HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO®...

8
HOBO® 温度/相対湿度 2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿 (精度は 2.5%以内) を記録します。HOBOware®を使用すると、特定の高い/低いセンサー 読値に対しアラームを作動させるように、簡単にロガーを設定することが出来ます。ある いは、特定の状況では異なる間隔でロガーがデータを記録するように、バースト・ロギン グを設定することもできます。また、ロガーは最小、最大、平均および標準偏差の統計を 計算することもできます。このコンパクトなデータロガーは、LCD 画面を内蔵し、読み出 し中に現在温度、相対湿度、ログ状態、バッテリ消費、メモリ消費量を監視できます。 仕様 温度センサー 範囲 -20°70°C 精度 ±0.21°C 50°C、プロット A を参照 解像度 25°C 0.024°C、プロット A を参照。 反応時間 空気流動 1 m/s (2.2 mph) の場合 4 ドリフト 1 年で<0.1°C RH センサー 範囲 1%95% 精度 ±10%90% RH の時±2.5%(標準) 最大±3.5% (25°C でヒステリシ ス含む) 10RH 以下と 90RH 以上は±5%(標準) 解像度 0.05% 反応時間 空気流動 1 m/s (2.2 mph) の場合 11 秒で 90% ドリフト 通常 1 年で<1% ロガー ロガーの作動範囲 ログ: -20°70°C095% RH (結露なきこと) 起動/読み出し: 0°50°CUSB 仕様に準拠 ログ率 1 秒~18 時間、12 分、15 ログモード 固定間隔(通常)、バースト、統計 メモリモード いっぱいの場合ラップ、またはいっぱいの場合、停止 スタートモード 即時、押しボタン、日時または次のインターバルボタン ストップモード メモリがいっぱいの場合、押しボタンまたは日時 再スタートモード 押しボタン 時間精度 25°C ±1 /プロット B を参照 電源 CR2032 リチウム電池 (3V) × 1 および USB ケーブル バッテリ寿命 通常 1 分のログ率で、15 秒以上間隔をあけてサンプリングした 場合、1 年間持ちます。 メモリ 128 KB (最大 84,650 の測定値) ダウンロードタイプ USB 2.0 インターフェース フルメモリダウンロード時 20 液晶ディスプレイ (LCD) LCD 50°C で表示され、この範囲以外の温度では反応が遅 くなったり、空白になったりすることがあります。 サイズ 3.66 x 8.48 x 2.29 cm 重量 30 g 環境評価 IP50 CE マークは、本製品が欧州連合 (EU) のすべての関連指令に準 拠していることを示します。 HOBO 温度/相対湿度 3.5% データロガー UX100-011 同梱品: コマンドタブ 両面テープ フック&ループファスナ ーテープ 必要品: HOBOware 3.4 以上 (www.onsetcomp.com/ hoboware-free-download) USB ケーブル

Transcript of HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO®...

Page 1: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO® 温度/相対湿度 2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル

18516-B

HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

度 (精度は 2.5%以内) を記録します。HOBOware®を使用すると、特定の高い/低いセンサー

読値に対しアラームを作動させるように、簡単にロガーを設定することが出来ます。ある

いは、特定の状況では異なる間隔でロガーがデータを記録するように、バースト・ロギン

グを設定することもできます。また、ロガーは 小、 大、平均および標準偏差の統計を

計算することもできます。このコンパクトなデータロガーは、LCD 画面を内蔵し、読み出

し中に現在温度、相対湿度、ログ状態、バッテリ消費、メモリ消費量を監視できます。

仕様

温度センサー

範囲 -20°~70°C

精度 ±0.21°C で 0°~50°C、プロット A を参照

解像度 25°C で 0.024°C、プロット A を参照。

反応時間 空気流動 1 m/s (2.2 mph) の場合 4 分

ドリフト 1 年で<0.1°C

RH センサー

範囲 1%~95%

精度 ±10%~90% RH の時±2.5%(標準) 大±3.5% (25°C でヒステリシ

ス含む) 。10%RH 以下と 90%RH 以上は±5%(標準)

解像度 0.05%

反応時間 空気流動 1 m/s (2.2 mph) の場合 11 秒で 90%

ドリフト 通常 1 年で<1%

ロガー

ロガーの作動範囲 ログ: -20°~70°C、0~95% RH (結露なきこと) 起動/読み出し: 0°~50°C、USB 仕様に準拠

ログ率 1 秒~18 時間、12 分、15 秒

ログモード 固定間隔(通常)、バースト、統計

メモリモード いっぱいの場合ラップ、またはいっぱいの場合、停止

スタートモード 即時、押しボタン、日時または次のインターバルボタン

ストップモード メモリがいっぱいの場合、押しボタンまたは日時

再スタートモード 押しボタン

時間精度 25°C で±1 分/月 プロット B を参照

電源 CR2032 リチウム電池 (3V) × 1 および USB ケーブル

バッテリ寿命 通常 1 分のログ率で、15 秒以上間隔をあけてサンプリングした

場合、1 年間持ちます。

メモリ 128 KB ( 大 84,650 の測定値)

