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Page 1: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

BRAND BOOKブ ランドブック

Page 2: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。

その価値とは、どのようなものでしょう。

コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。

外からどう見られているかだけではなく、

私たちがどのような気持ちで社会やステークホルダーと向き合うのか。

その両方がそろって、はじめてカタチになるものです。

だからこそ、大切なことは、社員一人ひとりが、考え方を共有すること。

社会やお客さまとの関係を、大切にしていくこと。

本書は、そのベースとなる考え方を記しています。

コーポレートブランドの価値を高め、

そしてそれを、グループの競争力につなげるために。

ぜひ一緒に考えていきましょう。

三菱地所グループが大切にする、コーポレートブランドとは。

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所期奉公 処事光明 立業貿易

事業を通じ、物心共に豊かな社会の

実現に努力すると同時に、かけがえの

ない地球環境の維持にも貢献する。

三菱地所グループのブランドを語る上で、「三綱領」はすべてのベースとなる考え方です。

三菱グループ経営理念として140年余も引き継がれてきたその精神は、

三菱地所グループにあっても普遍的な価値観です。

これから先も、社会への貢献、活動の透明性、世界的な事業展開と、

この三綱領に則した事業展開は変わることはありません。

また、140年間変わらない価値観を貫いているブランドは多くないはずです。

その意味でも、私たちはとても貴重な資産を持っていると言っても過言ではないでしょう。

公明正大で品格のある行動を旨とし、

活動の公開性、透明性を堅持する。

全世界的、宇宙的視野に立脚した

事業展開を図る。

三菱「三綱領」

三綱領と三菱地所グループブランドの関係

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私たちは、住み・働き・憩う方々に満足いただける、地球環境にも配慮した魅力あふれるまちづくりを通じて、真に価値ある社会の実現に貢献します。

法と倫理に基づいて活動し、常に自らの行動を謙虚に振り返り、社会とのコミュニケーションを大切にすることで、公正、透明で信頼を第一とした企業活動を行います。

三菱地所グループの事業は、お客さま、株主、地域社会などさまざまなステークホルダーとの関わりの中で成立しています。そのみなさんと対話をしながら魅力あふれる街づくりを通じて社会に貢献するために、基本使命と行動憲章を定めています。三綱領と同じく、私たちのブランドを考える上で重要な指針です。

お客さまの立場で考え、安全でより良い商品・サービスを提供するとともに、情報を適切に開示します。

自らの成長をめざし、個々の人権や多様な考え方を尊重し、創造性・専門性を高めながらチームとして総合力を発揮します。

私たちは、基本使命を実践するために以下の通り宣言し、実行します

三菱地所グループ基本使命

三菱地所グループ行動憲章

私たちはまちづくりを通じて社会に貢献します

1.私たちは誠実に行動します

基本使命と行動憲章

2.私たちはお客さまからの信頼を得られるよう努めます

3.私たちは活力のある職場づくりに努めます

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Page 5: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

守るべきブランド価値

ステークホルダーに対して提供する価値

私たちが提供する価値の核心は、「本質的な価値」と「夢や感動」です。私たちはずっと、流行に流されることなく、お客さまをはじめとするステークホルダーにとって何が「本質的な価値」なのかを見つめ続けてきました。そして「本質的な価値」の追求こそが、時代を超えてほんとうの意味での「夢や感動」をもたらすのです。

強めていくべきブランド価値

競争環境の変化や事業領域の拡大に対応し、さらなる飛躍を遂げるために必要なことは、時代の先にあるニーズを捉え、新たな「価値」を創造していくことです。また、価値創造のために社員が一人でできることには限界があり、組織内はもちろん、組織を超えたチームワークが求められることになります。「価値創造志向」とは、こうした実践と、それを常に心がける姿勢です。

「顧客志向」とは、常にお客さまの目線で物事を考え、お客さまの本当のニーズを汲み取り、お客さまの最良の理解者として全力を尽くすことです。

真の顧客志向、価値創造志向を貫くためには、慣例や前例にとらわれない思い切った取り組みが必要です。そのためには、私たち自身の意識や行動を変えていくことも重要です。短期的にはリスクと映ることもありますが、中長期的に見れば、変わらないことこそ、リスクなのです。積極果敢な「チャレンジ精神」が、今、求められています。

私たちは創業以来一貫して、「誠実」に行動する姿勢を大切にしてきました。そしてその結果として築きあげた「信頼」は、一朝一夕では決して得ることのできないものです。この「誠実」な姿勢と築きあげた「信頼」は、これからも、変わらず守り続けていくべき、かけがえのない資産です。

