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シスコシステムズ合同会社 発行履歴 107-6227 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー REV A.01 2018 11 20 http://www.cisco.com/jp スペック シート Cisco UCS C480 ML M5 ディープ ラーニング 専用サーバ

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シスコシステムズ合同会社 発行履歴

〒107-6227 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー REV A.01 2018 年 11 月 20 日 http://www.cisco.com/jp

スペック シート

Cisco UCS C480 ML M5 ディープ ラーニング 専用サーバ

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 2

目次

概要 ........................................................................................ 3 詳細図 ...................................................................................... 4

シャーシ正面図 ........................................................................................... 4 UCS C480 ML M5 サーバの背面パネル機能 .............................................................. 6

サーバ本体の標準機能と特長 ............................................................. 7 サーバの構成 ............................................................................. 10

ステップ 1 ベース SKU を確認する ................................................................. 11 ステップ 2 CPU を選択する ......................................................................... 12 ステップ 3 メモリを選択する ....................................................................... 13 ステップ 4 ドライブ モジュールとドライブを選択する(オプション) ......................... 15 ステップ 5 RAID 構成を選択する ................................................................... 18 ステップ 6 PCIe オプション カードを選択する .................................................... 20 ステップ 7 光学式ドライブを選択する(オプション) ........................................... 21 ステップ 8 SD カード M.2 デバイスを選択する(オプション) .................................. 22 ステップ 9 内蔵マイクロ SD カード モジュールを選択する(オプション) ..................... 24 ステップ 10 電源ユニット装置を構成する ......................................................... 25 ステップ 11 AC 電源コードを選択する............................................................. 26 ステップ 12 ケーブル マネジメント アームを構成する(オプション) ......................... 28 ステップ 13 セキュリティ デバイスを構成する(オプション).................................. 29 ステップ 14 管理アクセスの設定を選択する(オプション) ..................................... 30 ステップ 15 サーバ ブート モードを選択する(オプション) ................................... 31 ステップ 16 サポート サービスを選択する ........................................................ 32

参考資料 .................................................................................. 34 シャーシ................................................................................................. 34 メイン シャーシ内の保守可能コンポーネントの位置 ................................................ 35 CPU モジュール内の保守可能コンポーネント ........................................................ 37 I/O モジュール内の保守可能コンポーネント ......................................................... 38 CPU と DIMM ............................................................................................ 39

物理レイアウト .................................................................................. 39 メモリ搭載ルール ................................................................................ 40 メモリ ミラーリング............................................................................. 41 DIMM 装着順序 ................................................................................... 41

KVM ケーブル ........................................................................................... 42 技術仕様 .................................................................................. 43

寸法と重量 .............................................................................................. 43 電力仕様................................................................................................. 44 環境仕様................................................................................................. 45 準拠要件................................................................................................. 46

本書は、英語版 Spec sheet を翻訳、ローカライズしたものです。最新の技術情報は、英語資料も参照ください。日本語資料更新等の時間差などの理由で、本書の情報が古い場合があります。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 3

概要

概要

Cisco UCS C480 ML はマシンラーニング、ディープ ラーニングに特化した 4 ラック構成(4 RU)サーバで、インテル® Xeon® プロセッサ スケーラブル ファミリ CPU と 8 基の NVIDIA Tesla V100-32GB Tensor コア GPU(NVLink 相互接続)をサポートしています。最大 3 TB の Double Data Rate 4(DDR4)メモリ 1(24 個のスロット)、最大 24 台の小型フォーム ファクタ(SFF)ホットスワップ可能 2 SAS/SATA SSD/HDD、最大 6 台の PCIe NVMe ディスク ドライブ、および最大 2 台の内部 M.2 ドライブを搭載できます。

4 個の PCI Express(PCIe)拡張スロットは Cisco UCS C シリーズ シスコ製ネットワーク アダプタおよび他社製パートナー ネットワーク アダプタをサポートしており、標準で 2 個の 10GBASE-T LOM ポートと 1 個の 1GbE 専用アウトオブバンド(OOB)管理ポートが 利用できます。さらにシャーシには、RAID コントローラ カード用に専用 PCIe スロットが内蔵されています。

図 1 Cisco UCS C480 ML M5 サーバ 正面図

背面図

注: 1. 128 GB DIMM を利用することで、最大 3 TB のメモリ容量を使用できます。

2. ホットスワップ機能により、ソフトウェアの事前操作/シャットダウンなしでコンポーネントを取り外せます。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 4

詳細図

詳細図

シャーシ正面図 図 2 は、Cisco UCS C480 ML M5 サーバの詳細な正面図です。

図 2 シャーシ正面図

1 電源ボタン/LED 8 左側のベイ モジュール(ドライブ ベイ 1 ~ 8)

■ 8 個のすべてのベイで SAS/SATA ドライブがサポートされています。

イ イブも ポ 2 ID ボタン/LED 9 中央のベイ モジュール(ドライブ ベイ 9 ~ 16)

■ 8 個のすべてのベイで SAS/SATA ドライブがサポートされています。

■ ベイ 9 では NVMe ドライブもサポートされています。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 5

詳細図

3 システム ステータス LED 10 右側のベイ モジュールは、以下のいずれかをサポートします。

■ オプションの DVD ドライブ モジュール

■ ドライブ ベイ 17 ~ 24(表示されています) ● 8 個のすべてのベイで SAS/SATA ドライブがサポートされています。

● ベイ 17 では NVMe ドライブもサポートされています。

4 ファン ステータス LED 11 KVM コンソール コネクタ(USB 2 個、VGA 1 個、シリアル コネクタ 1 個を装備した KVM ケーブルで使用)1

5 温度ステータス LED 12 引き抜きアセット タグ

6 電源ステータス LED 13 CPU モジュール ベイ 1

起動するために、下側のベイ 1 に 1 つの CPU モジュールが必要になります。

7 ネットワーク リンク アクティビティ LED

14 CPU モジュール ベイ 2(フィラー モジュールが取り付けられたブランク ベイとなります)

上側のベイ 2 にブランク フィラー モジュールがないと、システムが起動しません。

注:

1. KVM コネクタの詳細については、42 ページの「KVM ケーブル」を参照してください。

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詳細図

UCS C480 ML M5 サーバの背面パネル機能 図 3 に背面パネルの機能を示します。

図 3 UCS C480 ML M5 サーバの背面パネル

1 シリアル ポート COM 1(DB-9 コネクタ) 7 背面 ID ボタン/LED

2 VGA ビデオ ポート(DB-15 コネクタ) 8 USB 3.0 ポート(3 個)

3 現時点、使用不可(未サポートです)。 9 電源装置 1 ~ 4(ホットスワップ可能、3+1 として冗長)

4 1 Gb/10 Gb イーサーネット ポート(LAN1 上側、LAN2 下側)

デュアル LAN ポートは、リンク パートナーの機能によっては、1 Gbps と 10 Gbps をサポートできます。

10 ネットワーク アダプタ用の PCIe スロット 11 〜 14

5 10/100/1000 イーサネット専用管理ポート(Base-T)

_ _

6 現時点、使用不可(未サポートです)。 _ _

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 7

サーバ本体の標準機能と特徴

サーバ本体の標準機能と特長 表 1 に、サーバ本体の機能と特長を示します。特定の機能(プロセッサ数、ディスク ドライブ、メモリ容量など)に関するサーバの設定方法については、10 ページの「サーバの設定」を参照してください。

表 1 機能と特長

機能/特長 説明

シャーシ 4 ラック ユニット(4 RU)シャーシ GPU NVIDIA Tesla V100-32GB Tensor コア GPU X 8(NVLink 相互接続) CPU Intel® Xeon® プロセッサ スケーラブル ファミリ CPU X 2 チップセット Intel® C620 シリーズ チップセット メモリ DIMM スロット X 24(最大 3 TB のメモリ)

