2018後期 情報処理技法yasunari/2018a/literacy/lit...XMindでイメージマップを描く...
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2018後期
情報処理技法 (リテラシ)II
第3回 イメージマップの利用とアイディアの生成
情報リテラシー2
イメージマップの作成
思考やアイディアの視覚化
イメージマップの作成 ❖ テーマを中心に置き、原因となる事柄のグループを放射状に書き込み、イメージマップの形でまとめる
❖ カラーペンなどを活用して見やすくまとめる
❖ 「それはなぜ?」と問いかけて、さらに原因の内容 を追求していく(ブレインストーミングの結果 から原因グループを作り、さらにその内容を吟味していくと良い)
❖ 項目それぞれに記号をつけること
❖ チェックマーク(✔):解決できる原因
❖ バッテン(❌ ) :解決できない原因
❖ ハテナ(?) :原因かどうか分からない
デジタル・イメージマップ
❖ アナログな環境(紙とペン)で作業しても良いが、やり直しが効かない・試行錯誤しづらいなどの問題がある
❖ デジタル環境を利用する
❖ XMindというアプリケーションを使い、選んだテーマを中心に書いて調べた事柄を放射状に書き込む
❖ 「イメージマップ」の形でまとめる実習
イメージマップとマインドマップ
❖ マインドマップはトニー・ブザンという人が考え出した発想法・情報整理法
❖ イメージマップはマインドマップと同様に視覚的(放射状に情報を配置する)な情報整理手法
色々な人のマインドマップを観察する
❖ 色々なマインドマップサービスがある
❖ 例えばcoggleというWebサイトで見ることが出来る
❖ https://coggle.it/❖ 紹介動画を見ると中心から枝が伸び、さらに枝分かれする構造がわかるはず
❖ 右上のGalleryからも確認できる
Webで使えるマインドマップソフトの利用
❖ ユーザー登録が必要なもの
❖ Coggle
❖ MindMeister
❖ Mindomo❖ 登録が必要ないもの
❖ ただし機能制限されている
❖ bubbl.us ❖ ダイレクトに使い始められるので、お試しには良いかも
オフラインで使えるマッピングソフトの利用
❖ XMindの利用
❖ http://jp.xmind.net/❖ 大学の環境にはインストール済み
❖ Windows版もあるので上記ページからインストーラーをダウンロードすれば自宅でも作業可能
情報リテラシー2
XMindの利用 XMindでイメージマップを構築してみよう
XMindの簡単な使い方❖ デモをしてみます
❖ 中心トピックに項目名を入れる
❖ Tabキーて子トピックが作れる
❖ Enterキーで兄弟トピックが作れる
❖ トピックの見栄えを変える
❖ マーカを使って理解を助ける
❖ 枠で囲んでグループを作る
❖ 線で繋げて関連性を明示する
❖ 参考
❖ xmind使い方 作成 方法 | 初心者にXmindの使い方を説明しています マインドマップの作成 作り方
XMindでイメージマップを描く ❖ 個人作業(同じ班の人と相談しても良い)
❖ 制限時間30分
❖ 先週のGoogleドキュメントのブレインストーミングの結果をイメージマップの形で整理する
❖ さらにWebを調べて関連する情報を追記する
❖ 見栄えを整えて項目の関連性もわかりやすくする
❖ ファイルは次回書き出して提出する
XMindは今後も利用する ❖ 使用方法に慣れておくこと
❖ 普段使いに良いかも
❖ アイディアをまとめたりレポートの下書きに使ったり
❖ 授業の内容をまとめるなどに便利
❖ ビジュアルに動かして整理できるのでオススメ
❖ 一方で普通にノートを書くのと、マインドマップ的なノートでは、どちらの方が分かりやすいかも考えよう
❖ どんな場面がXMindに合っているだろうか?(本日の出席フォームに意見を書き込むので考えておくこと)
Lorem Ipsum Dolor
アイディアを出す様々なツール
様々なツールがあるので自分に合ったものを使おう
アイディアは既存の要素の組み合わせ
❖ 「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
❖ ジェームズ・W・ヤング
❖ 「アイデアのつくり方」より
アイディアの実際の生産過程
1.資料の収集
2.資料の咀嚼
3.考えることを一旦やめる
4.日常的に考える
5.アイデアの具体化
様々なアイディアの出し方
ブレインストーミング
❖ 多人数でアイディアを出し合う
❖ 否定的な意見は言わない
❖ 実現可能性は考えない
❖ 質より量でどんどん出す
❖ 他人の尻馬にどんどん乗る
KJ法
❖ カードにアイディアを書く
❖ ボトムアップでグルービングしていく
❖ ブレインストーミングの事後処理に使われる事も多い
マンダラート
❖ 3x3のマスを用意し、中央にテーマを配置する
❖ 周囲の8つのマスを強制的に全て埋めることでアイディアを構築する手法
❖ 強制的に8種類埋めるので、意外なアイディアが 出ることも
オズボーンのチェックリスト❖ 9か条からなるリストを使ってものの見方を変えていく
❖ 転用したら?
