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製品概要 Catalyst 3850 ファミリのスイッチは、Cisco IP PhoneCisco ワイヤレス アクセス ポイント、ワー クステーション、および他のネットワーク装置(サーバ、ルータ、その他のスイッチなど)を接 続することができるイーサネット スイッチです。 Catalyst 3850 スイッチは、Cisco StackWise-480 テクノロジーによるスタック構成、および StackPower による電源管理をサポートします。Catalyst 3850 スイッチの StackWise テクノロジーは StackWise-480 と呼ばれています。 特に指示がないかぎり、スイッチという用語は、スタンドアロン スイッチおよびスイッチ スタッ クを指します。 この章の内容は、次のとおりです。 スイッチのモデル, 1 ページ 前面パネル, 6 ページ 背面パネル, 28 ページ 管理オプション, 38 ページ スイッチのモデル 1Catalyst 3850 スイッチ モデルと説明 説明 サポートさ れる ソフ トウェア イメージ スイッチ モデル 24 X 10/100/1000 イーサネット ポート(スタック可 能)、1X ネットワーク モジュール スロット 1 350 W 電源 LAN ベー WS-C3850-24T-L Catalyst 3850 スイッチハードウェア インストレーションガイド OL-26779-05-J 1

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製品概要

Catalyst 3850ファミリのスイッチは、Cisco IP Phone、Ciscoワイヤレスアクセスポイント、ワークステーション、および他のネットワーク装置(サーバ、ルータ、その他のスイッチなど)を接

続することができるイーサネットスイッチです。

Catalyst3850スイッチは、CiscoStackWise-480テクノロジーによるスタック構成、およびStackPowerによる電源管理をサポートします。Catalyst 3850スイッチの StackWiseテクノロジーはStackWise-480と呼ばれています。

特に指示がないかぎり、スイッチという用語は、スタンドアロンスイッチおよびスイッチスタッ

クを指します。

この章の内容は、次のとおりです。

• スイッチのモデル, 1 ページ

• 前面パネル, 6 ページ

• 背面パネル, 28 ページ

• 管理オプション, 38 ページ

スイッチのモデル

表 1:Catalyst 3850 スイッチモデルと説明

説明サポートさ

れるソフ

トウェア

イメージ

スイッチモデル

24 X 10/100/1000イーサネットポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット1、350W電源

LANベース

WS-C3850-24T-L

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 1

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説明サポートさ

れるソフ

トウェア

イメージ

スイッチモデル

48 X 10/100/1000イーサネットポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、350 W電源

LANベース

WS-C3850-48T-L

24 X 10/100/1000 PoE+2ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、715 W電源

LANベース

WS-C3850-24P-L

48 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、715 W電源

LANベース

WS-C3850-48P-L

48 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

LANベース

WS-C3850-48F-L

24 X 10/100/1000 Cisco UPOE3ポート(スタック可能)、1Xネットワークモジュールスロット、1100W電源

LANベース

WS-C3850-24U-L

48X10/100/1000CiscoUPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

LANベース

WS-C3850-48U-L

12 X 100M/1G/2.5G/5G/10Gおよび 36 X 1G UPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

LANベース

WS-C3850-12X48U-L

24 X 100M/1G/2.5G/5G/10G UPOEポート(スタック可能)、1Xネットワークモジュールスロット、1100W電源

LANベース

WS-C3850-24XU-L

24 X 10/100/1000イーサネットポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、350 W電源

IP BaseWS-C3850-24T-S

48 X 10/100/1000イーサネットポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、350 W電源

IP BaseWS-C3850-48T-S

24 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、715 W電源

IP BaseWS-C3850-24P-S

48 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、715 W電源

IP BaseWS-C3850-48P-S

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド2 OL-26779-05-J

製品概要

スイッチのモデル

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説明サポートさ

れるソフ

トウェア

イメージ

スイッチモデル

48 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IP BaseWS-C3850-48F-S

24X10/100/1000CiscoUPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IP BaseWS-C3850-24U-S

48X10/100/1000CiscoUPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IP BaseWS-C3850-48U-S

Catalyst 3850 24ポート PoE IP Base、アクセスポイントライセンス X 5

IP BaseWS-C3850-24PW-S

Catalyst 3850 48ポート PoE IP Base、アクセスポイントライセンス X 5

IP BaseWS-C3850-48PW-S

12 × SFPモジュールスロット(スタック可能)、1 ×ネットワークモジュールスロット、350 W電源

IP BaseWS-C3850-12S-S

24 × SFPモジュールスロット(スタック可能)、1 ×ネットワークモジュールスロット、350 W電源

IP BaseWS-C3850-24S-S

Catalyst 3850 12ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、350 W電源

IP BaseWS-C3850-12XS-S

Catalyst 3850 16ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、350 W電源

C3850-NM-4-10GネットワークモジュールがWS-C3850-12XS-Sスイッチに接続されている場合は、16ポートを使用できます。

IP BaseWS-C3850-16XS-S

Catalyst 3850 24ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、715 W電源

IP BaseWS-C3850-24XS-S

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 3

製品概要

スイッチのモデル

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説明サポートさ

れるソフ

トウェア

イメージ

スイッチモデル

Catalyst 3850 32ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、715 W電源

C3850-NM-8-10GネットワークモジュールがWS-C3850-24XS-Sスイッチに接続されている場合は、32ポートを使用できます。

IP BaseWS-C3850-32XS-S

SFP+トランシーバ、48 Xポート(最大 10 Gをサポート)、4 XQSFPポート(最大 40 Gをサポート)、750W電源を搭載した Catalyst 3850スイッチ。4

このスイッチのエアーフローの方向は、前面パネルか

ら背面パネルです。

IP BaseWS-C3850-48XS-S

SFP+トランシーバ、48 Xポート(最大 10 Gをサポート)、4 XQSFPポート(最大 40 Gをサポート)、750W電源を搭載した Catalyst 3850スイッチ。

