Introduction...1 2 Introduction 徳島大学は学生数約 7, 800 名、教職員数約 3, 300...

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  • 問い合わせ先

    総合科学部学務係

    Tel.088-656-7108

    医学部(医学科、医科栄蓑学科)第ー教務係

    Tel.088-633-7028

    医学部(保健学科)第二教務係

    Tel.088-633-9009

    歯学部学務係

    Tel.088-633-7310

    薬学部学務係

    Tel.088-633-7247

    理工学部学務係

    Tel.088-656-7315

    生物資源産業学部学務係

    Tel.088-656-8021

    入試課入学試験係

    Tel.088-656-7091

    徳島大学ホ ームペー ジ

    https :/ /www. to ku sh i ma-u .ac.j pi

    ロ畷悪!饒資料請求

    注ホームベージ閲覧にかかる通信料等の喪用は

    利用者負祖となります。

    2020年5月発行

    UNIVERSITY

    ACCREDITED Ma,d,102()

    徳島大学は、学校教育法第109条第2項の

    規定による 「大学機関別認証評価」を受け、

    「大学評価基準を満たしている」と認定されました。

    (2020年3月24日)

    ・認証評価機関:独立行政法人大学改革支援・

    学位授与機樺

    ・認証期間: 7年間

    https://www.tokushima-u.ac.jp/admission/request/index.htmlnyusiテキストボックス←クリックすると該当サイトへ ジャンプします。

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    Introduction 徳島大学は学生数約7,800名、教職員数約3,300名を擁し、2019年に創立70年を迎えた総合大学で、気候温暖な徳島市の中心部に2つのキャンパスをもっています。 吉野川の河口に近い常三島キャンパスには、グローバルな考えをもった地域の中核を担う人材を育成する総合科学部、俯瞰的な視野と実践力を有したイノベーション創出人材を育成する理工学部、生物資源を活用した新たな産業の創出に貢献する人材育成をめざす生物資源産業学部、そして全学部生が学問的基盤を身につける教養教育院を設置しています。 一方、眉山の麓にある蔵本キャンパスには、医学、医科栄養学、看護・保健医療学全ての領域を揃えている医学部、そして歯科医師、歯科衛生士・社会福祉士を養成し、四国地区で唯一設置されている歯学部、基礎から臨床まで薬を通じて自ら活躍の場を積極的に開拓する人材を育成する薬学部のほか、徳島大学病院、先端酵素学研究所などの施設が置かれた全国的に稀な医療統合型キャンパスとして、生命科学の一大研究拠点になっています。

     また、本学はグローバル化をめざし世界29か国98機関と学術交流協定を結び、200名を超える留学生を受け入れており、学部入試では渡日前入学許可制度による私費外国人留学生入試を合わせて推進しています。一方、本学から海外大学等への留学者は近年増加しており、徳島大学では独自の奨学金制度を設けて支援を行っています。 本学の卒業生は、2014年に青色発光ダイオードの発明・開発によりノーベル物理学賞を受賞された中村修二氏(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授、1977年工学部卒)、2014年に「文化功労者」として顕彰された田中啓二氏(公益財団法人 東京医学研究所所長、1977年医学部卒業)、株式会社日立製作所の執行役社長兼CEOの東原敏昭氏(1977年工学部卒)をはじめとして、教育・研究と各産業界で世界的に活躍している人材を輩出しています。 進取の気風を身につけた人材の育成を教育目標に掲げており、「人類の問題を地域から解決する大学」として、世界トップレベルに入る大学になることをめざしています。

    ※学部紹介動画は、各学部の先頭ページ掲載の2次元バーコードを読み込んでいただくことで閲覧できます。※ホームページ閲覧にかかる通信料等の費用は利用者負担となります。また、動画を携帯電話・スマートフォン等の携帯端末機で閲覧する場合は、パケット通信料が著しく高額となるため、ご利用の際は、パケット定額サービス等、ご加入の端末機での利用をお勧めします。

    Tokushima University Guidebook 2021

    87 大学院紹介   87 創成科学研究科   88  地域創成専攻 / 臨床心理学専攻   89  理工学専攻   90  生物資源学専攻   90 医科学教育部    91 口腔科学教育部 / 薬科学教育部   92 栄養生命科学教育部 / 保健科学教育部 93 就職支援・キャリア教育支援 95 徳島大学を目指すみなさんへ 就職した卒業生の今 97 国際交流 99 Campus Life100 サークル活動

    101 入学時の経費

    103 学生生活の支援

    105 卒業生進路情報

    108 令和2年度 一般入試合格者の最高点・最低点・平均点

    109  学部志願者・入学者の地区分布・都道府県別分布

    110 徳島大学が参加する進学相談会等

    111 アクセス・キャンパス案内

    112 学長からのメッセージ

    1 Introduction 3 研究 5 教育 7 教養教育 9 学科・専攻インデックス 11 常三島キャンパスマップ   13 総合科学部 社会総合科学科   15  総合科学部 学びのプロセス   17  国際教養コース    18  心身健康コース    19  公共政策コース   20  地域創生コース   21 理工学部 理工学科   23  理工学部 学びのプロセス   25  応用理数コース   27  社会基盤デザインコース    28  機械科学コース   29  応用化学システムコース   30  電気電子システムコース   31  情報光システムコース   33 生物資源産業学部 生物資源産業学科   35  生物資源産業学部 学びのプロセス   37  応用生命コース   38  食料科学コース   39  生物生産システムコース   40  生物資源産業学部キャンパス・附属施設  41 蔵本キャンパスマップ   43 医学部 医学科   45  医学科 学びのプロセス   49 医学部 医科栄養学科   51  医科栄養学科 学びのプロセス    55 医学部 保健学科   57  看護学専攻   59   看護学専攻 学びのプロセス   61  放射線技術科学専攻   63   放射線技術科学専攻 学びのプロセス   65  検査技術科学専攻   67   検査技術科学専攻 学びのプロセス   69 歯学部 歯学科   71  歯学科 学びのプロセス   75 歯学部 口腔保健学科   77  口腔保健学科 学びのプロセス   81 薬学部 薬学科   83  薬学科 学びのプロセス

    Contents

    大学紹介

    プロフィール【名前】 とくぽん【誕生日】 11月2日【性格】 明るく、親しみやすい。チャレンジ精神が旺盛ですが、失敗することもあります。【生い立ち】 徳島大学で生まれ、住みついているタヌキです。徳島大学が大好きで、学生と一緒に勉学に励む毎日を送っています。【ひと言】 「徳島大学とともに人類の問題を解決することをミッションとし、これからの未来に向かって力強く歩んでいきます!」

    徳島大学マスコットキャラクターとくぽんです。ヨロシク!

    https://www.youtube.com/user/UnivTokushimaCampusnyusiテキストボックス↓クリックすると該当サイトへ ジャンプします。

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    研究研究

     ポストLEDフォトニクス研究所(pLED)では、「光」をキーワードに、実用化を目指した次世代光科学分野の最先端研究を行っています。徳島では特に青色LED開発で日本の研究者3名がノーベル賞を受賞したことは知られていますが、21世紀は「光の世紀」と言われ、2000年以降、青色LEDの他

     徳島大学では、理念に基づいた目的MTP(massive transformative purpose)として、①人類の健康を守る画期的な医療・福祉を実現するために、成果を論文として発表し、さらに社会に還元するために、様々な医療技術、医療製品、医薬品などを開発すること、②人類の問題を解決し、研究成果を社会に迅速に還元し、国際及び地域社会の平和な発展に貢献すること、を掲げています。 研究クラスターは、これらMTP実現に向けた研究を推進するために、学部や研究分野を超えた複数の研究者からなる研究集団(研究クラスター)による新たなイノベーションが創出できる環境、支援体制を構築するものであり、現在、3つの指定クラスター【「新規ゲノム編集技術による糖尿病モデルブタの開発(農学、生物、バイオ)」等】、11の重点クラスター【「統合的がん創薬研究クラスター(基礎、臨床、創薬、生物、ゲノム、バイオ、数学)」等】、8の選定クラスター【「メタマテリアルを用いた高感度ガスセンシング技術の開発(医学、基礎、歯学、工学、情報、光応用、材料)」等】を含む全161の研究クラスターが稼働しています。

    徳島大学は、2018年度の科学研究費助成事業分配額において、全国の国公私立大学(約760校)中、22位で研究に力を入れています。※「科学研究費」は人文・社会科学から自然科学まで、あらゆる分野における優れた研究を発展させることを目的とし、大学等の研究者又は研究者グループが計画する基礎的研究に対して選考の後、補助が行われます。

    とくtalk (紹介記事抜粋版)本学の最先端研究や研究室・ゼミを紹介

    夢ナビ 大学の研究にふれてみよう! ミニ講義(3分動画)を掲載

     先端酵素学研究所は、2016年4月に、4つの附属研究施設(疾患酵素学研究センター、疾患プロテオゲノム研究センター、藤井節郎記念医科学センター、糖尿病臨床・研究開発センター)を統合し、13研究分野によって構成され、合計38名の教員研究者を擁する研究所です。酵素をはじめとするタンパク質の分子機能研究を基盤に、ゲノムから個体に至る生命情報を統合的に

