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( 1 ) 静岡大学農学部同窓会報 令和元年7月13日 西HP使長澤 瑠花(2018年共生バイオサイエンス学科卒業)撮影 滝 欽二 書 第8号 令和元年7月13日 発行 / 静岡大学農学部同窓会 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 T E L(054)238-4880 FAX(054)237-9362 印刷 / 株式会社 サラト 〒670-0948 兵庫県姫路市北条宮の町172 TEL(079)284-1380・FAX(079)224-7746

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  • ( 1 )

    静岡大学農学部同窓会報令和元年7月13日

     

    同窓生のみなさんこんにちは。昭和

    四十六年七月から平成二十四年三月ま

    で四十年九ヶ月農学部にお世話になっ

    た者です。少し振り返ってみながら文

    章を進めたいと思います。昭和四十六

    年に故郷愛知県を離れ農学部助手(当

    時)として赴任したのは静岡県西部の

    磐田キャンパスであった。前身の静岡

    県立農林専門学校が「沈黙の森」(しじ

    まのもり)に陸軍兵舎を利用した木造

    校舎に設立されていた。赴任当時は学

    部単独であり、三年生以上の学生のみ

    である。一、二年生の教養部は静岡市大

    谷におり、晴れて三年生になると磐田

    に移ってきていた。そんなのんびりと

    した磐田を離れたのは昭和四八年三月

    の静岡キャンパスへの統合移転であ

    る。この時の四年生は卒論研究が十二

    月で打ち上げ、卒業までの時間は学部

    学科研究室の移転準備に費やされた。

     

    当時学部は五学科制で筆者は林産学

    科に所属していた。その後、平成元年

    十一月に三学科(森林資源科学科など)

    に、平成十年四月には再度新三学科(環

    境森林科学科など)に改組されてきた。

    ただし所属していた研究室は基本的に

    は「木材接着学研究室」であった。学

    科はいろいろ変わってきても卒業して

    いく学生の進路は、接着剤メーカーは

    もちろんのこと、住宅材料の合板、ボー

    ドや集成材製造会社、住宅メーカーさ

    らに住宅販売会社、製紙、薬品、流通、

    協同組合など多岐にわたる。林産学科

    当時に寺谷教授の提案で「真木会」を

    設立し、主な学会である木材学会が開

    催されていた東京や京都などで卒業生

    を数十名集めて同窓会を行ってきた。

    この同窓会も学科の改組あるいは所属

    スタッフの交代などに伴って自然消滅

    の道をたどりとても残念である。それ

    ぞれの地区で集った同窓会の後は卒業

    生から学生の就職などにも活用されて

    きた。こんな状況になったが筆者はそ

    れでも毎年六月に開催される接着学会

    に合わせ、東京や大阪あるいは名古屋

    地区で時折研究室内外の卒業生と懇親

    会を開いている。昨年も東京地区で十

    数名が懐かしい顔合わせを行うことが

    できた。

     

    卒業生の皆さん、ぜひとも同年の集

    まり、研究室あるいは講座などの単位

    でも結構ですが、いろいろな地区で集

    まり情報交換の会合を開いてくださ

    い。皆さんのすぐそばには同窓生がた

    くさんいるはずです。同じ会社にも同

    窓生がいるかもしれません。同じ悩み

    を抱えているかもしれません。どうぞ

    磐田や静岡大谷の学生時代を思い出

    し、良き後輩を迎えてやってください。

    同窓会もそのための支援ができるよう

    HPを使用して活動されるよう切にお

    願いします。最後に、卒業生の皆さん、

    元気で社会に貢献されるよう願ってい

    ます。

    長澤 瑠花(2018年共生バイオサイエンス学科卒業)撮影

    静岡大学名誉教授

    滝  

    欽二

    滝 欽二 書

    第8号令和元年7月13日

    発行 / 静岡大学農学部同窓会〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 TEL(054)238-4880 FAX(054)237-9362

    印刷 / 株式会社 サラト〒670-0948 兵庫県姫路市北条宮の町172TEL(079)284-1380・FAX(079)224-7746

    同窓会の活発な活動に期待する

  • ( 2 )

    静岡大学農学部同窓会報 令和元年7月13日

    同窓会長挨拶

    1967年農学科卒業

    会 

    長 

    福村徳三郎

     

    平成30年8月18日に同窓会総会を開催いた

    しました。同窓会長として大変有難かったの

    は、同窓会協賛協力をしていただいた方々が

    大変大勢だったことです。この協賛金のおか

    げで同窓会の事業を何とか運営できておりま

    すし、今後とも維持できそうな状況にありま

    すので、こころから同窓生の皆様に感謝とお

    礼を申し上げます。ありがとうございました。

    平成31年3月23日には静岡大学農学部卒業式

    と祝賀会が開かれました。祝賀会において、

    優秀な学生さんを表彰すると共に、一芸に秀

    でた学生さんにも合わせて表彰するお祝いを

    いたしました。ここに、テレビでも放映され

    た静岡マラソンで見事に女子の部で5位に入

    賞された北谷友梨佳さんを特別表彰いたしま

    した。これには、同窓会規約の慶弔規定、学

    生表彰規定を平成30年度に制定いたしました

    ので有益でした。こうして同窓生が学業ばか

    りでなく広く各界で活躍されることを願いま

    す。この度、平成31年4月1日、森田明雄教

    授が静岡大学農学部長に就任されました。先

    生の就任祝いとして令和元年8月24日に静岡

    大学農学部において先生の記念講演と祝賀会

    を開催いたしますので是非ご参加ください。

    ご案内は本誌に掲載してありますのでお読み

    ください。また、この度同窓会報第1号の巻

    頭言を飾っていただいた元静岡大学学長の永

    井衛先生が平成31年3月20日に亡くなられま

    した。享年九十歳の大往生でございました。

    ここに謹んで先生のご冥福をお祈り申し上げ

    ます。皆様方におかれましても、お健やかで

    あられますことをお祈り申し上げます。

    農学部長あいさつ

    と新年度体制

    1984年農学科卒業

    学部長 

    森田 

    明雄

     

