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2020 年 1 月の天候(宮城県) 仙台管区気象台 この資料内のデータは速報値です。 後日、内容の訂正・追加を行うことがあります。 【 特徴 】 ○高温・多雨(少雪) 〇(29 日)発達した低気圧の影響による大雨 1 気象概況 〈天候の特徴〉 この期間は、冬型の気圧配置が長続きせず、天気は周期的に変化した。期間を通 して寒気の影響は弱く、月平均気温は 12 地点 で 1 月としての高い方からの 1 位を 更新した。発達した低気圧の影響で大雨となった 29 日の日降水量は、16 地点 で1 月としての多い方からの 1 位を更新し、そのうち 6 地点では、月降水量も 1 月とし ての多い方からの 1 位を更新した。 また、江ノ島では月間日照時間が 1 月として少ない方からの1位を更新した。 月平均気温はかなり高い。月降水量は概ねかなり多い。月間日照時間は沿岸部で 概ね少なく、県の北西部で平年並から多い。月最深積雪はかなり少ないから少ない。 ※ 統計期間が 10 年以上の観測地点 上旬: 冬型の気圧配置となる日が多かったが、寒気は弱く、気温は高くなった。 また、期間後半に通過した発達した低気圧の影響により、降水量は多くなっ た。 旬平均気温は高い。旬降水量は多い。旬間日照時間は沿岸部で平年並の 他は多い。 中旬: 低気圧や気圧の谷の影響で曇りや雨または雪の日が多かった。また、寒 気の影響が弱かったため、気温はかなり高くなった。 旬平均気温はかなり高い。旬降水量は北西部で少ない他は平年並から 多 い。旬間日照時間は少なく、北東部ではかなり少ない。 下旬: 高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は周期的に変化した。 29 日には、発 達した低気圧の影響で大雨となった。また、寒気の影響が弱かったため、 気温はかなり高くなった。 旬平均気温はかなり高い。旬降水量は概ねかなり多い。旬間日照時間は 県北西部で平年並の他は少ない。

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2020 年 1 月の天候(宮城県) 仙台管区気象台

この資料内のデータは速報値です。 後日、内容の訂正・追加を行うことがあります。

【 特徴 】

○高温・多雨(少雪)

