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1941年に光学ガラス専門メーカーとして創業したHOYAは現在、メガネレンズ、医療用内視

鏡などを扱うライフケア、および半導体・液晶パネル、ならびにHDD用部材などを扱う情

報・通信へと事業領域を広げています。

これまでのHOYAの成長を支えてきたのが、複数の異なる事業を同時に保有し、バランスを

とりながらグループ全体を成長に導く「事業ポートフォリオ経営」です。全ての事業にはそれ

ぞれ成長期、成熟期、そして衰退期といったライフサイクルがあります。HOYAは、グループ内

にライフサイクルの異なった段階にある様々な事業を同時に保有することで、グループ全体

の安定した成長を目指しています。

 

また、事業運営の基本的戦略として「小さな池の大きな魚」になること、つまり自らの強みを

発揮できる領域にフォーカスして市場を絞り込み、そこで絶対的な競争力を持ちうるポジ

ションを確立する戦略があります。HOYAでは、各事業がそれぞれ「小さな池の大きな魚」を

目指して「強い事業」を作ることに専念して事業を運営しています。そこには、戦略があり、そ

れを実行する熱意をもった社員がいて、それを支えるグローバル体制があります。その根底

には持続的成長を可能にする経営の仕組みがあり、それが適切に機能するための機構とし

て透明性の高いガバナンス体制が敷かれています。そこにHOYAの強さの源泉が存在すると

確信しています。

先が見通しにくい不透明な時代ですが、皆様のご期待に応えるべく引き続き全力で取り組ん

でまいる所存です。 変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

長期的かつ持続的な成長を目指して

代表執行役最高経営責任者(CEO)

ごあいさつ

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ポートフォリオ経営

情報・通信分野

その他

ライフケア分野

複数の異なる事業を同時に展開し、バランスをとりながらグループ全体の収益性・安定性・成長性を確保していく「ポートフォリオ経営」。現在は、「情報・通信」と「ライフケア」という二つの大きな事業分野を柱に据えています。「情報・通信」の分野では、技術的な競争力を発揮し、高いシェアで安定的に収益を確保する一方、「ライフケア」分野へ積極的に経営資源を投入することで成長を加速させています。

2012年 3月 医療用内視鏡事業、ドイツのDigital Endoscopy 社を買収

4月 ブラジルのメガネレンズ販売製造会社を完全子会社化

5月 金属製インプラントの日本ユニテック(株)を買収

2013年 2月 セイコーエプソンのメガネレンズ製造事業を譲受

6月 メガネレンズ販売会社のセイコーオプティカルプロダクツ(株)の株式の一部を譲受

11月 自動内視鏡洗浄装置のリーディング企業Wassenburg社の過半数株式を取得

2014年 3月 セイコーオプティカルプロダクツ(株)の株式20%を追加取得し連結子会社化

HOYAの特徴

ライフケア分野で成長します

ライフケア分野における最近の主なM&A

エレクトロニクス関連製品

半導体製造用マスクブランクス・フォトマスク

映像関連製品

光学レンズ・光学ガラス材料微小レンズ

液晶パネル製造用フォトマスク

HDD用ガラスメモリーディスク

医療用内視鏡 白内障用眼内レンズ アパタイト骨補填材

ヘルスケア関連製品

メガネレンズ

メディカル関連製品

コンタクトレンズ

37%

その他1% 1%

62%

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「小さな池の大きな魚」を目指します。

経営戦略

HOYAは、自らの強みを発揮できる領域にフォーカスし、そこで絶対的な競争力を持ちうるポジションの確立を目指します。規模を追求せず、強い分野で競争力を高め、シェアを伸ばしていくことを重視しています。

32%

HOYAの特徴

世界シェア1位製品の売上比率

液晶パネル用フォトマスク世界No.1

コンタクトレンズ小売国内No.1

医療用内視鏡

世界No.2

セラミックス人工骨

国内No.1

HDD用ガラスディスクサブストレート世界No.1

光学レンズ・光学ガラス材料世界No.1

メガネレンズ国内No.1世界No.2

47%

国内シェア1位製品の売上比率

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米州地域本社(カリフォルニア)

欧州地域本社(オランダ)

アジア地域本社CEOオフィス(シンガポール)

HDD用ガラスメモリ-ディスク事業本部(ベトナム)

グローバル本社(東京)

主な事業所および工場 グループ連結会社数 121社(国内10社、海外111社)

