熱中症って？ 人の体は、

体温が上がると発汗することで体の外に

熱を放出し、体温を正常に保ちます。

熱中症は、気温や湿度が高くなる環境で

体温が上がり

水分やミネラルのバランスがくずれ、

体が正常に機能しなくなる状態をいいます。

体に熱がこもり、体温が上昇して

死に至るケースもある恐ろしい病気ですが、

正しい知識と適切な行動で

防ぐことができます。

熱中症に負けない体づくり 暑い季節の少し前から、体づくりをはじめましょう。

1. 主食・主菜・副菜をそろえ、バランスのよい食事を

する。（野菜もしっかりとる。）

2. ウォーキングやジョギングなどの軽い運動と、シャワ

ーだけでなく、お湯に入る習慣をつけることで、汗の

かきやすい体をつくる。

3. 運動する前後にしっかり水分をとって、汗をかける

ようにする。

4. 毎日の眠りは、体を休めて疲れをとる働きがあるの

で、睡眠時間をしっかりとって疲れをためない。

熱中症にならないポイント 水分 のどが乾いていなくても、こまめにとろう。

塩分 毎日の食事がしっかりとれていれば、あえ

て塩分補給の心配なし。

大量の汗をかいた時は、補給しよう。 ※ 裏面の「手作り補水液」を参考に！！

睡眠 風通しがよく、汗の吸いとりのよい寝具を

使い、エアコンや扇風機もうまくとりいれ

ながら、しっかり眠れる環境を作ることが

大切。 参考）一般財団法人日本気象協会 https://www.netsuzero.jp/learning/le02

熱中症予防声かけプロジェクト https://www.hitosuzumi.jp/

札幌市保健所健康企画課 （011）622-5151

熱中症 体温

上昇

発汗

不能 脱水症

熱

体温がぐんぐん上がる

参考）

厚労省ホームページ https://www.mhlw.go.jp

西区ホームページ http://www.city.sapporo.jp/nishi/index.html

日差しに負けないトマトパワー！

スタミナつけて暑さにまけない！

トマトと豚肉の重ね蒸し

材料（4人分）

トマト：4個（600g） 豚薄切り肉（肩ロース）：240g

エノキ茸：200g 青ジソ：20枚 塩・こしょう：少々

顆粒コンソメ：小さじ 1 酒：1/4 カップ

作り方）

1. トマトは厚さ 1cmの半月切りにする。

2. エノキ茸は根元の部分を切り落とし、半分に切ってほ

ぐす。豚肉は半分に切って塩・こしょうをふる。

3. フライパンにエノキ茸を広げて入れ、青ジソ 10枚を

一口大にちぎってのせる。トマト 2/3量を並べて

のせ、塩・こしょうをふる。

4. 3に豚肉を広げてのせ、残りのトマトをのせ、顆粒コ

ンソメ、酒を回しかける。

5. 4を中火にかけ、煮立ったらふたをして5～6分蒸し、

肉に火が通ったら器に盛る。残りの青ジソをちぎって

のせてできあがり。 札幌市保健所健康企画課 （011）622-5151

毎日 30分ウォーキングの後の１杯

暑さに負けない体づくりには、

牛乳を飲もう！

牛乳は、たんぱく質・脂質・炭水化物の三大

栄養素に加え、ミネラル・ビタミンがバランスよ

く含まれているとてもよい食品です。

運動で消費される、炭水化物とたんぱく質を、

効率よく吸収できるため、丈夫な体づくりのお

手伝いをします。水分補給も同時におこない、

汗をかきやすくすることで、体に熱がこもること

なく、暑さに対する順応性が高まります。

驚きの手軽さ

手作り補水液 材料（1 リットル分）

湯ざまし：1 リットル 食塩：3ｇ（小さじ 1/2）

砂糖：40ｇ（大さじ 4・1/2）

※ レモン果汁を加えると、飲みやすくなります。

脱水していると、何も加えていない補水液を

美味しく感じるそう。脱水がおきているかの確認

の目安になります。