RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構...

9
RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医 募集案内 [初期・後期] RECRUIT BOOK

Transcript of RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構...

Page 1: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

RESIDENT

地方独立行政法人大阪市民病院機構

大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院

臨床研修医募集案内[初期・後期]

R E C R U I T B O O K

Page 2: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

阪急京都線

山陽新幹線

阪大新至

神崎川

十 三

阪急宝塚線阪

急神戸線

神洲橋

N

都島橋

源八橋

都島通

阪神高速長柄

リバーサイドホテル

至東野田

N

ACCESS GUIDE

医師宿舎(拓洋寮)

森ノ宮

緑橋

長堀鶴見緑地線

四つ橋線

阪神なんば線

御堂筋線

堺筋線

谷町線

今里

天神橋筋六丁目

筋線

N十三市民病院

総合医療センター

住吉市民病院

●地下鉄谷町線「都島」駅2番出口から西へ徒歩約3分●JR大阪環状線「桜ノ宮」駅東出口から北へ徒歩約7分

●阪急電鉄神戸線「神崎川」駅から南東へ徒歩約8分●阪急電鉄「十三」駅から北西へ徒歩約12分

〒534-0021 大阪市都島区都島本通2丁目13番22号TEL.06-6929-1221

〒532-0034 大阪市淀川区野中北2丁目12番27号TEL.06-6150-8000

総合医療センター十三市民病院

●地下鉄四つ橋線「玉出」駅4番出口から西南へ徒歩約7分●南海本線「粉浜」駅または阪堺線「東粉浜」駅から西へ徒歩約10分

東粉浜粉

国道26号線

阪神高速堺線

阪堺線南

海本線

下地 鉄四 橋つ 線

住吉第一

中学校

至西田辺

至堺市

至西梅田

至恵美須町

N

〒559-0012 大阪市住之江区東加賀屋1丁目2番16号TEL.06-6681-1000

住吉市民病院

地方独立行政法人大阪市民病院機構

〒534-0021 大阪府大阪市都島区都島本通2丁目13番22号TEL. 06-6929-3687FAX. 06-6929-7099http://www.osakacity-hp.or.jp/byouin/

Page 3: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

これまでも、これからもずっと。すべての医療は、地域に生きる人のために。

当機構のルーツは、明治20年より伝染病対策として開設された桃山病院にあります。

平成26年10月からは地方独立行政法人として新たな道を歩み始めました。

救急医療や小児・周産期医療、結核・感染症医療、精神医療、災害医療など

地域に不足する医療を提供してきた姿勢は変わることはありません。

これまでも、これからも。

地域医療の拠点として信頼に応えつづけます。

基本方針1. 患者さんの健康に生きる権利と人間としての尊厳を尊重します

2. より安心で信頼できる良質な高度専門医療を提供するとともに、医療水準の向上へ貢献します

3. 大阪市の中核病院として、地域医療機関との適切な役割分担のもとに連携を強化します

4. 医療を支える優れた人材を育成します

5. 職員が意欲的に働くことのできる、働きがいのある職場環境を作ります

6. 継続して良質な医療を提供できるよう、健全な経営基盤の確立に努めます

大阪市民病院機構が求める人物像

広く市民に信頼され、人間味あふれる温かな医療を提供する病院をめざします

大阪市民病院機構の理念

CHALLENGE常に問題意識を持ち変化をおそれずに目標に向かって行動できる人

COMMUNICATION病院で働くすべての職員と協力し課題解決にあたれる人

CREATIVE既存の方法・慣習にとらわれることなく自由な発想で仕事ができる人

CHALLENGE

CREATIVE

3CCOMMUNICATION

Page 4: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

04 05

総合医療センターでは、各科の到達目標の特殊性を考慮して、必修3科目(内科6か月・救急部門3か月、地域医療1か月)に加え、麻酔科(2か月)、精神科(1か月)、小児科(1か月)を必修科としています。これらの科は、研修内容を配慮し、経験しておくべき科であると考えたことに加え、将来どのような科を専攻するとしても、残りの選択期間(10か月)で十分な症例数を研鑽できるこ

とが大きな理由です。高度に細分化・専門化されている当センターですが、医師として経験すべき初期対応能力の重要性も十分認識し、バランスの良い研修を提供するよう努力しています。また、チーム医療の意義を自覚してもらうため、看護部門をはじめとしたコメディカル部門との交流も重視し、幅広い視野を持った臨床医の育成を行っています。

初期臨床研修コースでなにを学ぶか。初期臨床研修では、医師としての基盤を形成する重要な時期に、将来専門とする分野にとらわれることなく診療できる臨床能力を身につけることが重要であると考えています。初期臨床研修は、高度に専門分化した各診療科を備える総合医療センターが中心となり各研修協力施設と連携しながら、専門医療だけでなく医師としての基本的臨床能力の確実な修得を図ることで、全人的医療を実践することができる幅広い視野を持った総合臨床医の育成をめざしています。

COURSE INTRODUCTION[大阪市民病院機構の研修紹介]

初期臨床研修

図書室や実験室などの充実した学習環境

後期臨床研修との一貫教育による専門医修得が可能

専門的技能に加えて総合的かつ的確な初期対応能力の修得が可能

救命救急センターを運営しており、一般疾患から専門性を必要とする救急疾患まで研修が可能

初期臨床研修医

研修プログラム

研修プログラム(平成29年度)