    河合真吾前学部長の任期満了に伴い、本年

    度4月より農学部長を拝命しました。よろし

    くお願いします。静岡大学農学部の卒業生、

    農学研究科ならびに総合科学技術研究科農学

    専攻の修了生の皆様には、学部および大学院

    の発展のためにご支援、ご協力をいただき誠

    にありがとうございます。また、平成31年度

    農学部同窓会報の発行をお喜び申し上げます。

     

    さて、農学部の近況報告の前に、自己紹介

    を少しさせていただきます。私は、1984

    (昭和59)年に静岡大学農学部農芸化学科を

    卒業、1986(昭和61)年に同農学研究科

    を修了後、静岡県職員を経て、2000(平

    成12)年4月より静岡大学農学部に赴任しま

    した。私も農学部同窓会の一員として、これ

    まで多くの先輩や後輩の方々に支えていただ

    きました。感謝申し上げますとともに、今後

    とも農学部発展のため、改めてご支援、ご協

    力をお願い申し上げます。

    農学部執行部の新体制について

     

    農学部長、農学領域長、総合科学技術大学

    院農学専攻長は森田が拝命しました。副領域

    長(副学部長、評議員併任)は鳥山優先生が

    再任、もう一人の学部長には前学部長補佐の

    平井浩文先生が選出されました(いずれも任

    期2年)。フィールドセンター長は山下雅幸

    先生が2期目の2年目となります。また、生

    物資源科学科長には切岩祥和先生、応用生命

    科学科長には笹浪知宏先生が着任いたします。

    平成31年3月には、木質材料学・鈴木滋彦先

    生が定年退職され、技術部の市川佳伸氏が信

    州大学に転出されました。また、4月より小

    川敬多助教(住環境構造学)と馬剛助教(収

    穫後生理学)が新規採用され、生物化学・崔

    宰薫助教が准教授に昇任されました。

     

    18歳人口の減少に伴い、大学間の競争・差

    別化が重要になっており、本学も大学改革の

    一環として浜松医科大学との間で一法人二大

    学(浜松地区と静岡地区での分離方式)への

    決断がなされましたが、農学部としては、同

    窓生が誇れる学部であり続けるため、教職員

    一同、教育・研究に邁進していく所存でござ

    います。

    1995年生物生産科学科卒業

    就職戦略室長 

    切岩 

    祥和

    平成30年度就職状況

     

    平成31年3月、平成最後の卒業生、修了生

    が新たに農学部を巣立っていきました。平成

    30年度の就職内定率は、大学院生が95%、学

    部生が98%で、大部分の学生が進路を決定す

    ることができました。結果的に進路を確定で

    きなかった学生も、再度公務員や教員等を目

    指しており、夢に向かって歩んでいってほし

    いと願っております。

     

    昨今の就職戦線は学生売り手市場と言われ

    ていますが、すべての学生が志望する業界や

    企業に容易に就職できるわけではありませ

    ん。就職活動のやり方は大きく変わってきま

    したが、自分が思い描いた将来設計と照らし

    合わせて短期間で就職先の結論を出さなくて

    はならない一大イベントであることは今も昔

    も変わりません。就職戦略室ではこれからも

    実効性の高い支援に取り組み、学生の進路決

    定をサポートしていきたいと考えております。

     

    昨年度の農学部就職戦略室の取り組みを振

    り返ってみますと、業界研究会や公務員セミ

    ナーなどを通じ、例年以上に多くの同窓生に

    かかわっていただくことができました(表)。

    業界研究会では「農学部のOB・OGと語ろ

    う!」という企画をし、参加企業にOB・

    OGの同行を依頼し、参加した企業60社から

    30名のOB・OGが参加してくれました。個

    別説明会と同時進行で行ったためその場に参

    加した学生の人数が少なかったのは残念でし

    たが、今後の就職支援において参考になるこ

    とをOB・OGよりたくさん教えていただく

    ことができました。皆様からの貴重なご意見

    を参考にして、さらに充実した就職支援活動

    を行っていきたい

    と考えております。

     

    平成から令和へ

    と時代が移行しま

    したが、同窓生の

    皆様がこれまでに

    築いてきた土台の

    上に新しい時代に

    ふさわしい研究成

    果を積み上げられ

    るよう研究に励

    み、様々な課題を

    解決する力を身に

    着けた学生を世に

    輩出できるよう就

    職活動の最前線で

    支援していきたい

    と考えておりま

    す。同窓会の皆様

    には引き続き温か

    いご支援をお願い

    いたします。

    表 農学部主催のイベントにおける学生および同窓生の参加人数

    イベント参加人数(人)

    備  考学生 同窓生

    就職相談会(年15回) 70 1 講師業界研究会(年2回) 114 30 OB・OGと語ろう!学生研究発表会(静大祭にて) 24 13 産学懇話会OB・OGによる公務員セミナー 21 6 講師

  • ( 3 )

    静岡大学農学部同窓会報令和元年7月13日

     