マルチビット エラー保護

マルチビット エラー保護をサポート

拡張スロット フルハイト フルレングス PCIe 拡張スロット X 4

■ スロット番号 11:CPU1 制御、Gen-3 x16、FL、FH、NCSI、VIC

■ スロット番号 12:CPU1 制御、Gen-3 x16、FL、FH、NCSI、VIC

■ スロット番号 13:CPU2 制御、Gen-3 x16、FL、FH、NCSI、VIC

■ スロット番号 14:CPU2 制御、Gen-3 x16、FL、FH、NCSI、VIC

注:UCS C480 ML M5 はデュアル CPU で出荷されます。

ストレージ コントローラ

フロントローディング ドライブに対応

■ UCSC-RAID-M5HD は、SuperCap キャッシュ バックアップ(UCSC-SCAP-M5)による 4 GB のキャッシュを備えた、内部に取り付けられる Cisco 12G モジュラ RAID コントローラです。このコントローラはフロント ドライブ ベイの SAS/SATA ドライブを制御するために使用されます。フロント ドライブ ベイの NVMe ドライブは制御できません。

RAID バックアップ SuperCap 電源モジュール(SCPM)をサポート

■ フロントローディング ドライブ ベイ コントローラ(UCSC-RAID-M5H):SCPM 取り付けブラケットは、正面側の RAID コントローラ ソケットの近く(シャーシ内壁上)にあります。

DVD ドライブ オプション

フロントローディング ドライブ ベイ 3 は、オプションで DVD ドライブ モジュールと交換可能

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サーバ本体の標準機能と特徴

表 1 機能と特長(続き)

機能/特長 説明 内部ストレージ デバイス 最大 24 台の 2.5 インチ ドライブを装備可能

■ フロント ドライブ ベイは、3 つのリムーバブル ドライブ ベイ モジュール

に分かれています。各ドライブ ベイ モジュールに 8 個のドライブ ベイがあり、フロントローディング ドライブ ベイは合計で 24 個になります。 • 24 個のすべてのドライブ ベイは SAS/SATA ドライブをサポートします。 • 3 つのドライブ ベイ モジュールのそれぞれに NVMe SSD と SAS/

SATA ドライブをサポートするスロットがあり、NVMe SSD をサポートするベイは合計で 6 個になります。

• ドライブ ベイ 1 には最大 4 台の NVMe ドライブを搭載でき、ドライブ ベイ 2 とドライブ ベイ 3 にはそれぞれ指定されたスロットに 1 台の NVMe ドライブを搭載できます。

SAS ドライブと SATA ドライブはホットスワップ可能 1、NVMe ドライブはホットプラグ可能 2

内部リムーバブル メディア

■ マザーボードのミニストレージ モジュール コネクタで、次のいずれかをサポート:

• 2 つの SATA M.2 SSD スロットがある M.2 モジュール。容量の異なるモジュールの同時使用はサポートされません。

• 2 本の SD カード スロットを備えた SD カード モジュール。容量の異なる SD カードの同時使用はサポートされません。

■ シャーシ マザーボードで 1 個の USB 2.0 ポート。

WoL オンボードの 10GB BASE-T イーサネット LAN ポートで Wake-on-LAN(WoL)規格をサポート

ACPI Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)4.0 規格をサポート

ビデオ ■ 60 Hz での最大 1600 x 1200、16bpp の解像度。最大 256 MB のビデオ メモリ。 インターフェイス ■ 背面パネル

• 10/100/1000 専用管理イーサネット ポート X 1 • 10BASE-T Gbps イーサネット ポート X 2 • RS-232 シリアル ポート(DB-9 コネクタ)X 1 • VGA ビデオ ポート X 1(DB-15 コネクタ) • USB 3.0 コネクタ X 3

■ 前面パネル

• KVM コネクタ X 1(USB 2 個、VGA 1 個、シリアル コネクタ 1 個を装備した付属の KVM ケーブルで使用)

電源サブシステム

■ 電源装置はホットスワップ可能で、背面からアクセスできます。デフォルトでは 3+1 冗長に設定されています。

■ 1600 W AC 電源装置

サーバの電力消費量については、次の URL から Power Calculator を使用してください。

http://ucspowercalc.cisco.com [英語]

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サーバ本体の標準機能と特徴

表 1 機能と特長(続き)

機能/特長 説明

ファン シャーシ:

■ 4 つのファン モジュール(それぞれ 2 つのファンを装備し、ホットスワップ可能)

電源ユニット: ■ 各電源ユニットにファンを装備

ベースボード管理 Cisco Integrated Management Controller(Cisco IMC)ファームウェア。

設定に応じて、Cisco IMC には 10/100/1000 専用管理ポート、10GBASE-T LOM ポート、または Cisco 仮想インターフェイス カードを介してアクセスできます。

統合型管理プロセッサ 組み込みの Cisco Integrated Management Controller(CIMC)GUI または CLI インターフェイスを使用すれば、サーバ構成、コンポーネント稼動状態、およびシステム イベント ログを監視することができます。

注:

1. ホットスワップ可能 = サーバの電源が入っている間に取り外しを行うために、コンポーネントの事前調整を行う必要はありません。

2. ホットプラグ可能 = サーバの電源が入っている間に取り外しを行うために、コンポーネントをオペレーティング システムでシャットダウンする必要はありません。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 10

サーバの構成

サーバの構成 Cisco UCS C480 ML M5 ディープ ラーニング専用サーバを設定するには、次の手順に従います。

■ ステップ 1 ベース型番を確認する、11 ページ

■ ステップ 2 CPU を選択する、12 ページ

■ ステップ 3 メモリを選択する、13 ページ

■ ステップ 4 ドライブ モジュールとドライブを選択する(オプション)、15 ページ

■ ステップ 5 RAID 構成を選択する、18 ページ

■ ステップ 6 PCIe オプション カードを選択する、20 ページ

■ ステップ 7 光学式ドライブを選択する(オプション)、21 ページ

■ ステップ 8 SD カード M.2 デバイスを選択する(オプション)、22 ページ

■ ステップ 9 内蔵マイクロ SD カード モジュールを選択する(オプション)、24 ページ

■ ステップ 10 電源装置を選択する、25 ページ

■ ステップ 11 AC 電源コードを選択する、26 ページ

■ ステップ 12 ケーブル マネジメント アームを選択する(オプション)、28 ページ

■ ステップ 13 セキュリティ デバイスを選択する(オプション)、29 ページ

■ ステップ 14 管理設定を選択する(オプション)、30 ページ

■ ステップ 15 サーバ ブート モードを選択する(オプション)、31 ページ

■ ステップ 16 サポート サービスを選択する、32 ページ

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 11

サーバの構成

ステップ 1 ベース SKU を確認する

表 2 から、サーバ本体の製品型番(PID)を確認してください。

表 2 C480 ML M5 ラック サーバの PID

製品 ID(PID) 説明

UCSC-C480-M5ML8 8 基の GPU を搭載したシャーシ(PSU なし、RAID/ケーブルなし、HDD モジュールなし、CPU モジュールなし)

ベース型番の内容:

■ 同梱品:

— NVIDIA Tesla V100-32GB Tensor コア GPU X 8(NVLink 相互接続)

— ディスク ドライブが挿入されていないスペースに使用するブランキング パネル(冷却用のエアー フローを維持するため)

— レール キット

■ 次の主要パーツは含まれません。

— CPU

— DIMM

— 電源装置

— ハードディスク ドライブ(HDD)

— ソリッドステート ドライブ(SSD)

— プラグイン PCIe カード

注:以降の手順に従い、必要なコンポーネントをサーバに追加してください。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 12

サーバの構成

ステップ 2 CPU を選択する

標準の CPU 機能は次のとおりです。

■ インテル® Xeon® プロセッサ スケーラブル ファミリ CPU

■ Intel C620 シリーズ チップセット

■ プロセッサあたり最大 28 コア、全部でサーバあたり最大 56 コア

1 つの CPU モジュールと 2 つの CPU を選択してください。

製品 ID(PID) 説明

UCSC-C480-CM UCS C480 ML M5 CPU モジュール(CPUなし、メモリなし)

