8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #'...

9
2020 年 8月 5日 株式会社日本政策金融公庫 日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業は、消費者動向調査(令和2年7月調査) を実施し、「食に関する志向」と「コロナ下での食品購入方法や調理時間・回数の変化」につい て調査しました。 調査結果のポイントは以下の通りです。 < 食に関する志向 > ○ 現在の食の志向は、前回に引き続き「健康志向」「経済性志向」「簡便化志向」が3大志向 となった。 ○ 3大志向の動きは、「健康志向」(39.7%、前回比▲1.3ポイント)の低下が続き、「経済性 志向」(37.7%、前回比+2.1ポイント)は上昇、上昇傾向にあった「簡便化志向」(33.6%、 前回比▲3.3ポイント)」は低下に転じた。 ○ 3大志向のうち、唯一上昇の動きとなった「経済性志向」は、70 代を除く全世代での上昇 が確認された。 ○ 食料品を購入するときに「国産品かどうかを気にかける」(74.0%)は、横ばいで推移。年 代が高くなるほど国産品かどうかを「気にかける」割合が高くなった。 < コロナ下での食品購入方法、自宅での調理時間・回数の変化> ○ 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、25.8%の消費者が「食品の購入方法に変化が 生じた」と回答した。 ○ 利用が増加した購入方法は、「インターネット購入」(38.0%)が最も多く、次いで「量販 店・スーパー」(29.1%)、「テイクアウト」(27.3%)となった。 ○ 「インターネット購入」の利用が増加した方の割合は、男性が女性より高く、特に男性の 30代、60代、70代で高くなった。また、「インターネット購入」、「テイクアウトでの購 入」の利用が増加した方の6~7割がその購入方法の印象を「悪くない」と回答した。 ○ コロナ下での調理時間・回数は、全体の約3割が「調理をする時間・回数が増えた」と回 答した。中でも女性の約4割、特に 40 代女性の約5割で調理時間・回数が増加している ことがわかった。 ○ 調理をする時間・回数が増えた方のうち、6割超が今後の見通しを「このまま続くだろう と思う」と回答し、「元に戻る」は約2割となった。 ■詳細は、添付のレポートをご参照ください。 ニュースリリース 食の志向 ほぼ全世代で経済性志向が上昇 ~コロナ下の調理時間、女性の4割で増加~ <消費者動向調査(令和2年7月調査)> <お問い合わせ先> 日本政策金融公庫 農林水産事業本部 情報企画部 (担当:工藤、高田) TEL: 03-3270-5585 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー 調査時期 令和2年7月 1 調査方法 インターネットによるアンケート調査 調査対象 全国の 20 歳代~ 70 歳代の男女 2,000 人(男女各 1,000 人)

Transcript of 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #'...

Page 1: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

2 0 2 0 年 8 月 5 日

株式会社日本政策金融公庫

日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業は、消費者動向調査(令和2年7月調査)を実施し、「食に関する志向」と「コロナ下での食品購入方法や調理時間・回数の変化」について調査しました。

調査結果のポイントは以下の通りです。

< 食に関する志向 >

○ 現在の食の志向は、前回に引き続き「健康志向」「経済性志向」「簡便化志向」が3大志向となった。

○ 3大志向の動きは、「健康志向」(39.7%、前回比▲1.3 ポイント)の低下が続き、「経済性志向」(37.7%、前回比+2.1 ポイント)は上昇、上昇傾向にあった「簡便化志向」(33.6%、前回比▲3.3ポイント)」は低下に転じた。

○ 3大志向のうち、唯一上昇の動きとなった「経済性志向」は、70 代を除く全世代での上昇が確認された。

○ 食料品を購入するときに「国産品かどうかを気にかける」(74.0%)は、横ばいで推移。年代が高くなるほど国産品かどうかを「気にかける」割合が高くなった。

< コロナ下での食品購入方法、自宅での調理時間・回数の変化>

○ 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、25.8%の消費者が「食品の購入方法に変化が生じた」と回答した。