研修の特徴

必須科目3科目/計14か月

●内科(6か月) 9科から3科を選択総合診療科、糖尿病内科・内分泌内科、腎臓・高血圧内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科・肝臓内科、血液内科、感染症内科、神経内科

●救急部門(3か月)●地域医療(1か月) 研修協力施設「大阪市立十三市民病院」「国立病院機構南和歌山医療センター(和歌山県)」「国民健康保険日南病院(鳥取県)」「高浜町和田診療所(福井県)」「公立穴水総合病院(石川県)」「美作市立大原病院(岡山県)」「公立豊岡病院朝来医療センター(兵庫県)」「公立豊岡病院日高医療センター(兵庫県)」「公立豊岡病院出石医療センター(兵庫県)」「公立浜坂病院(兵庫県)」「公立香住病院(兵庫県)」「公立村岡病院(兵庫県)」「隠岐広域連合立隠岐病院(島根県)」●麻酔科(2か月)●小児科(1か月)●精神科(1か月)

選択科目10か月

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

1年次

2年次

研修スケジュール(例)

選択

地域医療 精神 小児科

6789

研修ニーズに合わせ、オーダーメードのカリキュラムを提供

1直2勤体制の導入など、労働環境を配慮した研修プログラム

臨床研究センター、シミュレーションセンターを利用し、基本的手技の修得が可能

研修協力病院と連携し、専門医療と総合医療の双方の経験が可能

年間を通して多彩なセミナーを開催

12345

研修希望者へのメッセージ

清水 貞利医療安全管理部長 兼肝胆膵外科副部長、消化器外科副部長

教育研修センタ‒副部長

麻酔科(2か月)内科(6か月) 救急部門(3か月)

選択 選択

●当施設に設置のすべての診療科の中から選択●外科コース(2か月)もあり

研修診療科の選択は、選択科を含め、各研修医の希望を考慮しながら決定します。研修の時期と期間は、1か月単位で当該診療科と調整の上で設定します。原則として1年次に内科(6か月)及び救急部門(3か月)、2年次に地域医療(1か月)の研修を行うこととしますが、研修を効果的・効率的に行う観点から、時期を調整することがあります。なお、地域医療は、研修協力施設の中から1施設を選択し研修していただきます。

研修診療科の選択

大阪市民病院機構では、総合医療センターを中心に高度な専門医療を要する疾患から日常診療においてよくみられる疾患まで幅広く対応し、豊富に臨床経験を積んで頂くことができるだけの十分な症例の診療が行われています。

また、病院の理念を実践できる医師の育成を目指し、一人ひとりがより充実した研修生活を送って頂けるように、われわれ教育研修センターが研修医の身近な存在として2年間の研修生活をサポートしています。各診療科での日常診療における指導体制の充実はもちろん、症候学や診断学の勉強会をはじめ、気管内挿管や中心静脈穿刺、縫合手技、超音波実習など日常診療に役立つ様々な講習会を開催し、年間を通して十分勉強できる機会を設けています。初期研修は医師としての第一歩であるとともに、将来の方向性を決定し、医師としての資質を育む最も重要な時期であると考えています。忙しさの中にやりがいを感じ、活気あふれた雰囲気の中で楽しみながら思う存分研鑽を積んで頂けるものと思っています。

Page 5: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

後期臨床研修

06 07

平成30年度より新専門医制度における各科の専門研修プログラムに沿った後期研修を行います。総合医療センターでは、19の基本領域のうち12の領域において基幹施設としての申請を行っており、各領域とも連携施設との連携を図りながら、専門医資格の確実な取得に向け充実した研修プログラムを提供します。

※ローテートする連携施設や時期等については本人の希望を基に教育研修セ ンターが調整し、決定します。

COURSE INTRODUCTION[大阪市民病院機構の研修紹介]

専門修練医

基本領域研修プログラム

専門研修プログラム修了者で、医師免許取得後5年以上の臨床経験を有した者が、より高度で専門的な知識や技能(サブスペシャルティ)の習得を行うため、各診療科に所属し、日々の診療業務に従事しながら各分野のスペシャリストを目指します。また、専門領域の研鑽とともに、的確な判断・診療のできる指導者・チームリーダーとしての役割を果たせる能力の習得を図ります。

専攻医

研修希望者へのメッセージ

川﨑 靖子 生理機能検査部長 兼 肝臓内科副部長

臨床能力に不可欠な「人間性」も磨いてください。

教育研修センター長

研修生活全般のサポートを行う教育研修センターはどんな悩みも相談できる体制が整っており、毎年全国の大学や研修病院から情熱にあふれた若手医師を数多く受け入れています。医局には診療科の垣根を越えて研修医が集い、活発なコミュニケーションを図れるのも大阪市民病院機構の大きな特色のひとつ。症例の相談だけでなく悩みや夢を語り合い、医師として力強く歩んでいただきたいと思っています。後期研修をどう過ごすかで、その後の臨床能力が決まるといっても過言ではありません。高度医療の研鑽とともに、全人的医療、チーム医療で力を発揮できる人間性豊かな医師に成長してください。一緒に学んでいきましょう。

後期臨床研修でなにを学ぶか。後期研修の役割は、初期研修で修得した基本的臨床能力を基盤に、高度な専門性とより幅広い臨床能力を身につけることだと考えています。総合医療センターを中心にすべての診療科で高度専門医療から地域密着型医療に至るまで幅広い診療を行っているため、高度な専門性と総合的な診療能力双方の修得が可能です。また、多数の専門医の研修指定施設に認定され、全国トップレベルの症例の豊富さと多様さを誇ることから、効率よく専門医資格を取得することが可能です。

