AWS における Windows ワークロードの実行

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AWS における Windows ワークロードの実行

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AWS における Windows ワークロードの実行

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Windows 環境で AWS を選ぶ理由アマゾン ウェブ サービス (AWS) には、10 年以上にわたってお客様の Windows ワークロードをサポートしてきた実績があります。業界第 2 位の クラウドプロバイダーのほぼ 2 倍 (IDC レポート調べ) の Windows Server インスタンスを実行しています。AWS は、Windows アプリケーシ ョンを実行してきた長年の経験でお客様からの信頼を獲得してきました。Windows Server 用にAmazon EC2 を使用するエンタープライズのお客様数は、2015 年以降で 5 倍になりました。

最新の Windows Server 2019 など、数々の Windows Server バージョンからご希望のものを選択可能です。さらに、AWS は Windows アプリケーションの構築および実行に必要なすべてをサポートしています。対象アプリケーションは、Active Directory、.NET、System Center、Microsoft SQL Server、Visual Studio、FSx for Windows (クラウドで使用できる世界初で唯一の完全マネージド型ネイティブ Windows ファイルシステム)などです。

イントロダクション

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お客様は AWS 上で利用可能なあらゆる Microsoft アプリケーションをデプロイしてきました。Microsoft Office、Microsoft WindowsServer、Microsoft Active Directory、Microsoft SQL Server、MicrosoftExchange Server、Microsoft SharePoint Server、Microsoft Skype forBusiness、Microsoft Dynamics、Microsoft Remote Desktop Services はその事例のほんの一部にすぎません。Next-Gen Healthcare や Jobvite のように大量の Windows ワークロードを抱える多くのお客様がオールインでAWS をご利用になられています。Dole、Hess、Expedia、Suncorp、PitneyBowes といった世界最大級のエンタープライズも Microsoft ワークロードをそのハイブリッドアーキテクチャの一翼として AWS で実行しています。

AWS は Microsoft とアクティブなプレミアサポート契約を結んでいます。つまり、AWS で Microsoft ワークロードをホスティングするお客様は AWS と Microsoft の両方からサポートを受けられます。Microsoft パートナーネットワークのメンバーである AWS はService Provider License Agreement (SPLA) の下で Microsoft のソフトウェアを販売するライセンスを付与されています。さらに Microsoft ライセンスモビリティーパートナーとして認定されており、Microsoft 認定ゴールドホスティングパートナーでもあります。

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AWS による WINDOWS

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AWS で Windows を実行する理由AWS がご用意するのは Windows 向けの最良のクラウドです。Windows ベースのアプリケーションの実行では、現在においても、将来にわたっても、理想的なクラウドプラットフォームです。Amazon による Windows では、キャパシティーの増減は数分レベルで可能です。数時間レベル、数日レベルかかっていた時代は終わりました。最新世代のインテル® Xeon® スケーラブルプロセッサーを原動力とする Amazon EC2 インスタンスで Windows を実行すると、アプリケーションのマイグレーションが簡便化され、AWS 上のアプリケーション開発が高速化され、現在お使いのアプリケーションソフトウェアも再利用が可能になります。サーバーインスタンスは 1 個起動すると同時に、数百、数千規模に拡張できます。

より幅広く、より奥深い機能性AWS では、他のどのクラウドプロバイダーよりもはるかに幅広いサービスを取り揃えています。さらに、それらのサービスのほとんどがはるかに奥深い機能性を備えています。クラウドサービスの選択肢の幅広さにおいては、AWS の右に出る者はいません。その 48 を数えるそのサービスと Windows 向けの機能性の深度の点で比較できるようなオプションを業界第 2 位のクラウドプロバイダーは持ち合わせていません。こうしたサービスには クラウドで利用できる世界初で唯一の完全マネージド型のネイティブ Windows ファイルシステムや、AWS Deep Learning AMI for Microsoft Windows Server があり、そのパフォーマンスはインテル® Xeon® スケーラブルプロセッサーを動作させるEC2 インスタンスで最適化されています。