このスイッチのエアーフローの方向は、背面パネルか

ら前面パネルです。

IP BaseWS-C3850-48XS-F-S

12 X 100M/1G/2.5G/5G/10Gおよび 36 X 1G UPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IP BaseWS-C3850-12X48U-S

12 X 100M/1G/2.5G/5G/10Gおよび 36 X 1G UPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IP BaseWS-C3850-12X48UW-S

24 X 100M/1G/2.5G/5G/10G UPOEポート(スタック可能)、1Xネットワークモジュールスロット、1100W電源

IP BaseWS-C3850-24XU-S

24 X 100M/1G/2.5G/5G/10G UPOEポート(スタック可能)、1Xネットワークモジュールスロット、1100W電源

IP BaseWS-C3850-24XUW-S

24 X 10/100/1000イーサネットポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、350 W電源

IPサービス

WS-C3850-24T-E

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド4 OL-26779-05-J

製品概要

スイッチのモデル

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説明サポートさ

れるソフ

トウェア

イメージ

スイッチモデル

48 X 10/100/1000イーサネットポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、350 W電源

IPサービス

WS-C3850-48T-E

24 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、715 W電源

IPサービス

WS-C3850-24P-E

48 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、715 W電源

IPサービス

WS-C3850-48P-E

48 X 10/100/1000 PoE+ポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IPサービス

WS-C3850-48F-E

24X10/100/1000CiscoUPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IPサービス

WS-C3850-24U-E

48X10/100/1000CiscoUPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IPサービス

WS-C3850-48U-E

12 × SFPモジュールスロット(スタック可能)、1 ×ネットワークモジュールスロット、350 W電源

IPサービス

WS-C3850-12S-E

24 × SFPモジュールスロット(スタック可能)、1 ×ネットワークモジュールスロット、350 W電源

IPサービス

WS-C3850-24S-E

Catalyst 3850 12ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、350 W電源

IPサービス

WS-C3850-12XS-E

Catalyst 3850 16ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、350 W電源

C3850-NM-4-10GネットワークモジュールがWS-C3850-12XS-Eスイッチに接続されている場合は、16ポートを使用できます。

IPサービス

WS-C3850-16XS-E

Catalyst 3850 24ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、715 W電源

IPサービス

WS-C3850-24XS-E

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 5

製品概要

スイッチのモデル

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説明サポートさ

れるソフ

トウェア

イメージ

スイッチモデル

Catalyst 3850 32ポート SFP+トランシーバ、1Xネットワークモジュールスロット、最大 10G SFP+をサポート、715 W電源

C3850-NM-8-10GネットワークモジュールがWS-C3850-24XS-Eスイッチに接続されている場合は、32ポートを使用できます。

IPサービス

WS-C3850-32XS-E

SFP+トランシーバ、48 Xポート(最大 10 Gをサポート)、4 XQSFPポート(最大 40 Gをサポート)、750W電源を搭載した Catalyst 3850スイッチ。

このスイッチのエアーフローの方向は、前面パネルか

ら背面パネルです。

IPサービス

WS-C3850-48XS-E

SFP+トランシーバ、48 Xポート(最大 10 Gをサポート)、4 XQSFPポート(最大 40 Gをサポート)、750W電源を搭載した Catalyst 3850スイッチ。

このスイッチのエアーフローの方向は、背面パネルか

ら前面パネルです。

IPサービス

WS-C3850-48XS-F-E

12 X 100M/1G/2.5G/5G/10Gおよび 36 X 1G UPOEポート(スタック可能)、1 Xネットワークモジュールスロット、1100 W電源

IPサービス

WS-C3850-12X48U-E

24 X 100M/1G/2.5G/5G/10G UPOEポート(スタック可能)、1Xネットワークモジュールスロット、1100W電源

IPサービス

WS-C3850-24XU-E

1サポートされるネットワークモジュールについては、ネットワークモジュール, (12ページ)を参照してください。

2 PoE+ = Power over Ethernet Plus(ポートあたり最大 30 W)。3 UPOE = Universal Power over Ethernet(ポートあたり最大 60 W Cisco UPOE)。4 WS-C3850-48XSスイッチは StackWise-480をサポートしません

前面パネルここでは、前面パネルにある次のコンポーネントについて説明します。

•次のいずれかのタイプのダウンリンクポート X 24または X 48

◦ 10/100/1000

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド6 OL-26779-05-J

製品概要

前面パネル

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◦ 10/100/1000 PoE+

◦ 10/100/1000 Cisco UPOE

◦ 10 G SFP+

• SFPまたは SFP+モジュールダウンリンクスロット X 12または X 24

•アップリンクネットワークモジュールスロット

• USBタイプ Aコネクタ

• USBミニタイプ B(コンソール)ポート

• LED

• Modeボタン

すべてのスイッチに同様のコンポーネントがあります。以下の図に示す例を参照してください。

Catalyst 3850スイッチによっては、縁の外観がわずかに異なることがあります。(注)

図 1:WS-C3850-48P-L スイッチの前面パネル

USBミニタイプ B(コンソール)ポート4Modeボタン1

10/100/1000 PoE+ポート5ステータス LED2

ネットワークモジュール6USBタイプ Aストレージポート3

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 7

製品概要

前面パネル

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図 2: WS-C3850-24S スイッチの前面パネル

WS-C3850-12Sスイッチの前面パネルもほとんど同じです。(注)

USBタイプ Aストレージポート5UIDボタン1

SFPモジュールスロット(ダウンリンク)6Modeボタン2

ネットワークモジュール7ステータス LED3

USBミニタイプ B(コンソール)ポート4

図 3:WS-C3850-24XS-E スイッチの前面パネル

WS-C3850-24XS-Eスイッチのコンポーネントは次のとおりです。(注)

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド8 OL-26779-05-J

製品概要

前面パネル

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USBミニタイプ B(コンソール)ポート4Modeボタン1

10 G SFP+ポート5ステータス LED2

ネットワークモジュール6USBタイプ Aストレージポート3

10/100/1000 ポート10/100/1000ポートでは、イーサネットピン割り当てのRJ-45コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328フィート(100 m)です。100BASE-TXトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ6のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-Tトラフィックには、カテゴリ 3またはカテゴリ 4の UTPケーブルを使用できます。

PoE、PoE+、および Cisco UPOE ポートPoE+および Cisco Universal Power over Ethernet(Cisco UPOE)ポートは、10/100/1000ポートの接続で説明されているコネクタと同じものを使用します。これらは次の機能を提供します。

• PoE+ポート:IEEE 802.3af準拠の受電デバイス(ポートあたり最大 15.4Wの PoE)のサポート、および IEEE 802.3at準拠の受電デバイス(ポートあたり最大 30 Wの PoE+)のサポート。1RUスイッチにおける PoE電力の合計は最大 1800 Wです。

• Cisco Enhanced PoE(ePoE)のサポート。

•シスコ独自規格の受電デバイスのサポート。

• StackPower用の設定。スイッチの内蔵電源モジュールが合計負荷をサポートできない場合は、StackPower構成により、他のスイッチの余剰電力を利用できます。