使用可能な CPU を表 3 に示します。

表 3 使用可能な インテル CPU

製品 ID(PID)1 インテル プロセッサ モデル

クロック周波数(GHz)

消費 電力 (W)

キャッシュ サイズ(MB)

コア UPI2

リンク(GT/s)

サポートする DDR4 の最大クロック(MHz)3

インテル® Xeon® プロセッサ スケーラブル ファミリ CPU UCS-CPU-8180 8180 2.5 205 38.50 28 3 x 10.4 2666 UCS-CPU-8160 8160 2.1 150 33.00 24 3 x 10.4 2666 UCS-CPU-6144 6144 3.5 150 24.75 8 3 x 10.4 2666 UCS-CPU-6142 6142 2.6 150 22.00 16 3 x 10.4 2666 UCS-CPU-6140 6140 2.3 140 24.75 18 3 x 10.4 2666 UCS-CPU-6136 6136 3.0 150 24.75 12 3 x 10.4 2666 UCS-CPU-5122 5122 3.6 105 16.50 4 2 x 10.4 2666 UCS-CPU-4116 4116 2.1 85 16.50 12 2 x 9.6 2400 UCS-CPU-8180M 8180M 2.5 205 38.50 28 3 x 10.4 2666 UCS-CPU-6142M 6142M 2.6 150 22.00 16 3 x 10.4 2666

注:

1. Intel CPU 型番の末尾が「M」であるもののみが、1.5 TB/ソケット メモリ容量をサポートします。その他すべての CPU 型番はソケットあたり 768 GB のメモリ容量をサポートします。

2. UPI = ウルトラ パス インターコネクト 3. それぞれの CPU について、CPU が対応するメモリ アクセス速度(表を参照)と動作速度が異なる DIMM を選択し

た場合、DIMM のクロック速度は、CPU 側のメモリ アクセス クロックと DIMM クロックのうちのどちらか低い方での動作となります。

動作確認済みの構成

(1) 2 CPU 構成のみ

■ 表 3(12 ページ)から同一仕様の CPU を 2 つ選択します。 ■ CPU 1 と CPU 2 に常に CPUを搭載する必要があります。

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サーバの構成

ステップ 3 メモリを選択する

標準メモリの機能は次のとおりです。

■ クロック速度:2666 MHz

■ DIMM あたりのランク:1、2、4、または 8

■ 動作時の電圧:1.2 V

■ Registered ECC DDR4 DIMM(RDIMM)または Load Reduced DIMM(LRDIMM)

メモリは、CPU あたり 6 個のメモリ チャネルと、チャネルあたり最大 2 枚の DIMM で構成されます。

メモリ(DIMM)とメモリ ミラーリングの選択(オプション)

メモリの構成とメモリ ミラーリング オプションが必要かどうかを選択します。サポートされるメモリ DIMM とミラーリング オプションを表 4 に示します。

メモリ ミラーリングを有効にすると、メモリ サブシステムにより、同じデータが隣接する 2 つのチャネルに同時に書き込まれます。解決できないメモリ エラーにより、一方のチャネルからのメモリ読み取りで正しくないデータが返された場合、自動的にもう一方のチャネルからデータが取得されます。いずれかのチャネルで一時的または軽度のエラーが発生しても、ミラー データには影響しません。DIMM とミラー DIMM の同一場所で同時にエラーが発生しない限り、処理を継続できます。ただし、メモリ ミラーリングを使用すると、搭載された 2 つのチャネルの一方分の容量のデータしか提供されないため、オペレーティング システムで使用できるメモリの容量は 50 % 減少します。UCS C480 ML でサポートされているメモリ DIMM を表 4 に示します。

表 4 使用可能な DDR4 DIMM

製品 ID(PID) 説明 電圧 ランク/ DIMM

UCS-MR-128G8RS-H 128 GB DDR-2666-MHz TSV-RDIMM/4-/8R/x4 1.2 V 8

UCS-MR-X64G4RS-H 64 GB DDR-2666-MHz TSV-RDIMM/4-/4R/x4 1.2 V 4

UCS-ML-X64G4RS-H 64 GB DDR-2666-MHz LRDIMM/4-/4R/x4 1.2 V 4

UCS-MR-X32G2RS-H 32 GB DDR-2666-MHz RDIMM/4-/2R/x4 1.2 V 2

UCS-ML-X32G2RS-H 32 GB DDR4-2666-MHz LDIMM//2R/x4 1.2 V 2

UCS-MR-X16G1RS-H 16 GB DDR-2666-MHz RDIMM/4-/1R/x4 1.2 V 1

メモリ ミラーリング オプション

N01-MMIRROR メモリ ミラーリング オプション

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サーバの構成

メモリ構成の特長とモード

■ システム スピードは、CPU がサポートする DIMM スピードによって異なります。DIMM スピードについては、「表 3 使用可能な インテル CPU」(12 ページ)を参照してください。

■ C480 ML M5 サーバは、以下に示す 4 つの異なるメモリ信頼性/可用性/保守性(RAS)モードをサポートします。

— 独立チャネル モード

— ミラー チャネル モード

— ロックステップ チャネル モード

— ランク スペアリング モード

■ システム レベル RAS モードの組み合わせには次の制限があります。

— プラットフォーム単位の非ミラー モードとミラー モードを混在させることはできません。

■ RDIMM、LRDIMM、および TSV-RDIMM を混在させないでください。

■ シングル ランク DIMM は、同じチャネル内でデュアル ランク DIMM と混在できます。

■ より良いメモリ アクセス性能を得るために、次の技術制約を理解してください。

— タイミング パラメータが異なる DIMM は、同じチャネル内の別々のスロットに装着できますが、最も遅い DIMM に対応したメモリ アクセス クロックが他のすべてメモリに適用されます。そのため、それよりも速い DIMM は装着された場合でも、最も遅い DIMM でサポートされるメモリ アクセス クロックで動作することになります。

— 1 つの DIMM を使用する場合は、特定のチャネルの DIMM スロット 1(CPU から最も遠いスロット)に装着する必要があります。

— シングル、デュアル ランク DIMM を 2DPC 用に装着する場合は、必ず数字の大きいランクの DIMM を先に(最も遠いスロットから)装着してください。たとえば、2DPC の場合は、最初に DIMM スロット 1 にデュアル ランク DIMM を装着します。次に、DIMM スロット 2 にシングル ランク DIMM を装着します。

■ 両方の CPU の DIMM は、常に同じ構成にする必要があります。

■ 前世代(M4)サーバのメモリ(DDR3 および DDR4)は、UCS C480 ML ラック サーバでは互換性がないかサポートされません。

注:DIMM が取り付けられていないすべての DIMM スロットに、DIMM ブランク(UCS-DIMM-BLK)を取り付ける必要があります。

メモリの詳細については、「CPU と DIMM」(39 ページ)を参照してください。

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サーバの構成

ステップ 4 ドライブ モジュールとドライブを選択する(オプション)

ドライブ モジュールの選択

次のドライブ モジュールを選択できます。

■ 最大 3 つのドライブ モジュール。これは、次のように 8 台のドライブを搭載できるフロントマウント ドライブ ケージです。

— モジュールあたり最大 8 台の SAS/SATA HDD または SSD

— 左側のモジュールに最大 4 台の NVMe ドライブ、その他の 2 つのモジュールにそれぞれ 1 台の NVMe ドライブ

■ 最大 3 つのドライブ モジュール(6 台の NVMe ドライブ)。これは、最大 6 台の NVMe ドライブを搭載できるフロントマウント ドライブ ケージです。

表 5 に、使用可能なドライブ ケージを示します。 表 5 使用可能なドライブ モジュール

製品 ID(PID) PID の説明

ドライブ モジュール

UCSC-C480-8HDD 8 台の HDD を搭載できる UCS C480 M5 ドライブ モジュール(正面向きの標準ケージ)

