GL7000-PS-UM-101 - GRAPHTEC(GL7000-PS-UM-101) 第1版 発行 横浜市戸塚区品濃町503-10 Title...
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MANUAL NO.GL7000-PS-UM-101
取扱説明書
GL7000-PSDATA PLATFORM
2
1章 概要 1.1 概要 …………………………………………………………………………………………………………………………… 4
2章 センサとの接続
2.1 ディップスイッチの設定 …………………………………………………………………………………………………… 6
2.2 共和電業社製センサとの接続方法 ………………………………………………………………………………………… 6
2.3 その他センサとの接続方法 ………………………………………………………………………………………………… 7
3章 設定
3.1 設定 …………………………………………………………………………………………………………………………… 9
3.1.1 入力設定 ……………………………………………………………………………………………………………… 9
3.1.2 センサ電源設定 ……………………………………………………………………………………………………… 9
3.1.3 レンジ設定 …………………………………………………………………………………………………………… 10
3.1.4 スケーリング設定 …………………………………………………………………………………………………… 10
3.2 ゼロ点調整 …………………………………………………………………………………………………………………… 11
3.2.1 ゼロ点調整方法(CH個別設定)……………………………………………………………………………………… 11
3.2.2 ゼロ点調整方法(ユニット一括設定)……………………………………………………………………………… 12
3.2.3 ゼロ点調整範囲 …………………………………………………………………………………………………… 12
3.3 GL-Connectionとの接続について ………………………………………………………………………………………… 12
4章 仕様
4.1 GL7000-PS専用部の仕様 …………………………………………………………………………………………………… 14
目次
3
本章では、概要について説明します。
1.1 概要
本章の項目
1章 概要
4
このたびは、DATA PLATFORM 〈GL7000〉シリーズをお買上げいただき、誠にありがとうございます。
本説明書はGL7000-PSの専用部分のみを記載した物になります。
標準機能におきましては、GL7000標準付属の説明書をよくお読みいただき、正しくご利用いただけますようお願い申し
上げます。
GL7000-PSは、電源供給型センサを直接接続して、加速度測定を行う事ができます。
接続可能な電源供給型センサは、共和電業社製低容量加速度センサAMA-Aシリーズ又は同等品となります。
センサを接続できるユニットは、GL7-DCBとなります。
※GL7-DISP(表示ユニット:オプション)が必要です。
1.1 概要
はじめに
5
本章では、本器をご使用になる前の確認と準備について説明します。
2.1 ディップスイッチの設定 2.2 共和電業社製センサとの接続方法 2.3 その他センサとの接続方法
本章の項目
2章 センサとの接続
6
電源供給型センサを接続する場合、ひずみユニットのディップスイッチを下図の様に設定してください。
共和電業社製加速度センサ(AMA-Aシリーズ)と接続する場合、下図の様に接続します。
※センサを接続する前に、9頁の「入力設定」「センサ電源の設定」を実施してください。
(1)DSUB-NDIS変換ケーブル(B-561)をひずみユニットに接続します。
(2)加速度センサをDSUB-NDIS変換ケーブル(B-561)に接続します。
※加速度センサ、中継ケーブルは、共和電業社製となります。
2.2 共和電業社製センサとの接続方法
2.1 ディップスイッチの設定
1 2
ひずみユニット(GL7-DCB)
DSUB-NDIS変換ケーブル(B-561)
加速度センサ(AMA-Aシリーズ)※
中継ケーブル(TE-55)※
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電源供給型センサを接続する場合、下記の様に配線してください。
2.3 その他センサとの接続方法
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本章では、設定について説明します。
3.1 設定 3.1.1 入力設定 3.1.2 センサ電源設定
3.1.3 レンジ設定 3.1.4 スケーリング設定
3.2 ゼロ点調整 3.2.1 ゼロ点調整方法(Ch個別設定) 3.2.2 ゼロ点調整方法(ユニット一括設定) 3.2.3 ゼロ点調整範囲
3.3 GL-Connectionとの接続について
本章の項目
3章 設定
9
ここでは電源供給型センサを使用する為の設定を説明します。
標準機能に関しましては、GL7000標準付属の説明書を参照してください。
3.1.1 入力設定
「ホーム」→「アンプ設定」→「チャネル設定」→「設定」とタッチすると、下記の画面が開きます。
入力を、”電源供給型”に設定します。
3.1.2 センサ電源設定
「ホーム」→「アンプ設定」→「チャネル設定」→「設定」→「その他」とタッチすると、下記の画面が開きます。
センサ電源を設定してください。
センサ電源は、1V、2V、2.5V、5V、10Vの設定ができます。
接続するセンサの仕様を確認して頂き、推奨電源電圧を設定してください。
・使用するセンサの電源定格を超える電圧は、設定しないでください。センサが破損します。
・センサ電源の出力電流は、最大で10mAです。
消費電流が10mAを超えるセンサは接続できません。
3.1 設定
10
3.1.3 レンジ設定
「ホーム」→「アンプ設定」→「チャネル設定」→「設定」とタッチすると、下記の画面が開きます。