ダウンロードタイプ USB 2.0 インターフェース

フルメモリダウンロード時

間 20 秒

液晶ディスプレイ (LCD) LCD は 0°~50°C で表示され、この範囲以外の温度では反応が遅

くなったり、空白になったりすることがあります。

サイズ 3.66 x 8.48 x 2.29 cm

重量 30 g

環境評価 IP50

CE マークは、本製品が欧州連合 (EU) のすべての関連指令に準

拠していることを示します。

HOBO 温度/相対湿度

3.5% データロガー

UX100-011

同梱品: • コマンド™タブ • 両面テープ • フック&ループファスナ

ーテープ

必要品: • HOBOware 3.4 以上

(www.onsetcomp.com/ hoboware-free-download)

• USB ケーブル

Page 2: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO 温度/相対湿度 2.5% データロガー (UX100-011) マニュアル

1-800-LOGGERS 2 www.onsetcomp.com

仕様 (続き)

ロガーのコンポーネントと作動

スタート/ストップ ボタン: このボタンを 3 秒押してデー

タのログを開始または停止させたり、次の同等間隔のロギ

ングインターバルでログを再開させたりします。これには、

[スタート] または [ストップ] ボタンを使用して、「次の押

しボタンでログを再開する」を選択し、HOBOware でロガ

ーを設定する必要があります (『ロガーのセットアップ』

参照)。このボタンを 1 秒押して内部イベント (『内部ロガ

ーイベントの記録』参照) を記録したり、LCD の電源を切

る選択項目が有効であれば、LCD 画面の電源を切ることも

できます (『ロガーのセットアップ』参照)。

バッテリトレイ: ロガー上部のバッテリトレイを取り外し、

ロガーのバッテリにアクセスします (『バッテリ情報』参

照)。

アラーム/ステータス ボタン: このボタンを使用して、作

動したアラームをクリア (『アラームのセットアップ』参

照) するか、[統計]、[アラーム読値]、[現在のセンサー読

値]を切り替えます。

取付ループ: 2 つの取付ループを使用し、フックアンドル

ープストラップでロガーを取り付けます (『ロガーの取り

付け』参照)。

温度センサー: このセンサーは RH センサーの右側にあり

ます。

RH センサー: RH センサーは LCD 画面右側にあるキャップ

に収納されています。

USB ポート: このポートを使用し (図に表示されていない)、USB ケーブルを介してロガーをコンピュータまたはシャト

ルに接続します (『ロガーのセットアップ』および『ロガ

ーの読み出し』参照)。

LCD 画面: このロガーは、現在の状態の詳細を表示する LCD画面を装備しています。この例は、LCD 画面で点灯するす

べての記号を示し、次の表では各記号の定義が示されます。

LCD シンボル 説明

ロガーは起動を待機中です。スタート/ストップボタンを 3 秒押し続けてロガーを起動します。

ロガーはストップボタンを有効にした状態で起動されました。スタート/ストップボタンを3 秒押し続けてロガーを停止させます。(注)スタートボタンでもロガーを起動した場合、このシンボルはディスプレイに 30 秒間表示されません。

バッテリインジケータは、おおよそのバッテリ残量を示します。

メモリがいっぱいになったとき、ログを停止するようロガーを設定してあります。メモリバーは、データの記録のためにロガーに残っているおおよその空き容量を示します。初めて起動したときは、バーの 5 つのセグメントはすべて空です。この例では、ロガーのメモリ容量はほぼいっぱいになっています(メモリバーの 1 セグメントのみ空です)

ロガーはログを停止しないよう設定してあります(ラッピング)。ロガーは、 も古いデータに 新データを上書きして、データの記録を無限に続けます。初めて起動されたときは、バーの 5 セグメントはすべて空です。この例では、メモリがいっぱい(5 つのセグメントがすべて埋まっている)になっていて、現在新しいデータは 古のデータを上書きしています。これはロガーが停止するか、バッテリが切れるまで継続します。 ロガーは現在ログ中です。

プロット A: 温度 精度および解像度

プロット B: 時間精度

温度 センサー

アラーム/ステータス スタート/ストップ ボタン

USB ポート

取付ループ

バッテリトレイ

取付ループ

LCD 画面

RH センサー

Page 3: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO 温度/相対湿度 2.5% データロガー (UX100-011) マニュアル

1-800-LOGGERS 3 www.onsetcomp.com

LCD シンボル 説明

センサー読値は、設定した上限/下限アラームを上回って/下回っています。「アラーム」シンボル (下記参照) が画面に表示されるまで、[アラーム/ステータス] ボタンを押して離してください。左側のシンボルは、HOBOware のアラーム設定方法によってクリアされます。ロガーの再起動時にアラームが消えるように設定されていた場合、このシンボルは LCD 画面上に残ります。そうでない場合、センサー読値がアラーム制限内に戻った場合、または [アラーム/ステータス] ボタンを 3 秒間押すとクリアされます。