    にも、光ファイバー通信や超短パルスレーザー等、いくつもの光に関連する研究がノーベル賞を受賞し、光科学に関する研究への注目が高まっています。一方で、私たちが目で見ることのできる可視光は、極めて広範囲な波長範囲を有する「光」のほんの一部に過ぎず、可視光よりも短波長側や長波長側には「深紫外」「赤外」「テラヘルツ」という未開拓波長領域が広がっています。「ポストLEDフォトニクス」研究では、この未開拓な波長領域の実用光源(LED、半導体レーザーなど)を開発し、社会に役立つ応用技術の実現を目指します。

    理解する先端的な基礎医学研究を推進し、国際的に先導的な成果を発信していくことで、健康長寿社会の実現に向けた難治性疾患および慢性疾患、とりわけ免疫難病と糖尿病、がんの根本的理解と治療法の開発を目指します。

    ポストLEDフォトニクス研究所 常三島キャンパス

    徳島大学研究クラスター

    科学研究費助成事業

    研究紹介

    先端酵素学研究所 蔵本キャンパス

    「ポストLEDフォトニクス研究所」ホームページ

    「徳島大学研究クラスター」ホームページ

    夢ナビ とくtalk

    「先端酵素学研究所」ホームページ

    ●基礎新しいLEDや半導体レーザーなどの光源開発 新しい光の特徴を活かした測定技術の開発

    ●殺菌 ●IT ●レーダー ●ディスプレイ ●バイオ産業 ●工業検査 ●医療応用●応用

    白色LED

    スマートホン

    LEDヘッドライト

    深紫外LED

    鳥インフル対策

    花粉症治療

    テラヘルツ

    パッケージ検査

    老朽インフラ

    紫外 赤外 テラヘルツ0.1 0.5 1 5 10 50 100 500 1000 5000

    波長(µm)

    赤外光コム

    呼気健康診断

    血糖測定

    未開拓波長領域(ポストLEDフォトニクス)

    テラヘルツ赤外深紫外可視 /近赤外 医学部や理工学部との連携研究も行っているよ。

    先端酵素学研究所A棟

    医学臨床A棟

    藤井節郎記念医科学センター

    先端酵素学研究所B棟

    世界トップレベルの研究をしているよ。

    【OTSUCLE(おつくる)】※一般社団法人大学支援機構(Organization For People With Universities)が運営するクラウドファンディングのサイトです。

    「イノベーションプラザ」ホームページ

    ※イノベーションプラザでは、他にも様々な活動を行っています。

     学生たちが自主的な研究活動をしている「イノベーションプラザ」には、ソーラーカー、阿波電鉄、ロケットなどをテーマとした学部学科の分野を横断するプロジェクトが多数立ち上がっています。ここでは、ものづくり教育を基礎としながらも、学生たちの新しい発想や技術の社会実装を目指しています。また、クラウドファンディングサイト「OTSUCLE(おつくる)」の支援を受けているプロジェクトもあります。

    イノベーションプラザ

    https://www.pled.tokushima-u.ac.jp/http://www.iams.tokushima-u.ac.jp/https://eci-tokushima-u.jp/https://cluster.tokushima-u.ac.jp/https://yumenavi.info/portal.aspx?CLGAKOCD=034770https://www.tokushima-u.ac.jp/about/publicity/tokutalk_bak/welcom00.htmlnyusiテキストボックス↓クリックすると該当サイト へジャンプします。

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    教育 教育 大学での学びの過程は、大学での学びに適応し、教養教育、学部学科の基礎、専門の応用を学んで社会人としての自立へとつながっていくという流れになっています。教養教育の科目群は、①普遍的な学問の価値を学ぶ「一般教養科目群」、②専門教育の学びの基礎・基盤となる「基礎基盤教育科目群」、「外国語教育科目群」、「汎用的技能教育科目群」の科目群に加え、③現代社会の課題を学ぶ「グローバル化教育科目群」、「イノベーション教育科目群」、「地域科学教育科目群」、「医療基盤教育科目群」の、8つの科目群から構成され、あらゆる専門分野の基礎となっています。

     教養教育の授業では、学部を越えて先生方や学生と学び、交流することができる機会ともなっています。学部の専門に繋がる内容に関する課題を、他学部の学生とも議論し、自分の視野を広げることができます。

    社会的課題から見た軸

    個別性

    教養系 基礎・基盤系

    一般性

    カテゴリ

    C

    カテゴリ

    A

    ● 地域科学教育● グローバル化教育● イノベーション教育● 医療基盤教育

    事象を理解し、対応する教育

    学部専門教育“一体化教育”

    “リベラルアーツ”● 一般教養教育

    知の援用・思考の術を得る教育

    ● 汎用的技能教育● 外国語教育● 基礎基盤教育

    学びの基盤・基礎となる教育

    カテゴリ

    B

    教育的課題から見た軸

    徳島大学での学びの過程

    特色ある教育プログラム

    SIH道場 ~アクティブ・ラーニング入門~ 徳島大学では、「専門知識と技術を身につけ、自律して人類の諸問題の解決に立ち向かう、進取の気風を身につけた人材の育成」を教育の理念・目標として掲げています。そこで、徳島大学の新入生のみなさんが、入学直後に従来の受動的学習者からアクティブ・ラーナーへ変貌する第一歩を踏み出すことを目的として、「鉄は熱いうちに打て(Strike while the Iron is Hot)」の精神に則り、その頭文字をとって「SIH道場~アクティブ・ラーニング入門~」を平成27年度に設けました。 SIH道場は学部学科ごとに開講され、プログラムごとに特色のある教育内容を実施していますが、すべての学部学科が共通して、専門領域の早期体験、グループワーク、反転授業、学修ポートフォリオなどのアクティブ・ラーニングを体験し、そのなかで大学生にとって必要な「文章力」「プレゼンテーション力」「協働力」に関するスキルを身につけています。

     附属図書館1階のSSS(Study Support Space)では、教職員、大学院生がアドバイザーとして学習支援を行っています。講義などで分からなかったことを質問したり、履修について相談することができます。 また、語学教育センターでは,地域創生・国際交流会館1階の多言語交流コモンラウンジにおいて、「語学相談コーナー」を設けて語学の学習支援を行っています。語学学習への刺激、苦手意識の克服、留学のアドバイス、語学検定試験のアドバイスなどを受けることができます。

    語学マイレージ・プログラム 学部教育において一貫した語学教育体制を構築し、学生の目標・目的にあった語学力、コミュニ ケーション力・自己主導型学修力を養うことにより、十分な語学運用能力を持つ人材を育成すること を目的にしています。

    語学マイレージ・プログラムは下記から構成されています。 ① 教養教育科目の外国語教育科目の成績② 専門教育科目の外国語教育科目の成績③ 外国語技能検定試験の成績④ 語学教育センターが実施するプログラムの履修⑤ 語学留学等の実績⑥ 各学部が実施する語学プログラムの履修⑦ その他語学プログラムの履修

     それぞれの点数をマイレージポイントとして加算します。マイレージポイントの合計によってマイレージレベルがアップしていき、ブロンズクラス(700ポイント)以上が卒業の要件になります。正課外の語学教育センターが実施するプログラム、語学留学等でポイントを加算し、最高クラスであるプラチナクラスを目指すこともできます。 語学教育センターが主催するワークショップでは、英語スキルを高めるため、様々な英語学習プログラムを提供しています。在学生も協力しながらサポートをしているほか、自学自習のための教材も用意しています。また、インターネット環境があれば自宅でもeオンラインで学習できる「スーパー英語」も用意しています。スーパー英語で学習した時間・内容により、マイレージポイントが加算され ます。

    グローバル化教育科目群 国際文化やグローバルスタンダードの理解を通して、実社会におけるグローバル化社会に対応し た研究・開発・業務などの展開力を学ぶ科目群です。留学生を対象とした「日本事情」という授業が開講され、日本人学生の履修者が多いグローバル化教育科目と合同で授業を実施することもあります。専門家の指導のもと人形浄瑠璃を学んだり、地域の秋祭りに参加し、授業を通して日本文化に触れる機会を多く設けています。留学生にとっては日本文化と日本語を体験的に学び、日本人学生には様々な価値観がぶつかり合う多文化共生社会でリーダーシップの取れる能力を体験的に獲得することを目標としています。

    イノベーション教育科目群 「さまざまな領域における創造的思考と、それを実現するための『ものづくり・ことづくり』や『協働推進・プロジェクト推進』のための技法を学ぶ」ことを目的とし、2016年の教養教育院設置時に新設された科目です。共通教育時代の「共創型学習」内の関連題目を受け継ぎつつ、イノベーションを「新しいものごとを創出し、それを社会に実装することで社会そのものを変革すること」と定義し、それを実現するための考え方や方法論について、グループワークを積極的に活用した教育活動を展開しています。学生のプロジェクト活動である「イノベーションプロジェクト入門」、デザイン思考を用いた課題解決プログラム「イノベーションチャレンジクラブ」や、産業院が実施する国内外のビジネスシーンで活躍する産業院客員教員と対話する「起業を知ろう」、大学祭の模擬店を通じてベンチャービジネスを体験する「次世代事業創造実践」など、従来の枠に捕らわれない様々な授業題目を展開し、それぞれの興味に応じて選択できるのも魅力です。

    学びの支援

    大学では何を学ぶのだろう?