動作確認済みの構成

■ 左端のモジュールの NVMe ドライブは、最初の 2 つのスロットと最後の 2 つのスロットのみに制限さ

れます。

■ 中央と右端のモジュールの NVMe ドライブは、最初のスロットのみに制限されます。

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サーバの構成

HDD と SSD を選択する

標準ハードディスク ドライブ(HDD)とソリッドステート ドライブ(SSD)の機能は次のとおりです。

■ 2.5 インチ スモール ファクタ ■ ホットスワップ ■ スレッド マウント

表 6 に使用可能なドライブを示します。

表 6、SSD と NVMe SSD

製品 ID(PID) 説明 ドライブタイプ 容量

HDD HDD(15K RPM) UCS-HD900G15K12N 900 GB 12 G SAS 15K RPM SFF HDD SAS 900 GB HDD(10K RPM) UCS-HD12TB10K12N 1.2 TB 12 G SAS 10K RPM SFF HDD SAS 1.2 TB UCS-HD18TB10K4KN 1.8 TB 12G SAS 10K RPM SFF HDD(4K) SAS 1.8 TB HDD(7K RPM) UCS-HD2T7K12N 2.0 TB 12G SAS 7.2K RPM SFF HDD SAS 2.0 TB SAS/SATA SSD Enterprise Performance SSD(高耐久性、最大 10X または 3X DWPD(Drive Writes Per Day)対応) SAS SSD UCS-SD16T123X-EP 1.6 TB 2.5 インチ Enterprise Performance 12G SAS SSD

(3 倍の耐久性) SAS 1.6 TB

UCS-SD32T123X-EP 3.2 TB 2.5 インチ Enterprise Performance 12G SAS SSD (3 倍の耐久性)

SAS 3.2 TB

Enterprise Value SSD(最大 1X DWPD(Drive Writes Per Day)対応) SATA SSD UCS-SD120GM1X-EV 120 GB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100

ECO) SATA 120 GB

UCS-SD240GM1X-EV 240 GB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100 ECO)

SATA 240 GB

UCS-SD480GM1X-EV 480 GB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100 ECO)

SATA 480 GB

UCS-SD960GM1X-EV 960 GB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100 ECO)

SATA 960 GB

UCS-SD16TM1X-EV 1.6 TB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100 ECO)

SATA 1.6 TB

UCS-SD19TM1X-EV 1.9 TB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100 ECO)

SATA 1.9 TB

UCS-SD38TM1X-EV 3.8 TB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100 ECO)

SATA 3.8 TB

UCS-SD76TM1X-EV 7.6 TB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD(Micron 5100 ECO)

SATA 7.6 TB

PCIe/NVMe

UCSC-NVMEHW-H3200 Cisco 2.5 インチ U.2 3.2 TB HGST SN200 NVMe 高性能 High Endurance

NVMe 3.2 TB

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 17

サーバの構成

表 6 サポートされている HDD と NVMe SSD(続き)

製品 ID(PID) 説明 ドライブタイプ

容量

注:

■ C480 ML M5 内でインテル製と HGST 製の NVMe ドライブを混在させることはできません。

■ シスコではさまざまなベンダーのソリッド ステート ドライブ(SSD)を使用しています。すべてのソリッド ステート ドライブは、物理的な書き込み制限の影響を受け、製造元によって設定された最大使用制限仕様が異なります。シスコでは、シスコまたは製造元によって設定された最大使用仕様を超えたソリッド ステート ドライブをシスコ単独の判断では交換しません。

動作確認済みの構成

多くの構成が可能です。その一部をここに示します。

(1) 3 つのドライブ モジュール(8 台の HDD)

■ オプション 1:3 つのドライブ モジュールのすべてに SAS/SATA HDD または SSD のみを取り付けます(合計 24 台のドライブ)。

■ オプション 2:最初のドライブ モジュール(左端)に 4 台の NVMe ドライブと 2 台の SAS/SATA HDD または SSD を取り付け、残りの 2 つのモジュールに 8 台の SAS/SATA HDD または SSD を取り付けます。この場合は、20 台の SAS/SATA ドライブと 4 台の NVMe ドライブを搭載できます。

■ オプション 3:最初のドライブ モジュール(左端)に 4 台の NVMe ドライブと 2 台の SAS/SATA HDD または SSD を取り付け、残りの 2 つのモジュールに 7 台の SAS/SATA HDD または SSD と 1 台の NVMe ドライブを取り付けます。この場合は、18 台の SAS/SATA ドライブと 6 台の NVMe ドライブを搭載できます。

注意

— SAS と SATA ドライブを混在させることができます。また、すべての HDD が同じ 1 つの RAID ボリューム内にあり、すべての SSD は、HDD とは別の 1 つの RAID ボリューム内にあれば、HDD と SSD ドライブを混在させることもできます。

— SSD と HDD は、1 つ RAID ボリューム内で混在させることはできません。

— 正面 HDD ドライブ モジュールには SAS/SATA ドライブと NVMe ドライブを混在させることができます。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 18

サーバの構成

ステップ 5 RAID 構成を選択する

C480 ML M5 サーバには、内部ドライブ用に RAID コントローラを搭載できます。

■ Cisco 12G モジュラ RAID コントローラ(4 GB のキャッシュ)

C480 ML M5 シャーシには 3 つのフロント ドライブ モジュールがあり、それぞれ最大 8 台の HDD/SSD ドライブを搭載できます。

選択した RAID 実装、RAID コントローラ、および構成するドライブ数に応じて、RAID 0、1、5、6、および 10 システムをあらかじめ構成した状態で出荷できます。出荷時の RAID 構成オプションは、表 7 の最後に記載されています。Cisco 12G SAS モジュラ 12 ポート RAID コントローラでは RAID レベル 50 および 60 もサポートされますが、この構成での出荷はできません。

SSD と HDD には RAID コントローラが必要です。

内部ドライブ RAID コントローラを選択する

表 7 内部 RAID コントローラと必要な RAID 構成オプションを選択します。

表 7 使用可能な内部ドライブ RAID オプション

製品 ID(PID) PID の説明

RAID コントローラ UCSC-RAID-M5HD Cisco 12G SAS モジュラ RAID コントローラ(4 GB のキャッシュ)(JBOD、

RAID 0、1、5、6、10、50、60をサポート)。

■ サーバのマザーボードの専用 PCIe スロットに取り付けます。

■ 1 ~ 24 台の内部 SAS または SATA ドライブをサポートします。

■ UCSC-SCAP-M5 SuperCap キャッシュ バックアップとともに注文する必要があります。

■ 出荷時の RAID 構成オプション:RAID 0、1、5、6、10(この表の RAID PID の部分を参照)。

■ この RAID コントローラは、正面の HDD カード ケージ内の SAS/SATA ドライブのみをサポートします。

RAID の設定 R2XX-RAID0 出荷時の RAID 構成オプション(ストライピング)

RAID 0 設定が有効になります。必要な最小ハード ドライブ数は 1。 R2XX-RAID1 出荷時の RAID 構成オプション(ミラーリング)

RAID 1 設定が有効になります。同じサイズ、速度、容量のドライブが 2 個必要。 R2XX-RAID5 出荷時の RAID 構成オプション

RAID 5 設定が有効になります。同じサイズ、速度、容量のドライブが 3 個以上必要。

R2XX-RAID6 出荷時の RAID 構成オプション RAID 6 設定が有効になります。同じサイズ、速度、容量のドライブが 4 個以上必要。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 19

サーバの構成

表 7 使用可能な内部ドライブ RAID オプション(続き)

製品 ID(PID) PID の説明

R2XX-RAID10 出荷時の RAID 構成オプション

RAID 10 設定が有効になります。同じサイズ、速度、容量のドライブが偶数個(4 個以上)必要。

注:

■ 次のいずれかの構成では、RAID オプションは選択できません。

• SAS と SATA ドライブ タイプの混在

• RAID 構成に必要なドライブ数に満たない場合

動作確認済みの構成

(1) 8 台の HDD SAS/SATA ドライブ用のドライブ モジュールに 1 つの RAID コントローラ カード

■ SAS/SATA ドライブを 8 台の HDD 用のドライブ モジュールに取り付ける場合は、UCSC-RAID-M5HD Cisco 12G モジュラ RAID コントローラ(4GB のキャッシュ)を選択してください。

注:正面のケージ オプションのいずれかに取り付けられている NVMe ドライブは、CPU の PCIe インターフェイスから直接制御されます。

注意

— 内部ドライブ SAS/SATA RAID コントローラ用に、オプションの RAID 構成(RAID 0、

1、5、6、または 10)を選択できます。その構成で事前設定され、出荷されます。RAID 構成を選択しないと、ディスクは JBOD として構成されます。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 20

サーバの構成

ステップ 6 PCIe オプション カードを選択する

搭載可能な PCIe カード

■ ネットワーク インターフェイス カード(NIC)

PCIe オプション カードの選択

表 8 に、使用可能な PCIe オプション カードを示します。 表 8 使用可能な PCIe オプション カード

製品 ID(PID) 説明 カードの高さ

ネットワーク インターフェイス カード(NIC) 25 Gb NIC UCSC-PCIE-C25Q-04 Cisco UCS VIC 1455 クアッド ポート 25G SFP28 PCIe HHHL*

100 Gb NIC UCSC-PCIE-C100-04 Cisco UCS VIC 1495 デュアル ポート 100G QSFP28 PCIe HHHL* * HHHL= ハーフハイト ハーフレングス

注意

■ Cisco VIC カードは番号 11、12、13、14 の PCIe スロットに取り付けらます。

— C480 M5 サーバの UCSM 管理トラフィックとデータ トラフィックには、1 つの Cisco VIC のみ使用できます。

— スロット 11 の Cisco VIC は、管理トラフィックとデータ トラフィックを処理します。

— UCSM モードでサポートされる VIC は合計 2 つだけです。

■ すべての PCIe スロットは標準的な高さであり、PCIe カードには標準的な高さの取り付けブラケットが必要です。

■ 選択したカードとオペレーティング システムが対応しているかどうかは、次の URL のハードウェア互換性リストで確認してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10477/prod_technical_reference_list.htML M5

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 21

サーバの構成

ステップ 7 光学式ドライブを選択する(オプション)

オプションの正面向きの光学式ドライブ(DVDRW)を注文できます。このドライブは、正面向きのドライブ ケージのドライブ ベイ モジュール 3 の代わりに取り付けられます。

光学式ドライブの選択

表 9 に、使用可能な光学式ドライブを示します。

表 9 使用可能な光学式ドライブ

製品 ID(PID) PID の説明

UCSC-C480-DVD UCS C480 M5 オプション DVD ドライブ

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 22

サーバの構成

ステップ 8 SD カード M.2 デバイスを選択する(オプション)

ミニ ストレージ モジュール コネクタはマザーボード上で提供されます。マザーボード上のコネクタに適合するミニストレージ モジュールには 2 つの選択肢があります。

1. 最大 2 つの SDHC カードに対応可能な 2 つの SDHC ソケットが付いたモジュール 2. 最大 2 つの M.2 デバイスに対応可能な 2 つの M.2 ソケットが付いたモジュール

表 10 に、SDHC カードの構成情報を示します。

表 10 SD カードの PID

製品 ID(PID) PID の説明

UCS-SD-64G-S UCS サーバ用 64 GB SD カード

UCS-SD-128G UCS サーバ用 128 GB SD カード

UCS-MSTOR-SD1 SD カード用のモジュラ アダプタ

注:

1. PID UCS-MSTOR-SD は CCW に自動的に含まれます(選択できません)。

サポートされる構成

(1) 1 枚または 2 枚の Cisco SD カードを選択します。

■ 64 GB または 128 GB の SD カードを最大 2 枚選択します。

(2) 異なるサイズの SD カードを混在させないでください。

(3) SDHC カードを選択する場合は、M.2 SATA SSD を選択できません。

表 11 に、SATA M.2 カードの構成情報を示します。 表 11 サポートされている SATA M.2 カード

製品 ID(PID) PID の説明 ミラーリング

UCS-M2-240GB 240 GB M.2 SATA SSD インテル PCH のソフトウェア RAID でサポート

UCS-M2-960GB 960 GB M.2 SATA SSD インテル PCH のソフトウェア RAID でサポート

UCS-MSTOR-M21 M.2 モジュール カード

注:

1. PID UCS-MSTOR-M2 は CCW に自動的に含まれます(選択できません)。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 23

サーバの構成

サポートされる構成

(1) 1 枚または 2 枚の SATA M.2 カードを選択します。M.2 を混在させないでください。

(2) M.2 SATA SSD を選択する場合は、SDHC カードを選択できません。

(3) VMware はソフトウェア RAID をサポートしていません。ドライブは、ミラーリングなしでそのままブート デバイスとして使用できます。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 24

サーバの構成

ステップ 9 内蔵マイクロ SD カード モジュールを選択する(オプション)

32 GB マイクロ SD カードを選択します。 マイクロ SD カードは、HUU などのユーティリティ用の専用ローカル リソースとして機能します。イメージはファイル共有(NFS/CIFS)から取得して、今後の使用のためにアップロードできます。

表 12 SD カード

製品 ID(PID) PID の説明

UCS-MSD-32G UCS サーバ用 32 GB Micro-SD カード

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サーバの構成

ステップ 10 電源ユニット装置を構成する

表 13 に、使用可能な電源ユニットを示します。

表 13 電源ユニット

製品 ID(PID) PID の説明

UCSC-PSU1-1600W ラック サーバ用 Cisco UCS 1600W AC 電源

注意

— 4 台の電源装置がすべて必要です。

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サーバの構成

(BS 1363A)13 アンペア ヒューズ

ステップ 11 AC 電源コードを選択する

表 14 から適切な AC 電源コードを選択します。電源コードは電源ユニット数に合わせて選択できます。ケーブルを選択しないオプションもあります。オプションの R2XX-DMYMPWRCORD を選択した場合、出荷されるサーバに電源コードは含まれません。

表 14 選択可能な電源コード

R2XX-DMYMPWRCORD 電源コードなし(電源コードを選択

しない場合の PID) 対象外

CAB-C13-C14-2M CABASY、ワイヤ、ジャンパ コード、 電源、2 m、C13/C14、10 A/250 V

CAB-250V-10A-AR 電源コード、SFS、250 V、10 A (アルゼンチン)

CAB-9K10A-AU 電源コード、250 VAC 10 A 3112 プラグ(オーストラリア)

CAB-250V-10A-CN 電源コード、250 V、10 A(中国)

CAB-9K10A-EU 電源コード、250 VAC 10 A CEE 7/7 プラグ(EU)

CAB-250V-10A-ID 電源コード、SFS、250 V、10 A(インド)

製品 ID(PID) PID の説明 図

プラグ: EL 219

(IRAM 2073)

コネクタ: VSCC15

187490

186

576

18658

0 186

571

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サーバの構成

(BS 1363A)13 アンペア ヒューズ

表 14 選択可能な電源コード

CAB-250V-10A-IS 電源コード、SFS、250 V、10 A

(イスラエル)

CAB-9K10A-IT 電源コード、250 VAC 10 A CEI 23-16/ VII プラグ(イタリア)

CAB-9K10A-SW 電源コード、250 VAC 10 A MP232 プラグ(スイス)

CAB-9K10A-UK 電源コード、250 VAC 10 A BS1363 プラグ(13 A ヒューズ)(英国)

CAB-AC-L620-C13 AC 電源コード、NEMA L6-20 - C13、2 m/6.5 フィート

CAB-250V-10A-BR 電源コード、250 V、10 A(ブラジル)

CAB-9K12A-NA 電源コード、125 VAC 13 A NEMA 5-15 プラグ(北米)