アラームはいつでもクリアできます。HOBOware のアラーム設定で「ボタンを押してクリア」を選択している場合のみ、これは表示されます。[アラーム/ステータス] ボタンを 3 秒間押してアラームをクリアします。

これらのシンボルは、ロガーに対し一番 近計算された 大、 小、平均および標準偏差の値を示します (HOBOware でログモードが [統計] に設定されていた場合)。[アラーム/ステータス] ボタンを 1 秒押すと、利用できる各統計が順番に切り替わり、その後現在のセンサー読値 (該当する場合はアラーム値) に戻ります。

これはアラームを作動させたセンサー読値です。[アラーム/ステータス] ボタンを押して、読値を表示します。[アラーム/ステータス] ボタンをもう 1 度押すと、統計 (上記で定義) を切り替え、 終的に現在のセンサー読値に戻ります。

これは温度読値の例です。温度単位はHOBOware の設定によって決まります。摂氏と華氏を切り替えるには、ロガーを起動する前に HOBOware の [表示設定] を変更します。

これは RH 読値の例です。

特定の日/時にログを開始するよう設定されています。表示は、ログが始まるまで、日/時/分/秒までカウントダウンします。この例では、ログが始まるまで、5 分 38 秒残っています。

起動設定は HOBOware からロガーにロードされています。この処理の間は USB ケーブルを抜かないでください。

HOBOware からロガーに起動設定をロードするときに、エラーが起きました。USB ケーブルがロガーとコンピュータ両方に接続されていることを確認し、再び起動してみてください。

ロガーは HOBOware で停止されました、またはメモリがいっぱいです。

(注) • ログ時、LCD 画面を使用不可にできます。次のセク

ションで説明されるように、ロガーのセットアップ

時、[LCD の電源をオフにする (Turn LCD Off)] を選択

します。この選択項目が使用可能な場合、スタート/ストップボタンを 1 秒押してまだ一時的に LCD 画面

を表示できます。その後、LCD は 10 分間オンのまま

です。

• LCD 画面は、HOBOware で選択したロギングインタ

ーバルにかかわらず 15 秒毎にリフレッシュします。

15 秒以下のロギングインターバルを選択した場合、

データはより早い間隔で記録されますが、センサー

読値は 15 秒毎にのみ画面で更新されます。

• ロガーがログを停止したとき、LCD はロガーがコン

ピュータまたは HOBO U シャトルにアンロードされ

るまでオンのままです ([LCD の電源をオフにする

(Turn LCD Off)] 選択項目で起動された場合を除く)。ロガーがアンロードされ、コンピュータから外され

ると、LCD は 2 時間後に自動的に電源が切れます。

次にロガーがコンピュータに接続されたとき、また、

LCD の電源が入ります。

ロガーのセットアップ アラームの設定、ログの開始と停止の選択項目の選択、ロ

グモードの選択を含むロガーのセットアップに HOBOwareを使用します。

1. ロガーを接続し、[ロガーを起動] ウィンドウを開きま

す。ロガーをコンピュータに接続するには、付属の

USB ケーブルを使用します。HOBOware ツールバーの

アイコンをクリックするか、デバイスメニューから起

動を選択します。

重要: USB 2.0 仕様は、0°C~50°C の範囲外の作動を保証しません。

2. センサーを選択して、この展開にログインします。[温度] または [温度と相対湿度] を選択します。必要に応

じて、センサーのラベルを入力します。どちらのセン

サーも結露点を計算する必要があることに注意してく

ださい。結露点は、ロガーの読み出し後にプロッティ

ングに利用できる追加のデータ系列です。

3. アラームを設定します (オプション)。センサー読値が

指定値以上/以下の場合、アラームが起動するように設

定する場合は、[アラーム] ボタンをクリックします。

詳しくは、『アラームの設定』を参照してください。

4. フィルタ (オプション) を設定します。フィルタ処理さ

れた追加のデータ系列を作成するには、[フィルタ] ボタンをクリックします。フィルタ処理された系列は、

ロガーを読み出すと、自動的に利用可能です。

5. ロギングインターバルを選択します。ロギングインタ

ーバルを 1 秒から 大 18 時間、12 分、15 秒まで選択

します。

Page 4: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO 温度/相対湿度 2.5% データロガー (UX100-011) マニュアル

