ドキュメント1 (Page 2)南側窓からの昼光を効果的に利用して...
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両方を満たすなら- - > >[L ow - E複層ガラス]�
デザインも�省エネ性能も!
大開口でも�暖冷房・照明電力を�約40%省エネ!�
暖冷房負荷を�気にせずに自由な�開口部設計ができる�
板硝子協会�
ガラスファサードのような大開口は、室内の暖冷房負荷を高めてしまうので省エネを
重視する施主様には提案しにくい。そんな常識を覆すのが、遮熱性能に優れた「Low-
E複層ガラス(エコガラス)」。大開口部に用いても、室内の暖冷房や照明電力を
抑えることができるので、建物のデザイン性と省エネ性能の両立が可能です。�
FLAT GLASS MANUFACTURERS ASSOCIATION OF JAPAN
Energy Conservation
Low-E複層ガラス�(エコガラス)�
省エネ効果シミュレーション�
Eゾーン�Wゾーン�
Nゾーン�
Sゾーン�
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南側窓からの昼光を効果的に利用して�透明板ガラスに比べて、最大約4 0%省エネ
※1
従来、建物の窓面積を大きくすることは、暖冷房負荷を高めてしまい、消費エネルギーを増加させ
ると考えられていました。しかし、断熱性・遮熱性に優れたLow-E複層ガラスと、窓際の照明コン
トロールを採用することで、開口面積の大きいガラスファサード等でも消費エネルギーを大幅に低
減することができます。建築物のデザイン性や開放感のある室内空間を確保しつつ省エネルギ
ーを実現するLow-E複層ガラスを、ぜひみなさまの建築設計にお役立てください。�
上記グラフは、別途記載の計算方法・条件に則って、建物の開口率と室内でのエネルギー消費量の関係をガラス種類別(照明制御有・無)に示したものです。Low-E複層ガラス+照明制御の組み合せでは、開口率が大きくても、消費エネルギーを大幅に抑えることがわかります。�
Low-E複層ガラス�(エコガラス)�
省エネ効果シミュレーション�
開口率と一次エネルギー消費量の関係(南面)�
透明単板�透明複層�Low-E複層�
照明制御あり�
透明単板�透明複層�Low-E複層�
照明制御なし�
一次エネルギー消費量(ペリメータ・ゾーン)�(MJ/m2年)�
開口率(%)�
500
1000
1500
2000
20% 40% 60% 80% 100%
「L ow - E複層ガラス」+「照明制御*」の
大開口の自由な建築デザインを可能にし
※1:開口率70%における、透明単板(照明制御なし)とLow-E複層ガラス(照明制御あり)の比較�
ペリメータ・ゾーンの単位床面積(1m2)あたり、一年間に暖冷房と照明で消費するエネルギーのことで、本資料では以下の計算式で算出しています。�
= 一次エネルギー消費量(MJ/m2年)�
●一次エネルギー消費量とは�
1.6 × + 9.83 × 暖冷房負荷�(MJ/m2年)�
照明電力量�(kWh/m2年)�
透明板ガラスに比べて�約40%も省エネ! 「照明制御あり」で�
消費エネルギーが約2/3に!�
各グラフの計算方法・条件について�
■モデル建築物の基準階平面図� ■室内発熱スケジュール� ■照明コントロールゾーン�
南北・東西方向の2タイプを設定し、ペリメータ・ゾーンのみを対象にして計算します�
窓から3m以内の領域で、床面から750mmの机面が750 lxを下回らないように制御します。消灯ゾーンは、窓面から2ゾーンとし、連続調光制御を行います。�日曜・祝祭日の発熱量はゼロとし、照明制御なしの場合は、
昼・夕方でも照明利用を減じないものとします�
近年のオフィスビルの使用実態に則したモデル建築物や室内発熱スケジュールを設定。照明電力や暖冷房負荷の計算には、窓際の作業面照度をある基準値に保つ照明制御等を考慮できる動的負荷計算プログラムHASP-Lを採用しています。また気象データは東京標準気象データを用いています。�
1
100%
100%
67%
40%
70%
33% 13% 7%
40%
20%
20% 20% 35%25%
80%50%
50% 50%
3 6 9 12 15 18 21 24
平 日� 土 曜�
照明�(15W/m2)�
OA機器�(10W/m2)�
人体�(0.1人/m2)�
時刻� 1 3 6 9 12 15 18 21 24
15,000
5,000
5,000
50,00038,4005,800 5,800
インテリア・ゾーン(床面積576m2)�コア部�
コア部�
ペリメータ・ゾーン(床面積192m2)�
ペリメータ・ゾーン�
4,000
3,700
1,500 5001,5001,5001,500 1,5001,5001,5001,500