〇(29 日)発達した低気圧の影響による大雨

1 気象概況

〈天候の特徴〉

この期間は、冬型の気圧配置が長続きせず、天気は周期的に変化した。期間を通

して寒気の影響は弱く、月平均気温は 12 地点※で 1 月としての高い方からの 1 位を

更新した。発達した低気圧の影響で大雨となった 29 日の日降水量は、16 地点※で 1

月としての多い方からの 1 位を更新し、そのうち 6 地点では、月降水量も 1 月とし

ての多い方からの 1 位を更新した。

また、江ノ島では月間日照時間が 1 月として少ない方からの1位を更新した。

月平均気温はかなり高い。月降水量は概ねかなり多い。月間日照時間は沿岸部で

概ね少なく、県の北西部で平年並から多い。月最深積雪はかなり少ないから少ない。

※ 統計期間が 10 年以上の観測地点

上旬: 冬型の気圧配置となる日が多かったが、寒気は弱く、気温は高くなった。

また、期間後半に通過した発達した低気圧の影響により、降水量は多くなっ

た。

旬平均気温は高い。旬降水量は多い。旬間日照時間は沿岸部で平年並の

他は多い。

中旬: 低気圧や気圧の谷の影響で曇りや雨または雪の日が多かった。また、寒

気の影響が弱かったため、気温はかなり高くなった。

旬平均気温はかなり高い。旬降水量は北西部で少ない他は平年並から 多

い。旬間日照時間は少なく、北東部ではかなり少ない。

下旬: 高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は周期的に変化した。 29 日には、発

達した低気圧の影響で大雨となった。また、寒気の影響が弱かったため、

気温はかなり高くなった。

旬平均気温はかなり高い。旬降水量は概ねかなり多い。旬間日照時間は

県北西部で平年並の他は少ない。

2 日々の気圧配置

1日: 日本付近は弱い冬型の気圧配置となる。

2日: 大陸の高気圧が日本付近に張り出し、北日本は弱い冬型の気圧配置となる。

3日: 日本付近は弱い冬型の気圧配置となる。

4日: 日本付近は弱い冬型の気圧配置となる。

5日: 大陸の高気圧とオホーツク海の低気圧の間で、日本付近の冬型の気圧配置が

強まる。

6日: 冬型の気圧配置が緩み、大陸の高気圧が本州付近に張り出す。

7日: 北日本は高気圧に覆われる。一方、黄海の低気圧が発達しながら東へ進む。

8日: 日本海にある発達した低気圧からのびる前線が東北地方を通過する。また、

関東の東海上に低気圧があって東へ進む。

9日: 低気圧の通過後、日本付近は冬型の気圧配置となる。

10日: 冬型の気圧配置が緩み、大陸の高気圧が日本付近に張り出す。

11日: 三陸沖の高気圧が東へ遠ざかり、日本海にある低気圧が東北地方を通過する。

12日: 日本海にある低気圧が南東へ進む。また、日本の南海上の低気圧が東へ進む。

13日: 日本海にある低気圧が東へ進む。

14日: 低気圧が東北地方を通過する。

15日: 関東の南の低気圧が発達しながら三陸沖を北東へ進む。

16日: 大陸の高気圧が日本付近に張り出し、北日本は弱い冬型の気圧配置となる。

17日: 大陸の高気圧が日本付近に張り出す。一方、日本の南海上を低気圧が東へ進む。

18日: 関東の南の低気圧が発達しながら東へ進む。

19日: 日本海にある前線を伴う低気圧が東へ進む。

20日: 低気圧からのびる前線が東北地方を通過する。また、日本海にある別の低気圧

が東へ進む。

21日: 冬型の気圧配置が次第に緩み、日本付近は大陸からの高気圧に覆われる。

22日: 本州付近を覆う高気圧が南東に移動する。

23日: 日本の南岸に前線を伴った低気圧があって東へ進む。

24日: サハリン付近の低気圧からのびる前線が東北地方を通過する。

25日: 北日本は冬型の気圧配置となる。

26日: 大陸の高気圧が本州付近に張り出す。

27日: 引き続き、大陸の高気圧が北日本に張り出す。一方、東シナ海に前線を伴った

低気圧があって東へ進む。

28日: 日本の南岸と日本海に低気圧があって、ともに東へ進む。

29日: 房総半島付近の低気圧が発達しながら三陸沖を北上する。

30日: 三陸沖の低気圧が北東へ進み、北日本は次第に冬型の気圧配置となる。

31日: 日本付近は冬型の気圧配置となる。

3 気象統計値

各種観測値、統計値や平年値及び季節予報は気象庁ホームページに掲載しています。

【気象資料】 https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

【気象データのダウンロード(CSV)】 https://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/index.php

【季節予報】 https://www.jma.go.jp/jp/longfcst/102_00.html

[注意事項]

本資料の著作権は仙台管区気象台が有しています。掲載されているデータや図表を

利用する場合は「仙台管区気象台の資料に拠った」旨記載してください。

なお、営利を目的に増刷などを行う場合は所定の手続きに拠るものとします。

本資料に関する問い合わせ先

仙台管区気象台 気象防災部 防災調査課

(電話)022-297-8110

仙台、石巻の旬・月統計値 2020年 1月

要素 平均気温 平年差 階級区分 降水量 平年比 階級区分 日照時間 平年比 階級区分

地点 ℃ ℃ mm % h %

仙台 上旬 3.6 +1.5 かなり高い 22.0 168 多い 48.6 109 平年並

中旬 3.9 +2.3 かなり高い 6.5 73 多い 35.1 73 少ない

下旬 4.5 +3.2 かなり高い 98.0 653 かなり多い 50.3 90 少ない

月 4.0 +2.4 かなり高い 126.5 342 かなり多い 134.0 90 少ない

石巻 上旬 2.3 +1.1 高い 27.0 216 多い 50.3 101 平年並

中旬 2.5 +1.9 かなり高い 10.5 112 多い 37.7 69 かなり少ない

下旬 3.3 +2.9 かなり高い 39.0 300 多い 49.8 80 少ない

月 2.8 +2.1 かなり高い 76.5 219 多い 137.8 83 かなり少ない

4 気象経過図

5 気象分布図

2020 年 1 月