○ 利用が増加した購入方法は、「インターネット購入」(38.0%)が最も多く、次いで「量販店・スーパー」(29.1%)、「テイクアウト」(27.3%)となった。

○ 「インターネット購入」の利用が増加した方の割合は、男性が女性より高く、特に男性の30代、60代、70代で高くなった。また、「インターネット購入」、「テイクアウトでの購入」の利用が増加した方の6~7割がその購入方法の印象を「悪くない」と回答した。

○ コロナ下での調理時間・回数は、全体の約3割が「調理をする時間・回数が増えた」と回答した。中でも女性の約4割、特に40代女性の約5割で調理時間・回数が増加していることがわかった。

○ 調理をする時間・回数が増えた方のうち、6割超が今後の見通しを「このまま続くだろうと思う」と回答し、「元に戻る」は約2割となった。

■詳細は、添付のレポートをご参照ください。

ニュースリリース

食の志向 ほぼ全世代で経済性志向が上昇

~コロナ下の調理時間、女性の4割で増加~

<消費者動向調査(令和2年7月調査)>

<お問い合わせ先>

日本政策金融公庫 農林水産事業本部 情報企画部 (担当:工藤、高田) TEL: 03-3270-5585

〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワ ー

調査時期 令和2年7月1日

調査方法 インターネットによるアンケート調査

調査対象 全国の20歳代~70歳代の男女2,000人(男女各1,000人)

Page 2: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

食の志向等に関する調査結果

1 食に関する志向

2 国産品かどうかを気にかけるか

3 国産食品の輸入食品に対する価格許容度

4 コロナ下での食品購入方法の変化に関する調査(特別設問)

5 コロナ下での調理方法の変化に関する調査(特別設問)

調査要領

詳しい調査結果は、当公庫ホームページ(http://www.jfc.go.jp/)に掲載しています。 トップページから「刊行物・各種調査結果」→「農林水産事業 調査結果」→「消費者動向等調査」の順でご覧ください。

調査時期 令和2年7月 調査方法 インターネット調査 全国の20歳代~70歳代の男女2,000人(男女各1,000人) ※インターネット調査であるため、回答者はインターネット 利用者に限られる。

<調査に関するお問い合わせ>

日本政策金融公庫 農林水産事業

情報企画部 TEL 03-3270-5585

令和2年8月

注:図表において、四捨五入の関係上、合計が一致しない場合があります。

消費者動向調査(令和2年7月調査)

Page 3: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

1 食に関する志向

経済性志向がほぼ全世代で上昇。

図1 現在の食の志向(上位)の推移(2つまで回答)

