Combo384 DSD/PCM 新・制御基板セット - Mi-Take...Combo384 DSD/PCM...
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Combo384 DSD/PCM 新・制御基板セット
Combo384対応 DSD/PCM 制御基板v2.3&DAC 説明書(Rev.2.3) ©2014-2018 mi-take
System72 / PCM1792
Combo384 DSD/PCM 新 制御基板セット
この度は、Combo384 対応 DSD/PCM 制御基板 とPCM1792/DAC基板セット をお買い上げ頂き ありがとうございました。組み立て前に、本説明書を ご一読いただきますようお願いいたします。
※ ケーブルやソケット,LED等の色が写真と異
なる場合があります。 改良によって、レイアウ
トなどが変更になる場合があります。
※組合せの DACが写真とは異なる場合が
あります。 制御基板単品の場合は DAC基板
は付属しません。
※ 説明書内では DACの品番を 便宜
< 特 徴 >
・ PCM1795 やPCM1792/1796等 の ソフト制御タイプ DAC基板を、 Amanero社 の
※ 説明書内では DACの品番を 便宜
PCM1792のみの表記とする場合があります。
PCM1795/1796の場合は 読みかえ願います。
Combo384 Module (USB class 2 to I2S 32bit and DSD output Adapter ) に接続した場合、
DSD/PCM を切り替えが 自動切り替え可能な 制御基板とDAC基板セットです。
■ 制御基板 (v2.3)
・ DSD検出信号で DSDモード/PCMモードに適した 信号ラインに自動的に切り換えますので
接続替えは不要です。 ( JP301 ジャンパー位置 : Autoの場合 )
・ Combo384 の出力は、デジタルアイソレータIC Si8660 で、DAC側と絶縁しています。
・ モード設定ジャンパーで、下記 動作モード設定が設定可能です。
1. Monaural mode selection (Stereo / Mono) : DAC基板 ステレオ / モノ 切換2. Balance VR (without / with) :バランスVR 不使用 / 使用3. DSD Interface Mode Control (Auto / DSD fix) :自動切り替え / DSDモード固定4. I2S – STD (Rightjustified) :Data format 切り替え4. I2S STD (Rightjustified) :Data format 切り替え5. I2S PCM1795mode (24/32bit) : PCM1795 24bit/32bit 切替 (PCM1795のみ)
・ PCMモード時には、DACの音量調整(内蔵ATT)の制御用として、付属の可変抵抗器 で
出力レベルが調整可能 (0dB~-120dB 0.5step) です。 バランスVRも取付可能 (オプション)。
・ ATT設定値や、動作モードの設定 が LCDに表示可能です。 (LCDはオプション。 無くても OK)
■ DAC基板・DAC に Burr Brown製 PCM1792 採用
24bit、8倍オーバーサンプリング、差動電流出力、 デジタルフィルター内蔵。
・I/V変換には、 BB製 オペアンプ OPA2604 + 超小型1/4W 金属被膜抵を使用。(PCM1795版では、オペアンプは LME49720)
CN305 4pin音量調整用可変抵抗接続用付属のVRを使用する場合は赤線側がpin 1となります
CN301/302 5pinDAC基板の
制御基板 部品配置図
CN311Combo384と
赤線側がpin.1となります基板
制御出力 (L/R)・pin1
CN306 4pinバランス調整用可変抵抗接続用
接続します
・pin1
CN901/902+5V
CN318M ti 信号出力
JP301動作モード設定ジャンパー
CN304LCD接続用
CN312/313DAC基板へのPCM信号出力(L/R)
Muting信号出力
CN316DAIの
CN317Combo384
・pin1
制御基板の接続 と設 定
LCD接続用PCM信号出力(L/R) DAIのI2S接続 とDAIのI2S
切替ジャンパ
・ CN901に +5V電源を接続します。
+5Vのコネクタは並列接続されたコネクタが2個ありますので他の基板等へ分岐供給時に使用できます。
・ DAC制御用のCN301/302 (5pin)は、モノラル動作時に DAC基板 2枚を制御するため 2組あります。
(コネクタは通常、どちらか 1個のみの装着です)
・ CN312/313 (5pin)は PCM出力です。 DAC基板に接続します。 (コネクタは通常、どちらか 1個のみの装着です)
・ CN314 (4pin) は、DSD1792/DAC専用出力です。 DAC基板のDSD端子に接続します。
・ CN311 (8pin)には、combo384との接続用 8pin - 20pin ケーブルを接続します。 Combo384からのCN311 (8pin)には、combo384との接続用 8pin 20pin ケ ブルを接続します。 Combo384からの
3pin と 9pin から来ているケーブルがある方が、CN311の 1pin側 (マーク側)です。
・ CN305 (4pin)には、音量調整用の可変抵抗器を接続します。
・ CN306 (4pin)には、バランス整用の可変抵抗器を接続します。 ジャンパー設定で 無し/有り設定します。
デフォルト設定は、バランス調整無しです。
・ CN318 (2pin)は、DAC基板のMuting端子に接続します。 DAC基板に Muting TR回路が搭載されている場合、
切替時のノイズが低減されます。 (CN319はCN318と並列)
・ CN304には、 SC1602BS 相当のLCDが接続できます。 無くても動作には影響ありません。
P-2
(本書の 終ページに、LCD表示例を載せてあります。)
・ JP301 (5pin)は、PCM1795/DAC基板以外では、無し (24bit)としてください。
・ CN316(5pin)は、DAIからのI2S出力を接続します。 Combo384/USB と DAI/SPDIF の信号切替が可能になります。
信号切替は、CN317 (2pin)をショートすれば、DAI側になります。 (通常はオープンでCombo384が選択されています)
制御基板 参考回路図E
1 2 3
E
ontr
ol T
ype-
DSD
V2.