図なし

CAB-C13-C14-2M-JP 電源コード C13-C14、2 m/ 6.5 フィート、日本 PSE マーク

図なし

CAB-C19-C20-3M-JP 電源コード C19-C20、3 m/ 10 フィート、日本 PSE マーク

図なし

CAB-N5K6A-NA 電源コード、200/240 V 6A(北米) 図なし

製品型番(PID) PID の説明 図

1 プラグ端から 76.2

2,133.6 ± 25

16A 250 V

186574

186

575

186578

186

580

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サーバの構成

ステップ 12 ケーブル マネジメント アームを構成する(オプション)

ケーブル マネジメント アームは、ツールなしのスライド レール キット(PID UCSC-RAIL-4U-M5)に使用できます。ケーブル マネジメント アームはサーバ背面の左右のスライド レールに取り付けて、ケーブル管理に使用します。表 15 に示すケーブル マネジメント アームを構成できます。

表 15 ケーブル マネジメント アーム

製品 ID(PID) PID の説明

UCSC-CMA-4U-M5 UCS C480 ML 用ケーブル マネジメント アーム

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 29

サーバの構成

ステップ 13 セキュリティ デバイスを構成する(オプション)

トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)は、プラットフォーム(サーバ)の認証に使用される情報を安全に格納できるコンピュータ チップ(マイクロコントローラ)です。この情報には、パスワード、証明書、暗号キーなどがあります。TPM は、プラットフォームの信頼性維持の確保に役立つプラットフォームデータ値の格納にも使用できます。認証(プラットフォームが主張どおりの存在であることを証明できることを確認)と証明(プラットフォームが信頼できる存在であり、違反のないことの証明に役立つプロセス)は、あらゆる環境でより安全なコンピューティングを保証するのに必要な方法となります。

不正防止侵入スイッチは、サーバ機器に対して不正アクセスがあった場合に通知します。

表 16 に、セキュリティ デバイスの構成情報を示します。

表 16 セキュリティ デバイス

製品 ID(PID) PID の説明

UCSX-TPM2-002 UCS サーバ用トラステッド プラットフォーム モジュール 2.0

UCS-C480-INT-SW UCS C480 不正防止侵入スイッチ

注:このサーバで使用されるモジュールは、Trusted Computing Group(TCG)で定義されている TPM v2.0 に準拠しています。

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サーバの構成

ステップ 14 管理アクセスの設定を選択する(オプション)

C480 ML M5 サーバの NIC モードは、デフォルトで「Shared LOM Extended」に設定されます。この NIC モードでは、Cisco Integrated Management Controller(CIMC)へのアクセスに、任意の LOM ポートまたはアダプタ カード ポートを使用できます。Cisco VIC カードは、NCSI をサポートするスロットに装着する必要があります。

デフォルトの NIC モードを Dedicated に変更するには、表 17 に示す UCSC-DLOM-01 PID を選択します。Dedicated NIC モードでは、専用の管理ポートを介してのみ CIMC にアクセスできます。管理ポートの場所については、「UCS C480 ML M5 サーバの背面パネル」(6 ページ)を参照してください。

デフォルトの NIC モードを Cisco Card モードに変更するには、表 17 に示す UCSC-CCARD-01 PID を選択します。このモードでは、DHCP を使用して CIMC に IP アドレスを割り当てます。それ以降の導入作業は自動化されます。

すべての NIC モード設定の詳細については、次を参照してください。

http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/sw/gui/config/guide/2-0/b_Cisco_UCS_C-series_GUI_Configuration_Guide_201.pdf [英語]

表 17 管理設定の選択情報

製品 ID(PID) PID の説明

UCSC-DLOM-01 C シリーズ サーバ用 Dedicated モード BIOS 設定 UCSC-CCARD-01 C シリーズ サーバ用 Cisco Card モード BIOS 設定

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 31

サーバの構成

ステップ 15 サーバ ブート モードを選択する(オプション)

C480 ML M5 サーバは、UEFI をデフォルト ブート モードとして出荷されます。サーバがレガシー BIOS モード(M4 以前の世代のサーバでの標準)で出荷されるようにするには、レガシー BIOS 型番を選択します。

表 18 サーバのブート モードの選択情報

製品 ID(PID) PID の説明 UCSC-LBIOS-01 C シリーズ サーバ用レガシー ブート モード BIOS 設定

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 32

サーバの構成

ステップ 16 サポート サービスを選択する

(1) SNTC for UCS 24 時間日本語サポート

UCS のサポート サービスとして、シスコは Smart Net Total Care(SNTC)for UCS を提供します。SNTC for UCS では、各種ハードウェア交換オプションをご用意し、2 時間以内の交換などにも対応しています。(時間内対応の提供可能エリアは、事前に確認ください)。 このサービスでは、Cisco Technical Assistance Center(TAC)のエキスパートによるソフトウェアおよびハードウェアへのサポートを行い、ユニファイド コンピューティング環境におけるパフォーマンスの維持と高可用性の実現へのお手伝いをいたします。 また、シスコの豊富なオンライン テクニカル リソースにもアクセスできます。ユニファイド コンピューティング環境において最大の効率性とアップタイムを実現するためにご活用いただけます。 Cisco UCS の SNTC には、オプションとしての「UCS 24 時間日本語サポート」があり、TAC のエキスパートが、土日夜間を通じ 24 時間体制で Cisco UCS 製品のハードウェアおよびソフトウェアの障害対応を行います。電話やリモートによる技術支援だけでなく、オプションのオンサイト サービスでも、24 時間対応でエンジニアを派遣し、お客様サイトでのパーツ交換を行います。

表 19 SNTC for UCS 24 時間日本語サポート(ドライブ リテンションなし)

サービス SKU オンサイト 障害切り分け後のパーツ配送時間 CON-SNTPL-<モデル> 非対応 24 x 7 x 4 時間以内対応 CON-C4PL-<モデル> 対応 24 x 7 x 4 時間以内対応 <モデル>の部分にはC460M4, B200M4 などのサーバ モデルを表すテキストが入ります。 例:CON-SNTPL-C460M4, CON-C4PL-B200M4

(2) SNTC for UCS 24 時間日本語サポート(ドライブ リテンション)

本サービスは、SNTC for UCS 24 時間日本語サポートに、故障したディスク ドライブの返却がなくても交換用の新しいドライブを提供するオプションを付加したサービスです。お客様は交換用ドライブの受領後に、故障したドライブを当該システムから取り外し、再使用せずに廃棄したことを確認する内容の確認書(CoD)に署名してご提出いただきます。機密データ、所有権を有するデータを管理する必要がある場合はこちらのサービスを選択してください(このサービスには証明書付きドライブ破壊サービスは含まれません)。

表 20 SNTC for UCS 24 時間日本語サポート(ドライブ リテンションあり)

サービス SKU オンサイト 障害切り分け後のパーツ配送時間 CON-USD7L-<モデル> 対応 24 x 7 x 4 時間以内対応 <モデル>の部分には C460M4, B200M4 などのサーバ モデルを表すテキストが入ります。 例:CON-USD7L-C460M4, CON-USD7L-B200M4

SNTC には上記の 24 時間日本語サポートの他にも、障害重要度が 2, 3, 4 の場合は営業時間内で日本語対応する標準の SNTC for UCS や、ハードウェアのみにサポート範囲を限定したサービスもあります。 SNTC for UCS の詳細については、下記を参照ください。 http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/uc_supportservice.html

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 33

サーバの構成

(3) サード パーティ製ソフトウェア サポート サービス

Cisco UCS 製品と共に出荷される、シスコの型番で提供する OEM ソフトウェアのサポート サービスです。本サービスでは、Cisco Technical Assistance Center(TAC)のエキスパートへの 24 時間アクセスとソフトウェアへのサポート、ソフトウェア アップデートおよびアップグレードを提供します(Windows の場合はアップグレードはなく、アップデートのみ)。 本サービスは、該当ソフトウェア製品の発注時に、同時に購入いただく必要があります。