    語学力を向上させて世界で活躍しよう!

    魅力ある授業 とくtalk (紹介記事抜粋版)大学広報誌記事で紹介した本学の魅力ある授業を学部学科ごとに整理しています。

    https://www.tokushima-u.ac.jp/about/publicity/tokutalk_bak/12700.htmlnyusiテキストボックス↓クリックすると該当サイトへ ジャンプします。

  • 7 8

    入学直後に初めて接する授業です。教養教育では、社会人の基礎としての教養や各学部における専門教育の基礎を学ぶと同時に、自ら学び、探究を深めていくための方法論を修得します。『教養教育院』は、特に「人間力=よりよく生きる力」の育成に努めています。

    教養教育の理念

    教養教育の目標

    教養教育の科目群

    徳島大学における教養教育は、幅広い学問領域を学ぶことを通じて、広い視野を持ち、俯瞰的に物事を捉え、高い倫理性に裏打ちされた人間性に富む人格の形成を促すとともに、自律して未来社会の諸問題に立ち向かう「進取の気風」を身につけ、「持続可能な社会づくり」を担うための学問的基盤を形成することを理念とする。

    1. 大学での学びに適応し、主体的に知的訓練に取り組む態度を身につけて、社会人として必要な豊かな人間 性と高い倫理観を修得する。

    2. 諸科学の基本的な思考法や、情報処理能力、言語運用能力などを身につけて、 複合的な視点から専門分野を理解するために必要な基礎知識を修得する。

    3. グローバル化社会に対応した国際感覚と地域社会のさまざまな課題を主体的に捉える態度を身につける。

    8つの科目群から授業を選択して単位を取得していきます。

    教養教育一般教養教育科目群

    人間、文化、社会、自然に関わる幅広い学問領域から、「ものの考え方・捉え方」を学び、様々な知見を自らの分野に援用し、応用できる感性・知性の修得を目指します。[歴史と文化]● 考古学概論● 沖縄社会文化論● 近現代文学の世界 ほか[人間と生命]● 生体の統合機能● 心理学概論● 自然保護論 ほか

    グローバル化教育科目群国際文化やグローバルスタンダードの理解を通して、実社会におけるグローバル化社会に対応した研究・開発・業務などの展開力を学びます。● 異文化/自文化研究へのいざない● 国際交流の扉を拓(ひら)く● 移民から世界を見る ほか

    イノベーション教育科目群さまざまな領域における創造的思考と、それを実現するための「ものづくり・ことづくり」や「協働推進・プロジェクト推進」のための技法を学びます。● 知的財産法入門● イノベーション・プロジェクト入門● 最新の酵素学が切り開く疾患生命科学研究の世界● ICTとイノベーション● 起業を知ろう● 次世代事業創造実践● イノベーションチャレンジクラブ● 「ニーズ」からの医療機器開発入門 ほか

    基礎基盤教育科目群大学での専門分野を学ぶ前提となる数学・理科などの基礎学力を得ること、さらには自立的学習能力や心身健康の自己管理能力など、大学生としての基盤となる能力を修得します。● 高大接続科目● 自然科学入門● 基礎数学● 基礎物理学● 基礎物理学実験● ウェルネス総合演習

    カリキュラムの概要

    ● 基礎化学 ● 基礎化学実験● 基礎生物学● 基礎生物学実験● 基盤教育学

    [生活と社会]● 建築デザイン入門● 人口経済学入門● 現代社会と法 ● 消費者が主役の社会へ ほか[自然と技術]● 気象災害を防ぐ● 現代天文学への招待● 情報メディアと教育 ほか

    汎用的技能教育科目群学術的な手法としてのアカデミック・スキルを理解し、様々な知見を応用的、創造的に発揮するための論理的思考、倫理モラル、プレゼンテーションなどについて学びます。● SIH道場● 情報科学● スタディスキル● コミュニケーション

    地域科学教育科目群地域問題を、自らの課題として受け止められる公共の精神と、地域における組織人として必要な資質を得ることを目指して、地域創生、地域貢献の意義などの体験的学習も含めて学びます。● まちづくり入門● 地域の自然と食材 ● 実践力養成型インターンシップ ほか

    医療基盤教育科目群医学部、歯学部、薬学部の学生を中心に、横断的な医療分野の基盤教育と汎用的技能を学びます。専門領域における社会的意義を理解し、チーム医療、健康社会づくり等のスキルの獲得をめざします。● 医と法・倫理● 臨床検査学入門● 口腔と健康 ほか

    外国語教育科目群英語をはじめとするドイツ語、フランス語、中国語の学習を通じて、語学力や外国語を通じた文化理解力の獲得をめざします。英語に関しては、「基盤英語」、「主題別英語」、「発信型英語」の学習を行います。● 英語● ドイツ語● フランス語● 中国語● 日本語

    教養教育

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    学部 学科・専攻(コース) 学部 学科・専攻(コース)

    医学部P43

    歯学部P69

    薬学部P81

    生物資源産業学部P33

    理工学部P21

    総合科学部P13

    医学科P43

    歯学科P69

    薬学科P81

    生物資源産業学科

    理工学科

    口腔保健学科P75

    社会総合科学科

    医科栄養学科P49

    保健学科P55

    ポイント■ 高度な語学力・コミュニケーション能力の育成■ 海外留学・国際交流プログラムの推進■ グローバルな視点から様々な問題に対処する能力の育成■ 心身の総合的観点からの教育・研究■ 健やかさを目指しての行動科学的な総合的学習■ 暮らしの健康づくりの支援

    ■ 社会科学の基礎的知識とその応用力の育成■ グローバルな視点での政策論やビジネス論の展開■ 公共政策的視点での教育・研究■ 地域課題の解決を目指す人材の育成■ 地域の文化や歴史に関する教育・研究■ 情報メディアの活用や発信に関する教育・研究■ 確かな力を身に着けた数学教員の輩出(現役合格者多数)。論理的な思考能力と柔軟な発想を身に着けた企業人(金融・情報関連他)の輩出■ 宇宙・地球や生命から物質の構造・素粒子にわたる自然科学に関して、興味ある分野を深く学習する。■ 理学分野の専門知識に加え、関連分野の幅広い学習にも取り組み、柔軟な問題解決力を養う。■ 土木工学と建築学の両方を学ぶことができるプログラム■ 技術士、建築士など、多くの受験資格を取得可能■ 3年次からは2つのスタディーズに分かれ、専門性を深められるプログラムを実施(昼間のみ)

    ■ 科学技術基盤を支える機械システムに関する幅広い知識と技術の教育・研究■ 機械科学分野の基礎知識にもとづいた問題発見能力、計画立案能力、課題解決能力を育成■ 機械システム関連分野のみならず、電子工学、情報工学、化学工学など、学際領域でのものづくりや技術革新の構築に貢献できる人材を育成■ 1~3年は理工学分野への化学の寄与を認識した上で、基礎と応用を学び、4年次はそれらを融合した卒業研究■ 物質合成化学、物質機能化学、化学プロセス工学の理工学系専門基礎分野に重点をおいています。■ 英語力を向上させるためTOEIC-IPを導入■ LEDから電気自動車・ロボットまで高度情報化社会を支える電気電子分野の幅広い学際領域をカバー■ 大企業への高い就職率を継続(電機・自動車・情報通信・IT・医療・製薬等、どの分野でも活躍可能)■ 電気主任技術者や技術士等、豊富な資格取得が可能なカリキュラム■ 情報工学、知能工学、光工学を融合した学際領域にも対応できる人材を育成する教育・研究■ 大規模ソフトウェア、自律型ロボットを作成する創成型科目の実施■ 光材料、レーザー工学、ナノ光学、光通信、3D表示、画像処理等の先端技術が学べる異分野融合型カリキュラム■ 先端バイオ、工学技術により、製品開発・事業化へ応用する能力を育成■ 新しい産業創出に必要な「起業マインド」を涵養するための経済・経営関連科目の配置■ 所属コースにとらわれず、また、学内のほか徳島県の研究施設や企業において卒業研究を行うことが可能