この5つの目指すべき方向性は、2007年当時グループが抱える課題から生まれたもの。そしてその考え方は、現在も変わっていません。守るものは守り、攻めるべきは攻める。ブランド価値を高めていくために、常に意識しておきたい考え方です。

誠実・信頼

本質的な価値・夢や感動

価値創造志向

顧客志向

チャレンジ志向

三菱地所グループが目指すべき方向性

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Page 6: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

ブランドスローガン (ブランドステートメントをメッセージ性を持つ短いフレーズに昇華させたもの)

ブランドステートメント (「三菱地所グループが目指すべき方向性」をステークホルダーに対する約束として明文化したもの)

ブランドスローガンに込めた想い

「人」とは、お客さまやグループ社員をはじめとする三菱地所グループの全てのステークホルダーを表した言葉です。街に住む人、街で働く人、街に訪れる人。どうすればそのお一人お一人に喜んでいただくことができるか。幸せになっていただけるか。夢や感動を感じていただけるか。絶えずその答えを追い求めて日々の仕事に向き合って行く。そして街づくりにたずさわる私たちグループ社員一人ひとりも仕事を通じて、夢や感動を共有できるような職場環境を育んでいく。「人を、想う」は、こうした私たちの姿勢、意思を集約した言葉です。

常に誠実な姿勢で、お客さまの求める本質的な価値とは何かを考えつづける。街に新たな価値を絶えず創造して、夢や感動を提供しつづける。そしてその結果として、信頼を勝ち得ていく。「想う力」は、こうした三菱地所グループの社員一人ひとりが誠実に価値創造に取り組む姿勢、チャレンジする姿勢を集約した言葉です。

「新たな価値を創造する」「夢や感動をお客さまと共有する」ためには、慣例や前例にとらわれない積極果敢なチャレンジが必要不可欠です。変わらないことこそが、リスクなのです。「チャレンジを続けます」には、信頼され、選ばれ続ける三菱地所グループの確立に向けて、絶えず自己変革、挑戦を続ける、という強い決意が込められています。

三菱地所グループの事業領域は、全て「街」に関わりを持ちます。「街」という言葉を見れば、積み重ねてきた歴史や伝統、そして三菱地所グループの一員であることの誇りや使命感が、私たちの心に湧き上がるはずです。「街」を通じて社会に貢献するために、これからも「街」を舞台に、新たな価値創造や環境との共生に挑戦する。「街を、想う」は、こうした私たちの姿勢、意思を集約した言葉です。

人を、想う力。街を、想う力。

私たち三菱地所グループは、チャレンジを続けます。

を、想う を、想う

街に、住む人。働く人。訪れる人。

そのひとりひとりの時間が、豊かで満ち足りたものになるように。

さまざまな人との出会いが、心ときめくものになるように。

私たち三菱地所グループは、

さまざまな空間やサービスに求められる

本質的な価値を、ずっと追求してきました。

これからも時代の先を見通して、

お客さまひとりひとりの声に誠実に耳を澄ますことで

真に求められる価値を創造していきます。

そして、私たち自身もその仕事を通してワクワクし、

ほんとうの感動をお客さまと共有したいと願っています。

そのために、私たちは常にチャレンジを続け

自分たち自身も変わり続けていきます。

想う力 チャレンジ

人 街

を続けます

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三菱地所グループが目指すべき方向性

企業グループとして大切にする価値

経営計画で重視する価値

守るべきブランド価値

ステークホルダーに対して提供する価値

強めていくべきブランド価値

基 本 使 命

行 動 憲 章

行 動 指 針

5つのValue

ブランドスローガン

ブランドステートメント

行動や倫理の規範

三 綱 領

2020年に向けた中長期経営計画

私たちはまちづくりを通じて社会に貢献します

(所期奉公 処事光明 立業貿易)

「三菱地所グループが目指すべき方向性」 をステークホルダーに対する約束として明文化したもの

「人を、想う力。街を、想う力。私たち三菱地所グループは、チャレンジを続けます。」

・Innovative・ Eco-conscious・Customer-oriented・Global・As One Team

誠実・信頼

本質的な価値・夢や感動

顧客志向・価値創造志向・チャレンジ志向

・私たちは誠実に行動します・私たちはお客さまからの 信頼を得られるよう努めます・私たちは活力のある 職場づくりに努めます

・経営者の責務・誠実な企業活動実践のための指針・社会と良好な関係を築くための指針・職場における指針

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Page 8: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