表 21 サード パーティ製ソフトウェア サポート サービス

サービス SKU オンサイト 障害切り分け後のパーツ配送時間

CON-ISV1-<ソフトウェア 製品名>

本サービスはソフトウェア サポートのため、パーツ配送やオンサイト対応はありません。

<ソフトウェア製品名> の部分には、ソフトウェア製品と契約年数を表す数字が入ります。 例:CON-ISV1-EL2S2V-3A(Rhel/2 CPU 2VN/3Year), CON-ISV1-ES2S2V3A(SUSE Linux Enterprise Svr 3Year)

(4) Solution Support

このサービスでは、複雑なマルチベンダー ソリューションで発生する問題の管理、トラブルシューティング、および迅速な解決のための専門知識を持った専任リソースへのアクセスを優先的に提供します。このサービスは、製品レベルのテクニカル サポートを強化して、次のことを支援します。

■ ソリューションにおいて発生する可能性のある問題を迅速に切り分けて解決

■ IT およびネットワーク運用のパフォーマンスを向上

■ アプリケーションの可用性の向上 現在、以下の Solution Support が提供されています。

Solution Support for SAP HANA Solution Support for CI Solution Support for ACI Solution Support の詳細については、下記を参照ください。

http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/solutions-support/index.html

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Cisco UCS サービスとサポートの詳細については、次の URL を参照ください。

http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/uc_supportservice.html

Cisco UCS のサポートには、この他に、販売パートナー様が独自に行っているサポートがあります。こちらは、お客様から販売パートナーへお問い合わせください。 サービス契約なしの場合は、Warranty が適用されます。Warranty の詳細は各販売パートナーにお問い合わせください。

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 34

参考資料

参考資料 シャーシ

図 4 は、上部カバーを外した状態の C480 ML M5 シャーシの内部です。 図 4 C480 ML M5(上部カバーを外した状態)

1 フロントローディング SAS/SATA ドライブの RAID コントローラ カード。

(このビューには表示されていません。CPU モジュールの下のシャーシ フロア付近にあります)

6 電源装置 1 ~ 4(ホットスワップ可能、2+2(デフォルト)または 3+1 として冗長)

2 前面 RAID コントローラのスーパーキャップ(RAID バックアップ)

(このビューには表示されていません。取り付けブラケットの位置は CPU モジュールの下のシャーシ内壁上です)

7 PCIe スロット 11 と 12(Gen-3 x16)

■ スロット 11 と 12 はスタンバイ電源をサポートしています。

■ スロット 11 は Cisco UCS VIC カードのプライマリ スロット、スロット 12 はセカンダリ スロットです。

3 ファン モジュール(それぞれが 2 つファンを備えた 4 つのモジュール。ホットスワップ可能)

8 マザーボード上の内部垂直 USB 2.0 ソケット

4 NVIDIA V100 SXM2 GPU とヒートシンク (8 個)(各 GPU ソケットが x16 PCIe レーンを提供)

注:GPU はお客様自身では保守できません。 GPU またはそのヒートシンクの保守作業が必要 な場合は、シスコ サポートに連絡してください。

9 マザーボード上のトラステッド プラットフォーム モジュール ソケット

5 PCIe スロット 13 と 14(Gen-3 x16) _ _

3068

50

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 35

参考資料

メイン シャーシ内の保守可能コンポーネントの位置 図 5 メイン シャーシ内の保守可能コンポーネントの位置(正面図と背面図)

10 CPU モジュール ベイ 2(フィラー モジュールが取り付けられたブランク ベイ)

上側のベイ 2 にブランク フィラー モジュールがないと、システムが起動しません。

14 右側のベイ モジュールは、以下のいずれかをサポートします。

■ オプションの DVD ドライブ モジュール

■ ドライブ ベイ 17 ~ 24(表示されています)

• 8 個のすべてのベイで SAS/SATA ドライブがサポートされています。

• ベイ 17 では NVMe ドライブもサポートされています。

11 CPU モジュール ベイ 1 起動するために、下側のベイ 1 に 1 つの CPU モジュールが必要になります。

15 PCIe スロット 11 ~14(リア パネル開口部)

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 36

参考資料

12 左側のベイ モジュール(ドライブ ベイ 1 ~ 8)

■ 8 個のすべてのベイで SAS/SATA ドライブがサポートされています。

■ ベイ 1、2、7、8 では NVMe ドライブもサポートされています。

16 I/O モジュール

注:I/O モジュールはフィールド交換することができず、I/O モジュールを 1 つのシャーシから別のシャーシに移動することもできません。このモジュールには、工場出荷時と同じシャーシの PCIe モジュールに常に配置する必要があるセキュリティ チップが含まれています。

13 中央のベイ モジュール(ドライブ ベイ 9 ~ 16)

■ 8 個のすべてのベイで SAS/SATA ドライブがサポートされています。

■ ベイ 9 では NVMe ドライブもサポートされています。

17 電源装置 1 ~ 4(ホットスワップ可能、2+2(デフォルト)または 3+1 として冗長)

システム内のすべての電源装置は、同一である必要があります(混在不可)。

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参考資料

CPU モジュール内の保守可能コンポーネント

図 6 CPU モジュール内の保守可能コンポーネントの位置

1 CPU 2 4 CPU 1 によって制御される DIMM ソケット(チャネル A、B、C、D、E、F)

2 CPU 2 によって制御される DIMM ソケット(チャネル G、H、J、K、L、M)

DIMM スロット番号については、「メモリ搭載ルール」(40 ページ)を参照してください。

5 モジュールのリリース レバー(各モジュールに 2 つ)

3 CPU 1 _ _

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参考資料

I/O モジュール内の保守可能コンポーネント

図 7 I/O モジュール内の保守可能コンポーネントの位置

1 マイクロ SD カード ソケット 3 RTC バッテリ垂直ソケット

2 ミニ ストレージ モジュール コネクタ

2 つの SD カード スロットを備えた SD カード キャリアか、2 つの SATA M.2 SSD スロットを備えた M.2 SSD キャリアがサポートされます。

_ _

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 39

参考資料

CPU と DIMM

物理レイアウト

各 CPU に 6 つの DIMM チャネルがあります。

■ CPU1 はチャネル A、B、C、D、E、F

■ CPU2 はチャネル G、H、J、K、L、M

各 DIMM チャネルに 2 基のスロット(スロット 1 とスロット 2)があります。青の DIMM スロットがスロット 1 用で、黒のスロットがスロット 2 用です。

たとえば、DIMM スロットの A1、B1、C1、D1、E1、F1 はスロット 1 に属し、A2、B2、C2、D2、E2、F2 はスロット 2 に属します。

図 8 に、マザーボード上のスロットおよびチャネルの物理的な配置を示します。マザーボードの右半分の DIMM スロット(チャネル A、B、C、D、E、F)は CPU 1 に関連付けられ、マザーボードの左半分の DIMM スロット(チャネル G、H、J、K、L、M)は CPU 2 に関連付けられています。スロット 1(青)の DIMM スロットは必ず、対応するスロット 2(黒)のスロットよりも CPU から離れた位置にあります。

図 8 CPU DIMM チャネルおよびスロットの物理レイアウト

メモリ構成のベスト プラクティスについては、https://www.cisco.com/c/dam/en/us/products/collateral/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/memory-guide-c220-c240-b200-m5.pdf を参照してください。