    ポイント■ 卒業時にMD(医師)とPhD(医学博士)の両方が取得できるMD-PhDコース■ 学術交流協定校のテキサス大学(アメリカ)、ハノーバー医科大学(ドイツ)及びソウル国立大学(韓国)への海外交流プログラム■ 医学生の好奇心・研究マインドをサポートするStudent-Lab.■ 医学を基盤とする栄養学の教育研究者の育成■ 医学部に設置された唯一の栄養学科■ 4年次に臨床栄養指導者を目指す臨床栄養コースと研究者を目指す人間栄養コースを選択■ 大学病院と連携・協働した指導体制による臨床実習■ 看護師国家試験受験資格に加え、保健師国家試験受験資格(受講者選抜制)や養護教諭一種免許が取得可能■ 学術交流協定校のメトロポリア応用科学大学(フィンランド)への海外交流プログラム■ 診療放射線技師の国家試験受験資格■ 教育用マルチスライスX線CTなど最新設備で実習■ 臨床検査技師国家試験受験資格に加え健康食品管理士などの認定資格(希望者)が取得可能■ 大学病院を中心とした臨地実習■ 遺伝子検査など先端技術の学習■ 国立大学として全国で8番目、40年以上の歴史を誇る四国唯一の歯学部■ 1年前期から教養教育と歯科医学の基礎を学び、後期から専門科目を開始、5年次から臨床予備実習や臨床実習■ 共用試験(CBT)や客観的臨床能力試験(OSCE)により知識の整理と判定を実施■ 歯科衛生士と社会福祉士の資格取得を目指す■ 医療系3学部の教員と学生が一丸となった専門職連携教育の実施■ 2年次後期から本格的な専門教育を開始、3年次後期から大学病院での臨床実習■ 研究に特化した大学院飛び級制度(PharmD-PhDコース)の導入■ 連続した2.5年間の卒業研究■ 医療系学部との教育連携■ 地域医療や災害時医療、臨床医薬品情報(ICTやAIの活用)に関する講義

    主な資格・受験資格等 (青字は受験資格) 主な資格・受験資格等 (青字は受験資格)

    国際教養コースP17

    心身健康コースP18

    公共政策コースP19

    地域創生コースP20

    看護学専攻P57

    放射線技術科学専攻P61

    創製薬科学研究者育成コース

    検査技術科学専攻P65

    先導的薬剤師育成コース(研究型高度医療薬剤師/研究型地域医療薬剤師)

    応用理数コース(数理科学系) P25

    (自然科学系) P26

    社会基盤デザインコースP27

    機械科学コースP28

    応用化学システムコースP29

    電気電子システムコースP30

    応用生命コースP37食料科学コースP38生物生産システムコースP39

    情報光システムコース

    常三島キャンパス

    常三島キャンパス

    常三島キャンパス

    蔵本キャンパス

    蔵本キャンパス

    蔵本キャンパス

    ※2年次に コース配属

    ※2年次に コース配属

    ※コース配属に ついては P34を参照

    ■ 中学校教諭一種免許(国語・英語・社会) ■ 高等学校教諭一種免許(国語・英語・地理歴史) ■ 日本語教員■ 認定心理士〈日本心理学会〉 ■ 中学校教諭一種免許(保健体育) ■ 高等学校教諭一種免許(保健体育) ■ 健康運動指導士 ■ ジュニアスポーツ指導員〈日本スポーツ協会〉 ■ アシスタントマネージャー〈日本スポーツ協会〉■ 中学校教諭一種免許(社会) ■ 高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民)

    ■ 中学校教諭一種免許(社会・美術)■ 高等学校教諭一種免許(美術・地理歴史・公民)■ 社会調査士 ■ GIS学術士■ 中学校教諭一種免許(数学)*1 ■ 高等学校教諭一種免許(数学・情報)*1

    ■ 中学校教諭一種免許(理科)*1 ■ 高等学校教諭一種免許(理科)*1 ■ 毒物・劇物取扱責任者(選択する科目による)■ 甲種危険物取扱責任者■ 高等学校教諭一種免許(工業)*1 ■ 測量士補 ■ 技術士補*2 ■ 測量士(一定の実務経験必要) ■ 1級土木施工管理技士(一定の実務経験必要) ■ 2級土木施工管理技士(一定の実務経験必要) ■ 一級建築士(一定の実務経験必要)*3 ■ 二級建築士(一定の実務経験必要)*3 ■ 木造建築士(一定の実務経験必要)*3 ■ 1級建築施工管理技士(一定の実務経験必要)■ 2級建築施工管理技士(一定の実務経験必要) ■ 技術士(一定の実務経験必要)

    ■ 高等学校教諭一種免許(工業)*1

    ■ 高等学校教諭一種免許(工業)*1 ■ 毒物・劇物取扱責任者(選択する科目による)■ 甲種危険物取扱責任者

    ■ 高等学校教諭一種免許(工業)*1 ■ 電気主任技術者(一定の実務経験必要) ■ 第一級陸上特殊無線技士 ■ 第二級海上特殊無線技士 ■ 第三級海上特殊無線技士 ■ 技術士補*2 ■ 第二種電気工事士(試験科目免除) ■ 技術士(一定の実務経験必要)

    ■ 高等学校教諭一種免許(情報)*1 『(情報)の免許の取得には、情報系が適しています。』■ 高等学校教諭一種免許(工業)*1

    ■ 食品衛生管理者・食品衛生監視員 ■ 食の6次産業化プロデューサー(レベル3)■ 上級バイオ技術者

    ■ 医師国家試験

    ■ 栄養士免許 ■ 管理栄養士国家試験

    ■ 看護師国家試験 ■ 保健師国家試験(選択者のみ・受講者選抜制) ■ 教員免許[養護教諭一種免許、養護教諭二種免許(保健師国家試験合格後)]

    ■ 診療放射線技師国家試験

    ■ 臨床検査技師国家試験 ■ 健康食品管理士認定試験 ■ 遺伝子分析科学認定士試験(初級)

    ■ 歯科医師国家試験

    ■ 歯科衛生士国家試験■ 社会福祉士国家試験

    ■ 薬剤師国家試験■ 甲種危険物取扱責任者

    *1 理工学部の教員免許については、各コースの専門科目と関連のある教員免許を記載しています。 *2 JABEE認定の昼間のみ *3 建築士試験の受験資格を取得するには指定科目を必要単位数修得しなければなりません。

    (情報系)P31

    (光系)P32

    総合科学部

    理工学部

    生物資源産業学部

    医学部

    歯学部

    薬学部

    index 学科・専攻インデックス

    ※3年次に コース配属

  • 11 12

    ⑬ 体育館⑭ 附属図書館⑮ 生協CAFÉ San-Jyo⑯ 第2食堂⑰ カフェテリア⑱ 工業会館⑲ 地域共同インキュベーション研究室棟 研究支援・産官学連携センター (産学官連携プラザ)⑳ ベンチャービジネス育成研究室(産学官連携プラザ)

    ㉑ 建設棟・環境防災研究センター㉒ 建設系実験室㉓ 電気電子棟㉔ 共通講義棟  常三島事務部 理工学部 事務課

       (共通講義棟 1F)

    ① ②

    ㉖㉕

    32

    シンボルストリート

    助任の丘

    33

    ① 総合科学部2号館西棟② 地域連携プラザ③ 総合科学部2号館東棟④ 総合科学部1号館  常三島事務部 総合科学部 事務課

    (総合科学部1号館 1F)⑤ 総合科学部3号館⑥ 教養教育4号館⑦ 教養教育5号館・ キャンパスライフ健康支援センター⑧ 教養教育6号館⑨ 人と地域共創センター⑩ 学生会館⑪ 第1食堂⑫ 地域創生・国際交流会館

    36

    34

    35

    総合科学部

    理工学部生物資源産業学部

    正門

    正門

    ㉕ イノベーションプラザ㉖ 機械棟㉗ 化学・生物棟㉘ 総合研究実験棟㉙ 光応用棟㉚ 情報センター・院生棟㉛ 知能情報・南棟32 知能情報・北棟33 機械実習棟34 ポストLEDフォトニクス研究所

      常三島事務部 生物資源産業学部 事務課  (建設棟 2F)35 シンボルストリート36 助任の丘

    総合科学部 社会総合科学科Faculty of Integrated Arts and Sciences Department of Integrated Arts and Social Sciences

    理工学部 理工学科Faculty of Science and Technology Department of Science and Technology

    生物資源産業学部 生物資源産業学科Faculty of Bioscience and Bioindustry Department of Bioscience and Bioindustry

    Campus Map Josanjima 常三島キャンパス [2020年5月1日現在]

    ⑰ カフェテリア ゆったりとした空間で、くつろぎの時間を過ごせます。開放的な窓、ゆるやかなアプローチから広がるウッドデッキを備えた施設は憩いの時間を豊かなものにしてくれます。

    ⑱ Emi*re(えみり)[工業会館内]2011年10月にオープンしたショップEmi*re(えみり)は食品だけでなく日用品や文具、USBメモリーなど大学生活に必要な用品も取りそろえています。ショップ名は学生さんからの一般公募で選ばれました。

    ⑭ 附属図書館 豊富な蔵書に加え、本館1階は友達との語らいの場であり学習もできるラーニング・コモンズ。2階、3階には自習スペースを完備しています。また、飲食できるスペースもあり勉強の合間に休憩もできます。

    ⑩ 購買店[学生会館内] 常三島キャンパスの購買店として、食品、文具から書籍まで学生の多様なニーズに応え、大学生活を応援します。

    ⑪ 第1食堂 1階、2階あわせて724席あり、学生さんの毎日3食を支えています。季節メニューや惣菜バーなど、豊富なメニューからカフェテリア方式で自由におかずを選ぶことが出来ます。地産地消にも力を入れ、県内産の野菜を一部使用したり、添加物の使用基準も独自で設け、安心・安全な食材を使用しています。