3B
2015
.10.
17.
2.3
B 対
応
1 5(CN
313)
1 5
PCM
/DSD
dat
a
CN31
2
1(CN
319)
1
Mut
e ou
t
CN31
8
1Com
bo/D
AI切替
CN31
7SDO
UT
OSC
LK
GN
DRM
CK
OLR
CK
D D
MS(
Chi
psel
ct)
MD
I(in
put)
MC(C
LK)
MS2
(chi
p2)
GN
D DAC
Co
3B10
3Y9
1B 31A 2A/B 1
2B 62A 51Y 4
2Y 7
GND 8
3A11 4Y12 4B13 4A14 OE15 Vcc16
HCT
257
IC31
3
03
15
I2S
N31
6
103B
VR01
CN30
6)
1 4CN30
5
(Dum
yClo
ck)
J15
DSD
off
J05
15(C
N30
2)
15
SPI(
1792
)
CN30
1
MIS
O1
SCK
3
RST
5
VCC
2
MO
SI4
GN
D6
AVR-
ISP
CN30
3
474
R3013B10
3Y9
1B 31A 2A/B 1
2B 62A 51Y 4
2Y 7
GND 8
3A11 4Y12 4B13 4A14 OE15 Vcc16
HCT
257
IC31
2
R351
)35
2)
10R3
02
AVcc
18
PB5/
SCK
17
PC225 PC3
PA0/
ADC6
19PC
720
GN
D21
PA1/
ADC7
22PC
0/AD
C023
PC1/
ADC1
24
I
CN
1 4
DSD
(CN
314)
1 4
DSD
(CN
315)
1 4(C
104
C304
RMCK
GN
DSD
OU
TO
SCLK
OLR
CK
C C
GN
D2
9
Out
115
Out
214
Out
313
Out
412
Out
511
Out
610
Vdd2
16Si
8660
044703
(R (R3
PD5 9
PD6 10
PD7 11
PB1 13
PB2 14
PB3/MOSI 15
PB4/MISO 16
PB7
8PB
67
PA3
6
PD4
2
PA2
3
Vcc
4
GN
D5
PC326
PB0/CLKO 12PPC4/SDA27 PC5/SCL28 RESET29 PD030 PD131 PD2/INT032
D3/
INT1
1
PPP
tn48
IC30
1
B Bbi
t
103B
VBUS_ON J03
VBUS_ON J04
Mut
e
In1
2
In2
3
In3
4
In4
5
In5
6
In6
7
GN
D1
8
Vdd1
1IC
311 10
C30225
V4C3
0
104
C311
104
C301
1
82
764
3 5
CN31
1
1 5
JP
301
Vcc
1
V03
R/W
5
D0
7
D2
9
D4
11
D6
13
G2
RS4
E6
D1
8
D3
10
D5
12
D7
14
CN30
4
A A
[ ジャンパー 一覧
] 無し
- 有
り
1. S
tere
o -
MO
NO
x2
2. n
on -
Bal
ance
VR
3. a
uto -
強制
DSD
4. I
2S -
STD
5.