    1974年園芸学科卒業支部長

    瀧  昇悟

    静岡支部

    静岡支部活動報告

    1 静岡支部の運営

    (1) 支部活動を円滑に執行するため、年に

    数回支部役員会を開催しています。

    (2) 支部には5部門の委員会を持ち、それ

    ぞれの目的に応じ随時開催します。

    2 静岡支部の組織体制

    (1) 委員会は、総会開催委員会、イベント開

    催委員会(静大大学祭にも参加しま

    す)、連絡網整備委員会、広報委員会、特

    別委員会の5部門で運営しています

    (図参照)。

    (2) 委員会は、本部役員会と連携を取りな

    がら運営しています。

    3 

    連絡網整備委員会及び広報委員会の合同

    委員会開催

    (1) 平成31年3月17日の委員会では、福村

    徳三郎同窓会長から、静岡大学(浜松

    キャンパス)と浜松医科大学との法人

    統合協議問題について、状況報告があ

    りました。

    (2) 連絡通信員に発信するミニ情報は、定

    例的情報に加え、時期に応じた情報の

    収集を発信をしています。情報の収集

    は、大学や同窓生等との密接な情報交

    換と収集網の維持が大切で、これらの

    維持には相当のエネルギーを使ってい

    ます。

    (3) 連絡通信員体制の連絡網は常に変動す

    るので、連絡網の維持管理には多大の

    労力を要します。これの維持を図るた

    め、連絡網の管理者と若年層の発掘に

    努力しています。

    � 

    1979年農学科卒業支部長

    石原 清史

    東日本支部

    支部長就任のご挨拶

     

    昨年7月に鵜飼暢雄前支部長の後を継い

    で支部長を拝命しました。三重県出身の長

    男ですが静大大学院修了後、農林水産省に

    就職し上京、そのまま東京で過ごしており

    ます。東日本支部は関東甲信越の1都9県

    に在住・勤務されている約1︐300名の卒

    業生の方々が会員となっています。

     

    会員には私のように生まれ故郷を離れて

    いる方も多いようですが、同窓会が学生の

    頃を思い出しホッとできる青春時代のふる

    さとのような存在になればと思っています。

    また、食品産業、行政機関、大学など多様

    な業種のOB・現役がいますので、現役で

    仕事をされている方にとってはビジネス上

    の出会いの場としても大いに活用して頂き

    たいと考えています。

    令和元年支部活動

    ~第三回東京交流会の開催~

     

    支部では、毎年卒業生を講師にした講演

    会と懇親会を開催しておりますが、令和元

    年の今年は、他の4学部同窓会と連携して、

    6月15日(土)に日本初の超高層ビルの霞

    が関ビル35階で全学同窓会第三回東京交流

    会を開催しました。開催にあたっては支部

    長の他、鵜飼暢雄(1962年農芸卒)、影

    山直司(1983年農芸卒)、黒澤正一

    (1981年農学卒)の4名が実行委員とし

    て参加し、他学部の委員と一緒に準備を進

    めました。

     

    交流会には、石井学長のほか中村農学部

    同窓会副会長、森田農学部長、加藤教授に

    もご臨席いただき、ソニーで初代AIBO

    の開発責任者であった工学部OBの大槻正

    氏の記念講演と同じく工学部OBで世界的

    にも高名な尺八演奏者である田嶋直士氏に

    よる尺八演奏、そして懇親会を行い、学部

    を越えた交流を深めました。

     

    3月18日に開催された農学部卒業生の祝

    賀会に参加し東京交流会のPRをさせてい

    ただきましたが、その甲斐もあって東京に

    就職し新たに会員になった3名の卒業生が

    東京交流会に参加してくれました。昭和、

    平成、令和の卒業生の時代や世代を超えた

    交流も同窓会の重要な役割です。来年は5

    月に講演会・懇親会を開催する予定であり、

    内容が決まり次第、郵便・メールでお知ら

    せしますので、多くの卒業生の方々の参加

    をお待ちしております。

    東日本支部連絡先メールアドレス  

    [email protected]

     

    1971年園芸学科卒業

    支部長

    加茂 睦博

    中部支部

    支部の活動報告と交流会の開催について

     昨年九月二九日に中部支部総会・講演会・

    懇親会が開催されました。ご出席頂きました

    方々には厚く御礼申し上げます。

     

    講演会では全国的に土砂災害への関心が高

    いことから土屋智名誉教授に「ヨーロッパア

    ルプス周辺の土砂災害と砂防」についてお話

    して頂き、出席された皆様には興味深く聴講

    され、大変好評でした。

     

    懇親会では初めて抽選会を行ない、景品は

    同窓生が携わってこられた産品を提供して頂

    き、そのPRをし、抽選をする企画でした。

    河合学部長より『吟醸酒静大育ち』を頂き、

    詳細な経緯をお話頂きました。静岡アグリビ

    ジネス研究所糠谷明様(一九七四年園芸学卒)

    より『静大トマト』を頂き、その経緯をお話

    頂きました。愛知県豊根村役場の村松吉文様

    (一九八七年林学卒)より村の特産品の『ブ

    ルーベリージャム』を頂き、村の観光スポッ

    ト茶臼山のPRを、愛知県半田市小栗牧場の

    小栗道政様(二〇一〇年応用生物化学卒)より

    『知多牛のステーキ肉』を頂き、友人の方か

    ら詳しい説明がありました。懇親会でのこの

    企画は好評であり、景品を御提供された方々

    には厚く御礼申し上げます。農学部出身の同

    窓生の中には地域特産品や食品生産に携わっ

    ている方々が多くおられます。農学部ならで

    はのこの企画を今後も行なってまいります。

     