    ⑮ 生協CAFÉ San-Jyo(かふぇ・さんじょ) シンボルストリート沿いのSan-Jyoは店内30席。ゆったりした空間で憩いのひと時を過ごせます。ピラフ、サンドウィッチ、パスタなどのカフェショップならではのメニューが充実し、ほっと一息できるおしゃれなカフェです。

    常三島キャンパス内の施設紹介 総合科学部

    理工学部

    生物資源産業学部

  • 13 14

    社会総合科学科

    国際教養コース / 心身健康コース / 公共政策コース / 地域創生コース

    Department of Integrated Arts and Social Sciences

    Comparative Studies in Society and Culture / Health Sciences of Mind and BodyPublic Policy Studies / Community and Regional Studies

    総合科学部Faculty of Integrated Arts and Sciences

    グローバルな視野を身に付け、地域の課題解決にも挑むカリキュラム編成 本学科では、教養教育で基礎的知識や科学的思考力を涵養し、語学力を身に付けます。また専門教育科目で、学術的基礎知識や専門的知識・スキルを修得し、実用外国語能力を向上させ、各種資格科目の修得に努めます。さらに、実践学習科目で、社会的知識・スキルの修得に努め、フィールドワークにより、社会的実践能力を涵養し、課題やテーマ別の履修を行います。 1年次~2年次では、教養教育に関して、一般教育科目群、外国語教育科目群、グローバル化教育科目群、地域科学教育科目群などを履修します。専門教育科目に関しては、学部共通科目として入門講座、科学科目群、総合科学の基礎を履修し、Academic Englishで語学力を向上させます。実践学習科目では、キャリア科目、課題発見ゼミナール、総合科学実践講義を履修し、総合科学実践プロジェクトなどに参加します。また、コースに関連した科目として、コース入門講座、コース入門科目、コース基礎科目などを履修します。 3年次では、専門教育科目として、主に、コース応用科目などを履修します。また長期海外留学・インターンシップ、短期語学研修、海外フィールドスタディなどに参加して、語学力や国際感覚を身に付けることができます。 4年次では、卒業演習、卒業研究の評価により、卒業判定がなされます。

    コース配属・ゼミ所属 各コースの最大受入可能数は60名です。コース配属は2年次、ゼミ配属は3年次です。コース配属・ゼミ所属は、成績(修得単位数・GPA等)や面接・レポート等により行います。

    4年次の進級要件 所定の取得単位数を満たし、かつ、外国語の外部試験(TOEIC、TOEFL、IELTS、実用英語技能検定、中国語検定、ドイツ語技能検定、実用フランス語技能検定)のいずれかにおいて、一定の成績か資格を取得する必要があります。

    概要 総合科学部は、人文・社会・地域・情報等の諸科学における専門知識や専門技能、技術を身につけるとともに、専門分野の融合を図ることでグローバル化する現代社会の諸問題や地域課題を的確に理解し、問題解決に対応しうる実践的な人材の養成を目標としています。 この目的のために総合科学部は、社会総合科学科という一学科体制をとり、国際教養コース、心身健康コース、公共政策コース、地域創生コースの4つのコースを設け、「グローバル」「地域」をキーワードに、広い視野と高い専門知識・スキルを身に付け、社会に役立つ人材の育成を目指すカリキュラムを設けています。

    総合科学部

    入学定員 170名

    取得できる学位・教員免許・資格等学位 ● 学士(総合科学)教員免許・資格 国際教養コース● 中学校教諭一種免許(国語・英語・社会) ● 高等学校教諭一種免許(国語・英語・地理歴史) ● 日本語教員心身健康コース ● 中学校教諭一種免許(保健体育) ● 高等学校教諭一種免許(保健体育) ● 健康運動指導士(受験資格) ● 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者〈ジュニア スポーツ指導員 (受験資格)、アシスタントマネージャー (受験資格)〉● 日本心理学会認定心理士公共政策コース ● 中学校教諭一種免許(社会) ● 高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民) 地域創生コース ● 中学校教諭一種免許(社会・美術) ● 高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民・美術) ● 社会調査士● GIS学術士学部共通 ● 学芸員 ● 社会福祉主事任用資格

    求める人物像 【入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)抜粋】(総合科学部)社会総合学科 人文・人間・社会・地域・情報等の諸科学における専門知識や専門技能、技術を身につけるとともに、専門分野の融合を図ることでグローバル化する現代社会の諸問題や地域課題を的確に理解し、問題解決に対応し得る実践的な人材の育成を目的としています。関心・意欲・態度 グローバル化、少子高齢化、健康社会づくり、地域活性化などの社会的課題や地域課題に関心をもち、総合的な視点から問題解決を志向しようとする人。人文科学・人間科学・社会科学・地域科学・情報メディアの分野に関心をもつ人。21世紀型社会の創生に向けて貢献する進取の精神をもつ人。表現力 自分が伝えたいことを的確な表現を用いて相手に示すことのできる人知識・教養 本学部の専門分野を学ぶために、高等学校等で修得すべき※理科も含めた基礎的な知識・教養を身につけた人思考力・判断力 今までの知識・教養をもとに思考を深めて適切に判断できる人協働性 問題解決のために、国籍や世代、考え方にとらわれることなく、対等の立場で協力できる人

    ※高等学校等で修得すべき具体的な内容■ 国語 ― 文化・社会の理解に求められる読解と表現(作文)に関わる幅  広い基礎知識及びコミュニケーション力■ 英語 ― グローバル化社会に求められる読解と表現(作文)に関わる幅  広い基礎知識及びコミュニケーション力■ 地歴・公民 ― 日本を含む世界の出来事に対する関心と、諸地域の地 理・歴史についての基礎知識■ 数学、理科 ― 理系分野の基礎的内容を理解し、論理的に考える力

    本学のアドミッション・ポリシーには、上記のほか「入学者選抜の基本方針」「入学者選抜方法における選抜内容」「入学者選抜方法における重点評価項目」が掲載されています。

    「アドミッション・ポリシー」「教育課程編成実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」「学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」は、こちらのHPをご覧ください。パソコンをご利用の方は、本学ホームページ(http://www.tokushima-u.ac.jp/)の「入学希望のみなさまへ」→「入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)」をご覧ください。

    常三島キャンパス

    社会総合科学科

    とくtalk (紹介記事抜粋版)大学広報誌記事を学部学科ごとに整理しています。「My Campus Life」「魅力ある授業」「最先端研究探訪」「研究室へようこそ」「先輩に続け」「サークル紹介」など、本学の魅力が満載です。 

    とくぽんtalk (本学のマスコットキャラクター「とくぽん」がお答えします。)「近くにコンビニってある?」「入学式」「通学方法」「サークルは?」など、思いついた文や単語で質問してみてください。 *「とくぽんtalk」はAI(人工知能)の技術を利用しています。 

    ※ホームページ閲覧にかかる通信料等の費用は利用者負担となります。また、動画を携帯電話・スマートフォン等の携帯端末機で閲覧する場合は、パケット通信料が著しく高額となるため、ご利用の際は、パケット定額サービス等、ご加入の端末機での利用をお勧めします。 

    学部紹介

    https://www.youtube.com/watch?v=K4rxJQNDXk8https://www.tokushima-u.ac.jp/admission/acceptance_policy/index.htmlhttps://www.tokushima-u.ac.jp/about/publicity/tokutalk_bak/welcom00.htmlhttps://taiwa.honbu.tokushima-u.ac.jp/taiwa/ui/tokunyusiテキストボックス←クリックすると該当サイトへ ジャンプします。

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  • 15 16

    社会総合科学科 ■国際教養コース ■心身健康コース ■公共政策コース ■地域創生コース常三島キャンパス

    総合科学部

    総合科学部・社会総合科学科[学びのプロセス]学年

    コース 1年次・2年次 3年次 4年次 卒業・進学国際教養コース

    心身健康コース

    公共政策コース

    地域創生コース

    教養教育*(1~4年次に履修)● 一般教養教育科目群● 外国語教育科目群● グローバル化教育科目群● イノベーション教育科目群● 地域科学教育科目群● 汎用的技能教育科目群 ● SIH道場 ● 情報処理 ほか

    コース基礎科目● 分野の基礎理論・方法論● 実習科目・演習科目 ほか

    コース入門科目● コース入門講座 ほか

    実践学習科目(社会体験教育)● キャリアプラン入門● キャリアプラン● 課題発見ゼミナール● 総合科学実践講義● 総合科学実践プロジェクト ほか

    学部共通科目● 総合科学入門講座● 科学科目群● 概論的基礎科目群● Academic English ほか

    専門教育科目

    主なコース科目● Advanced Academic Communication● 国際協力論 ● 平和学● 国際ジャーナリズム● 現代国際情勢概論(英語)● グローバルヒストリー ● ジェンダー論● 英語圏文学研究 ● 現代アジア社会