研修の特徴

サブスペシャルティ研修プログラム

基本的な研修から専門性の高い研修へ段階的に進める

専門以外の領域についても、幅広く学ぶことができる

臨床研究センターでは動物実験・術式開発・手技訓練等を実施

456

総合医療センター1施設に58の専門診療科が集結

各診療科で活発な学術活動や充実した症例検討会を実施

十三市民病院を含めて効率よく必要な症例を経験できる

123

研修スケジュール(例)

領 域 診療科 研修期間 連携施設等1年目

(卒後3年目)2年目

(卒後4年目)3年目

(卒後5年目)4年目

(卒後6年目)

専攻医

総合診療科初期急病診療部感染症内科糖尿病内科内分泌内科腎臓・高血圧内科神経内科循環器内科呼吸器内科消化器内科肝臓内科腫瘍内科血液内科緩和医療科呼吸器外科心臓血管外科消化器外科肝胆膵外科乳腺外科小児外科小児心臓血管外科

小児総合診療科小児代謝・内分泌内科小児血液腫瘍科小児神経内科小児循環器内科小児不整脈科小児救急科新生児科精神神経科

児童青年精神科

産科

婦人科

麻酔科

眼科

小児眼科

救命救急部

形成外科

小児形成外科

3

3

3

4

3

3

3

3

3

4

4

3

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター

総合医療センター 総合医療センター

総合医療センター(週1回連携施設で研修) 大阪市立大学医学部附属病院

総合医療センター 総合医療センター

総合医療センター

連携施設

総合医療センターまたは十三市民病院

総合医療センターまたは連携施設

大阪市立十三市民病院大阪市立大学医学部附属病院奈良県立医科大学附属病院など

大阪市立大学医学部附属病院浅香山病院小阪病院

中野こども病院大阪市保健所

大阪市中央急病診療所

大阪市立十三市民病院関西電力病院

枚方公済病院など

大阪市立大学医学部附属病院りんくう総合医療センター大阪府済生会千里病院

関西労災病院など

南大阪病院石切生喜病院

大阪市立大学医学部附属病院高槻病院

公立豊岡病院朝来医療センター公立豊岡病院日高医療センター

奈良県立医科大学附属病院大阪市立大学医学部附属病院

生駒市立病院多根総合病院府中病院など

総合医療センター

総合医療センター

大阪市立十三市民病院

大阪市立十三市民病院国立病院機構大阪医療センター

公立豊岡病院

大阪市立十三市民病院大阪市立住吉市民病院

泉大津市立病院石切生喜病院など

連携施設

連携施設

連携施設

連携施設

連携施設

連携施設

連携施設

連携施設

外 科

産婦人科

麻酔科

精神科

眼 科

救急科

形成外科

臨床検査

小児科

総合医療センター

総合医療センターまたは連携施設病理診断科病 理

中央臨床検査部

内科・小児科・救急

内 科

総合診療

Page 6: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

09

VOICE 臨床医として研修期間を送る医師たち。  その声を指導医からのコメントと合わせてご紹介します。

大阪市民病院機構での研修の最大の特色は、臨床現場の最前線で、幅広い多数の症例を経験できることです。さらに小児医療センターでは多くの専門科があり、経験豊富なスタッフによる指導が充実しています。そのため臨床上の疑問が複雑でも、必ず「答え」が見つかります。その「答え」の積み重ねが診療の自信につながり、医師としての「柱」ができていきます。将来の医師像に対する「答え」も見えてきます。子どもたちの未来を支えるために、皆様と一緒に働ける日がくることを心待ちにしています。

指導医からのコメント

九鬼 一郎総合医療センター小児神経内科医長

Q1.後期研修を受けようとされる方に向けたメッセージ大学時代から小児科医を志し、初期研修先を探す際から、細分化され、専門性の高い小児医療を提供して

いる総合医療センターでの研修を希望していました。初期研修時から、小児医療に携わる機会は多く、小児科

後期研修では、全ての小児内科系の科をローテートし、非常に多くの症例と出会い、また、尊敬できる指導者に

も恵まれ、充実した時間を過ごすことができました。そして、小児科領域の中でも、興味のある小児神経内科に

所属し、専門性を身につけるべく邁進中です。是非、小児科に興味がある方は、一度見学に来て下さい。

Q2. 後期研修の目的・特徴について総合医療センターの小児科は、細分化されており、非常に専門性の高い医療を提供しています。後期研修

では、小児内科系のすべての科をローテートするため、非常に多くの症例を経験することができます。また、多

くの教育熱心な上級医に指導を受け、充実した研修となります。各科をローテートする中で、小児科の中で

も、自分が将来進みたいと思える分野を見つけ、シニアレジデントとして、さらに研修を進めることができます。

福岡 正隆さん 広島大学(平成22年卒)

小児神経内科シニアレジデント 3年目

当院では、ダ・ヴィンチをはじめとする高度な医療機器や多岐にわたる診療科があり、一般的な外科手術から高度な手術、臓器をまたぐ複数診療科による合同手術など、さまざまな手術が行われています。また、他職種との連携によるチーム医療、癌治療においても、腫瘍内科、緩和医療科などと連携した医療を提供しています。外科の仕事は大変ですが、やりがいのある仕事です。私たちと一緒に患者さんのために頑張りましょう。少しのガッツがあれば女医さんでも問題なく頑張れます。