私たちのつくっているもの。

それは、建物というハードだけではありません。

そこで働いたり、遊んだり、暮らしたりする、

すべての人のことを想像してつくられる、いわば、

「人を、想う力。」

「街を、想う力。」の結集です。

ここからは、そのひとつひとつの想い、

つまりグループ社員のみなさんや、

街の人たち、お客さまの想いを、

具体的に紹介していきます。

そのひとつひとつに、人を、街を、想う力が集まっている。

あなたと違う仕事の中にも、

意外な共通点がみつかるかもしれません。

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Page 9: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

ビルはつくってしまうと50年以上変えられません。一過性のものでは街のためにならないと考えます。いまは、会社に来なくても仕事ができる時代になりました。じゃあ次はどうなるのか。ちょっと先を考えながら、新しいビルをつくることが大切だと考えています。 ビル営業

「私にしかできない資料づくり」って何だろう。そう考えて、私の地元で土地探しをしていたお客さまに、土地勘を活かして周辺の動画を撮影したり、奥様が出産間近だったので、近くの育児制度等を資料にまとめた。残念ながら成約には至らなかった。条件面で折り合いがつかなかった。でも嬉しかったことがある。奥様から、出産のご報告をいただいた。 戸建営業

嬉しかったことがの

不動産屋だけど、テナント様と話すのでファッショントレンドを勉強しないとついていけません。でもそうやって学んだ事が、街を考えるための新しい発想につながっていたりします。この場所、意外とこういうブランドが面白いかも!とか。 商業施設営業

防災でいちばん大切なこと。それは「誰かの助けを待つ人」ではなく、誰かを助けられる人を一人でも多く増やすこと。ただ避難訓練を行うのではなく、それぞれの住まいの防災力を高めるための訓練を、住む方と一緒に取り組んでいます。災害時にトイレはどうするのか、お互いの安否確認はどうするのか、など。どんなに災害のために設備を整えても、使いこなせないと防災にはなりません。 マンション商品企画

に設備をないと

品企画

テナントの入り方によって、人の流れは変わる。だからこそ、ひとつひとつのテナントを大事にしながら街全体のことも考えています。テナントの皆様にも街づくりに参加していただいている。そんな感覚です。そして…テナント様という他社の方の力を借りて、街づくりをしていることがオモシロイです。 商業施設運営

です。運営

街づくりは、正解はひとつじゃないと思います。いま街にいる人を考えるのがすべてじゃない。「来てほしい人」を考えると、答えは無数にあるので。どんな人がやってくるかを、広く想像することが大事だと思います。それに、地域・時代によって求められるものも変わります。考えるのは大変だけど、考え抜いたと思えたときは、自信を持って前に進めているような気がします。 ビル開発

、考 抜って前にがします。

私たち三菱地所グループの仕事は、必ず「人」や「街」に関係しています。

それはつまり、グループで働くすべての人の日常の仕事の中に、

人や街を「想う力」が、存在するということ。

一人ひとりの中にある、人を、街を想う力を、ご紹介します。

ビルには、性格がある。

ビル管理は、とても息の長い仕事。担当するビルの多くは、

自分の入社前に竣工したものです。そんなビルのひとつひとつに、

人と同じように「性格」や「くせ」のようなものがあって。

このビルはこのあたりの空調がちょっと弱い、とか。

それを知っていることは、メンテナンスのスピードや精度をあげます。

それは、テナント様を想う力にも通じると思います。

テナント様からの期待に応えるために大切なのは、

ビルの個性を共有し、受け継いでいくこと。タテと、ヨコです。

チーム内での情報共有と。私の次の世代に託すこと。

ビル管理

オーナーを尊重するのはもちろん、他の地権者、共同事業者、行政、施工者等、さまざまなステークホルダーと街全体のコンセンサスを取りながら進めるのが三菱地所の街づくりだと思います。時には相反する意見の調整も必要。たとえ時間と労力がかかっても。エリア全体で価値をあげるために、社外の人を含めたチームワークが重要です。 ビル営業

投資家の中で、長期的に保有されてる方からは、テナント様との長期のリレーションづくりを評価されることが多いです。やっぱり街づくりには信頼関係が大切なのだと実感します。また、テナント様だけでなく一般のお客さまが集まって喜んでもらえてるかも重要です。そして個人的には、IRは広い意味で三菱地所グループのファンづくりを担っている。大事な仕事だとも思っています。 コーポレートスタッフ

普段の仕事の中にある、「人を、想う力。」「街を、想う力。」

あなたの思う、「人を、想う力。」「街を、想う力。」はなんですか? インタビュー

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ロイヤルパークホテルに、連泊をしました。2日とも朝食会場に行きました。2日目、私が何も言わなくても私の好み通りのオムレツを焼いてくださいました。きっとシェフが私の顔を覚えていてくれたんですね。 ホテル宿泊客