    ● 国際教養演習● 東アジア社会文化演習● 卒業研究

    ● 心身健康総合演習● 卒業研究

    ● 公共政策演習● 卒業研究

    ● 地域総合演習● 情報創生演習● 卒業研究

    主なコース科目● 臨床心理学概論 ● 知覚・認知心理学 ● 心理学的支援法 ● 心理学実験 ● 運動生理学 ● スポーツ社会学 ● 心身健康ゼミナール ● コーチング論実習● ウェルネス・プロジェクト実習

    主なコース科目● 国際経済学 ● 国際関係論 ● マクロ経済学 ● ミクロ経済学 ● 資源環境経済学 ● 財政学 ● 経営学● 行政法

    主なコース科目● 社会統計学 ● 地域計画● まちづくり地域社会論 ● 日本史研究● 空間情報論 ● 地域構造論 ● 考古学調査法・演習 ● 映像デザイン● ネットワーク・アプリケーション研究● 環境アート

    他コース選択科目学術的・学際的視野を広げるための科目を履修

    コース自由選択科目自らの問題関心を深めるための科目を履修

    コース応用科目卒業研究に備えるための専門科目を履修

    実践学習科目(グローバル教育) 短期・長期インターンシップ、短期語学研修海外フィールドスタディ長期留学(単位取得目的) ほか

    4年進級時卒業研究に着手:所属ゼミにて研究(他コース教員の指導を受けることも可能)

    3年進級時ゼミ配属:希望調査にもとづき、面接等でゼミ配属が決定(コースの変更も可能)

    2年進級時コース配属:希望調査にもとづき、成績・レポート・面接等でコース配属が決定

    ●就職●大学院進学

    職業的・社会的に自立し、グローバルな視点で活躍する人材

    *印は教養教育科目、教養教育の詳細はP7で紹介しています。

    総合科学部

    常三島キャンパス

    社会総合科学科

  • 17 18

    社会総合科学科

    常三島キャンパス

    総合科学部

    世界各地の問題への関心・理解力を高め、語学力・情報発信能力によってさまざまな問題に対処できる人材を育成します。

    健康増進・心理ケアに関する知識や技術を習得し、それらの問題を、調査・実験・評価・分析等によって解決へと導く能力をもつ人材を育成します。

    国際教養コース[最大受入学生数60名]

    心身健康コース[最大受入学生数60名]

    養成する具体的な人材像■ 高度な語学力をもとに、コミュニケーショ  ン・情報発信できる人材■ 海外での社会体験にもとづいて、多様な 価値観を理解できる人材■ グローバル化が進む現代社会・国際経済に 対処できる人材教育の特色■ 自文化理解と異文化理解による教養力の 育成■ 外国語を含めたコミュニケーション能力の 育成■ 海外留学・短期外国語研修等の推奨主な授業科目語学力の育成 Academic English、実用外国語基礎演習(中国語、ドイツ語、フランス語)、日本言語概説、異文化間コミュニケーション国際人の育成比較文化研究、近現代世界の成立と展開、国際経済学、国際協力論、ジェンダー論、国際関係論世界地域理解の育成東アジア文化研究、イスラム世界研究、アフリカ地域研究、ヨーロッパ研究、北米地域研究日本理解の育成日本研究(Japanese Studies)、日本文化研究、日本表象文化論、日本言語研究、日本語教育方法論予想される進路海外進出県内企業、外資系企業、国際展開企業、国際機関、NGO、公務員、教員、大学院進学 など取得可能資格中学校教諭一種免許(国語・英語・社会)、高等学校教諭一種免許(国語・英語・地理歴史) 、日本語教員、学芸員

     私は中学校の英語教師になりたいと思い、専門的な知識だけでなく、幅広い知識を身につけられる社会総合科学科・国際教養コースを選択しました。 国際教養コースでは、ネイティブの先生や海外経験豊富な先生のもと、国際的な視点で社会や歴史・文化、言語などを学ぶことができます。中には、英語だけで行われる授業もあります。英語オンリーの授業というだけで、「大丈夫かな?ついていけるのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、大丈夫です。私は英語が得意ではありませんが、授業では先生が簡単な英語に置き換えて、理解できるまで優しく丁寧に教えてくださいます。 このコースで学べることは、海外についてだけではありません。総合科学部特に国際教養コースには日本のことを学びに来ている留学生がたくさんいます。彼らと日常的に語らい学習することを通して、私たちも反対に日本に対する認識と理解を深めることができます。そういう点でもおすすめのコースです。 また、徳島大学は国際交流に力を入れているというところが魅力的です。留学生との交流ができる施設や語学力向上のサポート、留学プログラムなどが充実しています。私はザグレブ大学に長期留学し、ヨーロッパの中で徳島と似たような環境にあるクロアチアの社会や英語教育について学びたいと考えています。 私たちと一緒に、国際教養コースで楽しく有意義な学生生活を送りませんか? ぜひ、お待ちしております。

    グローバルな視点から広げる可能性総合科学部 社会総合科学科 国際教養コース 吉田 梨央さん

    VOICE VOICE

     私はスポーツをしており、身体の仕組みやスポーツをするときの身体と心のつながりについて興味を持っていました。また、中高保健体育の教員免許を取ろうと思い、心身健康コースを選択しました。 心身健康コースでは認定心理士などの心理系の資格をとるための心についての授業や、保健体育教員免許・健康運動指導士など身体についての授業など、人間の心身に関する幅広い知識を身につけることができます。2年次ではコーチング論実習など身体を動かす授業もあり、これは隔年開講のため2学年が同時に受講することになるので、先輩や後輩との関わりが増え、これは他コースにはない良いところです。様々な学年と関わることでコミュニケーション力がつくため、人を支援する職業に就くときに必要な能力を身につけることができると思います。 心身健康コースは自分が研究したいと思うことを幅広い分野の中から選択することができ、先生や先輩、後輩との関わりも多く、また多くの資格を取ることもできます。みなさん、ぜひ一緒に心身健康コースで人間の心と身体について勉強してみませんか。

    人の心身をつなげる人間に総合科学部 社会総合科学科 心身健康コース 木野 光莉さん

    養成する具体的な人材像■ 健康社会づくりに寄与できる心理専門家・ 運動指導専門家■ 対人支援のスキルをもつ人材■ 少子化が進む学校現場、高齢化社会、また 災害時における心理・社会的ケアに対応 できる基礎能力をもつ人材教育の特色■ 心と身体の健康生活を総合的に支援でき る人材の養成■ 地域の現状を踏まえた健康社会づくり教育 の展開■ 実験実習等を通じてカウンセリングの視点 やデータ解析のスキルを修得主な授業科目心身の健康に関する基礎知識の修得 健康行動論、運動生理学、スポーツ心理学、知覚・認知心理学、健康・医療心理学、感情・人格心理学地域における心身健康課題への取組の学修スポーツ社会学、社会・集団・家族心理学、教育・学校心理学カウンセリング視点の育成 臨床心理学概論、心理学的支援法研究法・データ解析能力の育成スポーツ科学実験実習、コーチング論実習、心理学実験実習、行動統計学(心理統計学)予想される進路公務員(一般/専門職)、医療機関、教育機関、福祉機関、大学院進学 など取得可能資格日本心理学会認定心理士、中学校教諭一種免許(保健体育)、高等学校教諭一種免許(保健体育)、健康運動指導士(受験資格)、日本スポーツ協会公認スポーツ指導者〈ジュニアスポーツ指導員(受験資格)、アシスタントマネージャー(受験資格)〉、学芸員

    総合科学部

    常三島キャンパス

    社会総合科学科

  • 19 20

    社会総合科学科

    常三島キャンパス

    総合科学部

    法律学・政治学・経済学・経営学などの基礎的知識を習得し、社会のさまざまな問題に対して公共政策的な解決策を提案できる人材を育成します。

    地域的・社会的課題に対して、的確な分析・判断と柔軟な発想に基づき、「まちづくり・地域づくり」の課題解決法を提案・実践できる人材を育成します。

    公共政策コース[最大受入学生数60名]

    地域創生コース[最大受入学生数60名]

    VOICE VOICE

    総合科学部

    常三島キャンパス

    社会総合科学科

    養成する具体的な人材像■ グローバル化が進む現代社会や経済課題 に対応できるジェネラリストの育成■ 公共政策的視点から問題解決策を提示で きるマネジメント能力を有する人材教育の特色■ グローバルな視点からのビジネス論や政 策論を展開■ 総合科学実践プログラム科目や演習科目 の履修をベースに、社会問題における解決 能力を育成■ 生物資源産業学部と連携したビジネスモ デルに関する授業展開主な授業科目ビジネス論の育成 経営学Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、会計学Ⅰ・Ⅱ、商法Ⅰ・Ⅱ、国際経済学Ⅰ・Ⅱ、応用経済学、資源環境経済学政策論の育成公共政策学Ⅰ・Ⅱ、環境政策論Ⅰ・Ⅱ、憲法Ⅰ・Ⅱ、民法Ⅰ・Ⅱ、行政法Ⅰ・Ⅱ、財政学Ⅰ・Ⅱ、地域経済論、国際関係論Ⅰ・Ⅱ解決能力の育成公共政策演習A・B予想される進路公務員、行政書士、マスコミ、金融・保険業、製造業、流通・サービス業、大学院進学 など取得可能資格中学校教諭一種免許(社会)、高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民)、学芸員