指導医からのコメント

日月 亜紀子総合医療センター消化器外科医長

Q1.後期研修を受けようとされる方に向けたメッセージいよいよ自分の希望する専門へと進む時期となり、期待と不安が混ざり合っている頃ではないでしょうか。

私は将来、地元の医療に貢献したいと考えていますが、「医局にとらわれない生き方ができる時代にいる

のだから、都会の大きい病院の医療を見てきなさい」という指導医の一言で総合医療センターでの後期

研修を希望しました。

Q2. 後期研修の目的・特徴について当センターの外科研修の特徴は、専門医取得に関連する全ての診療科が院内にあるということです。さら

に、各診療科の手術件数が多く、先進的な医療も含め様々な手術を経験することができます。外科医「に

なる」だけではなく、外科医「である」ためには、患者さんや手術への姿勢、経験、手技、考え方などを学ぶこ

とが必要だと思います。スタッフの先生方、先輩レジデントから、日々たくさんのことを教わっています。まだ

まだ成長よりも未熟さを感じ、悔しい思いをすることも多いですが、同期のレジデントと励ましあいながら毎

日を過ごしています。

飯田 優理香さん 富山大学(平成25年卒)

消化器外科レジデント 3年目

救命救急センターでは、テレビドラマの様な感動もあれば、苦しく困難

な事に直面する時も。そんな時に必ずしも一人で頑張るのではなく、

仲間がサポートしてくれる環境があります。研修医が「子どもの頃に憧

れた医師」になるための手助けをしたいと思っています。私たちと感動

や困難を分かちあいましょう。

指導医からのコメント

有元 秀樹総合医療センター救命救急部副部長教育研修センター副部長

Q1.後期研修を受けようとされる方に向けたメッセージ私は当院で研修を終え、現在は救命救急部レジデントとして勉強しています。救急医を志望したきっかけ

は、急変時に立ちつくすばかりの自分が情けなかったことと、駆けつけた救急の先生方が動じることなく救

命する姿に強い印象を受けたことです。私もどんな状況でも最善を尽くすことのできる救急医になりたいと

思いました。確かに救急では患者さんの生死にかかわる場面が多く、時には疲れてしまうこともありますが、

気さくで明るい先生方の中でいつの間にか頑張ろうと力が湧いてきます。

Q2. 後期研修の目的・特徴について当院はあらゆる科が揃っており、多種多様な症例を経験することができます。そして大病院であるのに各

科の垣根が低く、アットホームな雰囲気であるため、救急医だけでは解決できない臨床上の疑問点もすぐ

に解決できます。このような素晴らしい環境と尊敬する先生方の下で、ぜひ一緒に救命する仲間をお待ち

しています。

孫 麗香さん 大阪医科大学(平成26年卒)

救命救急部レジデント 2年目

総合医療センターは高度先進医療を提供する一方で、十三市民病院や住吉市民病院とも連携して「開かれた病院」を目指し、職員が一丸となって日夜診療に取り組み、地域医療にも貢献しています。また、大病院にありがちな診療科間の垣根は低く、忙しいながらもアットホームな雰囲気の中で日々の診療を行っています。初期研修や後期研修は医師としての土台造りに大切な期間です。また、研修期間中は医療に関する知識や技術を身につけるだけでなく、自立した社会人としての自覚を持ち、人の命を預かる医師としての倫理観や使命感、さらには医療チームの一員として必要な協調性や責任感を育むことも重要です。豊富な症例、多くの指導医に囲まれて日々の研修や診療に邁進することができる環境を提供したいと思います。

指導医からのコメント

山口 利昌総合医療センター初期急病診療部副部長教育研修センター副部長

Q1.初期研修を受けようとされる方に向けたメッセージ私が初期研修病院を選ぶにあたって最も重視したことは、幅広い経験を積める病院ということでした。実際に2

年間という限られた時間の中で、医師として必要とされる知識や技術、心構えを学ぶには、総合医療センターと

いう病院はベストな選択だったと思います。医学的な指導だけでなく、将来の進路や医師としての生き方につ

いても親身になって相談に乗ってくださる先生方に囲まれて、充実した研修生活を過ごしています。また、同期

の研修医は14人で、それぞれの出身地や出身校はバラエティーに富んでおり、様々な背景を持つ同期に刺激

を貰いながら日々の研修を送れるのもこの病院の魅力の一つだと思います。ぜひ一度見学に来てください。

Q2. 初期研修の目的・特徴について総合医療センターは大学病院の専門性と市中病院の地域性を併せ持った病院で、非常に高度な専門性を

要する疾患からcommon diseaseまで幅広く経験することができます。研修医の主な修行の場である救急

当直では、常に上級医の先生とディスカッションしながら診療を進められる体制があり、フィードバックも症例

毎にしっかり受けることができます。学会発表や抄読会などアカデミックな面も充実しており、中身の濃い研

修生活を送ることができます。

山田 直紀さん 名古屋市立大学(平成28年卒)

初期臨床研修医 2年目

08

Page 7: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

HOSPITAL GUIDE

10 11

大阪市立総合医療センターCHECKPOINT

小児から成人まで、幅広い症例を診療できる

各科に第1級の専門医を擁し高度専門医療に取り組める

学会指定の医療機関として研修に最適な環境で学べる

大阪市民病院機構は、大阪市立の3市民病院による地方独立行政法人です。

〒534-0021 大阪市都島区都島本通2丁目13番22号TEL:06-6929-1221

[大阪市民病院機構 病院ガイド]