•機能拡張された電力ネゴシエーション、電力予約、ポート単位の電力ポリシングなど、シスコのインテリジェントな電源管理機能に対する構成可能なサポート。

設置された電源モジュールに応じて、各ポートは最大60WのCiscoUPOEを供給できます。1ポートあたりの使用可能な PoE、PoE+、および Cisco UPOE電力を定義する電源マトリクスについては、電源モジュール, (31ページ)を参照してください。PoE+回線の出力は、IEC 60950-1の制限電源(LPS)として評価されます。

WS-C3850-12X48U-L、WS-C3850-12X48U-S、WS-C3850-12X48U-Eスイッチモデルの制限:(注)

• UPOE接続に使用できるポートは最大 28個です。これは、電源から供給される電力の一部がスイッチに回され、残りの電力のみがポートに転送されるためです。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 9

製品概要

10/100/1000 ポート

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SFP および QSFP モジュールスロットCatalyst WS-C3850スイッチモデルのアップリンクおよびダウンリンクポートは、次のとおりです。

• Catalyst WS-C3850-12SおよびWS-C3850-24Sスイッチモデルのダウンリンクポートは、標準 SFPモジュールをサポートします。

• Catalyst WS-C3850-12XSおよびWS-C3850-24XSスイッチモデルのダウンリンクポートは、標準 SFP+モジュールをサポートします。

• CatalystWS-C3850-48XS-S、WS-C3850-48XS-F-S、WS-C3850-48XS-EおよびWS-C3850-48XS-F-Eスイッチモデルの 10Gダウンリンクポートは、標準 SFP+モジュールをサポートします。

• CatalystWS-C3850-48XS-S、WS-C3850-48XS-F-S、WS-C3850-48XS-EおよびWS-C3850-48XS-F-Eスイッチモデルの 40Gダウンリンクポートは、標準 QSFPモジュールをサポートします。

サポートされるSFPモジュールについては、http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.htmlの「Cisco Transceiver Modules Compatibility Information」を参照してください。

ネットワークモジュールの(アップリンク)SFPモジュールスロットについては、ネットワークモジュール, (12ページ)を参照してください。

(注)

管理ポート

管理ポートは、Microsoft Windowsを実行している PCまたはターミナルサーバにスイッチを接続します。

•イーサネット管理ポート。イーサネット管理ポート, (37ページ)を参照してください。

• RJ-45コンソールポート(EIA/TIA-232)。RJ-45コンソールポート, (38ページ)を参照してください。

• USBミニタイプ Bコンソールポート(5ピンコネクタ)。

10/100/1000イーサネット管理ポート接続では、標準RJ-45クロスケーブルまたはストレートケーブルを使用します。RJ-45コンソールポートの接続には、付属のRJ-45/DB-9メスケーブルを使用します。USBコンソールポート接続では、USBタイプ A/5ピンミニタイプ Bケーブルを使用します。USBコンソールインターフェイス速度は、RJ-45コンソールインターフェイス速度と同じです。

USBミニタイプBポートを使用する場合は、(MicrosoftWindowsでの動作のため)コンソールに接続されたすべての PCに Cisco Windows USBデバイスドライバをインストールする必要があります。Mac OS Xと Linuxには、特別なドライバは必要ありません。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド10 OL-26779-05-J

製品概要

SFP および QSFP モジュールスロット

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4ピンミニタイプ Bコネクタは 5ピンミニタイプ Bコネクタと似ていますが、これらに互換性はありません。5ピンミニタイプ B以外は使用しないでください。

次の図は、5ピンミニタイプ B USBポートを示しています。

図 4:USB Mini タイプ B ポート

Cisco Windows USBデバイスドライバでは、Windowsの HyperTerminalの動作に影響を与えることなく、USBケーブルをコンソールポートに接続または接続解除することができます。

コンソール出力は、常にRJ-45およびUSBコンソールコネクタの両方に送られますが、コンソール入力は、一方のコンソールコネクタだけがアクティブになります。USBコンソールは、RJ-45コンソールよりも優先されます。ケーブルが USBコンソールポートに接続されているときは、RJ-45コンソールポートが非アクティブになります。逆に、USBケーブルをUSBコンソールポートから取り外すと、RJ-45ポートがアクティブになります。

コマンドラインインターフェイス(CLI)を使用して、非アクティブタイムアウトを設定できます。これを設定すると、USBコンソールがアクティブになっている場合、指定された時間内にUSBコンソールで入力アクティビティが発生しないと、RJ-45コンソールが再度アクティブ化されます。

非アクティブが原因でUSBコンソールが非アクティブ化された後は、CLIを使用して再アクティブ化できません。USBコンソールを再アクティブ化するには、USBケーブルを取り外して再接続してください。CLIを使用してUSBコンソールインターフェイスを設定する方法については、ソフトウェアガイドを参照してください。

USB タイプ A ポートUSBタイプ Aポートは、外部 USBフラッシュデバイス(サムドライブまたは USBキーとも呼ばれる)へのアクセス、および特定の Cisco USB Bluetoothデバイスへのアクセスを提供します。

このポートは、128 MB~ 8 GBの容量の Cisco USBフラッシュドライブをサポートします(ポート密度が 128 Mb、256 MB、1 GB、4 GB、8 GBの USBデバイスがサポートされます)。スタッキングを組み合わせると、スタック内の任意のスイッチに挿入されたUSBキーからスタック内の他のスイッチをアップグレードできます。Cisco IOSソフトウェアは、フラッシュデバイスに対する標準ファイルシステムアクセス(読み取り、書き込み、消去、コピー)を提供するとともに、

フラッシュデバイスを FATファイルシステムでフォーマットする機能を提供します。

また、緊急時のスイッチリカバリとして、USB自動アップグレード機能を使用して、USBドライブのコンフィギュレーションとイメージで内部フラッシュを自動アップグレードすることができ

ます。この機能では、内部フラッシュに利用可能なブート可能イメージとコンフィギュレーショ

ンがあるかどうかを確認し、いずれもない場合は、USBドライブのブートイメージとコンフィギュレーションを確認します。ブートイメージとコンフィギュレーションが使用可能な場合、再

起動のためにフラッシュにコピーされます。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 11

製品概要

USB タイプ A ポート

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ポートは、Cisco USB Bluetoothデバイスをサポートします。USB Bluetoothデバイスは、ホストとして機能し、シリアルポートまたは管理ポートの接続として機能します。Bluetoothのスマートフォン、ノート PC、タブレット PCとペアリングできます。Bluetoothデバイスのシリアルプロファイルを設定した場合、スイッチは USBポートをシリアルポートにします。Bluetoothデバイスのパーソナルエリアネットワーク(PAN)シリアルプロファイルを設定した場合、スイッチは USBポートを管理インターフェイスにします。