    支部の事業計画であります「地域交流会の

    開催」が一月に実現しました。愛知県知多地

    域に居住している方を対象にした『静岡大学

    農学部知多地域同窓者交流会』が設立され、

    総会・懇親会が開催されました。一九六〇年

  • ( 4 )

    静岡大学農学部同窓会報 令和元年7月13日

    から二〇一四年卒と幅広い世代十数名の方が

    出席され、地元ならではの話で盛り上がり有

    意義な懇親会でした。支部では今後も地域交

    流会の促進、支援を行なってまいります。希

    望の地域の方の御連絡をお待ちしています。

     

    また、支部では『先生と同窓生との交流』

    を本年一〇月二七日(日)一二時から。名古

    屋駅前『百楽』にて、会費五︐〇〇〇円で開

    催します。多数のご参加をお待ちしています。

    【連絡先】加茂 

    090-1620-2117

           

    m.kam

    [email protected]

     

    キャンパスフェスタの3日目(平

    成30年11月18日)に同窓会主催のイ

    ベントを実施しました。今回も、お

    茶の淹れ方教室、卒業生によるお茶

    や農産物、梅干し等の販売、休憩コー

    ナーの設置、歴代農学棟の写真パネ

    ル展示を実施しました。

     

    今年も岡さんのバックアップを

    いただき「お茶の淹れ方教室」を実

    施しましたが、卒業生の山本守彦さ

    んと佐藤誠洋さんから自身が栽培

    したお茶を紹介してもらった後に、

    日本茶インストラクターの松嶋さ

    んと増田さんの指導により、お二人

    のお茶を堪能してもらいました。イ

    ベント委員の皆様そして会場片づ

    けを手伝ってくれた学生の方々に

    感謝申し上げます。

     

    イベント全体の様子は、平成28、

    29年と紹

    介させて

    いただき

    ましたの

    で、今回

    は、お茶

    を生産し

    ている卒

    業生の山

    本守彦さ

    んにス

    ポットを当てたいと思います。

     

    山本さんは、昭和55年に農学部農

    学科を卒業後に、2年間アメリカの

    カリフォルニア州リッチモンドに

    農業留学、帰国後に牧之原で茶業を

    継ぎました。現在は、勝間田開拓茶

    農業協同組合に属し、約2.3ha

    の茶業経営をしています。

     

    普通の煎茶だけでなく、特徴のあ

    るお茶生産に力を入れており、平成

    30年10月に行われた「ふじのくに山

    のお茶100選」の銘茶コンテスト

    では、自身が製造した「和らぎ香り

    紅茶『夏摘み』」と勝間田開拓茶農

    業協同組合が製造した香り緑茶「花

    ここち」が審査員特別賞に選ばれて

    います。

     

    香り緑茶というのは、県の茶業研

    究センターが開発した香りを高め

    る製造技術で作られたお茶で、ウー

    ロン茶に似た花の様な良い香りが

    しますが、味は緑茶という特徴があ

    ります。

     

    今回のイベントでも山本さんの

    奥様が販売されていましたがとて

    も評判が良く、私のお勧めは、ハリ

    オのボトルで水出しした「花ここち」

    です。すっきりした味わいとほのか

    な花の香りで何杯でも飲んでしま

    います。

     

    平成31年度の同窓会イベントで

    も山本さんに来ていただく予定で

    すので、卒業生の皆様、農学祭に足

    を運んでいただき、香り緑茶や和ら

    ぎ紅茶を味わっていただけたら幸

    いです。

    同窓会・同級会等の助成報告

     

    同窓会では、学科同窓会や学年同級会等の

    開催費用を助成しています。同窓生や同級生

    相互の結びつきが豊かになり、静大農学部や

    同窓会に関心を高め、その結果同窓会活動が

    活発になるよう願って、この助成を行ってい

    ます。どうぞご活用ください。この助成金の

    使途は、通信費、資料代、教員招待費等で

    す。会の名簿と集合写真を添えて、事務局に

    申請してくださ

    い。今回は、次の

    助成した会をご報

    告いたします。

    (1)�小島義夫先生・

    番場公雄先生

    叙勲祝賀会

     

    平成31年2月16

    日、静岡市のホテ

    ル・センチュリー

    静岡で、小島義夫

    先生と番場公雄先

    生の叙勲祝賀会を開きました。静岡大学にお

    ける永年の教育研究のご功績により、小島先

    生が春の叙勲、番場先生が秋の叙勲で瑞宝中

    授章を授章されました。所属していた農学科

    家畜繁殖学研究室及び応用生物化学科動物生

    理学研究室の卒業生にとっても、大変名誉な

    ことと51人の参加者が集まりお祝いをいたし

    ました。

    (2)�SASPA会第13回総会

     

    平成31年2月17日、静岡市内で第13回の通

    常総会を開きました。この会は4年に一度の

    総会を開いてお

    り、50年余の長い

    歴史と伝統のある

    同窓会になりまし

    た。SASPA会

    の呼称ですが、土

    壌肥料学、農林地

    質学を学んだ研究

    室生を母体とし

    て、サッカー部

    OBを加えた同窓

    会の名称です。参

    加者は県内外から

    48人が集まり、会

    の記念講演として大学院生4人による最新の

    技術を紹介する研究発表会を開き、懇親を深

    めました。

    1968年農芸化学科卒業

    静岡支部 

    事務局担当 

    柴田 

    俊二

    1987年農学科卒業

    増田 浩章

    キャンパスフェスタの報告

  • ( 5 )