V O IC E

58の診療科を擁する、大阪市の中核病院。

高度専門的医療の提供●救急告示病院(第3次救急医療機関) ●日本医療機能評価機構認定病院 ●地域がん診療連携拠点病院 ●小児がん拠点病院 ●大阪府災害拠点病院 ●第一種・第二種感染症指定医療機関 ●総合周産期母子医療センター ●エイズ治療中核拠点病院 ●地域医療支援病院 ●産婦人科診療相互援助システム基幹病院●新生児診療相互援助システム基幹病院 ●臨床研修指定病院(基幹型) ●精神保健福祉法指定医療機関(緊急措置入院)

D A T A

1.患者さんの健康に生きる権利と人間としての尊厳が尊重されるよう配慮するとともに良質な医療を平等に提供する。

2.大阪市の中核病院として地域医療機関との適切な役割分担のもとに連携を強化し、市民の“健康と生命を守る最後の拠り所”として必要な医療を提供する。

3.医療安全対策への取り組みや個人情報の保護など安心して医療を受けられる環境を整備する。

4.感染症医療、救急医療、災害医療、小児・周産期医療、精神医療などの政策医療ならびに臓器・疾患別の専門医療を提供する。

5.最新の医療機器を導入するとともに臨床に直結する研究を行い、その成果を医療現場に還元することで医療水準の向上を図る。

6.医療従事者のスキルを向上させる仕組み、キャリアアップの仕組みを実践することで専門的な知識や高度な先端技術を備えた医療人を育成する。

7.健全な経営基盤を確保し、継続して良質な医療を提供できる体制を整備する。

●大阪市立総合医療センター 3Hの理念 Heart For Public Service 広く市民に信頼され、地域に貢献する公的病院をめざす。

Humane 人間味あふれる温かな医療を実践する病院をめざす。

High-Technology 高度な専門医療を提供し、優れた医療人を育成する病院をめざす。

●基本方針

医師をはじめとした医療専門職がそれぞれの専門性を高めることを支援するために、総

合医療センターに教育研修センターを設置しています。教育研修センターには医師、

看護師及び事務職員を配置し、研修生活全般のサポートを行う体制が整っています。

初期臨床研修医の教育・育成に関しては、臨床の場ですぐに必要となる幅広いテー

マについて、経験豊富な専門医を講師として臨床教育研修講座を開催し、研修の質

的向上に努めています。また、個人面談等を通して研修状況を詳しく把握しています。

ほか

ほか

PICK UP 教育研修センター

病院の理念を実践できる人材の育成を。

技能実習

講義・症例検討

臨床教育研修講座

●モーニングレクチャー(週1回)症候学、総合診 ●イブニングレクチャー(週1回)問診、病歴、身体所見、症例検討会、講演会 ●基本臨床講座(月1回) ●臨床病理検討会(月1回) ●キャンサーボード(月1回) ●接遇研修 

●静脈注射、採血、ME機器管理 ●血液型検査、微生物培養、輸血 ●エコー実技講演会(腹部エコー、心臓エコー) ●外科的手技講習会(外科縫合、気管挿管、中心静脈確保、内視鏡手術)●二次救命処置コース  

許可病床数は1063床の大規模・高機能病院です。医師数は391名で、各科に第1級の専門医を有し、高度専門医療を提供しています。手術件数は、全身麻酔の手術が年間1800件超と西日本では最も多く、新生児から高齢者までのあらゆる手術を行っています。特にがん医療では、「地域がん診療連携拠点病院」に加えて全国15か所のみの「小児がん拠点病院」にも指定され、さらに、「総合周産期母子医療センター」「3次救急」「小児3次救急」医療機関のひとつであり、「第一種・第二種感染症指定医療機関」など多くの指定を受け、多様な医療ニーズに応えています。

総合医療センターの大切な役割のひとつが「医療を支える人材の育成」です。地域医療を支える人材のみならず、当院自身の将来を担えるような人材の育成に努めています。当院は数多くの研修指定施設に認定されており、あらゆる診療科でジェネラリストから専門医まで皆さんに研修の場を用意しています。初期臨床研修病院人気ランキングでも常にトップクラスです。あとは皆さんの熱意です。また、当院は大阪市内中心部にあり、どこへ行くにも便利です。傍を流れる「大川(旧淀川)」は、春は川沿いのさくら並木と造幣局の「桜の通り抜け」、夏は日本三大祭りのひとつである「天神祭」の「船渡御(ふなとぎょ)」と花火大会が有名です。さらに南側には大阪城も眺望できます。専門性を高めるべく医療に打ち込むハードな日々の中で、たまには若手医師同士でこうした周辺の環境を楽しんでリフレッシュしてください。熱意ある若手医師の皆さんを、職員一同お待ちしています。