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参考資料

メモリ搭載ルール

サーバ上のメモリ構成を検討する際には、以下の事項を考慮してください。

■ 各チャネルには DIMM スロットが 2 基あります(たとえば、チャネル A = スロット A1 と A2)。

— チャネルは DIMM が 1 つまたは 2 つ装着された状態で動作可能です。

■ 各 CPU の DIMM スロットへの装着方法を同一にします。

— 次にチャネルの黒色スロットに装着します:C2、F2、B2、E2、A2、D2

表 22 C480 ML M5 サーバの DIMM のルール

DIMM パラメータ 同じチャネル内の DIMM 同じスロットの DIMM1

DIMM 容量

RDIMM = 8、16、32、64、128 GB LRDIMM = 64 GB TSV-RDIMM = 64 GB

同じチャネル内の DIMM(A1、A2 など)の容量を同じにする必要はありません。

TSV-RDIMM を LRDIMM や RDIMM と混在させないでください。

最適なパフォーマンスを得るためには、同じスロット内の DIMM(A1、B1、C1、D1、E1、F1 など)の容量を同じにする必要があります。

TSV-RDIMM を LRDIMM や RDIMM と混在させないでください。

DIMM 速度 2666 MHz

DIMM は取り付けられた CPU の最低速度で動作します。

DIMM は取り付けられた CPU の最低速度で動作します。

DIMM タイプ

TSV-RDIMMS、RDIMM、または LRDIMM

同じチャネル内で DIMM タイプを混在させないでください。

同じスロット内で DIMM タイプを混在させないでください。

チャネルあたりの DIMM 数(DPC)

1 DPC または 2 DPC

有効な LRDIMM および RDIMM 1 DPC、2 DPC メモリ構成を確認してください。

注:

1. 同じスロット内に異なる DIMM 容量を存在させることはできますが、最適なパフォーマンスより低くなる可能性があります。最適なパフォーマンスを得るためには、同じスロット内のすべての DIMM を同じにする必要があります。

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参考資料

メモリ ミラーリング

「ステップ 3 メモリを選択する」で、メモリ ミラーリング PID(N01-MMIRROR)を選択した場合、DIMM は、以下の表で示されているように工場で取り付けられます。

■ CPU あたり 4、6、8、12 枚の同じ DIMM を選択します。

(1) メモリ ミラーリングの 1 CPU 構成: 1 CPU 時の各チャネル DIMM の配置

(同速度の DIMM)

CPU 1

2 CPU 時の各チャネル DIMM の配置 (同速度の DIMM)

CPU 2 8

12

16

24

(A1、B1)、(D1、E1)

(A1、B1、C1)、(D1、E1、F1)

(A1、A2、B1、B2)、(D1、D2、E1、E2)

(A1、A2、B1、B2、C1、C2)、(D1、D2、E1、E2、F1、F2)

(G1、H1)、(K1、L1)

(G1、H1、J1)、(K1、L1、M1)

(G1、G2、H1、H2)、(K1、K2、L1、L2)

(G1、G2、H1、H2、J1、J2)、(K1、K2、L1、L2、M1、M2)

(2) メモリ ミラーリングの 4 CPU 構成:2 つ目のコンピューティング モジュールの 2 CPU 構成用

に上記の表を複製 DIMM 装着順序

表 23 に従って各 CPU の DIMM を装着します。

表 23 DIMM の装着順序

CPU 1 または CPU 3 のスロットへの装着 CPU 2 または CPU 4 のスロットへの装着

青色の #1 スロット 黒色の #2 スロット 青色の #1 スロット 黒色の #2 スロット

1 (A1) - (G1) -

2 (A1、B1) - (G1、H1) -

3 (A1、B1、C1) - (G1、H1、J1) -

4 (A1、B1)、(D1、E1) - (G1、H1)、(K1、L1) -

8 (A1、B1)、(D1、E1) (A2、B2)、(D2、E2) (G1、H1)、(K1、L1) (G2、H2)、(K2、L2)

12 (A1、B1)、(C1、D1)、 (A2、B2)、(C2、D2)、 (G1、H1)、(J1、K1)、(L1、M1)

(G2、H2)、(J2、K2)、 (E1、F1) (E2、F2) (L2、M2)

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参考資料

KVM ケーブル KVM ケーブルはサーバへの接続用のケーブルで、DB9 シリアル コネクタ、モニタ用の VGA コネクタ、キーボードおよびマウス用のデュアル USB 2.0 ポートが付いています。このケーブルを使用すると、 サーバで稼動するオペレーティング システムや BIOS に直接接続できます。

表 24 に、KVM ケーブルの構成情報を示します。

表 24 KVM ケーブル

製品 ID(PID) PID の説明

N20-BKVM サーバ コンソール ポート用の KVM ケーブル

図 9 KVM ケーブル

1 コネクタ(サーバ前面パネルに接続) 3 VGA コネクタ(モニタ用)

2 DB-9 シリアル コネクタ 4 2 ポート USB 2.0 コネクタ(マウスおよびキーボード用)

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Cisco UCS C480 ML ディープ ラーニング専用サーバ 43

技術仕様

技術仕様

寸法と重量

表 25 UCS C480 ML M5 の寸法と重量 1

パラメータ 値

高さ 176 mm(6.9 インチ)

幅 483 mm(19.0 インチ)

長さ(前面ハンドルと電源装置を含む) 830 mm(32.7 インチ)

前面の隙間 7.62 cm(3 インチ)

横の隙間 25.4 mm(1 インチ)

背面の隙間 152.4 mm(6 インチ)

重量(スライド レール ブラケットおよびケーブル マネジメント アームを含めた最大構成)

66.3 kg(146 ポンド)

注:

1. ここに記載するシステム重量はフル構成のシステムの推定重量です。周辺機器や電源ユニットの数によって重量は異なります。

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技術仕様

電力仕様

表 26 電源装置

製品 ID(PID) PID の説明

UCSC-PSU1-1600W ラック サーバ用 Cisco UCS 1600W AC 電源

表 27 に、C480 ML M5 サーバ全体の電力仕様を示します。 表 27 UCS C480 ML M5 1600 W AC 電源装置の仕様

説明 仕様

AC 入力電圧 電圧範囲 180 ~ 264 VAC

AC 入力周波数 50 ~ 60 Hz(公称) (範囲:47 ~ 63 Hz)

最大 AC 入力電流 9.5 A 未満(200 VAC で最大)

最大入力 VA 1600 VA(200 VAC で)

電源あたりの最大出力 180 ~ 265 VAC 範囲では最大定格送出電力は 1600 W(スタンバイ電源 12 V を含まない)

最大突入電流 30 A 未満(35 °C で最大) (EMI-X コンデンサの充電電流は突入電流とは見なされない)

最大ホールド アップ時間 12 ms 超(負荷キャパシタンス 2,200 uF)

電源の出力電圧 12 VDC

電源スタンバイ電圧 12 VDC

効率評価 Climate Savers Platinum Efficiency(80Plus Platinum 認定)

フォーム ファクタ RSP2

入力コネクタ IEC60320 C14 タイプ コネクタ

構成固有の電力仕様については、次のページにある Cisco UCS Power Calculator を使用してください。

http://ucspowercalc.cisco.com [英語]

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技術仕様

環境仕様 表 28 に、C480 ML M5 サーバの電力仕様を示します。

表 28 UCS C480 ML M5 の環境仕様

パラメータ 最小

温度(動作時) 10°C ~ 35°C(50°F ~ 95°F)

温度(非動作時) -40°C ~ 70°C(-40°F ~ 158°F)

高度 -30 ~ 1500 m(-100 ~ 5000 フィート)

湿度(非動作時) 95%、25 ~ 30°C (77 ~ 86°F)、結露なきこと

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技術仕様

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シスコシステムズ合同会社

〒107‐6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp

19.01

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準拠要件 表 29 に、C シリーズ サーバの規制準拠要件を示します。

表 29 UCS C シリーズの規制準拠要件

パラメータ 説明

適合認定 本製品は、指令 2004/108/EC および 2006/95/EC による CE マーキングに準拠しています。

安全性 UL 60950-1 第 2 版 CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1 第 2 版 EN 60950-1 第 2 版 IEC 60950-1 第 2 版 AS/NZS 60950-1 GB4943 2001

EMC:エミッション 47CFR Part 15(CFR 47)クラス A AS/NZS CISPR22 クラス A CISPR22 Class A EN55022 クラス A ICES003 クラス A VCCI クラス A EN61000-3-2 EN61000-3-3 KN22 クラス A CNS13438 クラス A

EMC:イミュニティ EN55024 CISPR24 EN300386 KN24