非照明コントロールゾーン�照明コントロール�可能ゾーン�
計算位置�1 2 3 4 5 6 7 8
作業面高さ0.75m 作業面必要基準照度750lx
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とくに、暖房と照明電力の低減に�大きな効果を発揮します。�
西側窓でも南面と�同等以上の省エネ効果を発揮�西日の影響が大きい西面でも、Low-E複層ガラス+照明制御を�
採用することで、南面以上の省エネ効果を発揮します。�
開口率と消費エネルギーの関係を、「暖房負荷」「冷
房負荷」「照明電力量」の種別に表したグラフです。
Low-E複層ガラスの場合、窓からの日射熱や光を効
果的に利用することで「暖房負荷」と「照明電力量」
の軽減に大きく寄与しています。�
開口率と一次エネルギー消費量の関係(西面)�
透明単板�透明複層�Low-E複層�
照明制御あり�
透明単板�透明複層�Low-E複層�
照明制御なし�
一次エネルギー消費量�(MJ/m2年)�
開口率(%)�
500
1000
1500
2000
20% 40% 60% 80% 100%
ブラインドとの併用で、�さらに省エネ効果アップ�Low-E複層ガラス+照明制御に、室内ブラインドを併用することで、�
一層省エネ効果を高めることができます。�
ブラインド利用による一次エネルギー消費量の変化※2(南面/西面)�
一次エネルギー消費量�(MJ/m2年)�
500
1000
1500
2000
20% 40% 60% 80%
省エネ効果が、�ます。�
※2:直射光が1,400 lx以上になった際に、ブラインドのスラット角度制御を行った場合です�
■開口率変化と暖房負荷(南面)
透明単板�透明複層�Low-E複層�
照明制御あり�
暖房負荷�(MJ/m2年)�
開口率(%)�
200
400
600
1000
800
20% 40% 60% 80%
透明単板�透明複層�Low-E複層�
照明制御あり�
透明単板�透明複層�Low-E複層�
照明制御あり�
■開口率変化と冷房負荷(南面)�
冷房負荷�(MJ/m2年)�
開口率(%)�
200
400
600
1000
800
20% 40% 60% 80%
■開口率変化と電力消費量(南面)�
照明電力量�(kWh/m2年)�
開口率(%)�
20
10
30
40
60
50
20% 40% 60% 80%
開口率90%でも、無窓(開口率0%)�と同じエネルギー消費量�
* 「各グラフの計算方法・条件について」を参照�
Low-E複層�Low-E複層+室内BL
開口率(%)�開口率(%)�
20% 40% 60% 80%
本パンフレットに掲載しているデータ等は、東京理科大学理工学部建築学科 井上研究室の協力で刊行した「建築物における昼光利用照明と省エネルギー」�(板硝子協会)より抜粋したものです。�
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制作:印刷 大東印刷工芸株式会社 / 2007.11
お問い合わせ�
板 硝 子 協 会 �
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル2F TEL.03-3212-8631 FAX.03-3216-3726
Shin-Kokusai BLD.2th F loor,
3-4-1 Marunouchi ,Chiyoda-ku,
Tokyo 100-0005,Japan
TEL.+81-3-3212-8631
FAX.+81-3-3216-3726
FLAT GLASS MANUFACTURERS ASSOCIATION OF JAPAN
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W2 W2
G1
1.5mW1
28.8m
1.95m
2.45m
1.8m
W2G2
0.8m
3.2m
2m 0.6m
Low-E複層ガラスは、�採光性と暖冷房の省エネルギー性を両立!�高性能熱線反射ガラスや各種フィルム貼りガラスは、透明単板ガラスに比べ、冷房PALを低減す
ることができますが、冷房PALの低減効果が大きいものほど可視光透過率が低く、室内視環境
が暗くなり、昼光利用照明による省エネルギー性能は良くありません。�
また、各種単板ガラスや各種フィルム貼りガラスでは断熱性能が低いために暖房PALを削減する
ことができません。複層ガラスやLow-E複層ガラスでは、暖房PALを低減し冬期の窓際の温熱
快適感を向上させることができます。とくに、Low-E複層ガラスは、可視光透過率を高く保ったま
ま暖房PAL・冷房PALともに低減するので、年間を通して暖冷房の省エネルギー性と昼光利用
による照明の省エネルギー性を両立することができます。�
各種窓ガラスと�
フィルム貼りガラスの�
省エネルギー性能比較�
モデル事務所ビル�
■モデル事務所ビルの立面図�
■モデル事務所ビルの平面図�
用 語 解 説 �
【 暖房PAL、冷房PAL 】�省エネルギー基準で規定されたものではないが、PALの算出過程で得られる期間暖房負荷と期間冷房負荷をPALと同様に各階の屋内周囲空間の床面積の合計で除して得られる数値であり、建築物の暖房と冷房に対する省エネルギー性を表すものとして用いる。�
PAL = 屋内周囲空間の熱負荷(MJ/年)�
屋内周囲空間床面積(m2)�
【 PAL Perimeter Annual Load 】�建築物の外壁、窓などを通しての熱の損失の防止に関して、経済産業省・国土交通省告示により、年間熱負荷係数PAL(Perimeter Annual Loadの略)で省エネルギー基準が規定されている。PALとは、当該建築物の屋内周囲空間の年間熱負荷を各階の屋内周囲空間の床面積の合計で除して得られる数値であり、建物用途ごとに定められた基準値に建物規模による補正係数を乗じて得られる数値以下となるようにするものとされている。建物用途には、ホテル・旅館、病院・診療所、物品販売業を営む店舗、事務所、学校、飲食店がある。�
以下の建築物を、事務所ビルモデルとして使用する。PAL計算の対象はモデルの全館とした。�
■PAL判断基準値(MJ/m2年)�
420 340 380 300 320 550 550
ホテル等� 病院等�物品販売業を�営む店舗等�事務所等� 学校等� 飲食店等�集会所等�
S立面 E立面
■建築物モデル概要�
階 数�
構 造�
延床面積�
主方位(窓面)�
窓面積率�
�
地下1階、地上11階、塔屋1階�
SRC造�
9,600m2�
南、北�
25%�
各種窓ガラスとフィルム貼りガラスの省エネ事務所ビルを対象に、各種窓ガラス、各種フィルム貼りガラスを用いた場合の室内ペリメータ・ゾーンの年暖冷房エネルギーの計算にはPALを用い、各窓ガラス品種の可視光透過率も併せて以下に示します。�*比較しているフィルムの熱・光学データは、環境省の「平成18年度モデル事業ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減技術)」において、� 実証機関である財団法人建材試験センターが試験を実施し、その結果を報告書として取りまとめて公表したものを使用しています。�
40m
20m
日当の空調室�
日当の非空調室�
ぺリメータ・ゾーン�
Eゾーン�Wゾーン�
Nゾーン�
Sゾーン�
Nゾーン�
A階段室�
倉庫
Wゾーン�
Sゾーン�
Eゾーン�事務室�
5m
5m
5m7m
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M A
各種窓ガラスと各種フィルム貼りガラスの省エネ性能・可視光透過率比較(事務所ビル/開口率25%、東京)�
暖冷房PAL(MJ/m2年)� 可視光透過率(%)�
0 50 100 150 200 250 300
透明単板�
熱線吸収単板�
熱線反射単板�
高性能熱線反射単板�
透明複層�
熱線吸収複層�
熱線反射複層�
高性能熱線反射複層�
Low-E 複層�
フィルム A�
フィルム B�
フィルム C�
フィルム D�
フィルム E�
フィルム F�
フィルム G�
フィルム H�
フィルム I �
フィルム J �
フィルム K�
フィルム L �
フィルム M�
フィルム N�
フィルム O�
フィルム P�
フィルム Q�
フィルム R�
フィルム S�
フィルム T�
フィルム U�
フィルム V�
�
137�
145�
147�
143�
91�
94�
95�
107�
81�
147�
160�
150�
144�
139�
140�
163�
141�
148�
120�
165�
133�
154�
145�
152�
139�
145�
146�
159�
169�
134�
161
185�
160�
157�
130�
220�
183�
181�
122�
158�
151�
105�
143�
152�
112�
167�
103�
168�
142�
152�
103�
164�
133�
157�
137�
170�
142�
137�
119�
105�
177�
117
0 20 40 60 80
88�
51�
63�
32�
79�
53�
58�
29�
67�
77�
20�
72�
67�
35�
78�
18�
79�
70�
69�
18�
77�
41�
80�
38�
80�
68�
73�
34�
20�
86�
22
暖房PAL 冷房PAL
ルギー性能比較�間暖冷房エネルギーを試算しました。�
Eゾーン�Wゾーン�
Nゾーン�
Sゾーン�
省エネ性能�高い� 低い�
室内の明るさ�暗い� 明るい