I2S
24bi
t -
I2S
32 bVR301
DAT
A3
CLK
4
SCLK
5
MCL
K6
D O
E7
GN
D8
Vcc
9
Mut
e11
o384
1
82
764
3 5
CN1
25V47 C901
1 2
CN90
1 1 2
CN90
2
222
R901 D901R
P-3
1 2 3
I2S
D FS MD
SDG M
Com
bo
DAC基板 部品配置図
CN903/904+5V
CN901/902±12V~±15VJP GND
常時ショート
CN214Muting入力
CN202アナログ出力
制御モード(JP01)PCM/DSD chip選択太線:PCM(デフォルト)
CN201デジタル入力(制御基板へ)
制御チャンネル(JP02)CN210コントロール入力
(制御基板 )
・ CN903(+5V)、CN901(±15V) は電源コネクタです。 ぞれぞれのコネクタは 並列接続されたコネクタが
ステレオ/Lch側:太線枠(CN210:5番ピン側)モノ/Rch側:細線枠(CN210:2番ピン側)
DAC基板 接続と設定
(制御基板へ)
2個ずつありますので、他の基板等へ分岐供給時に使用できます。
(±電源の電圧は、12~15Vでの使用がお勧めです)
・ CN201 DAIとの接続ケーブルは、少しよじって(捻って)使用してください。
付属のケーブル以上の長いケーブルご使用時には、誤動作する(時々ノイズが出たりする)
場合があります。 15㎝以下でのご使用を お勧め致します。
・ ソフト制御用の信号(制御基板との接続)は、 CN210に接続します。
制御基板の制御モードはSPIですので、DAC基板JP01太線側がショート(デフォルト)です。
・ CN214 は、Mutingの入力端子です。 制御基板のMuting出力端子に 2pinコネクタ-で接続します。
・ モノラルモードで使用する場合は、制御チャンネルを基板毎に設定する必要があります。
Lch側はデフォルトのままでOKです。 Rch側に使用する基板の JP02の半田ショートを反対側(細線枠)
にします。 (CN210の5pin側がLch動作、2pin側がRch動作です。 チップセレクト信号を切り替えます)
P-4
ジャンパー参考半田付けを 移動します
1 2 3 4
用版
ake2/17
95DAC 参考回路図(PCM1792/1796/1795共通)
E E
PCM
1792
/DSD
1792
共用
2013
.02.
20.
(c
)Mi-T
a
DAC
92 V
4.0
PCM
179
1(CN
214)
JP07
JP08
1 4CN20
2
R2)
(TR1
)
(R220)(R219)
D D
471
C217
471
C218
471
15
471
16
202
214
202
R213
104
C219
567
8
NE5
532
IC20
5-1
321
4
IC20
5-2
104
C220
J J
(TR4
) (TR
(TR3
)
(R23
1)
(R21
6)
(R21
5)
202 R212C21
C21
R2
202 R211
33uMuse 33UMuse
202
R207
202
R209
202
R208
202
R210
222
22282
103
821
04
821
R206
222
3
821
R205 32
1
4
IC20
4-2
321
4
IC20
3-2
567
8
IC20
3-1
567
8
IC20
4-1
222
4
682
R901
LED
D90
1
C C
103
R201
47u
C206
47u
C205
104 C204
22u C203
104 C208
22u C207
33uMuseC901
33UMuseC902
123+
15/-
15VCN
901 123
CN90
2
C211
C212R2
0
R20 R
C21 R
1 4CN20
5
C214
B B
C 22u C207
1 2+
5VCN
903
1 2CN
904
22u 21
5
t4
Vcc2
L28
AGN
D3L
27
Iout
L-26
Iout
L+25
AGN
D2
24
Vcc1
23
Vcom
L22
Vcom
R21
Iref
20
AGN
D1
19
Iout
R-18
Iout
R+17
AGN
D3R
16
Vcc2
R15
LRCK
4
DAT
A5
BCK
6
SCK
7
Vdd
9
RST
14
DG
ND
8
ZERO
L/D
SDL
1
ZERO
R/D
SDR
2
MSE
L/D
BCK
3
MS
10
MD
I11
MC
12
MD
O13
PCM
/DSD
1792
IC20
1
JP04
A A
ct)
)RCK
CK ATA
ND
CKSDL
SDR
BCK
RL
C201104
C202
JP G
ND
104 C904
inG
ND
2
out
nois
3
CTRL
1
TRA5
S33
IC90
1
15CN
210
PCM
/MSE
LJP
01
123
Cips
elec
tJP
02
1CN
212 1 5
CN20
1
1 2 3 4
MS(
Chip
sel
MD
I(in
put)
MC(
CLK)
MS2
(chi
p2)
GN
D
L R BC DA
GN
SCDS
DS
DB
P-5
<参考>Combo384 を使用する場合の信号/制御 ケーブル接続例
制御基板 DAC基板Combo384
コネクタの pin1は、シルク印刷の太くなっている側ですコネクタケーブルの挿入時 ご注意ください。(線材の色を合わせて挿入します)
Combo384 端子部分
・Combo384 に 付属の10 x2ヘッダーを 取り付けます。
・ 3pin ~ 9pin,11pin を 使いますが、本キットに 付属のケーブルは必要な pinに ケーブルが付いています。
※ ケーブルやソケット,LED等の色が写真と異なる場合があります。
Combo384 の基板例です.