●病床数:1063床 ●診療科目:総合診療科/糖尿病内科/内分泌内科/腎臓・高血圧内科/精神神経科/神経内科/皮膚科/循環器内科/呼吸器内科/消化器内科/肝臓内科/感染症内科/腫瘍内科/血液内科/緩和医療科/外科/整形外科/泌尿器科/眼科/耳鼻いんこう科/婦人科/形成外科/口腔外科/脳神経外科/脳血管内治療科/心臓血管外科/呼吸器外科/消化器外科/肝胆膵外科/乳腺外科/産科/新生児科/小児総合診療科/小児代謝・内分泌内科/小児神経内科/小児循環器内科/小児不整脈科/小児血液腫瘍科/児童青年精神科/小児外科/小児整形外科/小児泌尿器科/小児眼科/小児耳鼻いんこう科/小児形成外科/小児脳神経外科/小児心臓血管外科/小児言語科/小児救急科/麻酔科/放射線診断科/放射線腫瘍科/病理診断科/リハビリテーション科

瀧藤 伸英 病院長

来たれ! 熱意ある若手医師よ。

大阪市立総合医療センター 病院長

すみれ病棟 さくら病棟

(2017年4月現在)

臨床腫瘍センター

呼吸器センター腎センター

循環器センター感染症センター

脳神経センター

総合周産期母子医療センター

9F

10F

11F

12F

13F

14F

15F

16F

17F

18F

6F

7F

8F

血液内科、腫瘍内科

消化器内科、消化器外科、肝臓内科

肝臓内科、肝胆膵外科

整形外科

NICU、GCU、新生児科

児童青年精神科

小児科

小児科

緩和医療科

腫瘍内科、血液内科

消化器内科、消化器外科

呼吸器内科、呼吸器外科、皮膚科

泌尿器科、腎臓・高血圧内科

眼科、糖尿病内科、神経内科

腎移植・透析部

循環器内科、心臓血管外科

産科、MFICU

精神神経科

小児科

小児科

エネルギーセンター

さくらホール

小児医療センター

消化器センター

糖尿病・内分泌センター

耳鼻いんこう科、口腔外科、形成外科、整形外科

整形外科、糖尿病内科、内分泌内科、腎臓・高血圧内科

脳神経外科、脳血管内治療科、SCU、神経内科

循環器内科、総合診療科、初期救急

婦人科、乳腺外科、腫瘍内科、消化器内科、消化器外科感染症内科、総合診療科

MB

B1

1F

2F

3F

4F

5F 患者図書室、わくわくひろば、コンビニエンスストア、医局

救命救急センター、集中治療センター、ICU、ECU、CCU、PICU、HCU

手術センター、検査部門

外来診療部門、画像診断部門

外来診療部門、救命救急センター受付、ER・外傷センター、リハビリテーション部

設備スペース

核医学・放射線治療部門、物品管理供給部門、栄養部門

Page 8: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

HOSPITAL GUIDE

12 13

大阪市立十三市民病院CHECKPOINT

〒532-0034 大阪市淀川区野中北2丁目12番27号TEL:06-6150-8000

[大阪市民病院機構 病院ガイド]

大阪市立住吉市民病院 〒559-0012 大阪市住之江区東加賀屋1丁目2番16号TEL:06-6681-1000

施設認定など●市町村災害医療センター ●産婦人科診療相互援助システム協力病院 ●新生児診療相互援助システム協力病院 ●地域周産期母子医療センター ●臨床研修指定病院(協力型)

D A T A

●病床数 198床 ●診療科目:小児科/小児神経内科/小児外科/産婦人科/麻酔科/放射線科 

●大阪市立住吉市民病院の理念  患者さん中心の、おもいやりのある質の高い医療を提供し、

市民の皆さまに信頼される病院をめざします。

本館 西館

MRI棟

栄養部MRI室

手術棟 北館病棟(産婦人科、

新生児未熟児室、NICU)

診療録管理室

外来診療室、放射線科、薬剤部、入院外来受付

手術室 医局

中央材料室

病棟(小児科)、中央臨床検査部 2F

1F

3F

地域の医療機関との連携を進めながら、従来の診療科の枠組みを超えたチーム医療を積極的に推進しています。

地域の中核病院としての急性期医療。

施設認定など●日本医療機能評価機構認定病院  ●救急告示病院(第2次救急医療機関)  ●市町村災害医療センター ●新生児診療相互援助システム協力病院 ●臨床研修指定病院(協力型) ●赤ちゃんにやさしい病院(BFH)

専門医のキャリアを積みつつ地域医療に貢献できる

内視鏡研修の環境が整い短期間での上達が可能

他科との距離が近く専門以外の分野も学べる

(2017年4月現在)

V OI C E

大川 清孝 病院長

地域医療の実践を十三市民病院で。

大阪市立十三市民病院 病院長

D A T A

9F

B1

1F

2F

3F

4F

5F

6F

7F

8F

すかいルーム・ヘリポート

病棟(結核病棟)

病棟(消化器内科、外科、泌尿器科)

病棟(内科、整形外科、眼科)

病棟(内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、小児科)

病棟(新生児未熟児室、産科、婦人科)

手術室、中央材料室

外来診療室、中央臨床検査部

入院外来受付、外来診療室、リハビリ室、放射線科、薬剤部

内視鏡センター、栄養部、機械室

(2017年4月現在)

※2018年3月に閉院予定

●病床数:263床 ●診療科目:内科/糖尿病内科/循環器内科/呼吸器内科/小児科/消化器内科/外科/整形外科/皮膚科/泌尿器科/産婦人科/眼科/耳鼻いんこう科/麻酔科/放射線科/リハビリテーション科 

●大阪市立十三市民病院 3つの理念  市民に信頼され、地域に貢献する病院をめざします。

 人間味あふれる温かな医療を実践する患者中心の病院をめざします。

 将来にわたり、市民の医療ニーズに応える病院をめざします。

V O IC E

高木 康裕さん 大阪市立大学(平成26年卒)