    養成する具体的な人材像■ グローバル化が進む現代社会や文化事象、 地域課題に対応できる地域人材の育成■ フィールドワークや情報メディア、アート・デ  ザインを活用して「まちづくり・地域づくり」を 推進できる人材■ 高度な分析能力を有する社会調査士・GIS 技術士・情報処理技術者の養成教育の特色■ 地域調査実習に加えプログラミング等の情 報科目を学ぶことで調査能力・情報処理能 力を統合した地域創生の基盤的能力を育成■ 総合科学実践プロジェクト科目や実習・演 習科目の履修をベースに、地域課題の解決 能力やその提案力・実践技能を育成■ 地域文化・地域社会系科目情報(メディア) 表現系科目による学際的な専門科目を配備主な授業科目調査能力の育成 地域調査法、地域調査演習、考古学調査法、まちづくり地域社会論、福祉社会論、地域計画、日本史研究、地理学の基礎情報処理・活用・表現能力の育成社会統計学、空間情報論、ネットワークアプリケーション研究、C言語プログラミング、映像デザイン、メディア表現、環境アート地域課題解決能力の育成:総合的実践力地域総合演習、情報創生演習、卒業研究、総合科学実践プロジェクト(アート創生)、総合科学実践プロジェクト(地域社会文化)予想される進路公務員、シンクタンク、マスコミ、金融、情報系企業、大学院進学 など取得可能資格中学校教諭一種免許(社会・美術)、高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民・美術)、学芸員、社会調査士、GIS学術士、社会福祉主事(任用資格)

     公共政策コースは、法律学、政治学、経済学、経営学について広く知識を習得し、複数の分野にまたがる社会課題に対して解決策を提示できる人材の育成を目指すコースです。 公共政策コースは、公務員、及び一般企業への就職を希望する人の両方が所属しています。カリキュラムとしては、主に2、3年生で公共政策コースの専門科目を学んでいきます。授業によっては、行政や民間企業で働く現場の方が来校し講演してくださることもあります。また、3年生からは各ゼミに所属し、それぞれの専門についてより深く学び、4年生からは卒業研究に取り組んでいきます。 大学は、勉学だけでなく多くの機会で人として成長できる場だと思います。私は、まちづくりを行うサークルに所属する傍ら複数のサークルをまとめる役も担当しました。また、半年間の長期のインターンシップに参加させていただきました。そのなかで、自分の強みと弱みを理解し、チームワークを発揮して物事に取り組むことの重要性について学ぶことができました。 公共政策コースを学びの軸とすることで、大学生活の4年間を将来に繋がるより豊かなものにしてほしいと思います。

     皆さんは大学といえばどんな授業を思い浮かべますか?地域創生コースでは、座学だけではなく、教室を飛び出して自分の足で現場に出向くフィールドワークを取り入れた授業がたくさんあります。実際にまちに繰り出し自分の目で見ることで、講義だけではできない実践的な体験ができるはずです。また、社会学、文化人類学、福祉、情報、歴史などさまざまな研究テーマからまちづくり・地域づくりにアプローチできたり、そういった授業を留学生と受けることで地域を世界の視点から捉えることができるのも地域創生コースの魅力です。 わたしはアートで、地元である徳島を活性化するような取り組みを行うなど、美術分野を主に研究しています。研究を進めている上で養われた、現場に臨機応変に適応する能力や、地域の多様な課題を自らの表現によって解決していくような視点は、将来目指している美術教員においても存分に発揮できると確信しています。 皆さんも地域創生コースで地域や社会の課題を通して、学びたい分野を極めてみませんか?

    様々な視角から深く学ぶ総合科学部 社会総合科学科 公共政策コース 清水 俊輔さん

    地域をデザインする人になる総合科学部 社会総合科学科 地域創生コース 原田 はるかさん

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    理工学科

    応用理数コース(数理科学系・自然科学系) / 社会基盤デザインコース / 機械科学コース 応用化学システムコース / 電気電子システムコース / 情報光システムコース(情報系・光系)

    Department of Science and Technology

    Mathematical and Natural Sciences / Civil and Environmental Engineering / Mechanical ScienceApplied Chemistry / Electrical and Electronic Engineering / Computer and Optical Sciences

    理工学部Faculty of Science and Technology

    [昼間] 入学定員550名 / [夜間主] 入学定員45名

    イノベーションを担う理工系人材の養成カリキュラム編成 理工学部理工学科では、1年次で主に教養教育科目、学科共通科目を履修します。理工学の各分野で共通して必要となる数学・物理等のSTEM科目群(Science, Technology, Engineering and Mathematics)が特徴的な科目です。STEM科目群は各コースで共通する基盤になるので、2年次、3年次にも続きます。また、学部4年間を通して、英語教育をはじめとするグローバル教育も実施します。 各コースでの専門教育は、コースが確定する2年次から本格化します。応用理数コース(数理科学系、自然科学系)、社会基盤デザインコース、機械科学コース、応用化学システムコース、電気電子システムコース、情報光システムコース (情報系、光系)での専門分野の授業が多くなります。また、多面的な学習のために、自身の所属するコースとは異なる他コースの授業科目も履修します。4年次の卒業研究は自身の所属するコースで行いますが、関連分野であれば他コースで卒業研究を行うことも可能です。 現代の社会では高度な専門性を有する理工系人材が必要とされ、大学院進学者も多いことから、学部の4年間と大学院博士前期課程の2年間を接続した6年一貫カリキュラムを導入しました。希望者は、3年次の半ば頃に6年一貫カリキュラムに進むことができます。6年一貫カリキュラムでは、4年次に大学院への接続科目の履修、大学院科目の先取り履修を行ない、インターンシップや海外留学も取り入れ、将来の指導的役割を担う技術者、研究者の養成に向けた教育を行います。

    夜間主 理工学部には、主として夜間の授業時間帯に開設された授業を履修する夜間主が設置され、昼間と同様6つのコース※があります。 夜間主は、高等学校卒業後、初めて理工学の専門分野を志す学生だけでなく、働きながら学ぶ勤労学生、また再履修を希望する社会人に対して就学の機会を保障し、昼間と同様に産業界が求めている専門職業人を養成するために設けられました。夜間主開講時間帯のみの履修で卒業することが可能ですが、昼間開講時間帯のフレックス履修、さらにはポートフォリオによる単位認定などの柔軟な履修制度を採り入れています。入学料と授業料は昼間に比べ割安です。※情報光システムコース(夜間主)については、情報系のみで、光系はありません。

    概要 本学部・学科では、理学と工学を学際融合的に捉え、確かな自然科学基礎力の上に多面的な専門分野統合型教育の導入により、俯瞰的な視野を有し、イノベーションを創出できグローバルに活躍できる高度専門職業人・研究者を育成します。 昼間・夜間主ともに、入学時に6コースに分かれて学びます。入学時にコース配属※を行いますが、1年次にコース志望調査を行い、2年進級時にコースが確定します。1年次に一定以上の成績を修めていると、入学時のコースを希望すれば、そのコースに確定します。また、他コースに受け入れ余裕があれば、成績によりコース変更が認められます。※情報光システムコース(昼間)については、さらに情報系と光系に配属します。

    理工学部

    常三島キャンパス

    理工学科

    求める人物像 【入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)抜粋】(理工学部)理工学科 自ら課題を探究し、未知の問題に対して俯瞰的視野から総合的な判断を下すことができる能力を兼ね備え、科学技術のイノベーションに柔軟に対応しながらグローバルに活躍できる理工系人材を養成します。そのため、理工学部理工学科では、次のような人物を求めています。関心・意欲・態度 科学技術の両輪となる理学と工学を融合した理工学の各専門分野に強い関心と学びに対する意欲があり、明確な目標をもっている人表現力 自分が伝えたいことを相手に表現できる人知識・教養 本学部の専門分野を学ぶために、高等学校等で修得すべき※理科系・文科系にわたる基礎的な知識・教養をもつ人思考力・判断力 今までの知識・教養をもとに、広い視野で論理的に思考を深めて適切に判断できる人主体性・創造性・協働性 多様な経験をもとに、主体的に創造性豊かな発想ができる人

    ※高等学校等で修得すべき具体的な内容■ 数学 ― 「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、「数学A」、「数学B」における内容の 理解と数学的思考力■ 理科 ― 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」、「地学 基礎・地学」(受験者が入学試験で利用する科目)における内容の理解と科 学的思考力■ 国語、英語 ― 国際社会で活躍する人材の素養としてのコミュニケーション 能力、読解力、思考力■ その他 ― 教養のある豊かな人間性をはぐくむために必要な、地理歴史、倫 理、政治・経済、現代社会などの素養と社会事象に対する関心や探究心

