格段に違いま

    す。しかもピュリファイに接続してい

    る他の入力機器(ピュリファイに直接

    接続していない機器)も同様に音質が

    アップします。DSに付随する外部機

    器からのノイズをプリアンプの前で

    カットしてくれるからです。これは今

    でも、マジック

    DSや旧アキュレー

    DSには大変有効な製品です!

    (CDプレーヤーなどデジタル機器に

    ききます)

     

    これらの検証を経て、ついに「Kシ

    リーズ」の誕生へと至ったのです。

    ノイズの問題を解決するため、思いついたのが、アイソレーショントランスでした。当初KLIMAX DSにだけ搭載されていたルンダ―ル社製のトランスを用意し、実験が始まりました。

    簡単に書いていますが、ここまでたどり着くのは大変な苦労と時間がかかりました。この苦労があったからこそKシリーズが誕生したのです!!!

    LINNプロダクツ/デジタルアナログ部門エンジニアとの検証風景

    最初に試したのがラインケーブルに直接トランスを付けることでした。ラインケーブルから来るノイズをカットする目的です。効果はもちろんありましたが、時間と共に逆にノイジ―になってしまったのです。これはトランス自体のアースをを取る事ができないことに加え、製作が大変なので却下に。 次に試したのが、筺体にトランスを納め、そのシャーシにトランスのアースを落とすことで①の問題を解決しようと考えました。これは効果テキメン!DSの音質が更に向上し、隅々まで見通せるようなクリアさに。この結果と写真をLINN UKに送り、更に改良をするため、エンジニアが来日しました。この小さなBOXがPURIFIに変わっていったのです。

    バランスケーブルでも使用できるように、基板上にトランスを搭載し、スイッチによってRCA/XLRの切り替えが出来るようリクエストを出しました。それが写真左のプロトタイプ。さらに接続しやすいようにレイアウトを変更して出来たのが、今の「PURIFI」です。

    AKURATE DS/K

    AKURATE KONTROL/K

    日本限定仕様が施された

    KLIMAX DS/K 

    2010年発表の新型アキュ

    レート

    DSに施された日本限

    定仕様。

     

    世界標準モデルには採用され

    ていない、ルンダール製出力ト

    ランス搭載モデルです。

    ピュリファイで培った経験を生

    かし、オリジナルクライマック

    DSと同じルンダール社製

    トランスを日本仕様にのみ搭載

    し、ピュアな音楽再生を実現し

    ております。

     

    新しくなった、シャーシ、新ク

    ロックシステムに加えて、ルン

    ダ―ル製の出力トランスを搭載

    したため、日本仕様は基板レイ

    アウトも世界仕様とは異なり、

    新たに設計されています。

     

    その性能は、設計エンジニア

    が我慢できずこの日本仕様を自

    宅用に持ち帰ったというほど。

     

    2011年末に発表の新型プリ

    アンプ、アキュレート

    コントロー

    ルに採用された日本特別仕様。

     

    世界に向け発表となった同年春

    から6カ月にも及ぶ歳月をかけて

    LINNプロダクツが日本とスコ

    ットランドを幾度となく行き来し

    特別な仕様として完成したモデル

    です。

     

    世界仕様モデルでは、内部にア

    イソレーショントランスはありま

    せんが、この日本モデルには、入力

    部と出力部双方にアキュレート

    DS/Kと同型のトランスが搭載

    されています。この新しい設計は、

    フラッグシップ機であるクライマ

    ックス

    コントロール

    SEにも採

    用されていないスタイル。つまり

    組み合わせるシステムによっては

    フラッグシップ機を超える、音楽

    再生の可能性さえ秘めているので

     

    2011年にアップグレード

    した新型クライマックス

    DS

    に設けられた日本特別仕様。

     

    日本の特別な電源環境や、接

    続機器を想定し、XLR出力で

    もRCA出力でも、出力部の接

    地(グラウンド)を内部リレース

    イッチにより切りかえること

    で、XLR(バランス)、RCA

    (アンバランス)どちらの出力に

    おいてもベストなパフォーマン

    スを発揮いたします。

     

    この切換は設定ソフト・コン

    フィグ上から、接続端子に応じ

    て設定を変更していただけま

    す。

    す。

     

    特にINPUTに関してはす

    べての入力(RCA3系統、バラ

    ンス2系統)に対して、LAN経

    由で個別にトランスのON/

    OFFがコントロールできます。

     

    プリアンプは様々なソース機

    器を接続するためのものですが、

    通常は、複数の機器を接続するこ

    とで電源的な相互干渉がおこり、

    音に悪影響をもたらします。個々

    の機器の本来の能力が引き出せ

    ません。音質の劣化を嫌うならソ

    ース機器は一台のみの接続が理

    想ですが、実際は難しいのが現状

    です。しかしこのアキュレート

    コントロール/Kはトランスを

    搭載することによって、セレクト

    された入力以外はすべてシャー

    シから切り離されます。

    簡単に

    言うと、セレクトされている機器

    以外は外しているのと近いこと

    になります。このシステムは画期

    的で、今までにないプリアンプ!

    全ての方のオーディオ環境で救

    世主となりうるアンプなのです。

     

    使用方法としては、例えばクラ

    イマックス

    DS/Kや、アキュ

    レート

    DS/Kをお持ちの方

    は、トランスOFF。これはDS

    自体にトランスが搭載されてい

    るため。また、DVDプレーヤー

    やBDプレーヤーなどのノイズ

    がたくさん発生しやすい機器の

    場合には

    、トランスONにする

    ことによって、ノイズをカットす

    ることができます。

     

    組合せによっていろいろな設

    定をすることができ、お使いの環

    境に合わせて簡単に最適な状態

    に設定できるのが魅力です。

    =日本仕様LINN

    徹底解剖

    K=日本仕様

    ∴∴

    『PURIFI』が出来るまでの裏話

    !?

    ネットワ ークプレイヤー ¥2,940,000

    ネットワ ークプレイヤー ¥997,000

    プリアンプ ¥787,000

    LINN K-シリーズ