図 5:Cisco USB Bluetooth

ネットワークモジュール

スイッチは、ホットスワップ可能な 1つのネットワークモジュールをサポートします。このネットワークモジュールには、他の装置へ接続するためのアップリンクポートがあります。スイッチ

は、必ずネットワークモジュールまたはブランクモジュールのいずれかを取り付けて運用する必

要があります。

SFPポート付きのネットワークモジュールを挿入または取り外すと、スイッチのログに記録されます。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド12 OL-26779-05-J

製品概要

ネットワークモジュール

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表 2:ネットワークモジュール

説明ネットワークモジュー

ル5

このモジュールには 1 G SFPモジュール用のスロットが 4つあります。標準の SFPモジュールであればどのような組み合わせでもサポートされます。SFP+モジュールはサポートされません。

1 Gネットワークモジュールに SFP+モジュールを挿入しても、そのSFP+モジュールは動作しません。スイッチのログにエラーメッセージが記録されます。

これは次のスイッチモデルでサポートされていま

す。

(注)

• WS-C3850-24T/P/U

• WS-C3850-48T/F/P/U

• WS-C3850-12X48U

• WS-C3850-24XU

• WS-C3850-12S

• WS-C3850-24S

C3850-NM-4-1G

このモジュールにはスロットが 4つあります。

左側の 2つのスロットは 1 G SFPモジュールのみをサポートし、右側の2つのスロットは 1 G SFPモジュールまたは 10 G SFPモジュールのいずれかをサポートします。

これは次のスイッチモデルでサポートされていま

す。

(注)

• WS-C3850-24T/P/U

• WS-C3850-48T/F/P/U

• WS-C3850-12X48U

• WS-C3850-24XU

• WS-C3850-12S

• WS-C3850-24S

C3850-NM-2-10G

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 13

製品概要

ネットワークモジュール

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説明ネットワークモジュー

ル5

このモジュールは、4個の 10 Gスロットまたは 4個の 1 Gのスロットを備えています。

これは次のスイッチモデルでサポートされていま

す。

(注)

• WS-C3850-48T/F/P/U

• WS-C3850-12X48U

• WS-C3850-24XU

• WS-C3850-12XS

• WS-C3850-24XS

C3850-NM-4-10G

このモジュールには 8個の 10 Gスロットがあり、各スロットに SFP+ポートがあります。各ポートは1Gまたは10G接続をサポートします。

これは次のスイッチモデルでサポートされていま

す。

(注)

• WS-C3850-12X48U

• WS-C3850-24XU

• WS-C3850-24XS

C3850-NM-8-10G

このモジュールには 2個の 40 Gスロットがあり、各スロットに QSFP+コネクタがあります。

これは次のスイッチモデルでサポートされていま

す。

(注)

• WS-C3850-12X48U

• WS-C3850-24XU

• WS-C3850-24XS

C3850-NM-2-40G

スイッチにアップリンクポートがない場合、このブランクモジュール

を挿入します(十分なエアーフローの確保に必要です)。

C3850-NM-BLANK

5すべてのネットワークモジュールはホットスワップ可能です。

ネットワークモジュールの詳細については、ネットワークモジュールの取り付けを参照してくだ

さい。ケーブル仕様については、ケーブルおよびアダプタを参照してください。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド14 OL-26779-05-J

製品概要

ネットワークモジュール

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SFP および SFP+ モジュールSFPモジュールおよびSFP+モジュールは、銅線または光ファイバ接続を使用して他の装置と接続できます。これらのトランシーバモジュールは現場交換可能であり、SFPモジュールスロット(WS-C3850-12SおよびWS-C3850-24Sの固定SFPスロット以外)に取り付けた場合、アップリンクインターフェイスを提供します。SFPモジュールは光ファイバ接続用の LCコネクタ、または銅線接続用の RJ-45コネクタを備えています。

Catalyst WS-C3850-12SとWS-C3850-24Sスイッチモデルのダウンリンクポートは標準 SFPモジュールをサポートし、Catalyst WS-C3850-12XSとWS-C3850-24XSスイッチモデルのダウンリンクポートは標準 SFP+モジュールをサポートします。

(注)

スイッチには、シスコ製の SFPモジュールおよび SFP+モジュールのみを使用してください。サポートされる SFPおよび SFP+モジュールの最新情報については、http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.htmlの「Cisco Transceiver ModulesCompatibility Information」を参照してください。

SFPモジュールについては、SFPおよびSFP+モジュールの取り付けにあるマニュアルを参照してください。

Catalyst 3850スイッチには SFPモジュールパッチケーブル(CAB-SFP-50CM)を使用できます。このケーブルは 0.5 mの銅製受動ケーブルで、両端に SFPモジュールコネクタを備えています。1ギガビットイーサネット SFPポートに 2台の Catalyst 3850スイッチをカスケード構成で接続する場合にのみ、このケーブルを使用します。

QSFPモジュールについては、以下のマニュアルを参照してください。

• QSFPポートのケーブル配線仕様

• Cisco S-Class 40GBASE QSFPモジュールのデータシート

LEDLEDを使用することで、スイッチの動作やパフォーマンスをモニタできます。

Catalyst 3850スイッチは、縁の外観がわずかに異なることがあります。(注)

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 15

製品概要

LED

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次の図に、スイッチの LEDと、ポートのモードの選択に使用するMODEボタンを示します。

図 6:スイッチの前面パネル LED

USBミニタイプ B(コンソール)ポートLED

6STAT(ステータス)1

SYST(システム)7DUPLX(デュプレックス)2

ACTV(アクティブ)8SPEED3

XPS 69STACK4

S-PWR(StackPower)10PoE 75

6 XPS =拡張可能電源システム。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド16 OL-26779-05-J

製品概要

LED

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7 PoEをサポートするスイッチモデルのみ。

図 7:WS-C3850-12S、WS-C3850-24S、WS-C3850-12XS、WS-C3850-24XS スイッチの前面パネルの LED

USBミニタイプ B(コンソール)ポートLED

6UID(青色のビーコン)1

SYST(システム)7STAT(ステータス)2

ACTV(アクティブ)8DUPLX(デュプレックス)3

XPS 89SPEED4

S-PWR(StackPower)10STACK5

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 17

製品概要

LED

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8 XPS =拡張可能電源システム。

図 8:WS-C3850-48XS スイッチの前面パネルの LED

STACK5UID(青色のビーコン)1

USBミニタイプ B(コンソール)ポートLED

6STAT(ステータス)2

SYST(システム)7DUPLX(デュプレックス)3

ACTV(アクティブ)8SPEED4

システム LED

表 3:システム LED

システムステータス色

システムの電源が入っていません。消灯

システムは正常に動作しています。グリーン

POSTが進行中緑色に点滅

システムに電力が供給されていますが、正常に動作していません。オレンジ

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド18 OL-26779-05-J

製品概要

LED

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システムステータス色

次のいずれかで障害が発生しています

•ネットワークモジュール(トラフィックと無関係)