1-800-LOGGERS 4 www.onsetcomp.com

6. ログモードの設定を以下から選択します。

• 固定間隔固定間隔モードでは、前のステップで設定

した通常のロギングインターバルで常に記録されま

す。これはデフォルト設定です。

• バーストバーストモードでは、指定された条件を満

たしたとき、異なる間隔でログが行われます。詳し

くは、『バースト・ロギング』を参照してください。

• 統計統計モードでは、指定したインターバルでログ

中、サンプリング中に、すべての有効なセンサー用

に、 大、 小、平均および標準の偏差統計が計算

されます。詳しくは、『統計』を参照してください。

7. ログを開始する時間を選択します。

• 現在ログは直ちに開始します。

• 間隔をあける。選択したロギングインターバルによ

って、ログは次の同等間隔で開始します。

• 日/時ログは指定された日時に開始します。

• 押しボタンログの [スタート/ストップ] ボタンを 3秒押すと、ログは開始します。

8. ログを停止する時間を選択します。

• メモリがいっぱいになったとき。ロガーのメモリが

いっぱいになると、ログは終了します。

• (いっぱいの場合ラッピングを) 決してしません。ロ

ガーは、 も古いデータに 新データを上書きして、

データの記録を無限に続けます。ログモードで [バースト] が選択されている場合、このオプションは

利用できません。

• 押しボタンログの [スタート/ストップ] ボタンを 3 秒

押すと、ログは停止します。ログの開始に押しボタ

ンを選択した場合、ログが開始して 30 秒経つまで、

ログを停止できないことに注意してください。

押しボタン設定を選択すると、「ボタンでログを再

開」を選ぶ選択肢もあります。これで停止し、その

後ロガーの [スタート/ストップ] ボタンを 3 秒押すこ

とで、展開中にログを再開することが可能になりま

す。

重要:「ボタンでログを再開」が選択されていて、[スタート/ストップ] ボタンを使用してログを停止および

再開した場合、ボタンを押した時ではなく、次の同等

間隔で、ログが再開します。例えば、ロギングインタ

ーバルを 1 時間に設定して、ロガーが午前 7:00 にログ

を開始したとします。[スタート/ストップ] ボタンを押

してロガーを午前 8:45 に停止し、その後午前 10:15 に

ボタンを再び押した場合、ログは直ちに 10:15 に開始

しません。代わりに、ログは午前 11:00 に再び開始し

ます。11:00 は、1 時間のロギングインターバル設定に

基づく、次の同等間隔の時間です。従って、ロギング

インターバル次第で、ログを再開するためにボタンを

押した時間と、実際のログが開始する時間のずれが大

きくなることがあります。ロギングインターバルが速

くなるほど、ログが再開する前の経過時間が少なくな

ります。

• 特定の停止時間ログは指定された日時に開始します。

ロガーを押しボタンで停止する設定にし、さらに

「ボタンでログを再開」にしていた場合、[スタート

/ストップ]ボタンでログの停止と再開を何回にした

かにかかわらず、ロガーは選択された日にログを停

止することに注意してください。

9. LCD を on または off にし続けるかを選択します。LCDは、デフォルトではログ中オンのままです。[LCD を

off にする (Turn LCD off)] チェックボックスを選択する

場合、LCD は、ロガーがログ中、 新読値、状態、そ

の他の情報を表示しません。しかし、該当選択項目を

選べば、[スタート/ストップ] ボタンを 1 秒押して一時

的に LCD 画面をオンにできます。

10. [スタート] ボタンをクリックしてロガーを起動します。

ロガーをコンピュータから外し、取付材料を使用して

ロガーを展開します (「ロガーの取り付け」参照)。ロ

グを開始後、いつでもロガーを読み出せます (詳細は、

「ロガーの読み出し」参照)。

アラームの設定 センサー読値が指定値以上に上昇またはそれ以下に降下し

た場合、ロガーを作動させるようにアラームを設定できま

す。アラーム設定手順:

1. [ロガーを起動] ウィンドウから [アラーム] ボタンをク

リックします。[アラーム] ボタンが無効になっている

場合、ログモードが [バースト] に設定されていないこ

とを確認してください。(アラームは、ロガーが [通常] または [統計] モードになっている場合のみ設定できま

す。)

2. センサーを選択します。この例では、温度センサーが

選択されています。

3. センサー読値が高いアラーム値以上に上がったときに

アラームを作動させる場合、[高アラーム] チェックボ

ックスをオンにします。[高レベルアラーム] チェック

ボックスの横に読値を入力するか、[アラーム設定] ウィンドウ上方の赤いスライダーをドラッグします。

Page 5: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO 温度/相対湿度 2.5% データロガー (UX100-011) マニュアル