臨床医としての基礎を身につけるのに適した環境です。

シニアレジデント 2年目

昭和24年開設。地域の中核病院として16の診療科を有し、専門医が質の高い医療を行い、急性期医療の充実に努めています。特色ある医療に関しては、平成25年3月に内視鏡センターを立ち上げ、外科系診療科については、ALTA硬化療法なども行っています。救急医療に関しては、内科系の2次救急医療を平成23年4月から週に1回(原則として日曜日)開始していましたが、平成26年11月からは土曜日にも拡大し、週に2回(土曜日及び原則日曜日)実施しています。政策医療である結核医療に関しては、平成22年2月に北市民病院から結核病棟を移設し、さらに、平成25年10月に結核病棟を拡大し、39床へ増床、結核を含む呼吸器医療の提供をしています。今後も、地域の医療機関との連携を深めながら、幅広い医療を提供し、地域に根ざした医療を通じて、地域から信頼される病院として役割を果たしてまいります。

十三市民病院は263床の地域に密着した中規模の病院で、高度急性期をめざしている大病院ではなくcommon diseaseであっても適切な診断・治療を行い、患者さんや紹介医に満足していただくことをめざしています。内視鏡センターではsedationによる検査・治療を実施しており患者さんの高評価を受けています。大腸内視鏡挿入法、ポリぺクトミー、ESD、ERCPなどの内視鏡研修ができやすい環境を整えており、短期間での上達が可能です。全科でのカンファレンスも実施しており、大病院に比べて他科との距離が近く、専門以外のことも広く学べる環境にあります。また、プライマリーケアや頻度の高い疾患を幅広く学べる環境にあり、後期研修に適した環境にあると自負しています。当院はアットホームな雰囲気でスタッフとともにチーム医療を実践できるよい環境にあります。急性期病院として私たちとともに専門医のキャリアを積みながら地域医療に貢献しませんか。医療に真摯に取り組む意欲のある先生方を歓迎いたします。

十三市民病院は地域密着型の医療を行っています。全く初診の患者さんや、2次救急で搬送されてきた患者さんの診断及び初期治療にあたることも多く、内科として幅広い症例を経験できます。中規模の病院であるため、各科間のコミュニケーションは良好で、consultが非常にしやすい環境で医療を学ぶことができます。呼吸器内科としての特色は、結核病棟があることで、その治療の実際を経験できることは、貴重なものになると思います。また、悪性疾患・良性疾患ともバランス良く経験でき、気管支鏡検査の件数も十分にあるため、呼吸器内科医としての基礎を身につけるのに適した研修病院であると思います。後期研修先として一考の価値があると思いますので、ぜひ気軽に見学にいらしてください。

Page 9: RESIDENT...RESIDENT 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター / 大阪市立十三市民病院 / 大阪市立住吉市民病院 臨床研修医

14 15

Qand A日本内科学会

日本小児科学会日本皮膚科学会日本精神神経学会日本外科学会日本整形外科学会日本産科婦人科学会日本眼科学会

日本耳鼻咽喉科学会日本泌尿器科学会日本脳神経外科学会日本医学放射線学会日本麻酔科学会

日本病理学会日本臨床検査医学会日本救急医学会

日本形成外科学会日本リハビリテーション医学会日本消化器病学会日本循環器学会日本呼吸器学会日本血液学会日本内分泌学会日本糖尿病学会

日本腎臓学会日本肝臓学会日本アレルギー学会日本感染症学会日本神経学会日本消化器外科学会日本呼吸器外科学会日本胸部外科学会日本小児外科学会日本小児神経学会日本消化器内視鏡学会日本大腸肛門病学会日本周産期・新生児医学会

日本超音波医学会日本集中治療医学会日本透析医学会日本臨床腫瘍学会日本臨床細胞学会日本放射線腫瘍学会日本てんかん学会日本インターベンショナルラジオロジー学会日本脳神経血管内治療学会日本肝胆膵外科学会日本乳癌学会日本高血圧学会日本手外科学会日本心血管インターベンション治療学会日本呼吸器内視鏡学会日本口腔外科学会日本婦人科腫瘍学会日本静脈経腸栄養学会

日本熱傷学会日本頭頚部外科学会日本小児循環器学会日本がん治療認定医機構マンモグラフィ検診制度管理中央委員会母体保護法日本緩和医療学会日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会日本胆道学会日本総合病院精神医学会日本外科感染症学会日本脈管学会日本核医学会日本気管食道科学会日本脳卒中学会日本消化管学会日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会

日本産科婦人科内視鏡学会日本甲状腺学会日本胸部外科学会・日本心臓血管外科学会・日本血管外科学会関連10学会構成日本ステントグラフト実施基準管理委員会経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会日本動脈硬化学会日本不整脈心電学会日本リウマチ学会日本小児血液・がん学会日本食道学会日本病院総合診療医学会日本脊椎脊髄病学会

施設認定内容

学会等名称 認定等の区分

病院名

学会等による施設認定の状況(2017年4月現在)

