FFB81000t/y

CPO27000t/y

POME40000t/y

COD ４0000 ppmSS 15000 ppm

solid waste（EFB）

14500t/y

solid waste（fiber）

14500t/y

All the energy for the mill can be supplied by cobustio of fiber.

EFB is used for fertilizerto oil palm plantation

process water15000t/y

methane400t/y

lagoon（anaerobic pond）Large amount of methane is releaedto the atmosphare.

a current palm oil mill

バイオマス発電を含めたマレーシアパームオイル産業におけるCDMの可能性

九州工業大学大学院生命体工学研究科

白井 義人、脇坂 港、シャーラクバー・ヤコブ

マレーシアプトラ大学食品生物工学部

モハメッド・アリ・ハッサン

株式会社エックス都市研究所

鈴木進一

マレーシアパームオイル産業における物質の流れ

Ｃ Ｐ Ｏ

P K

POME

FFB: fresh fruit bunch（油やし房実）

6000万t/y

実繊維 + 油

殻 種核油

EFB: empty fruit bunch（ヤシ空房）1440万t/y水分含率： 65%燃焼エネルギー：1400kcal/kg

ヤシ核油　＋ヤシ核ケーキ 計300万t/y180 US$/t

殻: 400万t/y水分含率： 10%燃焼エネルギー 4500kcal/kg

繊維:600万t/y水分含率：40%燃焼エネルギー2700 kcal/kg

CPO: crude palm oil（粗ヤシ油）

1100万t/y250 US$/t

蒸煮による実の分離 搾油工程

洗　浄水

POME: palm oil mill effluentパームオイル廃液COD >40000ppm, 2500万t/y

ラグーン（嫌気処理池）

メタン

肥　料

スタート

CDMクリーン開発メカニズム

共同プロジェクト

温暖化ガス削減量

先進工業国 開発途上国

境界 空間的時間的< 2012

ベースライン 検証可能

共同プロジェクト NoYes

温暖化ガス 削減量

facultative pond

EFBFFB x 0.24= 86400t/y

FiberFFB x 0.1= 36000t/y

mill

CPO65000t/y

POME160000 m3/y

Biogas(Methane+CO2)

Biogas(Methane+CO2)

総バイオガス排出量600万m3/年

この工場からの総メタン排出量

1500t/y(30000t-CO2/y)

no biogas (30%)

現在の自家発電能力1.3ＭＷ

shellFFB x 0.066= 24000t/y

FELDA社 Serting Hilir工場バイオマス発電と温暖化ガス削減

millFFB360000t/y

digesting tanks

モデル工場での試算結果EFBによる発電能力2.4MW（21０００ＭＷｈ） 6000t-CO2/y

総温暖化ガス排出量 ＝ 30000 + 6000 = 36000t-CO2/y

digesting tanks

facultative pond

mill

POME160000 m3/Sep

Biogas(Methane+CO2)

no biogas (30%)

500m3メタン発酵システム

KITとUPMが協力してSerting Hilir工場に設置

1千５百万円(メタン発酵槽、スクラバー、ガス貯留タンク、その他関連機器含む)

日本の設計により滞留時間は10日に短縮される(現在20日).

メタン発酵

6000MWh(650kW)

高圧蒸気 20000t(20000Gcal)

バイオマス火力発電

21000MWh(2400kW)

高圧蒸気 120000t(120000Gcal)

九州工業大学（KIT)・マレーシアプトラ大学（UPM)・FELDA社による

国際産学連携共同研究現地での建設見積もり

Biogas(Methane+CO2)

FFB360000t/y

EFBFFB x 0.24= 86400t/y

FiberFFB x 0.1= 36000t/y

CPO65000t/y

メタン発酵システムに関するＦＳ結果

現在のSrting Hilir 工場での開放型メタン発酵槽：滞留時間 20日タンク容積 ３５００ｔ/タンク

タンク６基メタン発酵システムの規模

（滞留時間が半分であるので） ３５００ｔ×６/２ ＝ １０５００ｔ

メタン発酵システムの建設費見積もり（0.7乗則が成立するとする） (10500/500)0.7= 8.41500万円×8.4 = １億2600万円

メタン発生量→1500ｔ/y → １ＭＷの発電機を稼動させることができる

(1000kW×24ｈ/日×365日/y = 8760000kWh/年)

隣接する誘致工場に電気を格安で販売する → 例えば、２円/kWh売電収入 → １７５２万円/年

建設費をＣＤＭとする維持費：建設費の5％→630万円/年人件費：250万円×３＝750万円管理費：（630万＋750万）×0.15＝２０７万円支出計： 1587万円

1500t/y×20×10年＝30万トン1億2600万円/30万トン＝420円/t

３～４＄/t-CO2

ＣＤＭで設備費が控除されれば年165万円の黒字事業になる

このままでは事業性はない → ＣＤＭ事業

02468

101214161820

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26Time (Day)

Org

anic

aci

ds c

onc.

(g/L

)

lactate formate acetate propionate butyrate Total

POME 嫌気有機酸発酵 精製有機酸液

50Lバイオリアクターを用いたパームオイル廃液（POME)から有機酸の生産

digesting tanks

facultative pond

FFB360000t/y

mill

POME160000 m3/Sep

Biogas(Methane+CO2)

no biogas (30%)

500m3メタン発酵システム

KITとUPMが協力してSerting Hilir工場に設置

九州工業大学（KIT)・マレーシアプトラ大学（UPM)・FELDA社による

国際産学連携共同研究現地での建設見積もり1千５百万円(メタン発酵槽、スクラバー、ガス貯留タンク、その他関連機器含む)

日本の設計により滞留時間は10日に短縮される(現在20日).

有機酸発酵

酢酸 : 800t/yプロピオン酸 : 400t/y酪酸 : 400t/y

EFB(炭素成分)セルロース 30%ヘミセルロース 30%リグニン 30%

バイオマス資源 (潜在生産量)

セルロース : 10000t/yリグニン : 10000t/y六単糖 : 11000t/y五単糖 : 11000t/y乳酸 : 22000t/yポリ乳酸 : 20000t/y

Biogas(Methane+CO2)

EFBFFB x 0.24= 86400t/y

FiberFFB x 0.1= 36000t/y

CPO65000t/y

マレーシアパームオイル産業の廃棄物利用による新事業

ＣＤＭによりラグーンを工場用地にし、廃棄物発電で電気を格安で供給する

ＣＤＭ事業により広大なラグーンを閉めて更地にするＣＤＭ事業により更地に進出してきた企業に電気を提供する

ＣＤＭにより温暖化ガスの削減ができるばかりでなく地域的な公害の防止（ラグーンからの悪臭の防止）と雇用増やす（企業誘致により）ことができる

更地になる

森林伐採によるプランテーションの開発はすべきでないしもはや経済的に合わない。一方、今後もパームオイルの需要は増え続けるため、都市や他産業とパームオイル産業の共生は今後必須になる。

バイオマス資源の価値（Serting Hilir 工場）項目 生産量 単価 売り上げ予想

エネルギー発電 27,000MWh 33.3$/MWh 900,000$蒸気 140,000 t 4$/t 560,000$液体燃料 24,000 t 80$/t 1,920,000$

資源有機酸 1,600 t 500$/t 800,000$セルロース 0,000 t 300$/t 3,000,000$リグニン 10,000 t 150$/t 1,500,000$六単糖 11,000 t 150$/t 1,650,000$五単糖 11,000 t 300$/t 3,300,000$乳酸 22,000 t 300$/t 6,600,000$ポリ乳酸 20,000 t 2000$/t 40,000,000$

Serting Hilir

Lepar HilirCini3