・食の3大志向の「健康志向」「経済性志向」「簡便化志向」は変わらず。今回の調査では経済性志向が上

昇(37.7%、前回比2.1ポイント)した。「健康志向」(39.7%、前回比▲1.3ポイント)の低下傾向が続き、上

昇傾向だった「簡便化志向」(33.6%、前回比▲3.3ポイント)」は低下した。

45.7

35.3 29.8

18.6 17.8 16.6 15.5

46.6

36.9

31.2

18.5 16.5 15.6 13.8

43.8 38.1

33.4

19.8 20.4

14.3 11.0

41.0

35.6 36.9

19.3

21.1

16.6

10.2

39.7 37.7 33.6

21.0 21.3 16.5

10.9

0%

10%

20%

30%

40%

50%

健康志向 経済性志向 簡便化志向 安全志向 手作り志向 国産志向 美食志向

H30/7 H31/1 R01/7 R02/1 R02/7

30.5

50.7

40.0 37.5

26.7

48.5

26.9

20.0

32.8 33.3

45.0

22.0

10.0

25.0

40.0

15.3

26.1

20.0 23.4

40.0

13.1

26.6

50.0

29.7

6.7

14.2 16.7

30.0

14.1 13.3 11.2 10.2 10.0 12.5

26.7

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

1人暮らし 夫婦のみ 本人+子供+孫 親+本人+子供 祖父母+親+本人

【家族構成別 食の志向】 健康 経済性 簡便化 安全 手作り 国産 美食

(%) 【回答者(本人)の年齢構成】

39.7

37.7

33.6

0%

10%

20%

30%

40%

50%

健康志向

経済性志向

簡便化志向

図2 3大志向の推移

図3 年代別 現在の食の志向(上位)(上位2つ回答)/令和2年7月調査

20代 30代 40代 50代 60代 70代1人暮らし 22.3 18.8 16.1 13.4 16.6 12.8夫婦のみ 6.7 9.3 13.9 16.9 27.6 25.5本人+子供+孫 0.0 0.0 0.0 10.0 50.0 40.0親+本人+子供 7.8 18.8 25.0 26.6 20.3 1.6祖父母+親+本人 66.7 26.7 6.7 0.0 0.0 0.0

Page 4: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

2 国産品かどうかを気にかけるか

図3 年代別 現在の食の志向(上位)(上位2つ回答)/令和2年7月調査

・「経済性志向」はほぼ全世代(70代以外)は上昇した。「健康志向」はほぼ全世代(50代以外)で低下し

た。全年代で「簡便化志向」が低下した。

26.8

46.5 50.2

25.3

49.1

43.5

31.1

38.5

44.7

29.6

42.0 40.2

35.0 38.9

44.3

32.1

44.0 41.2

37.9 41.0

36.4

41.9 42.2

33.9

52.9

26.2 26.4

50.0

29.3 25.1

60.7

24.2 20.5

58.1

19.8 17.4

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

健康志向 経済性志向 簡便化志向

20代 30代 40代 50代 60代 70代

斜線:R2.1月調査

塗りつぶし:R2.7月調査

図4 食料品を購入するときに国産品かどうかを気にかけるか

・「食料品を購入するときに国産品かどうかを気にかける」(74.0%)は、横ばいで推移。

・年代別にみると、年代が高くなるほど国産品かどうかを「気にかける」割合が高くなっている。

79.2

80.1

73.4

72.3

73.2

74.6

74.0

17.2

16.2

24.2

24.9

21.7

21.3

22.0

3.7

3.8

2.5

2.8

5.2

4.2

4.1

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H29/7

H30/1

H30/7

H31/1

R01/7

R02/1

R02/7

【食料品を購入するとき(継年データ)】 気にかける 気にかけない 食料品は購入しない

58.7

33.5

7.8

65.1

28.1

6.8

74.9

22.3

2.8

75.5

19.9

4.6

81.4

18.1

0.5

85.6

11.4 3.0

0%

20%

40%

60%

80%

100%

気にかける 気にかけない 食料品は購入しない

【食料品を購入するとき(年代別)】

20代 30代 40代 50代 60代 70代

Page 5: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

3 国産食品の輸入食品に対する価格許容度

図5 国産食品、輸入食品に対するイメージ(価格、安全)

3.3 3.8 3.4 3.4 3.7 4.0 4.6

25.7 24.3 28.2 32.1 31.9 34.0

28.9

71.1 72.0 68.4 64.6 64.5 62.1

66.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H29/7

H30/1

H30/7

H31/1

R01/7

R02/1

R02/7

(国産食品) 安い どちらともいえない 高い

67.1 67.4

60.0 57.4 61.8

58.4 63.2

29.8 29.8

37.1 39.0

35.3 39.0 32.3

3.2 2.9 3.0 3.7 3.0 2.7 4.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H29/7

H30/1

H30/7

H31/1

R01/7

R02/1

R02/7

(輸入食品) 安い どちらともいえない 高い

【価格面】

70.8 70.0 68.0 67.9 66.2 63.7 68.5

26.0 26.4 28.8 29.1 31.1

33.0 28.1

3.3 3.6 3.3 3.1 2.7 3.4 3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H29/7

H30/1

H30/7

H31/1

R01/7

R02/1

R02/7

(国産食品) 安全である どちらともいえない 安全面に問題がある

1.6 2.5 2.2 2.1 3.1 3.2 4.4

53.8 55.6 59.7 61.0 61.7 63.9 60.4

44.7 41.9 38.2 37.0 35.3 33.0 35.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H29/7

