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2
サク i は、口のの細が及ぼす全身への影響や、食で噛むこと外の口の知ら れていない機能を勉強し、市民の方々と共に健康を考えていくです。 ジでも情報を開示しています。 NPO法人口腔健康推進協会サークルi> 227-0033横浜市青葉区鴨志田町815-35 電 話:045-962-1184 FAX:045-962-1962 :info@circle info@circle info@circle info@circle- - -i.org i.org i.org i.org URL : http://circle http://circle http://circle http://circle- - -i.org i.org i.org i.org 充実した生を! 充実した生を! 充実した生を! 充実した生を! 青区在 寺尾 91歳 本年1月に満91歳になりました。80歳後 2回転倒し、1回目は健康診断のため絶食して 出かけ、貧血を起こして駅の階段で転倒し、 左手首を骨折しました。しかし、前から食 器洗いをして手をよく動かしていたため、 手術をせずに回復しました。2回目は左目の緑 内障にまだ気かずにいたため、駅近の段 差で踏み外して転倒し、腰を強打して寝返りもできない程しみましたが、家の 階段を手をついて這いがり、後ろ向きに這い降りなどして足腰を動かし、整形 医の話にならずに元に戻りました。 日常は規則正しい生活と布団のげろしやしゃがむ姿勢でのを心がけて います。は殆ど見ず、クシク音楽を聴きながら読書を楽しんでいま す。護保険やイサスはまだ使っていません。3月毎の検眼と歯の検診 を受けている程度ですこぶる元気で、地域のサク(書道、俳句、水彩画、 コス)に参加しています。 これもひとえに家内の食等の配慮と太極拳の指導員である家内の助言のおか げだと、感謝しています。の私の目標は、101歳で急逝された初国連大使加 瀬俊氏のように、充実した生を送ることで、その実現を念願しています。 加瀬俊(カセ シカズ) あの時「昭和」が変わった (光文社) @普段お使いの杖は転ばぬ先の杖とか。歩くお姿も凛とされ、で勉強にも ご参加さいます。おでのお写真もクエスです。(編集子) vol. 27 春号 春号 春号 春号 2016.4.1 発行 前例のない超高齢化社では、生の後半に病気への安、恐怖が重くのしかかって きます。医療経済の観点からも国民の健康をどう守るかが真剣に議論され、要護者 に陥ることの防が課題となってきています。 日本老年医学は『イ(Frailty)』の概念を提唱しています。要約すると「高 齢者が要護状態に陥る過程には、意図しない健康障害を起こしやすい脆弱な状態を 経ることが多く、これらの状態をさす。的に高齢者の虚弱状態は加齢にって 可逆的に老い衰えた状態と理解されることが多いが、このイの概念には このイの概念には このイの概念には このイの概念には、しか しか しか しか るべき入により再び健常な状態に戻るという可逆性が含まれている るべき入により再び健常な状態に戻るという可逆性が含まれている るべき入により再び健常な状態に戻るという可逆性が含まれている るべき入により再び健常な状態に戻るという可逆性が含まれている。イに 陥った高齢者を早期に発見し、適切に入をすることにより、生活機能の維持向 を図ることが期待されることから、要護状態に陥るのを防ぐ効果がある」と、学 は対策を呼びかけています。 ①重が減少②歩行速度が③握力が④疲れやすい⑤身の活動が 。これら5つのうち、3つが当てはまるとイとみなされます。 年のせいだとあきらめず、科学的な根拠に基づきイの段階で努力すれば要護 の防になることが 証明されつつありま す。 健康の3原則、 食、運動、睡眠を心 がけ規則正しい生活 を送り、ごともあ きらめないことが大 切です。 (沖) 寿

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Page 1: 214 27 spring.pub)circle-i.org/img/kaihou/kaihou-vol27.pdf · 要約すると「高 齢者が要ㅼ護状態に陥る過程には、意図しない健康障害を起こしやすい脆弱な状態を

サー

クル

i は

、口

の中

の細

菌が

及ぼ

す全

身へ

の影

響や

、食

事で

噛む

こと

以外

の口

の知

れて

いな

い機

能を

勉強

し、

市民

の方

々と

共に

健康

を考

えて

いく

会で

す。

ーム

ペー

ジ上

でも

情報

を開

示し

てい

ます

<NPO法

人口

腔健

康推

進協

会サ

ーク

ルi>

227-0033横

浜市

青葉

区鴨

志田

町815-35

話:

04

5-9

62

-1

18

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X:

04

5-9

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96

2

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ル:

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充実

した

人生

を!