❖ 応用したら?
❖ 変更したら?
❖ 拡大したら?
❖ 縮小したら?
❖ 代用したら?
❖ 置換したら?
❖ 逆転したら?
❖ 結合したら?
MECE
❖ 漏れなく、重なり無くものごとを整理していく
❖ 分けるときは大きさに注目するといい
❖ あまりサイズに偏りのないように作ると良い
マインドマップ ❖ 中心にテーマを書き、そこから放射状に情報を書き込んでいく整理方法
❖ トニー・ブザンという人が開発した
❖ 厳密にはその手法のみをマインドマップと呼ぶが、この授業では広義のマインドマップとして紹介する
❖ Xmind.appなどのアプリケーションを使うと良い
❖ 使い方は既に使っているので省略
❖ この授業でもお勧めの方法
他にも様々な手法がある
❖ お勧めの本
❖ 「考具」
❖ 加藤昌治
❖ 阪急コミュニケーションズ
❖ 2003年
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ノートを活用しよう
思考をとどめるためのノート術
ノートをどう使うか❖ 学生におけるノートの使い方
❖ 授業用ノート
❖ 予定用の手帳
❖ ここに「アイディア帳(メモ帳)」を加えてみよう
❖ 携帯性が良ければ授業用ノートでも良い
❖ 人はアイディアを思い浮かべても、記録しないと忘れてしまう
授業用ノートの活用
❖ 授業のノートは「自分用のきっかけ」のためのもの
❖ テストのためだけにノートを取るのはもったいない
❖ 時々見返して自分の問題意識にヒントを与える
❖ 後々書き込むことで立体的な情報源に
授業におけるノートの取り方❖ 講義というストーリーを把握し、とどめる
❖ 要点要点でつかんでいく
❖ 自分で見出しを書きながら進める
❖ アウトラインを捉える
❖ 講義は脱線する場合もあるが、聞き手が構築し直す必要がある
❖ キーワードでつかみ取る
❖ キーワードは繰り返される
❖ 視覚的に分かりやすく工夫する
❖ 四角や矢印など、マーカーを使うのも良い
お勧めのノート設定❖ ノートを最初に書く際には左側を開ける
❖ 後で追記する時に活用する
❖ 余白は多めに取る
❖ 後で追記する時に活用する
❖ カラーは積極的に導入する
❖ ただし、使いすぎると視認性が悪くなる
❖ 記号を多用する
❖ 「?」「!」をはじめとして様々に活用する
ノートに使える記号❖ 〈?〉
❖ 疑問を持った部分に書き込む
❖ 〈!〉
❖ 重要と感じた部分に書き込む
❖ 〈ex〉
❖ 例を示す記号 example
❖ 〈→〉
❖ 調べないといけない点
❖ 他にもさまざま使ってみて合う記号などを試すとよい
デジタルのノート術
❖ デジタルツールは便利に使いこなそう
ノートをデジタルでまとめる❖ 紙のノートに書いたメモを、より可読性と保存性を高くしていくには、デジタル化する方が良い
❖ Xmindなどのツールを使ってノートをまとめていく
❖ ただし、クラウドサービスを利用した方が環境への依存が無いので、便利な場合も多い
❖ マインドマップ的なまとめ方以外にも様々なまとめ方がある
❖ ワープロでまとめるよりは、プレゼンテーションソフトでまとめた方が分かりやすい
お勧めのツール
❖ Scrapbox❖ https://scrapbox.io/
❖ 思考や情報をリンクさせながらまとめていくページ
❖ 今一番おすすめ
❖ 東京女子大のGoogleアカウントでも利用可能
❖ デモしてみます
アイディア帳と手帳❖ アイディアは揮発性が高いので、記録しないと始まらない
❖ なぜ手帳を推すのか
❖ サイズ的な問題
❖ 常時携行することができる
❖ 手書きで図も楽々
❖ 気に入った手帳を買って使ってみてください
デジタルアイディア帳としてのスマホ
❖ スマホやケータイはデジタルアイディア帳
❖ 思いついたことは即記録
❖ 紙に書いてカメラで撮影
❖ 音声メモも使ってみよう
❖ データが蓄積してからが醍醐味
❖ 検索してみる
❖ 追記してみる
❖ 活用してみる
デジタルでメモを残す
❖ スマホのメモ機能を使ってもいいが、クラウドに置いて情報を共有できる方が良い
❖ アイディアや集めた情報を「全部」まとめて置ける場所が良い
お勧めのツール❖ Evernote
❖ http://www.evernote.com/❖ 新規に登録が必要
❖ 無料で使えるプランもある
❖ Webをクリップしてデータベースを作っておくと、後々役に立つかも
❖ Scrapboxでも似たようなことはできる(無料だし)
来週までの課題
❖ 本日作成したイメージマップを完成させる
❖ 来週ファイルを提出してもらいます
今日の出席フォーム
❖ 出席フォームに必要事項と、先週の課題の内容の本文をコピー&ペーストして提出すること
❖ ペーストするときには「⌘キー+Vキー」のショートカットを用いること