地域別売上収益構成比

その他 1.3%

日本33.6%

米州13.9%

欧州18.3%

アジア・オセアニア

32.9%

海外生産比率

海外生産75%

国内生産25%

従業員構成比

日本 10.5%

米州 6.0%

欧州 8.0%

アジア・オセアニア

75.3%

欧 州売上収益

従業員数

783億円

2,958人

アジアオセアニア

売上収益

従業員数

1,407億円27,559人

593億円

2,211人

米 州売上収益

従業員数

日 本売上収益

従業員数

1,435億円

3,841人

2014年3月現在

グローバル展開

HOYAは、グローバルな視点で効率的な企業運営を行っています。世界を舞台に競争力を高めるために最適地での経営判断、研究開発、生産、販売を推進しています。海外の売上比率は60%、生産比率は75%を超え、従業員の約90%が外国人です。

HOYAの特徴

メガネレンズ事業本部(タイ)

眼内レンズ事業部(シンガポール)

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事業部門

選任

監督・助言

<経営執行機能>

代表執行役2名(うち1名は社内取締役兼務)

執行役3名

執行役

コーポレートガバナンス体制

当社の採用する委員会設置会社では、業務執行権限を執行役に持たせることでスピーディーな事業運営を実現する一方、指名・報酬・監査の3つの委員会全員が社外取締役で構成されることで、取締役会による経営の監督の実効性が担保されています。委員会設置会社とすることで、従来の監査役設置会社では明確に区分できなかった経営の執行と経営の監督をより明確に分離した体制をとることができ、経営の効率性の確保ならびに経営の健全性・透明性の向上を目指しています。

取締役人数の推移

コーポレートガバナンス体制模式図 (平成26年6月18日現在)

選任

取締役会<経営監督機能>

株主総会

1989年 1995年 2013年

指名委員会社外取締役6名

報酬委員会社外取締役6名

監査委員会社外取締役6名

指名委員会事務局

報酬委員会事務局

監査委員会事務局

社外取締役6名

社内取締役1名(執行役兼務)

取締役会

社内取締役社外取締役

社内取締役

17名

社外取締役

1名

社内取締役

7名

社外取締役

6名

社内取締役

1名

HOYAの特徴

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半導体製造用マスクブランクス・フォトマスク

半導体チップの製造工程において不可欠なブランクスとマスクは、半導体の微細で複雑な回路パターンを半導体ウエハに転写する際の原版となります。HOYAは独自の技術で高い付加価値を提供しています。

液晶パネル製造用大型フォトマスク

テレビやPC、スマートフォンの液晶ディスプレイパネルを作るときに使う回路の原版となります。半導体用フォトマスクの開発製造で培った技術を活かし、高品質で高精細な製品をパネルメーカーへ提供しています。

HDD用ガラスディスク

ノートPCやカーナビゲーション、ビデオカメラ等に内蔵されているHDDには、振動や衝撃でデータを破損させないようにガラス製のメモリーディスクが使われています。HOYAが開発したガラス製メモリーディスクは耐衝撃性に優れています。

光学ガラス材料・光学レンズ

ガラスの組成だけで5万件というデータベースを持ち、常に新しい性能の光学ガラスの開発に注力しています。高度な設計技術を生かしたHOYAの光学レンズはデジタルカメラなどの光学機器の高機能化、小型軽量化に貢献しています。

レンズモジュール

小型・高画質のレンズユニットを開発し供給し、デジタルカメラの小型化に貢献しています。またさらに小型化したスマートフォンなどに搭載できるレンズモジュールも提供しています。

光ディスク用樹脂レンズ/カメラ用樹脂レンズ

DVDとCDを一度に読み書きできる世界初の回折型DVD/CD互換ハイブリットレンズを提供しています。またその金型技術を応用して、小型で高精度なカメラ用樹脂レンズを各種取り揃えています。

レーザースキャニングユニット

レーザープリンター、デジタル複写機やデジタルFAX等の情報入出力機器や、検査機器、測定機器に搭載されています。

レーザー発振器・UV光源

レーザー発振器は半導体や液晶パネルの製造工程で欠陥修正装置や精密加工用に、UV光源は電子部品や光学部品の接着工程に使用されています。また光学機器や産業用機器に使用される特殊ガラスを扱っています。

HOYAグループの事業

情報・通信分野

創業事業である光学ガラスをはじめ、HOYAの製品が日々進化するデジタル製品の発展を支えています。人々の暮らしをより豊かなものにするため、最先端領域での技術革新を続けています。