充実

した

人生

を!

充実

した

人生

を!

充実

した

人生

を!

葉区

在住

91

年1

月に

満9

1歳

にな

りま

した

。8

0歳

以後

2

回転

倒し

、1

回目

は健

康診

断の

ため

絶食

して

かけ

、貧

血を

起こ

して

駅の

階段

で転

倒し

手首

を骨

折し

まし

た。

しか

し、

以前

から

洗い

をし

て両

手を

よく

動か

して

いた

ため

術を

せず

に回

復し

まし

た。

2回

目は

左目

の緑

障に

まだ

気付

かず

にい

たた

め、

駅付

近の

差で

踏み

外し

て転

倒し

、腰

を強

打し

て寝

返り

もで

きな

い程

苦し

みま

した

が、

家の

階段

を手

をつ

いて

這い

上が

り、

後ろ

向き

に這

い降

りな

どし

て足

腰を

動か

し、

整形

医の

世話

にな

らず

に元

に戻

りま

した

常は

規則

正し

い生

活と

布団

の上

げ下

ろし

やし

ゃが

む姿

勢で

の仕

事を

心が

けて

いま

す。

テレ

ビは

殆ど

見ず

、ク

ラシ

ック

音楽

を聴

きな

がら

読書

を楽

しん

でい

す。

介護

保険

やデ

イサ

ービ

スは

まだ

使っ

てい

ませ

ん。

3ヶ

月毎

の検

眼と

歯の

検診

を受

けて

いる

程度

です

こぶ

る元

気で

、地

域の

サー

クル

(書

道、

俳句

、水

彩画

コー

ラス

)に

参加

して

いま

す。

れも

ひと

えに

家内

の食

事等

の配

慮と

太極

拳の

指導

員で

ある

家内

の助

言の

おか

げだ

と、

感謝

して

いま

す。

今の

私の

目標

は、

10

1歳

で急

逝さ

れた

初代

国連

大使

瀬俊

一氏

のよ

うに

、充

実し

た人

生を

送る

こと

で、

その

実現

を念

願し

てい

ます

瀬俊

一(

カセ

シカ

ズ)

あの

時「

昭和

」が

変わ

った

光文

社)

普段

お使

いの

杖は

転ば

ぬ先

の杖

とか

。歩

くお

姿も

凛と

され

、一

人で

勉強

会に

参加

下さ

いま

す。

お二

人で

のお

写真

もリ

クエ

スト

です

。(

編集

子)

編 集 後 記

「 こ も れ び 」 が 皆 様 の お 手

も と に 届 く 頃 に は 、 桜 前 線 は

ど の あ た り で し ょ う か 。

北 海 道 新 幹 線 も 開 通 し 、 北 上

し て み る の も 楽 し い か も し れ

ま せ ん ね 。

そ の た め に は ま ず 健 康 。 筋 力

ア ッ プ を 図 り 毎 日 の 生 活 に 役

立 て た い で す ね 。

( 大 野 ・ 齋 藤 )

十 勝 川 河 口 の 氷 撮 影 石 井

vol.