    取得できる学位・教員免許・資格等学位 ● 学士(理工学)教員免許・資格 応用理数コース(数理科学系)● 中学校教諭一種免許(数学) (*1) ● 高等学校教諭一種免許(数学・情報) (*1) (自然科学系)● 中学校教諭一種免許(理科) (*1) ● 高等学校教諭一種免許(理科) (*1) ● 毒物・劇物取扱責任者(選択する科目による)● 甲種危険物取扱責任者(受験資格) 社会基盤デザインコース● 高等学校教諭一種免許(工業) (*1) ● 測量士補● 技術士補 (*2)● 測量士(一定の実務経験必要)● 1級土木施工管理技士(受験資格) (一定の実務経験必要)● 2級土木施工管理技士(受験資格) (一定の実務経験必要)● 一級建築士(受験資格) (一定の実務経験必要) (*3)● 二級建築士(受験資格) (一定の実務経験必要) (*3)● 木造建築士(受験資格) (一定の実務経験必要) (*3)● 1級建築施工管理技士(受験資格) (一定の実務経験必要)● 2級建築施工管理技士(受験資格) (一定の実務経験必要)● 技術士(受験資格) (一定の実務経験必要)機械科学コース● 高等学校教諭一種免許(工業) (*1) 応用化学システムコース● 高等学校教諭一種免許(工業) (*1) ● 毒物・劇物取扱責任者(選択する科目による)● 甲種危険物取扱責任者(受験資格) 電気電子システムコース● 高等学校教諭一種免許(工業) (*1) ● 電気主任技術者(一定の実務経験必要)● 第一級陸上特殊無線技士● 第二級海上特殊無線技士● 第三級海上特殊無線技士● 技術士補 (*2) ● 第二種電気工事士(受験資格) (試験科目免除)● 技術士(受験資格) (一定の実務経験必要)情報光システムコース● 高等学校教諭一種免許(情報・工業) (*1)  『(情報)の免許の取得には、情報系が適しています。』

    (*1) 教員免許については、各コースの専門科目と関連のある教員免許を記載しています。(*2) JABEE認定の昼間のみ (*3) 建築士試験の受験資格を取得するには指定科目を必要単位数修得しなければなりません。

    本学のアドミッション・ポリシーには、上記のほか「入学者選抜の基本方針」「入学者選抜方法における選抜内容」「入学者選抜方法における重点評価項目」が掲載されています。

    「アドミッション・ポリシー」「教育課程編成実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」「学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」は、こちらのHPをご覧ください。パソコンをご利用の方は、本学ホームページ(http://www.tokushima-u.ac.jp/)の「入学希望のみなさまへ」→「入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)」をご覧ください。

    とくtalk (紹介記事抜粋版)大学広報誌記事を学部学科ごとに整理しています。「My Campus Life」「魅力ある授業」「最先端研究探訪」「研究室へようこそ」「先輩に続け」「サークル紹介」など、本学の魅力が満載です。 

    とくぽんtalk (本学のマスコットキャラクター「とくぽん」がお答えします。)「近くにコンビニってある?」「入学式」「通学方法」「サークルは?」など、思いついた文や単語で質問してみてください。 *「とくぽんtalk」はAI(人工知能)の技術を利用しています。 

    ※ホームページ閲覧にかかる通信料等の費用は利用者負担となります。また、動画を携帯電話・スマートフォン等の携帯端末機で閲覧する場合は、パケット通信料が著しく高額となるため、ご利用の際は、パケット定額サービス等、ご加入の端末機での利用をお勧めします。 

    学部紹介

    https://www.youtube.com/watch?v=CewCA5Y9nMshttps://www.tokushima-u.ac.jp/about/publicity/tokutalk_bak/welcom00.htmlhttps://taiwa.honbu.tokushima-u.ac.jp/taiwa/ui/tokuhttps://www.tokushima-u.ac.jp/admission/acceptance_policy/index.htmlnyusiテキストボックス↓クリックすると該当サイトへ ジャンプします。

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    常三島キャンパス

    理工学部

    理工学科

    理工学部 理工学科[学びのプロセス]

    1年次

    2年次

    3年次

    4年次 4年次

    3年次

    理 工 学 科 応用理数コース

    (数理科学系)(自然科学系)情報光システムコース(情報系)(光系)電気電子システムコース応用化学システムコース機械科学コース社会基盤デザインコース

    コース配属についてカリキュラムの特色 ①理学と工学の融合 ②他コース専門科目の履修 ③理工学の基盤となるSTEM科目群の体系化 ④6年一貫カリキュラムの設置 ⑤グローバル教育と展開

    2年次にコース変更を可能とする経過選択制の導入

    2年進級時 コース確定

    自由な時間の確保研究、留学、インターンシップなど

    3年次前期末に6年一貫

     カリキュラムを選択

    大学院先取り科目大学院接続科目

    左記カリキュラムに加えて4年次で履修

    1年後期(10月、2月) コース志望調査

    1年入学時 コース配属(出願時の志望順位、入試成績による)

     出願時の志望と入試の成績に基づいて入学時にコース配属されますが(一般入試合格者においては、9割を超える学生が第1志望コースに配属されています)、実際の大学教育に触れ、適性を再確認してからコース確定できるように、コース志望調査による見直しの機会を設けています。

    1年次にコース志望調査を行い、2年進級時にコースが確定します。1年次に一定以上の成績を修めていると、入学時のコースを希望すれば、そのコースに確定します。また、他コースに受け入れ余裕があれば、成績によりコース変更が認められます。 

     一人一人の学生にマッチしたコース配属が実現できるように、理工学部では担任制(学生少人数に対する指導体制)や履修相談室を設け、コース配属相談や学習意欲向上のためのサポートを行っています。

     卒 業 研 究 

    入学試験(推薦・一般)

    大 学 院就 職

    教 養 教 育 ● 一般教養教育科目群● グローバル化教育科目群● イノベーション教育科目群● 基礎基盤教育科目群● 汎用的技能教育科目群● 地域科学教育科目群● 外国語教育科目群

    教養教育の詳細はP7で紹介しています。

    STEM教育科目●STEM概論●STEM演習●理工系数学科目群●理工系物理学科目群 ほか

    STEM教育科目とは科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)4分野の理工学の基礎教育科目です。

    教養教育における英語教育終了後、専門科目として、上記科目を履修し、入学時から切れ目のない英語教育を実施します。

    専 門 教 育 科 目 

    ■ 応用理数コース (数理科学系) 代数学1,2、関数方程式1,2、基礎解析演習1,2、 モデリング理論、幾何学1,2 ほか (自然科学系) 量子力学、物性科学、無機・有機化学、適応進化学、 発生遺伝学、構造地質学、地層解析学 ほか■ 社会基盤デザインコース構造・水理・土質力学、都市・交通計画、コンクリート工学、環境を考える、建築製図 ほか

    ■ 機械科学コース機械設計製図、デジタルエンジニアリング、機械力学、メカトロニクス工学 ほか

    ■ 応用化学システムコース有機化学、物理化学、無機化学、化学反応工学、応用化学コース実験 ほか

    ■ 電気電子システムコース電気・電子材料工学、エネルギー工学基礎論、制御システム解析、電子回路設計 ほか

    ■ 情報光システムコース (情報系) アルゴリズムとデータ構造、コンピュータネットワーク、 ソフトウェア設計及び実験 ほか (光系) 基礎光化学、レーザー工学、光情報機器、 光導波工学、画像処理 ほか★他コース専門科目 他コースの専門科目を卒業単位とすることができます。

    グローバル教育科目

    ●雑誌講読 ●技術英語基礎●技術英語入門 ほか

    大学院2年次(6年次)

    大学院1年次(5年次)

    大学院2年次

    大学院1年次

    6年一貫カリキュラム

    常三島キャンパス

    理工学部 理工学科 ■ 応用理数コース(数理科学系・自然科学系) ■ 社会基盤デザインコース ■ 機械科学コース ■ 応用化学システムコース ■ 電気電子システムコース ■ 情報光システムコース(情報系・光系)

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    常三島キャンパス

    理工学部

    理工学科

    理工学科

    常三島キャンパス

    理工学部

    数理科学(数学、情報科学)と自然科学(物理、化学、生物、地学)の各分野から専攻分野を選択し、基礎から専門知識までを深く修得するとともに、工学系科目の履修を通じて「ものづくり」のマインドも身に付けます。社会の抱える諸問題に対して、理学的な立場から論理的かつ技術的なアプローチのできる人材を育成します。

    応用理数コース[受入目安 昼間 64名 / 夜間主 若干名]応用理数コースでは、2年次より数理科学系と自然科学系に分かれて学びます。1年次の成績が一定の基準を満たしていれば、いずれの系も選択可能です。

    VOICE VOICE

     数理科学系では、数学を学びたい人、コンピュータや情報科学に興味がある人、「数学」や「情報」の教員を目指す人などを広く求め、数学と情報科学の教育と研究を行っています。

    養成する具体的な人材像■ 数理的な構造を見出し、有効な数理的手法を応用・開発する能力をもった人材■ 数学・物理・化学科目の修得を通して、次世代材料・機器の研究開発を行える人材■ 地学・生物科目の修得を通して、防災・環境などの課題に取り組むことのできる人材■ 理学の深い知識を持ち、ものづくりの素養も備えた教員

    予想され