    静岡大学農学部同窓会報令和元年7月13日

    共生バイオサイエンス学科

     

    私たちバイオマス研究室で

    は、毎年キャンパスフェスタで

    手すき和紙教室を行っていま

    す。綿状になったパルプを水に

    溶かし、はがきの大きさの型を

    使って必要量のパルプをすく

    い、それを圧縮、乾燥させるこ

    とにより和紙のようなはがきを

    作ることができます。来ていた

    だいた方には、水に溶けたパル

    プをはがきの型ですくまでを

    行ってもらい、その後の過程は

    我々で行っています。圧縮、乾

    燥の面で少し待ち時間が発生し

    てしまいますが、その場で待つ

    必要はなく、また、農学部では

    ほかにも様々な企画が用意されているため、その

    時間もお楽しみいただけます。毎年大変ご好評を

    いただいており、特にお子様には人気の企画です。

    応用生物化学科

     

    生物工学研究室は例年通り、カイコの展示と繭

    クラフトを行いました。繭クラフトではカイコの

    繭から親子で協力をして好きな指人形を作る体験

    をしてもらい、楽しんでもらうことができました。

    カイコの展示では実際に生

    きたカイコを卵から幼虫、

    さらには成虫までを並べて

    いたため、珍しさからかた

    くさんの人たちが興味を示

    してくれました。また、実際

    に研究内容を紹介したポス

    ターも展示をしました。今回

    のキャンパスフェスタで少し

    でも静岡大学農学部やカイコ

    に興味を持っていただけたら

    幸いです。来年は新しい内容

    の展示を行いたいと考えてお

    り、よりたくさんの人に楽しんでいただきたいな

    と考えております。

    環境森林科学科

     

    私たち木質バイオマス利用学研究室は、農学部

    棟にてご来場された方々に向けた研究室紹介のた

    めの展示会を行いました。足を運んで下さった方々

    に私たちの研究内容が伝わるよう、木質ボードを

    構成する材料の比較や、木粉とプラスチックを混

    ぜたウッドプラスチックコンポジット(

    WPC)の

    紹介、セルロースナノファイバーの紹介を実物の

    木質材料に触れて頂きながら

    行いました。来場者の中には

    高校生の方もいらっしゃっ

    て、熱心に私たちの話に耳を

    傾けてくれていたことを印象

    強く覚えています。彼らが静

    岡大学を志すきっかけの一端

    になればいいなと思います。

    静岡大学農学部同窓会総会

    及び

    静岡大学農学部同窓会

    静岡支部総会の報告

     

    平成30年8月18日(土)静岡市内クーポー

    ル会館で、13時より静岡大学農学部同窓会

    静岡支部総会を開催しました。開会にあた

    り来賓の福村徳三郎同窓会長より祝辞を受

    けました。議事は、平成28・29年度の活動

    報告及び収支決算報告案、平成30・31年度

    の活動計画及び収支予算案、また、新役員

    の体制について原案通り承認されました。

    報告事項として、5つの委員会よりなる静

    岡支部の組織体制について説明がありまし

    た。引き続き14時10分から静岡大学農学部

    同窓会総会を開催しました。開会にあたり

    来賓の河合真吾農学部長よりご祝辞をいた

    だきました。議事は、平成28・29年度の事

    業報告及び決算報告案、平成30・31年度の

    事業計画及び予算案、また、新役員の体制

    について原案通り承認されました。また、

    報告事項として、歴史保存事業の説明があ

    りました。

     

    総会終了後、当会場で、講演会を開催し、

    糠谷明名誉教授より「キャンパスの外から

    願う静大農学部の発展」及び土屋智教授よ

    り「中国四川地震による土砂災害とその後」

    と題した講演をいただきました。最後に、

    18時30分から懇親会を開催しました。乾杯

    は1955年農学卒の槙田昭二先輩にお願

    いし懇親の場を広げました。参加者は槙田

    先輩を始めとして2016年卒の遠藤拓弥

    さんまで63人の出席を得ました。さらに、

    出席出来なかった方々の協賛協力は実に

    209人に上りました。その方々は、

    1950年卒の佐治真一郎先輩、鷲山賢司

    総合科学技術研究科 

    農学専攻

    環境森林科学コース

    1年 

    牧野 

    哲弥

    総合科学技術研究科 

    農学専攻

    応用生物科学コース

    1年 

    中村駿太郎

    総合科学技術研究科 

    農学専攻

    共生バイオサイエンスコース

    1年 

    鈴木 

    淳平

    静大祭(キャンパスフェスタ)のご案内11月16日(土)・ 17日(日)に開催です。

    17日に同窓会イベントコーナーを開催します!!

  • ( 6 )

    静岡大学農学部同窓会報 令和元年7月13日

     

    農学部を卒業して、会社に入社

    して早いもので14年が経ちました。

    静岡で生まれ育った私にとって、

    静岡大学に入学できたことはとて

    も嬉しかったです。

     

    大学時代を思い返すと、講義や

    試験はどちらかというと、いい学

    生とは言えなかったように思いま

    す。もう一度学びなおしたいとさ

    え思うこともあります。ただ、友

    人には恵まれました。とても楽し

    い学生生活を送っていたことを記

    憶しています。一方、研究室に配

    属されてからは、未熟ながらもと

    てもやりがいを感じていました。

    実験(=研究)は自分にとって、「天

    職!」と直感し、漠然と「将来は

    研究者になりたいなー」と思って

    おりました。朝8時から夜遅くま

    で、研究室で過ごしていました。

    実験がうまくいかなかったり、結

    果が出なかったり、色々ありまし

    たが、すべてとても楽しい思い出

    です。その中でも、国内の学会は

    もちろん、国際学会で口頭発表さ

    せていただいたことなど、とても

    いい経験をさせていただき、現在

    にもつながっていると思っており

    ます。  

     

