2019年3月吉日

株式会社カッシーナ・イクスシー

報道関係者各位

Cassina ixc. EXHIBITION 2019新作展示「ALTA MODA ―新しい風景をまとう日」

5/16( 木 ) スタート

株式会社カッシーナ・イクスシー（本社：東京都港区、代表取締役社長：森　康洋）は、2019年5月16日（木）より、カッシーナ・イクスシー青山本店において「ALTA MODA（アルタ・モーダ）―新しい風景をまとう日」と題した新作展示を展開いたします。

■ALTA MODA

「ALTA MODA（アルタ・モーダ）」とは、「オートクチュール」のイタリア語です。クチュリエが限られた顧客のためにオリジナルな衣裳をデザインし、生地・仕立ても含め最高級の完成度を持つ真のオートクチュール。カッシーナ・イクスシーが提供するトータルコーディネートサービスは、まさにインテリアのオートクチュールと言えます。直営店では複数のコーディネートサンプルを展示でご覧いただき、お客様のそれぞれのライフスタイルに合わせて仕様や張地を選びます。テキスタイル、照明、ラグ、アート、雑貨など、アクセサリー等のデコレーションアイテムを丁寧にセレクトすることで、「プレタ・ポルテ

（既製品）」ではないその人だけの特別なコーディネートが完成します。スタイルの選定、デザイン、仕上がりまでを一貫してプロデュースできる点に、カッシーナ・イクスシーのオートクチュールのメリットがあります。インテリアにおける「自分らしさ」とは何か。ファッションで自分らしさを表現するように、日々暮らす空間づくりにも数多くの選択肢があり、自分のライフスタイルにフィットするオリジナルのコーディネートの過程を楽しんでいただきたい、そのような想いから2019年は一年を通して「ALTA MODA」をテーマに展示展開してまいります。

このたびの新作として、以下のアイテムを発表いたします。

■Cassina新作アイテム

・「BOWY（ボウイ）」システムソファ＆ローテーブル／パトリシア・ウルキオラ・「ORDINAL（オーディナル）」テーブル／マイケル・アナスタシアデス・「905」チェア／ヴィコ・マジストレッティ・「COTONE SLIM（コトーネ・スリム）」アームチェア／ロナン＆エルワン・ブルレック・「VOLAGE EX-S（ヴォラージュ・エクストラソフト）」システムソファ（仕様追加）／フィリップ・スタルク

■ixc.新作アイテム

・DEDAR 2019年新作テキスタイルコレクション・SOCIETY 2019年SS新作コレクション「SUMMER HORIZON」・生活雑貨 2019年Summer「A NATURAL TALE」

■DELL'ARTE art gallery「揺れる記憶」

新作展示会テーマに合わせた作品展「揺れる記憶」展示作家名：馬場俊光、川瀬 巴水、高橋 信行、坂内 宏観、宮岡 俊夫、宮本 承司、山口 英紀、吉田 遠志

■福岡店オープン20周年

・カッシーナ・イクスシー福岡店は今年でオープン20周年を迎えました。新作アイテムのお披露目以外にも、20年の感謝の気持ちを込めて特別限定アイテムを取り揃えます。

■新作展示「ALTA MODA－新しい風景をまとう日」

名古屋店 2019年5月16日(木) ～ 6月11日（火）

大阪店 2019年5月23日(木) ～ 6月11日（火）福岡店 2019年5月24日(金) ～ 6月11日（火）

ぜひご高覧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

青山本店 2019年5月17日(金) ～ 6月11日（火）

BOWY system sofa & low table （ボウイ ソファ）デザイン: Patricia Urquiola（パトリシア・ウルキオラ）

ORDINAL table （オーディナル テーブル）デザイン: Michael Anastassiades（マイケル・アナスタシアデス）

「BOWY（ボウイ）」は、柔らかなカーブを描きながらグラフィカルなシルエットを生み出すシステムソファです。デザインの最大の特徴でもあるパッディングを施した太めのステッチが、各パーツのアウトラインを際立たせています。オートクチュールのスーツのように、バックレストのコーナー部分まで美しく施されているのは、カッシーナの熟練した縫製職人のテイラーメイド技術によるものです。また、パトリシア・ウルキオラは同シリーズでサイドテーブルもデザインしました。ソファと同様丸みを帯びたデザインで、モジュールの間に差し挟んで使用。70年代にインスピレーションを得たグロッシーラッカー塗装仕上げと、木トップの2種類からお選びいただけます。さらに、同コレクションとしてデザインされた円形のローテーブルは、センターテーブルとなる2種類とソファサイドにも合わせることのできる1種類のサイズ展開でご用意しています。

マイケル・アナスタシアデスのメタルワークとカッシーナの木工技術を掛け合わせた、彫刻的なダイニングテーブル「ORDINAL（オーディナル）」。見る角度によって印象が異なる板状の脚部は天板に対しそれぞれ45度の角度でセットされ、テーブルのエッジにフォーカスしつつ強度を最大限にしています。オーバル、長方形、正方形の豊富なサイズ展開と5色のアルミニウムの脚部で、現代のダイニング空間の様々なニーズを満たします。

本カタログの価格は全て税抜表示です。

本カタログの価格は全て税抜表示です。

〈組み合わせ例〉ソファ＋サイドテーブル（写真の組み合わせ）W4050 × D1800 × H740 (SH410)mm　￥1,950,000～　※クッションを除く