•電源モジュール

•ファンモジュール

オレンジに点滅

XPS LED

表 4:XPS LED

説明色

XPSケーブルが取り付けられていません。

スイッチが StackPowerモードです。

消灯

XPSが接続され、バックアップ電力を供給できる状態です。グリーン

XPSは接続されていますが、別の装置に電力を供給しているため使用できません(近接装置が冗長電力を利用しています)。

緑色に点滅

XPSがスタンバイモードであるか、または障害が発生しています。スタンバイモードと故障の詳細については、XPS2200のマニュアルを参照してください。

オレンジ

スイッチの電源に障害があり、XPSがスイッチに電力を供給しています(冗長電源はこのスイッチに割り当てられています)。

オレンジに点滅

XPS 2200の詳細については、Cisco.comにある『Cisco eXpandable Power System 2200 HardwareInstallation Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/go/xps2200_hw

ポート LED とモード各イーサネットポート、1ギガビットイーサネットモジュールスロット、および 10ギガビットイーサネットモジュールスロットには、ポート LEDがあります。ポート LEDは、グループとして、または個別に、スイッチに関する情報と個別のポートに関する情報を表示します。ポート

LEDに表示される情報のタイプは、ポートモードによって異なります。

モードを選択または変更するには、目的のモードが強調表示されるまでMODEボタンを押します。ポートモードを変更すると、ポートの LEDカラーの意味も変わります。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 19

製品概要

LED

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スイッチスタックを構成するどのスイッチでMODEボタンを押しても、すべてのスタックスイッチの表示が選択したモードに変更されます。たとえば、アクティブスイッチのMODEボタンを押して SPEED LED表示にすると、スタックを構成する他のすべてのスイッチも SPEED LED表示になります。

表 5:ポートモード LED

説明ポートモードモード LED

ポートのステータスを示します。これは、デフォル

トのモードです。

ポートステータスSTAT

ポートの動作速度(10、100、または1000Mb/s)。ポート速度SPEED

ポートのデュプレックスモード:全二重または半

二重

ポートのデュプレック

スモード

DUPLX

アクティブスイッチの状態。ActiveACTV

スタックメンバステータス。

StackWiseポートステータス。STACK LED, (25ページ)を参照してください。

スタックメンバステー

タス

StackWiseポートステータス

STACK

PoE+ポートのステータスを示します。PoE+ポートのステータスを示します。

PoE9

9 PoE+ポートを備えたスイッチのみ。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド20 OL-26779-05-J

製品概要

LED

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表 6:各モードにおける LED の色と意味

意味ポート LED のカラーポートモード

リンクが確立されていないか、ポートが管理上の理

由でシャットダウンされました。

消灯STAT(ポートステータス)

リンクが存在しますが、アクティビティがありませ

ん。

グリーン

アクティブな状態です。ポートがデータを送信また

は受信しています。

緑色に点滅

リンク障害が発生しています。エラーフレームが

接続に影響を与える可能性があります。大量のコリ

ジョン、CRCエラー、アライメント/ジャバーエラーなどがモニタされ、リンク障害が表示されてい

ます。

グリーンとオレンジに

交互に点滅

ポートがスパニングツリープロトコル(STP)によってブロックされており、データを転送していま

せん。

ポートの再設定後、STPがスイッチのループの有無を確認している間、ポートLEDは最大30秒間、オレンジに点灯することがあります。

オレンジ

10/100/1000/SFPポートSPEED

ポートは 10 Mb/sで動作しています。消灯

ポートは 100 Mb/sで動作しています。グリーン

ポートは 1000 Mb/sで動作しています。グリーンのシングルフ

ラッシュ(100msオン、1900 msオフ)

ネットワークモジュールスロット

ポートは動作していません。消灯

ポートは最大 10 Gb/sで動作しています。緑色に点滅

ポートは半二重で動作しています。消灯DUPLX(デュプレックス)

ポートは全二重で動作しています。グリーン

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 21

製品概要

LED

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意味ポート LED のカラーポートモード

このスイッチはアクティブスイッチではありませ

ん。

スタンドアロンスイッチの場合、この

LEDは消灯しています。(注)

消灯ACTV(データアクティブスイッ

チ)

このスイッチはアクティブスイッチです。グリーン

アクティブスイッチの選択中にエラーが発生しま

した。

オレンジ

スイッチは、データスタックのスタンバイメンバー

であり、現在のアクティブスイッチで障害が発生

した場合にアクティブスイッチとなって処理を引

き継ぎます。

緑色に点滅

そのメンバ番号に対応するスタックメンバがあり

ません。

消灯STACK(スタックメンバー)

スタックメンバの番号です。緑色に点滅

他のスタックメンバースイッチのメンバー番号で

す。

グリーン

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド22 OL-26779-05-J

製品概要

LED

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意味ポート LED のカラーポートモード

PoE+はオフです。

AC電源から電力が供給されている装置をスイッチポートに接続しても、ポートLEDは点灯しません。

消灯PoE+10

PoE+がオンになっています。LEDがグリーンに点灯するのは、スイッチポートが電力を供給してい

る場合です。

グリーン

受電デバイスへの供給電力がスイッチの電力容量を

超えるため、PoE+が無効になっています。グリーンとオレンジに

交互に点滅

PoE+に障害が発生したか、スイッチソフトウェアで設定された制限を超過したことにより、PoE+はオフになっています。

不適合なケーブルまたは受電デバイスを

PoE+ポートに接続すると、PoE+障害が発生します。シスコ独自規格の IP Phoneおよびワイヤレスアクセスポイント、または

IEEE802.3afに準拠した装置をPoE+ポートに接続するには、必ず規格に適合したケー

ブル配線を使用してください。PoE+障害の原因となるケーブルまたは装置は、すべ

てネットワークから取り外す必要がありま

す。

注意

オレンジに点滅

そのポートの PoE+がディセーブルになっています。

PoE+はデフォルトでイネーブルになっています。

(注)