より高い信頼性22のリージョンに 69 のアベイラビリティーゾーン (AZ) を持つ AWS は、高可用性を必要とするワークロードの実行に最適なグローバルインフラストラクチャをご用意しています。AWS のリージ ョン/AZ モデルは、高可用性を必要とするエンタープライズアプリケーションの実行に推奨されるアプローチであると業界アナリストが認めています。また、AWS は業界第 2 位のクラウドプロバイダ ーに比べ 2 倍以上のリージョン (20 対 8) で複数のアベイラビリティーゾーンをサポートしています。2018 年に AWS のダウンタイムが業界第 2 位のクラウドプロバイダーの 1/7 であった理由の 1つはここにあります。

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AWS による WINDOWS

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より多くのセキュリティ機能AWS では、セキュリティ、コンプライアンス、ガバナンスに関する 210 のサービスおよびきわめて重要な機能をご用意しています。これは、業界第 2 位のクラウドプロバイダーをおよそ 40 上回る数字です。また、PCI-DSS、HIPAA/HITECH、FedRAMP、GDPR、FIPS 140-2、NIST 800-171 など、サポートする 89 ものセキュリティ標準およびコンプライアンス認定は、他のどのクラウドプロバイダーも有意に上回っています。暗号化については、お客様のデータを保存する AWS のサービスすべてでデータ暗号化が可能です。暗号化をサポートする AWS のサービス数は 116 におよび、この数字は業界第 2 位のクラウドプロバイダーの 5 倍超にのぼります。

より高速のパフォーマンスDBBest は、TPC-C と同種のベンチマークツールである HammerDB を使用して、業界第 2 位のクラウドプロバイダーとの比較テストを実施しました。その結果、AWS でホストされる SQL Server は安定して 2 ~ 3 倍高いパフォーマンスを発揮することが判明しました。また、ZK Research は、ストレージ、コンピューティング、ネットワークを含めたワークロードの料金を比較した場合、AWS は業界第 2 位のクラウドプロバイダーより 2 倍以上優れた価格性能比を誇ることを指摘しています。

コストの削減AWS を利用すると、クラウド上で Windows を実行する総コストを削減できます。最も包括的な EC2 インスタンスファミリー、およびスポットインスタンスなどの独自の料金体系により、Windows コンピューティン

グコストの 90% を節約可能です。また、総所有コスト (TCO) はインテルプロセッサーを使用してビルドされた共通コンピューティングプラットフォームにより最適化できるため、複雑性、アプリケーションの統合テストまたは再開発、サポータビリティの低減に貢献します。さらに、Xero がSQL Server を移行させたケースで明らかなように、Microsoft Licenseを AWS 上の Dedicated Hosts に移行することでコストを削減できます。Dedicated Hosts は、ソフトウェアアシュアランスのない Windowsまたは SQL Server インスタンスに最適なオプションです。業界第 2 位のクラウドプロバイダーにはこういったライセンスは持ち込めません。

より豊富な移行経験AWS は過去 10 年にわたってどこよりも多くの実績を蓄積してきました。Sysco、Hess、Sony DADC、Ancestry といったグローバルエンタープライズを含む数千もの企業をサポートし、各社の Windows ワークロードをクラウドに移行してきました。AWS はこの実績を MigrationAcceleration Program (MAP) にまとめました。この実証済みのベストプラクティスによる方法論は、数千にのぼる移行の成功例を集めた最も広範なライブラリであると IDC に認められています。お客様がこの方法論に沿って、私たちのパートナー、プロフェッショナルサービス、サポートチームが提供する独自のツールおよび深い専門知識を組み合わせて活用すると、Windows および SQL Server ワークロードの評価、適切なサイズ設定、AWS への移行を支援できます。

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(VMware Cloud on AWS)

リロケーション

インストール

移行ツール使用

手動

自動化

プラットフォーム決定

COTS / SaaS 購入

再設計

構成

インフラストラクチャの変更

インストール /セットアップ

アプリのコード開発

デプロイ

ALM / SDLC

統合

リホスト

使用停止

保持

リファクタリング

再購入本番稼動検出

プラットフォーム再編 移行決定

検証

移行

移行戦略お使いのアプリケーションすべてのポートフォリオ評価と移行パターンの決定はお客様の移行のプランニングと実行に重要な意味を持つステップです。お客様のクラウド化プロセスが会社全体の