    学部、修士、博士と学んだ後に、

    現在の食品会社に入社致しました。

    当時、国のプロジェクト研究があ

    り、その研究で一緒に参画させて

    いただいていた会社に入ることが

    できました。学生の頃は、企業で

    働くとは思っておりませんでした

    が、今の仕事は私にとってはやり

    がいのある仕事となり、今日まで

    続けて参りました。会社に入って

    からも、研究は大事にしながら、

    社内のつながりと社外のつながり

    を大切にして参りました。研究活

    動の中で、多くの先生方や企業の

    方々と交流させていただくことは

    もちろん、学会(研究会)の世話

    人や組合の役員などもさせていた

    だく機会を得て、多くの方々と、

    色々な活動をする機会を得ること

    ができました。同じく会社では同

    期の存在も大きかったように思え

    ます。

     

    研究に関しては大学時代からの

    研究を一貫して行い、「天然物から

    の有用成分を有効活用すること」

    に取り組みました。大学で学んだ

    ことをそのまま会社で研究させて

    いただく機会を得ることができ、

    試行錯誤しながら進み続けていま

    す。その中で、私自身にとっては

    とても嬉しく、自信になったこと

    があります。これまで長く取り組

    んできた生化学関連の研究の成果

    が、2017年度農芸化学女性企

    業研究者賞を日本農芸化学会より、

    授与されたことです。まさか自分

    が受賞されるとは思っておりませ

    んでした。授賞式では当時2歳の

    息子が「ママ。ママ。」だったので

    すが、学会側のご理解により、息

    先輩を始め、旧職員、在学生にまで

    及びました。このご支援に対しまし

    て厚くお礼申し上げます。18時30分、

    懇親会終了にあたり、記念撮影をい

    たしました。会の途中で退席された

    方が若干おられましたが、最後まで

    残っておられた方々の写真を掲載し

    ます。どうぞ、芸術的にまで磨かれ

    たご尊顔をお楽しみください。次回

    は、森田明雄教授農学部長就任祝賀

    会を開催します。ぜひご出席をいた

    だけるようお祈りいたします。

    森田明雄教授農学部長就任祝賀会

     

    記念講演会・

        

    大学新棟見学会・

           

    祝賀懇親会

    期日:令和元年8月24日(土)

       

    13時〜17時

    場所:静岡大学農学部総合棟

    上段左から: 村松 憲通、山本  剛、大石 達明、      石田 洋夫、水戸 喜平、岡田 慈浩、      金田 雄二下段左から: 廿日出正美、福村徳三郎、河合 真吾、      神谷 俊郎 (敬称略)

    上段左から: 加茂 睦博、柴田 俊二、瀧  昇悟、      鵜飼 暢雄、石原 清史下段左から: 糠谷  明、福村徳三郎、河合 真吾、      土屋  智 (敬称略)

    上段左から: 北條 雅巳、外山 敬三、辻  誠司、      内野  稔、大沼 洋康、中村 元弘下段左から: 佐藤祥太郎、福村徳三郎、河合 真吾、      林  信次 (敬称略)

    上段左から: 山田 雅章、鈴木 琢磨、吉坂 順一、      増田 浩章、森田 明雄下段左から: 中尾  穣、福村徳三郎、河合 真吾、      瀧  義明 (敬称略)

    上段左から: 瀧  孝之、稲葉善太郎、岡 あつし、      鈴木  満下段左から: 平井 孝紀、福村徳三郎、河合 真吾、      今富 裕樹 (敬称略)

    上段左から: 鈴木 三司、小野 貞夫、槙田 昭二、      大石  惇、岩本 茂之、藤田 修身下段左から: 川村 三郎、福村徳三郎、河合 真吾、      平井 信之 (敬称略)

    上段左から: 長坂 英樹、加藤 雅也、小笠原紀征、      内山  潔、山田 英紀、前田 節子、      遠藤 拓弥下段左から: 瀬岡 真緒、福村徳三郎、河合 真吾、      山本 梨沙 (敬称略)

    2000年人間環境科学科卒業

    小林(袴田)夕香

    農学レディース(女性会員のページ)

  • ( 7 )

    静岡大学農学部同窓会報令和元年7月13日

     

    卒業や退職をされてから、ま

    た事情があり学校生活に区切り

    をつけた人々のことを思い出す

    時がある。「どうしているのだろ

    うか」と。私の一方的な感情が

    今も心に存在して

    いる。きっと「何

    とか生きている

    よ。」と答えて欲

    しいのか、あの頃

    の気持ちに戻りた

    いひとりよがりだ

    けなのか。

     「当たり前はない」と思う私の

    持論。だからいいことは今日、

    伝えようと心がけて来たけれど、

    実際は急にいくじなしになる。

     

    ずっと感じていたことは、農

    学の学生さんは純粋、その純粋

    さを忘れないで欲しい。

     

    離れていても、どんな状況で

    あっても、私は大学で出逢った

    人々とは寄り添う立場でいたい。

    出身県別人数

    北海道・東北 6関 東 15甲信越・北陸 21

    中 部

    静 岡 48愛 知 30岐 阜 5三 重 10

    関 西 31四 国 9九 州 ・ 沖 縄 10外 国 1合 計 186

     