・Combo384の資料 及び ドライバーはA T h l i 社 の
P-6
Amanero Technologies社 のホームページから ダウンロード願います。
https://amanero.com/
Combo384以外のデジタル信号 (I2S) を接続・切替する
参考資料
・ 本制御基板では、Combo384以外からのI2S出力を接続し、切り替える事が可能です。
CDプレーヤ や Net Audio Player の同軸出力を使いたい場合、CS8416/DAI等の
I2S出力を接続して切替可能です。
(1) CN315に、CS8416等からの I2S出力を接続します。
(2) CN316は、切替のためのSW接続端子です。 CN316をショートすると(2) CN316は、切替のためのSW接続端子です。 CN316をショ トすると
CN315につないだ、I2S側が DAC接続コネクタのCN301に出力されます。
・CN316のpinを SW等でショートすれば CN315 からの入力が 選択されます
・CN315
制御基板に LCD接続した場合の表示例・表示内容は仕様変更等により 異なる場合があります
※ 外部 I2S端子を使用する場合、combo384へDSD入力がある場合 強制DSDモードと
なる場合があります。 PCMファイルの入力とすれば解除できます。
・電源投入時 ・PCMモード時
表示内容は仕様変更等により 異なる場合があります
P-7
・DSDモード時・Balnce VR有り
・mono x2 モード時I2S PCM1795/32bit モ ド
時・I2S PCM1795/32bit モード
1番ピン側
1番ピン側
LCDモジュールの接続コネクタ部 1番ピン側
「茶/赤」 線側が1番ピン
使用上のご注意・制約事項など
(1) DSD-PCMモード切換時にMutingをかけていますが、切換ノイズが出る場合もあります。
(2) PCM1792 の仕様上 電源投入時にCLK入力が無い場合 制御コマンドが受け付けられませんので(2) PCM1792 の仕様上、電源投入時にCLK入力が無い場合、制御コマンドが受け付けられませんので
Combo384以外と 組合せて使用する場合は、ご注意ください。
(3) Combo384で、Radiko等のネットラジを聴取した場合、遅延バッファの関係で ポツポツ のイズが出る場合があります。
開始 5分程度でノイズが出無くなる様ですが、現状では対応策はありません。
(4) DSD信号 (ハードウエアI/F) には、現在これといった デファクトSTD. が無いため Combo384 での
動作確認となっています。 他の DSD信号源での動作保証は致しかねますので、ご了承ください。
DSD信号に対する規定は、PCM1792datasheetを参照願います。
・使用するケーブルやソケット等の色が写真と異なる場合があります。
履歴Rev.1.0 : 2014.07.17. 1st releaseRev 1 2 : 2014 10 15 回路図更新(EMF) 他
[ 免責事項 ]本キット及び 説明書は、万全を期して作成されておりますが、万が一、本キットを製作・運用した上で何らかの障害が発生しても当方では その責を一切負いませんので ご了承下さい。利用者の自己責任においてご利用をお願いいたします。
Combo384 対応 DSD/PCM 制御基板&DCA基板 説明書
使用するケ ブルやソケット等の色が写真と異なる場合があります。・性能改善のため予告無く仕様が変更になる場合があります。
新情報・関連技術情報を 下記 Mi-Take のホームページで提供しています。
http://www.mi-take.biz
Rev.1.2 : 2014.10.15. 回路図更新(EMF)、他Rev.1.3 : 2014.11.07. PCM1792版,見取図一部修正
Rev.2.0 : 2015.05.07. 制御基板V2.3対応Rev.2.1 : 2015.09.27. 改訂Rev.2.2 : 2016.04.10. 改訂(2.3B対応)Rev.2.3 : 2017.03.20. 改訂(C384基板例追加)