より大きな事業戦略にフィットするように考慮し、将来の展望に整合する形で機会を模索する必要が生じるでしょう。その結果、会社は大きな同じ目標のもとに結集することになるからです。整合性のある移行戦略は、根拠となるビジ

ネスケースおよび考え抜かれた移行プランと組み合わせると、クラウド採用を成功に導く確かな土台となります。

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よく見られるアプリケーション移行戦略

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Microsoft Windows Server 向けに Amazon EC2 をほかのオペレーティングシステムとまったく同じように使うと、すべてのリージョンで複数のアベイラビリティーゾーンにわたって AWS のサービスをシームレスに統合できます。今すぐレガシー Microsoft Windows Server を AWS に移行しましょう。あとから最新バージョンにアップグレードできます。Amazon EC2 DedicatedHosts なら、ライセンスを新規購入することなく、これが可能です。

Microsoft SQL ServerAWS は、ビジネスアプリケーション (社内開発アプリケーション、Microsoft Dynamics、SAP アプリケーションなど) やそれらが依存する Microsoft SQL Server データベースをサポートする製品ラインとしては理想的です。必要量を使っても使わなくても、柔軟に Microsoft SQL Serverをご利用になれます。お支払いはもちろん実際の使用量だけで結構です。

Microsoft SQL Server データベースの設定と管理をもっときめ細かく制御されたいなら、Amazon EC2 にホスティングも可能です。または、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) を使用して、Microsoft SQL Server のデプロイをマネージドサービスに任せることもできます。AWS がハードウェアのプロビジョニング、パッチング、バックアップなどの管理タスクを担当します。

AWS を利用されると、お客様がすでにお持ちの Microsoft SQL Server ベースのアプリケーションも、他社のクラウドプラットフォームでは共通要件であるコードのリファクタリングなしでお使いいただけます。VM Import/Export を使うと、Windows PowerShell のようなコマンドラインインターフェイスを使用して既存の Microsoft SQL Server データベースを AWS に移行できます。

2019 年 7 月をもって SQL Server 2008 および 2008 R2 のサポートが終了します。その際には、AWS Systems Manager を使用して簡単に SQL Server 2008 および 2008 R2 データベースを SQL Server 2016 に移行できるため、サポート終了への対処と最新機能のご利用が一石二鳥で実現します。

Microsoft Windows Server

移行

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Amazon EC2 による SQL Server

AWS はお客様の環境で SQL のコストとパフォーマンスを両立させていただくために、インテル®

Xeon® スケーラブルプロセッサーを特長とするさまざまな EC2インスタンスをご用意しています。お客様のコンピューティングインフラストラクチャの微調整は数分しかかからないため、レイテンシー、パフォーマンス、同時アクセス可能なユーザー数といったSQL 最適化はすぐ終わります。

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企業向けアプリケーション 生産性や協業目的の Microsoft SharePoint、Microsoft Exchange、Microsoft Skype for Business、その他の Windows ベースの法人向けアプリケーションは AWS へのデプロイもそのスケーリングも迅速です。AWS はほかのクラウドプラットフォームとは違い、サードパーティーのアップデートおよびアドオンとは完全な互換性があります。契約書に拘束されることはありません。いつでも、データとライセンスを用意していただくだけです。

AWS による法人向けアプリケーションによくあるユースケースに、モダンバージョンへのアップグレードがあります。これらのアプリケーションのレガシーバージョンをオンプレミスで使い続けている多くの組織では、モダンバージョンのパフォーマンス、セキュリティ、機能性を求めています。オンプレミスでモダンバージョンにアップグレードするには、アップグレードの必要のない場所にまで新規ハードウェアを投入することになり、しばしば大規模な投資が必要でした。AWS なら、巨額の投資なしで最新バージョンが使用できます。

Microsoft SharePoint のパフォーマンス向上には、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) を使用して、バイナリラージオブジェクト (BLOB) のオフローディングがご利用になれます。リソースのテンプレート作成サービスである AWS CloudFormation は、Microsoft SharePoint サーバーファーム全体の自動作成に使用可能です。