    昭和53年6月に農学部林産

    学科に助手として奉職し、本

    年3月末で退職しました。40

    年余にわたって職責を務める

    ことができましたのも、ひと

    えに皆様方のご支援とご厚情

    の賜物と感謝申し上げます。

    振り返って、二つのことを思

    います。学位を持たずに助手

    となったため、研究で実績を

    評価されないと大学に残れな

    い時代でした。研究・業務に

    打ち込む自由な環境を与えて

    くれた当時の農学部に改めて

    感謝する次第です。もう一つ

    は、何といっても新棟・農学

    総合棟の完成です。2011

    年の暮れに予算が通ったとの

    一報をもらったときは大変驚

    きました。磐田時代を第一世

    代、昭和48年静岡移転後の40

    年を第二世代とすると、いま

    農学部は第三世代に入ったと

    言えましょう。今後のご発展

    を祈念申し上げます。

    子と一緒に登壇させていただき

    ました(学会の会長より、是非、

    お子さんと一緒に登壇してくだ

    さいと言っていただけたことは

    とても嬉しかったです)。登壇

    にあたっては、当時の私の上司

    (静岡大学農学部出身)に登壇

    のサポートをしていただけたこ

    ともとても思い出に残っており

    ます。当時0歳の娘は祖父母と

    一緒に出席させていただきまし

    た。受賞公演では、2歳の息子

    は学会の託児所で預かっていた

    だき、0歳の娘は熱を出してし

    まい主人とホテルでした。学会

    に子連れで参加できるというこ

    とも、これまで多くの研究者の

    方々が活躍されてきたからだと

    実感致しました。私は会社では

    どちらかというと基礎研究を

    行っており、なかなか成果に結

    びつきにくく、企業に勤める上

    で、これでいいのか?と自問自

    答してまいりました。しかし、

    研究にかかわってくださった多

    くの方々のおかげで賞をいただ

    くことができ、続けてきてよ

    かったと心から思いました。

     

    現在は、研究室長として、チー

    ムを引っ張っていく立場となり

    ました。今は責任ももちながら、

    ラボ運営をしております。一方、

    子育てと自分のキャリアを形成

    する上で、あまり無理をしない

    ように心がけております。入社

    後、神奈川に住んでいました。

    昨年、転勤の機会があり、静岡

    に戻って参りました。神奈川に

    在住の時は、兄弟で保育園が

    別々であったり、熱などで保育

    園からの呼び出しなど、病児保

    育に預けたり、色々ありました。

    メンバーのサポートと家族の理

    解で無理なくやって参りまし

    た。静岡に転勤後は、両親のサ

    ポートも得ることができまし

    た。結婚前はすべての時間が自

    分の時間だったため、仕事も思

    う存分できましたが、今は時間

    が限られていますが、幸いにも

    夫が子育てに協力的(寧ろわた

    しより上手)で、親のサポート

    もあり、自分では両立できてい

    ると感じています。また、子育

    てと仕事を悩みながらも、楽し

    みながらもできることがとても

    ありがたく感じております。こ

    れからも、自分らしく、家族を

    大切に過ごしていきたいと思っ

    ております。 

     連絡通信員制度のご案内と

    ご支援のお願い 

     同窓会の連絡通信員制度につきましては、同

    窓会報6号10ページでご紹介していますが、改

    めてこの制度のご案内とご支援のお願いをいた

    します。

    1 連絡通信員制度の使命

     この制度は、同窓会活動を活性化するため各

    卒業年度に最低でも1名の連絡通信員を配置し、

    大学からの情報、同窓会や会員からの情報を迅

    速に発信し、情報共有化により交流の輪を広げ、

    親睦を図ることを目的として連絡網の整備を進

    めるものです。そして、この連絡網が縦と横に

    ネットワークされ広範囲になることを期待して

    います。

    2 新規通信員への期待

     現在、連絡通信員の皆さんは、180名余(静

    岡県支部)で、毎月1回程度の情報を受信して

    いただいています。しかし、更に連絡網を整備

    充実するためには、新たな連絡通信員をどのよ

    うに増員していくか、アドレス等の連絡先の変

    更があった場合、対応をどうするかなど連絡網

    の維持・充実を図ることが大きな課題です。そ

    のため、メールアドレスや連絡先等は、個人情

    報であるが故に、より慎重な扱いをすると同時

    に、新たに連絡通信員に就任することについて、

    ご理解ご承諾をお願いしたいと思います。

    3 今後の方向

     今後の目指す方向は、一方通行の情報発信で

    はなく、連絡通信員の皆さんから、出来るだけ

    多くの情報やご意見をいただき、双方向による

    情報交換を図ることです。同窓会活動の活性化

    に向け、多くの仲間が連絡網の中で連絡を取り

    合い更なる親睦が図れるよう期待しています。

    多くの皆さんからの情報・ご意見をお待ちして

    います。

    連絡網整備委員会 内野 稔

    事務局担当    柴田俊二

    農学部同窓会

    事務局・学務係

    増田久美子 静岡大学名誉教授

    鈴木 滋彦

    1975年農学科卒業

    静岡支部

    連絡網整備委員長

    内野  

     入学者の

    傾向

    退職教員の挨拶

  • ( 8 )

    静岡大学農学部同窓会報 令和元年7月13日

    総合科学技術研究科 

    農学専攻

    共生バイオサイエンスコース

    1年 

    北谷友梨佳

    卒業式

     