ローテーブルφ450 × H470mm　￥280,000～φ700 × H300mm　￥300,000～φ900 × H350mm　￥360,000～

スクエア　W1400×D1400×H730mm　￥890,000～オーバル　W2600×D1000×H730mm　￥930,000～レクタングラー　W2300／2800×D1000×H730mm　￥930,000～

905 chair （905 チェア）デザイン:Vico Magistretti（ヴィコ・マジストレッティ）

COTONE slim chair （コトーネ スリム チェア）デザイン: Ronan & Erwan Bouroullec（ロナン & エルワン・ブルレック）

1964年にヴィコ・マジストレッティがデザインした「905」チェア。2000年までカッシーナが製造していたものを、今回仕上げや技術をアップデートし復刻しました。円柱の脚部に弓形のアームレストが特徴的で、マジストレッティによるデザインの親しみやすさが表れています。無垢材の脚部は、カッシーナの高度な職人技と最先端のテクノロジーを掛け合わせて生み出されています。また、シート部分の厚革は1枚ものを使用して強度を出すとともに、フレームに美しく巻き付けられ、カッシーナのロゴが刻印されています。

2017年に発表したダイニングチェア「COTONE（コトーネ）」に、スリムバージョンのダイニングチェアのコレクションが追加されました。シリーズ共通でアルミニウム押し出し材をフレームに用いています。アルミは軽量で順応性のある素材であり、モダンでエレガントな見た目がより一層魅力を高めます。「COTONE」スリムチェアは、従来の「COTONE」アームチェアを軽量化したタイプです。フェザーでたっぷりとボリュームをもたせたシートクッションに包まれるような座り心地のアームチェアに対し、スリムチェアはフェザーを取り除きよりすっきりとした見た目で座面にスペースを確保しました。

本カタログの価格は全て税抜表示です。

本カタログの価格は全て税抜表示です。

W560×D580×H770（SH450）mm　￥185,000～

W600×D520×H790（SH460／AH660）　￥190,000～

VOLAGE EX-S system sofa （ヴォラージュ・エクストラソフト システムソファ）デザイン:Philippe Starck（フィリップ・スタルク）

タイムレスなエレガンスをまとったフィリップ・スタルクによる「VOLAGE EX-S（ヴォラージュ・エクストラソフト）」システムソファに、更なるバリエーションが追加されました。スリムロングシート、ナロウアームでよりコンパクトなL字の組み合わせが可能になっています。

本カタログの価格は全て税抜表示です。

（モジュールの一例）2人掛ワイド　ナロウアーム円柱クッション付W2070 × D930 × H750 (SH440)　￥1,300,000～

DEDAR new collection 2019

SOCIETY new collection 2019 SS“SUMMER HORIZON”

2019年の新作コレクションは、様々なインスピレーションを元に新たなトレンドを打ち出しています。やわらかで控えめな幾何学模様や東洋文化にインスピレーションを受けた柄に加え、アールデコに裏打ちされたシンプルなタッチのもの、アバンギャルドな要素を取り入れたものなど、伝統的デザインを独自の解釈でとらえた独創的なデザインが展開されます。また、素材からその加工・仕上げまで徹底的にこだわり抜いた広幅のリネンシリーズ、色鮮やかなアウトドアファブリックなど、デザインのみならず機能性も兼ね備えたインテリアを華やかに彩るファブリックが揃います。

淡い色で描かれたストロークとフレッシュでフローラルなデザインが中心となり、ニュートラルなグレージュをベースにしたオリーブやファード、モーヴの色の重なりが朝焼けや夕焼けのグラデーションをイメージさせる、柔らかく優しいタッチのコレクションです。

HOME FURNISHING 2019 Summer “A NATURAL TALE”

2019年夏のコレクションは、明るいニュートラルトーンにグリーンを加えた、柔らかく穏やかな空間をご提案致します。ウッドや陶器、竹などの素材を中心に、爽やかさのあるガラスをプラス。クラフトを感じるデザインや有機的な形に、バイカラーのアイテムや素材をミックスしたアイテムを加え、平穏な空間にアクセントを与えます。

DELL'ARTE art gallery 「揺れる記憶」

青山本店2階のアート・ギャラリーDELL'ARTEでは、「揺れる記憶」と題した展覧会を開催いたします。おりしも開催の時期は、改元を経る歴史的な日と重なります。日常の中にいると、時代という観念を認識できるはずもありません。しかし元号の変更は改めて時代と言う見えざる空気と量塊を認識させるに十分な契機と言う他ないように思います。時代というものを今こそ認識せざるを得ない、それは私達の記憶が重畳的に組成されていることに気が付く機縁でもあります。多くの風景は各時代の精神に沿って多数の画家によって描かれ、すぐに私たちの既知の風景に組み込まれる。本展はそんな時代に関わりながら尚表現をしてきた作家の作品をご覧いただくものです。言わば、50年前に描かれて今なお新しく、今日描かれて、にわかに懐かしい表現をご覧いただくことにしました。新しい時代を迎えて、今後どのような空間が私たちの暮らしを作っていくのか。こうした作品をご覧いただき今から新たに展開される「時代」を考えていきたいと思います。

展示作家名：馬場俊光、川瀬 巴水、高橋 信行、坂内 宏観、宮岡 俊夫、宮本 承司、山口 英紀、吉田 遠志

馬場俊光

高橋 信行

吉田 遠志