Jvum2013autumn nttpc
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VYATTA USERS MEETING Autumn 2013 − 仮想ルータ利用の手引きと期待
(株)NTT PCコミュニケーションズ 土居 昭夫
・(株)NTTPCコミュニケーションズ データセンタ事業部ホスティングサービス部所属 ・ホスティング14年とクラウド(IaaS)少々 ・転職してようやく一年が経過。 ・汎用機Op、PG、サービス運営責任者とかいろいろと やってました。
会社については省略。
@znrk
ホスティング一般のサービスモデルおよび、当社WebARENAサービスをベースにお話をしますので、すべてのホスティングサービスの実態ではありません。 事業者によっては様々なオプションがあり、今回の発表とは異なるモデル、状態があり得ます。
事業者としてお伝えできる事
あまりご存じない方もいるかもしれないので、さらっと説明。 いわゆるクラウドサービスが世に出るまでは、サーバーを借りると言えばこれらのサービスが主流でした。
<引用> SDN Japan 2013 SDNが 提供すべきは Connectionか Functionか http://www.slideshare.net/koichiise3/sdnj2013
WebARENAではここを提供してます。
IDC Rack
Internet
Server
OS
Files
httpdとかの Middle ware たち
Server
Host OS
VM VM VM
DC N
etw
ork
ハウジングサービス、コロケーションサービス
基本的に自由
IDC Rack
Internet
Server
OS
Files
httpdとかの Middle ware たち.
Server
Host OS
VM VM VM
DC N
etw
ork
専用サーバーサービス
基本的に自由。 ただし、OSは数種のみ、というのが標準的。 また、ユーザーが持つ物理装置を接続できたりはしない。
IDC Rack
Internet
Server
OS
Files
httpd とか
事業社提供 のCGIとか
Server
Host OS
VM VM VM
DC N
etw
ork
共用レンタルサーバーサービス
基本的に自由なのはFileだけ。
IDC Rack
Internet
Server
OS
Files
httpd とか
事業社提供 のCGIとか
Server
Host OS
VM VM VM
DC N
etw
ork
VPSサービス
基本的に自由。 だけど、物理サーバでないので提供されているOSや、ハードウェアで実現される機能等が制限される。
主に、事業者側の設備を使う「権利」を提供しています。 つまり、「俺のサーバー、ラック」とは自由度がまるでちがいます。 また、共用サーバー、VPS、専用サーバー、ハウジング、で責任分解点が大きく変わります。
構内ネットワーク(internet)
ハウジングラック
自社スイッチ
自社サーバー
自社サービス
事業者ラック
事業者スイッチ
事業者サーバー
事業者サービス
専用サーバー 事: サーバー機器まで ユ: OS内すべて
共用サーバー、VPS 事: OSと提供ソフト(環境)まで ユ: ユーザーデータすべて。 VPSの場合はVPSの OSも含む
ハウジング ラック電源、ラックまでのコネクティビティ
ハウジングの場合、 ここはお客様責任
構内ネットワーク(internet)
ハウジングラック
自社スイッチ
自社サーバー
自社サービス
事業者ラック
事業者スイッチ
事業者サーバー
事業者サービス
専用サーバー OSのrootだけです。 複数の専用サーバーを利用したとしても、「お客様の」ネットワークはありません。
共用サーバー 原則コンテンツのみです。 Webサーバーも共用している場合は、htaccessで利用できる範囲まで。
VPS 専用サーバー相当ですが、ネットワーク関連の付加サービスは無いケースがほとんど。
ハウジング ラックと構内ネットワークを除いてだいたいなんでもできます。 お客様のルータを置けるので、その中ならフリーダム。
ホスティングサービスは、制限のあるサービス。 (そのかわりにいろんな面倒ごとを事業者サイドで行っています。) ネットワーク機能・環境はほとんどの場合、事業者側でサービス化された形・機能でしか利用できません。 また、仮に専用サーバーを借りたとしても、経路途中の物理装置を直接利用する事などはできないので、そのサーバーを仮想ルーターとして利用するというモデルには機能上の限度があります。
最低でも専用サーバー(or AWSマケプレ) VPN、Firewall、Policy Routing とかそのあたりでしょうか。 Firewallはセキュリティグループでちまちまやるよりも、Vyattaでやった方がいい気がします。 でもああ、なんかもったいない。
事業者として欲しい状況
SDN/NFV という言葉になってきました。 このままいくと ホスティングサービスの形を変えるかも そのときはもう「ホスティング」と呼ばれるものではないかもだけど。
「そもそもサーバーの稼働品質低い。」 「それでネットワークサービスなんて提供できない。」 というような声がある昨今。
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ご清聴ありがとうございました