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HOYAグループの事業

メガネレンズ

優れた光学技術を基盤にHOYA独自の思想により設計された非球面レンズは、より薄く、より軽い装用感と、自然な視界を実現します。

コンタクトレンズ

コンタクトレンズは高度管理医療機器です。HOYAでは、新素材とコーティング技術で高い安全性と快適さを実現した1ヶ月交換タイプや、遠近両用、乱視用などを開発製造しています。

コンタクトレンズ専門店「アイシティ」

国内最大級の出店規模を誇るコンタクトレンズ専門店「アイシティ」では、お客様への最適な商品のご提案と、世界大手メーカーの幅広い商品ラインナップが強みです。

医療用内視鏡

スコープの幅広い製品群と質の高いアフターサービスを提供することで、消化器、耳鼻咽喉、呼吸器など多岐にわたる診療領域において、診断・処置・治療および医学研究に貢献しています。

医療用処置具

医療現場の様々なニーズにお応えした信頼できる腹腔鏡下手術デバイスを提供しています。ディスポーザブルとリユーザブルを融合した、当社独自の"リポーザブル"製品は、すぐれた処置性能に貢献しています。

白内障用眼内レンズ

眼内レンズは、手術により白濁した水晶体を取り出した後に挿入する人工水晶体です。HOYAでは、極小切開創(世界最小の1.8mm)から挿入できるフォルダブルソフトレンズとともに、手術を簡便に行うインジェクターを製造・販売しています。

アパタイト骨補填材製品

人間の骨とほぼ同じ成分を持つアパタイト製品は、骨の欠損部分を補う骨補填剤として広く活用されています。アパタイト製品「アパセラム」は製品の特性から体内に長期間入れても安全で、時間が経つと骨と融合し骨の一部となります。

ビデオ硬性挿管用喉頭鏡エアウェイスコープ

撮像用CCD及びLED照明を先端に取り付けたスコープと挿管用喉頭鏡を組み合わせることにより、気管挿管時の口腔内の様子や挿入具合などをモニタで確認でき、気管チューブを素早く正確に気管に挿入することが可能になります。

金属製インプラント

骨折した骨の固定に使われる金属製整形外科用インプラントの分野では、強度と生体適合性に優れたチタンを中心に、日本人の骨格に最適な形状や大きさを持った自社製品を製造、販売、患者さんのより早い社会復帰をサポートします。

ライフケア分野

ライフケア事業は、人々のQOL(クオリティオブライフ)に大きく関連する医療用内視鏡やメガネレンズ、眼内レンズなど、人々の生活に欠かせない製品を提供しています。

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役員 2014年6月18日現在

財務情報(連結)

商号 HOYA株式会社(HOYA CORPORATION)

本社所在地 〒161-8525 東京都新宿区中落合2-7-5電話 (03)3952-1151(代表)代表者 代表執行役 最高経営責任者(CEO) 鈴木 洋創立 1941年(昭和16年)11月1日資本金 6,264,201,967円従業員数 36,605名(2014年3月期 連結)

URL http://www.hoya.co.jp

取締役

取締役(社外) 児玉 幸治((財)機械システム振興協会 会長)

取締役(社外) 小枝 至(日産自動車(株) 相談役名誉会長)取締役(社外) 麻生 泰((株)麻生 代表取締役会長)

取締役(社外) 内永 ゆか子(元ベルリッツ コーポレーション 代表取締役会長兼社長兼CEO)

取締役(社外) 浦野 光人((株)ニチレイ 相談役)

取締役(社外) 高須 武男(元(株)バンダイナムコホールディングス 代表取締役社長)

取締役 鈴木 洋

執行役

代表執行役 最高経営責任者(CEO) 鈴木 洋代表執行役 最高財務責任者(CFO) 廣岡 亮執行役 情報・通信担当COO 池田 英一郎執行役 ライフケア担当COO Girts Cimermans執行役 チーフリーガルオフィサー Augustine Yee兼企画・総務責任者

■税引前利益 ■当期利益

売上収益(百万円)

500,000

400,000

300,000

200,000

100,000

税引前利益/当期利益(百万円)

100,000

80,000

60,000

40,000

20,000

2014(年3月期) (年3月期)

2014

会社概要

427,575

2013

372,494

2012

376,94085,486

60,140

2013

89,368

71,242

2012

58,530

42,680