1-800-LOGGERS 5 www.onsetcomp.com

4. センサー読値が低いアラーム値以下に下がったときに

アラームを作動させたい場合、[低アラーム] チェック

ボックスをオンにします。[低レベルアラーム] チェッ

クボックスの横に読値を入力するか、下方の青いスラ

イダーをドラッグします。

5. アラームが作動する前の継続時間を設定します。

6. センサーアラームモードの [累積] または [連続] のどち

らかを選びます。[累積] を選択すると、ロガーの展開

中にセンサー読値が限界値外になった時間が、選択し

た継続時間に達した場合にアラームが作動します。[連続] を選択すると、センサー読値が限界値外になった

時間が、選択した継続時間に連続して達した場合にア

ラームが作動します。例えば、高温度アラーム値を

85°F、継続時間を 30 分に設定したとします。[累積] を選択すると、アラームは、ロガーの設定開始からセン

サー読値が合計 30 分 85°F 以上になった時点で作動し

ます。これは、センサー読値が午前に 15 分間 85°F 以

上になり、午後に再度 15 分間 85°F 以上になる場合が

当てはまります。[連続] を選択すると、アラームは、

センサー読値が連続 30 分間 85°F 以上になった場合の

みに作動します。

7. 必要に応じて、他のセンサーに対しステップ 2~6 を

繰り返します。

8. センサーアラームの作動後、ロガーにセンサーアラー

ムを持続させる期間を選択します。次回ロガーを再起

動するときまでアラームを LCD に表示させる場合、

「ホストはロガーを再起動しました」を選択します。

センサー読値が高および低アラームのレベルが正常範

囲に戻ったらアラームをクリアしたい場合、「センサ

ー読値は限界内」を選択します。ロガーの[アラーム/ステータス]ボタンを押すまでアラームをそのままにし

たい場合、「押しボタンでクリア」を選択します。

9. [OK] をクリックして、アラーム設定を保存します。

(注) • ロガーが起動すると、アラームは上記の設定によっ

て作動します。ロガーのアラームは LCD 画面に表示

されます。アラームリミットは、ロガーの LCD 画面

が 15 秒毎にリフレッシュするときにのみ確認され

ることに注意してください。

• 上限及び下限アラームリミットの実際の値は、ロガ

ーがサポートする も近い値にセットされます。例

えば、85°F に も近い値で、UX100 シリーズロガー

が記録できる値は 84.990°F、32°F に も近い値は

32.043°F です。さらに、センサー読値がロガーの仕

様である 0.02°C 解像度内の場合、アラームは作動ま

たはクリアされます。これは、アラームをトリガー

する値は入力された値とわずかに異なる可能性があ

ることを意味します。例えば、上限アラームが

75.999°F にセットされている場合、アラームはセン

サー読値が 75.994°F (0.02°C 解像度以内) のときに作

動します。

• ロガーを読み出すとき、センサーアラームが作動し

クリアされたときに表示される「チャンネル<#> アラームが作動しました」および「チャンネル<#> アラームがクリアされました」というイベントととも

に、上限と下限アラームがプロット上に表示されま

す。「チャンネル<#> アラームがクリアされました」

イベントは、アラームがクリアされる前に、センサ

ーの も遠い範囲外の値を含みます(実際の値は、

ポイント表を参照)。

バースト・ロギング バースト・ロギングは、指定条件を満たしたき、より頻繁

なログのセットアップを可能にするログモードです。例え

ば、ロガーは 5 分のロギングインターバルでデータを記

録し、温度が 85°F (上限) 以上または 32°F (下限) 以下にな

ったとき、バースト・ロギングは 10 秒ごとにログをとる

よう設定されていたと仮定します。これは、温度が 85°F~32°F の範囲内にある限り、ロガーは 5 分毎にデータを

記録することを意味します。例えば、一度温度が 90°F に

達すると、ロガーはより速いログ率に切り替え、温度が上

限 (このケースでは 85°F) 以下に戻るまで 10 秒毎にデータ

を記録します。そのとき、ログは通常のロギングインター

バルで 5 分毎に再開します。同様に、例えば温度が 30°F以下に下がったとき、ロガーは再びバースト・ロギングモ

ードに切り替え、10 秒毎にデータを記録します。温度が

元の 32°F 以上に上がると、ロガーは 5 分毎にログをとる

通常モードに戻ります。

バースト・ロギングのセットアップ手順:

1. [ロガーを起動] ウィンドウの [ログモード] で、[バース

ト] を選択します。このロガーで [バースト] がすでに

設定されている場合、[ロガーを起動] ウィンドウの [編集] ボタンをクリックします。バースト・ロギングと

アラームは同時に設定できないことに注意してくださ

い。また、バースト・ロギングが設定されている場合、 [ログを停止] オプションの「 (いっぱいの場合ラッピン

グを) 決してしません」は選択できません。

2. [バースト・ロギング] ウィンドウでは、センサーを選

択します。右の例では、温度センサーが選択されてい

ます。

3. センサー読値が上限値を超過したときにバースト・ロ

ギングが行われる状態にセットアップする場合は、[上限] チェックボックスをオンにします。値を入力する

か、上の赤いスライダー (右の例を参照) をドラッグし

ます。

Page 6: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO 温度/相対湿度 2.5% データロガー (UX100-011) マニュアル