チェックイン時に、些細なことですがホテルのスタッフのステキな笑顔に出会い、これまでにない家庭的な雰囲気で過ごすことができました。シャトルバスを降りた時、スタッフの方から名前で呼ばれましたが、毎回うれしいものですね。 ホテル宿泊客

営業担当の方の対応で、ザ・パークハウスにしようと思いました。営業というより、良き相談相手のようでした。自分のペースで進めずに、こちらの悩みにも親切に、建設的な意見を言ってくれる姿勢がうれしかったです。 マンション居住者

丸の内の発信力、信頼感を活かした、日本の技術や文化の国内外への発信など、日本全体の活性化に貢献する取り組みを、もっとしてほしい。丸の内には、その力があると思う。 丸の内勤務者

週末によく利用しています。ある日、清掃担当ではなさそうな従業員の方が、小さな紙くずを見つけて当たり前のように拾っていました。いつも気持ちよくすごせているのは、そんなゴミのないキレイな環境だからかも知れませんね。 商業施設利用客

三菱地所の商業施設でフィットネスクラブの店長をしています。

私の店舗でトラブルがあり、他のテナントさんに

迷惑をかけてしまうことがありました。

そのテナントさんに謝罪をするために伺った際、

私はちょっと感動してしまいました。三菱地所グループの

担当の方が、私より先に「この度は申し訳ありません」

と頭を下げていたからです。自分は全く悪くないのに。

私の立場にたって考えてくれている。そう実感した瞬間でした。

テナント店舗 店長

トラブルの対応が、うれしかった。

世界中で街づくりを手がける三菱地所グループ。

自分のつくったものが、誰かの大切な想い出になる。それはとても幸せな仕事。

街の人たちや、お客さまの声に、耳を傾けてみませんか。

きっとそこには、ブランドを成長させるヒントが隠れているはずです。

てくれたんですね。泊客

三菱地所グループが東日本大震災の経済復興プロジェクトとして、缶詰を作っていると聞いて驚きました。違う事業領域だと感じたので。でも、なるほどなと思いました。街づくりという視点で考えても、人のためという視点で考えても、どちらも貢献していますよね。 投資家

ても、どちらも貢献してい資家

丸の内は10年前と大きくイメージが変わりました。商業やイベントのおかげで街に活気が出たと思います。イベントやセミナー、私も参加するのですが、あまり知られていないように思います。もっと告知を積極的にしてもいいのでは、と思いました。 丸の内勤務者

いました。

環境だからかも知れませんね。 商業施設利用客

た。

街の人やお客さまの声に、 耳を傾けてみませんか。

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Page 11: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

人も街も、日々成長しています。街づくりに完成はありません。

だからこそ三菱地所グループ社員は、

街で働き、住み、憩う人たちが

もっと心地よくすごせるように、

常に新しい何かを考える必要があります。

そんな、人と街を想う気持ちこそが、

ブランドを成長させるエンジン。

街をぼんやり眺めながら、街の人の気持ちを想像したり、

その街のことを何となく考えていたり。

そんな経験はありませんか?

それはあなたの中に、

三菱地所グループのブランドが生きている証拠。

人を想い、街を想うという、他に類を見ないこのブランドを、

もっともっと、成長させていきましょう。

私たちの仕事のすべてが、三菱地所グループブランドと関係しています。

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Page 12: ブランドブック BRAND BOOK三菱地所グループには、長い歴史の中で培ってきたブランド価値があります。その価値とは、どのようなものでしょう。コーポレートブランドは、社会からの期待であり、ステークホルダーに対する約束。外からどう見られているかだけではなく、

三菱地所グループはこうである、

ということを、すべてのお客さまに約束する。

それはとても責任のあることでもあります。   

信頼は、すぐには築けません。でもたった一度の

ボタンの掛け違いからでも、簡単に失うもの。

長く培ってきた三菱地所グループブランドを、

大切にしなければなりません。

今、日本の社会は転換期にあります。

だからこそ。何を大切にするのかを定める必要があります。

ブランドスローガンやステートメントは、

ひとりひとりが自分ごととして考え、

日々の業務の中で取り組んでこそ意味があります。

コーポレートブランドに誇りを持ち、高めようと考え抜く、

そんな社員が何人いるかが、

企業グループの競争力の源です。

ひとりひとりに、かかっています。

ぜひ、一緒につくりあげていきましょう。

三菱地所株式会社取締役社長 杉山博孝

三菱地所グループのみなさんへ

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