H30/1

H30/7

H31/1

R01/7

R02/1

R02/7

(輸入食品) 安全である どちらともいえない 安全面に問題がある

【安全面】

図6 国産食品の輸入食品に対する価格許容度の推移

20.3

割高でも国産品を選ぶ 63.9

18.2

割高でも国産品を選ぶ 63.9

21.1

割高でも国産品を選ぶ 60.5

19.1

割高でも国産品を選ぶ 61.3

18.4

割高でも国産品を選ぶ 57.9

18.6

割高でも国産品を選ぶ 59.0

17.9

割高でも国産品を選ぶ 59.0

8.5

9.4

7.8

9.3

7.8

8.9

9.3

17.2

18.0

16.3

16.2

15.5

15.3

15.4

17.9

18.2

15.4

16.6

16.3

16.1

16.4

24.0

23.8

26.2

25.3

26.2

24.5

25.6

12.2

12.5

13.4

13.6

16.0

16.7

15.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H29/7

H30/1

H30/7

H31/1

R01/7

R02/1

R02/7

3割高を超える価格でも国産品を選ぶ 3割高までなら国産品を選ぶ 2割高までなら国産品を選ぶ

1割高までなら国産品を選ぶ 同等の価格なら国産品を選ぶ 国産品へのこだわりはない

・「割高でも国産品を選ぶ」は、59.0%と過半を維持し、横ばいで推移。

・一方、「国産品へのこだわりはない」は15.6%となり、これまでの上昇傾向から低下に転じた。

・国産食品に対するイメージについて、これまで低下傾向にあった、価格が「高い」、「安全である」の

割合は、今回調査で上昇に転じた。

・輸入食品に対するイメージについて、これまで低下傾向にあった、「安全面に問題がある」の割合は、

今回調査では上昇に転じた。

Page 6: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

4 コロナ下での食品購入方法の変化に関する調査(特別設問)

図7 新型コロナウイルスの影響による農林水産物・食品の購入方法の変化

38.0

4.1 6.0

29.1 17.8

9.9

27.3

7.9 13.8

0%10%20%30%40%50%

インターネット

新聞・雑誌

通販

ミール宅配

サービス

量販店・

スーパー

ドラッグ

ストア

コンビニ

テイクアウト

デリバリー

その他

【利用する機会や量が増加した購入方法】(3つまで/変化があった人)

37.0

51.4

35.4 38.7

53.7 45.5

32.4 40.4

25.0 25.0

39.4 37.5

0%

20%

40%

60%

20代 30代 40代 50代 60代 70代 20代 30代 40代 50代 60代 70代

【男女年代別 「インターネット購入が増えた」回答者の割合】

(図7で「インターネット」を選択した方)

〈女性〉 〈男性〉

69.4

14.8 4.6 11.2

63.1

22.0 4.3 10.6

0%20%40%60%80%

悪くない

状況が落ち着いたら

コロナ拡大前に戻る

別の購入方法を

試してみたい

どうなるか

分からない

【利用が増えた購入方法の印象(インターネット/テイクアウト)】

(図7で「インターネット」、「テイクアウト」を選択した人)

インターネット テイクアウト

「インターネット購入」の利用が増加したと回答した方を男女別・年代別にみると、各年代で男性の割

合が女性より高く、特に男性の30代、60代、70代で高い割合となった。また、「インターネット購入」ま

たは「テイクアウトでの購入」の利用が増加したと回答した方に、その購入方法の印象を聞いたとこ

ろ、いずれも6~7割の者が「悪くない」と回答した。

図8 農林水産物・食品のインターネット購入について

25.8%

74.2%

【購入方法に変化があったか】

(全体)

21.5%

78.5%

【購入方法に変化があったか】

(男性)

30.1%

69.9%

【購入方法に変化があったか】

(女性) ある ある ある

ない ない ない

・新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、25.8%の消費者が食品の購入方法に変化が生じたと