オレンジ

10 PoEまたは PoE+ポートを備えたスイッチのみ。

USB コンソール LEDUSBコンソール LEDは、ポートに対するアクティブな USB接続があるかどうかを示します。

表 7:USB コンソール LED

説明色LED

USBコンソールポートがアクティブです。グリーンUSBコンソールポート

USBがディセーブルになっています。消灯

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 23

製品概要

LED

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S-PWR LED

表 8:S-PWR LED

説明色

StackPowerケーブルが接続されていないか、またはスイッチがスタンドアロンモードになっています。

消灯

各 StackPowerポートは別のスイッチに接続されています。グリーン

StackPowerリング構成にあるスイッチで、オープンリングを検出した場合、または接続されているStackPowerケーブルが1本のみである場合に、この表示になります。

緑色に点滅

障害が発生しています。負荷制限が発生しており、StackPowerケーブルが不良であるか、または管理アクションが必要です。StackPowerの設定については、スイッチソフトウェアのコンフィギュレーションガイドを

参照してください。

オレンジ

StackPowerのバジェットが不十分で、現行の電力の需要に適合できません。

オレンジに点滅

ACTV LED

表 9:ACTV LED

説明色

スイッチはアクティブスイッチではありません。消灯

スイッチはアクティブスイッチまたはスタンドアロンスイッチです。グリーン

スイッチはスタックスタンバイモードです。グリーンでゆっくり

と点滅

アクティブスイッチの選択中にエラーが発生したか、別のタイプのスタッ

クエラーが発生しています。

オレンジ

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド24 OL-26779-05-J

製品概要

LED

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STACK LEDSTACK LEDには、スタックのメンバスイッチのシーケンスが示されます。最大で 9台のスイッチを同じスタックのメンバにすることができます。1~ 9番目のポート LEDには、スタック内の1スイッチのメンバ番号が示されます。

次の図に、スタックメンバ番号が 1である最初のスイッチのLEDを示します。たとえば、MODEボタンを押して STACKを選択すると、ポート 1の LEDはグリーンに点滅します。ポート 2および 3の LEDはグリーンに点灯したままになります。これは、スタック内の他のスイッチのメンバ番号を表しています。そのスタックにはもうメンバが含まれていないため、その他のポート LEDは消灯します。

図 9:STACK LED

LEDがグリーンに点滅した場合は、スタックのスイッチ 1であることを示します。

4スタックメンバ 11

LEDがグリーンに点灯したままの場合は、スイッチ 2がスタックメンバーであることを示します。

5スタックメンバ 22

LEDがグリーンに点灯したままの場合は、スイッチ 3がスタックメンバーであることを示します。

6スタックメンバ 33

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 25

製品概要

LED

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PoE LEDPoE LEDは、PoEモードが PoE、PoE+、または Cisco UPOEのうち、どのステータスであるかを示します。

表 10:PoE LED

説明色

PoEモードが選択されていません。10/100/1000ポートで、電力供給の遮断または障害は発生していません。

消灯

PoEモードが選択されており、ポート LEDに PoEモードのステータスが示されています。

グリーン

PoEモードが選択されていません。10/100/1000ポートの少なくとも 1つに電力が供給されていないか、または 10/100/1000ポートの少なくとも 1つで PoEモード障害が発生しています。

オレンジに点滅

UID/Beacon LEDUIDおよびビーコンLEDは、管理者がスイッチに注意が必要なことを示すときに点灯できます。管理者がスイッチを識別するために役立ちます。ビーコンをオンにするは、スイッチの前面パネ

ルの UIDボタンを押すか、CLIを使用します。スイッチの前面および背面パネルに青色のビーコンがあります。前面パネルの青色のビーコンは [UID]と表示されたボタンであり、背面パネルのビーコンは [BEACON]と表示された LEDです。

表 11:UID/ビーコン LEDインジケータ(WS-C3850-12S、WS-C3850-24S、WS-C3850-12XS、WS-C3850-24XS スイッチのみ)

説明カラー/ステート

システムに注意が必要であることをオペレータ

に示しています。

青色の点灯

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド26 OL-26779-05-J

製品概要

LED

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ネットワークモジュールの LED

図 10:ネットワークモジュールの LED

G3 LED3G1 LED1

G4 LED4G2 LED2

ネットワークモジュールのリンクステータス色

リンクはオフです。消灯

リンクはオンですが、アクティビティがありません。グリーン

リンク上にアクティビティがあります。エラーなく動作しています。

制御トラフィックがほとんど存在しない場合、LEDが緑色に点滅します。

(注)

緑色に点滅

リンクに障害が発生したか、スイッチソフトウェアで設定された制限を超過し

たことにより、リンクはオフになっています。

リンクの障害は、適合しないケーブルを SFPポートまたは SFP+ポートに接続すると発生します。Cisco SFPおよび SFP+ポートに接続するには、必ず標準に準拠したケーブル接続を使用してください。リンク障害

の原因となるケーブルまたは装置は、すべてネットワークから取り外す

必要があります。

注意

オレンジに点

SFPまたは SFP+のリンクがディセーブルになっています。オレンジ

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 27

製品概要

LED

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背面パネルスイッチの背面パネルには、StackWiseコネクタ、StackPowerまたはXPS2200コネクタ、各種ポート、ファンモジュール、および電源モジュールが設けられています。

図 11: Catalyst 3850 スイッチの背面パネル

StackWiseポートコネクタ6アースコネクタ1

StackPowerコネクタ7CONSOLE(RJ-45コンソールポート)2

AC OK(入力)ステータス LED8MGMT(RJ-45 10/100/1000管理ポート)3

PS OK(出力)ステータス LED9RESETボタン4

電源モジュール(この図は AC電源モジュール)

10ファンモジュール5

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド28 OL-26779-05-J

製品概要

背面パネル

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図 12: WS-C3850-12S および WS-C3850-24S スイッチの背面パネル

StackWiseポートコネクタ7アースコネクタ1

StackPowerコネクタ8CONSOLE(RJ-45コンソールポート)2

AC OK(入力)ステータス LED9MGMT(RJ-45 10/100/1000管理ポート)3

PS OK(出力)ステータス LED10RESETボタン4

電源モジュール(この図は AC電源モジュール)