    平成31年3月23日、グ

    ランシップにて静岡大

    学・大学院学位記授与式

    が執り行われました。式

    後は、クーポール会館で

    祝賀会が開かれました。

    祝賀会では福村同窓会

    長、河合学部長の挨拶の

    後、静大ブランドの日本

    酒「静大育ち」で乾杯を

    し、豪華な食事をいただ

    きました。また、卒業証

    書授与、成績優秀者およ

    び特別賞の表彰もこちら

    で行われ、私はこの度、

    特別賞をいただきまし

    た。今年の静岡マラソン

    で女子総合5位という成

    績を修めたことやこれま

    でのマラソンの功績が認められ、表彰を受ける

    ことができました。とても光栄で、今まで頑張っ

    てきてよかったと身に染みて感じました。一緒

    に勉強してきた友との別れは辛かったですが、

    今後様々な場所で静大卒業生が活躍してくれる

    ことを心から祈っています。

    応用生命科学科

    3年 

    鈴木 

    兵梧

    入学式

     

    入学式は、大学生活のなかでも最も大きな行

    事の一つであり、静岡と浜松の両方のキャンパ

    スから、今年度入学するほとんどの学生が参加

    します。静岡大学

    に合格し、新しい

    環境に不安を持ち

    ながらも期待に胸

    を踊らせる新一年

    生を見て、昔の自

    分達が思い出され、

    どこか懐かしく感

    じました。また、

    農学祭実行委員会としては、新入生の誘導を主

    に行いました。式典も滞りなく進み、二年間一

    緒に仕事をしてきた同期や後輩達とうまく連携

    を取り合うことができたと思います。

    応用生命科学科

    3年 

    武田 

    美幸

    プレ入学式

     

    プレ入学式は、入学式

    前に行う農学部の新入生

    達が初めて顔合わせをす

    る行事です。新しい環境

    などに不安を抱いている

    1年生も多かったです

    が、午前はキャンパスを

    探検しながら、午後は

    2、3年によるレクリ

    エーションを行い、各グ

    ループでゲームの得点を

    競い合い、交流を深める

    ことができました。帰る

    頃には、1年生同士で連

    絡先を交換したり写真を

    撮ったりと、仲良くなっ

    た姿が垣間見ることがで

    き、主催した農学祭実行

    委員会一同も新しい1年

    生と関われるのがとても

    嬉しく、また達成感を得

    られる行事となりました。

    農学祭

      模擬店

    生物資源科学科

    3年 

    髙橋 

    勇太

     

    昨年度の農学祭での模擬店は、農学総合棟中

    庭にてお味噌汁を販売しました。一昨年度も具

    沢山のお味噌汁をお客様に買っていただきやす

    いリーズナブルな値段で提供させていただきま

    した。また、おにぎりも販売することで、農学

    総合棟に訪れていただいたお客様の小腹を満た

    すこともできたと思います。農楽祭が行われた

    のは11月ということもあり、グツグツに煮込ん

    だお味噌汁の売れ行きは好調でした。中には1

    日に2、3杯もご購入されたお客様もおられ、

    我々も苦労が報われたと安堵の気持ちでいっぱ

    いになりました。

      植木市 �

    応用生命科学科

    3年 

    山崎 

    惟吹

     

    昨年度も本学の卒業生である荒木園芸の荒木

    さんご夫妻のご協力のもと、色鮮やかなポイン

    セチアやシクラメン、さらに多肉植物、観葉植

    物、果実の木など様々な種類の植物が会場を彩

    りました。今年はテレビでの宣伝効果もあって

    初日から多くの方にご来場いただき、毎年人気

    のミニバラやラベンダーは2日目にはすでに品

    薄状態、色鮮やかなガーベラ

    やキャプテンケルソーは早い

    段階で完売という盛況ぶりで

    した。我々もPOPの作製や

    商品の配置を工夫し、多くの

    方に商品の魅力を伝えられる

    よう努めました。今年度も多

    くのお客様によりお楽しみ頂

    けるような植木市をお届けし

    ますので、ご来場お待ちして

    おります。

      縁 日 �

    応用生命科学科

    3年 

    宮丸 

    真緒

     

    縁日では、焼き芋、

    射的、スーパーボー

    ルすくい、駄菓子屋、

    綿菓子屋のお店を出

    しました。焼き芋は

    毎年大人から子供ま

    で『美味しい』と大

    人気のお店です。今

    年も早い時間に売り

    切れてしまいました。

    射的は特に小さい男

    の子と学生に大人気でした。豪華景品が揃って

    おり、1番人気のお店です。1回50円と格安な

    ので何度も挑戦する人もいました。スーパー

    ボールすくいでは、今年も何百個もすくうプロ

    が現れました。こちらも格安の1回50円です。

    駄菓子屋では昔懐かしいお菓子のほか、玩具も

    販売しました。小さい子供だけでなく大人も童

    心に戻り楽しめたと思います。

      カフェ �

    応用生命科学科

    3年 

    敦賀 

    健太

     

    昨年の農学祭のカフェでは、前年と同じく

    ワッフルとあげパンを提供しました。ワッフル

    は室内のリフレッシュスペース、あげパンは外

    中庭で販売を行いました。あげパンは砂糖、き

    な粉、シナモン、コンポタ(コーンポタージュ)

    の4種類を用意したため、来場されたお客様に

    様々な味を楽しんでいただけたと思います。ま

    た、ワッフルは今年も例年通りの大盛況で、あっ

    という間に売り切れてしまいました。両日とも

    晴天に恵まれ多くのお客様にお越しいただき、

    活気のある楽しい農学祭となりました。今年度

    の農学祭も昨年の反省を活かし、地域の皆様に

    喜んでいただけるようなより素晴らしい農学祭

    を作り上げていきたいと考えています。