回答。

・利用が増えた購入方法は、「インターネット購入」(38.0%)が最も多く、次いで「量販店・スーパー」

(29.1%)、「テイクアウト」(27.3%)となった。

Page 7: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

【インターネット購入を利用しない理由】

(インターネット購入が増えなかった(図7で「インターネット」を選択しなかった62%)方のうち、

「今後も購入しない」「元の方法に戻したい」と回答した人)

52.0

23.0 19.4

5.6

0%10%20%30%40%50%60%

今後も積極的に

利用したい

(利用が増加した)

現状程度

利用が増加する前

に戻る

利用が増加する前

より減らしたい、や

めたい

【インターネットでの食料品購入について】

(インターネット購入が増えた(図7で「インターネット」を選択した)方)

・インターネット購入の利用が増加した方を対象に、インターネットでの食品の購入先を聞い

たところ、「ネットショップ」(47.4%)が最も多く、「量販店のネット注文」(19.4%)、「生産者の直

販」(16.8%)と続いた。

・農林水産物(生鮮加工品等)の購入に限定すると、「ネットショップ」(30.1%)が最も多く、「量

販店のネット注文」(21.9%)、「生産者の直販」(20.4%)となった。また、インターネット購入が

増加した方のうち52.0%が「今後も積極的に利用したい」と回答。

・インターネット購入の利用に変化がなかった方のうち、「今後も購入しない」または「利用した

ことはあるが元の方法に戻したい」と回答した方に、その理由を聞いたところ、「価格が割高

(52.8%)」、「配送料の負担(47.6%)」、「他で購入できる(40.1%)」、「品質に不安(33.5%)」

の順となった。

47.4%

19.4%

16.8%

30.1%

21.9%

20.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

ネットショップ

量販店のネット注文

生産者の直販

【インターネットを利用して購入した先】

食品全体

農林水産物

(生鮮加工品等)

52.8

47.6 40.1

33.5

15.6 15.1

価格が割高

配送料の負担

ほかで購入できる

品質に不安

受け取り方法が悪い

生産物の情報に不安

購入手続きに抵抗

ほとんど購入しない

よいサイトがわからない

その他

Page 8: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

5 コロナ下での調理の変化に関する調査(特別設問)

77.0

71.8

54.2

47.0

23.0

28.2

45.8

53.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

健康(健康に配慮して調理をするようになった)

節約(食費の節約に配慮して調理をするようになった)

手間(料理や後片付けにより手間・時間をかけないようになった)

食材へのこだわり(食材によりこだわって調理をするようになった)

【何に配慮して調理をするようになったか】

(調理時間・回数が増えた人)

はい いいえ

図9 新型コロナウイルスの影響による、自宅での調理時間や回数の変化

・コロナ下での調理時間、回数の変化を聞いたところ、全体の32.9%、女性の42.4%が「調理をす

る時間・回数が増えた」と回答した。中でも、40代女性は「増えた」が53.9%と、半数以上が「増

えた」と回答した。

図10 「健康」、「節約」、「手間」、「食材へのこだわり」への配慮について

・自宅での調理時間や回数が「増えた」と回答した方を対象に、「健康」、「節約」、「手間」、「食材へ

のこだわり」を聞いたところ、7割以上が「健康(77.0%)」と「食費の節約(71.8%)」に配慮して調理

するようになったとの回答となった。

・「健康」と回答した方の具体的な行動変化を男女別にみると、女性の「保存食品購入」(44.3%)、

「新メニューも料理」(33.3%)が男性の回答を大きく上回った。また、女性の行動変化を年代別に

みると、30代~50代では「保存食品購入」、60代、20、と70代で「生鮮素材購入」、70代では「新メ

ニューも料理」が高くなった。

・「節約」と回答した方の具体的な行動変化は、女性の20代は「大容量でまとめ購入」が最も高

く、30代~70代で「保存食品購入」が最も高くなった。2番目に高い項目は、30代~50代では

「大容量でまとめ購入」、60代~70代では「新メニューも調理」となった。

・「食材へのこだわり」(47.0%)は、女性において、年代が上がるほど高くなる傾向となった。

以下は、自宅での調理時間や回数が「増えた」と回答した人に伺いました。

32.9

23.3 42.4

43.7 46.7

53.9 41.1

34.6 32.9

2.6

2.7 2.5

3.0 4.1

1.0 4.3

2.6 0.0

48.4

46.9 49.8

38.5 39.6

43.5 50.3

61.8 63.8

16.2

27.1 5.3

14.8 9.5

1.6 4.3

1.0 3.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体

男性 女性

女性20代 女性30代 女性40代 女性50代 女性60代 女性70代

【自宅での調理時間や回数の変化】(全体・男女別・女性年代別)