測定レンジを設定してください。
センサの定格出力電圧を見て、適切なレンジに設定してください。
3.1.4 スケーリング設定
スケーリングを設定する事で、電圧値を物理量に変換する事ができます。
「ホーム」→「アンプ設定」→「チャネル設定」→「設定」→「スケーリング」とタッチすると、下記の画面が開きます。
スケーリングを設定してください。(下記設定例を参照してください)
<センサの試験成績書例>
・校正係数 :23.757m/s2/V
<スケーリング設定例>
・測定値(上限値):1.0000を入力
・測定値(下限値):0.0000を入力
・出力値(上限値):23.757を入力 (センサの検査成績書記載の校正係数)
・出力値(下限値):0.0000を入力
・単位 :m/s2を入力
※上図設定の場合、センサからの出力電圧0~2Vを、0~47.514m/s2の加速度に変換して表示します。
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本器は、現在入力されている値をゼロに調整する機能があります。
ここでは、ゼロ点調整機能について説明します。
<ゼロ点調整前> <ゼロ点調整後>
3.2.1 ゼロ点調整方法(CH個別設定)
「ホーム」→「アンプ設定」→「チャネル設定」→「設定」→「その他」とタッチすると、下記の画面が開きます。
ゼロ点自動調整の実行をタッチすると、ゼロ点調整を実施します。
ゼロ点調整中は、メッセージが表示されて、ひずみユニットのLEDが点滅します。
入力電圧によっては、ゼロ点の自動調整ができない事があります。
調整可能な電圧は、「3.2.3ゼロ点調整範囲」を参照してください。
3.2 ゼロ点調整
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3.2.2 ゼロ点調整方法(ユニット一括設定)
ひずみユニットの「BAL.」ボタンを押すことで、ユニット一括でゼロ点調整を実施することができます。
ゼロ点調整中は、メッセージが表示されて、ひずみユニットのLEDが点滅します。
BALボタンを押したユニットの入力が、「ひずみゲージ」「ひずみセンサ」「電源供給型」に
設定されているチャネルのゼロ点が、一括設定されます。
3.2.3 ゼロ点調整範囲
ゼロ点調整ができる電圧範囲は、下表の様になります。
GL7000-PSの専用機能については、PCソフトウェアのGL-Connectionで制御する事はできません。
GL7000-PSで収録したデータは、GL-Connectionで再生表示する事ができます。
GL-Connectionにつきましては、標準付属の説明書を参照してください。
設定レンジ ゼロ点調整範囲
1mV
±35mV
2mV
5mV
10mV
20mV
50mV
100mV
±150mV 200mV
500mV
1V
±1.5V 2V
5V
3.3 GL-Connectionとの接続について
BAL.ボタン
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本章では、仕様について説明します。
4.1 GL7000-PS専用部の仕様
本章の項目
4章 仕様
14
項目 仕様
測定レンジ 1・2・5・10・20・50・100・200・500mV・1・2・5V
入力抵抗 10MΩ以上
測定精度(23±5℃)
・電源投入後30分以上
・フィルタLine
・GND設置
・ゼロ点調整実施後
± (0.2% of F.S. +10μV)
周波数応答 DC~20KHz
センサ電源
電圧 : DC1・2・2.5・5・10V
精度 : ±0.2%
出力電流 : 最大10mA
温度係数
<利得>
±0.02% of F.S. / ℃
<ゼロ>
1~10mVレンジ : 0.1% of F.S. / ℃
20mV~5Vレンジ : 0.02% of F.S. / ℃
最大入力電圧
入力端子(+)/入力端子(-)間:10Vp-p
入力端子(-)/入力端子(-)間:10Vp-p
入力端子(-)/GND:60Vp-p
コモンモード除去比 80dB以上(50/60Hz 信号源300Ω以下)
ノイズ 1~10mVレンジ : 50μV以下
20mV~5Vレンジ : 48dB以上(+/-ショートにて)
フィルタ
L.P.F:OFF・Line(1.5Hz)・3・6・10・30・50・60・100・300・500Hz、
1・3・5・10KHz at -30dB/oct
A.A.F:OFF、ON(アンチエリアジングフィルタ)
4.1 GL7000-PS専用部の仕様
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グラフテック製品に関して、ご相談・ご用命を承ります
この商品の操作に関するお問い合わせは、下記のコールセンターにご連絡ください。
●ナビダイヤル:0570-016262(コールセンター)
ただし、通話地域制限がある内線電話からはご利用できません。全国通話ができる電話機をご使用ください。
また、携帯電話をご使用の場合、ナビダイヤルにつながらない事があります。
その場合は、045-825-6382におかけください。
サプライ品および製品修理に関して、ご相談・ご用命を承ります
ご採用いただいた製品を常に最良の状態でお使いいただき、そして万一の故障修理がお客様の近くで迅速にサービスでき
るように、サービス拠点を配置しています。サービスおよび純正サプライ品についてのご相談・ご用命は、当社製品販売
代理店、または下記のコールセンターへお問い合わせください。
●ナビダイヤル:0570-016262(コールセンター)
グラフテック製品に関する最新情報やサポート情報は、こちらのURLからご覧いただけます。
http://www.graphtec.co.jp
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●本書の記載事項は、お断りなく変更することがありますのでご了承ください。
GL7000-PS取扱説明書 2016年9月23日発行
(GL7000-PS-UM-101) 第1版
発行 横浜市戸塚区品濃町503-10