.NET Dev/TestAWS に .NET アプリケーションを構築すると、クラウドのアジリティおよびオートメーションを利用して、プロジェクトを低いリスクで速く完了、デプロイできるようになります。広範な API 群、Microsoft Visual Studio および Microsoft PowerShell 向けのツールキット群、.NET Developer Center といったお客様がオンプレミスで使うのと同じツールがすべてご利用になれます。さらに、サードパーティー製のアプリケーションが AWS Marketplace で Amazon Machine Image (AMI) や SaaS (Software-as-a-Service) オファリングとして提供されています。

.NET 開発の取組みに DevOps アプローチを適用されたい場合は、AWS は CI/CD、マイクロサービス、Infrastructure as Code、ロギングおよびモニタリング、PaaS (Platform-as-a-Service)、バージョンコントロール、その他の DevOps 活動向けに最適化されます。お使いの Microsoft Developer Network (MSDN) のサブスクリプションは Amazon EC2Dedicated Hosts でも継続可能で、コスト削減に貢献します。

移行

オペレーティングシステムの域を超える

既存のインフラストラクチャにアプリケーションすべてを統合できるだろうかとお考えですか。AWS は単に Windows のサポートにとどまりません。AWS は、Active Directory、.NET、System Center、Microsoft SQLServer、完全マネージド型ファイルストレージサービスである Windows File Server(FSx) といった Windows のフルスタックをサポートします。ID やアクセス管理に ActiveDirectory をご利用中で既存のインフラストラクチャと綿密に統合したい企業のお客様には、ディレクトリアウェアのワークロードはAmazon EC2 や RDS for SQL Server のような AWS のサービスに簡単に移行できます。その際には、AWS クラウド内のマネージド型 Active Directory である AWS DirectoryService for Microsoft Active Directory を使用します。

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ライセンシング

AWS による Microsoft ワークロードのライセンシングライセンスのサブスクリプションライセンス込みのインスタンスを使用すると、Amazon EC2 インスタンスまたは AmazonRDS インスタンスにバンドルされている完全準拠の Microsoft ソフトウェアライセンスにアクセスできます。ライセンス料は従量課金制で、使用量だけお支払いいただきます。初期コストや長期投資はありません。Amazon EC2 については、お客様は Microsoft Windows ServerのみのAmazon Machine Image (AMI)、またはMicrosoft Windows Server と Microsoft SQLServer が事前インストールされた AMI のいずれかを選択できます。Amazon RDS for MicrosoftSQL Server を使用すると、時間のかかる管理タスクにわずらわされることなくデータベースを利用できます。

Amazon EC2 または Amazon RDS のいずれかを使用している場合でも、AWS のライセン

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ス込みのインスタンスを使用すると、AWS が Microsoft のライセンシング準拠を管理することになり、ライセンシング料も AWS の請求書に転換されます。Microsoft ソフトウェアは現行バージョンでも多数のレガシーバージョンでもご利用になれますが、Windows Server Client Access Licenses は必要ありません。AWS Marketplace を利用すると、Microsoft SharePoint Server、 Microsoft Exchange Server、Microsoft Dynamics、Microsoft Visual Studio、その他の Microsoft Server 製品が APN パートナーを通じて従量課金制で起動可能になります。

ライセンスを AWS に持ち込むMicrosoft ソフトウェアを購入済みの場合は、AWS クラウドにライセンスの持ち込み (BYOL) が可能になります。この BYOL アプローチで既存のライセンスへの投資を活用できることになり、AWS で Microsoft ワークロードを実行することのメリットをフルに享受できます。AWS にライセンスを持ち込むには、2 つの方法があります。Windows ワークロードを Amazon EC2 Dedicated Hosts 上で実行する方法と、Microsoft のソフトウェアアシュアラ

ンスによるライセンスモビリティを使用する方法です。AWS にライセンスを持ち込む場合の注意事項として、お客様が Microsoft とのライセンス契約の規定遵守に責任を負う必要がある点は重要です。Microsoft ソフトウェアのライセンシングや権限に関してご不明な点がありましたら、貴社の法務チーム、Microsoft 社 (Microsoft 製品用語など)、Microsoft 再販業者にお問い合わせください。