27

号春

号春

号春

20

16

.4.1

発行

例の

ない

超高

齢化

社会

では

、人

生の

後半

に病

気へ

の不

安、

恐怖

が重

くの

しか

かっ

きま

す。

医療

経済

の観

点か

らも

国民

の健

康を

どう

守る

かが

真剣

に議

論さ

れ、

要介

護者

に陥

るこ

との

予防

が課

題と

なっ

てき

てい

ます

本老

年医

学会

は『

フレ

イル

(F

railt

y)』

の概

念を

提唱

して

いま

す。

要約

する

と「

齢者

が要

介護

状態

に陥

る過

程に

は、

意図

しな

い健

康障

害を

起こ

しや

すい

脆弱

な状

態を

経る

こと

が多

く、

これ

らの

状態

をさ

す。

一般

的に

高齢

者の

虚弱

状態

は加

齢に

伴っ

て不

可逆

的に

老い

衰え

た状

態と

理解

され

るこ

とが

多い

が、

この

フレ

イル

の概

念に

はこ

のフ

レイ

ルの

概念

には

この

フレ

イル

の概

念に

はこ

のフ

レイ

ルの

概念

には

、し

かし

かし

かし

るべ

き介

入に

より

再び

健常

な状

態に

戻る

とい

う可

逆性

が含

まれ

てい

るる

べき

介入

によ

り再

び健

常な

状態

に戻

ると

いう

可逆

性が

含ま

れて

いる

るべ

き介

入に

より

再び

健常

な状

態に

戻る

とい

う可

逆性

が含

まれ

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によ

り再

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常な

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に戻

ると

いう

可逆

性が

含ま

れて

いる

。フ

レイ

ルに

陥っ

た高

齢者

を早

期に

発見

し、

適切

に介

入を

する

こと

によ

り、

生活

機能

の維

持・

向上

を図

るこ

とが

期待

され

るこ

とか

ら、

要介

護状

態に

陥る

のを

防ぐ

効果

があ

る」

と、

学会

は対

策を

呼び

かけ

てい

ます

体重

が減

少②

歩行

速度

が低

下③

握力

が低

下④

疲れ

やす

い⑤

身体

の活

動レ

ベル

が低

下。

これ

ら5

つの

うち

、3

つが

当て

はま

ると

フレ

イル

とみ

なさ

れま

す。

年の

せい

だと

あき

らめ

ず、

科学

的な

根拠

に基

づき

フレ

イル

の段

階で

努力

すれ

ば要

介護

の予

防に

なる

こと

証明

され

つつ

あり

す。

康の

3原

則、

食、

運動

、睡

眠を

がけ

規則

正し

い生

を送

り、

何ご

とも

きら

めな

いこ

とが

切で

す。

(沖

出 典 長 寿 医 療 研 究 セ ン タ ー 病 院 レ タ ー 第 四 十 九 号

フ レ イ ル の 評 価 を 診 療 の 中 に

フ レ イ ルフ レ イ ルフ レ イ ルフ レ イ ル

Page 2: 214 27 spring.pub)circle-i.org/img/kaihou/kaihou-vol27.pdf · 要約すると「高 齢者が要ㅼ護状態に陥る過程には、意図しない健康障害を起こしやすい脆弱な状態を