11ビーコン LED5

ファンモジュール6

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 29

製品概要

背面パネル

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図 13: WS-C3850-48XS スイッチの背面パネル

ファンモジュール5アースコネクタ1

電源装置の障害 LED6CONSOLE(RJ-45コンソールポート)2

電源装置の OK LED7ビーコン LED3

電源モジュール8MGMT(RJ-45 10/100/1000管理ポート)9 AC OK(入力)ステータス LED

4

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド30 OL-26779-05-J

製品概要

背面パネル

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RJ-45 コンソールポート LED

表 12:RJ-45 コンソールポート LED

RJ-45 コンソールポートのステータス色

RJ-45コンソールがディセーブルになっています。USBコンソールはアクティブです。

消灯

RJ-45コンソールがイネーブルになっています。USBコンソールがディセーブルになています。

グリーン

StackWise ポートStackWiseポートはStackWiseスタック構成でスイッチの接続に使用されます。Catalyst 3850スイッチには、0.5 mの StackWiseケーブル(StackWise)が付属しています。このケーブルを使用してStackWiseポートに接続できます。StackWiseケーブルの詳細については、StackWiseポートへの接続を参照してください。

次のスイッチモデルでは、StackWise-480はサポートされていません。(注)

• WS-C3850-48XS-S

• WS-C3850-48XS-E

• WS-C3850-48XS-F-S

• WS-C3850-48XS-F-E

承認されているケーブルのみを使用し、同様の Cisco製機器にのみ接続してください。承認されていないシスコ製ケーブルまたは機器に接続すると、機器が損傷するおそれがあります。

注意

電源モジュール

スイッチには、1つまたは 2つの内部電源モジュールから電源が供給されます。

サポートされる電源モジュール:

• PWR-C1-350WAC

• PWR-C1-715WAC

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 31

製品概要

RJ-45 コンソールポート LED

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• PWR-C1-1100WAC

• PWR-C1-440WDC

以下の電源モジュールは、WS-C3850-48XSスイッチにのみ使用できます。

• PWR-C3-750WAC-R:このモジュールには赤いハンドルがあり、赤いハンドル付きのファンと組み合わせます。エアーフローは前面パネルから背面パネルに向けて流れます(暖気はス

イッチから「引き出されます」)。

• PWR-C3-750WAC-F:このモジュールには青いハンドルがあり、青いハンドル付きのファンと組み合わせます。エアーフローは背面パネルから前面パネルに向けて流れます(冷気はス

イッチに「押し込まれます」)。

• PWR-C3-750WDC-R:このモジュールには赤いハンドルがあり、赤いハンドル付きのファンと組み合わせます。エアーフローは前面パネルから背面パネルに向けて流れます(暖気はス

イッチから「引き出されます」)。

• PWR-C3-750WDC-F:このモジュールには青いハンドルがあり、青いハンドル付きのファンと組み合わせます。エアーフローは背面パネルから前面パネルに向けて流れます(冷気はス

イッチに「押し込まれます」)。

スイッチには、2つの内部電源モジュールスロットがあります。ACモジュールを 2つ、DCモジュールを 2つ、ACとDC電源モジュールを 1つずつ組み合わせた構成、または電源モジュール1つと 1つのブランクモジュールを 1つ組み合わせた構成を使用できます。

スイッチは、1つまたは 2つのアクティブな電源モジュールあるいはスタックによって供給される電源で動作します。StackPowerスタックに属する Catalyst 3850スイッチは、同じスタックに属する他のスイッチからの電源供給で動作することも可能です。

スイッチのモデル, (1ページ)は、各スイッチモデルに付属するデフォルトの電源モジュールを示しています。すべての電源モジュール(ブランクモジュールを除く)にはファンが内蔵さ

れています。すべてのスイッチは、2番目の電源スロットがブランクの電源モジュールの状態で出荷されます。

一方の電源モジュールスロットが空の状態で、スイッチを動作させないでください。シャー

シを正しく冷却するために、どちらの電源モジュールスロットにも電源モジュールまたはブ

ランクモジュールを取り付ける必要があります。

注意

350 Wおよび 715 Wの AC電源モジュールは、100~ 240 VACの入力電圧をサポートするオートレンジングユニットです。1100 W電源モジュールは、115~ 240 VACの入力電圧をサポートするオートレンジングユニットです。440 W DC電源モジュールには給電入力が 2系統(AおよびB)あり、36~ 72 VDCの入力電圧をサポートします。出力電圧の範囲は 51~ 57 Vです。

AC電源モジュールにはAC電源コンセントに接続するための電源コードが、それぞれ付属しています。1100 Wおよび 715 Wモジュールは、16 AWGコードを使用します(北米のみ)。他のすべてのモジュールは、18 AWGコードを使用します。DC電源モジュールは DC電源に接続する必要があります。

次の各表は、使用可能な PoEと Catalyst 3850 PoEスイッチモデルの PoE要件を示しています。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド32 OL-26779-05-J

製品概要

電源モジュール

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表 13:使用可能な PoE と対応する AC 電源

使用可能な PoEデフォルトの電源モデル

—PWR-C1-350WAC12ポートデータスイッチ

24ポートデータスイッチ

48ポートデータスイッチ

435 WPWR-C1-715WAC24ポート PoE+スイッチ

48ポート PoE+スイッチ

800 WPWR-C1-1100WAC48ポートのフルPoE+スイッチ

24ポートCisco UPOEスイッチ

48ポートCisco UPOEスイッチ

表 14:使用可能な PoE と対応する DC 電源

使用可能な PoE電源数モデル

220 W124ポート PoE+スイッチ

660 W2

185 W148ポート PoE+スイッチ

625 W2

220 W124ポートCisco UPOEスイッチ

660 W2

185 W148ポートCisco UPOEスイッチ

625 W2

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 33

製品概要

電源モジュール

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表 15: PoE、PoE+、および Cisco UPOE のスイッチ電源要件

48 ポートスイッチ1124 ポートスイッチPoE のオプション

次は電源の組み合わせです。

•(1)1100 W

•(1)715 W +(1)715 W

(1)715 WPoE(ポートあたり最大 15.4W)

次は電源の組み合わせです。

•(1)1100W+(1)715W

•(2)1100 W

次は電源の組み合わせです。

•(1)1100 W

•(1)715 W +(1)715 W

PoE+(ポートあたり最大 30W)

次は電源の組み合わせです。

•(1)1100W+(1)715W

•(2)1100 W

最大 30個のPoEポートがフルCiscoUPOEを受信できます。

(注)