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ライセンシング

ソフトウェアアシュアランスによるライセンスモビリティを使用するMicrosoft ソフトウェアと一括でソフトウェアアシュアランスを購入されると、お持ちの Microsoft ライセンスへの投資を有効活用しながら、Microsoft ライセンシングに追加料金を払うことなく、AWS に移行できる可能性があります。ライセンスモビリティの利点を活用できるのは、アクティブな Microsoft ソフトウェアアシュアランスの対象になっているサーバーアプリケーションを使用する Microsoft のお客様です。AWS VMImport を使用すると、仮想マシンイメージをオンプレミス環境から AWSクラウドに移行できるため、既存の Microsoft ソフトウェアライセンスや仮想マシン構成を AWS に持ち込むことが可能になります。

ソフトウェアアシュアランスの使用を希望されるお客様は、ライセンス取得済みの Microsoft Windows Server をプレインストールした状態でAmazon EC2 インスタンスを一括購入し、Microsoft SQL Server、Microsoft SharePoint などお持ちの製品ライセンスを持ち込みます。

ライセンスモビリティ対象ではないライセンス専用のオプションAmazon EC2 Dedicated Hosts は、完全にお客様専用のハードウェアにアクセスして使用できます。ソフトウェアアシュアランスがない場合でも、専用のインフラストラクチャで、Microsoft Windows Server のようなお客様自身にライセンスされた Microsoft ソフトウェアを使用できます。AmazonEC2 Dedicated Hosts では、ご自身のアクティブな MSDN サブスクリプションを AWS で使用して、開発やテストのニーズを満たすこともできます。

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ライセンシング

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AWS License Manager

AWS License Manager は、AWS で、または Microsoft、SAP、Oracle、 IBM といったソフトウェアベンダーのオンプレミスサーバーで、ライセンスを簡単に管理できるようになるサービスです。AWS License Managerにより、管理者はライセンス契約の規約をエミュレートするライセンスル ールをカスタマイズして作成し、EC2 のインスタンスが起動されるときに適用できます。

管理者は当該ルールを使用して、契約が定める数以上のライセンスを使用する、または短期的に異なるサーバーにライセンスを再割り当てするとい ったライセンス違反を規制できます。AWS License Manager のルールによって、インスタンスの起動を停止したり、管理者に通知したりすることで、ライセンス違反を規制できます。管理者は AWS License Manager ダ ッシュボードを使用してすべてのライセンスを制御、可視化し、ライセンス超過による契約違反、申告ミス、コスト増加のリスクを軽減できます。

AWS License Manager は AWS のサービスと統合し、たった 1 つの AWS アカウントによって、複数のアカウント、複数の IT カタログ、複数のオンプレミス環境にわたるライセンス管理を簡素化します。ライセンス管理者は AWS Service Catalog でルールを追加できます。AWS Service Catalog では、すべての AWS アカウントで使用が承認された IT サービスのカタログを作成、管理できます。AWS Systems Manager および AWS Organizations とシームレスに統合されていることにより、管理者は組織およびオンプレミス環境のすべての AWS アカウントにわた ってライセンスを管理できます。また、AWS Marketplace で購入されると、AWS License Manager を使用して、Marketplace から取得したライセンスを持ち込む (BYOL) ソフトウェアを追跡したり、すべてのライセンスを一括表示で管理したりできます。

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> AWS による Windows の詳細

> AWS による Microsoft ライセンシング

> ケーススタディ: AWS による Windows

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AWS についてアマゾン ウェブ サービスは 13 年間にわたって、世界で最も包括的、なおかつ広範な支持基盤を持つクラウドプラットフォームであり続けています。AWS がご用意する 165 を超えるフルフィーチャサービスは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、ロボティクス、機械学習、人工知能、IoT、モバイルセキュリティ、仮想現実、拡張現実、ハイブリッドリアリティ、メディア、テプリケーションの開発、デプロイ、マネジメントにおよびます。そのアービス群を、米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フラサス、ドイツ、インド、アイルランド、日本、韓国、シンガポール、スキェーデン、英国、中東にまたがる 22 の地理的リージョンに配した 69のアベイラビリティーゾーン (AZ) で展開しています。急成長を続けるスタートアップ、最大級のエンタープライズ、著名な政府機関など、数百万にのぼるお客様が、AWS を信頼しそのインフラストラクチャの動力源とすることで、アジリティを獲得し、コスト削減を実現しています。

AWS の詳細は、aws.amazon.comをご覧ください。

リソース

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