調理をする時間・回数が増えた 調理をする時間・回数が減った 調理をする時間・回数は変わらない 調理はほとんどしない

33.9 31.6 37.5 44.8 57.6

69.4

0%

50%

100%

女性20代 女性30代 女性40代 女性50代 女性60代 女性70代

【食材によりこだわって調理をするようになった】(女性年代別)

Page 9: 8×Fþ ¿ ¥ G G ² a æF÷) í ö ¿ ¥FÜ V ¼â Æ Ù ´ æÓü º ñÓü Ö ×¼mÊ Âe WH #' ~Fþ8×Fþ ¿ ¥H V )HFþ N&ãHH FôG F÷ G'ÅH G 8×FþH ± ¿ ¥FþF ú ã ¿

64.8% 19.2%

16.0%

このまま続くだろうと思う

もとに戻る

わからない

図11 今後の調理時間や回数はどうなると思うか(調理をする時間・回数が増えた人)

「このまま続くだろうと思う」と答えた者が6割を

超えた。「もとに戻る」は2割未満となった。

39.1

19.6

27.4 25.7 27.9

17.3 8.4 6.7

16.2 21.2

6.1

11.7 11.2

37.0

12.2

26.0

44.3

20.5 17.1

5.2

9.2 17.7

33.3

7.0 5.2 10.4

0%10%20%30%40%50%60%

生鮮素材

購入

冷凍素材

購入

大容量でまとめ

購入

保存食品

購入

産地確認後

購入

質の良いもの

購入

調理食品

購入

冷凍調理

食品購入

品数を

増やした

新メニューも

料理

メニュー用調味

利用

こだわり食材

購入

低カロリー

食材利用

【男女別 具体的な行動変化】

(「健康に配慮して調理するようになった」と回答した人)

男性

女性

31.2

22.9

39.4 34.7

13.5 15.9 6.5

15.3 12.9 20.6

5.9 6.5 8.2

27.8

10.9

42.4 49.0

8.6 10.9 6.3 9.9 9.3

24.8

5.6 2.6 5.6

0%10%20%30%40%50%60%

生鮮素材

購入

冷凍素材

購入

大容量でまとめ

購入

保存食品

購入

産地確認後

購入

質の良いもの

購入

調理食品

購入

冷凍調理

食品購入

品数を

増やした

新メニューも

料理

メニュー用調味料

利用

こだわり食材

購入

低カロリー

食材利用

(「食費の節約に配慮して調理するようになった」と回答した人)

43.6

30.4 35.9

34.6

32.1

50.0

39.3

32.7 38.5

41.1 43.6

57.7

39.3

45.7

35.9 32.1

41.1

47.8

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

女性20代 女性30代 女性40代 女性50代 女性60代 女性70代

【女性年代別 具体的な行動変化】

(「健康に配慮して調理するようになった」と回答した人) 生鮮素材購入

冷凍素材購入

大容量でまとめ購入

保存食品購入

産地確認後購入

質の良いもの購入

調理食品購入

冷凍調理食品購入

品数を増やした

新メニューも料理

メニュー用調味料利用

こだわり食材購入

低カロリー食材利用

30.2

20.7

31.6

25.0 26.8

34.5

48.8 44.8 48.1 46.2

41.9

50.0 49.4 53.8

46.3 51.7

24.1 25.0

36.6 37.9

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

女性20代 女性30代 女性40代 女性50代 女性60代 女性70代

(「食費の節約に配慮して調理するようになった」と回答した人)