(2)1100 WCiscoUPOE(1ポートあたり最大 60 W)

11 48ポートスイッチに 715 W電源モジュール 1台を使用する場合、全ポートに PoEで供給できる電力は最大 8.7 Wです。

WS-C3850-12X48U-L、WS-C3850-12X48U-S、WS-C3850-12X48U-Eスイッチモデルの考慮事項:

(注)

•これらのスイッチモデルのプライマリ電源は、最低 470 W.が必要です。

• 350Wまたは440Wの電源はセカンダリ電源としてのみ使用できます。スイッチがこれらのモジュールをプライマリ電源として電力を取っている場合、スイッチを再起動して、

これらのモジュールをセカンダリ電源として復元します。

電源モジュールは 2つのステータス LEDを備えています。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド34 OL-26779-05-J

製品概要

電源モジュール

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表 16:スイッチ電源モジュールの LED

説明PS OK説明AC OKDC OK

出力がディセーブルであるか、入力

が動作範囲外です(AC LEDは消灯)。

出力がディセーブルであるか、入力

が動作範囲外です(DC LEDは消灯)。

消灯AC電源が入力されていません。

DC入力電源が供給されていません。

消灯

スイッチへ電力を供給しています。グリーンAC入力電源が供給されています。

DC入力電源が供給されています。

グリーン

出力が停止しました。赤

電源モジュールの交換、DC電源モジュールの配線、モジュールの仕様については、「電源の取り付け」および「技術仕様」の章を参照してください。

ファンモジュール

スイッチのモデルによっては、3台または 5台のホットスワップ可能な 12 V内蔵ファンモジュール(FAN-T1=)を使用できます。空気循環システムは、ファンモジュールと電源モジュールで構成されています。エアーフローのパターンは、電源の構成によって異なります。

ファンモジュールが正しく動作していると、(後ろから見て)ファンアセンブリの左上のグリー

ンの LEDが点灯します。ファンが故障すると、LEDがオレンジになります。2台のファンが動作していればスイッチを運用できますが、故障したファンは可能な限り早期に交換してください。

これにより、2台目のファンの故障によってサービスの中断を招く事態を避けることができます。

WS-C3850スイッチを適切に冷却するには、3台のファンが必要です。WS-C3850-48XSスイッチを適切に冷却するには、5台のファンが必要です。

(注)

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 35

製品概要

ファンモジュール

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次の図に、24ポートおよび 48ポートスイッチのエアーフローのパターンを示します。青い矢印は冷気のエアーフロー、赤い矢印は暖気のエアーフローを表します。

図 14: 24 ポートおよび 48 ポートスイッチのエアーフローのパターン

図 15: Catalyst 3850-24S-E および 3850-12S-E スイッチのエアーフローのパターン

図 16: Catalyst 3850-48XS スイッチのエアーフローパターン(青いハンドル付きの電源およびファンを使用)

図 17: Catalyst 3850-48XS スイッチのエアーフローパターン(赤いハンドル付きの電源およびファンを使用)

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド36 OL-26779-05-J

製品概要

ファンモジュール

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ファンモジュールの取り付けおよびファンの仕様については、「技術仕様」の章を参照してくだ

さい。

StackPower コネクタCatalyst 3850スイッチには、Cisco StackPowerケーブルを接続する StackPowerコネクタがあります。これにより、最大 9台のスイッチで構成されるスイッチ電力スタックを構成します。スイッチ電力スタックは、冗長モードまたは電力共有モードで構成できます。

次に示す StackPowerケーブルは、追加注文が可能です。

• CAB-SPWR-30CM(0.3 mケーブル)

• CAB-SPWR-150CM(1.5 mケーブル)

StackPowerケーブルの接続に関する詳細およびStackPowerのガイドラインについては、StackPowerスタックのプランニングを参照してください。

Cisco Catalyst WS-C3850-48XSスイッチモデルには StackPowerコネクタはありません。(注)

イーサネット管理ポート

10/100/1000イーサネット管理ポートまたはいずれかのコンソールポートを使用して、スイッチをWindowsワークステーションなどのホストやターミナルサーバに接続できます。10/100/1000イーサネット管理ポートは、VPNルーティング/転送(VRF)インターフェイスであり、RJ-45クロスケーブルまたは RJ-45ストレートケーブルを使用して接続します。

次の表に、イーサネット管理ポート LEDの色と意味を示します。

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 37

製品概要

StackPower コネクタ

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表 17:イーサネット管理ポート LED

説明色

リンクはアップ状態ですが、アクティビティは

ありません。

グリーン

リンクはアップ状態で、アクティビティがあり

ます。

緑色に点滅

リンクがダウンしています。消灯

RJ-45 コンソールポートRJ-45コンソールポートの接続には、付属の RJ-45/DB-9メスケーブルを使用します。

次の表に、RJ-45コンソールポート LEDの色と意味を示します。

表 18: RJ-45 コンソール LED

説明色

RJ-45コンソールポートがアクティブです。グリーン

ポートはアクティブではありません。消灯

管理オプション• Cisco Network Assistant

Cisco Network Assistantは、LANに適した PCベースのネットワーク管理GUIアプリケーションです。この GUIを使用すると、スイッチクラスタやスタンドアロンスイッチを設定および管理できます。Cisco Network Assistantは、次の URLから無料でダウンロードできます。http://www.cisco.com/pcgi-bin/tablebuild.pl/NetworkAssistant

• Cisco IOS CLI

CLIを使用してスイッチおよびスイッチクラスタメンバを設定し、モニタできます。CLIには、スイッチのコンソールポートに直接管理ステーションを接続するか、リモート管理ス

テーションから Telnetを使用してアクセスできます。詳細については、Cisco.comにあるスイッチのコマンドリファレンスを参照してください。

• Cisco Prime Infrastructure

Cisco Prime Infrastructureは、Cisco Prime Network Control System(NCS)のワイヤレス機能およびCiscoPrimeLANManagement Solution(LMS)の有線機能を、CiscoPrimeAssuranceManager

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド38 OL-26779-05-J

製品概要

RJ-45 コンソールポート

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のアプリケーションパフォーマンスモニタリングおよびトラブルシューティングの機能と

組み合わせます。詳細については、Cisco.comで Cisco Prime Infrastructureのドキュメントを参照してください: http://www.cisco.com/en/US/products/ps12239/index.html

Catalyst 3850 スイッチハードウェアインストレーションガイド OL-26779-05-J 39

製品概要

管理オプション

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管理オプション