1-800-LOGGERS 6 www.onsetcomp.com

4. センサー読値が下限値に達しなかったときにバース

ト・ロギングが行われる状態にセットアップする場合

は、[下限] チェックボックスをオンにします。値を入

力するか、下の青いスライダーをドラッグします。

5. 必要に応じて、他のセンサーに対しステップ 2~4 を

繰り返します。

6. ロギングインターバル以下の値で、バースト・ロギン

グインターバルをセットします。現在のバースト・ロ

ギングインターバルのいずれかを選択するか、[カスタ

ム] を選択して設定するインターバルを入力してくだ

さい。バースト・ロギング率がより頻繁になる度に、

バッテリ寿命に与える影響がより大きくなり、ログ期

間はより短くなることに注意してください。

7. 完了したら、[OK] をクリックします。これで [ロガー

を起動] ウィンドウに戻ります。[ロガーを起動] ウィン

ドウの [ログモード] の横の [編集] ボタンをクリックし

て、追加の変更をします。

(注)

• ロガーが起動されると、バースト・ロギングの上限

および下限は、ロガーの LCD 画面で 15 秒に 1 回リ

フレッシュされる場合にのみ確認されます。したが

って、ロギングインターバルを 15 秒未満にセット

し、センサー読値が限界値の範囲外になると、バー

スト・ロギングは次の 15 秒のリフレッシュ周期ま

で開始しません。

• 上限および/または下限は、複数のセンサーで設定さ

れ、その後高いまたは低い状態が範囲外になったと

きにバースト・ロギングが開始します。バースト・

ロギングは、すべてのセンサーの状態が正常範囲内

に戻るまで終了しません。

• バースト・ロギングの実際の限界値は、ロガーがサ

ポートする も近い値にセットされます。例えば、

85°F に も近い値で、ロガーが記録できる値は

84.990°F、32°F に も近い値は 32.043°F です。

• バースト・ロギングモードは、センサー読値が

0.02°C 解像度のロガーの仕様範囲内になったときに

開始または終了します。これは、バースト・ロギン

グをトリガーする値は入力された値とわずかに異な

る可能性があることを意味します。例えば、温度ア

ラームの上限が 75.999°F に設定されている場合、バ

ースト・ロギングはセンサー読値が 75.994°F (0.02°C解像度内) のときに開始します。

• 高いまたは低い状態が解消されると、ロギングイン

ターバル時間は、"通常モード"で 後に記録された

データ点ではなく、バースト・ロギングモードで

後に記録されたデータ点を使用して、計算されます。

例えば、ロガーのロギングインターバルは 10 分で、

9:05 にデータ点のログをとったと仮定します。その

後、上限を超過し、バースト・ロギングは 9:06 に開

始します。バースト・ロギングは、センサー読値が

元の上限を下回る 9:12 まで続きました。現在、通常

モードに戻り、次のロギングインターバルは 後の

バースト・ロギング点から 10 分後、またはこのケ

ースでは 9:22 になります。バースト・ロギングが行

われなかった場合、次のデータ点は 9:15 になるはず

でした。

• ロガーがバースト・ロギングモードに入るまたは終

了するたびに新しいインターバルイベントがプロッ

ト([プロットセットアップ] ウィンドウでプロッテ

ィングのイベントを選択した場合)上に表示されま

す。

統計 [統計]モードは、ログ中に 大、 小、平均および標準の

偏差統計を計算するログモードで、指定した比率で採集さ

れたサンプルに基づくロギングインターバルで結果を記録

します。その結果、各ロギングインターバルで、次の情報

を記録するセンサー1 つにつき 大 4 つの追加系列になり

ます。

• 大または 高のサンプリング値、

• 小または 低のサンプリング値、

• すべてのサンプリング値の平均、および

• すべてのサンプリング値の平均の標準偏差

例えば、温度と RH センサーの両方が有効にされ、ロギン

グインターバルは 5 分にセットされ、サンプリングイン

ターバルは 30 秒に ( 大、 小、平均および標準偏差の

すべてが有効にされた状態) セットされているとします。

一度ログが開始すると、ロガーは実際の温度と RH センサ

ーの値を 5 分毎に測定し記録します。さらに、ロガーは

30 秒毎に温度と相対湿度サンプルを採集し、一時的にメ

モリに保存します。次に、ロガーは前の 5 分間で収集し

たサンプルを使用して 大、 小、平均および標準偏差を

計算し、結果として生じた値のログをとります。ロガーを

読み出すと、10 データ系列という結果を生じます (結露点

などの派生系列は含まれません)。2 つのセンサー系列 (5分毎にログをとった温度および相対湿度データを含む) に加え、8 つの 大、 小、平均および標準偏差系列 (30 秒

のサンプリングに基き 5 分毎に計算およびログをとった

温度 4 つ、相対湿度 4 つ) となります。

統計の設定手順:

1. [ロガーを起動] ウィンドウから [統計] ボタンをクリッ

クします。このロガーで [統計] がすでに設定されてい

る場合、[ロガーを起動] ウィンドウの [編集] ボタンを

クリックします。

2. ログ中に算出する各統計の[ 大]、[ 小]、[平均] およ

び [標準偏差] チェックボックスをクリックします。[標準偏差] を選択している時は、[平均] は自動的に有効に

されていることに注意してください。重要:統計はす

べての有効にされたセンサーに適用されます。すべて

の選択された統計は、すべてのセンサーに対し(バッ

テリ電圧を除く)計算されます。例えば、温度と RHセンサーの両方が [ロガーを起動] ウィンドウで選択さ

れていて、[平均] を選択すると、その後温度と相対湿

度の両方の平均を計算します。さらに、記録する統計

が増えるほど、ロガー期間は減り、必要なメモリは増

加します。

Page 7: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO 温度/相対湿度 2.5% データロガー (UX100-011) マニュアル

1-800-LOGGERS 7 www.onsetcomp.com

3. サンプリングインターバルをセットします。その際、

ロギングインターバルより少ない係数にします。プリ

セットされているサンプリングインターバルか、[カス

タム] を選択して設定するサンプリングインターバル

を入力します。サンプリング率の頻度が高くなる都度、

バッテリ寿命に与える影響がより大きくなることに注

意してください。

4. 完了したら、[OK] をクリックします。これで [ロガー

を起動] ウィンドウに戻ります。[ロガーを起動] ウィン

ドウの [ログモード] の横の [編集] ボタンをクリックし

て、追加の変更をします。

一度ログが開始したら、ロガーの[アラーム/ステータス]ボタンを押して、LCD 画面の現在の 大、 小、平均および

標準偏差データを順番に切り替えます。一度ロガーを読み

出すと、統計系列をプロットできます。

ロガーの読み出し ロガーの読み出しには次の 2 つの選択肢があります。USBケーブルでロガーコンピュータに接続し、HOBOware を使

用して読み出すか、あるいは HOBO U シャトル (U-DT-1、ファームウェアバージョン 1.18m030 以上) に接続し、デ

ータファイルを U シャトルから HOBOware にアンロード

します。詳細については、HOBOware Help を参照してくだ

さい。

内部ロガーイベントの記録 ロガーの作動と状態を追跡するために、ロガーは次の内部

イベントを記録します。ロガーを読み出し、データファイ

ルを開いた後、これらのイベントを HOBOware でプロッ

トできます。

内部イベント名 定義

接続されたホスト

ロガーはコンピュータに接続されました。

開始された ログを開始するために、[スタート/ストップ] ボタンが押されました。

停止された ロガーは、データの記録を停止させるコマンドを受信しました (HOBOware から、または[スタート/ストップ]ボタンを押す)

ボタンアップ/ボタンダウン

[スタート/ストップ] ボタンが 1 秒押されました。

チャンネル <#> アラームが作動しました

センサーアラームが作動しました。#は、HOBOware の [ロガーを起動] ウィンドウに表示されるチャンネルまたはセンサー数です。

チャンネル <#> アラームがクリ

センサーアラームがクリアされました。#は、HOBOware の [ロガーを起動] ウィンド

内部イベント名 定義

アされました ウに表示されるチャンネルまたはセンサー数です。このイベントは、アラームがクリアされる前のセンサーの範囲から一番遠い値も含んでいます。

新しいインターバル

ロガーはバースト・ロギングモードに入り/終了しました。

安全なシャットダウン

バッテリ残量は 2.5 V 以下に低下しました。ロガーは安全なシャットダウンを行います。

ロガーの取り付け 付属の材料を使用してロガーを取り付ける方法はいくつか

あります。

• ロガーの裏面にはめ込まれている 4 個の磁石を使用

して、磁気面に取り付けます。

• 壁またはその他の平らな面に取り付ける場合、コマ

ンドタブをロガーの裏面に貼り付けます。

• 両面テープを使用してロガーを表面に貼り付けます。

• パイプや管類などの曲面にロガーを取り付ける場合、

ロガーの両側の取付ループにフックアンドループス

トラップを通します。

ロガーの保護 ロガーは、屋内で使用するように設計されており、濡れる

と永久的な損傷を受けることがあります。ロガーを結露か

ら保護してください。LCD 画面に [FAIL CLK] メッセージが

表示された場合、恐らく結露により内部ロガークロックに

故障があります。直ちにバッテリを外し、回路基板を乾か

してください。

(注) 静電気がロガーのログ停止の原因になることがありま

す。ロガーは 8 KV までテストされました、ロガーを保護

するため、身体を接地して静電気放電を避けてください。

詳細については、onsetcomp.com の FAQ セクションの

「静電気放電」を検索してください。

RH センサーの交換 内部RHセンサーは、機械的に損傷をしていたり、結露や

化学薬品にさらされた場合、交換する必要があります。交

換センサーはOnsetから入手できます (HUM-RHPCB-3A)。セ

ンサーの交換手順:

1. 反時計回りに4分の1ほどキャップを回して、ロガーケ

ースから外します。

2. RHセンサーをロガーケース内部の台から取り外し、処

分します。

キャップ

RH センサー

は、センサー

の黒い部分を

前に向けます

Page 8: HOBO® 温度 相対湿度 2.5%データロガー (UX100 … UX100...HOBO® 温度/相対湿度2.5%データロガー (UX100-011) マニュアル 18516-B HOBO 温度/相対湿度データロガーは、屋内環境で統合センサーを使用して温度と相対湿

HOBO 温度/相対湿度 2.5% データロガー (UX100-011) マニュアル

1-800-LOGGERS (564-4377) • 508-759-9500 www.onsetcomp.com/support/contact

© 2013–2016 Onset Computer Corporation. 無 断 複 写 ・ 転 載 禁 止 Onset 、

HOBO および HOBOware は、 Onset Computer Corporation の商標または登録 商標です。

その他のすべての商標は、各会社の財産です。 18516-B

3. RHセンサーの側面のみ (センサーの黒い部分には触ら

ない) 触れて、注意しながら台にあるL2とL3の印の間の

4つの穴に、それぞれ4つのピンを差し込みます (説明

用に下図は拡大され、ロガーケースのない状態です)。差し込むときは少し傾けてセンサーを持ち、ピンが穴

の中で止まるようにします。4つの穴に適切に配置さ

れると、センサーは真っ直ぐになるはずです。必要に

応じて、拡大鏡か明るい照明を使用して台の細部を見

ます。ステップ1の図で示されているように、センサ

ーの黒い部分は前を向いた状態であることに注意して

ください。

4. センサーを適切に配置したら、しっかりと固定される

までそっと押し下げます。

5. センサーの両側の溝にキャップのギザギザの面を合わ

せて、RHセンサーの上にキャップを被せます。キャッ

プが元の場所にはまるまで、時計回りに4分の1ほど回

転させます。

6. HOBOwareでロガーの状態を確認し、RH読値を点検し

ます。

バッテリ情報 ロガーには、3V CR2032 バッテリが入っています。予想バ

ッテリ寿命は、ロガーが配備される周囲温度、ロギングま

たはサンプリングのインターバル、コンピュータにアンロ

ードする頻度、バーストまたは統計ログモードがオンの場

合、アクティブなチャンネル数、バッテリ性能に基づき変

わります。1 分以上のロギングインターバルで、新しいバ

ッテリは一般的に 1 年持ちます。極端に高温または低温

に配備され、1 分以上の速いロギングインターバル、また

は 15 秒以上の速いサンプリングインターバルはバッテリ

寿命を短くすることがあります。 初のバッテリ条件およ

び作動環境の不確実性のため、推定は保証されません。

ロガーは、残っているバッテリ電圧が低すぎてログを継続

できない場合、USB ケーブルでも電源供給できます。ロガ

ーをコンピュータに接続し、[読み出し] ボタンをクリック

し、指示に従ってデータを保存します。再びロガーを起動

する前にバッテリを交換します。

バッテリの交換手順:

1. LCD 画面を上向きにしてロガーを持ち、バッテリトレ

イをロガーハウジングから引き出します。

2. 古いバッテリをトレイから外します。

3. プラス側を下にして新しいバッテリをトレイにセット します。

4. LCD 画面をまだ上向きのままの状態にして、トレイを

ロガーにスライドさせて戻します。LCD は、バッテリ

を適切に取り付けた後、“HOBO”を短く表示します。

警告:リチウム電池を切り開いたり、焼却したり、 85°C 以上で加熱したり、再充電したりしないでくださ

い。ロガーが極端な高温下におかれたり、バッテリケース

が損傷または破壊されるような状態におかれたりした場

合、バッテリが破裂することがあります。ロガーやバッテ

リを火気に投じないでください。バッテリの中身が水分に

触れないようにしてください。リチウム電池に関する地域

の条例に従って、バッテリを処分してください。

HOBOware は、デフォルトで使用不可にされていますが、

各ロギングインターバルで現在のバッテリ電圧を記録する

オプションも提供します。各ロギングインターバルでバッ

テリ寿命を記録すると、メモリを消費するため、ログ期間

を減らします。診断の目的のみでバッテリ電圧を記録する

ことをお勧めします。

RH センサーを L2と L3 の間の 4 つ

の穴に差し込み

ます

警告: センサーの側面のみ触れ

てください。ここに示す実際

のセンサー(黒いチップ)に

は絶対に触らないでくださ

い。黒い部分に触ると、精度

が低下することがあります

センサーの黒い部分

は必ず前に向いた状

態にします

ロガーから取り出さ

れたバッテリトレイ

プラス側を下にして

トレイにセットされ

ている CR2032 バッ

テリ