病院名 総合・・・総合医療センター/十三・・・十三市民病院/住吉・・・住吉市民病院

認定医制度教育病院認定医制度教育関連病院専門医研修施設認定研修施設精神科専門医制度研修施設外科専門医制度施設認定医制度研修施設専門医制度専攻医指導施設専門医制度研修施設専門医制度眼科研修プログラム施行施設専門医研修施設専門医教育施設専門医研修プログラム基幹施設放射線科専門医総合修練機関麻酔科指導病院麻酔科認定病院研究認定施設B認定研修施設指導医指定施設救急科専門医指定施設認定医研修施設研修施設専門医制度認定施設認定循環器専門医研修施設認定施設認定医血液研修施設認定教育施設認定教育施設連携教育施設(小児科)認定研修施設認定医制度認定施設アレルギー専門医教育施設認定研修施設専門医制度認定教育施設専門医制度指定修練施設専門医制度基幹施設認定医認定制度指定施設認定医制度認定施設小児神経専門医研修施設専門医制度指導施設認定施設母体・胎児・新生児認定基幹施設専門医制度暫定研修施設専門医制度指定認定施設専門医研修施設専門医研修施設認定施設認定研修施設認定施設認定施設てんかん専門医制度認定研修施設専門医・指導医修練施設認定研修施設高度技能専門医修練施設認定医・専門医制度認定施設高血圧認定研修施設研修施設認定研修施設認定施設研修施設指定修練施設栄養サポートチーム(NST)稼働施設栄養サポートチーム(NST)専門療法士認定教育施設熱傷専門医認定研修施設頭頚部がん専門医研修準認定施設専門医修練施設認定研修施設検診画像認定施設指定医研修機関認定研修施設臨床遺伝専門医制度研修施設認定指導医制度指導施設一般病院連携精神医学専門医研修施設外科周術期感染管理教育施設認定研修指定施設専門医教育病院認定気管食道科専門医研修施設(咽喉系)認定研修教育病院胃腸科指導施設エキスパンダー実施施設インプラント実施施設認定研修施設認定専門医施設心臓血管外科専門医認定基幹施設腹部ステントグラフト実施施設胸部ステントグラフト実施施設実施施設ストーマ認定施設専門医認定教育施設認定不整脈専門医研修施設教育施設専門医研修施設食道外科専門医認定施設認定施設脊椎脊髄外科専門医基幹研修施設

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●

●●●●

●●

●●

●●●

Q

A

研修終了後の進路は?

初期研修修了後は、引き続き後期研修を行うことも可能で、その後は大学や公的病院などの各方面で第一線の医師として活躍しています。欠員の状況にもよりますが、当機構の正規職員への道も開かれています。なお、正規職員としての勤務先は、研修を行った病院だけではなく、他の市民病院も対象となります。

年度により異なりますが、平成28年度修了者15名のうち10名(67%)が総合医療センターで引き続き後期研修を行っています。

Q

A

初期研修医が後期研修医として継続して研修を行う割合は?

初期研修については、医学部5回

生・6回生を対象とした病院見学会

を開催しています。開催日程等につ

いては、大阪市民病院機構ホーム

ページをご覧ください。後期研修の

病院見学については、随時受け付

けております。

臨床医に関して、よく寄せられる質問をご紹介します。

このほか、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

臨床研究に携わることは可能ですか?Q

A総合医療センターに臨床研究センターを設置し、研究室及び動物実験室を利用した診断と治療に直結する臨床研究を行っています。また外科系では、手術のトレーニングと術式の開発にも実験室を利用しており、貴重な研修の場となっています。

Q

A

研修環境について教えてください。

各病院内に医局及び図書室を設置しています。また医師宿舎を総合医療センターの隣接地に設置しています。医師宿舎は2棟で計48室あります。入居は初期研修医を優先としていますが、空室があれば後期研修医の利用も可能です。

医師宿舎の間取り例

病院見学会(要予約)

総合 十三 住吉

Q

A

研修医は何名在籍していますか?

平成29年4月現在、市民病院機構全体で初期研修医は1年目13名、2年目14名の計27名。後期研修医はレジデント・専攻医が89名、シニアレジデントが70名の計159名が在籍しています。

(2017年4月現在)

Q

A

出身大学は?

初期研修医では、徳島大学、滋賀医科大学、和歌山県立医科大学、近畿大学、川崎医科大学などを卒業された方が在籍しており、後期研修医では、大阪市立大学、和歌山県立医科大学、大阪医科大学、兵庫医科大学、奈良県立医科大学、徳島大学、大阪大学、神戸大学、近畿大学、京都府立医科大学などの全国の医系大学出身の方が在籍しています。

(2017年4月現在)

納得のいく臨床研修にしたいと思う方はぜひお越しください。

A

Q 育児制度はありますか?

総合医療センターの隣接地(医師宿舎の1階)に、院内保育所を設置しています。また、産前・産後休暇や、子どもが急病の時などに取得が可能な、子の看護休暇、育児休業、部分休業、早出・遅出勤務の制度を設けています。

●基本保育時間

一般保育(月・水・木・土) 07:30~20:30一般保育(火・金) 07:30~21:30準夜保育(水・土) 15:00~翌01:30夜間保育(水・土) 23:00~翌10:30一時保育(月~土) 07:30~20:30日曜保育 07:30~20:30

初期研修医男女比

後期研修医男女比

45%55%

(2017年4月現在)

Q

A

女性医師は何名在籍していますか?

平成29年4月現在、市民病院機構全体でスタッフ59名、初期研修医19名(70%)、後期研修医71名(45%)の女性医師が在籍しています。女性の指導医も多く、親身になって相談にも応じていますので、女性の方も安心して研修を受けることが可能です。

70%30%