強会

レポ

ート

勉強

会レ

ポー

ト勉

強会

レポ

ート

勉強

会レ

ポー

2

01

6.2

.21

と3

.13

に開

転ば

ぬ先

の杖

転ば

ぬ先

の杖

転ば

ぬ先

の杖

転ば

ぬ先

の杖

緑区

井 純

年前

に分

かっ

た側

弯症

を抱

え6

0代

後半

に入

り日

常生

で身

体機

能の

低下

を感

じる

一方

で、

溢れ

る健

康情

報に

戸惑

いを

覚え

てい

ます

。こ

の度

の理

論と

実習

から

なる

二回

連続

の「

転ば

ぬ先

の杖

」と

いう

勉強

会、

これ

は今

こそ

聞い

てお

くべ

きと

出席

致し

まし

た。

一回

は口

腔機

能と

体幹

軸の

関わ

りに

つい

ての

元開

先生

のお

話で

、咀

嚼、

下、

呼吸

、構

音の

他に

口腔

機能

が持

つ平

衡器

とし

ての

大切

な役

割を

教え

て頂

まし

た。

私達

の運

動に

は重

力軸

を保

ち体

幹バ

ラン

スを

とろ

うと

無意

識的

運動

発生

しま

すが

、そ

こに

口腔

内で

運動

要素

を持

つ下

顎の

位置

、動

きが

関わ

って

ます

。不

適切

な咬

み合

わせ

の過

蓋咬

合(デ

ィー

プバ

イト

)は言

葉、

捕食

の発

達の

遅れ

や睡

眠障

害の

他に

体が

硬く

体幹

が弱

いた

めつ

まず

き易

い、

転び

易い

とい

た運

動障

害に

繋が

りま

す。

スラ

イド

でデ

ィー

プバ

イト

のた

めも

う一

歩上

に届

ない

有名

スポ

ーツ

選手

や所

作に

特徴

のあ

るタ

レン

ト、

また

下顎

がバ

ラン

サー

して

頻繁

に使

われ

るこ

とで

各ス

ポー

ツに

特徴

的な

選手

の顔

形が

ある

事が

紹介

れる

と会

場に

は納

得の

空気

が流

れま

した

に咽

頭圧

を上

げる

方法

を教

わり

まし

た。

これ

は誤

嚥を

防ぐ

ため

に咽

頭を

つも

引き

上げ

てお

く必

要が

ある

から

です

。口

中の

空気

のボ

ール

を上

下左

右に

かす

、風

船を

膨ら

ませ

る、

ペッ

トボ

トル

をく

わえ

膨縮

させ

る、

うが

いを

喉の

です

るな

どで

すが

、女

性の

特権

であ

る笑

って

喋る

こと

も大

事な

のだ

そう

です

いつ

もの

ソフ

トな

語り

口に

つい

理解

でき

たよ

うな

気に

なっ

てし

まい

後で

不明

点も

あり

まし

たが

、多

くの

『杖

』を

頂い

て帰

りま

した

。な

お当

日は

舌圧

の測

体験

もあ

り私

もト

ライ

。前

歯治

療中

とは

言え

その

結果

に愕

然と

し帰

路「

いろ

す」

を求

めボ

トル

をく

わえ

て鍛

錬し

てい

ます

が変

わっ

ての

第二

回目

は多

岐に

亘る

スポ

ーツ

をこ

なさ

れて

現在

は居

合術

師範

の小

野塚

先生

によ

る実

習で

す。

まず

は青

葉区

役所

職員

の方

のお

手伝

いを

得て

のロ

コモ

テス

トで

自分

の『

今』

を知

りま

す。

会場

が小

運動

会的

にな

った

とこ

ろで

紹介

され

たの

筋肉

を付

ける

ので

はな

く筋

肉を

鍛え

るア

イソ

メト

リッ

ク・

エク

ササ

イズ

。こ

れは

自分

の手

、足

など

右の

部位

を7

割の

力で

10

秒間

押し

合う

事で

筋力

つけ

る簡

単、

道具

不要

、し

かも

一日

一回

とい

うお

軽ト

レー

ニン

グで

す。

頭か

ら足

先ま

で数

種類

を実

習す

ると

、座

った

まま

なの

にう

っす

ら汗

ばん

でさ

え来

まし

た。

いよ

いよ

トレ

ーニ

ング

モー

ドに

入っ

た所

でシ

ャド

ウボ

クシ

ング

や居

合体

操、

スト

レッ

チな

どを

行い

、巧

みに

剣玉

やお

手玉

を操

る方

々の

姿か

らポ

イン

トは

下肢

の運

にあ

ると

教わ

りま

した

。テ

スト

から

最後

まで

生の

ユー

モア

溢れ

る話

を聞

きな

がら

楽し

く動

回っ

た会

でし

た。

一回

の聴

講者

の一

人土

井医

師が

見せ

て下

さっ

たの

は、

人口

10

万人

当た

りの

医師

数や

間医

療費

の多

さと

健康

寿命

が反

比例

して

いる

興味

深い

デー

タ。

神奈

川県

は喜

ばし

い位

置に

あっ

たと

記憶

して

いま

す。『

自分

の身

は自

分で

守る

』と

いう

波に

遭っ

た時

の対

処法

、戒

は老

年学

での

個人

の課

題と

して

の生

活習

慣改

善、

未病

対策

に通

じま

す。

二つ

の勉

強会

から

頂い

たお

宝を

しま

い込

まず

に側

弯症

に負

けな

い体

幹軸

を作

って

いき

たい

と考

えて

いま

す。

第 第第第8 888

回 回回回

市民

健康

講座

市民

健康

講座

市民

健康

講座

市民

健康

講座

告予

告予

告予

講師

見澤

恵(

みさ

わよ

しえ

朗読

容:

読み

聞か

せに

関す

るこ

と、

円滑

なコ

ミュ

ニケ

ーシ

ョン

のた

めに

など

6

月2

6日

(日

)1

3:

30

~青

葉区

山内

地区

セン

ター

(あ

ざみ

野駅

徒歩

3分

務局

04

5-

96

2-

11

84

員1

90

会費

1,0

00